ゆる言語学ラジオ

@yurugengo · 50 記事 · 14時間前
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38:10
14時間前▶ 38:10 → 17分で読めます

ひろゆきの「嘘を嘘と見抜ける人でないと」はどこが問題か 戦争の言葉から考える言語行為論

ゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見が「戦争と言葉」をテーマに話した回である。水野は冒頭で、ひろゆきの「嘘を嘘であると見抜ける人でないと(匿名掲示板を使うのは)難しい」という発言を取り上げる。この発言は正論としてよく引用されるが、水野は「ある点では問題がある」と考えている。その理由を説明するために、まず戦争で人が人を殺せるようになる条件を確認し、次にルワンダの虐殺で言葉が果たした役割、最後に言語哲学

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1週間前▶ 42:32 → 19分で読めます

人は本当に人を撃てないのか――『戦争における「人殺し」の心理学』から考える距離、条件づけ、SNSの誹謗中傷

ゆる言語学ラジオの「好きなことを喋らせろ」回で、水野太貴は一冊の本を取り上げた。デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』である。水野が最初に示したのは二つの数字だ。第二次世界大戦で実際に敵に向かって発砲した兵士は15〜20%しかいなかった。ところがベトナム戦争では、その割合が90%以上に跳ね上がる。人は本性として暴力的なのか。そうでないなら、なぜ発砲率はこれほど変わったのか。水野はこの

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2週間前▶ 46:48 → 17分で読めます

子どもの言い間違いは何を映すのか:今井むつみ氏と読む「赤ちゃんミステイクアワード」

ゆる言語学ラジオの企画「赤ちゃんミステイクアワード」は、視聴者から寄せられた子どもの言い間違いを紹介し、その背後にある子どもの賢さを読み解くコーナーだ。今回は認知科学者の今井むつみ氏をゲストに迎え、堀元見、水野太貴の両パーソナリティと投稿を読んでいった。今井氏は、子どもは聞いた言葉を分解し、推論(アブダクション)で意味を当てはめ、間違いを恐れずに使ってみる。その過程が語彙を急速に増やす鍵になってい

58:07
3週間前▶ 58:07 → 22分で読めます

コメンテーターの「正解」はどこにあるのか:ゆる言語学ラジオ・水野と堀元の出演反省会

ゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見は、最近ニュース番組やラジオでコメンテーターを務める機会が増えている。水野は地上波の情報番組やラジオでニュースへのコメントを求められることがあり、堀元もABEMAの帯のニュース番組『ABEMA Prime』に2時間出演した。この回は雑談回として、2人が直近の出演を振り返る。論点は、良いコメントとは何か、自分の持ち味を出すべきか場に合わせるべきか、の2点である。2人

57:35
4週間前▶ 57:35 → 24分で読めます

面接で「えーっと」が多い人は落ちても仕方ないのか フィラー・吃音・面接の偏りをめぐる議論

「えっと」「あの」といったフィラーを面接で多用する人が不採用になるのは仕方がないのか。ゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見が、X(旧Twitter)で話題になった投稿をきっかけにこの問いを論じた回である。水野は言語学の立場から、フィラーを出す人を評価しない風潮に「抗いたい」と表明している。一方の堀元は、自分の話し方からフィラーを意識して消した経験があり、元の投稿に共感する側から議論に加わる。対話は吃

29:25
2026年8月25日▶ 29:25 → 16分で読めます

吃音はどのように隠されるのか:言い換えの工夫と「乗っ取られる身体」

ゆる言語学ラジオの吃音シリーズ第2回である。前回、吃音のある人の割合は子どもの頃は多く、大人になると減るという話が出た。今回の出発点は、その減少の理由である。水野によれば、大人になって吃音が減ったように見える人の中には、治ったのではなく、吃音を隠すテクニックが上達しただけという人が少なくない。今回は、当事者がどんな場面で困難を感じ、どう工夫して「吃音がない人のように」振る舞っているのかを具体例で紹

32:34
2026年8月18日▶ 32:34 → 14分で読めます

吃音はなぜ起こるのか:発話の仕組み、起きやすい場面、原因をめぐる説の変遷

言葉の最初の音を何度も繰り返したり、詰まって出てこなかったりする「吃音」は、なぜ起こるのか。ゆる言語学ラジオのこの回では、水野太貴が複数の文献をもとに解説し、堀元見が聞き手として質問やたとえを挟む。水野は、吃音を「そういう人」という雑なくくりで捉えるのは不十分だと考えている。同じ人でも場面によって出たり出なかったりするからだ。回の前半では、普段は意識しない発話の複雑さを確認する。後半では、吃音が起

40:08
2026年8月11日▶ 40:08 → 20分で読めます

「学校では正しいことを教えるべき」は本当か:方便としての単純化をめぐる水野と堀元の対話

ゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見が、「教えるときにどこまで正確な知識を教えるべきか」を話し合った回である。きっかけはSNSで見かけた英文法の教え方への批判だった。二人は最初から同じ立場をとる。学校や予備校で単純化した説明をすること自体に問題はない、という立場である。そのうえで、単純化を批判する人の動機、教える側が持つべき理解、理科教育の組み立て方、コンピュータや言語のように説明しにくい対象の扱い

34:37
2026年8月4日▶ 34:37 → 12分で読めます

There構文は何のためにあるのか:中学・高校・言語学の3段階で読み解く

「どこどこに何々がある」と言いたいなら、be動詞が存在を表すのだから「A book is on the desk」と言えばよい。それなのに、なぜ英語には「There is a book on the desk」という形があるのか。ゆる言語学ラジオの水野太貴は、中学校で丸暗記したこのthere構文の存在意義に決着をつけるとして、「カタルシス英文法」シリーズの一回として解説した。聞き手は堀元見である。

45:22
2026年7月28日▶ 45:22 → 17分で読めます

東京の人が冷たく見えるのは「友達が足りている」からなのか

ゆる言語学ラジオのこの回は、水野太貴さんの「東京の人がなんとなく冷たく感じる理由が完全に分かった」という話から始まる。水野さんの仮説はこうだ。東京には友達がすでに足りている人と、新たに友達を求めている人がいる。上京者は後者なので、前者からは距離を置かれる。堀元見さんはこの仮説が「4割ぐらいしか合っていない」と応じる。そこから、足りていないのに足りているふりをする人、誘えない心理、べったりした友情へ

58:12
2026年7月21日▶ 58:12 → 31分で読めます

「説明が上手い=頭が良い」は本当か――ゆる言語学ラジオ、城崎温泉での議論

ゆる言語学ラジオの水野太貴さんと堀元見さんが、城崎温泉の旅館で川を眺めながら収録した回である。テーマは、インターネットでよく論争になる「頭がいい人は説明もうまい」という言説だ。水野さんはこの言説に反対の立場から問題提起し、堀元さんは一度賛成側に立ってから議論に応じる。話は「頭がいい」という言葉の定義、例え話の危険性、レトリックと正しさ、読書スタイルや忍耐力、段取りとEQにまで広がり、最後は視聴者に

36:17
2026年7月14日▶ 36:17 → 16分で読めます

堀元見が「YouTuber小学1年生」の井上逸兵に教えたタイトルの付け方と、公開する者の心構え

慶應義塾大学教授で「いのほた言語学チャンネル」を運営する井上逸兵を、ゆる言語学ラジオの堀元見が教室に呼び出し、教師役として説教する。そういう寸劇仕立ての回である。井上は学生服姿で、水野太貴も生徒役として同席し、質問や補足を挟む。堀元は井上について「慶應の教授かなんか知らんけど、YouTuberとしては小学1年生だ」と言い切る。井上は以前から「YouTuberとして成功したい」と口にしており、堀元は

37:03
2026年7月7日▶ 37:03 → 16分で読めます

英語は「ズケズケ言う」言語なのか――井上逸兵氏と考える日本語と英語のポライトネス

日本語は遠回しで間接的、英語ははっきり言う直接的な言語だという見方は広く共有されている。日本語は言いさしや主語の省略が多く、敬語の形式も発達している。一方、英語は事実を断言し、主語も明示し、敬語もないと学校で習った覚えがある。ゆる言語学ラジオの堀元見氏と水野太貴氏がこの通念をぶつけると、社会言語学者の井上逸兵氏は「3割ぐらい合ってます」と答え、むしろ「全く逆」だと述べた。本記事では、日本語と英語の

37:51
2026年6月30日▶ 37:51 → 16分で読めます

ラーメン二郎の「ニンニク入れますか?」を言語学で読む:合図、台本、指標性

ラーメン二郎では、店員が「ニンニク入れますか?」と聞く。形のうえでは「はい」か「いいえ」で答える質問だが、客は「ニンニクマシ、ヤサイカラメ」のようにトッピングの好みを返す。ゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見は、この奇妙なやり取りを題材に、慶應義塾大学で社会言語学を教える井上逸兵をゲストに迎えて話を聞いた。キャンパスのある三田には二郎の本店がある。井上は10年以上食べていなかったが、収録の依頼を受け

38:06
2026年6月23日▶ 38:06 → 10分で読めます

停電、建築、テロ、セロハンテープ――偶然と環境が明かした発見をめぐるうんちくクイズ

ゆる言語学ラジオの企画「うんちくエウレーカクイズ」の回である。堀元見と水野太貴が、かつて東海高校時代に同じ企画で出題してくれた水谷君らを出題者として再び迎え、視聴者投稿と出題者自作の問題に挑んだ。この回に並んだ問題には、狙った研究ではなく偶然の出来事や周囲の環境が発見や文化の変化を生んだ、という共通点がある。二人は質問で範囲を絞りながら答えにたどり着き、途中でそれぞれが知っている似た事例を持ち出し

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2026年6月16日▶ 38:34 → 14分で読めます

「ホテらすネツタイヤ」から「無条件においしい」まで 歌詞と広告コピーを言語学で読む

ゆる言語学ラジオの「広告コピーを読む会」の回である。広告コピーに限らず、歌詞、看板、帯の文句など、日常会話では出会わない変わった言葉づかいを取り上げ、どこが面白いのかを言語学の観点から話している。話し手は言語学を専攻した水野太貴と、堀元見の二人だ。一つ一つの例から、日本語の文法のどの性質が使われているのかを考えるのが回の軸になっている。

30:47
2026年6月9日▶ 30:47 → 11分で読めます

「知らんのか」「ハネオツパイ」「賃構」:響きだけで集めた言葉を語り合う

ゆる言語学ラジオの水野太貴は、日頃から集めている単語をデータベースにしており、その中に「面白い響き」というタグを付けている。この回では、そのタグに溜まった語を堀元見に紹介していく。意味の面白さではなく、音の並びが別の何かに聞こえることや、意味と響きが合っていないことを楽しむ回である。水野が「響きが面白い」と言って語を出し、堀元が「本当は別の理由でメモしただろう」と突っ込むやり取りが最後まで続く。

41:13
2026年6月2日▶ 41:13 → 18分で読めます

右耳の耳垢から「声を評価してよいのか」へ ゆる言語学ラジオが考えたバザールとクラブ

ゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見による雑談回である。水野の右耳が急に聞こえなくなった話から始まり、ポッドキャストで当たり前のように交わされる「いい声」「聞きづらい声」という評価はルッキズムと同じ問題を抱えていないか、という問いに移っていく。水野自身は「答えは出ていない」と言う。二人は議論の途中で、AI時代の就職活動やマッチングアプリ、滑舌の指摘の是非にも話を広げ、最後はリチャード・ローティの「バ

32:15
2026年5月26日▶ 32:15 → 9分で読めます

「違くない?」「ヤバみ」は日本語の乱れなのか 言語学者と検証する新しい言い方の仕組み

「違くない?」「違うくない?」「ヤバみがある」。こうした言い方は日本語の乱れとして批判されやすい。ゆる言語学ラジオのこの回では、堀元見があえて「乱れだ」と主張する側に立ち、水野太貴と、番組の監修者で日本語学者の高田祥司が、これらの表現を擁護する。高田の立場ははっきりしている。どの表現にも形と意味の面で生まれる理由があり、日本語の歴史の中で繰り返し起きてきた変化と同じ仕組みで説明できる、というものだ

35:35
2026年5月19日▶ 35:35 → 15分で読めます

新明解国語辞典第8版を通読した話者が選ぶ「極上の語釈」:重い恋愛観、にじむ悪意、基本語の説明

ゆる言語学ラジオの水野太貴は、1700ページほどある『新明解国語辞典』第8版を3年かけて通読した。『新明解』は語釈が独特な辞書として知られている。最も尖っていたのは第4版で、版を重ねるごとにマイルドになり、最新の第8版はもう尖っていないとも言われる。水野はこれに異を唱え、第8版にも「極上の語釈」が残っていると主張する。本稿は、TBS赤坂での公開収録(観客約100人)で、水野が堀元見を相手にその語釈