堀元見が「YouTuber小学1年生」の井上逸兵に教えたタイトルの付け方と、公開する者の心構え
ゆる言語学ラジオ慶應義塾大学教授で「いのほた言語学チャンネル」を運営する井上逸兵を、ゆる言語学ラジオの堀元見が教室に呼び出し、教師役として説教する。そういう寸劇仕立ての回である。井上は学生服姿で、水野太貴も生徒役として同席し、質問や補足を挟む。堀元は井上について「慶應の教授かなんか知らんけど、YouTuberとしては小学1年生だ」と言い切る。井上は以前から「YouTuberとして成功したい」と口にしており、堀元はその意気を買って、YouTubeの基本を叩き込むという設定だ。
厳しい口調と笑いが続くが、話は具体的である。タイトルの言葉選び、スマホ表示での文字数、動画の画面比率、冒頭の切り抜き、ボツにする判断を順に取り上げ、最後にYouTubeで何かを公開する人の姿勢に行き着く。
「誰が見るんだ」――専門用語で始まるタイトル
堀元がまず読み上げたのは、いのほた言語学チャンネル第320回のタイトル「Systemic Functional Grammarはなぜ『選択体系機能言語学』と訳されるのか?」である。堀元の反応は「誰が見るんだ」の一言だった。井上は「めっちゃバズると思った」と答え、ここで堀元は、井上の問題は感覚が大学教授のままであることだと指摘する。
最も時間をかけて添削されたのは第404回のタイトルだ。前半は「エンレジスタメント(enregisterment・レジスター化)とレジスター」。堀元は、この部分では同じことを3回言っていると指摘した。エンレジスタメント、その英語表記、「レジスター化」は同じ概念の言い換えにすぎず、その後に続く「レジスター」もほぼ同じ内容だという。井上は、急いで付けたので時間がなかったかもしれないと認めた。
一方で堀元は、後半の「コンビニ敬語、ファミレス敬語を社会言語学から見ると?」を高く評価する。「こちらサラダになります」は正しいのか、という話題は気にしている人が多く、ゆる言語学ラジオでも敬語や言葉遣いの正誤は定番の、確実に伸びるネタだというのが堀元の見立てである。
大学の先生向けの前半、一般向けの後半
井上はタイトルの構成に意図があったと説明した。チャンネルの動画は一定数、大学教員が授業で使っており、前半はそうした人向け、後半は一般向けとして書いたのだという。
堀元はこの説明を受けて、YouTubeの基本は「手前に引きのある情報を持ってくる」ことだと言う。大学教員のようにどうせ動画を見る人はタイトルを最後まで読む。タイトルは、ぱっと見てクリックするか迷っている人のためにある。だから順番を入れ替え、一般向けの部分を前に出すべきだし、できれば専門用語の部分はタイトルから外すのがよい。大学の先生に見せたいなら、「エンレジスタメントの話です」と概要欄に書けば足りるという。
チャンネル名と回数を入れない理由
第404回のタイトルには、末尾にさらに約20文字、「【いのほた言語学チャンネル第404回】」が付いていた。井上は、入れたほうがチャンネル名を知ってもらえると考えていた。堀元によれば、YouTubeはアプリでもブラウザでもタイトルのすぐ下にチャンネル名が表示されるので、重ねて書く意味はない。
水野は、レポートで字数を稼ぐ感覚で入れられるものを全部入れたのではないかと尋ねた。井上はタイトルの上限が100字なので埋めなければと思っていたと明かす。堀元は、下限の字数制限はないので稼ぐ意味はなく、評価が下がるだけだと答えた。
回数の表記も不要だと堀元は言う。「第404回」とあると、それまでの403回を全部見ないと見てはいけないのかと視聴者が不安になるからだ。回数は概要欄には書いてよい。概要欄を読むのは真面目なファンだけで、彼らはどうせ読むからだという。
タイトルとサムネが再生数のほぼ全て
水野が、タイトルは再生数にどれくらい影響するのかと根本的な問いを投げると、堀元は「サムネとタイトルが再生数のほぼ全てだ」と答えた。日本でもタイトルのABテストが解禁され、YouTuberは「?」がいいか「!?」がいいかのレベルで調整しているという。そんな中で専門用語を入れている場合ではない、というのが堀元の主張である。
水野は例を出して補足した。生物学のチャンネルで「selectionは淘汰とすべきか、選択とすべきか」というタイトルがあれば、内輪向けの話題だと感じてしまう。英語で書くだけで一般の視聴者は離れるだろう。堀元はこれを受けて、自分がまったく何も知らない外の人間だったら見るかどうか、そこに毎回立ち返るのがサムネとタイトル付けの基本だと述べた。
水野は、大学の授業では学生の反応から「この話は受ける」と分かるのではないかとも尋ねた。井上の答えは、授業では最初に何を出しても、話が面白ければ聞いてくれるので、タイトルのようなものはあまり関係ない、というものだった。堀元は、授業には途中で帰る学生がいない、つまり「視聴維持率」が存在しないと指摘し、最初の3秒で引きつける必要もない環境に甘やかされてきたのだと、冗談めかして井上を叱った。
スマホでは20文字前後で切られる
堀元はさらに、スマホ環境では長いタイトルが途中で省略されることを挙げた。第404回をスマホで見ると、表示されるのは「エンレジスタメント(enregisterment・レジスター化)とレジスター」あたりまでで、それではクリックする人はいない、と堀元は言う。井上が「見ている人はいた」と反論すると、堀元は「NASAの陰謀だ」と冗談で返した。
水野は、YouTubeはみんなスマホで見ているので、この時点でかなり不利になると整理した。堀元によれば、YouTuberはタイトルが手前で切られる前提で、20文字弱に引きのある情報を詰め込むゲームをしている。そのゲームで大学の先生向けのアピールを最初に置いた結果がこれだった、と水野はまとめた。
削っていくと「コンビニ敬語」しか残らない
堀元は実際に第404回のタイトルを削っていく。エンレジスタメントの要素を全部消すだけで、「コンビニ敬語、ファミレス敬語を社会言語学から見ると?」になり、大学の先生がやっているチャンネルとしては合格だという。「社会言語学」も、一般の視聴者には何か分かりにくいので、本当は削りたい。水野は、「社会」と「言語」の意味は分かるので、分子生物学の「分子」のような語よりはまだましだと補った。「言語学から見ると」に留めるのが、井上がとりあえず目指すべきところだと堀元は言う。
ただし井上は「YouTuberとして頑張りたい」と言っていたのだから、そう考えるとこれでも35点だ、と堀元は続ける。そして「言語学」という語自体、世の中はそれほど興味を持っていないと言う。堀元の実感では、ゆる言語学ラジオをやってみて、みんな言語学にはそれほど興味がなかった。メディアで「言語学ブーム」と言われるが、それは嘘で、言語学の本はビジネス書ほど売れていない。「言語学」は入れると再生される語ではなく、むしろマイナスになる語だと堀元は主張した。
残った「コンビニ敬語、ファミレス敬語」も、どちらか一方でよい。堀元はコンビニを残すべきだとし、その理由を井上に尋ねた。水野はコンビニのほうがよく行く場所だと答え、堀元はもう一つの理由として文字数を挙げる。「コンビニ」は「ファミレス」より1文字少ない。YouTuberはこのレベルで戦っていて、「○○より多い」を避けて「○○以上」にするなど、1文字でも減らす工夫をしている。これは上級の技術ではなく最初の一歩だ、と堀元は言う。
「コンビニ敬語は正しいのか」という問い
さらに堀元は、「社会言語学から見ると」「解説する」といった表現はタイトルとして弱いと言う。それを知りたいと思っている人しか押さないからだ。集めるべきは「コンビニを叩きたい」人、つまり「今時の若い者は」と思っている層だという。そうして堀元が提示したタイトルが「コンビニ敬語は正しいのか」だった。こうすれば「そんなもの正しいわけがない」と怒る人を集められるという。
井上は、言語学は基本的に正しいかどうかを判断しない立場だと抵抗した。堀元はその気持ちは分かると言いつつ、「YouTuberは視聴者を騙す仕事だ」と誇張した調子で返す。タイトルは「正しいのか」と問うているだけで、正しいとも正しくないとも言っていない、というのが堀元の理屈だ。
水野はここで異論を出した。論理学には前提という概念があり、「○○は正しいのか」と問いを立てた時点で正しさがあることを前提にしてしまう。だから井上が正誤の議論に乗ることになり、よくないのではないかという。堀元はそれを認め、正誤を言わない動画にこのタイトルを付けたら景表法違反に当たるようなものだと応じた。そのうえで、YouTuberを取り締まる景表法のような法律はまだないのでグレーだ、叩かれて批判記事が拡散されればかえって再生されて儲かる、と笑いを交えて続けた。水野は「やめましょう」と止めに入っている。
一方で水野は、このタイトルの工夫も分析した。「間違いなのか」ではなく「正しいのか」と問う点がうまい。「間違いなのか」だと間違いであることが前提に見えるので、コンビニ敬語に腹を立てている人は見に来ない。「正しいのか」とすることで、その人たちを呼び込める。堀元はこれを評価し、叩きたい人を怒らせるのがコツだと述べた。井上の世界では被引用数が多いと偉いが、YouTuberは「怒りと憎しみの世界」だ、と堀元は冗談めかして迎え入れた。
次に扱えそうなネタと「バズらないと思います」の禁止
堀元が近々扱いたいネタはあるかと尋ねると、井上は「明日喋るのはバズらないと思います」と答えた。堀元は、それはYouTuberとして一番言ってはいけない言葉だとたしなめた。
水野は、自分には知識がないのでできないがと前置きして、「生成AIっぽい文」というテーマを挙げた。生成AI自体が嫌いな人は腹を立てて見に来るだろうし、レポートの採点をしている教員は「こういうのあるよね」と共感する。3方向ほどから視聴者を取りに行けるテーマではないかという。井上は、感覚的には言えるが、まず研究しなければならない、感覚で喋ることには抵抗があると答え、堀元と水野から「まるで教授みたい」と突っ込まれた。
画面比率の問題――ヨルシカの表層だけをなぞる
後半、堀元はタイトル以外で気になった点を挙げていく。一つ目は、井上と堀田隆一がZoomで話す動画の画面比率だ。YouTubeの動画は16:9が基本で、それ以外の比率はみんな気持ち悪く感じるという。井上は、Zoomで撮るとこのサイズになり、時間がなくてそのまま上げていると説明した。少しカットはしているというので、堀元は、それなら同じ工程で画面サイズも調整できたはずだと指摘した。
使っている編集ソフトはFinal Cut Proだった。堀元は、プロ用のツールを使っているのだから、書き出しの設定をプリセットとして登録し、毎回それを使えばこの問題は起きないと助言した。井上は「書き出し」という用語を知らず、本の書き出しのことだと思ったというやり取りもあった。
堀元は、この比率がヨルシカ「春泥棒」のミュージックビデオとほぼ同じだとも指摘した。ヨルシカは垢抜けているから、通常と違う比率で新鮮な体験を作る。井上の動画は、そうした垢抜けたものの表層だけをなぞってダサくなっている、というのが堀元の見方である。
冒頭の切り抜きと、確認しないまま公開すること
堀元は、井上には表層だけを真似る癖があると言い、YouTuberのテンプレートも同じだと続けた。YouTuberは動画の中で一番盛り上がる5秒ほどを冒頭に置き、そこを見たいと思わせて最後まで見てもらう。井上もこれをやっているのは評価できるが、入れる箇所を間違えているという。
実際に冒頭部分を流すと、「なかなか難しいですね」「最終的……」といった、盛り上がりとは言いがたい断片だった。井上は、別の箇所を入れようとして間違えたのだろうと説明し、公開前に確認はしないと答えた。確認の時間がないうえ、確認して気づいたら直さなければならなくなる、というのが井上の弁である。
堀元は、研究室の学生にアルバイト代を払って編集してもらうことはできないかと尋ねた。井上は、ショート動画を作ってもらったことはあるが、自分の感覚とあまり合わず、自分でやりたくなったと答えた。堀元は、この冒頭よりはましだったのではないかと返している。
堀元自身はこの冒頭を見て大笑いしたという。コメント欄は突っ込みの嵐だろうと思ったら「大変興味深いお話でした」というコメントばかりで、誰も触れていないことに驚いたと話す。堀元の提案は、確認するか誰かに任せるか、時間がないなら盛り上がり部分の切り抜きはやめて普通に出すことだった。意味の分からない冒頭では、この動画は正しく再生されているのかと視聴者が不安になるからだ。リソースが有限なのは分かるので、無理をせず撮って出しでもいい、とも付け加えた。
録画ミスの回とアルゴリズム
ミスの話はもう一つあった。WBCを扱った回で録画に失敗し、映像が撮れず、音声も途中までしか残っていなかった。途中までの音声を公開した判断は良かったと堀元は言う。ただ、映像がないので、井上は撮れていた5秒ほどの映像をループさせて使った。その結果、口の動きと全く合わない音声が流れ続け、堀元は「いっこく堂を見ているのかと思った」と表現した。
これに関連して、出演者の一人が、アメリカの教員YouTuberは視聴維持率を最大にするために動画を突然終わらせるという話を紹介した。エンディングらしい話をするとそこで視聴者がやめてしまうので、ぷつっと切る技術が流行っていると聞いた、という。
水野が視聴維持率はそれほど大事なのかと尋ねると、堀元は大事だと答えた。途中から維持率が大きく下がる動画を上げていると、YouTubeのアルゴリズムが「ダメな動画を作る人だ」と判断してしまう。だからダメな動画は上げないほうがよく、ボツにすると思ったものはボツにしてほしいという。更新頻度を守ることとどちらを優先するかについては、個人的には更新頻度を守るのは大事だと思うが、本当にひどいものが出たらボツにしたほうがいいと答えた。
水野はここで、ゆるコンピュータ科学ラジオの「伽藍とバザール」の回は出すべきだったかと尋ねた。堀元は、出すべきではなかった、判断を誤ったと認めた。助数詞シリーズを撮り終えて「いいものを作った」と語った振り返り回についても、つまらなすぎるので今からでも非公開にしたいと話した。こうしたミスから自分たちも学んでおり、何年も改善しながら続けることで少しずつ上達する。いのほた言語学チャンネルも、数字を見て伸びる・伸びないを判断しながら続ければ良くなっていくだろう、と堀元は述べた。
堀元が井上を褒める理由
ダメ出しを重ねたうえで、堀元は本当は井上を褒めたいのだと切り出した。YouTuberとしての成長度は小学1年生だが、井上は面白くしたいと思い、そう口にしている。だから冒頭の切り抜きに挑戦し、失敗もしている。堀元によれば、これは普通ならありえないことだという。慶應の教授であれば、知識と権威のある人がありがたい話をしてやるという姿勢になり、編集に凝る必要はないと考えるのが普通だからだ。それなのに井上は、食事に行くたびに、YouTuberとして成長するにはどうしたらいいかと堀元に聞いてくる。
堀元は、この感覚は大学教授だけでなくお笑い芸人でも持っていない人が多いと言う。自分たちはYouTuberではない、カメラを回しているだけだ、再生数が出なくてもいい、というような「すかした」姿勢をとる人がほとんどで、笑いで食べている人でも同じ発想になる。本気で勝負している人は少ない。その中で、YouTuberとしてちゃんと数字を出したいと言い続ける井上はすごい、というのが堀元の評価である。
これに対して井上は、自身の考えを語った。大学が権威の象徴として中央集権的なトップにいる時代は20世紀で終わった。21世紀は分散型、アルゴリズム型の社会になり、知の流れ方が変わった。ゆる言語学ラジオはその一つの象徴だと思う、と井上は言う。水野が、20世紀は大学が人々を啓蒙するスタイルだったということかと確かめると、井上はそうだと答え、今は知がばらばらにあり、そこから湧き上がってくるのが新しい知の流れだと述べた。YouTuberを全力でやっているのもこの考えに基づいている、という井上の説明を受けて、堀元は、呼び捨てにしているのが馬鹿らしくなってきたと笑った。
公開するなら「世界一面白い」という顔をしろ
最後に堀元は、カメラの前の視聴者全員に向けて話した。みんながYouTuberをやるべきだとは思わない、という。難しく、業を背負うからだ。視聴者を騙すこともあるし、1文字でも削る細かな調整をして数字を出そうとする。自分たちは番組制作に数百万円単位の金を使っている、と堀元は話す。労力も金もかかり、何より心をすり減らしながら戦う世界で、誰もが向いているとは思わない。水野は、病んでやめてしまう人もいると補足した。
だから安易に始めなくていいが、始めるなら井上のような気持ちで始めてほしい、と堀元は言う。リソースには限りがあっても、今使えるリソースの中でなるべく面白くしようという気持ちを忘れないこと。それがYouTuberの一番大事な本質であり、その気持ちがないまますかしている人が多すぎる、というのが堀元の考えだ。空回りしてヨルシカやいっこく堂になってしまってもいいから、面白くしようと努力する気持ちだけは忘れないでほしいと語った。
そのうえで堀元は、井上にもう一つだけ注文を付けた。井ほたチャンネル第78回のタイトル「なんでもない飲み会2です。おもしろい自信はありません。」をやめろ、というものだ。面白い自信がないなら出すな、と堀元は言う。忙しく、撮り直す時間もなく、今ある素材で出そうとなった事情は理解できる。それでも、公開しておきながら「面白くないので暇な方だけどうぞ」という姿勢はリスナーを舐めていて、見に来てくれた人に失礼だ。舞台に上がるなら、これは世界一面白いと思っておくのがお客さんへの礼儀だという。
堀元は、井上は面白くしようという心がけも努力もしているのだから、それに誇りを持ち、公開するときはせめて「世界一面白いものを作った」と胸を張って公開ボタンを押してほしいと述べた。小手先の技術ではなく、YouTuberとして持っておくべきこの心構えを最も大事なこととして、授業は締めくくられた。
ゆる言語学ラジオ。
井上先生、なんか急に学生服着せられて、堀元さんに呼び出されて、教室みたいなとこ、何なんですかね? 何でしょう?
お前ら今日なんで呼び出されたか分かってるだろうな。わかんないっすけど。井上。はい。お前だよ。井上お前。お前YouTubeやってるよな? やってます。いのほた言語学チャンネルっていうお前のYouTubeな。基礎ができてなさすぎる。マジですか? 失礼すぎる。失礼すぎる。
まずこれを聞いて欲しいんだが、いのほた言語学チャンネル第320回。タイトル「Systemic Functional Grammarはなぜ『選択体系機能言語学』と訳されるのか?」誰が見るんだ? ありました。1人もいない。このように見るやつ。本当ですか? 1人も見たくない。めっちゃバズると思ったんですけど。
お前な、慶應の教授かなんか知らんけどな、YouTuberとしては小学1年生だ。そうですか。お前はだから、はい。今日俺が教えてやるから。お願いします。お前にYouTuberとして、井上はなYouTuberとして成功したいって言ってたよな。したいです。YouTuberとして頑張りたいと。俺はその心意気を買ってるんだ。だから今日はビシバシお前にYouTubeの基本を教えてやるから。ありがとうございます。覚悟しとけ。
まずな、井上のまずいところ言うとな、はい。感覚がな、大学教授すぎるんだ。大学教授だからね。お前はYouTuberなんだろ? そうですね。大学じゃないんだろ。はい、違う。え、違う。大学教授じゃないんだろ。お前はYouTuberなんだから。そう、感覚を大学教授みたいにしちゃだめだ。わかりました。変な世界、YouTuberになるんだ。
お前のチャンネルはな、さっきのSystemic Functional Grammarみたいな失敗がたくさんあるんだ。そっか。一番ひどいやつな、ちょっと見ていこう。はい。まずタイトルの前半だけ書くぞ。はい。あ、板書するんだ。
先生書くの遅いっすね。私語禁止だ。すいません。気をつけろ。すいません。これがタイトルの前半。はい。読んでみろ。エンレジスタメント、かっこ、enregisterment、ポツ、レジスター化とレジスター。
誰が見るんだ? めっちゃバズると思ったんですけど。誰が見るんだ?これ。先生、情報きっちり書いてるよ。同じこと3回言ってない? ま、確かに。はい。そうだわ。エンレジスタメント、かっこ、enregisterment、で、俺あんまわかんないけど多分レジスター化ってエンレジスタメントだよな。そうです。そうです。同じこと3回言っちゃってないか? 言っちゃってますね。YouTubeのタイトルで。あ、言っちゃってます。でもその後にレジスターっていう、ほぼ同じことだよな。でもレジスターにするのがエンレジスタメントだよな。確かに。こんなにいっぱい繰り返す必要あったか。ちょっと時間なかったかもしんないです。急いでつけちゃったんだな。分かるぞ。そういう時あるよな。でもそれだとまずいんだ。優しい。YouTubeってそうじゃまずいんだ。
でもな、この動画な、いいタイトルなんだ、実は。うん。ここまで0点なんだが。0点。後半急に盛り返してくるんだ、この動画。あ、本当に。それにはな、俺も舌巻いたぞ。怒るだけじゃなくて優しい部分もある先生の、優しい先生。後半部分がこれ。はい。
先生の字なんかくにゃくにゃですね。教師生活30年、文句あるか? 30年。これでやってきたんだ、俺は。あるのか? 長いな、タイトルが。しかし長いけど後半素晴らしいタイトルだ。そうですか。ここ、ここ。あ、なるほどね。「コンビニ敬語、ファミレス敬語を社会言語学から見ると?」気になってる人多いぞ。あ、なるほど。「こちらサラダになります」みたいなやつが、あれ合ってるのかな?みたいなのって定番の言語ネタで、めちゃくちゃ面白い。なるほど。ゆる言語学ラジオでもね、敬語とか言葉遣い正しい間違ってるみたいな回ありますよね。これはど真ん中伸びる言語ネタ。
質問していいですか? おお。私たちの動画って、ま、ある一定数は大学の先生が授業で使ってるんですよ。ほう、ほう。それで前半はそういう人たち向けのタイトルなんですよ。ああ、なるほど。で、後半は一般向けのつもりで書いたんですけど。センスがゼロだな。お前、分けたらだめですか? 先生、センスが皆無だって。
YouTubeの基本は、手前に引きのある情報を持ってくる、だ。なぜなら先生みたいな、どうせこの動画を見る人はちゃんとタイトルを最後まで読むからだ。そっか。パッと見てクリックしようかなって悩んでるやつのために、引きのある情報を前に持ってこないとだめなんだ。なるほどなるほど。だからお前がそれをやるんだったらこっちを先に書いて、エンレジスタメントが後ろ。なるほど。センスが皆無だ。なるほど。言いすぎです。そうか。ごめん、ごめん。ちょっと熱くなりすぎてしまって。どうしても井上に成長して欲しくて。後ろにあったんだから。ただこれはね、すごくいい、井上のすごくいいセンスが出てるから、このまま頑張ってほしい。少し手直しするとよくなるから。
なるほどね。入れてもいいんですか?前半は。できればやめてくれ。やめて。できれば後半だけのがいい。できれば、できればこれにして、大学の先生とかに見せたいのであれば、「これエンレジスタメントの話です」って概要欄に書いておいてくれ。タイトルには入れない。なるほど。
絶対に。水野、これさっき見て長いって言ってたよな。はい。長いなと思いました。これ十分長いんだが、これ続きあるんだ。まだあるんですか? もう20文字ぐらい増えるんだ。もう20文字。隅付き括弧で、はい。ああ、いのほた言語学チャンネルっていうチャンネル名が入るんだ。ははは。ダメなんだこれ。井上。はい。今書いてるの見ながら「ダメなんだこれ」ってちっちゃく言ったな。はい。はい。これダメだと思ってなかったか? 全然思ってなかった。センスが皆無だ。お前には今センスがこない。先生、ハラスメントになっちゃうから。そうか。今厳しいもんね、こういうのな。そうだよ。そうか。そうか。ちょっと熱くなりすぎて。ごめん、ごめん。
ちなみにこれ、井上はなんで入れたんだ、ここ。いや、なんかね、入れた方がチャンネル名知ってもらえるかなと思って。なるほど。YouTubeのアプリでもブラウザで見ても、いのほた言語学チャンネルっていうのすぐ下に出てるんです。このタイトルの。そっか。その情報はここに入れなくても、すぐ見えるんだ。あ、そっか。
レポートで字数稼ぎたいみたいな感じで、最後に入れられる情報全部入れたみたいな可能性ないですか? 字数はな、YouTubeには何文字以上っていう制限がないから稼ぐ意味がないんだ。あ、そうなんですか。何の意味もないで、評価が下がるだけ。短い方がいいってことですか? 短い方がいいんだ。あ、いいんだ。なんかもったいないなと思って。100字まででしょ、あれ。で、100字まで埋めなきゃと思って。誰も教えてくれなかったんだな。かわいそうに。憐れまないで。俺が今日救ってやる。一緒にこのタイトル直していこう。はい。
まずここいらんから。なるほど。真っ先に全部消そう。先生、404回っていう情報はいらないんですか? いらない。なんでですか? 手前の403回全部見ないと見ちゃいけないのかなってみんなが思うからな。そうなんですか。不安に思うからな。え、概要欄にも書いちゃだめ? 概要欄には書いていい。なぜなら概要欄を読むのは真面目なファンだけだから。そっか。そっか。そっか。そいつらはどうせ読むんだけど、タイトルには入れない方がいい。入れない方がいいんすね。
井上先生はそのタイトルって、どういうものだと思ってつけてたんですか? まあ一応キャッチーにと思ってたんですけど、これがある人たちには。センスが皆無だな。先生。あまりにセンスがなさすぎる。これ今イエローカード出たからな。お前次で退場させられる可能性あるから気をつけろ。
妥協寄りの話をすると、はい。エンレジスタメント、最悪入れたとしても、これはやめよう。分かりました。この英語表記。はい。絶対ここはまずいらんな。これカタカナ表記の時にインレジスタメントってする人もいるんですよ。なるほど。表記の問題だな。全部概要欄にして1個も書くな。1個も書かない方がいい。これだからまずもうこれいらないし、これもいらないんだ。だから、そっか。エンレジスタメント要素は全部削ろう。
根本的なこと聞いていいですか? タイトルってどれぐらいそのビューに影響与えるんですか? タイトルがほぼ全てだ。はい。本当ですか? サムネとタイトルが再生数のほぼ全てだ。いや、僕はサムネは大事かなと思ってたんですけど、タイトルってそんなに見るのかなと思って。タイトルを見る、みんな。今YouTubeはな、日本でもタイトルのABテストが解禁されて、「?」がいいのか「!?」がいいのか、そのレベルでみんな調整してるんだ。そう、お前は今小学1年生だ。エンレジスタメント入れてる場合じゃない。頼むからやめてくれ。これを今すぐに。
先生自身もYouTubeで動画見る時にタイトルを見ないってことですか? 見てますね。え。あ、そういえばね。あれ、すいません。退場だ。退場だ。これは。ごめんなさい。僕に免じてお願いします。今お前が聞いたせいだもんな。僕が井上君なんとかするんで。はい。教えてやれ、お前。放課後に。そうです。すいません。
例えば生物学のチャンネルですって言って、「selectionは淘汰とすべきか、選択とすべきか」みたいなタイトルあったら、なんか内輪向けの話題だなってなっちゃいません? ああ、まあ確かにそうですね。だからやっぱり英語で書いたらそれだけで結構お客さん離れちゃいますよね、多分。そう。自分が本当に何も知らない外の人間だと考えた時、それを見るかどうか。ここに毎回立ち帰ってもらうのがサムネ、タイトル付けの基本だ。これやってくれ。わかりました。
特に授業でやってると反応で結構分かったりしませんか? この話は受けるなとか、この話で言ったら引きあるなみたいなのって。そしたら大学の先生って意外とそういうの触れる機会多いんじゃないかって気もしますけど。授業の場合はこれ最初に出しても話が面白ければ聞いてくれるんで、あんまりタイトル関係なく。授業って途中で帰るやついないもんな。視聴維持率がないんだ、授業って。そうだ。で、あと最初の3秒で引きつけるとかいらないんだ。いらないすね。視聴者を維持する必要がない環境に置かれたことによる甘えだったんだな。お前はそのために甘やかされて育ってきたんだ。そのことを自覚しろ。分かりました。YouTubeは学校じゃねえんだよ。そこは頭に刻んでおけ。はい、わかりました。
ということで、もうこのエンレジスタメント要素は全部削って全て概要欄に置こう。はい、わかりました。レジスターだけ残すということですかね。レジスターもいらない。え、レジスターもいらない。はい。あ、そうな。ここもいらない。はい。あともっと言うと、このレジスター、伸ばし棒でさらになんか棒でサブタイトル書いてるのもいらん。最悪だ。これも最悪。
よく考えたら、そのかっこのね、エンレジスタメントの表記の部分がないとしたら、タイトル「エンレジスタメントとレジスター」ってなりますよね。そう。キャッチーですよね。じゃない。1つもキャッチーじゃない。誰も見ない。分からないものと分からないものだ。そう。誰も見ない、それは。はい。なんだ。言語学やってる人間はレジスターってことはみんな知ってんですよ。言語学やってるやつにだけ見せるのか。じゃあYouTubeにあげる必要ないんじゃないか。そっか。でも違うよな。井上はもっと多くの人に見られたいんだよな。です。YouTuberとして見られたいんだよな。見られたい。だったらやめよう、これを。分かりました。今日からやめよう、エンレジスタメントを書くの。禁句にしよう。はい。エンレジスタメントを書くのをやめ。やめよう。エンレジスタメントって2度と書かないでくれ。論文とかにも。許してくれ。論文とかには書いてくれ。それはよくない? 悪影響受けますね、研究の。
そしてな、はい。この動画タイトルな。はい。ここに書いたんだけど、スマホ環境でな、この動画見るとな、タイトル途中で長すぎて省略されるんだけどな。そうか。ここで省略されてんだ。ああ、そう。つまり読み上げると「エンレジスタメント、かっこ、enregisterment、レジスター化とレジスター」しか見えない。スマホからはクリックするやつ0人だ。え、人いたいと、これクリックするやつ。見てる人いた。見てる人いた。ゼロだろ。あれ、まやかしの数字だ。YouTubeが嘘をついている。いましたって。NASAの陰謀だ。NASAが書き換えてるんだよ。
で、YouTubeってみんなスマホで見てますから、その時点でかなり不利になっちゃうってことですね。なるほど。かなり手前でタイトルは切られると思って、みんな20文字以内ぐらいに引きのある情報を詰め込む、そういうゲームをしているんだ。それに参加する意識を持ってくれ。はい、分かりました。そのゲームの中で大学の先生向けのアピールを1番最初にした結果がこれだったってことです。センスが皆無だ。1つもない。何を食って育ったらそうなるのかわからない。ちょっとこれ井上先生の保護者からクレーム来ますよ。
これを消すだけでもこのタイトル及第点になるんだ。なるほど。「コンビニ敬語、ファミレス敬語を社会言語学から見ると?」これもそんなに悪くない。ま、正直な、大学の先生がやってるYouTubeチャンネルとしては合格だと思う。あ、社会言語学から見るとって入っても大丈夫ですか? 大丈夫ということにしよう。大丈夫。あの、ただできれば削りたい。なるほど。社会言語学が何か一般のリスナーはあんまり分からないから。うん。幸い社会と言語の意味が分かるからまだマシですよ。そう、まだ許されるな。わけわからない専門用語よりは。分子生物学とかだと分子って何だろうみたいな人からするとわかんない学問ですけど。社会が分かるからまだいいけど、まあまあこれも消した方が本当はいいな。うん。あ、もう言語学から見ると。「コンビニ敬語、ファミレス敬語を言語学から見ると」ぐらいまでにした方がよし。ま、これぐらいがとりあえず井上が目指すべきところかなと思う。はい。わかりました。
で、ただ井上はな、大学の先生としてそこそこYouTubeもあげたいんですよ、じゃなくて、YouTuberとして頑張りたいんですよと以前言っていた。はい。そう考えるとこれまだダメだ。YouTuberとしては35点。35点。まだ35点だな、これ。赤点ですね。これどうしたらいいか分かるか?井上。うん。言語学も取っちゃう。そう。言語学にな、はい。世の中はそんなに興味がない。うん。悲しいお知らせだ。うん。
言語学ってない。俺もな、ゆる言語学ラジオっていうチャンネルやってるけどな。あの、やってわかったけど、言語学、別にみんなそんなに興味なかった。あ、言語学ブームが来てるみたいな。先生、聞け。あ、嘘。あれ嘘。なんかあの俺たちな、いろんなメディアとかに出てな、なんか今言語学ブーム来てますけどとか言われるけど、あれ嘘だから。え。なんか言語学の本ちょっと売れてるみたいに言うけどな、あのビジネス書の方が売れてるから。全然売れてない、言語学の本。
言語っていうワードは入れれば再生されるワードなのではなくて、むしろ削るべき。これな、入れるとマイナスになるワードだ。うん。もうマイナスになる。これ全部ない方がいいわ。ここない方が良くて。コンビニ敬語、ファミレス敬語しか残ってないですね。で、あとな、このコンビニ敬語、ファミレス敬語もいらない。これどっちかでいいから。あ、どっちかでいいね。なるほど。もうこっちいらんな。ファミレス敬語消しちゃおう。ファミレスよりはコンビニの方がよく多分見ますもんね。その通り。
それと他にもう1つ大事な理由あるけど分かるか? うーん、分かりません。センスが皆無だな、お前は。今までやったことだぞ、これ。何か言うんだ。この手前でやった知識を総動員すれば解ける。さっき言ったぞ。スマホ環境ではYouTubeのタイトルは短く表示される。つまり。なるほど。コンビニの方が4文字なんで。そう、1文字少ない。なるほど。
YouTuberで戦うってこういうことだ。みんなこのレベルのことを考えてる。そんな1文字で。そうだ。あのエンレジスタメント前に持ってこようかなとか悩んでるやつ1人もいない。そのレベルじゃないんだ。みんなここで戦ってる。みんな。そっか。ここを頑張ってくれ、お前は。そうなんだ。だから採用すべきは絶対にコンビニだ。コンビニの方がみんな行く機会多いってのもあるし、文字数が少ないから、こっちを優先すべきなんだ。なるほど。へえ。そんなところまで考えてる。すごい。
これ基本だな。基本ですか?これ。これ基本だ。一文字でも少ない言葉をなんとか選ぶ。入門とかでやることですか? これはもう第1歩。え、これ修士号とかのレベルじゃないんですか? 違います。これはもう一番最初に考えるべきこと。へえ。みんな一文字でも削りたいからなんとか工夫してるんだ。「なんとかはなんとかより多い」とかもなるべく避けて「なんとかなんとか以上」にするんだ。ああ、なるほど。そうすると「より多い」より短くなるから。ええ。そういう工夫をみんな頑張ってやってる。
あとな、この「を」もいらないからここも消してしまって。お前の元のタイトルから使えるやつ、「コンビニ敬語」だけだ。6文字。ここだけか。そう。社会言語学から見るとか、解説するとかって弱いんだ、タイトルとして。うん。なぜならそれについて知りたいなと思ってるやつしか押さないから。あ、そっか。コンビニ敬語を叩きたいと思ってるやつを集めないとだめだ。ああ。あ、そうか。今時の若いもんはって思ってる層が、今高齢化社会だからいっぱいいるから。先生。そいつらを集めないと。だから理論立ててコンビニ敬語を叩けるようになるって錯覚させないといけない。あ、なるほどね。先生。
だから書くべきタイトルは、うん。「コンビニ敬語は正しいのか」。ん? これだ。え、こうすると、そんなもん正しいわけねえだろうって怒り狂うジジイを集めることができるんだ。先生。なんだ。あの、言語学は基本的に正しいかどうかって判断しないのが基本的な態度なんですけど。井上の気持ちは分かる。言語学は多分そうなんだろう。この言葉正しいとか正しくないとか言っちゃいけないんだろう。はい。YouTuberっていうのはな、視聴者を騙す仕事だ。視聴者を騙さなきゃだめだ。先生、いいですよ。もう気にせず無視してください。嘘をつこう、井上。先生、無視してください、井上先生。
分かる、お前の気持ちは。その中でコンビニ敬語って正しくないんだとか言ってしまったらな、それはお前も博士号持ってるだろう。教授だろ。立場ないんだから、それ言えないと思う。それはお前、博士号持ってるだろう。ちょっと聞いたことないもんな。お前も博士号持ってるだろうからな。そう。博士号が泣いてしまうだろう、動画の中で言ったら。ただこれよく見てほしいんだけどな。「コンビニ敬語は正しいのか」って書いてるだけだから、正しいとも正しくないとも言ってないんだ。なるほどね。価値判断をするって言ってないんだ。ただ聞いてるだけだ、これ。はい。
先生、先生。なんだ。論理学の基本的な知見で前提っていうものがあって、あ。「〇〇は正しいのか」みたいな問いを立てると、それは正しさがあるっていうことを含意してしまうので、「コンビニ敬語は正しいのか」っていう問いを立てる時点で、井上先生が正しいか正しくないかっていう議論に乗っかっちゃってる感じになるから、やっぱり良くないんじゃないかと思いました。もちろんそうだ。「コンビニ敬語は正しいのか」っていうタイトルを出してる時点で、動画としては本来正しいか正しくないか言わないといけない。これ景表法違反に当たると思う。こう言って正しいとか正しくないとか言ってない動画だったら、景表法違反に普通だったら当たるんだ。でもな、耳寄り情報なんだけどな、YouTuberを取り締まる景表法みたいな法律はまだない。大丈夫だ。これ出しても違法じゃない。これまだ違法じゃない。まだ。この先違法になるかもしれない。グレーだ、これ。うん。この先違法になる可能性はあるよ。
先生。はい。なんだ。それによって例えばチャンネルの評価が下がったりしちゃったらどうするんですか? 儲かる。そっちの方が。儲かるか? 叩かれた方が儲かる。叩きたいやつがいっぱいその批判記事を書くからな。その批判記事が2万リツイートぐらいされたら、めちゃくちゃ再生されてな、どんどん儲かるんだ。だから何回も言うけどな、YouTuberって視聴者を騙す仕事だ。騙してくれ。やめましょう。YouTuber洗ってください。全然。YouTuberは視聴者を騙す。そして視聴者を騙せるようになったら中学校卒業ぐらいになる。え、そこでやっと基本、やっと1人前だ。まだ中学。そうだ。
あとやっぱ、あのタイトル「コンビニ敬語は正しいのか」っていうタイトル、うまいなって思ったのが、「間違いなのか」じゃないのがすごさ? ああ。正しいっていう前提の方が見たくなる人多いテーマだと思うんですよね、これは。多分「コンビニ敬語は間違いなのか」だと、間違いだっていう前提になるから、コンビニ敬語に腹立ってる人は見に来ないって。そうなんだ。いや、お前分かってるな。お前、あるぞ。え、あ、ありがとうございます。タップさせるゲームだから、ここでその「正しい」っていう問いの設定を持ってきたのがテクニカルですよね。そうなんだ。叩きたいやつを怒らせる。これがコツだ。ちょっと言い方がだいぶですけどね。我々YouTuberは怒りと憎しみを食って大きくなる生き物だ。怒りと憎しみをなるべく起こさせるんだ。集めるんだ、チャンネルに。
被引用数が多いと偉いみたいな感じじゃないの? それは学者の世界だけ。でも井上先生はそういう世界の人間だから。YouTuberになるんだもんな、お前は。はい。被引用数の世界から、ようこそ怒りと憎しみの世界へ。ありがとう。ここに来てくれて。
例えば他に言語系のネタで、ま、こういう「敬語は正しいのか」みたいなやつ以外で、みんながうっすら気になってそうなもの、ちょっと考えてみません? うん。ちなみに井上はあるのか? 近々扱いたい言語学ネタは。明日喋るのはバズらないと思います。後で話すけどな、その態度ダメだ。「これはバズらないと思います」って2度と言うな。それは1番YouTuberとしてやってはならない言葉だ。分かりました。
先生、例えば僕が浮かんでて、僕は知識がないからできないけど、みんなが触れたそうで言ったら、「生成AIっぽい文って何?」とか。ああ、なるほどね。いいな。優等生だな、お前。ありがとうございます。教えてやれ、放課後に。面白い。それってこう、生成AI自体が嫌いな人も、それに対してこう腹を立てて見にくるだろうし、生成AIっぽい文っていうので、例えば採点業務とか、レポートの採点とかされてる先生もいるじゃないですか。そういう人が、うん。ああ、こういうのあるよねっていう、なんか共感も生めるし、3方向ぐらい、なるほどね、多分ね、取りに行けるテーマだと思うんで、なんかそういうのとか良さそうだなって思いますけど。
はい。その研究をしなきゃいけないですね、まずね。感覚的にはね、言えるんですけど、我々やっぱちょっと感覚で喋るのにちょっと抵抗があるんで。ああ、そうか。そうか。ちょっと感覚が強すぎるな、それは。まるで教授みたいですね。教授じゃないんだから。お前はYouTuberなんだから。気をつけてくれ、そこ。分かりました。
あとな、なんか細かいとこ色々気になったから、いのほたチャンネル見て気になったことをいくつか言ってくな。まず1つ目、ちょっとテキスト3ページ見てほしい。「MLB(メジャーリーグ)は社会言語学ネタの宝庫」ってあって。2人がZoomで喋ってる動画ですからね。そうだ。これ2人よく収録してるから。はい。ま、最近はよくこういう絵作りになるんだけど、これなんか気になることないか? 堀田さんの髪が短いな。ああ、どうでもいいな。あ、そうそう。興味ないんだ。世間はおじさんの髪型に興味がないんだよ。どうでもいいんだ、そこは。そこじゃなくてな、もっとテクニカルな問題だ。技術的な問題で。はい。
俺どうしても1個気になることあるんだ。それ井上気になってるから知りたい。あ、気になってなさそうだな。はい。多分全然気づいてないから。このま、横。素晴らしい。はい。あのYouTubeってな、16対9っていう縦横比が決まってるから、それじゃない動画見るとみんな気持ち悪いんだ。Zoomで撮ると、うん。なんかもうこのサイズになっちゃって。うん。で、ちょっとあの時間がなくてそのまま上げちゃってます。そのまま上げちゃったんだな。Zoomから出てきた動画、そのまま上げちゃったんだな。ちょっと切ってますけど。あ、切ってはいるのか。ちょっと。
切ってはいるなら画面サイズの調整もできたぞ。多分一緒に同じ工程でできたぞ、多分。ちなみに使ってるソフトは何なんだ? Final Cut Proです。あ、いや、いいの使ってる。ちゃんとプロ用のツールを使ってる。じゃ、じゃあできるぞ。いつもの書き出し形式みたいな、Final Cut Proに。はい。書き出しって何ですか? 書き出し。お前なんで知らないんだ? え、動画編集自分でやってるんだよな。書き出しって1番最初の部分のどこですか? 本の書き出すところ? 動画全体を作るだろ。その編集が終わった後に、動画を出力みたいな、エクスポートみたいなことやる。あれが書き出しだ。あ、そう、あ、書き出しね。あ、本を書き出すこと、書き出しだと思っちゃう。違う。それじゃない。それじゃない。それじゃなくて、その動画にする作業をFinal Cut Proがやってくれるじゃないか。最後に。あれの時にそのプリセットみたいな、事前に設定を登録しておいて、毎回それを使うを押せば絶対にこうはならないんだ。なるほど。設定を今すぐ見直してくれ。分かりました。
そしてな、この縦横、はい。どこかで見覚えあるなと思ったんだ。はい。あるものと一緒なんだが、水野、分かるか? え? あるもの? 実はYouTubeにこれとほぼ同じ縦横比の動画が別にあってな。ほう。ちょっと今送ったんだが。はい。はい。ヨルシカの「春泥棒」のミュージックビデオ。これと全く同じ縦横比なんだ。え、井上の動画。お前、自認ヨルシカか? お前はヨルシカだと思ってるのか? 自分のこと。これまずいぞ。夜系アーティストの方。絶対違うよな。YOASOBIでもないしヨルシカでもないよな。ましてやずっと真夜中でいいのに。ではないよな、お前は。
ヨルシカは何を良しとしてるんですか? ヨルシカはな、イケてるからこういうことやるんだ。あ。あいつらおしゃれだから。変なことする。変なことするんだ。あ、そうな。で、全然通常と違う縦横比みたいなのでびっくりさせて、体験として新鮮にするっていう、イケてるやつの表層だけをなぞった、ダサいやつになってる。お前は自認ヨルシカになっちゃってる。これ1番やばいぞ。そうなん。ヨルシカの真似してるやつ1番痛くて見てられないから。あれカリスマだから成り立つ。確かにヨルシカといのほたってほぼね、もう音韻的に一緒というか、プロソディックパターンみたいな感じで考えたらね。形だけ真似しちゃまずい。ヨルシカの形だけ真似るな。ヨルシカ言語学チャンネルはどこにあるんですか? ないよ、そんな。そんなチャンネルないだろ。あいつら音楽作るの忙しいんだから。やってない。やってない。
あとな、これに限らず井上はちょっと表層だけ真似しちゃう癖があるんだ。いや、真似はして。ヨルシカを表層だけ真似しちゃうし。あの、すごいな。俺1番びっくりしたのがな、YouTuberのテンプレを表層だけ真似してたんだ。はい。YouTuberって動画の中の1番盛り上がる5秒間を冒頭に持ってきて、そこ見たいなってみんなに思わせて、最後まで見させるっていう技術があるんだけど、あれやってるよな。あ、やってます。その工夫はな、すごいなと思ったんだけどな。あのお前、入れるとこ間違いすぎて。え、びっくりした。え、一番面白いとこ入れなきゃいけないのに、すごいとこ入れてたんだ。そうかな? 一番冒頭だぞ、これ。なんか1番引きある箇所がこっから来るんですよね。そう。井上が1番冒頭に入れるべきだと思ったところ。はい。聞いてくれ。はい。
「そうする。なかなか難しいですね。最終的。」これはこれは、これなんだ? そうなると最終…いやいやいやいや、最終じゃないぞ。絶対引きあるとこ。これこれなんだ? これは単にしくじってるだけだと思います。ああ、これミスってるのか。じゃ、引きがあると思ってるわけ。もっと別のところ入れようとして間違えて入れちゃったんだな。
上げて確認はしない? しないっす。せよ。確認しないで公開したんだ、これ。確認の時間ないんです。なるほど。そうか。ちょっとな、大学教授もやってるとな、忙しいから。YouTuberの傍ら大学教授もね、片手間でやってる。大変か。その、まあ、頼むから1回だけ確認してほしいな。わかりました。でも確認して気づいたら直さなきゃいけなくなっちゃうじゃないですか。研究室の学生とかにバイト代を渡して編集してもらうみたいなことにはいかないのか。あり得るかもしんないですけど、やってくれるやつがいるかどうかで。うん。やったことあるのか、今まで。ショート作ってもらったことあるんですけど、ちょっと私の感覚とあんまり合ってなかったんで、なんかちょっと自分でやりたくなっちゃって。
一応前のこと言うな。これよりマシじゃないか。えっと、最終テーマ。より良くないか。まだなんか「俺の人と違うな」の方がまだいい気がするぞ。確かに。ちょっともう1回聞かしてもらってもいいですか。ちょっとそんなじゃなかったんじゃないか。確かに俺もちょっと喧嘩してきたから、さすがにもう1回聞こうか。「なかなか難しいです。最終的。」おい、歌うな。変な。そう。これこれ、すごいな。これ行ったね。AIでももうちょっといいとこカットするかもしれない。ただな、正直な、面白いぞ。これ俺大笑いしたから嬉しかった。
これ見て、コメント欄とかではやっぱ湧いてます? そしてコメント欄でツッコミの嵐だろうなと思って見たら、「大変興味深いお話でした」っていうコメントばっかりあった。誰も何も触れてない、このことに。がっかりだな。びっくりした。なんかしてほしいな。その確認するなり誰かにやらせるなり。ま、もしくはこの盛り上がりのとこ切るのも、ちょっと時間なかったらやらない方がいいかもしれない。あ、そうですか。意味わかんなくなっちゃうから。それよりはまだ普通に、普通にやった方がね。動画が正しく出てくるか心配になるもんな。なんだこれ? これ俺見てて大丈夫なやつかなってなるんだ、これ見ちゃうと。そうか。多分な、あの、そんなに凝らなくていいと思う。その有限のリソースっていうのは分かるから、それをフル活用しても時間ないなら、そのまま撮って出しするとか、それでいいと思う。
ミス系で言うともう1個あってな、WBCが面白いっていう話。あれ録画ミスしてたな。はい。はい。ミスしました。で、映像撮れてなかったんだ。で、音声だけ撮れてたんだよな。音声も撮りられました、と。あ、途中からな。だからなんかそう、突然あれ終わってて、になったんだ。そう。そう。普通に見てたらいきなり会話の途中でブツって終わったから、ああ大丈夫かなってなったけど、ま、でも途中までは音声撮れてただろ。ま、撮れてました。それをアップしてたのはいい判断だと思うんだ。はい。ただお前、そのくっつける映像ないじゃないか。ないです。え、それどうした? 5秒ぐらい撮れてるのがあって、それ繰り返し再生しました。ループでな。だから口と全く合ってない音声が流れ続けてたんだ。俺はな、あれを見て頭がおかしくなりそうだった。
そう、誰も口開けてないところでベラベラベラベラ喋って、ずっと喋ってるのに全く無音で、いっこく堂見てるのかと思った。すごい、いっこく堂レベル。100…みたいになってた。あ、びっくりしたぞ。全然口合ってないから。そう、「声が遅れて聞こえてくるよ」の比にならないやつ。そう、ベラベラ、ベラベラ喋ってるのに全く音出てなくて、後からドドドドドドドドって全然違う音出てきて、達人すぎるよと思って頭おかしくなった、あれ。お前、ヨルシカをやるのか、いっこく堂をやるのか、どっちかにしてくれ。なんだお前、いろんなものの要素をパクってきて。びっくりしたぞ、これ。怖いですね、確かにそれは。
でもなんか、先生、アメリカのYouTubeは視聴維持率をマックスにするために突然終わらせるらしいんですよ。ああ、おお、なるほど。突然終わると100%になるから、視聴維持率が。逆にエンディングですって言って最後っぽい話をすると、そこでみんながやめちゃうから、ブツっと切るっていう技術がアメリカでは流行ってるって聞きました。はい。それだったのか。いやいや、全然違った。撮れなかった。でも意識しちゃってるなら素晴らしいんだけどな。
視聴維持率ってそんな大事なんですか? やっぱり。視聴者維持率大事なんだ。視聴者維持率が途中から大きく下がる動画とかあげてると、YouTubeのアルゴリズムが、こいつダメな動画を作るやつだと判断してしまう。だからダメな動画だったらあげない方がいい。なるほど。もうこれはボツにしようって思ったものをボツにしてほしい。あ、そういう感じなんですね。え、更新頻度を守るよりもそっちの方が優先ですか? 俺は個人的には更新頻度を守るの大事だと思うんだ、クリエイターとしても。でも本当にひどいものが出たらボツにした方がいいと思う。
ゆるコンピュータ科学ラジオの伽藍とバザールの回ってのは出すべき回でしたか? あれはな、出すべきじゃなかった。判断をミスった。助数詞の回撮り終わって、いや、いいもの作ったって言ってる回はどうでした? あれは今から非公開にしたい。今からでも。あの回つまんなすぎるから。じりがいもないし、つまんないしで最悪なんだ、あの回。出してしまったな。あるよな。そうね。ああいうミスから僕らも学んでるわけですよね。そうな。そうなんだ。だから何年も改善しながらやってくと、なるほどね、ちょっとずつ上手になってくから、いのほたチャンネルも数字見ながら、これ伸びる伸びないを判断しながらやってくと、ちょっとずつ良くなってくと思う。なんとなく表層を真似しないこと。あのYouTuberの冒頭を持ってくるみたいな。あれ失敗してるから。あれ真似して失敗してるから。あとヨルシカの真似といっこく堂の真似しないこと。これ良くないから。
そしてな、はい。ここまで色々ダメ出ししてきたけど、はい。実はな、俺、井上を褒めたいんだ。あ、そうなんですか。正直な、そのYouTuberとしての成長度で言ったら小学校1年生なんだけど、はい。井上の素晴らしいところはな、面白くしたいと思っている。はい。そして言っている。だから世の中のYouTuberがやってる冒頭の抜き出してくるやつ、あれに挑戦している。で、失敗している。あのあれ以外にも何本かあった、失敗してるやつ。なんでそこ持ってきたんだろうって正直思いながら見たけど。でもな、これ普通ならありえないことだと思うんだ。はい。ミスが、じゃないぞ。
慶應の教授だったら、俺がありがたい話するんだから編集なんて凝らなくて良くない?って普通なると思う。あ、うん。だって知識と権威がある人がありがたい話をしてやるぞっていうスタンスに普通なるよな。うん。そうですね。確かに。でもな、井上は飯食いに行くたびに、いや、もうちょっとYouTuberとして成長するにはどうしたらいいですかって毎回俺に聞いてくれる。はい。これすごいことじゃないか。YouTuberが上で自分はできてないみたいに、先生だったら思わなくていいですもんね。その必要ないはずなのに井上はいちいち思ってるんだ。はい。
これな、大学教授が普通持たない感覚どころか、お笑い芸人とかも持ってない感覚なの。あ、そうなんですか。え、俺ら別にYouTuberじゃないから。いや、別にダベってるとこカメラ回してるだけだし。あ、なるほどね。で、再生数が出なくてもいい、適当に回してるだけだから、あんなもんあげんなや、っていういわゆるスカしのノリ。へえ。をほとんどの人やってて。へえ。大学教授に限らないですよ、これ。笑いを取ることで食ってるやつもその発想になる。ほお。勝負してるやつって少ないんだ。そんな中で井上は面白くしたいと、はい。YouTuberとしてちゃんと数字を出したいってずっと言い続けてる。はい。これありえないほどすごいことだと思う。本当ですか? うん。
真面目な話いいですか? うん。私、あの大学が権威の象徴で中央集権的なトップにいるっていう時代は、もう20世紀で終わったと思ってるんです。なるほど。20世紀でですか? はい。だから21世紀になって、これがま、ゆる言語学ラジオが1つの象徴だと思うんですけど、分散型、アルゴリズム型社会になって、知の流れ方が20世紀と変わってきたっていうのが私の考え方で。なるほど。20世紀までは大学が民に啓蒙するっていうスタイルってことですか? はい。でも今はみんながバラバラにあって、そこから湧き上がってくるのが新しい知の流れだと。じゃ、その思想に準じてるからYouTuberも全力でやってる。はい。そう、そう、私思ってて。これいい話だな。うん。井上とか言ってんのがバカバカしくなってきた。
そして、これ井上に限らずカメラの前のみんなに言うんだけど、俺はみんながYouTuberをやるべきじゃないと思う。うん。ほう、ほう。なぜなら難しいから。うん。そして業を負うから。うん。最初に言ったように視聴者を騙す時もある。うん。ちょっとでも、1文字でも削って細かい密な調整をして、なんとか数字を出して売上を上げようと、俺たちは番組の制作に数百万単位の金を使って作ってるっていう、うん。労力も金もかかるし、何より自分の心をすり減らしながら戦うのがYouTuberの世界で、それにみんなが向いてるとは思わない。うん。病んでやめちゃう人もいますもんね。そう。
だから安易に始めなくていいと思うんだけど、始めるんだったら井上のような気持ちで始めてほしい。それはリソースには当然限界があって、良くするところには限界があるんだけど、それでも自分のベストは出そうと。うん。今使えるリソースの中でなるべく面白くしようっていう気持ちだけは忘れちゃいけないと思うんだ。うん。YouTuberの1番大事な本質って、その気持ちだと思うんだ。なるほど。その気持ちがないままスカしてるやつがあまりに多いから、そういうやつはやっても何にもならない。やめてほしい。今カメラの前のあなたがYouTuber
を始めるならせめてその気持ちだけは忘れちゃいけない。なるべく面白くしてやろうと思ってくれ。それが多少空回りしてよしかになってしまってもいい。一刻になってしまってもいい。[笑い]あんまないけど面白くしようと努力をする気持ちだけは忘れないでほしい。
そして最後に、また井上に話を戻すんだけどな。はい。その心がけ、面白くしようという心がけはお前素晴らしいから、その努力にプライドを持ってほしい。はい。
いのほたチャンネル第78回のタイトル。はい。「なんでもない飲み会2です。面白い自信はありません。」これやめろ。あれさ、面白い自信はありません、だったら出すな。そっか。
分かった。気持ちは。忙しいから、撮ってる時間ないから、今ある素材これだけだから出そうって多分なったんだよな。だったら世界一面白いみたいな顔をしろ。ああ。
公開してるのに「これ面白くないんですよ。皆さん、ちょっとお暇な方だけ見てってください」っていうスタンスって失礼だ。誰に対しての失礼なんですか?リスナーを舐めてるよな。うん。
舞台に上がるんだったら、これは最高だ、俺は世界一面白いって決めて思っておくのがお客さんへの礼儀だと思う。見に来てくれた人に失礼だ。なるほど。なるほど。
井上はな、面白くしようっていう心がけも努力もしてるんだから、それに誇りを持って、公開する時はせめて俺は世界一面白いものを作ったと胸を張って公開ボタンを押してほしい。わかりました。それがYouTuberの本質だ。一番大事なこと。これだけは今日忘れないでほしい。ありがとうございます。
小手先の技術じゃなく、YouTuberとして持っておくべき心構えで、この授業を締めさせていただく。以上。ありがとうございました。ありがとうございました。
堀元さん、うまく話せなくて悩むことってありません?よくあります。そんな悩みを抱える方にぴったりな本を書きました。ほう。タイトルは『会話の0.2秒を言語学する』。会話のわずかな間にフォーカスした1冊です。是非皆さん買ってください。うん。
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