コメンテーターの「正解」はどこにあるのか:ゆる言語学ラジオ・水野と堀元の出演反省会
ゆる言語学ラジオゆる言語学ラジオの水野太貴と堀元見は、最近ニュース番組やラジオでコメンテーターを務める機会が増えている。水野は地上波の情報番組やラジオでニュースへのコメントを求められることがあり、堀元もABEMAの帯のニュース番組『ABEMA Prime』に2時間出演した。この回は雑談回として、2人が直近の出演を振り返る。論点は、良いコメントとは何か、自分の持ち味を出すべきか場に合わせるべきか、の2点である。2人とも、まだはっきりした答えを持っていない。
TBSラジオ「Session」でクマのニュースをアクセントの話にした
発端は、水野がTBSラジオの番組「Session」に出演した回だ。水野が持ち込んだ話題は、NHKが郵便番号や電話番号の「0」を今後「ゼロ」と読むことにしたという報道だった。その後は、視聴者から寄せられた気になるメディアの言葉や、パーソナリティの荻上チキ、山本エリカアナウンサーが気になる言葉について話す段取りになっていた。
Sessionはニュースを扱う番組でもあり、出演中にはその日のニュースを読み上げてコメントを求められる時間があった。水野はこれがとても苦手だという。以前の放送で「個別の話が好きか、そこに見られる構造の話が好きか」という個人差を話題にしたことがあり、水野は構造の話に関心が向くタイプである。だから専門性のないコメントには意味がないと感じてしまう。「本当に怖い世の中ですよね」と言っても、それは全員が思っていることなので、自分が出る意味がない。堀元もこの感覚に完全に同意している。
当日渡されたニュースのラインナップは、日経平均が下げた、クマの被害があった、イラン情勢が変わった、といったものだった。水野は、どれか1本でも自分が雑学を語れるニュースがあってほしいと思ったが、なかった。「この中で気になったニュースはありますか」と聞かれることになっていたので猛スピードで考えたが、30代男性の偏った立場のコメントしか出せないと思いながらスタジオに入った。
そこで水野は、直前のパートでアナウンサーの保守的な言語運用が話題になっていたことを思い出す。アナウンサーは「クマ」を規範的なアクセントで読むが、日常ではアクセントがずれてきている。この話に持ち込み、「ニュースを聞いていてここが気になったんですけど」と切り出した。クマの被害を報じるニュースに、その中身とは関係のないアクセントの話をしたわけだ。水野自身も、話し終えたあと「ニュースの中身とは関係ない話になっちゃいましたけど」と言っている。
水野の判断としては、「いやあ、怖いですね」と言うよりは、こちらの方が仕事をしていると思えたし、面白くなるかもしれないと考えた。荻上と山本は優しく、突っ込むことなく興味深そうに聞いてくれた。山本アナが東京出身ではなく、地元のアクセントを東京式に直してきたという話も出て、多少は盛り上がったという。
「一市民としての感想が聞きたかった」という反応
ところが、放送後にハッシュタグで感想を見ると、コアなリスナーと思われる人の中に「自分には合わなかった」という声がいくつかあった。ニュースの内容についての意見が聞きたかった、一市民としての意見が聞きたかった、という内容である。水野は、5つのニュースの中で自分しか言えないことと重なるのはここぐらいだ、という判断で話題を選んでいた。自分の感想には価値がないと思っていたからこそ言語の話に結びつけたのに、それが裏目に出た。水野は、自分の一市民としての感想を聞きたい人がいることに驚いたという。
別の感想では、Sessionは長い番組で、水野が出たのは最初の1時間だけだったこと、後半では難しい議論をするので、ニュースの感想パートは箸休めとして落ち着く時間になっていることが指摘されていた。「クマが出て怖いですね」「ですね」と落ち着くはずのコーナーで、水野は情報の話ばかりしてしまったらしい。
さらに水野は、自分の素朴な感想をきっかけに荻上や山本の話を聞きたかったリスナーもいたのではないか、と考えている。自分が言語の話に引き寄せたせいで、他の出演者が素朴な実感を語る機会まで奪ったのかもしれない、という反省である。堀元もこれを「戦犯」だと認めた。
「面白い話をしなければ」という共通の癖
堀元はこの話を聞いて、自分の美容師との経験を持ち出した。一時期、美容師との会話を本気で盛り上げたら笑いを取れるのか気になり、6人ほどの美容師に続けて試したことがある。結果は1人成功、5人失敗だった。
最大の失敗は、大人しそうな女性の美容師との会話だった。仕事を聞かれて「YouTuberです」と答えたが食いつかなかったので、直近で一番インパクトのあった話をした。いま収録している「ゆる学徒カフェ」のテナントを仲介した不動産屋が詐欺師で、行方をくらまして連絡が取れない、という話である。うまく構成して話したつもりだったが、返事は「へえ」だけ。つまらなかったかと尋ねると、「私、面白い話をする人が苦手なんです、ごめんなさい」と言われた。堀元は、Sessionのリスナーの反応もこれと同じで、「何をお前は面白い話をしているんだ」という声なのだろうと解釈する。
水野はこれを受けて、自分はリスナーに腹を立てているのではないと話す。問題は、骨の髄まで「面白い話をしなければいけない」と思い込み、一市民としての実感を話してはいけないと考えている自分の側にある。残念だ、怖い、悲しいといった感想は予測できるので、自分が言う必要がないと思っていた。堀元もまったく同じだと応じた。
堀元にも似た失敗がある。先日、2人が好きな弁護士芸人のチャンネルに出演したとき、相手に合わせて面白い話をしようと30〜40分かけて準備し、良い動画が撮れたと思った。しかし終わったあと、相手は顔をしかめて「情報量すごかったですね」と言ったという。2人とも、出演先のフォーマットより「情報を足せば偉い」という自分たちの基準を優先してしまう癖があると認めている。水野は、付加価値ばかり考えて加工されていない素朴な実感を話してはいけないと思い込んでいる点が、コメンテーターという役割とすこぶる相性が悪いと振り返る。
番組の役割を予習すべきだったのか、ディレクションの問題か
水野はまず、Sessionがどういう番組でどういう構成なのか、その時間帯に自分に求められる役割は何かを予習していれば、すれ違いは起きなかったはずだと反省する。一方で、半ば冗談として、それはディレクターが教えてくれてもいいのではないかとも言う。コメンテーターを依頼されるときは「素朴な実感を話していただければ結構です」以上の具体的な指示がない。正解がわからないので、「こうやったら面白いかな」という自分の頭の中の基準、つまり「ゆる言語学ラジオならこれが正解」というやり方で臨んでしまう、というのが水野の説明だ。
堀元はここから、日本のマスメディアはバラエティも含めて演者任せが多い、という話に広げかける。すぐに裏方の悪口のようになっていると気づき、「頼りになるディレクターさんばかりだった」と慌てて取り繕う場面もあった。ただ堀元が本当に言いたかったのは、演者が「こうしたら面白いだろう」と走った結果、予想外の面白さが生まれることがあり、予定調和はつまらないというのがバラエティ制作の現場の考え方だ、ということである。
その例として、堀元はABEMAの番組の「インテリ悪口グランプリ」という大喜利企画を挙げた。芸人の楽屋に挨拶に行くと皆がざわついていた。事情を聞くと、企画の意味がわからなさすぎて何をすれば盛り上がるのか正解がひとつもなく、手探りで考えているのだという。それでも現場はチームワークでなんとか成立していて、堀元はバラエティ番組はこういうふうに作られているのかと感じた。対照的に、自分たちがYouTubeでゲストを呼ぶときは、サムネイルがどうなるか、どこでゲストと意見が対立して盛り上がるかまで決めておく。
もっとも水野によれば、今回のSessionでは「NHKのルール変更について話してもらい、そのあと5本のニュースにコメントをもらい、その後はフリートーク」と段取りを伝えられていた。つまりディレクションはちゃんとあり、水野がそれを無視して面白そうな方向へ走ったことになる。堀元はこれを聞いて、ディレクターはきちんと仕事をしていたのに水野が荒らぬ方向に走ったのだとまとめた。
自分を貫くか、場に合わせるか
ここで2人の考えが分かれる。堀元の立場ははっきりしている。そもそも全員に好かれるのは無理なのだから、自分が一番面白いと思うことをやり、それで嫌われたなら二度と呼ばれなくていい。常に自分をやった方がいい、というものだ。
水野は逆の方向で次回のシミュレーションを済ませていた。もしまた呼ばれたら、ニュースの感想パートでは自分が一番市民的な感覚を持てるものに素直にコメントする。例えば日経平均が下がったニュースなら、自分のポートフォリオには日経平均連動のインデックスが何割かあるので上がってほしい、と言うつもりだという。堀元はこれを「つまらない」と一蹴した。むしろ葬式で使われる独特な日本語の話などをした方がいい、とけしかける。水野は代わりに、トヨタ株が割安ではないか、PBRが歴史的に見てどうか、といった株の話を持ち出す。堀元は、指標を見てコメントした時点で素朴な実感ではないと指摘した。
水野の考えは、Sessionのように人気があって枠組みが決まり、パーソナリティにファンがついている番組では、ブランドと違うことをすると既存のリスナーが嫌がる、というものだ。だから自分に話すことが許されている専門に近い解説の部分だけで暴れ、コメントのパートでは既存リスナー向けにベタなコメントをするのが正しいのではないか。これが1回の出演を経ての水野の反省である。
堀元は、それは好きな人に好かれるために本当の自分とは違うコミュニケーションを取るのと同じで、相手を騙していることにならないか、と問う。水野はここで持論を持ち出す。「本当の水野」などない。人が目の前に現れたときに、その場で最適解を出す自分が立ち現れるだけだ、と言う。堀元はこれを「シュレディンガーの水野」と呼び、1人でいるときはどうなっているのかとからかった。
水野はこの自己像に重なる作品として、村田沙耶香の短編「孵化」を紹介した。コミュニティごとにまったく違うキャラクターで生きてきた女性が主人公だ。大学時代のバイト先では男っぽく、それ以前の学校ではお姫様のようなポジションだった。結婚式ですべてのコミュニティの人が一堂に会することになり、困った主人公は、全キャラクターを知る唯一の友人に相談する。友人は、すべての人格を矛盾なく統合する「トラウマの物語」を書いて渡し、それを夫に深刻に打ち明けるよう勧める。主人公はこんな出来すぎた話で納得するはずがないと思いつつ、夫に「でも今あなたに見せているのが本当の私なの」と話す。夫は「辛かったんだね」と抱きしめてくれる。水野によれば、後味の悪い終わり方をする作品で、とても共感したという。堀元は、水野はすでにYouTubeでコアがないことを話してしまっているので統合ストーリーはもう使えないが、そのぶん結婚相手は気楽だろうと返した。
水野は、置かれた場所で最適とされるものがあるなら、そこにぴたりとはまりたい。だからSessionでずれたことがショックで、次はきっちり合わせ切ってみたいと考えている。
堀元のABEMA Prime:極論を「呼び水」にして滑った
堀元の経験は水野とは逆だった。2週間ほど前のABEMA Primeで、堀元はコメンテーターとして何をすればいいかわからず、最初の1本で試しに「かまして」みた。部活の遠征バスの事故のニュースで、他の出演者は運転資格の確認が大事だといった当たり前のことを話していた。そこで堀元は、きちんとお金を払ってバスを手配できない学校は遠征自体をやめて身内で練習を頑張ればいい、という極論を言った。
司会からは、高校生にとって遠征はモチベーションであり、その権利は奪われるべきではないのでは、と返された。強豪校の顧問をしている出演者にも意見が振られ、堀元だけが異様な思想の持ち主のような扱いになった。水野はその放送をすべて覚えている。
堀元が思い描いていた「ベストシナリオ」は次のようなものだった。「それは極論ですよ」と誰かが止めてくれたら、そこで本来の意見を言う。お金がないから諦めるということは資本主義社会では普通に起きている。高校生にも最低限保障されるべき権利があるから、例えばインターハイへの参加は行政の補助金で必ず出す。それを超える遠征は学校の努力に任せ、最終的には諦める選択肢も視野に入れていい。堀元は自身を新自由主義寄りと位置づける。感情論だけで「最大の補助で最大の福祉」になりがちな議論を、経済合理性との中間に着地させたかった。一番端の意見を呼び水として投げたが、真意を話す機会がないまま危ない人として処理された、というのが堀元の説明だ。
水野は、本当にその意見があるなら、感情ベースの議論に割って入り、経済的観点を問題提起すればよかったのではと指摘した。堀元は、強い意見があるテーマならそうするが、このテーマは言いたいことがあまりなかったと認める。帰宅部だった堀元は高校生の部活に関心がなく、それがサポーターコミュニティでも「興味なさそう」と見抜かれていた。それでもABEMA Primeからは翌月にまた出演依頼が来たという。
堀元の結論:滑ってもいいから自分をやる
堀元が後悔しているのは、1発目を外したあと極論をやめ、場に応じた当たり障りのないことを言い始めたことだ。例に出したのはジャズ漫画『BLUE GIANT』の一場面である。初めての演奏で「音がでかい、うるさい」と怒られてやめてしまった主人公が、相手が呆れて笑うまで吹き続けるべきだったと反省する。堀元はこれとまったく同じ気持ちだという。自分が面白いと思うことをやり続け、リスナーにぼろくそに言われたり二度と呼ばれなくなったりした方がよかった、と振り返る。
水野もこの理屈には一理あると認めた。当たり障りのないコメントをして「つまらなかった」と書かれ、呼ばれなくなる方が悔いが残る。それならアクセルを踏み切って滑り、二度と呼ばれなくなって向いていなかったとわかる方がいい、という考え方だ。堀元はデートでも同じだと付け加える。自分ではないことをして振られれば後悔が残るし、うまくいっても演じ続けなければならず苦しい。
ただし実演として堀元が、地方銀行の中国拠点が5年で2割減ったニュースに「外国とは一切関わらない、鎖国しましょう」とコメントすると、水野からファンでさえ引くと止められた。堀元は、ここまで極端でなくても自分の視点は盛り込むつもりだと話す。
両取りの理想と、発言権を奪われる問題
堀元は、2人の主張は両立できるのではないかと提案する。自分の視点を盛り込みつつ、皆の感想も代弁するコメントを思いつければそれが一番いい。水野は例として、日経平均が下がって悲しいと言いつつ、純金の投資信託を持っているので実はそちらは儲かっている、という形を挙げた。
堀元はここで実務上の問題を指摘する。こうしたコメントには「振り」と「落ち」がある。振りの部分で「本当ですよね、大変ですよね」と他の人に話を取られる可能性が高い。ラジオは話者交代が難しいので、話の途中で「ただ」と強く挟めば取られにくい。これは言語学の知識だと水野が冗談めかして実演すると、「ただ」が強すぎて怖いと笑われた。
堀元はABEMA Primeで実際に話を取られた経験もある。コメンテーターが多く、ここは笑いが取れると思って丁寧に振り、ギアを上げようとしたところで次の人に振られた。水野はSessionでは荻上と山本の受けがとても上手で、日銀総裁の発言後の市場の動きについて、植田総裁就任直後で利上げのタイミングが焦点だった時期ですね、と的確に返すような布陣だったのに滑った、と自嘲した。
実践練習:その場で読み上げたニュースにコメントする
後半、2人は新聞記事を読み上げて、生放送のコメンテーターのつもりで互いにコメントする練習をした。
最初は、ヤマダホールディングスとエディオンが経営統合で基本合意したという日経新聞のニュースである。2027年10月に持株会社を設立し、売上高2.5兆円の規模を生かして住宅事業の拡大につなげる、という内容だった。堀元は、ゆる学徒カフェの近くに開業したビルに大型のビックカメラが入っていることから話し始めた。ビックカメラが、Amazonに客を取られる中で家電量販店の価値は体験にしかないとして、炊飯器で実際に炊いた米を食べさせるといった取り組みをしている、とYouTubeで見た話をした。水野は即座に、それは連想ゲームで、感想ではない、自分とまったく同じ失敗の仕方だと指摘した。スタジオで「そうなんですか」と言わせたい、他の人が言わなさそうなことを言いたい、という癖でやってしまうのだと2人は認め合う。水野が「正解」として、子供の頃に家の近所の店は客が少なかったので曲がり角なのでは、と素朴なコメントを試すと、堀元は「つまらない、出ない方がいい」と返した。しかもその近所の店はヤマダ電機ではなくエディオンだったと水野が言い直し、笑いになった。
宮崎県で初めてポメラニアンの警察犬が誕生したというニュースは難題だった。「かわいい」の先に何を言うかが問題になる。堀元はまず、PS3のゲーム『TOKYO JUNGLE』ではポメラニアンがライオンを倒せるので、今後は凶悪な犯人を倒すのだろう、と答えた。これはニュースをコント風に仕立てるお笑い番組のようになってしまう。堀元は次に、実家で同じ「白号」という名前のポメラニアンを飼っていたので親近感が湧く、と答えた。水野の質問にも好物やボールの思い出まで淀みなく答え、実体験を盛り込んだちょうどいいコメントに見えた。しかし実際は全部嘘だった。堀元の実家は病院で、衛生上の理由から犬も猫も飼っていない。好物を「ドッグフード」と答えたのも、犬が何を食べるのか見当がつかなかったからだという。経歴を詐称したコメンテーターも実在するので洒落にならない、という話になり、水野は虚言癖で知られるYouTuberの逸話を紹介した。
一方、水野が「正解」と評価されたのは国旗損壊罪法案のニュースだ。自民党が議員立法で成立を目指す法案について、人通りの多い場所で国旗を引き裂く、燃やすといった行為は処罰対象になり、スポーツの応援のための寄せ書きは対象外とする想定例がまとめられた。水野は、想定例の中にお子様ランチの旗の扱いもあり、セーフとされていると付け加えた。堀元は、尺も短く、流し聞きしている人も「ふうん」となり、水野のファンも「またうんちくを言っている」と面白がれると絶賛した。水野は実は新聞を4紙読んでいると明かしている。
堀元の番は、英国の競争当局がGoogleのAIによる検索機能について、報道機関などが自社コンテンツの利用を拒否できる行動規範を発表したというニュースだった。堀元は、AIの学習自体は肯定したい立場だと述べた。そのうえで、検索結果の最上部に出るAIのまとめは記事の内容をほぼそのまま出してしまい、メディアに広告収入も入らないので、規制は理にかなっていると話した。一方、この流れで画像生成AIの学習まで一緒に違法視されるのは違うと思う。学習したデータは細かく砕かれて断片として残るので、人間の学習とほぼ同じだからだ、というのが堀元の主張である。水野は角度があると評価しつつ、「記事には肯定的だが、イラストAIとは議論を分けるべき」と結論を先に言った方がいいと助言した。堀元は好きなジャンルなら言いたいことがあるので話せる、と認めている。
言うことがないニュースをどうするか
最も難しかったのは、2026年度補正予算の成立というニュースである。予算の総額や、ガソリン代などの燃料費補助に使う予備費を新設したことが報じられていた。堀元の最初の答えは、水野が「賛成多数」を「算数多数」と読み間違えたのは、これから言う「多数」の「数」に引っ張られたからだろう、というもので、水野がSessionでやったのとまったく同じ失敗だった。堀元は、このニュースには言うことがひとつもないと認める。
水野は、関連する話題にスライドする案を示した。例えば、食品の消費減税が本当に物価高対策になるのか。軽減税率8%を下げても、その分価格が下がるとは限らない。店頭は税込み表示なので、消費者が変化に気づきにくい面もある。予算を膨らませる前に慎重になるべきではないか、というコメントだ。堀元は、わかるがそれは減税のニュースのときに話すべきことだと言いつつ、関連する話題なのでそういう論じ方もありうると認めた。水野は別案として、国民の生活が楽になるという名目の予算は国民も政治家も賛成しやすい共犯関係にあるからこそ冷静に見るべきだ、というコメントも試した。これには「普通」「切れ味がない」という評価が返ってきた。
水野自身も、「慎重に見守るべき」「議論を尽くすべき」で終わるコメントは何も言っていないに等しく、もっと具体的に言わなければと思っていたという。それがSessionでひねりすぎた原因の一部だった。30歳として将来世代への負担を強調するという案も出たが、「世代」も大きすぎる、やはり自分の視点で言いたい、と2人は悩む。ナフサ不足で商品パッケージが白黒になるという話題に絡めて「僕も今日は黒い服を着てきました」とボケる案は、補正予算から離れすぎていると却下された。結局、得意でないニュースでは素朴な実感を話すか、関連する論点にスライドするしかないのかもしれない、というところに落ち着いた。
雑学マシン案の限界と、結婚式スピーチのたとえ
堀元は、国旗損壊罪法案のときのように、すべてのニュースに雑学を用意すればいいのではないかと提案する。ラインナップは前日には大体わかるので、準備時間を使って全部に雑学を仕込む「雑学マシン」になる、という案だ。水野は、雑学を聞きたい話題なら有効だが、戦争で人が亡くなったというニュースで雑学を語れば最悪だと指摘し、堀元も同意した。
水野はSessionの感想を読んで、ニュースを受けて議論やコメントをする時間は面白さを求める時間ではないのではないか、と考えるようになった。コメンテーターはその瞬間、世間を代表してでも素朴なことを言い、ニュースをまっすぐ捉える。リスナーはスタジオでそのニュースについて語る時間を重視しているのでは、という見方である。
堀元はこれを結婚式や冠婚葬祭のような決められた手順に近いと捉えた。水野は結婚式のスピーチのたとえで整理する。笑わせるのは良いことだが、忌み言葉は避けるなど、言ってはいけないことのコードがある。そのコードと面白さのぎりぎりを攻めるのが良いスピーチであり、コメンテーターも同じかもしれない。水野のアクセントの話は、その重なる場所ではなく、面白さの側だけを言ってしまった、というのが水野の分析である。
実は「間違った分析」だった
ここで水野は、さらにまずい事実を明かした。ある感想ツイートによれば、アナウンサーはずっと正しいアクセントで「クマ」と読んでいた。それなのに水野は「ここだけ違うアクセントで読んでいましたよね」と、事実と違う指摘をしていたらしい。山本アナは「本当ですか、気づいていませんでした」と応じていた。水野は、次に会ったら本気で謝るつもりだという。
水野は放送外でも、地元のアクセントを大切にしているのは素敵だと伝えていたが、相手のフォームを崩していないか心配している。堀元は、プロなのでそんなことは気にしていないはずで、むしろクマの被害のニュースにアクセントの話をしている人の話の中身など誰も気にしていない、と慰めた。
水野によれば、スタジオに行く前はちゃんとコメントを考えていた。しかしその場で、前のパートを拾えば構成として美しくなるとひらめき、飛びついてしまった。堀元も、後から見ればなぜそんなことを言うのかと思うが、現場では5秒ほどで何か出さなければと必死なので、リアルタイムでは失敗が起きると共感を示した。水野はスタジオを出るまでは勝ったと思っていたが、エゴサーチして旗色が悪いと気づいた、と振り返っている。
そもそもワイドショーを見ていない
最後に水野は、もう1つの問題として、自分たちがワイドショーのような情報番組をほとんど見ていないことを挙げた。自分たちの基準で捉えているせいで見落としているものが多いはずなので、情報番組をどう見ているかをリスナーに聞きたいという。ただしSessionで滑っていたという感想だけはやめてほしい、と水野は冗談めかして言う。実際に2日ほどエゴサーチをやめるくらい落ち込んだそうだ。
水野が特にこたえたのは、Sessionのリスナーの書き込みが丁寧だったからだという。ゆる言語学ラジオのリスナーには面白い内容だったかもしれないから、と断ったうえで、自分には合わなかったと書いている。人格攻撃ではないので、開き直る気にもなれず、正面から受け止めてしまう。堀元は、そういう感想を見ても「あなたと私は合わないですね」と思うだけで気にならないと言う。
水野はそれでも、Sessionに出るときはその場のリスナーも満足させ、好きなことはゆる言語学ラジオでやりたい。できる限り調整しながら爪痕を残したい、という立場を崩さなかった。堀元は、客に対して「こっちが作っているんだから黙っていろ」という強気なスタンスで知られる芸人の考え方をインストールした方がいいのではと勧めたが、水野は自分とはキャラクターが違いすぎて無理だと答えた。
堀元は、翌月のABEMA Primeにはそのスタンスで臨み、遠慮せず強めに行って滑ってもいいと考えている。それで自分のやり方が合っているのかを判定するつもりだ。一方で、水野が当たり障りのないコメントばかり上手くなることには抵抗がある。最後に水野が「視聴者の声を真摯に取り入れて成長していきたい」と、模範的なコメンテーター口調で何でも「視聴者のご意見」として回収してみせると、堀元は「つまらない、それになるのは嫌だ」と返した。場に合わせるのか自分を貫くのかという問いに、2人は答えを出さないまま、次の出演で試すことにしている。
ゆる言語学ラジオ。コメンテーターさん、むずくね? むずい。あれ正解わからん。
ゆる言語学ラジオ、本日は雑談回としてですね、最近我々コメンテーターの仕事をいただくことがちょくちょくあるんですよね。私で言うと地上波の情報番組とラジオ番組でニュースのコメントを求められることがある。堀元さんも。 うん。 この間ABEMA Primeっていうね、ABEMAの帯のニュース番組にコメンテーターで2時間出させてもらいましたね。
はい。で、僕ちょっと前に荻上さんの『Session』っていうTBSラジオの番組に出させてもらったんですよ。で、それは僕が持ち込んだニュースみたいな形で、NHKで0のことを「れい」と昔は読んでたんだけど、郵便番号とか電話番号では今後「ゼロ」って読むようにしますっていう報道があったので、それについて喋るっていう。 あ、いいじゃん。水野の得意分野じゃん。 そう。で、さらにその後は視聴者さんから届いた気になるメディアの言葉とか、あるいはパーソナリティのチキさんとか山本恵里伽アナウンサーが気になる言葉とかについて喋ろうという、そういう枠組みになったんですね。
この『Session』っていう番組、「発信型ニュースプロジェクト」ってこう謳っていて、ニュースを扱う番組でもあると。で、実際僕が出演してる時にも5本その日のニュースを読んでいって、それについてのコメントを求められるという場があったんですよ。 うん。 でね、僕これ本当に苦手でして。
以前ゆる言語学ラジオで、個別の話が好きか、そこに見られる構造の話が好きかみたいな個人の傾向があるみたいな話しましたけど、僕はすごい個別の話よりも構造の話に興味があるんで、俺のこのコメント、専門性がなかったら何の意味もないんじゃないかって。 全く同感です。完全に同感。 ぶっちゃけ思うんですよね。意味ないじゃん。いや、本当に怖い世の中ですよねとか言ってても、全員思ってることだから俺たちが出る意味がないよな。
うん。そう思って、当日そのニュース決まりました、ラインナップがあってって言って渡された時に、どうにか言語学的なことが言えるニュースが1本あってほしいなと思ったんですけど、まあなくてですね。 うん。あれやばいじゃん。 日経平均が今日下げたとか、熊の被害があったとか、イラン攻撃で情勢が変わったとか、そういうニュースが読み上げられて、水野さんこの中で気になったニュースはありますかって聞かれるっていうことになっていたんですよね。で、猛ダッシュで頭をわーっと回転させたんですけど、いや、30代男性の偏った立場のコメントしか出せんわって思ってスタジオに入った。 うん。
で、幸いその前のパートでアナウンサーのこう保守的な言語の運用みたいな話が出てきてたので、アナウンサーさんが読んだニュース原稿にあった「クマ」が、アナウンサーさんの規範的なアクセントって「クマ」なんだけど、日常的には「クマ」になってるから、もうこれずれてるよなっていう話を思い出したから、そのフィールドに持ち込んだんですね、僕。 はあ。あ、だからそのニュースの内容とは特に関係なく。 そう。だから熊の被害がありましたって話があって、おっかないですねじゃなくて、ニュース聞いてて「クマ」が気になったんですけどって言って、その話に持ち込みました。 あれ、空気読めてないね、それね。 はい。 それひどいね。 はい。今その場じゃないよっていうことをやってしまったわけですね。
ただ、いやあ怖いですねっていうよりはマシかと思ったんです、僕は。 マシ。そっちの方がいい。仕事してる。仕事してる。 おもろくはなるかもしれないなっていう。 うん。おいおい、そういう話じゃねえよとかもね、可能性あるしね。 あ、そうだね。お2人は優しくてそういうこと言わなかったんで、あ、ニュースの中身ともう関係ない話になっちゃいましたけどって僕が言うたんですけどね。 あ、そっか、そっか。ボケたのにちゃんと突っ込まれず。 向こうもうんうんみたいな、興味深いみたいな感じで聞いてくれて、優しいんすよ、本当に。チキさんも。
でもその問題もあるね。コメンテーターで出る時、あんまり呼吸が分かってないせいでうまく連携取れないってのもあるな。 そう。まあ、あと山本アナが東京出身じゃなかったっていうのもあって、自分の地元のアクセントもある中で東京式アクセントに直していったので、なんかちょっとその盛り上がりとかあったんですよ。 なるほど。あ、じゃあいいじゃん。結局くだりとして成功したじゃん。
って思って、終わった後にハッシュタグで感想のツイートとかを見たら、多分コアなリスナーさんの中で自分に合いませんでしたって人がいくつかあって、内容についての意見が聞きたかったとか。 うん。まあでもそうだよね。クマ出てますよって話に対して、「クマ」っていう発音面白いっすよねって言ったら、なんだこいつとはなるよな。 いや、でもニュースの内容についての感想を言いました。 内容じゃない、それ。ちゃうちゃう。アクセントの内容だから。
あと自分の専門性というか、専門とまではいかないが自分しか言えないような内容と、いただいた5つのニュースの中の重なってる部分って、もうこれぐらいかなっていうラインで言ったんですよね。で、ただ合わなかったっていう方は、やっぱりニュースの感想については一市民としての意見が聞きたかったっていうことを言われて。で、僕はその感想を見て、 はいはい。 え、俺の本当に一市民としての感想聞きたかったの?ってのに驚いたんですよね。 うん。まあ、そういう人もいるんでしょうね。
で、僕はね、だから自分の感想にいまいち価値がないとか、価値ある感想出せないと思ったから、よかれと思って言語に結びつけて、自分がここに立って喋るんだったらこれかなっていう話題を選んだんですけど、それが裏目に出たっていうのが意外で。 うん。はい。はい。水野さん、やっぱね、美容師さんとの話を盛り上げようと頑張った経験がないせいですね、それは。
美容師さんとの話を盛り上げようシーズンみたいなのあった? 新聞読みたいから、それ。 やっぱそうだよね。え、俺も今そうなんだけど、一時期美容師さんとの話を本気で盛り上げようとしたら盛り上がるのかっていうの気になっちゃって、俺結構6人ぐらい連続でいろんな美容師さんに仕掛けたことあんの。え、なんすかそれ、みたいな、ガハハみたいな笑い起こるみたいなの目標にしてやったら、6人やって1人成功して5人失敗したの。 うん。
で、5人の中でも失敗のランクが色々あったんだけど、大失敗1個あって、それがまあすごく大人しそうな女性の美容師さんで、お仕事何されてるんですかみたいなこと聞かれたから、あ、僕YouTuberなんすよって。なんかちょっと引きありそうなワードを言ったら、なんかあんまり食いついてこなくて、エピソードのインパクトもっと強い話しなきゃだめかなと思って、直近で1番インパクトあった話したの。あの、具体的にはこの今収録してる学徒カフェっていうテナントを借りたんだけど、その仲介してくれた不動産屋が詐欺師でばっくれたんすよっていう話をしたんすよ。 うん。 で、ウケるかなと思って、結構いい構成で滑らかに喋ったつもりなのよ。で、ばっくれてもう連絡取れないんすよって言ったら、へえって言われて。 はい。 あ、ごめんなさいね、この話つまんなかったですかって聞いたら、あ、いや、あの、私面白い話する人苦手なんですよ、ごめんなさいって言われて、面白い話する人苦手なんだって衝撃受けたんですよ。 うん。うん。 それと一緒じゃない? 多分ね、そうなんだと思う。 何お前面白い話してんだよっていうリスナーさんからの声だよね、それって。
あ、そう。だから僕、このニュースの意見聞きたかったのに、言語の話、自分の専門分野に引きつけて自分の話ばっかするなっていう人に対してキレてるというよりは、自分が骨の髄までその、なんか面白い話をしなきゃいけないって思い続けていて。 うん。一市民としての実感を喋っちゃいけないと思ってるよね。 角度がないことだったら、残念だとか怖いとか悲しいみたいなんだったら、それ俺が言う必要ないなとか。 全く同じ、わかる。 予測ができるから意味ないと思っていたっていうところで、その普段のリスナーさんたちとすれ違っちゃっていて。
で、他の感想を見た時に出てきたのが、『Session』って長い番組で、僕はその最初の1時間だけ出演させてもらったんですけど、後ろでもむずい話とか議論っぽい話をしてるから、箸休めとしてそのニュースの感想パートでちょっとゆったり落ち着くみたいな。 クマ出て怖いですね、ねえ、みたいな落ち着きのコーナーだったんだ。 そう、っていうなんかいいセクションで、でも情報の話めっちゃしちゃったっぽくて。 え、恥ずかしい、そいつ。え、みんながくつろいでる場所でベラベラベラベラ喋ってんだ。恥ずかしい。それ恥ずかしいな、確かに。
いや、だからね、 うん。 『Session』についてちゃんと予習してこいって話なんですよ。 うん。そうだね。 どういう番組でどういう構成で、僕に求められるその時間帯の役割ってのはどうなんだってのをしっかり勉強してこれれば、そのすれ違いが起きなかったはずなんです。でもただ言わせてほしい。それディレクターさんが教えてくれないかと思う。 あ、他責か。現代のビジネスパーソンにあるまじき他責じゃん、それ。 僕は悪くない。 かっこ悪い。
いや、正直なこと言うと、ディレクターさんを責める意図も全くないんですけど、コメンテーターを求められる時って、いや本当に素朴な実感お話しいただければ結構ですから、以上に具体的なこと言われないから、 はいはい。 正解がわかんないというか、だいぶこっちにその裁量ある。 そうだね。 こういうコメントしてくださいともちろん言われはしないから、僕の頭の中にある、こうやったら面白いかなでやっちゃうんですよ。もっと分かりやすく言うと、ゆる言語学ラジオだったらこれだったら正解になるなをやっちゃうんですよね。だから情報いっぱい言う。 ダメですよ。そんなちゃんとさ、出てった先のメディアのフォーマットに合わせないと。
僕つい昨日ぐらいに、こたけ正義感さんっていうね、僕らが大好きな弁護士芸人の方のチャンネルに出てきたんですよ。 うん。うん。 こたけさんのチャンネルに出演するから、やっぱそこに合わせてちゃんと面白い話しようと思って、俺30、40分結構ちゃんと準備していい動画撮ったのよ。したらこたけさんが終わった後、情報量すごかったですねって顔しかめて言ってました。 ほんま?じゃ一緒じゃん。じゃあ一緒じゃん。 やっぱやっちゃうな、それな。 その癖あるな、俺たちな。 うん。そうなんですよ。 足せば足すほど偉いと思っているっていう。 そうなんですよ。なんかずっとバリューみたいなことを考えすぎて、加工されてない素朴な実感とかってもう喋っちゃいけないみたいなこと思ってて、で、それがコメンテーターとすこぶる相性が悪いと思うんですよね。 うん。素朴なこと言やいいんだもんね、コメンテーターってね。
そう。であともう1個思うのは、僕の素朴な感想が聞きたかったっておっしゃってる方は、もしかしたら僕の素朴な感想っていうのを枕にして、チキさんや山本さんのお話が聞きたかった可能性もある。 うん。うん。 だからそこで僕がめっちゃ言語に引きつけて喋ったせいで、お2人の話の機会を奪ったのも問題だったのかなと思った。 うん。素朴な実感を他の人たちが喋るタイミングも奪い、「クマ」と「クマ」の話に持っていったわけですよね。 そう。 それはね、戦犯ですね。 やっぱりか。 うん。それ戦犯ですが、僕は水野さんの肩を持ちたい。
というかね、今水野さんが言った話って、日本のマスメディアが抱える根本的な欠陥の話なんですよ。あなたが言いたいのはそういうことですよね。 あ、違います。 日本のマスメディアがいかに大きな問題を抱えているか、そういう問題提起、素晴らしいものだと僕は受け取りました。 はい。僕本当、『Session』並びにTBSラジオさんには大変お世話になってて、何にも不快な思いとかしたことないんで、全く思わないですよ、それ。 やっぱりね、日本のマスメディアの致命的な問題、それを今鋭くえぐったと僕は思うんですけど。 えぐってないです。
これマジでそうでさ、コメンテーターに限らずバラエティ番組とかでも演者任せすぎるんですよ。ディレクターさんがディレクトしてないことが非常に多い。 ちょ、やめない? なんかその、演者が基本的に気を利かせて、こっち行ったら面白かろうってみんなやっているイメージ。 なんかその、出させてもらったメディアの裏方さんの悪口のまあ…… あれ、これ一番ダサいか。さてはダサいな。
すごいね、頼りになるディレクターさんでした。僕が今まで当たった人はもうみんなすごい、大船に乗った気持ちで行けました。 もうただ立っているだけでいい番組になった。 そうそう。もう面白くてね、本当にありがたかったですね。 いや、本当に今感じ悪かったですよ。 ごめん、ごめん。
方向間違えたんですけど、それが必ずしも悪いことだと思わなくて、演者さんがこうしたら面白かろうと思って走ってた結果、なんか奇跡起こるみたいなことってよくあるじゃない? うん。予想してなかった面白さみたいなの生まれるかね。 そう、そう。てか予定調和になっちゃつまんないよっていうのがバラエティ番組作りの現場だと思うんですよ。っていうことが言いたかったわけですよ。そのディレクターさんが仕事してないとか、そういうことは全く言いたくなくて、バラエティ番組を作るっていうのは奇跡が起こる土台を用意するのが仕事なのであって、そういうことを皆さん一生懸命やってらっしゃると、そういう話をしたかったわけです。 そりゃ君には仕事の話は来ないよ。そりゃ、そりゃそうでしょ。
まあ、だから典型的だったのはさ、ABEMAの『ミトリズエ』っていう見取り図さんMCの番組に出させてもらった時に、インテリ悪口グランプリっていう企画で。 うん。面白いね。 インテリ芸人と僕が集められて、あの、みんなでフリップにインテリ悪口を書いて出すっていう大喜利形式の番組だったんですけど、それ芸人さんの楽屋に挨拶行ったら、みんななんか戦々恐々としてて、 うん。 いやマジか今日の現場、みたいなことをざわざわしてるんですよ。 気使わせる。 なんでこんなざわざわしてるんですかっていうことを、まあそこにいたグリップ岩永中さんっていうね、あの、我々のことすごくよく見てくれてる芸人さんがいらっしゃったんで、なんでこんなざわざわしてるんですかってこと聞いたら、インテリ悪口グランプリっていう企画の意味がわからなすぎて、その何をやったら盛り上がるのかとか正解が1個もわからなくて、だからなんとか今手探りでどうなったら面白くなるかを一生懸命考えてます、みたいなこと言ってんだ。そう。 うん。
だからこれ、ディレクターさんがどうとかじゃなくて、芸人さんたちがなんとかしなきゃいけないっていう自主性でなんとか頑張っていて、で、現場もなんかなんとなくその人たちのチームワークでなんか成立していて、あ、こういう感じなんだな、バラエティ番組作りって思ったんですよね。
それに比べてさ、YouTuberとかってさ、わりかしちゃんと方向付けている。まあ少なくとも僕らはゲストを呼んでなんかやる時って、結構企画をちゃんと固めて、まあなんとなくこうなったらゴールだなってやるじゃん。 うん。うん。まあ、こんなサムネイルになるだろうなとか。 あ、そう。そう、そう。 話が出てきたら我々と意見が対立するから盛り上がるだろうな、みたいなところまでは決めるってことかな。 だからなんだったら、我々、結論から喋った方が面白いやつと、ゲストとして論理立てて喋った方が面白いって思う友人を呼んで喋ったら、ここ対立するから面白いよねみたいなところをちゃんと用意するじゃない。これ盛り上がりポイントだよっていう。それをなんかやらないのがバラエティ番組とかの現場だなっていうことも最近めっちゃ思うんですけど。
そう。だからコメンテーターで水野さんが何やったらいいかわかんないっていうのもそれの延長で、まあ、あとはその空気読んでよしなに頼みますわっていうマスメディアの文法のせいだなっていうのを思いましたね、聞いてて。
うん。まあ、ただ今回の事例に関して言えば、ここはNHKのルール変更について話していただいて、この後は5本のニュースがあるんで、それについてコメントいただいて、で、この後はフリートークですって言われてたんで、言うことも破ってたんですけどね、僕が。 あれ?あれ?じゃ、ちゃんとディレクターさんが仕事したのに、水野が無視してあらぬ方向に走ってった。 こっち面白いかもって思ったら。 そう、こっちだよって。そのちゃんとディレクトされてんのに無視して「クマ」の話したってことよね。 うん。で、そのスタジオの中ではお2人とも優しいから、いや今日面白い話でしたっていう感じでいたから、TBSラジオ出る時も胸張って歩いてたから、落ち込みました。 気使わせちゃってね。で、リスナーさんからは酷評されてね。最悪だな、お前な。 うん。これが正解じゃないの?
でもね、おべんちゃらじゃなく言いたいんですけど。 それが正解です。 土台さ、みんなに好かれようなんて無理なんすよ。 うん。 だからお前が1番面白いと思うことをやって、嫌われたらそこにはもう呼ばれなくていいや、で行きましょう。 ああ、その視点なかったな。 常に自分をやった方がいいよ。 俺、多分ないけど、次呼んでいただけるとしたら、この時にはこのコメントをしてたっていうシミュレーションもう終わってますもん。で、そこではニュースの感想言ってます、僕。 あ、じゃ次回はハマろうとしてるんだ。 もし呼んでいただけたらですよ。呼んでいただいたら、その5本ニュースがあって、そのうちの1個感想を言うっていうパートで、1番その自分が市民的な感覚を持ってるものについてまっすぐコメントしようと思ってます。
まあ具体的には、その日経平均が下がったっていうニュースがあったんで、僕自分のポートフォリオの中で日経平均連動インデックスが何%ぐらいあるから、これ下がったんで上がってほしいですとか、そういうこと言おうと思って。 あ、つまんな。え、滑ってるからやめた方がいいすよ、そのコメント。 え、 面白くないから。 え、でもこれ普段の視聴者さんがこれを求めてるわけでしょ。 「クマ」と「クマ」の話しましょう。そこは戦った方がいい。 いやいや。 あとあの、市況で使われる独自の日本語みたいな話した方がいい。絶対そっちの方がいい。水野をやれって、常に。 え、日経ならトヨタ株安くないですか?そういうその株クラの。 そっちの方がいいな。それ面白いな。 AI株上がりすぎて今AI株の話してもしょうがないんで、バリュエーションが割安に評価されてる銘柄何でしょうねとか、そういう。 そっちの方がいい話。 そっちか。うわ、俺それできたよ、別に。
うん。で、それやったら多分またツイートで、そういう話聞きたかったわけじゃないんだけど、素朴な実感が聞きたかったんだけど、なんで。 そ、そうか。え、でも素朴な実感。トヨタ株がPBR1倍割れってヒストリカルに…… 実感じゃない。指標を見ちゃってるから。だめだめだめ。インジケーターを見てコメントしちゃだめなんですよ。それ素朴な実感じゃないから。 PBRじゃなけりゃ、PER、違う、 どっちの指標かなじゃなくて、指標を見てコメントしてる時点で素朴な実感じゃないから、それ。 でもそれ言ったら日経平均も指数という名の指標だ。 あ、確かに。でも、まあ、日経平均の方がやっぱ素朴な実感っぽい指数だからな。 そこ違いますね。株クラっぽい話しない方がいい。
素朴な感想言えるか、じゃあ。え、ちょっとじゃあ今から適当にニュースちょっと読み上げるから。 あ、俺読みましょうか。 ノーカットで素朴な実感言っていい? いいすよ。じゃあ生放送のコメンテーターだと思ってやります。 はい。では本日の日経新聞土曜版の一面の報道の、まあまとめみたいな部分、そこ読み上げますね。 はい。はい。 家電量販首位のヤマダホールディングスと大手のエディオンは5日、経営統合することで基本合意したと発表した。 ほお。 2027年10月に持ち株会社を設立する。売上高2.5兆円の規模を生かし、家電だけでなくリフォームなど住宅事業の拡大につなげる。 なるほどね。 堀元さん、こちらのニュースいかがでしょうか?
やっぱりね、家電量販店って面白いなと思って、僕好きなんですよ。僕ゆる学徒カフェっていう店をやってるんですけど、その近所にそのITタワーっていうでっかい建物も本当に先月か先々月とかにオープンして、その中にビックカメラのでかいやつが入ってるんですよね。 ここのライバル企業になりますかね、そうすると。 そう。そのビックカメラが言ってること結構面白くて、結局Amazonとかに客を取られちゃうから、家電量販店って我々がやれるのは体験の価値だけだって言って、炊飯器とかを実際使える、実際操作もできるし、もう炊けた米これですって言って食べさせてもらえて。 はあ。 そう、体験できるってこと言ってて、Amazonと差別化のために体験を売るんだっていう話を、そのビックカメラを取材するYouTubeで見て、僕は満足して1回も行ってないす。 あれ以上、あ、もちろん。 あの、関係ない、それ。だからその、俺と一緒なんですよ、その失敗の仕方が。全く俺と同じ失敗の仕方してるから、その。 あ、そうか。これ関係ない話か。 あのね、連想ゲームしてってじゃなくて、感想言えつったんですよ、僕。 いや、やっちゃうよ、これ。癖で。 これ癖でやるのよ。なんとかちょっとでも引っかかりのある、なんかちょっとした盛り上がりそうなエピソードトーク探しちゃうね。 そう。スタジオで、あ、そうなんですかって言わせたいとか、他の人が言わなさそうなこと言いたいって癖でやっちゃうから。え、これマジ気をつけて。本当にやっちゃうから。
うん。え、じゃあ今の正解何だったの? 水野さん。 ヤマダ電機とエディオンが経営統合したらしいっす。ちっちゃい頃、僕の家の近くにヤマダ電機があったんですけど、まあ確かにお客さんの入り、年々少なくなってたんで、曲がり角を迎えたってことなんですかね、とか。 つまんねえ。出ない方がいいよ、じゃあ。 え、そんなつまんないコメントするんだったら出ない方がいいって。 あと、家の近所にあったのエディオンでした。 お前それやめろや。毎回毎回よ。 ちょ、だってさ、ノーカットで言えってやったらさ、2択間違えたりもする。 クニアだと思ったら純駆動だったとか、何回やんのよ、そのミス。毎回毎回。 だからさ、それ難しくてさ、俺の好きな俺をやったら、コメンテーターとしては失格になるわけじゃん。
はい。 だからそれ結局、自分を貫くのか、場に合わせるのかっていう2択だと思うんですよ。だからさ、『Session』ってさ、人気で、はっきり枠組みも決まってて、その、まあパーソナリティさんにもファンがついて固定のリスナーがいるわけじゃん。そういうブランド力のある場所って、そのブランドと違うことやったら既存のリスナーは嫌がるわけじゃない。だったら寄せに行って、で、自分が喋っていいってされてる、その自分に近いニュースの解説みたいなとこだけ暴れればいいのかなっていうのが、僕のこの1回の出演を経てした反省。 はい。はい。はい。 コメントの部分はきっちり既存のリスナーさんに向けてベタなコメントをするのが正しいのかなって、今僕の中ではなってる。
水野さんの言ってることってさ、こう好きな人とかと一緒にいる時に、なんとかこの人に好かれようと思って、好かれる形のコミュニケーションを取りに行くみたいなのと一緒だよね。 そうするよ。 でもそれってさ、水野のために得じゃないじゃん。 え、 だって向こう騙してるってことでしょ。本当の水野はこっちなんだけど、でも向こうに好かれようと思ったらこのコミュニケーションした方がいいなってことでしょ。 本当の水野って何? あ、そうだった。ごめん、ごめん。そうだ。お前ってコアがないんだったな。ごめん、ごめん。その大事な前提がないけど。本当の水野ないんだった。すまん、すまん。 様々な形の水野の、今日はこの右下の形の水野を使ってるだけで、本当じゃないとかないよ。 あ、そうか。そうか。本当じゃないとかないんだね。色々な水野が自分の中にいるだけなんだね。 ない。そう。目の前に人が来ると初めて水野が立ち現れるだけだから。
え、じゃ、1人の時どうなってんの? はい。 あ、はい、じゃなくて。え、1人の時何、モヤみたいな感じなの?水野さんって。 ないよ、その個性とかは。 あ、そうなんだ。その部屋にモヤみたいな感じで溶け込んでて薄くて、その部屋に誰か入った瞬間に初めて確定する。 あ、でも比喩としては近い。 シュレディンガーの水野みたいな感じなの? そう、そう、そう、そう。観測された瞬間に、初めて人が目の前に立ち現れた時に、初めて最適解を出すマシンとしての俺が立ち現れるかな。 そんなやついちゃまずいんだよ。 実存があってくれよ、頼むから。 実存が本質に先立ってて欲しいですけど。 いやいやいやいや。ちゃんと、ちゃんとあってほしい。
僕、だからね、村田沙耶香さんの『孵化』っていう短編がめっちゃ好きで。コミュニティごとにキャラが全く違う女性が主人公で。 ふーん。 大学時代のバイトとかではめっちゃ男勝りなんだけど、その前の高校か中学でなんか姫みたいなポジションやってて。 おお、全然逆だな。そんなに変われるもんって。 っていう、そう、ライフステージごとにそのコミュニティに馴染むために形を変え続けてる女性が主人公だったんですね。
で、ちょっとこっからネタバレになっちゃうんですけど、結婚式を開くということになって、全てのコミュニティの人が一堂に会すから、例えばヤンキーキャラだった時のコミュニティの人の様子を姫ポジのコミュニティの人に見られると、おかしなことが起きてしまうからまずいと。 あれ、そうだな。コミュニティを合わせられないね、絶対。 そう。そしてそれが旦那さんに見つかるのもまずいと。で、この主人公は、自分のその全てのキャラクターを伝えてる唯一の友達がいて、その友達に相談しに行くんですよ。で、そしたらその友達が、はい、これ結婚祝いって言ってテキストくれて。 は、マジってこと? はい。それに何が書いてあるかと言うと、あなたの大量のキャラクターを統合するキャラクターを作ってきましたって言って。 矛盾なく全部の人格を統合するキャラクター。 そう。具体的には、こういうトラウマがあって色々なそのキャラクターができてしまったっていうことを、旦那に深刻に相談してみなさいと。 なるほど。 いうことを言って、で、その主人公は、こんなよくできた話で納得するわけないじゃんって言って。 うん。こういうトラウマでグレてヤンキーになって、みたいなね、よくあるストーリー。 他に頼る手段がないので、旦那に向かって、ちっちゃい頃にこういうことがあったので、こういう新しい人格ができてしまったの、でもあなたの目の前に今見せてるこれは本当の私なのって、全然本当の私じゃないのに言うと、そしたら旦那が、そうだったんだ、辛かったねって抱きしめてくれて、こんなんでうまくいくなんて、っていう後味の悪いスタイルで終わるっていう小説があって。 ほあ。 うん。 これ共感したね。 めっちゃ水野だったもんね。 いろんな人格を適当に使い分けて、で、全然本当の自分がないっていう。
え、じゃあ水野さん結婚する前に、そのストーリーあげなきゃいけない、俺が。統合するストーリーを。 え、でも堀元さん別に全部の俺知らないよね。 あ、怖。へえ。 小学校の頃も、中学校の頃も、高校の時の俺も、バイトの時の俺も知らないよね。 全人格の話知らないな。怖いな。 だから厳しいと思う。 怖い。あと、あの、全部YouTubeで喋っちゃってるからダメですよ。そう、コアがないってバレてるからには。 そう、統合したストーリー喋っても無理よ、もう。 うん。お前もう無理。 うん。本当の自分ないんだなって思われてるから、もう。 あ、そっか。 全部開示しちゃったもんね。 安心できますね、ある意味ね。こいつって本当の自分ないんだなって分かってる状態の人と結婚することになるから。 そうですね。気楽ですね。
そうですね。はい。とにかく僕は「置かれた場所で咲きなさい」でやってきちゃってたので、行った場所でこれが最適ですよっていうものがあれば、ビタビタにそれにはまりたいんですよ。 なるほどね。 だから『Session』も、僕なりのこういう感じが正しいのかなと思って行ったらずれてたから、結構ショックで。 なるほど。 きっちり合わせ切ってみたいって思っている。 面白い。それ水野さんと逆だわ、僕。
ほう。 ABEMA Primeに2週間ぐらい前に出た時には、コメンテーター何かわかんなくて、1個目ちょっとかましてみたの、試しに。 うんうん。 部活遠征のバスが事故で結構えらいことになったよっていうニュース。 うん、ありましたね。 で、なんかみんな素朴な実感喋ってるからさ、いや本当にその運転資格があるかどうかっていうの確認するの大事ですよねとか、まあなんか当たり前のことずっと言ってるから。堀元さんどうしたらいいと思いますかって聞かれて、やっぱりちゃんとね、お金払ってバス手配できないところは、もう遠征をいっそやめて身内で練習を頑張る、これでいいんじゃないでしょうかって極論を言ってみたの。 うん。
それ極論ですよとかってなるかなと思ったら、そのパックンさんが、堀元さんのおっしゃることは大変よくわかるんですけど、とはいえその色々な部活をやってる高校生って、やっぱ遠征がモチベーションになってるみたいなところもあるから、そういう人の遠征するという権利は奪われてはならないものだとは思いませんかって言われて、そうですねって言って、それもう一撃目ものすごい滑ったの。 あと俺覚えてますよ、全部。司会のアナウンサーさんが強豪校の顧問かなんかやられてる方に、何々さん今の意見どうですかって聞いて、そうですね、それ高校生が気の毒じゃないですかって言われてて。 いや、そうだよ。だからそう、極論を言ってみることによってちょっと議論進まないかなと思ったの。 うん。なんかだからスタジオ内で堀元さんだけは異様な思想を持ってる人間みたいになってました。 そうそう。危険思想を持ってる人間みたいな。 嘘だろこいつみたいな。
あ、そう。でも一応じゃあ、あん時俺がどう言ったらベストシナリオだったと思ってたか言っていい? 答え合わせ。そうならなかった未来。いや、それは極論ですよってなって誰かとがめてくれたら、あ、ごめんなさい、それは確かに極論ではあるんですけど、とはいえこれに近い現象ってよくあるじゃないですか。お金がないからこれを諦めようっていうことは一般に資本主義社会ではよく行われていることで、確かに高校生に最低限保障される権利っていうのはあるべきで、例えばインターハイに行くという権利は行政からの補助金で必ず出します。で、それを超える遠征については、その学校側の自助努力に完全に任せて、究極お金がなかったら諦めます、みたいなことも経済の論理ではあり得ることだとは思うので、それも視野に入れていいと思うんですよ、みたいなことを言いたかったの。 あ、だからあくまでその呼び水としてそれを言って、軽くさばいてもらった後に本当の意見を言いたかったと。
そう。で、僕はだから新自由主義者なんで、そっちの良さってありますよっていう。その感情論で言ったら、みんななんか最大の補助で最大の福祉みたいになっちゃうけど、いや、ある程度はその経済理念と統合することが必要じゃないですか、と中間ぐらいに落ち着かないかなと思って、1番端っこ言ったら、ただのやべえやつとして処理されてしまった。 あ、そういうことだったんだ。
そう、っていうのが俺の意図。この人意見ないんだと思って。僕、だから経済思想っぽいこと言う人がその中にいなくて、高校生かわいそうだからなんとかしてあげた方がいいよ、みたいな感じだったから、いや、とはいえある程度現実路線行った方がいいけどなって思ったからそれ言ったんだけど、全然その意図を喋る間はなく、危ない人として処理されてしまった。
でもさ、本当にその意見があったんだったら、やりようはいくらでもあったけどな。みんなが感情ベースの話をしてる時に割って入って、いやいやいやって言って、その感情ベースだとどうしてもラディカルな結論に落ち着くんだから、経済合理性みたいなのを間に入れて議論すべきじゃないですか? 私は新自由主義に親和的な思想を持っているので、こうこうこうあるべきだと思うんですけど、経済的な観点については皆さんどう思いますか? みたいに問題提起してくれたらよかったんじゃない?
あのね、そうなのよ。俺、本当にそれがすごく言いたかったらそうやって言うの。でも俺、別に言いたくないの。 ああ、盛り上がる論点として出したいぐらいの程度だったのか。 そう。あのね、強い意見があるテーマだったら俺それできるんだけど、あんま話したいことねえなって思ってる中で、しいて言うとこれぐらいの意見なのよ。 まあ、そうな。分かるよ。 って言う勇気にならないから、ちょっとボケて言っちゃったのよ。
堀元さんのリサーチがすごくされていたら、司会の方がそれを振ったりすればよかったですよね。例えばそうね、今ちょっと感情ベースの話が進んでいるんで、もうちょっとドライな観点でも見ていきましょう、堀元さんどうですか、みたいなのがあったらめっちゃ言いやすいよね。 うん。あ、でもだから、その司会の方を責めるつもりも全くなくて。 そうね。 俺も別に司会の方悪いと思わない。俺めっちゃ言いたかったら言うんだけど、あんま別にそんな言いたくないから。本当に申し上げにくいんですけど、僕、正直その高校生の部活の現場とか興味ないんすよ。そう、俺帰宅部だったから。 うん。うん。 そう、部活やってるやつの気持ちもわからんし、部活やってるやつどうなろうが知らんし、興味ないから。 うん。 そう、関係ない。俺関係ないのよ。俺、教室の隅っこにいたから、ずっと。そう、野球部のやつとかを、つまらんのにこいつキャーキャー言われやがって、みたいな。許せんなって思ってたから、関係ないんすよ、僕と。 え、練習後にみんなでさ、ポカリとか回し飲みしてさ、うめえとか言ってさ。 勝手にやっててくれ、青春を。俺知らんから。そのお前らは勝手に好きに青春しててくれって思ってるから、意見ないんす。 お前、そのABEMAの、家にいてくれ、じゃあ。あの、伝ト行ってくれ、家から。 確かに家にいた方がいいかもしれん、こいつ。
俺の言いたいことをそこそこ盛り上げながら言えたらいいなと思ってめっちゃ極論言ったら、ただ極論言ったやつとして処理されてしまったっていう悲劇ですよね。 ひどかったですよ。サポーターコミュニティとかで、堀元さん興味なさそうって散々書かれてましたよ。バレてますからね。 まあ、興味なかったですからね。 おい。 ちょっと、あくびしてましたもんね。 もうお家帰りな。本当、夜なんだし。 え、そう。だから最悪だったなって思ったら、あの、また来月出てくださいってきて、嘘だろってなりました。 いやあ、いいな。俺はもう…… もう1回呼ばれちゃった。 ちょっと『Session』に呼ばれる自信ないもんな。
で、僕、だからその次回に向けて今回の反省を活かそうと思ってね、1発目外してやめちゃったのを反省してます。 どういうことですか? つまり、あ、こういうの求められてないんだと思って極論言うのやめたんすよ。場に応じた当たり障りないことみたいなのをちょっと言い始めちゃったんですよ。 うん。 俺、そのことを後悔してて、俺が面白いと思うぞっていうことをやり続けなかったのをダセえなと思って。
これ、僕の好きな『BLUE GIANT』、ジャズの漫画でね、初めて演奏してた主人公が、おい音でけえよ、うるせえよって言われて怒られてやめちゃったのを反省していると。あいつが呆れて笑うまで吹き続けるべきだったって言ってて、全く同じ気持ちです。俺はこれが面白いって思うことをやって、リスナーからボロクソ言われたりとか、ディレクターさんから2度と呼ばれなくなった方が良かったなって思ってます。 まあ、確かにそれでABEMA側が合わないってなったら呼ばない。 そう、呼ばれないだけだから、俺は俺が面白いと思うことをやるが、結局お互いにとっていいんじゃないの。
だし、その理屈で言うと、『Session』で僕が日経平均下がって嫌ですって言って、つまんなかったって書かれたり、ディレクターさんから2度と呼ばれないのって、僕からしても悔い残るもんね。 うん。そうそうそうそう。 この時間もうちょっとなんとかやってたら次呼ばれたんじゃないかって思うぐらいなら、アクセル踏み切って滑り倒して、で、2度と呼ばれなくなって、あ、向いてる人間じゃなかったんだってなればいいのか。 そう、その方がいいじゃん。当たり障りない自分を演じて結局呼ばれなかったよりは、思いきり自分をやってダメだった方が良くない? ああ、視点かも、それ。 デートとかでも多分一緒でさ、こうやった方がはまりそうだぞと思って全然自分じゃないことやって振られました、みたいなのって後悔残るじゃない。 うん。 で、仮にそれでうまくいったとしても、自分じゃないものでやり続けなきゃいけないから苦しくなるだけじゃん。 うん。 だから俺はこれが面白いと思うをやって、お互い一緒に楽しくいられる人と一緒にいたらいいんちゃうんか。 なるほどね。 コメンテーターもそれと一緒なんちゃうんか。僕はそう思いますね。
国内銀行の中国離れが進む。主要な地方銀行の中国拠点は5年で2割減った。日系メーカーの不振や現地の人件費上昇を受けた措置で、地方銀行の対中戦略には逆風となる。進出が盛んな東南アジアやインドと差がついている。堀元さん、こちらのニュースいかがでしょうか? うーん、中国とは一切関わらないでしょ。ていうかね、違うわ。東南アジアとも一切関わらない。あと諸外国と一切関わらない。鎖国しましょう。日本を鎖国して、もう一切外とはやらない。内部だけで頑張る。これで行きましょう。 やりすぎです。やりすぎ。やりすぎ。ファンが引く。 あと本当にそういうやばい人になってしまうな。 うん。ゆるラジファンでさえ引く。心配になっちゃう、それ。 そうか。そうか。これダメかもしんないな、コメンテーターは。でもまあまあ、ここまでラディカルじゃないにせよ、まあ僕は僕の視点を盛り込もうと思います。多少関係なくても。
なるほど。その方がいいと思うな。ていうかさ、今言ってて思ったけど、俺の言ってることと水野さんの言ってることってアウフヘーベンできてさ、いい感じに両取りできる気がする。つまり、自分の視点を盛り込みつつ、うまくみんなの感想も代弁しているような良いコメントを思いつけるようになればいいんじゃない? まあ、それができたらね。 これがベストだよな。 1番ですよね。 だから日経平均が下がってるのは悲しいと言いつつも、純金投資信託を一応持ってはいます、みたいなことだよね。 あ、でもそうそうそうそう、そういうこと。そういうこと。 安い時に純金投資信託仕込んだんですよ、みたいなこと。
いや、でもさ、それさ、なんか、いや、じゃなくて前段で弾かれると思う。つまりその話って振りと落ちがあるじゃん。 はいはい。 いや、本当に株下がって、やっぱ僕も今持ってる株の含み損すごくて困ってるんすわ。まあでもその代わりに僕ポートフォリオで金も持ってるんで、そっちは上がってて儲かってますけどね、って振りのとこと落ちのとこがあるじゃん。 はい。
で、振りのとこで、いや本当にそうですよね、大変ですよねって言って人に奪われる可能性高いな。 ラジオはそうだよね。ターンテイキング、話者交代が非常に難しいので、その時に言語学の知識が生きるわけですよね。 うん。 いや、日経平均が下がって、自分結構日経平均持ってるんで残念なんですよ。ただ、っていうとか
確かにそうなると奪われはしないんすけど怖いっす。「ただ」……違う違う、ちょっとそんなのなんなんだよ。純金投資信託持ってて儲けてます。怖い怖い。「ただ」が強すぎて怖い。金持ってる話、可愛く言っても無理よ。正直に合わんよ、それ。
いや、その取られる問題すごくてさ。ありますね。アベプラでもここ受けできるなと思って結構ちゃんと振ってさあ、こっからギア上げるぞっていうところで「はい、いいですよ。何々さんなんですか」って、あ、俺の話取られたってなって。
アベプラはちょっとね、コメンテーターさんの数も多いもんね。そうだ、頑張ってゴールに向かって走り出したら終わったっていう、ただ小走りして終わったやつになりましたね。
Sessionは山本アナもチキさんもすんごい上手いのにコメンテーターが滑りました。だからもうお前はただありえない方向に走り続けてるだけだよな。サッカーしてる途中なのにグラウンドの外に向かって走ってたな。
あんなに受けきっちりできる人、それこそチキさんなんてさ、「日銀総裁のこの発言の後に市場がこうなったんですけど、なぜでしょう」みたいなやつとかも、「その時期の日銀っていうと上田総裁になって直後に利上げのタイミングがなんとかしてた時期ですよね」みたいな、もう適切にさあ。ありがてえっていう、すごい布陣で滑りました。ありがたく……じゃあもう無理だよ。
ちょうどいいの、練習したらいけんじゃない。練習しよう。お互いちょっとさ。わかった、わかった。水野さんになんか出してもらって。
じゃ、水野さん、続いてのニュースなんですけど、宮崎県で県内初のポメラニアンの警察犬が誕生。ポメラニアンの白号2歳が警察犬になったということです。いかが思いますか?何も思わねえよ。バカじゃねえのか?やめろ、やめろ。それやめろって。何もないはダメなのよ。いや、厳しい厳しい。え、可愛いとか言ったら負けるでしょ、多分。
でもそうだね。うわ、むずっ。これめっちゃむずいな。え、それなんだ?これ特級かも。チキさんでさえさ投げる。これめっちゃ難しいな。いいコメント言えって言われても。
あ、でもリアルに「可愛いですね」は言っちゃうよな、さすがに。その後、「可愛いですね」の後に何言うかがみんな気になるとこね。
僕やってみていいですか?はいはい。宮崎県内で初のポメラニアンの警察犬が誕生しました。堀元さん、こちらのニュースどう思われますか?
やっぱりポメラニアンって言われて真っ先に思いつくもの何ですか?水野さん。え、可愛いとか毛がふさふさとか。東京ジャングルですよ。東京ジャングルっていうね、プレステ3で売れたゲームがありますけど、あれは飼い主がいなくなって、たった1匹になったポメラニアンが東京で生き残るっていうゲームで、あれを現役でめちゃくちゃプレイしてた世代としてはポメラニアンって意外と強いんだなってことが分かってんですよ。
あのゲーム、うまくやるとポメラニアンで狼とかライオンとか倒せたりするんで、これ強いなっていう印象があって、やっぱりこのポメラニアンも多分ライオンと戦ったり今後するんだろうなとか、屈強な犯人を倒したりするんだろうなとか思うと夢が広がりますよね。
脱力タイムズ。確かになんかこういうお笑いコンテンツあるな。ニュースをさ、コント風に仕立ててるやつだから。それになっちゃうから。そうか。え、それになっちゃダメなの?番組によるけどアベプラでもSessionでも無理でしょ、それは。そういうことじゃないか。
ずらしたら……俺はそんなずらしたんですけどね。何回も言うけど、俺は安全圏から喋ってないですよ。俺はいつでも刺される格好ですよ。正直言ってSessionの感想で「この人の話めんどくさい」とか、「ニュースの感想聞きたかった」っていうコメントを受けて、落ち込みましたよ、普通に僕は。
ごめん、じゃあやり直していい?今のもう1回やりますね。はい。2歳のポメラニアン白号が宮崎県内では初となる警察犬に任命されたとのことです。すごい。堀元さん、こちらのニュースいかがでしょうか?
そうですね、僕昔実家でポメラニアン飼ってたんですよ。ほう。で、うちの実家にいたのも奇跡的に白号って全く同じ名前だったんで、やっぱめちゃくちゃいいなっていう、すごい親近感湧くというか、他人事だと思えなくてめちゃめちゃ嬉しいですね。
あ、たまたま白号っていう名前のポメラニアンを一緒の名前で飼ってたんですか?すごかったですね。すごい奇跡だと思って。オスでしたか、メスでしたか。オスでしたね。その白号ちゃんは好きな食べ物ってどういうのでした?ドッグフードでしたね。ドッグフード、やっぱすごかったですね。ちっちゃい頃の1番の思い出ってどういうものでしたか?
ボールを投げたらもうすごい嬉しそうに走っていって咥えて駆けてくるんですよね。でも顎の力強すぎてボールに穴開いちゃって、「おいお前何やってんだよ。買い直しじゃないかよ」とかよくやってましたね。あまりにもできすぎた話のようにも感じますけれども本当なんですか?いや、だから奇跡だなっていう、人生って奇跡だなってめちゃくちゃ日々思ってます。ありがとうございます。次のニュースです。
完璧ですよね。気の利いたコメントを出して、実体験盛り込んでちょうどいいですよね。確かにね。これ堀元さんにしか出せないエピソード。あ、堀元さんってそんなポメラニアン飼ってたんだ。飼ってないす。飼ってないっす。うち実家病院なんで犬とか猫とか飼わないっていう。衛生的にあんま良くないよねっていうことで。一切飼わないすね。あ、でも飼いたくもないし。ええ、でもさっきちっちゃい頃の思い出……そうです。全部そうです。
犬が食べていいものとか全く見当つかないから、そのせいでドッグフードって言ってました、好きな食べ物。情報なかったですね、あれね。え、やっぱ嘘つくのどうすか?全部嘘でごまかすっていう。
それちょっとな、そういうコメンテーターさんいたからな。経歴とか詐称してた方とかな。確かにその人マジでいるからシャレにならんのか。そうなんですよ。ちょっと面白いけどな。嘘ついちゃうっていうのはやっぱいいですよね。堂々と嘘ついて、裏で実はあれ嘘だったんすよって言う、突っ込める人がいたらね。そうね。突っ込めないでしょうね、普通のコメンテーターだと。
元チャンネルガードマンっていうYouTubeチャンネルのやまちゃんっていう、昔はカメラを持ってた時期に演者になった人が虚言癖えぐくて。どんな紹介なんだよ。
震災の日かなんかにアップロードされた動画で募金をするみたいな話をしてる回があったんですよ。で、やまちゃんも募金とかするみたいなことを聞いたら「あ、するで」みたいな。「去年も震災ので3万とか募金したで」みたいな。「あ、そうなんや」みたいな。「やまちゃんそんな募金するイメージとかなかったから意外やわ」みたいなこと言ったら、「結構カンボジアでボランティアとかしてたで」みたいな。
「え、お前ほんまに」みたいなさ、「学校建てるボランティアとかの手伝いとかしてた」って言って、「え、ほんま?」「いや、ほんま、ほんまにほんま」「え、本当にほんまやな?」「ほんまて、え、ほんまなの?」「嘘や」。
なんでそこで認めたんだよ。生き切るかもっと手前で認めるかしろよ。変なとこで認めてるな。嘘つくメリットない。嘘を脈絡なくギリギリまで粘るっていう意味不明なことを真顔でやるんですよ。
意味不明だね。怖いね。そう、怖い。あれみたいなのに近いものを感じたね。それやったらいいんじゃない?大体もう嘘ついてもいいやって思ってコメンテーター出るっていう。突っ込んでくれないか。「嘘じゃないですよね」とかやってくれないか。そうか。繰り返してくれないか。じゃ、ちょっとちゃんと政治の話行きましょう。はい。
国旗寄せ書きは処罰の対象外、自民、損壊罪法案で想定。自民党が議員立法で今国会成立を目指す日本国国旗損壊罪法案を巡り、処罰対象になる場合とならない場合の想定例をまとめたことが分かりました。例えば人通りが多い場所で自作した国旗を引き裂いたり燃やしたり切り刻んだり。
これらは違法になりますが、スポーツ大会で日本代表チームを応援するために寄せ書きをする、これは損壊に該当しないというガイドラインをまとめました。この辺り水野さんどう思われますか?
このニュースちょっと追ってたんですけど、この想定案の中にお子様ランチの国旗はアウトかセーフかっていう基準が書いてあって面白くて。で、お子様ランチはこの案によるとセーフだそうです。へえ。あ、だからあの旗とかね、子供がちぎったりしても問題ないってことですね。ということですね。
ちょうどいい、それ。あ、それ、それ、それ。これか。それ、あ、ちょうどいい、ちょうどいい。あ、これ押さえてたから。え、お前いいの持ってるじゃん。データベースに入れたから。それいい。引き出しあるね。あ、これか。じゃあ俺今1個クリアね。上がりね。お前すごい。これね、1点今得ました。ありがとうございます。ありがとうございます。短かったしね。ちょうどいい。尺もいいしな。そうだな。あ、これか。それだ。
それだったら多分流し聞きしてる人も「ふーん」ってなるし、水野ファンが見ても「こいつまたうんちく言ってら」ってなって面白がられるからいいじゃん。あ、これお前いいなあ。
僕ね、新聞4紙読んでるんですよ、実は。あるな。実はニュース見てます。それだわ。正解。いや、ずるい。お前先に正解出しやがって。じゃあ1個上がりね、俺。悔しい。1点。
じゃあ堀元さんにも練習。はい。ちょっとさっきまで日経だったんで、朝日とか読売みたいな違うやつ行きましょうか。難易度どれがいいですか?ハード、ノーマル、イージー。ノーマルでお願いします。ノーマル。
こちら6月5日の朝日新聞朝刊一面の記事参ります。英国の競争市場庁は3日、米、アメリカですね、Googleが導入している人工知能を使った検索機能について、報道機関などが自社コンテンツの利用を拒否できるようにする行動規範を発表した。こうした規制は世界初としているとのことですけれども、堀元さん、こちらのニュースいかがでしょうか?
やべえ。めっちゃ真面目なこと答えちゃう、俺それ聞かれたら。いいのかな?真面目なこと。やってみて。やってみて。どうなるんだろう。
いや、僕AIを巡る学習とかの話は結構気にしていて、僕はかなり学習は肯定したい立場なんですけど、AIオーバービューはかなりそのものの内容を出しちゃっている。オーバービューっていうのは検索した時に1番上に出てくるAIのまとめですね。Google検索した時に出てくるAIのまとめは確かにかなりそのまんまその記事に書かれてることを出しちゃってるので、あれ著作権的にどうなんだっていう議論はめっちゃ分かります。
それからその記事に直接行かないと広告収入もメディア側に入らないってのが問題ですよね。そうです。のでAIオーバービューに関しては取り締まるっていうのはめちゃめちゃ意味が分かりますし、僕はそれは悪くないというか理にかなってるのかなと思います。
で、一方でこれが加速していくと、例えばイラストAIとかいわゆる生成AIの学習元で使うもの、勝手に使うのって違法だという過激派がどんどん力をつけてっちゃうような気がするんですけど、それは違うなと僕は言いたくて、生成AIの学習って結局学習した後にかなり細かく砕かれて、脳の中に断片になって残るっていう、我々が学習するのとほとんど同じなわけですよね。だからそれ自体は著作権的には問題ない。法的にも問題ないことだと思うので、そこをこの流れで一緒に取り締まろうみたいになるとやだなと思います。
なるほど。ああ、角度あるね、これは。とかはまあ、詳しいジャンルだと喋れるな。あ、ノーマルちょっと簡単すぎたか。ああ。俺の好きなジャンルの話だから。それは言いたいことあるから言っちゃうね。
なるほどね。でも今の話、結論先言って欲しかったかもな。ああ、確かに。だらだら喋っちゃったかも。「記事については肯定的ですけれども、イラストAIとは議論を分けるべきだと思います」って最初に。あ、その方がコメント良いものになるな。
ちょっとちゃんと勉強になるのやめてください。それちゃんと今後に向けてかやめて。そう、そう、そう。俺も間違ってたら言ってほしいし、もっとキャッキャする回だと思って油断して喋っちゃったけど、ちゃんと勉強になるな。高めよ。
もうちょっと、じゃあ堀元さんの専門から離れるけどコメントしやすそうなやついきますね。読売新聞6月6日土曜日の朝刊から参ります。
2026年度補正予算は5日の参院本会議で、自民党と日本維新の会の与党に加え、国民民主党、日本保守党、チームみらいなどの算数多数で可決成立した。一般会計の総額は3兆1135億円で、ガソリン代などの燃料費補助に使用する中など対応予備費を新設し、2兆5000億円を計上した。ということで補正予算案の成立に関しての報道でしたけれども、堀元さんいかがでしょうか?
はい。そうですね。本来「賛成多数」と言うべきところを水野さんが「算数多数」って読んでたんで、あ、多数の「数」に引っ張られるんだなって、人間ってやっぱこれから言おうとしてる言葉に引っ張られるんだなって思いました。俺がやったやつ。クとクと全く一緒でやった。
え、そのニュースはさ、言うこと1個もないじゃん。みんな合意できるいい案になったんだなっていう、補正予算成立してよかったなしか言うことなくない?嘘?俺これ結構コメントできることあるんじゃないかと思うよ。え、例えば何?
ちょっとここのニュースにはなかったですけど、ずっと政府の予算案って膨張し続けていると言われていて、今回も物価高対策を盛り込んだことで大規模の予算案になりましたけど、例えばその減税とかをする、食品消費減税なんかも高市さんはやりたいという風におっしゃってますけど、これが本当に物価高対策になるかってのはちゃんと考えなきゃいけないところだと僕は考えています。
具体的には今の軽減税率の8%から1%に下げたところで7%分本当に食品が安くなるとも限らないんですね。価格転嫁しないかもしれないですもんね。はい。で、それからスーパーとかは税込み表示ですから、そんなに減税のタイミングで価格が変わらなくても消費者も気づきづらいっていう面もあるので、果たしてその食品だけに品目を限った物価高対策のために予算を膨らませていいのかってのはちょっと慎重になった方がいいんじゃないかなと僕は思います。
うーん。分かるんだけど、それ減税のニュースの時に喋るべきことだよな。これその補正予算成立しましたよって話。でもそういうことか。そうやってスライドして論じたいこと論じたらいいのか。そうだね。これもしかしたら自分の得意なフィールドに持ち込んでるっていう部類に入るかもだけど、まあでも関連する話題ではあるから、そういうことを言ってけばいいのかもしれないね。
食品減税の話じゃあ全部捨てたとしても、これは個人的にも普通に思うことですけど、予算案って国民の生活が楽になるっていう名目だと膨張させやすい。それ国民側も成しやすいし、政治家側もこれで票が取れたりとか支持率の向上につながるとか、共犯関係にあるからこそ1番冷静に見なきゃいけないんだけど、報道ベースで見ると他の報道にかき消されてしまってることもあるので、きっちり見ていかなきゃいけないんじゃないかと思いますとか。
うーん。普通だな。分かるけど切れ味はないな。そう。なんか独自の視点は別にないよね。確かに普通の政権とか与党にただ懐疑的な人みたいなコメントだよね。そう。てかさ、大体のものへのコメントってそうなっちゃうじゃん。そうなの?慎重に見守っていくべきだと思いますみたいな。
そうだな。俺そのさ、慎重に見守るとか議論を尽くすとか注視してくってのは本当はもうちょっと具体的に言わなきゃいけないのかなとも思って、そのせいでSessionの時にひねりすぎちゃった部分もある。
そう。でもだからそうだと思うのよ。今の水野さんが言ったことって、コメンテーターっぽいんだけど俺らがやるべき仕事じゃなくない?何も言ってないじゃん。それはその、当たり障りないこと言って終わっていいのかっていう問題ですよね。そう。
まあ、あれか、まだ30歳で、国の借金が増えていくと最終的に自分が年を取ったりだとか将来世代にツケが回るみたいなところを強調するとか、そういうその世代の話みたいなのにスライドする。そうだね。そうなると30歳代表みたいな感じで一応何か示してはいるかなっていう感じはするか。まあ、でもなんかな、世代ってのもでっかいしね。そうなのよ。やっぱ自分の視点で言いたいですよね。
補正予算成立か。いや、むず。やっぱコメンテーターさんってすごいよ。そうだね。面白いコメントをするコメンテーターさんって。
これどうですか?ナフサ不足で今いろんなものが白黒になるんじゃないかって、カルビーのポテトチップスが白黒になりますみたいなやつ話題になってますけど、やっぱりね、それに備えて僕も今日黒い服着てきたんすよ。これどうすか?シーン。スタジオ、シーン。やっぱこういうことじゃないよな。あとね、ナフサ不足の話と補正予算の話だいぶ離れてるから。で、さらにそれにパッケージの白黒がもう大離れ。確かに。
結局最初の水野さんの路線でいいのかもしれないね。自分が得意じゃないものだったら、本当に素朴な実感を喋るっていうことですかね。とかスライドさせるだよね。ちょっと減税しすぎに対して僕は懐疑的ですねとかは補正予算の話の流れで出してもそんなに違和感ないから、それでいいような気もする。
ただやっぱ、さっきの国旗損壊罪ほどのピシャーンっていう感じは全くないよね。お子様ランチのやつ出してほしいな。あれぐらいのやつを全部のニュースに対して出せるようにしない?あとはさ、お子様ランチのあれもさ、全く意見とか言ってなくて雑学だけだからね、実は。気づいた。コメントじゃないんだ、あれ?いや、気づいてた。いや、でも俺はそれをやってほしい、水野に。
それを全部にやってほしいな、それ。あ、ていうかさ、俺ら今完全にアドリブでやってるから用意する暇ないけど、こういうのって大体前日とかに分かるじゃん。だから一応準備時間5時間とかあるわけでさ、5時間とかあれば全部のものに気の利いた雑学用意できるから、全部雑学言うマシンになるっていうアイデアどう?
でもさ、国旗損壊罪とかはまだ法案成立前だったりするけどさ、予算案の成立とかさ、例えば戦争の話とかってさ、雑学聞きたいような話題でもないよな。雑学聞きたいような話題の時はいいと思うんだよ。確かに戦争で人が死にましたみたいなこと言ってる時に、戦争の死傷者で言うとこういううんちくがあって、とか最悪だもんな。うわ、もう2度と呼ばないでしょ。それこそ呼ばないでしょ。それ一番空気ないから。確かに本当に良くないな。
なんかね、Sessionの感想とかを見てて思ったのは、ニュースがあって、それを受けて議論をするとかコメントを言ってる時間って面白とかじゃないと思うの、別に。そうだね。ちゃんとニュースをまっすぐ捉えて、その瞬間はコメンテーターってのは世間を代表してでもいいから素朴なことを言って、スタジオの中でそのニュースについて語るという時間をリスナーが重視してるのかなって思ったんだよね。
うーん。なんかね、だんだん分かってきたぞ。結婚式とかと一緒なのかもしれない。ああ。冠婚葬祭とかの決められた手順を踏むみたいなのに近いのかもしれないですね。面白をやっちゃうとむしろ破壊になっちゃって良くないって話かもしれない。
結婚式のスピーチとかもさ、笑かすのはもちろんいいし、それいいスピーチだと思うんだけど、その代わり忌み言葉とかには気をつけるとかさ、言っちゃいけないことは言わないようにするっていうコードがあるじゃん。で、そのやっちゃいけないのと面白のギリギリを攻めるのがいいスピーチじゃん。
だ、コメンテーターってのも実はそのラインを攻めるものなのかな。で、僕のアナウンサーさんの原稿読みのアクセントについての言及ってのは、間の重なってる場所じゃないところを言っちゃった。面白のとこ言っちゃったよな。っていうので失敗したんだろうなっていう。
ちょ、だめだ。面白くなってきちゃった。クマのニュースに対して「クマって発音面白いっすよね」。いや、クソリプすぎる。なんかちょっと一周してめっちゃ面白くなってきた。急に。やべ、なんか嫌な黒歴史言っちゃったかも。やばいかも。いいね、あんたさすがだね。
ただ、「アナウンサーさん全部クマって読んでましたね」って書かれてて。俺だから、アナウンサーさんずっと正しく読んでたのに、この場所だけクマって読んでましたねっていう間違えた分析してたっぽくて、それでエゴサやめました、もう。え、あ、ここ内緒や、もう。いいとこ1個もないじゃん。ここはもう今放送には乗せてない。
本来本題と関係ないクマというアクセントに注目してたのに。で、アナウンサーさんが「あ、本当ですか。気づいてなかったです」みたいな感じで、「いいや、僕も全然そんな咎めるつもりはないんですよ」みたいな。けど、ここだけ違うアクセントで読んでましたよねって言ったのに、そんな事実はなかったってことが、そのツイートでは書いてあって、目も当てられなかったです。次もし山本アナにお会いしたらマジで謝ります。
いや、別にいいけど。スタジオコールぐらいとれても困るだろうけどね。いや、でもなんか僕はその意図はないってことは入念に、なんなら放送が流れてなくてスタジオのマイクが切れてる時にも「地元の方言のアクセントを大切にされてるの素敵ですね」って話をしたけれども、なんか本人の中でフォーム崩したりとかしてたら……しないだろ、そんなこと。めっちゃまずいじゃん。そうか、プロか。
あとお前のことなんか気にしてねえよ。クマについてのニュースにコメント求められて、クマかクマかの話してるやつ、興味なさすぎ。なんかすげえバカがピーチク言ってるって思われてるよ。1個も気にしてないそんなこと。ピーチク言ってるやつがなんか言っとるわって、中身気にならないから。大丈夫すね。どうせとこねえ。悲しすぎる。
だからその聞き間違えたとかはどうでもいいんすよ、この際。本題と関係ないところ言っちゃってんのはね、ちょっと良くない。もう開き直らせてよ。スタジオ行く前まではちゃんとコメントとか考えてたんだけど、なんかその場の流れで前の箇所拾えるから構成として美しくなるわとかひらめいちゃったんだよ。それでなってなかった。どすこい。
いや、ただあるよね。リアルタイムの失敗ってあるよね。それみんな共感してくれ。本当にその場で思いついたものに飛びついちゃうんだよ。なんか情けないわ。言い訳が必死。情けないわ。
でもこれマジでそうじゃない?見てたらなんでこいつこんなこと言うんだって思うんだけど、それ現場で必死だからね。別に1分経った後だったら俺も変だなと思うよっていう。なんとか出さなきゃって5秒間で失敗したっていうことはありますね。私はスタジオ出るまでは勝ったと思ってましたけどね。エゴサした瞬間に、あれ、旗色が悪いってなりましたけど、あれ勝ってないなって。他者からの評価で気づいたんですね。はい。来た、見た、負けたでした、僕。あ、すごいね。カエサルかなんかの逆言ってるわけですね。すげえ名言。そうです。
というわけで今回は、我々が最近コメンテーターをやらせていただく機会が多くて、ただその正解が分からないということで、2人が直近で出演させていただいた番組の反省会をちょっとお届けしました。
もう1個の問題は、我々がそんなに情報番組に触れていないということもある気がしていて。そう、見ないもんな、ワイドショーとか。そう。だから僕らの基準で捉えて見失ってるものめっちゃあると思うんですよね。だからここまでの議論を聞いて、「いや、お前らにこの視点欠けてるぞ」っていうこととか、「情報番組、私はこういう感じで見てます」っていう感想とか普通に聞きたい。
あと書かないで欲しいのは、「Session滑り上げてた」みたいなやつだけやめてほしい。そうね。辛いから。俺2日間ぐらい「ゆる言語学ラジオ」で検索するのやめてるから、俺落ち込んで。あ、結構ちゃんとダメージ受けてますね。あ、そうなんだ。
それがさ、最近更新された回で間違ってたこと言ってたとか、なんか気に食わねえんだよなみたいになったらいいんだけど、Sessionのリスナーさんってさ、多分人がいいの。あ、そうなんだ。だから例えば僕のコメントを評価しなかった人も、「ゆる言語学ラジオのリスナーさんにとっては面白い内容だったかもしれないから、ごめんなさいね」みたいなことを言いながらツイートしたり。めっちゃいい人だ。あとは「面白いとは思った、でも自分にとっては合わなかった」みたいな人なの、書いてる人。
だから、俺の面白さが分かんなかったのか、俺は別に自分の面白いことやるけどなって開き直るにはちょっといい人すぎるのさ、リスナーさんも。確かにね。「水野とかいうやつマジキモいんだけど、自分語りしてうざ」とかだったら、まだ嫌なやつだなって思うけどね。「ごめんなさいね」って言われちゃうとね。そう。人格攻撃とかしてこないの、全然。普通に「私に合いませんでした」ってだけ書いてらっしゃるから、僕もまっすぐ来るよね。なんだよって言ってバシンと避けるとかじゃなくて、ど真ん中にドーンって受け止める感じになりますよ。
あ、でも俺それ見てもあんま気にならないわ。あ、そうですか。あなたと私は合いませんね、そういうこともありますよねって思います。ああ。お互い幸せになろうって。俺はSessionに出てる時はこの人も満足させるようなものをやりつつ、ゆる言語学ラジオで自分の好きなことやりたいなと思っちゃう。
あ、やっぱ水野さんってハマりに行きたい人なんだね。行きたいですね。できる限りアジャストしながら爪痕残したいなって僕は思っちゃいますね。やっぱ水野さん、粗品さんのマインドをインストールした方がいいかもしんないです。はあ。こっちが芸人でお前ただの客やでっていう。物申す立場にないぞっていう、俺が作ってんだから。そいつが偉いんだから。お前がピーチク言うなっていうスタンス。あれをインストールした方がいいかもしれないです。
あ、無理やな。キャラ違いすぎるもんな、粗品さんと水野さんは。「クソ客は黙っとれ」とか言われ。そうそう、とかね。定期的にこき下ろしていかないとっていうね。ちゃんといい感じに客をバカにして去ってもらわないと困るっていう、あのスタンスをやった方がいいかもしれないですけど。いや、入れれないな。そうね。
僕はそれやってこうと思いますんで、来月また出させてもらうアベプラも今回そのスタンスで行ってみようと思って、遠慮しないで滑り散らかしてみようと思ってます。それで自分がやってたことは合ってるのか間違ってるのかの判定をするってことですね。そう。ちょっと強めに行ってみようかなと思っております。
今後も我々コメンテーターの仕事をいただくことがあるかもしれないので、皆さんはちょっと成長を見守っていただいて、よちよち歩きの子があんなに歩けるようになってってなるのをね、見届けていただければと思いますね。そうだね。
でもコメンテーターのあれめっちゃ習熟していったらそれはそれでやだな。いや、俺そんな当たり障りないこと言わないっすよ。あ、本当にうまくなったらちゃんと適切なこと言えんのかな?言えるようになると思いますよ。
例えばさ、ゆる言語学ラジオのコメント欄とかに、細かいところで「ここ間違ってますよ」って、俺ら分かってやってんのにわざわざ言ってくる人とかいるじゃない?ああいう人に対してどう思う?
いいコンテンツというのは視聴者の方の声を取り入れて成長していくものでありますから、そういった声を大事にして、一歩一歩真摯に番組作りに努めていく、これが大事な姿なんじゃないかと思います。
その水野さんの視点っていうのは本当に飛んでいるもので、やっぱりね、コンテンツ作りっていうのは誠実さ、これが最も大切なことだなと思いますので、皆様からの全ての意見は大切だとそう思って今後もやっていきたいですね。続いてのニュースです。
つまんない、つまんない。これになるのやだよ、俺。水野さんがそれになってるの見るのもやだし。ただいま視聴者の方から、これになるのは嫌だという意見もいただきました。こういった声も真摯に取り入れていきたいと。あ、視聴者の方から今「つまんない」というお声もいただきました。
それやめて。全部のもの視聴者の声として回収するのやめて。それつまんないす。なんかね、それやってると多分フォーム崩すぞ。ゆる言語学ラジオでも変になるぞ。それやりすぎると。気をつけてほしいっす。そう割りたい。何がそう割りたいのか分からん。
外から取り入れて成長した僕をここで見せたいなと思います。フォーム崩してるな。ちょっとあんまりやりすぎないようにね。うまいことコメンテーターと上手に距離取りながらやっていきたいですね。というわけで皆さんからのチャンネル登録、高評価、感想のコメントお待ちしております。我々へのコメンテーターのアドバイス、皆さんがワイドショーどう見ているか、是非どしどしお寄せください。
突然ですが、ほとんどの方には関係のないお知らせです。あ、すごいね。大胆な予告だね。はい。今年の11月21日土曜日に言語学徒飲み会というのを開催します。あ、じゃあオフ会かなと思いきや、言語学徒じゃないと参加できないってことですね。はい。元言語学徒もオッケーです。なるほど。じゃあ大学で言語学やってましたっていう人も参加できると。
はい。これなんだかんだもう3回目でして、監州の先生が来てくださったりだとか、その場で共同研究の話が立ち上がっていたりだとか、カップル生まれてたりだとか。はい。毎回80人ぐらいの方いらして、みんなでただただ言葉の話だけはするという楽園のような、そんなような会を今年もやりたいと思います。
なんか水野さんめっちゃ楽しかったって毎年言ってるもんな。毎年俺朝方まで飲んでしまうからな。開催は東京の浩ちの辺りになるんですけれども、細かな概要については概要欄にイベントのリンク貼ってますので、ご覧いただいて、是非奮ってご応募いただければ幸いです。
はい。大学で僕コンピューターサイエンスやってたんですけど、今度よかったら行っていいですか?はい。唐しのお断りですね。
でもね、あんまり厳しくあなたは来れませんよっていう風にしてるわけじゃなくて、なんかふわっとしていて、もちろん外国語学部もオッケーだし、国語学とかの方もいらっしゃるし、自然言語処理やられた方とかもいらっしゃったんで、コンピューターサイエンスの中の言語学っぽいことやってる人もいるかもしれないわけです。
あ、そう。えっとね、言語学じゃなくて言葉に関する研究をしていた人だったらどなたでもどうぞという風に言っているので、その辺はご自身で判断して応募していただければと思います。はい。全く言葉の研究に関係ない人が紛れ込むと浮くとは思います。
僕、大学の卒論のテーマが運転の補助をしてくれるカーナビのロボットだったんですけど、これはどうですか?でもね、グライスの……いや、ちょっと言葉っぽい感じ。来たらグライシアンの方とかと一緒に……大丈夫す。行かないです。僕はやめときます。堀元さん来るって言ったら他にも来た人……いや、大丈夫です。僕はロボットの手足ちぎるのに忙しかったんで、言葉の研究とかしてないです。そうですか。手足ちぎってました。そうですか。
人数には限りがあって先着順になってますので、迷ってる方は是非お早めに申し込んでいただければと思います。以上お知らせでした。ありがとうございました。ありがとうございました。
堀元さん、うまく話せなくて悩むことってありません?よくあります。そんな悩みを抱える方にぴったりな本を書きました。ほう。タイトルは『会話の0.2秒を言語学する』。会話のわずかな間にフォーカスした1冊です。是非皆さん買ってください。
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