100匹の保護犬すべてに里親を見つける5日間:ミスタービーストの譲渡イベント

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概要

この動画でミスタービースト(ジミー)は、捨てられたり殺処分施設から救助されたりした100匹の犬を大きな保護施設に集め、全頭に里親を見つけることに挑む。本人の説明によれば、この犬たちは動画の公開時にはもう生きていなかったかもしれない。企画は5日間にわたり、子犬や見た目の愛らしい犬から順に引き取られていく一方で、障害のある犬や成犬がどう残っていくのかが描かれる。

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体制づくりと集客のための広告

ジミーは、どの犬にも里親を見つけるという本気度を示すため、トレーナーの一団、散歩係、さらに犬を撫でることだけに専念するチームまで用意したと話す。施設内ではチャンドラーが来場者を案内し、カールは公園で犬が盗まれないよう見張り、ノーランは来場者が里親になれるかを見守る。ほかにも50人ほどのスタッフが関わったという。

来場者を増やすために、ジミーは何十万ドルもかけて州全体に広告を出したと明かす。最初に来た家族はすでに犬を飼っており、友達になれる小型犬を探していた。一行は候補のビスケットを公園に連れ出し、先住犬と一緒に遊ばせて相性を確かめ、そのまま譲渡が決まった。

譲渡の手続きについてもジミーは説明している。里親希望者は全員、第三者機関による身元調査を受け、安全で安定した温かい家庭を提供できるかどうかを審査される。この手続きを経て、バークリー、チャーリーとナゲット、ブラウニーなどが次々に引き取られた。

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1日目は8匹、2日目は来場者が10倍に

初日に里親が決まったのは8匹だった。ジミーは、ふわふわしたかわいい犬ほど里親が見つかりやすいと述べたうえで、このペースでは100匹すべての譲渡に何カ月もかかりそうだと見通しを語る。

ところが2日目は、広告の効果で来場者が前日の10倍になったという。一行は、来場者が入った瞬間にかわいい子犬と対面させる工夫をし、それがうまくいったと振り返る。会場は人であふれて「てんやわんや」の状態となり、ヘンゼルやロッキーなどが引き取られていった。ホワイトボードに付けたバツ印について、ジミーは死んだという意味ではなく譲渡済みの印だとわざわざ断っている。2匹で迷う来場者に「1匹飼えばもう1匹タダ」と持ちかけ、「元々タダ」と返される場面もあった。

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里親へのサプライズ:生涯分のフードと保険

譲渡が決まった里親には、特別なサプライズが用意されていた。ここで引き取られた犬には、生涯無料のペットフードとペット保険が付く。ジミーによれば、これはスポット社(ペット保険)とジンクス社(ペットフード)の協力によるもので、100匹すべてに上質なフードと保険を提供できたという。トールを引き取った家族は「ちょっと泣きそう」と反応した。

2日目には、これまでに6匹の里親になってきた女性も来場した。何匹かと会ったうえでゾーイを気に入り、先住犬のデーンと引き合わせると、においを嗅ぎ合い一緒に走り回った。この譲渡で彼女の飼い犬は7匹になる。ジミーは追加のサプライズとして現金1万ドルを贈り、「たくさん撫でてあげると約束して」と頼んだ。女性は「タダでもやる」と答え、多くの犬を助けてきたこと、犬はみんな幸せになるべきだという思いを語った。

2日目の終わりまでに、里親の決まった犬は44匹になった。

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引き取られないバフェット

一方でジミーは、この日ずっと里親候補から見送られ続けている犬がいることに気づく。車にはねられて足が3本しかないバフェットだ。ジミーはバフェットを自分のお気に入りだと紹介しつつ、家族を見つけるのが一番難しい犬かもしれないと認めている。

3日目の時点でまだ50匹以上が残っていたため、一行は新しい戦略を立てた。最初に試したのは、犬たちを全員ケージから出し、犬のほうが自分の家族を選べるようにする方法だった。この形でも次々と譲渡が成立し、慣れてきたスタッフには余裕も生まれる。ケージの中で人が来たら寝たふりをし、起きて「昼寝の時間は終わりだ」と言ってまた寝る、といった悪ふざけまで挟まれた。

ジミーは、多くの人にバフェットを知ってもらえたこと自体はよかったと語る。しかし実際には、来場者は「タナーかバフェットか」と迷った末にタナーを選び、別の組み合わせで試しても「引き取れない」と断られた。ジミーはこうした状況を本当に悲しいと言い、5万ドルをかけてバフェット専用の広告を特注したと明かす。バフェットが家を得るまで休まない、というのが本人の言葉だ。

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残るのは成犬、殺処分シェルターの事情

この頃には子犬はほとんどいなくなり、ジミーは年をとった犬はどうしても引き取られにくいと説明する。先に進むほど状況は厳しくなるという。

ここでジミーは、一部の犬が来た「殺処分シェルター」についても触れる。こうした施設は持ち込まれる動物を拒めず、常に定員を超えているため、犬を安楽死させなければならない。ただし今回集めた犬について、ジミーは「そんなことは起きない」と言い切っている。

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4日目:デイヴ・バウティスタの参加

4日目には、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で知られるデイヴ・バウティスタが招かれた。デイヴは犬をよく引き取るのかと聞かれて肯定し、今は家に4匹いて「すぐ5匹になる」と答えている。

その後デイヴ自身も譲渡を担当する側に回った。ジミーに「人が入ってきたら犬みたいに吠えて」と頼まれて実行し、来場した子どもの家族に「一日中犬と話していたから」と弁解する場面もある。里親には生涯無料のフードと保険が伝えられ、さらに「もう一つのサプライズ」として、ビーチの絵を裏返させると「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは嫌いだ」という落書きが出てくるという冗談が仕掛けられていた。ジミーは、デイヴがチームに加わって譲渡のスピードが上がったと言う。ミオを含む2匹を「引き離せない」と一緒に引き取る家族もいた。

残りが10匹になると、引き取り手を見つけるのが難しくなった。ドラリーという犬のもとに戻ってきたデイヴは、自分の飼い犬ペニーを思い出させる犬で、すでにつながりを感じると話す。この子に家がないのはつらいとして、引き取り手が現れなければ自分が引き取るとジミーと約束した。

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バフェットに家族が見つかる

同じ日、バフェットは何度も断られ、ジミーの目には希望を失いかけているように見えたという。そこへ予想外の来場者が現れる。その男性は、祖父が3本足の犬を飼っていたと話し、バフェットを「クール」だと評した。散歩に連れ出すとすぐに打ち解け、バフェットも楽しそうに走り回る。男性は足が1本ないことを気にしていない様子で、3本足の犬を見てきたからだと話す。そして、いい子みたいだとしてバフェットを引き取ることを決めた。

ジミーは、バフェットがこの先もできる限り良い生活を送れるよう、カスタムの義足を作り、引き取った男性に1万ドルを贈ったと説明する。空になったバフェットの犬小屋を撤去しながら、少し寂しいが、ようやく撤去できて気分がいいと語っている。

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5日目:残り10匹と費用の総額

5日目の開始時点で、残る犬は10匹だった。ジミーは、犬の数が減れば来場者が選べる数も減るので、ここからが難しくなるのは当然だと述べる。

この日最初の来場者は、ジミーの友人で過去の動画で100万ドルを失ったニールと、5年前に10万ドルを失ったダスティンだった。ジミーはこの時点で里親探しにすでに200万ドルを使っており、まだまだ費用がかかりそうだと話す。途中にはスポンサーの宣伝が入り、その中でジミーは、サーフシャークがより多くの犬を救うためにドッグシェルターへ5万ドルを寄付したと紹介している。友人たちはジェット(新しい飼い主は「ゼウス」と名付けた)などを引き取った。

一行が期待していたとおり、成犬に関心を持つ人も現れた。雄を2匹飼っていてシェパードの雌を探していた家族は、デクスターを「まさに求めていた犬種」として引き取った。犬小屋の片付けが進む頃には、すでに犬を引き取った人たちから、クーパーやヘーゼルとの新しい生活を報告するビデオメッセージが届き始めた。

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最後の2匹:スタークランチとドラリー

最終的に残ったのはスタークランチとドラリーの2匹だった。来場者の多くは小型犬や子犬を希望しており、残った2匹とはなかなか条件が合わない。ジミーは2匹に家が見つからないのではと心配しつつ、待つ以外にできることはないと話す。

ようやく来た男性は、2匹を「ドッジボールの残り2人」にたとえ、初対面の人に非常にシャイだというスタークランチを選んで「クランチ」と呼ぶことにした。ジミーはクランチの譲渡を喜ぶ一方、独りになったドラリーを見るのは悲しかったと語る。

ドラリー1匹だけになったため、施設全体を犬小屋として使い、スタッフ全員でドラリーに関心を注ぎながら待ち続けた。やがて一人の男性がやって来てドラリーを気に入る。ドラリーはハリケーンの際に捨てられて保護された犬で、生涯の家を探していると紹介された。

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100匹目の譲渡と締めくくり

ドラリーを引き渡す前に、一行は「ある人」の同意を得る必要があるとして電話をかける。映像には、引き取り手がいなければ自分がもらうと話していたデイヴの約束の場面が差し込まれ、電話の相手はドラリーが幸せそうだとして譲渡を認めた。100匹目の里親となった男性には、お祝いとして現金2万ドルが贈られ、ジミーはずっとこの子の世話をすると約束させている。

最後にジミーは、施設を提供してくれた保護団体に、今後も捨て犬の里親探しを続けられるよう10万ドルを寄付すると伝えた。手伝ったスタッフにも現金を用意し、ペット保険とドッグフードを提供したスポットとジンクスに感謝を述べて、5日間の企画は100匹全頭の譲渡という形で終わった。