スーパーの食料430万カロリーを4人で食べ尽くせば100万ドル:200日を超えた挑戦の記録
MrBeast ミスタービーストMrBeast(ジミー)は、スーパーマーケットを1店まるごと買い取り、そこに残った4人の挑戦者に条件を出した。店内の食料をすべて食べ尽くせば賞金100万ドルを渡す、というものだ。挑戦者はエルディン、レイハン、ジャクソン、フアンの4人で、店から一歩も出ずに数百万カロリー分の食料を消費しなければならない。動画は、この4人が200日以上かけて店を空にするまでを追っている。
前回の挑戦からの続き
4人がこの店に来たのは初めてではない。もともとは別の動画で、見知らぬ買い物客同士が店に閉じ込められ、25万ドルを懸けて競う企画に知らないうちに参加させられていた。ジミーはこれを「最もカオスな動画」になったと振り返っている。その企画で67日目になっても誰も諦めなかったため、ジミーは賞金を4倍にした再チャンスを与えた。条件は、店の商品を完全に補充し直したうえで、それをすべて食べることだった。
挑戦の告知を受けた4人は「不可能だ」「1年くらいかかるかも」と反応した。好きな通路を選ばせると、ある通路の商品は賞味期限が2028年までと分かり、のり(海苔)が大量にあることも確認された。食べたことはないが、やるしかないと話していた。
在庫の計算と最初の作戦
4人はまず店全体の在庫を調べ、総カロリーを計算した。食パン105個、洋梨34缶、V8が96本、ツナ缶271個、調味料400缶、サルサ22個といった具合で、合計は430万カロリーになった。ジミーの説明によれば、1人が1日2000カロリー食べたとしても、すべて食べ終えるには1年以上かかる量である。
ルールにはペナルティもあった。食料を無駄にした場合は1カロリーにつき賞金から1ドルを差し引く。つまり店の在庫の25%以上を無駄にすれば、賞金はすべて消える。さらに、店の出口に引かれた赤い線をまたいだら失格になる。
傷みやすい生鮮品から片付けるという方針で、4人は最初にバナナを食べ、果物と野菜を冷凍庫に移した。作業中にベリーを床に落としてしまい、80カロリー、つまり80ドル分の損失になりかけたが、メンバーの1人は「腹を壊すぞ」という声をよそに拾って食べ、「床に落ちたベリーだけど結構うまい」と話した。初日の夕食は好物だというチーズステーキで、ピーマンも使った。ただし初日に食べたのは430万カロリーのうち約1万カロリーにすぎなかった。
保存と役割分担、続く体調管理
2日目からは役割が決まった。ジャクソンはオレンジジュース作り、レイハンとフアンはカリフラワーの冷凍を担当し、その間にパンを腐らせないようほぼすべて冷凍した。パンは高カロリーなので、10セントも失いたくないという考えだった。
3日目には保存はうまくいっていたが、食べた量は全体の1%にも届いていなかった。4人はやる気を保つため、あえて嫌いな物から食べることにし、玉ねぎが嫌いなメンバーは「もうやめたい」とこぼした。運営側は、彼らが勝手に食料を捨てないよう、24時間体制で店内各所を監視していた。
4人は運動によってカロリーを消費し、その分多く食べるという考え方を取った。この時点で6万5941カロリーを消費したと計算している。ジミーは健康維持も重要だとして、プロテインやシリアルを高品質な物に替えるなど、店内の食品全体を健康的な物に入れ替え、専属トレーナーも呼んだ。
生活のリズムもできていった。フアンは店の外に集まるファンにあいさつし、ジャクソンは特製スムージーを作り、レイハンは料理本を読んで何を作るか考えた。一方でエルディンは食べるのが遅く、「430万カロリーを食べるより前の対決に戻りたい」と弱音を吐き、筋トレをやめ、時には食事も拒んだ。そこでジミーが訪ね、一緒に筋トレをした。エルディンは「ジミーと筋トレできていい気分だ」と話し、早く食べれば早く出られると前向きになった。最初の1週間、4人は1カロリーも無駄にしなかった。
10日目:目隠しのカート企画は空振りに
10日目、ジミーとスタッフのノーランが目隠しをして店内を歩き、4人が1分間でカートに入れる物を指示するゲームが行われた。うまくやれば10万カロリーほど入るとされ、カートに入れた物はすべてボディビルダーが食べてくれるという仕組みだった。しかし「俺から見た右?」と左右が混乱するなど指示は通らず、集まったのは少量だった。ボディビルダーは「俺ならカラにできた」と言い、ナレーションも、期待したほどの貢献はできなかったと伝えている。
10日目までに4人が食べたのは20万カロリー分で、生鮮食品は片付いたものの全体の5%にも達していなかった。
11日目:店での生活100日目と家族への贈り物
11日目は、前回の企画から通算して店での生活100日目にあたり、ジミーの誕生日でもあった。ジミーは記念に4万ドルを用意し、家族と離れている4人に、家族の生活のためとして1人1万ドルを渡した。翌日が誕生日の妻に渡すという人、母に休暇を楽しんでほしいという人、育児をしている妻に感謝しているという人がいた。
隔離された生活の中で、4人は家族のような関係になっていた。母の日のカードを作り、スペイン語版も用意した。家に帰りたがっていたレイハンは全員分の料理を担当するようになり、エルディンは「床屋」を開いてフアンの髪を切った。
20日目〜30日目:消費カロリーを寄付に換える
20日目、ジミーは新しい企画を出した。この先10日間で4人がトラッカーで計測した消費カロリーと同じ量の食料を調理し、30日目に困っている人たちに配るというものだ。トレーナーも同席し、ジミーは安全第一で、休憩を指示されたら必ず従うよう念を押した。
翌朝6時から皆が運動していたが、エルディンは寝坊を続け、他の3人より2時間遅く運動を始めていたため、消費量は5000カロリー少なかった。他の3人は1日4000カロリー以上を消費し、ナレーションによれば意外にも最年長のフアンがトップで、5時間も跳び続けていた。
この間も「食べ物は一切無駄にしていない」と4人は話していたが、ジミーが連れてきた食品衛生の専門家は、冷凍庫に長く置きすぎた野菜は食べられないと判断した。4人は「平気だろ」と反論したが、病気になっては困るとして廃棄が決まった。そのカートは6614カロリー分で、賞金から6614ドルが差し引かれた。「あれだけ頑張ったのに金を失った」と落ち込む4人を、ジミーは「誰の責任でもない」と慰めた。
その後、別の動画を撮影中のアリソンが助っ人としてやってきた。彼女は5日ごとに別の人と鎖でつながれる企画に参加しており、今回の相手はフアンだった。4人と同じくらい食べたと評されている。
30日目の消費カロリーの合計は20万1768カロリーだった。4人は焼く、炒める、ゆでる、ノンフライヤーで揚げると料理を続け、メンバーの1人は「俺たちは欧州からの移民で、食べ物も金もなかったが、こうして地域の人々に恩返しできる」と話した。食事は300人以上に配られ、20万カロリー分が寄付された。
帰れない日々とレイハンの焦り
アリソンが去ると店は静かになり、退屈な日々が戻った。レイハンは息子から「パパ、赤い線をまたいで」と頼まれたが、すぐに帰るとしか言えなかったと語った。彼は1日4食をひたすら作り続け、満腹だと言う仲間にも「食べろ」と迫った。ある日は3万7000カロリーを食べ、「1杯飲めば4万」と言いながら、冷蔵庫と冷凍庫の半分は空になったがもう半分は満タンだと示した。仲間との意見は割れ、「もう限界だ」「赤ん坊みたいなマネはよせ」という言い合いにもなった。まだ数百万カロリーが残っていた。
気晴らしを求めたレイハンは、店の種を使って搬入口に鳥の餌台を作り、毎朝鳥の声を聞こうとした。ほぼ一日待ったが、鳥は来なかった。
フアンの手紙と、視聴者への還元
レイハンはある日、レジでフアンに英語が読めるか、書けるかと尋ねた。どちらも「いや」と答えたフアンに、レイハンはペンを持たせ、単語クイズを始めた。間違えても落ち込むなと励まし続けた結果、フアンは完璧ではないが以前よりずっと書けるようになり、レイハンに感謝の手紙を書いた。レイハンは「文章を書けなかった男が感謝の手紙をくれた」「一生大切にする」と語った。ナレーションは、自分と家族のことばかり考えていたレイハンが、この手紙で他人を助けることの喜びに気づいたと伝えている。
ジミーはこれを受けて、4人を支援したいという視聴者の声に応え、4人それぞれの顔をあしらったTシャツを作り、売上の半分を本人たちに渡すと発表した。店の外には毎日多くの人が訪れていた。
40日目:アメフト選手を助っ人に
40日目、ジミーは芝生を店内に持ち込んだ。4人が100日間芝生を見ていなかったからだ。ゲームは、10ヤードライン上のカートの位置にいる受け手へボールを投げ、キャッチできればアメフト選手1人が24時間仲間になるというもの。10ヤードごとに追加で獲得でき、うまくいけば10人の選手が加わる。選手1人が2万カロリー食べるとすれば、10人で1週間早く帰れる計算だった。
アメフト未経験で緊張していたフアンが最初に成功し、2投目も決まった。6人獲得がかかった投球ではQBのミッチが投げたが失敗。残るジャクソンの番では助っ人が3人の状態から、成功すれば7人になる距離に挑み、QBが決めた。4人は食欲旺盛な体の大きな選手を選んだが、選手たちは食べ過ぎて眠くなり、24時間が来るとコーチに連れられて店を出ていった。
続いてフアンが別の動画に一時連れ出され、残る3人は「フアンがいないとキツい」と見守った。戻ったフアンで活気が戻り、店の棚が完全に空になった区画も出てきた。
50日目:家族との24時間
50日目には家族が店に招かれ、24時間を一緒に過ごした。ただの面会ではなく、家族も毎時間食べ、スムージーも飲む。妻の手料理を食べたメンバーは「ここ4か月で一番うまい」と言った。ナレーションによれば、他の誰よりも家族が一番多く食べた。
再会で4人は奮い立った。家族の夢をよく見る、娘の声が聞こえるというメンバーは「140日前にここに来た。必ず家族を喜ばせる」と語った。4人はカロリーを消費して大量に食べるという作戦で、交代で走り続けた。
フアンの負傷と「外」の再現
しかしフアンはやりすぎ、足首を痛めた。それでもメンバーに迷惑をかけまいと全力で食べると言い、冷やせ、横になれという仲間の言葉を聞かなかった。足は腫れ、トレーナーは2〜3日体重をかけないよう指示し、トレッドミルを禁止したが、フアンは松葉づえで動き回った。仲間は彼をカートに乗せてキッチンへ運んだ。3人は一生の友達になり、フアンは「新しいおじさん」、レイハンたちは兄弟のような関係になったとナレーションは語る。
その頃、4人が気に入っていた場所の扉がなぜか施錠され、彼らは日光を浴びたい、外に出たいとこぼしていた。ジミーはその理由を明かす。数日前に彼らが日光を浴びたいと言っていたため、赤い線を外側に移動させ、屋外にグリルのある空間を用意したのだ。新しい線に触れれば失格という条件付きだった。4人は「最高だ、満点だ」と喜んだが、ジミーは「60日目はキツくなるかも」と予告した。
フアンの回復のため、仲間は彼を座らせてスムージーを作り、プールまで用意した。本人たちなりの水治療法で足は回復に向かった。この時期、豆の缶詰だけで6万3000カロリーあった。
60日目:黄金のトレッドミルで160キロ
60日目、ジミーは「黄金のトレッドミル」を出した。店内には残り240万カロリーがあり、24時間タイマーが動き出すとその数字は減っていく。24時間以内に160キロを走り切れば、その時点で残っている数字分のカロリーを寄付する。走り切れなければ寄付は一切ない。完走が早いほど寄付は多くなり、時間がかかるほど減る仕組みだ。この企画ではKizikの靴が提供されている。
4人は基本的に1人が1.6キロずつ走り、残りが休む交代制を取った。補給所に水や軽食も用意され、安全のためトレーナーも呼ばれた。あるメンバーは「48キロまではいけるが、これはマラソン4回分だ。80キロで限界が来る」と予想し、その予想は当たった。半分を過ぎて疲労でペースが落ち、膝の痛みや足のつりを訴える者も出た。1人は、1.6キロを走ったのも数日前が初めてだったと明かしている。
カウンターはついに100万カロリーを切り、ゼロになれば苦労が無駄になる状況になった。メンバーは家族からのメッセージ、たとえば「パパ、ターザンは走り続けたよ」という子供の声を支えにし、マッサージを受けながら最後の1.6キロを走り切った。ジミーによれば、アスリート級の挑戦者でも35万カロリーだったところを4人は大きく上回り、記録を塗り替えた。結果として60万カロリー分の食料が困っている人々に提供され、店内から一気に消えた。4人は「食べきれない、2か月はかかる量だった」「食料を配れたし目標にも近づいた」と喜んだ。
外の世界とのずれ、フアンの喪失感
その後、別企画でランボルギーニに乗って世界一周中のジムとモニカが、車ごと店内にやってきた。2人は1万カロリーを食べなければ帰れず、5000カロリーのスムージーや店の特製料理、パスタを次々に出された。エルディンがランボルギーニを運転する間、3人が料理を担当した。
一方で、4人は外の世界が変化していることを思い知らされた。フアンの国では毎年7月4日にサッカーをする習慣があり、彼は25年間続けて参加していたが、前日初めて参加できなかった。「すごくつらい、友達が恋しい」と話したフアンは仲間から離れ、食事もしなくなった。150日を超える挑戦の中で、失ったものに気づいたからだとナレーションは説明している。
ジミーは彼のために母国の友人たちを店に呼び、店内でサッカー大会を開いた。大会後の食事で友人たちは5万5000カロリーを減らし、フアンは「この時間に感謝する」と話した。それでも残りは多く、寄付したのに豆が大量に残っていた。4人は嫌いな物も食べ始め、「ロッカーのにおい」がする玉ねぎジュースを飲み、ジミーもカボチャプロテイン、ライスケーキ、シロップ5杯、チョコバー入りのスムージーを一緒に飲んだ。
ジョーイ・チェスナットとの対決と新車
4人が好きな車の話をしていたのを聞いたジミーは、それぞれが話していた車を店に持ち込んだ。子供が増えたらSUVが要ると言っていたレイハンは「子供たちを乗せるよ」と喜んだ。ただし車を勝ち取るには、フードファイターのジョーイ・チェスナットとの対決に勝つ必要があった。4人にジミーを加えた5人は3.6キロの豆、ジョーイは世界記録にあたる7.3キロの豆を食べ、ジョーイが食べ終えた時点で5人側に残りがあれば負けというルールだ。
ナレーションによればジョーイは「別の次元で戦っていた」とされ、また世界記録を更新したが、5人はそれより先に食べ終えて勝ち、4人は新車を手に入れた。この時点で店内のカロリーは100万を切り、全体の75%を消費したことになった。棚を撤去して車の駐車スペースも作られた。
4人はチームのきずなを口にした。フアンは常に元気で掃除をしてくれる、彼がいなければここは回らない。ジャクソンは常に筋トレを頑張る尊敬できる存在で、エルディンはいつも笑わせてくれる。全員が役割を果たしていると話している。
挑戦100日目:最初の挑戦者たちの帰還
挑戦開始から100日目、ジミーは最初の動画に出た挑戦者たちを全員呼び戻した。189日前、見知らぬ人々としてこの店に入った人たちである。1時間、全員が料理やテーブル作りで4人を手伝った。最初の動画で「フォート・フリージー」と呼ばれた場所は今やジムになり、かつて誰かが住んでいた通路も面影がなくなっていた。旧メンバーは「マッチョになった」と4人の変化を口にした。
前回の挑戦者たちを見て4人は気づいた。滞在日数は100日ではなく、実際には190日だった。補充の間、22日間待機していたためだ。早く店を出るべきだと実感した4人は、ブレンダーの最終日を迎え、冷凍卵や最後のエビといった嫌いな物も食べ進めた。4か月前に「ステーキが最後」と言っていたメンバーは、その夜の夕食としてステーキを用意した。
ジャクソンの決断と指輪
ゴールを目前に、ジャクソンは長い間ここで考えた末、恋人にプロポーズすると決めたと仲間に打ち明けた。ただし彼女の両親の許可がまだで、ずっと先延ばしにしていた。ジミーが電話をつなぎ、ジャクソンは緊張しながら「お嬢さんはかけがえのない人です。結婚を許してもらえますか」と尋ね、即答で「もちろん」と返された。指輪はオーバルの個性的なものを選んだ。指輪を持っていないというフアンには、ジミーが奥さん用の指輪を贈った。
トラッカーの記録と最後の食事
4人は挑戦中ずっとトラッカーを着けており、そのデータに基づいて表彰が行われた。消費カロリー1位はジャクソンで45万1299カロリー。睡眠時間1位はエルディンで1054時間4分。アプリで撮影やスキャンをして記録した調理カロリーの1位はレイハンで、201万1555カロリー分を調理した。歩数1位はフアンで273万5000歩だった。全員にはGoogle Health Premiumの生涯利用権も贈られた。
残りは5万カロリーを切り、あと2日となった。ここまでに430万カロリーを摂取し、損失は6614ドルのみだった。最後の1日分の食材で、メンバーの1人は母に教わったパンを焼いた。4人は店内で食べ物を投げ合ったが、ナレーションはこれを退屈しのぎではなく、自分たちの原点と経験を思い出すためのオマージュだと説明している。
200日を超えて迎えた最終日、店の外には雨の中、多くのファンが集まっていた。残りは3882カロリー。202日前、食料を買いに店に入った4人は、90人以上に勝ち残って最後の食事を迎えた。「食べて」という声援の中、子供の前で最後の一口を食べ終え、4人は店を出た。
店を出たあと
最後の夜、4人は「毎日24時間ずっと一緒にいるなんて、この4人だからできた」「赤の他人だったけど今じゃ相棒だ」と語り合っていた。ジミーはこの企画を、他人同士がスーパーに閉じ込められ勝負したらどうなるかという「社会実験」だったと振り返り、残った4人は食べ尽くす道を選んだと述べた。
外に出た4人には100万ドルの獲得が告げられ、子供は「パパ、もう帰る?」と尋ねた。ジャクソンは恋人に、かつてお金がなくて指輪を返品したことを覚えているかと問いかけ、今なら渡せると言ってプロポーズした。返事は「イエス」だった。
冗談抜きでスーパーを丸ごと買った。この4人が店の物を全部食べたら100万ゲットだ。ウソだろ? 全部? そうだ。街1つ分の食料を食べ尽くす前代未聞の挑戦だ。店から一歩も出ず、何百万カロリー分を食べる。不可能だよ。
好きな通路を選んで。1年くらいかかるかも。ここにする。賞味期限は2028年までだ。問題ない。
のりがたくさんあるね。どう思う? 食べたことないけど、やるしかない。どんな作戦にする? 品数が多くて迷うよ。
店全体の在庫を調べて全カロリーを計算する。食パンが105個。洋梨34缶。V8、96本。次だ。ツナ缶271個。調味料400缶。サルサ22個。終わった。大量だ。多すぎる。すごいな。
生鮮品が先に傷む。バナナを食べよう。乾杯。最初の一口だ。残りは……100万口。
全部で430万カロリーの食料だ。1人が1日2000カロリー食べても、全部食べ終えるのに1年以上かかる。生鮮品が最初に傷むから、そこから始める。果物と野菜を冷凍庫に入れよう。
もし食料を無駄にしたら、1カロリーにつき賞金から1ドル引く。つまり店の25%以上を無駄にしたら、賞金は全額消滅する。
ベリー類は……おっと。80カロリー分落ちた。80ドル分だ。捨てようよ。大丈夫だ。腹を壊すぞ。食べられる。床に落ちたベリーだけど、結構うまい。
冷凍庫に移し終えたぞ。これで腐らない。夕食は何にする? 好物のチーズステーキだ。ピーマンも使える。挑戦で初の食事に乾杯。うまいよ。
店には430万カロリー分あるが、食べたのはたったの1万カロリー。終わらないよ。最後に1つ。赤い線をまたいだら失格だ。1、2、3、チーム! どうなることやら。
まいったな。カメラに撮られてる。おやすみ、エルディン。おやすみ。レイハン、ジャクソン、フアンもおやすみ。おやすみ。
始めよう。食料が山ほどある。調子はどう? スーパーでの2日目だ。野菜は冷凍して果物は絞る。腐る前に野菜と果物は食べよう。
役割を紹介する。ジャクソンはオレンジジュース作り。レイハンとフアンはカリフラワーの冷凍。彼らが作業中にパンを何とかしよう。パンを腐らせないために、ほぼ全てを冷凍したい。パンは高カロリーだ。長持ちさせて10セントも失いたくない。
4人の士気は高い。カロリー消費は順調だ。疲れたが続けるしかない。
3日目だ。調子は? 元気だ。誰もやめてないね。これを使おう。こんな感じでどうかな? くつろげる。いいね。
ファンに見られるのは変な気分? いや、むしろ励みになる。4人は初出演じゃない。彼らは前回の挑戦で出演経験があるのだ。67日目に誰も諦めなかったので、賞金4倍の再チャンスを与えた。ただし条件が1つ。店の品物を完全に補充し、全て食べること。
今や世界的な有名人だ。店の外に人が集まってる。申し訳ないね。
3日目の作戦は? 生鮮食品は冷凍庫に入れた。パンもね。うまく保存できたようだが……全体の1%は食べた? いや、まだだ。マズい。売り場には大量の食料があるし、冷凍庫の分もある。大量だ。山ほどある。
4人はやる気を保つため、嫌いな物を食べることにした。玉ねぎは嫌いだ。心配ない。泣くな。もうやめたい。落とすなよ。5ドル分だぞ。
彼らが勝手に食料を捨てないように、24時間体制で店内の各所を監視している。だが彼らはすでに本気だ。足す320、足す90。220、300……1万7404。6万5941カロリー消費した。
運動は大事だ。やらなきゃ終わる。カロリーを消費して食事を増やす。健康維持も重要だ。プロテインとシリアルだ。高品質な物と入れ替えたよ。全体の食品を健康的な物に替えた。さらに専属トレーナーも呼んだ。鍛えてくれるぞ。
やあ、フアン。いい筋肉だ。ムキムキになったら家族はどう思う? きっと腰を抜かすよ。奥さんも驚く。筋トレは終了だ。アミーゴ!
生活のリズムも生まれた。フアンはファンへあいさつ。おはよう。ジャクソンはスムージー作り。特製だ。いいね。レイハンは調理法を学ぶ。料理本を読んで何を作るか考えてる。乾杯。食べるのが遅い。
この1人以外は順調のようだ。少しつらい。長居しすぎた。4人で430万カロリーを食べるよりも、前の対決に戻りたい。
いくぞ。起きろ。元気だな。休もうぜ。やめとく。エルディンは筋トレもやめた。おはよう。時に食事も拒んだ。空腹だろ? 食べなきゃ。
彼を訪ねて元気づけよう。たくさん食べるには運動しないとね。やってやる。もっとだ。頑張れ。ジミーと筋トレできていい気分だよ。チームは最高だし楽しんでる。外には出たいけど。早く食べれば早く出られる。
1週間で1カロリーも無駄にしてない。思ったより順調だね。賞金は100万ドルのままだ。来週はどうなるかな。
10日目だ。ジミー。やあ。何するの? いい質問だ。これは目隠し。見えない。これから俺たちは目隠しで歩き回り、4人は1分間でカートに何を入れるか指示する。入れた物は全て食べる。
ジミー、分かる? 俺が指示するよ。ここじゃなく、あそこで指示を出して。うまくやれば10万カロリーくらい入る。マジかよ。準備はいい? ああ。いいよ。スタート。
右へ。まっすぐ。カートが。見えない。おい! カートがない。まっすぐだ。怖いな。ジミー、右だ。俺から見た右? 左だ。左に行って。こっちか。この棚から? 全部だ。
ノーラン、戻れ。こっち? 違うよ。これでいい? 全部取って。助けて。何も見えない。ぶつかる! ノーラン、カートに入れろ。全部だ。放り込め。箱ごとだ。えっ? 箱ごとだ! 全部入れろ!
時間切れだ。終了。終わり? ちゃんと指示を聞け。何? 指示がヘタだ。とにかく、みんなで食べるのを手伝うよ。入ってきて。ボディビルダーだ。カートの中身を全て食べてくれるぞ。少量だけどね。
もっと取ってこいよ。頑張ったけど壁にぶつかった。俺ならカラにできた。効果は微妙だ。いい状況じゃない。彼らは期待したほどの貢献はできなかった。そして店内は4人に。
10日目で彼らは20万カロリー分を食べた。生鮮食品は片づけたが、全体の5%にも達していない。まだ大量に残ってる。1年もいたくない。
11日目は店での生活100日目であり、俺の誕生日だ。ありがとう。やあ。元気か? この店での100日記念に4万ドルを用意した。君たちは家族と離れてるから、家族の生活のために1万ドルを渡す。誰に渡す?
明日が誕生日の妻へ。世界一の妻であり母親だ。母さんに渡す。夫婦で使って。楽しい休暇を過ごしてよ。母さん、愛してる。育児する妻に感謝してる。渡しに行くよ。じゃあね。
隔離された生活で4人は家族のようになった。母の日用に作った。いいね。君の妻や姉妹や母親のために。こっちはスペイン語。すばらしいよ。
家に帰りたがっていたレイハンは、全員の料理を始めた。チキンを焼くぞ、エルディン。料理を見ててくれ。眠そうだ。寝坊しない時は……エルディンの床屋だぞ。フアンが客だ。俺も切ったよ。任せてくれ。信じてるよ。うまく切ってくれ。
他のメンバーもやる気に満ちていた。よく歩けるな。お前も運動しろ。歩いたら吐く。
みんな。20日目の企画は面白いぞ。トラッカーを出して。これから10日間、消費したカロリー分を困っている人たちに寄付する。10日間で10万カロリーを消費したら、30日目に10万カロリー分を調理して配る。頑張ろう。それではスタート。やるぞ。頑張ろう。
トレーナーもいるぞ。やる気満々だから見張っててくれ。安全第一で頼む。休憩しろと言われたら必ず従うんだぞ。
右上に消費カロリーが表示されている。30日目までできるだけ消費するんだ。そのカロリーと同じ分の食料を必要な人に提供する。
翌日の午前6時、みんな運動に励んでいた。起きろ。彼を除いて。おはよう。今日はかなり寝坊だ。9時半頃に起きてから休んでない。立てよ。運動しろ。俺たちは早く起きて、もう終わったんだ。
エルディンが参加すると……頑張れよ。お前ならできる。無理だ。エルディンは休憩中。ヘトヘトだよ。マジで。みんな俺よりカロリーを消費してる。でも俺だって全力だ。消費のコツ? みんな君より2時間も早く運動してる。それがコツだ。なるほどね。
まだ寝てるのか。ヤバい。5千カロリーも少なくてよく寝られるな。うるさい。信じられん。エルディンが苦戦中……他の3人は4000カロリー以上を1日に消費してた。意外にも最年長のフアンがトップだ。5時間も跳んでるぞ。休んだらどうだ? 平気だよ。
遅れ気味のエルディンも目標は見失わない。賞金は100万ドルのままだ。食べ物は一切無駄にしてない。
会いたかったよ。傷んだ物は? ない。賞金は100万ドル。食料は傷んでない? そうだ。専門家の話と違うな。冗談だろ。来て。マジか。ウソだろ。食品衛生の専門家だ。説明して。
この野菜は冷凍庫に長く置きすぎです。食べられない? 平気だろ。大丈夫だ。食べられません。病気になったら困るだろ。少し傷んでるんだよ。問題ない。俺は食べないよ。
傷んだ分を計算し、損失額を確認した。こいつはマズい。このカートには6614カロリー分ある。つまり賞金から6614ドル引く。クソッ。賞金総額が更新された。笑えない。最悪だ。どうしてだ? 誰の責任でもない。あれだけ頑張ったのに金を失った。キツいよな。
つらいのは分かる。これを見て元気を出して。6000ドル? 何だ? 家族? 助っ人かな。かもね。助っ人のアリソンだ。別動画の撮影中で、5日ごとに他人と鎖でつながれている。今回はフアンだ。私に任せて。
初日が終わった。すごい食欲でしょ。俺たちと同じくらい食べてる。6000ドルは痛いが、同じ失敗はしない。
30日目だ。成果を? 知りたい。
20万1768カロリーだ。いいぞ、みんな頑張った。アリソン含めてね。ではキッチンへ。
料理開始だ。やるぞ。店を出る日が近づいている。地域にもプラスになるぞ。20万1700カロリー分だ。人助けするぞ。やろう。始めるぞ。
焼いて、いためて、ゆでて、また焼いて、ノンフライヤーで揚げて、トーストして、料理しまくる。
俺たちは欧州からの移民だ。食べ物も金もなかったけど、こうして地域の人々に恩返しできる。本当にいい経験だ。もっと配りたい。
20万カロリー分の食事だ。やった! 届けよう!
どうぞ。飲み物だよ。フィースタブルズもどうぞ。聞こえる? ああ。4人のおかげだ。やったぜ。
行列ができてるよ。最高だね。お疲れさま。いいんだ、お疲れ。感謝を。
300人以上に配り、20万カロリーを寄付した。やったぜ。
だが別れの時が来た。鎖でつないだアリソンを店の外へ見送る。お別れだ。大好きだよ。
静かになった。悲しいよ、寂しくなる。退屈な日々に戻った。食べ尽くすまで店を出られない。
パパ、赤い線をまたいで。できない。なんで?
息子に頼まれたけど、すぐに帰るとしか言えなかった。そして店を歩くと、帰れないと思い知らされる。
始めよう。彼は料理を続けた。1食、また1食、ひたすら作り続けた。諦めない。
1日4食だぞ。食べきりたいけど満腹だ。どうした? もう食えない。
レイハンは帰りたくて、考えを押し付けてくる。食べろ、食いまくれ。腹がはち切れそうだ。妊婦みたいだろ。生まれそう。
レイハンと仲間は意見が割れていた。
今日は3万7000カロリー。1杯飲めば4万。冷蔵庫は空だ。ここは満タン。冷凍庫も空。ここも満タン。すぐ終わる。まだかかるぞ。
レイハンの執念はついに許容量を超えた。
もう食えない。泣き言を言うな。まだあるぞ。もう限界なんだよ。いいから食え。お前が食え。それはお前の分だ。とにかく全部食え。賞金が減るぞ。
赤ん坊みたいなマネはよせ。そこに置いとけ、俺が食う。甘ったれ。はいはい。
クランベリー。そうだ。
まだ何百万カロリーも食料は残ってる。帰るのはまだ先だ。
レイハンは気晴らしを求めていた。スーパーにいるなら可能性は無限大だ。
鳥の餌台を作るのはどうだろう。店の種を使う。毎朝、搬入口で鳥の声を聞くんだ。楽しみだ。
鳥に餌をやろう。きっとうまくいくさ。不審に思われるかも。急に餌やりか? 毎朝、鳥の声を聞くのが好きなんだ。スパ気分だ。今も聞こえる。期待しよう。
そして、ほぼ一日、彼は待ち続けた。すると……。
残念、鳥は来ないな。ダメか。うるさい。
レイハンはいいヤツだ。彼にサプライズがある。何だ?
レイハンはいいヤツだ。ある日、レジで彼に質問された。英語を読めるかと。
読める? いや。書ける? いや。ペンを。無理だ。いいから。
単語クイズが始まった。難しい単語を書いた。無理だ。いや、大丈夫。間違えても落ち込むな。完璧じゃないが、前よりずっと書ける。
頑張ったな。いい先生だ。読めるじゃないか。ありがとう。今は文字が書ける。
文章を書けなかった男が感謝の手紙をくれた。最高の出来事だ。一生大切にする。ありがとう。
レイハンは自分や家族ばかり考えていたが、フアンの手紙で気づいた。他人を助けることがいつかは大きな喜びになると。
その精神を見習って、俺も挑戦者や視聴者に何かしたい。みんな。ジミー。いらっしゃい。
4人を支援したいと視聴者の意見があった。そこで彼らのTシャツを作り、売上を分け合おう。Tシャツを見るぞ。入ってきて。
マジかよ。ジャクソンだ。レイハン。エルディン。フアンだ。マジドとおそろいだ。俺の顔だぞ。ぜひ買って。
売上の半分は君のものだ。みんな愛してる。記念にサプライズがある。
すごいな。欲しい人? 応援ありがとう。
多くの人が毎日、店を訪れてる。彼らは最高の挑戦者だ。ぜひウェブストアを訪れてくれ。売上の半分が彼らに渡る。よろしく! 買ってくれ!
今のはクールだ。決めるぞ。入るぞ。そのまま進んで。おっと。行け、大丈夫だ。
40日目だ。やった! 気をつけて。芝生を持ってきた。なぜだと? 100日間、見てない。外出気分に。いや、全然違う。
1、2、3、カモン! ヘイ、ヘイ。1、2、3、カモン!
コートができた。説明しよう。10ヤードライン上のカートへボールを投げる。キャッチできたら、その後24時間、アメフト選手が仲間になる。さらに10ヤードごとに追加で獲得も可能だ。うまくやれば選手10人を獲得して、店の食料を食べてもらえる。
どれほど食べる? 2万カロリー。2万カロリー分を10人が食べれば、1週間早く帰れるぞ。最初の挑戦者は? フアンだ。いけ、フアン。
アメフト未経験だから超緊張してる。いくよ。ジミー、ジミー。やった!
簡単に1人を獲得。2人目はどうかな。ジミー、ここだ。頑張れ。マジか。頑張れ、ジミー。おお! 決まった! やったぞ!
これを成功すれば6人獲得だ。今回はQBのミッチが投げる。ミッチ! ミッチ! ミッチ! ミッチ! そんな! マジか。
残るはジャクソン。助っ人が3人、次で7人。成功すれば1週間早く出られるぞ。遠いな。ここだ。頼むぞ。やった! QBが決めてくれた。
4人は食欲が旺盛で体の大きな選手を選んだ。24時間、彼らに可能なだけ食べてもらう。フィースタブルズを。
始まりは好調だった。だが食べ過ぎたせいで眠くなったようだ。しかし食べようが眠ろうが、制限時間はやってくる。
時間だ。コーチが迎えに来た。さあ、帰るぞ。急げ。店から出るんだ。行くぞ。残ってくれ。じゃあな。コーチ、頼むよ。どうする? さあな。
選手が去り失望した4人を、さらに試練が襲う。また? 連れて行くな。勘弁して。フアンを連れて行き、別の動画に参加させる。フアンがいないとキツい。
3人は彼を見守った。結末のネタバレはしない。やめろ! そして……。フアンを返す。待ってたぞ。
フアンが帰って活気が戻った。跳べ。おっと。そして食品を食べ尽くす作業を進める。完全に店の棚が空になった。フアンのおかげで流れが戻った。いいヤツだ。
50日目は最高の再会を用意した。家族を呼んで! 離れていた家族が店で24時間を過ごす。
彼女が絵を描いてくれた。動画に出てるよ。ミスタービーストのね。
単なる家族の面会じゃない。毎時間食べるよ。ずっとだ。スムージーも。妻が来た。手伝いに来たよ。妻の手料理だ。ここ4か月で一番うまい。
食品は十分にある。家族は存分に楽しんだ。帰ってきてほしい?
他の誰よりも家族たちが一番食べてくれた。愛する人は常に味方でいてくれる。バイバイ。
帰っちまった。仲間がいる。ああ。24時間は早い。
再会で彼らは奮い立った。体を追い込み食べ尽くして、家に帰ろうとしている。
家族の夢をよく見る。俺を呼ぶ娘の声が聞こえるんだ。心地いい声だよ。140日前、ここに来た。必ず家族を喜ばせる。100万ドル頂くぞ。
早く帰るため、彼らは運動に励む。俺が走り終わったら他のメンバーが走る。作戦は簡単だ。カロリーを消費して大量に食べる。満腹でヤバい。
店から出るために彼らは自分を追い込んだ。だけど1人はやりすぎた。
歩こう。無理だ。頑張れ。嫌だ。少し休むよ。だって……足首を痛めた。家族の所に戻るため、全力で食べるよ。
ケガをしてもメンバーに迷惑をかけまいと、彼は決心した。
足が腫れて無理はさせられない。冷やせと言っても聞かないんだ。横になって足を休ませろ。いや。
そして事態が悪化した。実力チェックをしよう。足がパンパンだ。良くなった。ウソだ。見せて。ほら。確かに。走ると痛い? ああ。トレッドミルは禁止だ。
こんなことになって驚きだ。2~3日は体重をかけず、体を動かせない。それは無理だ。
休めと言われてもフアンは聞かない。休んでほしいが、フアンが動いてる。言うことを聞かない。横になるべきだが、松葉づえで動き回ってる。カートに乗せちゃおう。
キッチンに行く。止まれ。進め。おいおい。頑張れ。やるぞ。
3人は一生の友達になった。フアンは新しいおじさんで、レイハンたちは兄弟だ。
だがフアンを励ます中で、大好きな場所を失ったと彼らは気づかなかった。なぜか施錠された。日光を浴びたい。太陽が恋しい。外に出たいよ。
外とのつながりを失い、彼らはダメージを受けた。今こそ理由を話そう。
足は平気? ああ。大したことないよ。フアンを見てみんなを喜ばせたくなった。数日前に言ったよね。日焼けしたり外に出たり、日光を浴びたいと。開けて。
まさか……。ウソだろ。来てくれ。見てよ。赤い線が移動した。グリルがある。
どうぞ座って。言っておくが、この新しい線に触れたら失格だからな。感想は? 最高だ、満点だね。
楽しんでリフレッシュして。60日目はキツくなるかも。えっ? なぜ? 心配は要らない。60日目はキツいけど気にするな。今は楽しみなよ。ほら座って、大丈夫さ。
その足で何をする? 4日休むよ。様子を見よう。フアンの「回復作戦」がこうして始まった。
間違いだ。違う? 「mi」は違う意味だ。何してる? 座らせれば動かずに済む。この間にスムージーを作ろう。いいね。脳に栄養をあげて。
プールまで用意した。ビーチでくつろいでる。入るぞ。彼らなりの水治療法だ。足が気持ちいいよ。奇跡的に効果が出始めた。
転ぶなよ。ヒヤヒヤする。豆の缶詰、6万3000カロリー。悪くないね。足は回復したようだ。うれしいよ。ずっと良くなった。何でもやってみせるよ。
60日目、フアンも回復し、チャレンジの時間だ。本気で店から出たい? もちろん。目隠しを外して。黄金のトレッドミルを紹介する。キツそう。
準備ができたら24時間タイマーが動く。店内には240万カロリーある。タイマー開始でその数字は減っていく。160キロ完走時点で、残る数字分のカロリーを寄付する。
残る数字分のカロリーを寄付する。やろう。でも24時間で160キロ走れなければ、一切寄付はしない。
誰から? 靴は? いい質問だ。持ってきて。
靴だ。ただの靴じゃない。履き心地最高なKizikの靴だ。俺は毎日履いてるよ。軽い。いい感じ。足を滑り込ませて履くんだ。160キロ走れそう? 靴ひもなんて不要だ。俺も好きなKizikがこちらで15%オフだ。
始めようか。照明を。最初は誰? 俺だ。本気? ああ。スタートを押して。
始まった。カロリーが減り始めた。これは距離の表示だ。今、完走したら240万カロリー寄付になる。
今のペースは? 7だね。これを維持するのはキツい。無理だと思う。余裕だよ。怪我したら脱落になるぞ。交代でやる。いつでも交代するぞ。俺たちが走る。
安全のためトレーナーを呼んだ。
調子はどう? 何キロ行く? 8キロ走ろうかな。8キロ? 平気か? 5キロ弱で。分担は決めた? 考えよう。
1.6キロ地点で作戦は決まった。1%完了、残り99%。エルディンだ。気をつけて。基本的に1人が1.6キロ走り、残りは休む。
乗って。よし、頑張れ。
走者を交代するだけでなく、補給所に水や軽食も用意した。合間に休息も取る。
このペースが続くと思う? 48キロまではいけるが、これはマラソン4回分だ。80キロで限界が来る。
その予想は当たった。半分か…。疲労が出始め、ペースが落ちた。
気をつけて。キツいか? 膝が痛いけど平気だ。1.6キロ走ったのも数日前が初めてなんだ。
もうペースは落とせない。持久力も重要だが、時間との戦いだからだ。時間がかかるほど寄付は減り、体も限界に近づく。
足がつった。まだいける。疲労は? 膝が痛い。
ついに100万カロリーを切った。マズい。もし数字がゼロになれば、苦労が無駄になる。マッサージや補助具も役には立たない。彼らは目的を思い出し、踏んばるしかない。
家族思いの父さんは偉い。走れば親に早く会える。もう少しでケイシーに会える。
パパ、ターザンは走り続けたよ。約束する。パパも走る。
最後の1.6キロだ。マッサージを受けて。やった。いける。ほぐして。交代を頼む。助かった。横になれ。マッサージを受けて。いけ! ラストだ。
アスリート級挑戦者でも35万だった。完全に君たちは記録を塗り替えたんだ。
休む間もなく60万カロリー分を集めた。食事を提供することで彼らの負担も減る。
これで60万カロリー分だ。よっしゃ! 食べきれない。2か月はかかる。食料を配れたし、目標にも近づいた。ミスタービースト、本当にありがとう。
60万カロリーが消えた。賞金の詰まったカートがどんどん近づいている。
困ってる人たちに食料を配れたし、助っ人を呼ぼう。友人のジムとモニカだ。2人は別企画でランボに乗り、世界を一周してる。公開をお楽しみに。
よく来たね。車ごと中へ入って。入ったぜ。マジかよ。少し乗らせてよ。
1万カロリーを食べねば2人は帰れない。手伝って。2人で頑張れ。悲しそう。ランボに乗らせて。
スムージーは5000だ。中身は? いろいろ。すげえ。夢がかなったよ。あいつは何やってんだ?
エルディンが運転中、3人で彼らに食事を作った。
スムージーを。どう? 最高だよ。さらに…。店の特製料理だ。料理は続く。もう満腹だよ。もっと食べて。パスタも作れる。
頼むよ。ウソだろ。手伝って。マジかよ。冗談じゃない。彼らは食べて運動して、トイレに行くだけ。
ジムとモニカは去ったが、4人は外の世界の変化を思い知らされた。フアンは何か悩みがあるようだ。
俺の国では毎年7月4日にサッカーをする。だけど…昨日、初めて参加できなかった。何年続けてた? 25年。25年続けて今年は無理だった? すごくつらい。友達が恋しいよ。
フアンは仲間から離れ、食事もしなかった。150日を超える挑戦の中で、失ったものに気づいたからだ。
外に出る? 帰りたい。
そこで彼のため手を尽くした。入って。フアン。おお、俺の仲間だ。ここでサッカー大会を開くんだ。
大会の後は食事をして、友人たちが5万5000カロリー減らした。全部食べ切ってくれ。
ミスタービーストは俺の母国から友人を呼んでくれた。この時間に感謝する。本当にうれしい。
友人の助けを借りても、まだ先は長い。まだ残ってる。食べるしかないよ。寄付したのにこんなに豆がある。
食べたくないものも食べ始めた。玉ねぎジュースだ。ロッカーのにおいだ。うまいかな? さあね。飲め。
ジミー。スムージーを試しに来たよ。カボチャプロテインとライスケーキ。シロップ5杯。後悔してる顔だ。体にいい。チョコバーを入れて。害はないね。
カメラマンもどうぞ。みんなで飲もう。乾杯。悪くない。だろ? カボチャ味だ。
ランボが恋しい。これはタイヤの跡だ。
好きな車は? スポーツカー。トラック。俺もスポーツカー。子供が増えたらSUVが要る。リムジンに乗れよ。
みんな、車の話を聞いたぞ。中に入れて。君が言ってた車か? そうだ。マジかよ。レイハン、どう? 子供たちを乗せるよ。すげえ。いいね。君にぴったりだ。
この車を勝ち取るには、ある人と対決だ。人類最強と言われる天下無双のフードファイター、J・チェスナット。ヤバい。勝てるわけない。俺も手伝う。
俺たち5人は3.6キロの豆。ジョーイは7.3キロの豆。彼が食べ終えた時に、こちらに残りがあれば俺たちの負け。ちなみに7.3キロは世界記録だ。
1、2、3でいくぞ。1、2、3、スーパーボーイズ! いくぞ。吸い込んでる。
1杯完食だ。1杯いった。急げ。すごい勢いだ。
手伝うぞ。ジミー、俺に任せろ。まだ1杯目だ。汁も飲んで。フアン、いけ。すごい勢いだ。ジミー、やめろ。ジャクソン、頼む。
急げ。終わった? やった!
彼に勝負は関係ない。別の次元で戦っていた。また世界記録更新だ。君たちは欲しがってた新車をゲットだ。
店内のカロリーは100万を切った。もうすぐ終わるぞ。つまり店内の食料75%を消費したことになる。
うれしいね。店内に住むことも新車も想像してなかった。妻が欲しがってたんだ。喜ぶとは思ったけど、これほど気に入るとはね。
ジムに行こう。よっしゃ。やるぞ。着いた。
現在、犯人を追跡中。青のシルバラードだ。プレートはJUAN。車から降りて。これは何だ? フィースタブルズが15個。拘置所に連行だ。
なんで捕まった? 食べすぎだろ。法律違反だ。逃げたぞ。追え!
無事に釈放され、彼らは駐車スペースを検討中だ。あそこの物を運ぶ。棚を撤去したよ。さて…。
もちろん新車もうれしいが、チームのきずなの強さを4人は実感し、互いの必要性を再確認した。
フアンは常に元気で、掃除をしてくれている。彼がいなければここは回らない。ジャクソンは尊敬できる存在だ。常に筋トレを頑張ってる。エルディンはいつも笑わせてくれる。全員が役割を果たしてるんだ。
ここで原点を思い出してもらおう。
みんな、100日目だ。100日目! 何が起こると思う? 食料を減らす? 中に入って。最初の動画に出た挑戦者たちだ。
189日前のこと。互いに見知らぬ人々がこの店に入り、25万ドルを懸けた勝負に知らぬ間に参加した。そして今までで最もカオスな動画になった。
グンナーから贈り物だ。何だろう。開けて。どうぞ。なぜ新品を? よせ! 必要かと。
挑戦者を全員呼び戻した。セットした1時間、みんなが手伝ってくれる。さあ始めて。
料理したい人は残って。残りはあっちで大きいテーブルを作って。
最初の動画で、ここは…。フォート・フリージー。でも今はジムだよ。ここは最初の動画で君が住んでた通路だ。そうは見えないな。懐かしい? また邪魔したい。目を覚ましたらどうだ。
みんな、食べようぜ。会いたかったよ。協力に感謝してる。半年もいてボロボロだ。当時を思い出すよ。食事とか。変わってない。毎日一緒に食べた。今回も頼むよ。
俺たち変わった? 鍛えてるんだろ。マッチョになった。フアン、どう思う? また顔を見られたし、一緒に過ごせてうれしい。そうだね。食べよう。いくぞ。
全員が買い物客だった。そのうち4人が残った。補充して。一口食べるごとに4人を助けられる。4人に乾杯! 時間切れだ。じゃあな。
前回の挑戦者を見て気づいた。滞在日数は100日じゃなく、実際は190日だ。4人は補充の間、22日間待機してたんだ。早く店を出るべきだと彼らは実感した。
編集で胸にカロリーを表示して。出よう。
ブレンダー最終日。もうない。終わった。冷凍卵。オエッ。嫌でも食べるぞ。家に帰る準備はできてる。
最後のエビだ。大喜びのヤツがいる。当然だ。エビは嫌い。あと少しだ。
ジミー、早く来い。4か月前に言った。ステーキが最後だと。見ろ。ステーキだ。今夜の夕食だよ。
ゴールを目前に喜ぶ中、ジャクソンは考えていた。
ここに長い間いて考えたんだ。それで決心した。彼女にプロポーズする。
みんなに話すようだ。プロポーズする。頑張れ。だが重要な2人が残ってる。彼女の親に許可をもらう。超緊張してる。
ずっと彼は先延ばしにしていた。何を言われるやら。みんな。ジミー。背中を押してやろう。
やあ、元気ですか? ジャクソンに代わりますね。
こんにちは。質問があります。緊張しますが…。お嬢さんはかけがえのない人です。お二人に聞きます。結婚を許してもらえますか?
もちろん。即答だ。やった! 指輪を持ってきて! 個性的なやつを。オーバルにする。いい決断だ。これを。
フアン、指輪は? ないよ。奥さんに買う? いいの? もちろん。これはどう? 近くで見て。これは…。かわいい。そうだね。よし。
ジミー、ありがとう。彼女も気に入ると思う。感謝してる。
いよいよゴール目前。これまでの成果を盛大に祝おう。
この挑戦中、4人はトラッカーをつけていた。そのデータを共有してくれたので、その成績を見てみよう。
まずは消費カロリー1位。ドラムロールを。なんか違う。優勝はジャクソン。やった。45万1299カロリーを消費した。どうも。
このトラッカーは回復状態も記録してくれる。そこで次の賞は睡眠時間1位。エルディンだ。よっしゃ。睡眠時間は1054時間4分。マジかよ。
次の賞は調理カロリー1位。アプリで撮影やスキャンすることで栄養データが全て分かる。レイハン、おめでとう。ありがとう。201万1555カロリー分調理した。
最後の賞は歩数1位。勝者はフアン。歩数は273万5000歩。フアン、おめでとう。ありがとう。
それと全員にグーグルヘルスプレミアムの生涯利用権も贈呈。専属コーチ付きだ。店での成果を実生活に引き継げるぞ。もう外さない。
高カロリー。残り5万カロリーを切った。あと2日。これまで430万カロリーを摂取し、損失額は6614ドルのみ。
残り1日分で最後の調理をした。母に教わったパン作りをする。特別な食事になるし、サプライズもあった。
これで店を埋め尽くす。投げて。とっておきだ。いいね。前回は帰れるかと。
一見、退屈しのぎや野蛮な行為に見えるが、これはオマージュだ。彼らは自分たちの原点や、これまでの経験を思い出していたのだ。
やった! 店での最後の夜だ! 家に帰ろう。
200日を超えて、ついに最後の日だ。彼らの物語は店内に留まらない。多くのファンが雨の中、最後を見守っている。すごいな。
みんな、残った食料を見せて。よし。残りは? 3882カロリー。これで終わりだ。
知ってる人、愛する人、街の半分の人がいる。
202日前……4人は食料を買いに店に足を踏み入れた。そして90人以上に勝ち、最後の食事を迎える。
食べて、食べて、食べて、食べて。最後の食事に乾杯。乾杯。感動の食事だ。うれしくて震えるよ。子供の前で必死に食べてる。
最後の一口だ。これで終わる。家に帰ろう。食べて。
出ていいよ。本当に? いくぞ、3、2、1。
200日前、俺は最高にクレイジーな社会実験を始めた。他人同士がスーパーに閉じ込められ、勝負したらどうなるか? 残った4人は食べ尽くす道を選んだ。その結果は……見てもらうのが早い。
寂しくなる。最後の夜だ。明日、外に出たらどんな気分になるかな。長い間、店にいて急に元に戻るとはね。
毎日24時間、ずっと一緒にいるなんて。この4人だからできた。赤の他人だったけど、今じゃ相棒だ。ずっと親友だ。
100万ドル獲得だ!
おっと、何だよ? いい子だ。パパ、もう帰る? ああ。
覚えてる? お金がなくて指輪を返品したこと。でも今は君に渡せる。君を愛してる。共に成長し共に暮らし、あとは1つ。返事を。「イエス」よ。
すごい動画の締め方だ。ありがとう。見てくれてありがとう!
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