加藤ひなたが撮影前に体脂肪を落とすときの1日:EAA、空腹時ウォーキング、食事設計、筋トレ、睡眠

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概要

ダイエット系YouTuberの加藤ひなたが、来週と2週間後に大切な撮影を控え、「もう少しだけ絞りたい」時期の1日を記録した動画である。視聴者からよく聞かれる「体脂肪を落とすにはどうしたらいいか」に答えるため、自分が痩せるときに必ず守っているルールを、朝から就寝まで順に紹介している。

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冒頭で本人は、結果を出すには効率と理屈にかなったやり方が必要だという「自分ルール」があり、人から見ると厳しく見えるかもしれないと断っている。そのうえで、全部を真似する必要はないとも話す。今までやってこなかったことを1つでもできれば十分で、そこからモチベーションが上がって少しずつできるようになる、という立場だ。動画の目的は、自分のルールを共有して視聴者とモチベーションを高め合うことだと説明している。

1:57

ルール1:起床直後にEAAを飲む

最初のルールは、朝起きてすぐにEAA(必須アミノ酸)を飲むことである。理由として加藤は2点を挙げる。1つは、このあと有酸素運動をすること。もう1つは、寝ている間は何も食べず飲まず、9時間ほど経った起床時の体は栄養が枯渇した状態にあることだ。

EAAについて、加藤は次のように説明する。タンパク質やプロテインは胃腸で分解されるとアミノ酸になり、EAAはその分解後の形にあたる。そのため分解の時間がいらず、すぐ血中に乗って筋肉に栄養を運ぶという。さらに成分表を示しながら、メチオニンとリジンに注目する。加藤の説明では、L-カルニチンは脂肪燃焼の「スイッチ」や、飛行機にたとえると「パスポート」のような役割を持ち、メチオニンとリジンはそのL-カルニチンの材料になる。どちらも体内で作れず、食事から取る必要がある必須アミノ酸だ。普段なら食事で取れるが、朝は枯渇状態で、しかもこれから有酸素運動をするので、脂肪燃焼のためにEAAを飲むのだという。

BCAAとの違いもよく質問されるという。加藤の整理では、BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類だけで、EAAには9種類入っている。EAAは値段が高く、成分が多い分まずくなりやすくて続けにくい。BCAAのほうが人気なのはそのためではないか、と加藤は推測している。

愛用しているEAAについては、おいしくて保存料も着色料も使っていないので透明だと紹介する。一方で、甘味料にアセスルファムKが入っている点は懸念だと率直に述べ、メーカーが人工甘味料なしの製品を作る予定だと聞いて発表を待っているという。「EAAなら何でもいい、これを買えというわけではない」とも念を押している。以前は着色料の多い製品で妥協していたが、続けられる味だからこれを選んでいるという理由だ。飲み方は、起床後にまず3分の1を飲み、残りは運動中に少しずつ飲む。

着替えの場面では、運動時にバストを揺らさないスポーツブラの重要性に触れている。脂肪を落とす話とは関係ないと本人も断ったうえで、診てもらった「マイケル先生」から、軽い運動でもバストは揺れるので揺らしてはいけないと強く言われたと話している。

6:54

運動前の動的ストレッチ

有酸素運動の前には、必ず動的ストレッチをする。加藤はこれを「筋肉を起こす」ことだと説明する。筋肉が眠ったままだとお尻の筋肉をうまく使えず、別の部位で代わりに動いてしまう。筋肉を起こしておけば代謝が上がり、同じ運動でも動的ストレッチの後のほうが消費カロリーが上がる、というのが加藤の考えだ。筋トレの前にも同じように行うという。

7:45

ルール2:空腹時の「ペコペコウォーキング」

動画で「脂肪落としの2つ目」とされるのが、朝起きて空腹の状態で歩く「ペコペコウォーキング」である。胃に何も入っていないので脂肪から燃焼される、効率重視の有酸素運動のやり方だと加藤は説明する。

ここでミトコンドリアの話が出てくる。加藤はミトコンドリアを、エネルギーを変換する「工場」にたとえる。1日30分の有酸素運動を続けると、その工場が増えて鍛えられる。だから体脂肪を落としたいときには1日30分の有酸素運動を勧めるという。

ただし時間帯にはこだわらない。朝10分・昼10分・夜10分に分けても、夕方に30分でもよく、朝以外の有酸素運動が無駄になることは全くない、と繰り返し強調している。朝一番が効率的なので、できる日は朝にやる。土日だけでもいい、という考えだ。強度の目安は、息が切れすぎずに話せる程度の速度である。

トレッドミルの設定もよく質問されるという。加藤は傾斜11(最大15)、速度3.5を使っている。傾斜をつけすぎると脚の違う部位を使ってしまい、速くしすぎるとふくらはぎで歩いてしまう。この設定がいちばん脚が疲れすぎず、裏ももとお尻を意識して歩けるとして、本人は「足が太くならないセット」と呼んでいる。この歩き方で体がとても変わったという。ただ、トレッドミルでなく屋外のウォーキングでも十分体は変わったと話し、最近は効率を重視して傾斜を使っているという位置づけである。

9:39

「痩せるため」から論点をずらす

歩きながら加藤は、ダイエットが続く理由についても語っている。「痩せるためにこのウォーキングをする」「痩せるためにEAAを飲まなくちゃ」という考え方はやめた。自分はたぶん痩せることそのものには興味がない、と言う。代わりに、肌がきれいになる、バストアップしてボディラインが整う、本を読みたいから歩く、タスクを整理して頭を掃除したいから歩く、というように目的をずらす。そうすると「やらなくちゃ」が「やりたい」に変わるという。

「自分の機嫌は自分で取れ」という言葉を引き合いに出し、体づくりではやる気がなくなったときにどうやって自分の機嫌を取れるかが勝負だ、というのが加藤の見方である。

10:39

理屈にかなった食事:朝食の組み立て

朝食づくりの場面で、加藤は「マイルール2つ目」として、ダイエットの理屈にかなった食事を挙げる(動画内の番号の数え方は一定していない)。柱は、糖質の管理、GI(血糖値の上がり方)の管理、そして脂質代謝を助ける栄養素をどう取り入れるかの3つだ。具体的には、L-カルニチンや、脂質代謝に関わるビタミンB2の多い食事を意識している。

加藤は糖質や脂質を削りすぎることには否定的だ。バストを保ち、くびれも作りながら、筋肉をつけてボディメイクをしたい。そのために美容栄養学の資格を取るなど勉強してきたと話す。フィジーク選手やダイエットのコンテンツでは糖質カットや脂質カットが多いと感じているが、糖は栄養を運び、脂質はホルモンを作るので、カットしすぎるべきではないという。「脂肪がダメなのではない」とし、脂肪を味方につけ、脂肪細胞を小さくしつつ、骨格から整えて形を変えていくのが自分の核となる考え方だと説明している。

この日の朝食で、加藤が挙げた食材と狙いは次のとおりである。

  • 酢ともずく:食物繊維でGIをコントロールする
  • 生姜:抗酸化と血行促進。血液が栄養を運ぶので血行を促すものを食べる
  • 豆腐:エクオールを取るため
  • サバ:オメガ3とビタミンB2。レモンを搾ってビタミンCも取る。搾るとチーズのように濃厚になっておいしいという
  • 卵:アミノ酸スコアが100なので味噌汁に入れる
  • 玉ねぎ:プレバイオティクス、食物繊維、オリゴ糖
  • 納豆:ビタミンB2

L-カルニチンについては、ミトコンドリアという脂肪燃焼工場に入るための「パスポート」だと改めて説明する。牛肉、ラム肉、豚肉に含まれるが、いちばん買いやすいのは豚肉だろうとして、豚の中でも脂質の少ないヒレやももを選んでいるという。

食べる順番は、食物繊維、タンパク質、糖質の順である。血糖値が緩やかに上がれば「食べたい」という気持ちが落ち着き、脂肪にもなりにくい。急に上げると糖化の原因になるので、肌をきれいに保つ意味でもGIのコントロールが大切だと加藤は話す。タンパク質も糖質も脂質もきちんと取ると、夜に食べたくなる欲も消え、健康にも肌にもダイエットにもバストにも良い、というのが加藤のまとめである。

13:32

料理を続けるための考え方

「料理する時間がない」という声には、自分も最初はそう思っていたと応じる。栄養成分を知るほど「これも入れよう」と工夫できて楽しくなったという。味噌汁は翌日以降も食べられ、もずくは開けるだけ、サバは焼くだけなので、作り置き中心なら一人暮らしでも負担は大きくない、とも話す。

料理が楽しくなったのは「痩せるために作らなきゃ」という考えを捨ててからだという。加藤が挙げるプラスの要素は3つある。栄養を考えて自分の体に合う料理を作れること。花嫁修業になること。視聴者に共有でき、仕事にもなっていること。ダイエットのためだけにしないで別の目的を用意するという置き換えが、続けられている理由かもしれないと語る。

この日はメイクの後、「骨プロ」と呼ぶ先生が自宅に来て、フォームが間違っていないかを見てもらいながら撮影をしていた。

16:59

昼食:豚ももとせいろ蒸し

昼食は野菜と豚ももをせいろで蒸した料理である。小松菜はマグネシウムが豊富で、豚肉のビタミンB1と相性がいい。椎茸は亜鉛やビタミンB群を含むので、きのこの中ではよく食べるという。ブロッコリーはビタミンB2、B6、亜鉛、タンパク質、ビタミンCを含み、スルフォラファンのような名前の抗酸化成分も入っていて「とても優秀」だと評している。野菜を10分ほど蒸し、最後に豚ももを加える。豚バラより豚ももの方がL-カルニチンが豊富だという説明だ。ポン酢がなかったので自作したという。

せいろを勧める理由として、加藤はAGE(終末糖化産物)を挙げる。揚げる・焼くなど焦げのつく調理法は老けやすく、生・茹で・蒸しは老けにくい調理法だ、というのが加藤の簡単な説明である。せいろなら10分ほどで作れ、茹でるより手軽で香りもいい。合羽橋で500円ほどで買ったと記憶しており、敷いている繰り返し使えるシートはセリアで買って切ったものだという。

脂肪燃焼がしにくいと感じる人に向けては、L-カルニチンのサプリを試す、豚肉を食べる、朝のようにL-カルニチンの材料になる成分を取る、といった方法もいいのではないかと提案している。

18:59

発信の仕方をめぐる「炎上」について

昼食の場面で、加藤は最近「炎上」したことに触れている。自分は理屈にかなったことしかしておらず嘘はついていないが、言い方が下手だった、というのが本人の受け止めだ。これまでは親友に話すような感覚で発信していた。友達に話すときは言葉をポンと投げがちで、掘り下げれば筋は通っていても言葉足らずになる。そうした発言やつぶやきに医療関係者などから「それは違う」と指摘された。相手の言い方にも思うところはあるとしつつ、今回は自分の言葉足らずが原因だったと認めている。

いまは言葉を勉強しているが、敬語になると視聴者との間に壁ができてしまい難しい、と打ち明ける。この動画でも「いつもと違う」と感じられるかもしれないが、慣れればまたラフに話しながら言葉足らずもなくせるはずで、今は「よちよちの赤ちゃん状態」だという。以前はこうした場面で心が折れて休んだり姿を消したりしていたが、今回は逃げずに成長して信頼を取り戻したいと話している。

22:21

食後すぐの軽い有酸素運動

食後すぐに10〜15分の軽い有酸素運動をすることも勧めている。血糖値の上昇が抑えられるので、老化の防止になり、眠気が来にくく、脂肪にもなりにくい、と加藤は説明する。目的地まで歩いて移動するほか、外に出られなければその場の足踏みでもいいという。小さな工夫も積み重なれば大きな差になる、という考えだ。

22:54

ルール3:大きな筋肉を鍛える筋トレ

「その3」は大きな筋肉の筋トレである。加藤の整理では、脂肪を燃やすのは有酸素運動で、脂肪がつきにくい体にするのは筋肉だ。大きな筋肉をつけるほど基礎代謝が上がり、脂肪がつきにくくなる。さらに筋トレで体に負荷がかかると、体が「エネルギーが足りない、もっと工場を増やせ」という指令を出し、脂肪燃焼の仕組みが体内で増える、と説明する。だから有酸素運動と筋トレはどちらも大事だという。

加藤は、こうした体の原理に基づいてやれば何度でも体を変えてきた、太ることも痩せることもすぐできる、と自身の経験を語る。L-カルニチンについても「サプリを飲めば痩せる」のではなく、運動とセットになって初めて力を発揮すると付け加えている。

大きな筋肉としては脚(太もも)、お尻、背中、胸が挙がっていて、加藤は裏もも、お尻、背中を中心に鍛えることが多いという。この日はお尻のトレーニングで、好きだという中殿筋の種目のあとにヒップブリッジを行った。

背中の種目として、巻き肩の改善にもなるというエクササイズを紹介している。うつ伏せになり、手のひらを上に向け、肩甲骨を寄せる動きを20回行う。腕の方向は下斜め、真横、上斜めの3通りだ。肩甲骨周りには燃えやすい褐色脂肪細胞があるので勧める、というのが加藤の説明である。

25:24

筋トレ後30分以内のタンパク質補給

筋トレ後は30分以内にプロテインを飲む。愛用しているのはオルゲインで、オーガニック原料を使い、甘味料はステビア、乳製品を使っていないので乳糖不耐の人でも飲める点を評価している。この日は食物繊維が足りないとして、豆乳100mlと甘酒100mlで割り、くるみ(オメガ3、ビタミンE、亜鉛)と、カカオ豆だけで作ったチョコチップを小さじ1杯ほど加えてフラペチーノ風にした。チョコチップを入れるのはポリフェノールによる抗酸化のためで、「生きているだけで体は酸化している」ので抗酸化で対抗したいと話す。脂質が多めの日なのでチョコチップの量を控えたという。

タンパク質はダイエット中に体重の1.5〜2倍(g)を目安に取り、ダイエット中でなくても取っているという。この日は時点で80g程度、寝る前にプロテインを飲んで100g程度になる見込みだと話している。筋トレ後のタンパク質補給は、ムキムキになるためではなく、筋肉をきちんと作るために大切だという位置づけである。

27:26

ルール4:とにかく寝る

最後のルールは睡眠である。撮影時刻は23時で、最近は23時には寝ているという。痩せたいときも、肌を変えたいときも、バストアップを頑張りたいときも寝る。成長ホルモンが出るのも、肌のターンオーバーが起きるのも、筋肉が成長するのも寝ている時間だから、というのが理由だ。

動画は「明日も自分のペースで自分磨きを頑張りましょう」という呼びかけで締めくくられる。タイトルは「5つのルール」だが、動画内で番号を振って示されたのは4つ目の睡眠までで、番号の数え方も途中で揃っていない。ただ、朝のEAA、空腹時ウォーキング、理屈にかなった食事、大きな筋肉の筋トレ、睡眠という5つの柱は、1日の流れに沿って順に示されている。