アレクサンドラ・ルクレールのジャックムスのバッグの中身:思い出の品、メキシコのお菓子、そしてかじられたトラ
Vogue翻訳元 English
Vogueの「In the Bag」シリーズで、アレクサンドラ・ルクレールがジャックムスのバッグの中身をひとつずつ取り出していく。婚約、結婚式、愛犬のレオ、母親、そしてちょっとした収集癖。ほとんどすべてのアイテムに、それぞれのストーリーがあることがわかる。アレクサンドラは荷物が少ないほうだと言うが、バッグの中身はそうは語っていない。
いつもより大きなバッグ
バッグはアレクサンドラがお気に入りのひとつだというジャックムスのもので、「とても夏らしい」と表現し、特にその素材を挙げている。アレクサンドラにしては大きめのバッグだ。普段は「すごく小さいバッグ、まったく実用的じゃなくて何も入らないようなもの」が好みだというが、それでもいつもたくさん詰め込んでしまうのだそう。その癖はこのバッグでも変わらない。
アレクサンドラ本人によれば、日常の必需品はごくわずか。ヘアブラシ、リップバーム、ちょっとしたおやつ、そして小さなノート。動画に登場するそれ以外のものは、すべてその範囲を超えている。後にアレクサンドラは「本当に必要最低限のものしか持ち歩いていないと思う」と言い、「見ての通りね」と付け加える。
婚約の夜のミニチュアマネキン
最初のアイテムは友人からの贈り物で、婚約の夜にアレクサンドラとシャルル・ルクレールが着ていた服を着せたミニチュアマネキンだ。友人たちは自分たちの結婚式の衣装で同じようなフィギュアを作ってもらっていて、アブダビを訪れた際にこのセットをふたりに贈ってくれた。アレクサンドラによると、婚約の夜にはもうひとつ特別な意味があったという。新しいアパートに引っ越して、ふたりが初めてそこで過ごした夜でもあったのだ。アレクサンドラはこの贈り物を「本当に心がこもっている」と言い、今度はウエディングドレスとウエディングスーツで同じようなセットを作りたいと考えているそうだ。
年に一度まとめ買いするメキシコのお菓子
アレクサンドラはいつもメキシコのお菓子を持ち歩いている。具体的にはペロン・ペロ・リコと、フリトス・サル・イ・リモンだ。アレクサンドラの母親はメキシコ生まれで、これらは母親が子どもの頃に食べていたお菓子。アレクサンドラが10歳くらいのとき、家族でメキシコを旅行した際に、母親が初めて買ってくれたという。それ以来、夢中になったまま。毎年家族でメキシコを訪れるたびに、次の訪問まで持つだけの量を買い込んでいる。
アレクサンドラはその味を「確かに不思議な味」と表現し、ヨーロッパで慣れ親しまれているお菓子とは違って「ちょっとスパイシー」だと言う。おすすめの食べ方はワカモレと一緒に、「あるいは何とでも」。
2つのInstagramアカウントを支えるカメラ
アレクサンドラのカメラは、美術館やイベントを含め、どこにでも一緒に行く。アレクサンドラのメインアカウントと、別のアートアカウントに投稿される写真は、ほぼすべてこのカメラで撮られたものだ。アレクサンドラは自分の意見としてこれを「最高のカメラ」と呼ぶが、動画の中で機種名は明かしていない。絵画や景色、とりわけ夕日など、「美しい」もの、カラフルなものなら何でも撮影するという。
続いて美容アイテムが2つ、手早く紹介される。アイパッチとチークで、どちらもアレクサンドラいわく「なくては生きていけない」ものだ。
民事婚の席札
より個人的なアイテムのひとつが、ふたりの民事婚で使われたテーブルの席札だ。アレクサンドラによると、新しいフルネームが初めて書かれたものだという。ゲスト一人ひとりの席札には、レオの顔の小さなスタンプが押されていた。アレクサンドラは結婚式を家族だけの親密な一日として振り返り、「天気にもすごく恵まれた」と話す。
レオとの暮らし
いくつかのアイテムはレオにまつわるものだ。アレクサンドラはレオを小さなブロンドの犬で、「最高にかわいい子」だと言い、「唯一の欠点」は毛がよく抜けることだという。ここ2年間、アレクサンドラは粘着クリーナーを「ひっきりなしに」使っている。レオがブロンドなので黒い服が問題になり、今ではほとんど黒を着なくなったそうだ。レオはできる限りふたりの旅に同行しており、その理由をアレクサンドラはこう説明する。「犬を迎えたのに、一日中家で待たせているなんて悲しいでしょう」
バッグにはレオのお気に入りのおもちゃも入っている。ひとつはパリで買った、ポテトチップスの袋の形をした小さなぬいぐるみ。もうひとつはF1のレーシングギアを身につけたシャルルのミニフィギュアで、レオは主にその音が鳴るところが大好きなのだという。バッグに入っているのは箱から出したばかりの新品で、家にあった前のものはボロボロにされてしまったからだ。アレクサンドラは、自分の犬が「ミニチュアの自分」をかじっていても、シャルルはたぶん気にしていないと冗談めかして言う。「あの子が幸せなら何でもいいのよ」
午後4時のケーキ
アレクサンドラのバッグにはいつも「午後4時のおやつ」が入っている。カラフルなスプリンクル入りの小さなミニケーキだ。アレクサンドラは「大の甘党」で、甘いものなら何でも夢中になってしまうと認める。このケーキは友人が最近モナコにオープンしたお店のもので、そのおかげで今では「家で毎日ケーキを食べている」そうだ。
母との写真
アレクサンドラは、幼い頃の自分と母親が写った小さな写真を持ち歩いている。写真の中で自分が何歳だったかははっきりしないそうで、舌を出しているところを指さす。何度も引っ越しを重ねたこともあり、今では母娘が会う機会は減ってしまったが、この写真をそばに置いておけるのは心温まることだとアレクサンドラは言う。
使うのがもったいないノートと、ホテルから持ち帰ったペン
アレクサンドラは旅先のほぼどこでも小さなノートを買い、常にいくつか手元に置いている。蝶のデザインなら即購入だが、最近は別の柄にも惹かれているという。ピンクのノートは、母親と一緒に訪れたフィレンツェのお店で買ったもの。最近ヴェネツィアにも同じお店の支店があることを知り、何時間でも店内で過ごせそうだと話す。
問題は、ノートがあまりにもかわいいので、台無しにするのが怖くて書き込む勇気が出ないことだとアレクサンドラは認める。何冊かは使っているものの、ほとんどは「ほぼ白紙」のまま、ただバッグの中で過ごしている。
それに合わせて、アレクサンドラはある特定のホテル、いちばんお気に入りのホテルから持ち帰ったペンを集めている。書き心地がとても気に入っているからだ。ホテルの名前は「もう二度と招待してもらえなくなるかもしれないから」明かさないといい、少し恥ずかしいとも話す。アレクサンドラはこの2つの習慣をセットとして捉えている。ノートを買い、それに合わせてペンを持ち帰る、というわけだ。
トラのピッキー
子ども時代の品として登場するのが、ピッキーという名前のトラのぬいぐるみ。アレクサンドラが赤ちゃんの頃から持っているものだ。名前の由来はわからないという。自分のことを「昔からかなり穏やかな性格」だというアレクサンドラは、このぬいぐるみを丁寧に扱い、洗ってあげたり、決して引っ張ったりしなかったので、何年もの間ずっと完璧な状態を保っていた。ところが、レオに鼻を食べられてしまった。アレクサンドラいわく、それが「このぬいぐるみが経験した唯一のつらい出来事」だそうだ。
モンマルトルで買った乾ききっていない絵
最近のパリ旅行で、アレクサンドラはモンマルトルで自作の絵を売っていた女性から小さな絵を買った。購入後になって、その画家は絵の具がまだ乾いておらず、乾くまで1週間ほどかかると教えてくれた。アレクサンドラは手で持って帰らなければならなかったが、その価値はあったと言う。今ではこの絵もバッグに入って一緒に旅をしている。
ユニークな形のヘアクリップ
アレクサンドラは、キラキラした花やさくらんぼ、「ダックスフントの形をしたものなら何でも」など、変わった形のヘアクリップに目がない。たくさん持っているにもかかわらず、毎回同じものをつけていると認める。それ以外は、ただどうしても欲しかったから買ったものだという。
邪視から身を守るお守り
アレクサンドラは、幸運のお守りだと考えているブレスレットを身につけている。友人からの贈り物で、トルコのものだと思うという。そのブレスレットを外すときは、代わりに邪視除けの赤い糸をつけている。アレクサンドラはこの糸が「あまり華やかじゃない」と認め、撮影やイベントではよく外すように頼まれるという。外すこともあるが、たいていはつけたままでいるようにしている。「エネルギーというものを全般的に信じているの」とアレクサンドラは説明し、これらは自分を守るための手段だと話す。アレクサンドラはシャルルにも同じ糸を贈っており、彼もつけていることが心強いと言う。
イヤホンには告白がついてくる。たくさんの人がつけているのを見て、アレクサンドラはこのモデルに戻ったのだという。自分は「すごく影響されやすい」のだそうだ。魅力は充電が不要なところだ。
ミニチュアのメリーゴーランドのコレクション
最後のアイテムはミニチュアのメリーゴーランド。アレクサンドラによると毎日持ち歩いているものだが、今回は主に見せびらかすために持ってきたという。アレクサンドラにとって史上最高のお気に入りのアイテムで、まったく同じ雰囲気のものをほかに見つけるのに苦労しているそうだ。コレクションはおそらく母親が買ってくれたひとつから始まり、そこから増えていった。かつては小さなイルカの置物も集めていたが、それはずいぶん前にやめてしまい、家に飾ると素敵だからとメリーゴーランドだけは集め続けた。家では、ふたりのドレッシングルームの真ん中、服に囲まれた場所に飾られていて、アレクサンドラはそれを「すごくガーリー」だと言う。
それぞれのメリーゴーランドが、ある瞬間と結びついている。ひとつは最近、結婚式のために買ったもの。もうひとつはコレクションの最初の一品で、アレクサンドラの意見ではいちばんきれいなもの。アレクサンドラは、それぞれにまつわる思い出や、誰から贈られたかを大切にしている。ほとんどはアレクサンドラの母親からのものだが、今ではシャルルもこのコレクションのことを知っていて、アレクサンドラは笑いながら、彼は「この先何年かのうちに私にひとつ買ってくれなきゃね」と言う。
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