店を閉めて工房だけで錬金マスターを目指す『Alchemy Factory』プレイ記録

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概要

『Alchemy Factory』は、見習い錬金術師として中世の世界で小さな店舗を経営しながら、自分の工房をつくり上げていく自動化ゲームである。この動画の実況者は、用意された店を初日に閉店し、工房の建設と自動化だけに集中する方針でプレイした。目標はスキルツリーを下までたどり、最奥の「錬金マスター」に到達すること。その過程が47日目の最終課題クリアまで記録されている。

11分で読めます
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初日に閉店し、隣の土地を買う

ゲームの目的は錬金術の根源に至ることで、そのためにはスキルツリーを最後までたどる必要がある。スキルツリーには9つの昇格試験があり、試験ごとに決められたアイテムを錬金術協会へ納品しなければならない。

開始直後に与えられる小さな店舗について、実況者は「錬金術を極めようというのにお店屋さんごっこをしている場合ではない」として、その日のうちに閉店した。続いて全財産の4割を使って隣の土地を買い、本格的な工房づくりを始めた。

最初の試験課題は「木製の大歯車」である。実況者は関連レシピをアンロックし、原木を木材に変える製材機と、木材を歯車に変える研磨機を設置した。出力経路をコンベアでまとめ、完成した歯車が箱に収まるようにして最初の工場が完成した。原料の原木は近所のおじさんの店から1本200銅貨で購入し、しばらく待って歯車を確保した。ポストからメインクエストを選び、歯車20個を協会に納付してLv2に上がった。

2:31

Lv2〜3:融資、石材、亜麻と麻縄

レベルアップするとポイントが2点もらえ、有利な恩恵を選べる。実況者はこの時点で、クエスト報酬にボーナスが付く恩恵を選んだ。Lv2からは木材に加えて石材を扱うレシピが解禁され、融資も受けられるようになる。実況者は銅貨6000枚を借り入れて資材購入費を確保した。

この資金で、石灰石を砕石に変える機構を用意した。新たに覚えた「加工機」を置き、大歯車を小歯車に変換するラインも追加している。砕石が溜まると、それを資材にして「栽培用地」を設置した。種をまいて待つと植物が手に入る仕組みで、実況者は種屋まで走って亜麻の種を買った。種まきを終えた頃には日が暮れていた。

2日目の朝には、予定どおり亜麻が一晩で育ち切っていた。実況者はこれを刈り取り、前夜につくった麻縄工場に投入した。麻縄50本を協会に送り、Lv3への試験をクリアした。あわせてサブクエストもこなして資金を稼ぎ、Lv2の安い融資を返済してから、Lv3で借りられるより大きな融資を受け直した。その資金で種などを買い足し、Lv3で覚えた製鉄炉でインゴットや釘などの鉄製品の生産も始めた。

4:28

ポーション工場とLv4

次の試験課題はポーションだった。工程は、2種類の薬草をそれぞれ研磨機ですり潰し、組立機で混ぜ合わせるというもので、実況者は「ようやく錬金術師っぽくなってきた」と話す。生産速度を上げるため、工場をコピー&ペーストで複数に増やした。午前中にまいた種が夕方に育ち切り、それを投入して工場が動き出した。

3日目には所持金が底をついていたが、ポーションは十分に生産できていた。100本を納めてLv4に上がり、クエスト報酬で得たお金と融資で、6000銅貨で売りに出ていた隣の土地を購入した。ここに栽培用地を増設して薬草の生産量を増やし、布や粘土など新しい製品の工場も追加した。そのため、まとまった額があったはずのお金も1日で使い切っている。

6:10

卸売の解禁と、手作業農業の限界

ここまで実況者の収入はクエスト報酬だけだったが、4日目に「卸売」が解禁された。包帯を50個納めるたびに12銀貨がもらえ、クエストに頼らずに稼げるようになった。実況者はしばらく農地を広げ、包帯をつくり続けてお金を貯める方針を取った。

6日目には包帯による収益が安定した。しかし刈り入れと運搬に手間がかかり、これ以上の増産は難しいと実況者は判断した。そこで手作業の農地を破棄し、栽培そのものを自動化する仕組みづくりに切り替えた。

6:48

16×16マスを単位にしたモジュール化

自動化に向けて、実況者はさらに隣の土地を買い、大きな工場を建てた。無計画に広げると設備が散らかるため、16×16マスの床を基本単位として設備群をモジュール化する方針を立てた。

薬草の自動栽培には肥料が必要になる。そこで、お金を入れると肥料が出てくる設備を置いた。左側では肥料から布をつくり、右側では肥料からポーションをつくり、両方を混ぜて包帯に加工する。包帯を売って得たお金は再び肥料に変換される。お金と肥料と製品が循環する構成である。奥の区画に包帯工場が完成し、実況者は「働かなくてもお金が入ってくる」状態になったと述べている。手前の工場も整理し、資材の生産も自動化した。

次の試験課題「活力ポーション」の工場は、この整理の段階ですでに設置済みだった。肥料で赤い植物を育て、石から石灰粉をつくり、両者を混ぜてポーションにする。11日目に必要数が揃い、久しぶりにポストへ向かってLv5に到達した。

8:15

幽暗胞子の卸売と変化ポーション

Lv5では卸売できる商品が1つ増えた。新商品「幽暗胞子」は薬草とキノコを混ぜてつくり、実況者の工場は1基で1日360個を生産できる。卸売では1日1600個まで買い取ってくれるため、実況者はこの工場を5基稼働させることにした。

次の試験に必要な「変化ポーション」は、幽暗胞子に炭を混ぜるだけでつくれる。実況者は稼働中の工場から胞子を少し「くすねて」、必要な分だけポーションを用意した。100本を納めてLv6に到達した。

9:10

銅工場、成長ポーション、2階建てへの増築

Lv6からは銅製品がつくれるようになる。実況者は、お金を入れると銅が出てくる工場を建てた。銅の製造には、植物由来の石鹸と鉄鉱石由来の砂鉄が必要で、これらを生産して化合する仕組みを組んだ。実況者のモジュールは「右から来たお金を左に流す」設計になっている。そのため床を並べて貼るだけで、お金の入力経路が自然につながる。卸売工場から出るお金をこの銅工場につなげば稼働する。

続く試験課題は「成長ポーション」で、材料はカモミール・岩塩・石灰岩の3種類である。床6枚分の工場でこれらを加工し、混ぜ合わせた。

この時点の工房は、左半分で卸売商品をつくってお金を生み、右側でそのお金から資材を生産する構成だった。手狭になってきたため、柱と天井を設けて2階建てに増築した。実況者は、ガソリンスタンドのような「いかつい見た目」になってきたと評している。増築中に成長ポーションが揃い、Lv7に到達した。錬金マスターまでは残り3レベルとなった。

10:43

錬金釜で「無から肥料」を生む

Lv7からは新設備「錬金釜」を使う。実況者の説明では、錬金釜は3種類の物を投入すると、その合計価値に近い物を生成する設備である。

実況者は、肥料で育てた薬草を錬金釜に入れて、新たな肥料を生成する工場をつくった。通常は、肥料がほぼ同量の肥料に変わるだけになる。しかし実況者はレベルアップで得たポイントをすべて肥料効率に振り直していた。その結果、同じ量の肥料をつくるのに、半分以下の肥料しか消費しなくなったという。これを実況者は「無から肥料を生み出し続ける機構」と呼び、どんどん設置して肥料を無料で増やしていった。

成長ポーション(肥料として使われるもの)が十分に貯まると、次の試験課題「爆発ポーション」に取りかかった。材料は3種類だが、どれも錬金釜でつくれる素材である。そのため、薬草を錬金釜に投入するという肥料工場と同じ設計を流用した。実況者はここから錬金釜中心の工場に移行し、無料で増えた肥料を元にすべての製品をつくる方針を取った。爆発ポーションを納めてLv8に到達した。

12:19

上位肥料「豊穣の触媒」と聖遺物による経験値

33日目、工房づくりを始めてから1か月が過ぎ、実況者は3階を増築した。肥料は増え続けていたが、次の試験には到底足りない量だった。工場の新設にもコストがかかるため、実況者は工場面積あたりの肥料の増え方を加速させたいと考えた。そこで、より上位の肥料「豊穣の触媒」の工場を建て始めた。

工場の見た目はこれまでとほぼ同じで、植わっている薬草が少し上等なものに変わった程度である。豊穣の触媒は3つの素材からつくれ、いずれも肥料から調達できる。実況者はこれも「無限に増やせそうなレシピ」だとして、ひとまず10基ほど建設した。

この肥料を使い、まず聖遺物「金星」をつくった。聖遺物は経験値に変換でき、経験値を貯めるとアップグレード用のポイントがもらえる。実況者の整理では、つくればつくるほど肥料効率を上げられることになる。金星の材料はこれまでにつくったポーション類を混ぜるだけなので、肥料工場に各種ポーションの錬金工場をつなげば、経験値が無料で入る仕組みが完成する。実況者は、中盤までは「工事業者」のような作業だったが、錬金釜の時代に入ってようやく錬金術師らしくなったと振り返っている。

13:50

最上位の肥料「万能薬」と世界樹

続いて実況者は、この世界で最上位の肥料「万能薬」の生産に取りかかった。設計は錬金釜で肥料をループさせる従来のものを踏襲している。下位の肥料から上位の肥料をつくる工場は、初回起動時に大量の肥料を与える必要がある。そのため、肥料を溜めては次の段階へ移り、また溜めては移るという段階的な進め方をここまで続けてきたのだと実況者は説明する。

万能薬にはある貴重な素材が必要で、それを生み出すのが大きな苗床である。最初は小さな苗木だが、肥料を投入し続けると徐々にそれを吸い上げ、やがて大きな世界樹に育つ。その「世界樹の葉」を流し込むと万能薬が完成する。実況者は万能薬を納めてLv9に到達し、錬金マスターまであと一歩となった。

15:08

最終課題「ソーラー」の素材集め

錬金術協会の最終課題は、9つの素材からつくる巨大な聖遺物「ソーラー」だった。6種類の聖遺物に加え、ダイヤモンド、触媒、世界樹の核など高級な素材が並ぶ。実況者は最後の課題なので、手持ちのリソースを使い切るつもりで挑んだ。

比較的簡単な木星・土星・火星は、木材や歯車などの簡単な資材でつくれる。資材工場に溜めてあるものを持ってくるだけで済み、大きな工場は必要なかった。

水星には5種類の鉱物が100個ずつ必要で、実況者は手持ちの品から錬金釜で生成することにした。組み合わせは以下のとおりである。

  • 肥料・木材・リベット → ターコイズ
  • ガラス・銅インゴット・銅ベアリング → マラカイト
  • 青銅インゴット・銀貨・銅ベアリング → トパーズ
  • 豊穣の触媒・銀貨・リベット → オブシディアン
  • 万能薬・豊穣の触媒・木材 → ラピスラズリ

ソーラーに別途必要な共振触媒もこのときにつくり、炉に燃料をくべて生産を始めた。

6つ目の聖遺物「ルナー」には5種類のインゴットが必要になる。鋼・青銅・銅は資材工場に余りがあったが、銀と金は手元にまったくなかった。そこで実況者は、手持ちの銀貨と金貨を土窯で溶かしてインゴットにした。融資で借りたお金を溶かすのは「なかなか気分が良い」と実況者は話している。ルナー用と水星用の工場を置き、6つの聖遺物の製作準備が整った。

「完璧なダイヤモンド」は25個必要である。実況者によれば、まともにつくると手間のかかる素材だが、錬金釜なら種・万能薬・金貨から簡単に生成できる。錬金釜を導入して以降はお金をほとんど使っていなかったため、卸売で貯めたお金をここで一気に使った。

17:47

賢者の石と永遠の触媒、そしてソーラーの完成

残る素材は「世界樹の核」と「永遠の触媒」である。世界樹の核は、成長した世界樹から入手できる。永遠の触媒は「賢者の石」からつくるもので、賢者の石自体は錬金釜でつくる。賢者の石は製作コストが重いが、実況者は世界樹の核がいくつか余っていたため、価値の高い核を活用して素材をまかなった。手順は次のとおりである。まず錬金釜で金貨と核を混ぜて「サファイア」をつくる。次に核と石を混ぜて「ルビー」をつくる。最後にこの2つの宝石を再び錬金釜に入れ、さらに核を加えて賢者の石を完成させる。これを「魔導加工機」に入れると、永遠の触媒の製作準備が整った。

47日目、各聖遺物が完成した。実況者は土星・火星・木星・金星・水星・ルナーを回収し、9種類の素材を「魔導彫刻機」に投入した。ソーラーは5分ほどかけて下から徐々に組み上がり、完成した。これを協会に納めてメインストーリーをすべてクリアし、錬金マスターに到達した。

20:16

プレイを終えての感想

実況者は本作について、序盤の手作業から完全自動化への移行や錬金釜の導入など、急激に面白くなる仕掛けが随所にあると評価した。シンプルな見た目ながら「大満足の作品」だったという。中世の錬金術を題材にした可愛らしい見た目や、機械的すぎない独特の夜景も印象に残ったと述べている。ふとした瞬間に自分の工房を眺めて休憩する時間も格別だったと話し、プレイを締めくくった。