『ENDER MAGNOLIA』実況プレイ:煙に覆われた魔法大国でホムンクルスを救う旅

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概要

探索型2DアクションRPG『ENDER MAGNOLIA』を、エンディングまでボス戦を軸にたどる実況動画である。舞台は機械文明が発達した魔法大国で、テーマは人とホムンクルスの救済だ。実況者はボスを倒すたびに、戦闘システムの手触りと、少しずつ明らかになる国の過去を解説していく。記事は動画の流れに沿ってまとめる。結末まで触れるので、ネタバレに注意してほしい。

11分で読めます
1:51

下層で目覚めた調律師ライラック

物語は、記憶を失った主人公ライラックが下層で意識を取り戻すところから始まる。この国の下層には汚れた煙が充満しており、今ではホムンクルスの廃棄場とほとんど変わらない場所になっている。

ライラックはリリアのもとで育てられた調律師で、ホムンクルスを救う力を持つ。この力でホムンクルスと契りを結び、仲間として連れながら、失われた記憶と仲間の行方を探して国を巡る。これが物語の骨格だと実況者は説明する。

安全な町へ向かう途中、主人公はホムンクルスに襲われ、最初のボス戦になる。主人公自身はとても非力で、武器を扱えない。そこで連れている仲間を呼び出し、代わりに攻撃してもらう。実況者はこの戦い方を「なかなか可愛らしい戦闘形式」と表現している。仲間の力で勝ち、仲間を増やし、次の町へ進む。これが本作の大まかな流れだという。体力が減るとボスの行動パターンが変わり、大技を出してくる。それを避けて隙を突き、「実験体の少年リト」を倒す。

調律師はホムンクルスに触れることで穢れを浄化し、その記憶を読み取って自分の力にできる。こうして旅の仲間が1人ずつ加わっていく。

5:37

黒翼の狩人ヨルヴァン戦と国の現状、ゲージの仕組み

下層の旧市街地では、鳥と人間を掛け合わせたホムンクルス「黒翼の狩人ヨルヴァン」と戦う。実況者によれば、ホムンクルス技術が発展する過程では、こうした交配の実験も行われていたらしい。

ここで国の現状が説明される。人工生命ホムンクルスは、この国に明るい未来をもたらすはずだった。しかし地下から吹き上がる汚れた煙が彼らを狂わせ、ホムンクルスは暴走する怪物に変わってしまった。人々は制御のきかないホムンクルスであふれる国で、穢れに抗いながら細々と暮らしている。

戦闘では、飛び回るボスを追いかけて攻撃を続ける。倒したと思ったところで第2形態が始まる。実況者はここで戦闘の要点を説明する。敵の頭上にはゲージが2本表示されていて、殴り続けて片方のゲージを0にすると、敵はしばらくダウン状態になる。この隙に攻撃を叩き込むのが効率的だという。最後は画面端で一気に決着をつけている。

8:36

鎖の獣戦に見るゲームデザインと、スキルを並行して回す楽しさ

赤く変容した不気味な森で、主人公は大きな相手「鎖の獣」と戦う。名前のとおり鎖を振り回す攻撃が特徴で、これまでのように敵に張り付いてばかりはいられない。

実況者はこの配置を高く評価している。遠距離攻撃ができる仲間が加わった直後にこのボスが来る設計を、「非常に優秀なゲームデザイン」だと感じたという。さらに、こうして作り手の意図を勝手に想像することも、ゲームを遊んでいて楽しい瞬間の1つだと語っている。

戦闘の感触についても詳しく話している。状況に応じてスキルを切り替えながら戦う流れが、うまくはまると爽快だという。攻撃するのは主人公ではなく仲間なので、スキル発動時に全体にかかる硬直時間のようなものがない。そのため複数のスキルを同時並行で回せる点も良いところだと述べる。斧のスキルはクールダウンが明けるたびに出していきたいので、『FF14』の戦闘形式にも通じるところがあると感じたそうだ。終盤の大技を避けてとどめを刺し、撃破する。

11:54

狂狼ヴェオル戦と、フロスト家・ミリア・ノラをめぐる過去

穢れで赤く淀んだ森を進むと、狼のホムンクルス「狂狼ヴェオル」が現れる。主人公はこの狼に恨まれているらしい。実況者は「心当たりはありませんが」と言いつつ、返り討ちにしていく。

このあたりで国の過去が語られる。この地を治めていたのは、巫女の力を受け継ぐフロスト家だった。領主アベリアは古(いにしえ)の民の生き残りで、魂を移し替えながら数百年を生きてきたという。そこへ後からやってきた勢力が、ホムンクルスという新技術を持ち込んで巨大勢力に成長した。両者は仲良くやっていた。しかしこの勢力の特殊なホムンクルスであるノラが、何らかの理由でアベリアを殺害してしまう。ノラは当時の記憶を失っており、主人公に拾われて今に至る。

実況者は「まあうちらの知ったことではない」と流し、新しく手に入れた斧を振り回してヴェオルを倒している。

13:56

深層に潜む者ラーシュと、主人公の記憶

下層の地下を探索中、主人公は穢れでおかしくなったホムンクルスと戦う。このホムンクルス「深層に潜む者ラーシュ」も主人公と面識があった。戦闘に勝って調律すると、主人公の過去に関わる重要な記憶を読み取れる。

撃破後、ホムンクルスにはいったん逃げられる。しかし居合わせた調律師長の男がこれを倒し、主人公は改めて調律に臨む。

16:41

墓守の巨人ガラム戦:パリーとドリルの使い分け

魔石採掘場に広がる花畑で、主人公は採掘用のホムンクルスと出会い、「墓守の巨人ガラム」との戦闘になる。

この時点でパリーが使えるようになっている。敵の攻撃にタイミングよくパリーを合わせると、攻撃を無効化しながら反撃もできる。ドリルも新たに習得した。このボスは空中でバリアを張ってくるが、ドリルはこれに対応できる特徴を持つと実況者は説明する。実況者の戦い方は次のとおりだ。攻撃はスキルで受け止める。ボスが空中にいるときはドリルで攻撃する。隙があれば炎で攻撃し、クールダウンが明け次第パンチも使う。

途中でボスの攻撃パターンが変わり、攻撃のあとに炎が広がるようになる。そこで距離を取ってドリルで攻撃し、撃破した。

19:18

ゴミ山の王:形態ごとの対処と、気の毒な来歴

中層へ上がる道を探して各地を回るなかで、主人公はゴミで身を固めた「ゴミ山の王」と戦う。いくつもの形態に変化する楽しいボス戦だと実況者は紹介している。

序盤は雲のような姿で、大振りな攻撃が特徴だ。少し殴れば第1形態は終わる。第2形態では、ぼんやりしていると一瞬で焼き払われる攻撃に注意が必要だ。一方でビームには予兆があるので比較的安全だという。最終形態は画面上を高速で往復してくるだけなので、パリーやスキルでタイミングよくカウンターすればよい。たまに止まってくれるところに「優しさを感じる」と実況者は述べている。

このボスの来歴は悲しい。もとはミリアの人間で、領主の衰弱を受けて後継者になる予定だった。しかしマッドサイエンティストである領主の弟の企みでホムンクルスにされ、下層に落とされて今に至る。実況者は「かなりかわいそうな人生」とまとめている。

22:41

中層の惨劇と管理者ギルロイ、死の雨

ようやく中層にたどり着くと、あるホムンクルスが襲来し、フロスト家の調律師たちが皆殺しにされていた。ここで「管理者ギルロイ」と戦う。

背景には、いまこの国に降り注いでいる死の雨がある。この雨は人を変質させてしまうもので、前作の舞台である「果ての国」にも甚大な被害を与えた。この国では、古の民の血による耐性を持たないミリアの人々に特に大きな被害が出ている。領主の息子が失踪したあと、ミリアの管理者を任されたのがギルロイだ。ギルロイはこの雨もフロストの仕業だと難癖をつけてきた、と実況者は説明する。

24:57

鉄の魔女リュサイ戦:駆け引きと装備ビルドの自由度

上層への手がかりを探すなかで戦う「鉄の魔女リュサイ」は、ワープで逃げ回るので攻撃を当てにくい。そのうえ雑魚を呼んで回復までしてくる。実況者はこれを「かなり長時間楽しめるボス戦」と表現している。

今回の戦い方はこうだ。射撃スキルで少しずつ撃ち、攻撃が来たらパリーで反射する。雑魚を呼ばれたら片付け、ダウンを取ったら鎌で攻撃する。ただし鎌のモーション中はパリーができない。そのため敵が次に何を出してくるか分からない状況では、安全を優先して鎌を振らず、射撃で様子を見る。こうした駆け引きのある戦闘バランスが本作の面白さに大きく貢献している、と実況者は感じている。

装備やスキルまわりの自由度の高さも、戦闘の面白さとして挙げられる。この戦いではパリーの種類も変えている。装備でパリーの性質を変えられるので、ビルドに幅が出るという。さらに今回は地上攻撃の威力を上げる装備をつけているので、なるべく飛ばずに地上から攻撃する。装備とアクションがゆるやかにつながっている点も楽しいと語る。最後はダウンを取って一気に攻め、撃破した。

29:08

闘技場の戦闘人形七号と、堕ちた魔術師デクラン

バトルで賑わう闘技場では、連戦をこなしたあと「戦闘人形七号」との決勝戦に挑む。この戦闘から新しい仲間が加わり、ヨルヴァンの射撃と同時に使うと強力だという。その奥義の性能によって、これまで使っていたノラは「完全にお払い箱」になってしまった、と実況者は冗談めかしている。攻撃を見切ったらダウンを取って勝利する。

続いてデクランの研究施設を訪れる。デクランは多くのホムンクルスを製造してきた人物で、以前の映像で暗殺されたかに見えた。しかし実際はホムンクルスになってしぶとく生き延びていた。もとは非常に優秀な魔術師だったが、フロスト領主アベリアに会ってから人格が徐々に破綻していったらしい。実況者は「こいつも大概悪そう」と評し、ドリルで「堕ちた魔術師デクラン」を倒している。

34:03

魔導工場のヴェルグリンドと、結界を維持するギルロイ

魔導工場には多くのホムンクルスがおり、ホムンクルス自体もここで自動製造されているようだ。今回からフロスト家の新しい仲間も加わり、通りすがりに「ヴェルグリンド」を倒す。形態が切り替わるときの吹き飛ばし攻撃には注意が必要だと実況者は説明している。

覚えたての移動手段で登場した主人公は、体を換装中のギルロイを見つける。ギルロイは現在、国を覆う結界の維持に力を注いでいる。地下から魔力を汲み上げて結界に蓄えることで、国中のホムンクルスに動力を供給する役目も担っているようだ。実況者は「これと戦ってしまっていいのか分かりません」と迷いを見せつつ、聞きたいことがあるので戦闘に入る。戦闘自体はそれほど大変ではなく、「管理者ギルロイ 武装体」を撃破する。

37:46

根源の地へ:狂騎士レイボルクとの悲しい約束

地下深くの根源の地へ向かう主人公の前に、調律師長に従うホムンクルスが立ちはだかる。調律師長の体は今アベリアに乗っ取られている。このホムンクルスは、根源の地に近づこうとする邪魔者をすべて排除するよう命じられているらしい。一方で、そうした事態に備えて、調律師長が正気に戻らなかったら彼を殺すという悲しい約束もあらかじめ交わしていた。

狂いつつある「狂騎士レイボルク」を倒したあと、主人公は調律によって魂に触れ、救済を施す。

41:08

リリアの浄化と、結界を壊す選択

根源の地で、主人公はようやくリリアを見つける。異国の白巫女から譲り受けたお守りを使い、穢れに侵されつつあるリリアの浄化を試みる。

リリアと協力し、主人公は死の雨を止めようとする。ノラに結界を管理してもらって現状を維持する選択肢もあった。しかし実況者のプレイでは、結界を破壊したうえで根源の地の魔力をすべて死の雨にぶつけ、雨を晴らす可能性に賭けることを選んだ。

44:10

最終決戦:管理者ギルロイ 完全体

ラスボスは「管理者ギルロイ 完全体」だ。荘厳で美しいBGMが流れるなか、ドリルなどで爆音を響かせながら攻撃する様子を、実況者は「大変ご迷惑をおかけしております」と自虐している。ラスボスの攻撃には丁寧な予兆があるので、パリーなどでしっかり反撃していく。HPを大きく削ると最終パターンに入る。吹き飛ばし攻撃は壁際で受け止めると時間を短縮できるとの小技も紹介している。最終段階では敵が大技を使ってくるので、こちらも奥義で応戦し、残りのHPを削り切って撃破した。

47:00

エンディングと実況者の感想

エンディングでは魔力こそ失われたものの、人とホムンクルスは新たな道を歩み始め、物語は幕を閉じる。

実況者は本作を振り返り、前作から引き継いだ趣のあるグラフィック、物語と調和した幻想的で美しい楽曲を挙げる。戦闘面もストーリーも面白く、遊んでいて非常に楽しい作品だったと評価している。ストーリーについては様々な考察ができるとしたうえで、「これで2つ済んだので、あと4つは続編を出せる」という冗談めいた考察で動画を締めくくっている。