『ブレイブリーデフォルト HDリマスター』を初期レベルのままクリアする:ボスごとの戦法の記録

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概要

この動画は『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター』を、レベルを一度も上げずにエンディングまで進めるプレイ記録である。実況者は冒頭で、普通に遊んでも十分楽しめる作品だと前置きしたうえで、今回は「気が触れたので」初期レベルを維持したまま進めると宣言する。最後まで残る問いは、成長できないパーティでボスのHPインフレにどう対応するかだ。動画では、ジョブ、アビリティ、必殺技、装備の組み合わせでボスを倒していく過程が順に示される。

12分で読めます
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縛りの設定:経験値を「入手しない」、アイテムも使わない

物語は、天変地異で光の柱が立ちのぼり、大穴が開いて村ごと消滅した場面から始まる。主人公ティズ・オーリアは弟を失い、意識を失う。実況者はここでまずメニューのコンフィグを開き、経験値入手の項目を「しない」に設定した。本作はこの設定で経験値を受け取らないようにできるため、縛りの準備はこれだけで済む。

もう一つ、実況者は途中で自分に追加の制限を課している。砂漠の国のボス戦で、アイテムを連投して倒す方法もあると説明しつつ、「お手軽すぎて味がしない」という理由から、今回の冒険ではアイテムを使わないと決めた。以後の戦闘は、ジョブとアビリティ、必殺技、装備だけで組み立てられている。

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序盤:ブレイブで攻撃回数を稼ぎ、物理から黒魔法へ移る

最初のボス戦は、クリスタルの巫女アニエスを捕らえに来た公国の幹部ベアリング&ホーリーとの戦いだ。本作にはターンを3つまで前借りする「ブレイブ」という仕組みがある。実況者はこれを使い、ティズとアニエスの二人で合計8回の「たたかう」を叩き込んで倒した。

公国の幹部たちは不思議な宝石を持っており、倒すと別のジョブに転職できるようになる。記憶喪失の男リングアベルを仲間に加え、公国軍の駐留拠点へ向かうと、街ごと焼き討ちする方針をめぐって敵が仲間割れを起こしていた。一行は新たに得たジョブ「モンク」に転職し、公国のやり方に憤慨した騎士団員イデアも加わって、4人合計16回の攻撃で黒魔道士オミノスを倒した。

その後、空挺騎士団に王様が誘拐され、一行は敵の飛空艇に乗り込んでハインケルを倒し、ついでに飛空艇を鹵獲する。実況者はこのあたりで方針を変えている。レベルが低いと物理攻撃の威力が低くなりがちなので、ここからは黒魔法を主体に戦うという。この判断が、終盤まで続く魔法中心の戦い方の起点になる。

6:24

砂漠の国:ロッドの必殺技「リデュースリプル」が戦法の軸になる

鹵獲した飛空艇で砂漠の国に着くと、悪事を働く盗賊ジャッカルと戦うことになる。実況者によれば、このあたりからボスのHPが急に高くなる。対抗策として使い始めたのが、ロッドの必殺技「リデュースリプル」だ。必殺技は戦闘をまたいで溜めておける大技で、これで魔法のダメージが一気に上がる。ジャッカル戦では、盗賊のHPが半減すると用心棒が勝手に撤退した。

続いて、盗賊とつるんで暴利を貪っていた悪徳商人ボリトリィを糾弾する。同じ用心棒がまた付いてきたが、HPが半分を切ると先に撤退した。このボスもHPが高めなので、ここでも必殺技を使っている。前述のアイテム不使用の方針を決めたのはこの戦闘である。

その後、クリスタルの精霊の話によって旅の目的がはっきりする。巫女が祈祷衣を着て4つのクリスタルを解放すれば、世界の闇を浄化して大穴を塞ぐこともできるという。祈祷衣の素材を採りに行った洞窟のドラゴンは大した強さではなく、必殺技と「サンダー」15発であっけなく倒れた。

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眠らせる、先手を取る:全体攻撃への対処

風のクリスタルに取り憑いていた魔物オルトロスは、強力な全体攻撃を使う。実況者は、初期レベルでまともに受ければ全滅は必至だと説明する。そこで「スリプル」で眠らせる作戦を取った。必殺技で敵の耐性を下げられるので、睡眠もしっかり効く。眠っている間に「サンダー」で攻撃して倒し、風のクリスタルの解放に成功した。

次のクリスタルへ向かう前に、盗賊や悪徳商人を使っていた黒幕がこの国の王様だったと判明し、ナジット&マヌマットと戦う。実況者によれば、この辺のボスなら素早さを盛れば先手を取れる。リングアベルに素早さの上がる装備を付けて先行させ、適当に眠らせつつ「サンダー」で倒した。

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先手を取れない戦闘:耐えてから攻める

水のクリスタルがある地方では、癖の強い幹部たちが派遣されている。実況者は一人残らず探し出して倒し、新しいジョブを獲得していく方針を取った。このあたりからボスのHPは10000を超えるが、新たに「サンダラ」を習得したことで火力は十分だという。メフィリアはこの火力で倒している。

狩人のジョブを持つアルテミア戦では、先手を取れない戦闘の難しさが出た。実況者は、敵の攻撃を凌ぐのにも一苦労だと述べる。黒魔道士のアビリティ「ダメージ分散」と白魔道士のアビリティ「天使の加護」を付け、敵全員の攻撃をなんとか耐えてから、いつも通り必殺技で攻撃を始めた。

14:08

リフレクトリングで魔法を反射させ、火力を上げる

移動中に遭遇した大きな亀の魔物ランドタートルは、初手で防御してきたので簡単に倒せそうだと実況者は判断した。このボスは魔法を反射してくる場合があるため、頃合いも良いとして全員分の「リフレクトリング」を購入した。味方全員に魔法を反射させ、ダメージの増加も狙う使い方である。

この反射戦法は次のヴァルキリーのジョブを持つエインフェリア戦でも使われた。実況者はエインフェリアを「歩くだけで家が傷だらけになりそうな見た目」と評している。敵の攻撃を凌いだら必殺技から入り、リフレクトリングで火力を確保したうえで「サンダラ」を数発当てるだけで倒せた。初期レベルでもなかなかのダメージが出るようになってきたという。

敵の隠れ家で戦った赤魔道士ディローザ戦では、赤魔道士のジョブの価値に触れている。赤魔道士には瀕死状態のときにMP消費を0にするアビリティがあり、MPの少ない初期レベルでは非常に役立つという。この戦闘では潜入中にイデアが魅了されてしまい、実質3人での戦闘になったが、実況者によれば意外と火力には困らなかった。

幹部たちを倒し終えたあと、水のクリスタルに取り憑いた魔物ルサルカと戦う。戦法は相変わらず必殺技からの「サンダラ」反射である。ボスのHPは数万に達し、徐々にインフレしてきたが、装備やジョブが充実してきたことで初期レベルでも意外とサクサク倒せて快適だと実況者は話している。

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薬師の「痛覚麻痺」:敵の初手を凌ぐ手段を得る

新たな大陸では、公国が開発する化学兵器を破壊するため敵拠点に潜入し、警備ロボのオートマトンと戦う。複数体が相手なので、ここでは召喚魔法を使った。

化学兵器の開発者カダは初手で特に攻撃してこなかったため、必殺技から「サンダラ」を連発して倒した。このボスから得られる「薬師」のジョブについて、実況者は今後の冒険で非常に役立つアビリティを習得できると説明する。とくに「痛覚麻痺」は、最初の2ターンだけダメージを無効化できる。これが先手を取れない戦闘で敵の初手を凌ぐ手段として重宝したという。

火の神殿のチャウグナル戦では、痛覚麻痺を付けたティズが敵の物理攻撃をかばい、残りの3人で一気に攻撃した。このボスはしばらくの間、魔法防御がとても高い。そのためティズ以外の3人に「魔法防御貫通」をセットし、問題なく防御を貫いた。

19:00

なぜ雷属性ばかり使うのか

火のクリスタル解放後、海で見つけた幽霊船には公国の幹部バルバロッサが乗っていた。戦法はいつも通り、必殺技からの「サンダラ」反射である。ここで実況者は、雷属性を使い続ける理由を説明している。本作では必殺技で全属性の弱点を付けられるうえ、序盤から雷属性を大幅に強化する帽子が手に入る。そのため、ほとんどのボスで雷属性の攻撃を使うことになるという。

その後、巨大な飛空艇の動力機関で背後から大きな魔物ベヒュモスに襲われる。「痛覚麻痺」と「かばう」で物理攻撃をいなしつつ、必殺技と「サンダラ」反射で戦った。このボスを倒すと新たな飛空艇が手に入り、最後の土のクリスタルがある公国領へ踏み込めるようになる。

20:21

公国領:サンダガ、フルレバレッジ、そして魔人

山に囲まれた公国領では、まず防衛網のアイスゴーレムと戦う。痛覚麻痺で初撃を凌ぎ、必殺技から「サンダラ」連射で仕留めた。街に着けば魔法屋で「サンダガ」を習得できるので、サンダラを使うのはこれが最後になる。実況者は、序盤からかなりの長期間大活躍してくれた黒魔法だったと振り返っている。

エタルニア公国の総司令部では、元帥の前座として幹部のヴィクトリア&ヴィクターと戦う。ここで商人の「フルレバレッジ」が登場する。消費MPと威力を倍にするアビリティで、覚えたての「サンダガ」を全体掛けしてダメージを稼いだ。

公国軍の元帥ブレイブとの戦いでは、直前の戦闘で入手した「魔人」のジョブを使い、低コストで強力な魔法攻撃を連発した。実況者は物語上の対立にも触れている。公国はクリスタルがやがて災厄をもたらすと考えており、その思想の違いから主人公たちと戦うことになっているという。

最後のクリスタルに取り憑いた魔物ギガースリッチは、魔人の行動がとにかく強いため楽勝だった。必殺技で補助しなくても、簡単にダメージがカンストしたという。

24:33

アナゼル戦と、繰り返される世界

すべてのクリスタルを解放した一行は光の柱へ向かうが、生き残っていた暗黒騎士アナゼル・ディーが飛空艇の甲板に現れる。ここでも魔人の闇魔法で攻めるため、まず必殺技で闇属性の弱点を付与した。あとはフルレバレッジで威力を倍にしつつカンストダメージを何度も叩き込み、HP10万を削り切った。割れた仮面から現れたアナゼルの顔は、リングアベルと瓜二つだった。

ところが光の柱に入ったあと、大穴は塞がっていなかった。風は止まり、海は腐り、クリスタルは解放前の状態に戻っている。状況がよく分からないまま、一行はもう一度世界を回って4つのクリスタルを解放し、再び光の柱へ入る。甲板ではまたアナゼルと戦うことになる。強さは前回とさほど変わらないため、同じく必殺技からフルレバレッジを使い、魔人の闇魔法連打で倒した。実況者の計算では、この戦法で合計14発の攻撃を当てられるので、HP14万未満のボスなら余裕で片付けられる。

それでも世界の浄化は失敗し、その中でリングアベルは徐々に記憶を取り戻していく。解放を繰り返すうちに、一行は妖精エアリーの羽根に刻まれた数字が毎回小さくなっていることに気付く。

31:26

エアリーの正体と、魔法剣・二刀流への切り替え

ここでエアリーが本性を現し、一行はこれまで騙されていたことを知る。実況者はこの変身を「かっこいい姿へと変形」「急激に太っちゃった」と茶化しながら戦闘に入る。

この形態のエアリーのHPは15万である。実況者によれば、魔法でカンストダメージを連発しても倒し切れない。そこで戦法を魔法剣に切り替え、二刀流で攻撃回数を増やした。第二形態では魅了を防ぐ装備で敵の行動を無効化しつつ、クリティカル率を上げて再び魔法剣で攻撃した。

逃げ出したエアリーを追って大穴に入ると、並行世界をつなげた力で復活した黒幕ウロボロスが待っている。完全体となったエアリーのHPは合計30万。この戦闘の手順はかなり細かく説明されている。

  1. 杖の必殺技「ルクス」でクリティカル率を上げる
  2. 魔法剣を掛け、味方のBPを増やす
  3. 序盤から使ってきたロッドの必殺技を使う
  4. アニエスも魔法剣を掛けたあと、瀕死状態の味方全員で攻撃する「一斉攻撃」を使う

実況者はロッドの必殺技を、序盤から終盤まで常に役立つ有能な技だと評している。この戦闘では一斉攻撃を7回仕込めたので、二刀流も加味すると合計42発分の魔法剣を叩き込めたという。

38:12

ラスボス・ウロボロス:五形態の連戦で必殺技をどこに使うか

ラスボス戦は全部で五形態あり、合間のイベントも長い。連戦なので必殺技を使える回数が限られる。実況者は、HPの高い形態に必殺技を回すと決めた。

第一形態はHP150000なので、アニエスの必殺技を使った。戦法はエアリー戦と同じく、魔法剣からの一斉攻撃である。第二形態はHP50000と控えめなので、必殺技を使わずに済ませた。敵の即死攻撃を装備で防いだあと、一斉攻撃を使って36発の魔法剣を当てている。ここを越えると、2000年を生きる不死身の男が助っ人に現れる。実況者は「尺の都合で解説をサボった男」と紹介している。この男は敵と同化し、敵の無限機関を封印した。その隙にウロボロスを攻撃し、HP75000の第三形態も必殺技なしで乗り切った。

その後、ウロボロスは別の並行世界を攻撃し、破壊した世界の力を取り込んで体力を回復し始める。第四形態はHP200000とタフなので、ここでは必殺技を使った。商人のアビリティを駆使して各種バフを盛り、アニエスとティズのBPを増やし、そのBPで一斉攻撃を連発する。この形態では魔法剣42発で殴れるため、HP200000も意外とあっさり削り切れたという。ただし結局、並行世界を吸収して無限に回復されてしまう。実況者は、このあたりの敵の台詞が「お母さんヒス構文」っぽくなってきたとも冗談を言っている。

ここで、ゲーム内の架空のフレンドたちの世界が助けに現れる。実況者は自分を「いつも変なソロゲーばっかやってる終身名誉ぼっち」と自嘲し、COMタロウ、COMジロウ、COMサブロウ、COMシロウに礼を述べて最終形態へ進んだ。

49:59

最終形態と、初期レベルで見えたキャラクター差

最終形態ではリングアベルの必殺技を使った。実況者は「ずっと使ってきたこともあり、やはりこのBGMが落ち着く」と話す。初期レベルではリングアベルが最も素早さに優れるため、必然的に必殺技担当になりがちだったという。実況者は、この冒険では仲間のステータス差がはっきり影響するので、それぞれの個性が際立つのも楽しい部分だと述べている。最後は魔法剣で残りの体力を削り、ウロボロスを撃破した。

エンディングを見届けたあと、実況者は作品全体を振り返る。コミカルな掛け合い、意表を突くストーリーライン、3DS時代を思わせる懐かしい演出によって、いま遊んでも非常に楽しめる作品だったという。とくに評価したのは、FF3やFF5の系譜を受け継いだ自由なジョブチェンジシステムだ。さまざまな解法の中から選んでいく面白さが秀逸で、初期レベルでも遊びの幅があり、しっかり楽しめたと実況者は締めくくっている。