「やばい」「可愛い」から一歩進むための言語化の技術:三木恵が語る観察と自問の習慣
lumily思いをうまく言葉にできない、急に話を振られると何も出てこない、つい「やばい」「可愛い」で済ませてしまう。ライフスタイルメディア「lumily」のYouTubeチャンネルで、愛沢えみりが話し方スクール「はずむす」代表の三木恵に、人間関係がうまくいく言語化のコツを聞いた。三木は約1年前にも「話し方のコツ」をテーマに出演しており、今回はその続編にあたる。
三木の主張の中心は、言語化がうまくいかない原因は語彙力の不足ではなく観察の不足にある、というものだ。対談では、その観察力を鍛える具体的な習慣や、感想・好きなものの理由・仕事の強み・LINEでのやり取りといった場面ごとの言葉にし方が語られた。
「やばい」もすでに言語である
愛沢は冒頭で、自分は言語化が苦手で「やばいとか楽しいとか可愛いとかで済ませがち」だと打ち明けた。三木はこれに対し、「やばい」も言語なのだから、それはそれでいいのではないかと応じた。「やばい」だけで通じ合える場面もあり、そこに込められた感覚や感情も大切だという。
愛沢は、子どもとのコミュニケーションでは理由や状況をきちんと言葉で説明した方が親子関係がスムーズにいくと実感しており、言語化のポイントを改めて知りたいと考えていた。そのうえで、「それも素敵ですよね」という三木の一言で気持ちが明るくなったと話し、言葉から受ける影響の大きさを感じたという。苦手意識が強い人は、まず「それでもいい」というところから始めると楽かもしれない、と愛沢は受け止めた。
三木によれば、言語化の土台は自分の感情や考えであり、それを「やばい」でも「楽しい」でも外に出すこと自体にハードルを感じると、言葉はますます出なくなる。「説明が下手だ」という意識があると緊張して出てこなくなるので、まずは今の言葉でよしとし、その先に何かを足せたらいい、くらいの方がお互いに楽しいのではないかと三木は言う。言語化というと「正しい言葉を使う」イメージが強くなりすぎているのではないか、とも指摘した。三木の著書でも言語化をステップ1から7に分けて解説しており、ステップ1は言葉にすること自体に前向きな気持ちを作るところから始めている。その前向きさは、極端に言えば「寝不足だったら誰でも言葉が出てこない」というレベルの話から始まる、と三木は説明した。
言語化できない人の共通点は「ざっくり捉えすぎ」
言語化が苦手な人の特徴を問われた三木は、いろいろなタイプがいるとしたうえで、強いて共通点を挙げるなら「物事をざっくり捉えすぎている」ことだと答えた。言葉にしたい自分の気持ちそのものや、説明したい物事を大づかみに捉えている状態である。
三木の説明では、言葉とはそもそも情報の一部分を切り取ったものだ。対象をよく見ていなければ、どこを切り取ればよいか分からず、言葉にならない。だから言葉にする前に、自分の内面や周りの情報を解像度高く捉えること、つまりしっかり観察しておくことが土台になるという。
日常会話では観察する前に答えを求められることもある、という愛沢の問いに対して、三木は、普段から観察する習慣がないと言葉が出てくるまでに時間がかかるのだと答えた。突然質問されると答えにくいのは、日頃の観察意識が少ないからであり、観察力を養えば会話もスムーズになっていく人が多いという。
語彙力と言語化力は別物である
三木は、語彙力と言語化力が混同されがちだと考えている。語彙力とは言葉の手札をどれだけ持っているかということだが、大人として普通に仕事をしていれば、言葉自体は十分な数を知っているはずだと三木は見る。うまくいかないのは、自分が感じた物事と手持ちの言葉の組み合わせであり、その原因は、感じた物事や言葉そのものへの観察が足りず、両者を結びつけられないことにある、というのが三木の考えだ。言語化ができないのは語彙力がないからではなく、観察力を磨いた方がよいケースが多いという。
名詞と動詞に注目し、「絵に描ける言葉」にする
観察力の磨き方として三木が勧めるのは、名詞や動詞に注目することだ。「すごい」「やばい」「可愛い」「楽しい」はいずれも「い」で終わる形容詞で、物事の様子を表す言葉だが、大体ふんわりしている。「すごい」は何にでも使えて便利な反面、中身が見えない。そこで、何がすごいのか、どこがすごいのか、何をしているのがすごいのかを考え、物事の名前や動作など、目に見えたり絵に描いたりできる情報に注目するのが最初はおすすめだという。
三木はこれを「絵に描けるかどうか」という基準で説明した。「すごい」は絵に描けないが、「足が速い」なら描けそうだ。「可愛い」は描きづらいが、「可愛い猫ちゃん」なら描ける。「やばい」も描けないが、「暑くてやばい」なら太陽を描ける。自分が絵に描けるような言葉を使えば、相手も頭の中でイメージしやすく、伝わりやすくなる。それだけで結構変わると三木は言う。
言語化できないことの弊害:「雑に扱われる」
言語化できないままだとどんな弊害があるか。三木が生徒、特に20代・30代から多く受ける相談は、「自分の考えをうまく言葉にできないと雑に扱われる」というものだ。じっくり考えて言葉が出ずにいると、考えていないと思われるのか、周りから軽んじられるという。具体的には、大事な仕事を任せてもらえない、他の人と比べて冷たく扱われる、といった話をよく聞くそうだ。
意見を言わないからなのか、という愛沢の問いに、三木は、「この子は言わないから好きにしていいんだな」と思われることもあるようだと答えた。ただし三木自身は、そうした扱いをする側にも物申したい気持ちがあると付け加えている。
本人への影響として三木が挙げたのは自己肯定感の低下だ。雑に扱われると「私はダメなんだ」と感じ、ますます人前で話すのが苦手になり、自信を失い、仕事に行きたくないという状態にまでなりかねないという。
感想の主役は対象ではなく、それを体験した自分
映画やレストランについて「すごい良かった」「美味しい」で終わってしまう、という悩みについて、三木は、感想を言うときに対象そのものを説明しようとすると難しくなるのだと指摘した。映画について話そうとすると「やばい」「すごい」になってしまう。しかし感想の主役は映画ではなく、映画を見たその人自身である。聞き手は映画の事実や説明を聞きたいのではなく、えみりさんが映画を見てどうだったかを聞きたいのだから、映画を通して体験したことを話すのがよいという。
愛沢が、自分が感じたことを言おうとしても「感動した」「泣けた」になってしまうと言うと、三木は、それは自分の心の動きなので「やばい」より一歩前進していると評価した。そのうえで次は、どの瞬間に感動したのかを考える。2時間の映画で最初の1分から感動することはないはずなので、どのあたりで感動したのか、そのとき何が起きていたのか、自分の体がどうなったのか(鳥肌が立った、涙がぱっと出てきたなど)をつなげていくと、その人にしか言えない感想になるという。
映画の説明は感想とは違う能力なのか、という問いには、何のために説明するかによると三木は答えた。レビューサイトに載せる文章なら商業的な目的があり、それに合わせた言葉選びが必要になるかもしれない。しかし感想なら話し手自身が感じたことでよく、心が動いたポイントや印象に残ったシーンを話してもらえれば聞いた人は嬉しいはずだという。感情が乗ると共感が生まれたり引きつけられたりするが、感情だけでは「嬉しい」「楽しい」は伝わりにくい。だからシーンを通して感情を伝える、シーンに自分の気持ちを託す、というのが言語化なのではないか、と三木はまとめた。
速さよりも深さ:AIの時代だからこそ
ゆっくりになってしまってもいいのか、という愛沢の問いに、三木は「いいと思います」と答えた。最近は、とにかくぱっと話せることが言語化力だという風潮もあるが、三木はそれをあまり良くないと考えている。ぱっと話せても浅かったり、本音と違ったりすれば意味がないからだ。
さらに三木は、今はAIがすごいので、速さでAIに勝つことは「多分じゃなくて絶対無理」だと述べた。早く出すことはAIに任せるとして、人間は時間がかかっても深い意見や心の底からの気持ちを出せる方がいいのではないか、という見方である。正解を話そう、正しく話そうとするのではなく、自分の言葉で感情をシチュエーションに託して話す。その自分の言葉が正解なのだと三木は語った。
今日からできる習慣:指差しで物の名前を言う
今日からできる習慣として三木が紹介したのは、自身のYouTubeチャンネルでも取り上げている簡単な方法だ。シチュエーションに感情を乗せるには、見た映画のワンシーンなどを言葉にする必要がある。これは視覚の情報を言葉に変換する作業で、三木はそこに「パイプ」のようなものがあると説明する。普段そうした変換をしていないとパイプがだんだん詰まり、見たものについて「これ何だっけ」と言葉が出てこなくなる。
それを防ぐために、見たものを指差しながら「マグカップ、テーブル、本、台本」と口に出していく。時間は、やりすぎると疲れるので、楽しい範囲で1日1分程度で十分だと三木は言う。
愛沢はこの方法を三木のYouTubeで見て実際に試していた。最初はあまりできず、「あれ、これ何だっけ」となったが、続けるとすらっと言えるようになっていくと感じたという。子どもと一緒に見たものを言葉にしていくと、子どもとのコミュニケーションにもなる。以前は「あの白いの」「三脚じゃなくて、カメラ乗せるやつ何だっけ」となっていた、知ってはいるのに出てこなかった言葉が、カメラ、三脚、ライト、植物、葉っぱなどと出てくるようになったと愛沢は話した。
三木によれば、「そんなのできる」と言う人は多いが、意外とできなかったり、もっと適切な言葉が出てこなかったりする。普段は周りに情報が多すぎるため、何でもないものはスルーして捉えている。だからこそ改めて指差し、意識を向け、言葉にすることを繰り返すと、視覚からインプットしたものを言葉にするのがどんどんスムーズになるという。周りのものなら何でも対象にできるので場所を選ばず、出かけた先の慣れない状況でやると「あれ何て言うんだろう」というものに出会えて面白い、という話も出た。三木自身も子どもが小さい頃によく一緒にやっていたそうで、子どもの方が吸収が早く、親の方が学ばされると二人は話した。
情報を足していくと、最終的には実況中継になる
指差しに慣れてきたら、一言情報を追加するのがおすすめだという。「白いマグカップ」「丸いライト」「ゴールドのハンガー」、色でなくても「1.2mくらいの三脚」など、何でもよいのでぱっぱっと出していく。難易度が上がる分、練習になる。
さらに情報を足していくと、最終的には実況中継になる。「私は今、愛沢えみりさんとYouTubeの収録をしています」というように、見えるものを加えながらやっていることを全部言葉にしていく。三木はアナウンサー時代にラジオのリポートがあり、これをかなり練習したという。ラジオではいきなりリポートをやらされたが、その土台には物の名前を言うことから段階的に積み上げる練習があった、と振り返った。
これを習慣化すると、即興で求められる言語化でも言葉が出やすくなると三木は言う。例えば仕事のプレゼン後の質疑応答で答えがすぐ浮かばなくても、周りにあるものに触れてつないだり、「先ほど誰々さんがこうおっしゃっていましたが」と話している間に自分の答えを考えたりできるようになるという。
「なぜ好き?」ではなく「いつ・どこで・誰が・何を」で問う
このブランドが好き、この人が好き、と思っていても理由を聞かれると答えられない。好きを深く言語化するにはどうすればいいか。三木は、理由を聞く言葉は「なぜ」だが、この「なぜ」は厄介な聞き方だと指摘した。抽象度が高く、どのようにも捉えられるため、考えが迷子になる原因になる。そこで、絵に描けるような具体的な聞き方で自分に問いかける。具体的には「いつ・どこで・誰が・何を」の4つで自問自答する習慣をつけると、自分にしか言えない話ができるようになるという。
三木は撮影スタジオの壁を例に挙げた。前回来たときも素敵だと思ったが、「なぜ素敵なのか」と考えると難しく、「なんか可愛い」とまた形容詞に戻ってしまう。そこで「何が可愛いと思ったのか」と問いかけると、「キルティングのようなぷっくりした感じが可愛いと思った」と具体的になる。さらに、そのキルティングの感じがシャネルのバッグのようで素敵だと思ったのだ、憧れ感も感じたのだ、と浮かんでくる。そうすると「私ならではの理由」になっていく、と三木は説明した。
何が好きなのか、どこが好きなのか、ものによってはいつ好きだと感じたのか。この4つを頭の中で自分に質問していくことが深める「きっかけ」になるという。日頃から好きなものに出会ったら「何が好きなんだろう」と問いかける癖をつけるとよい、と三木は勧めた。
仕事の強みは「周りにどんな影響を与えるか」で言語化する
仕事でよく聞かれる「自分の強み」も抽象的で難しい。三木は、まず具体的にすることが最初だとしたうえで、それだけでは足りないと言う。例えば「明るい笑顔が強みです」は接客業ならそれでよいが、社内のエンジニアなら、ないよりはあった方がいいとしても強みとしてはずれている感じがする。つまり仕事の強みは自分1人で決まるものではなく、職場やお客様との関係の中で決まるものだ、と三木は考える。だから強みは、それが周りにどんな影響を与えるかに注目して言葉にする必要がある。
「明るい笑顔でお客様に心地よくお買い物をしていただけるのが私の強みです」なら当てはまりそうだが、「明るい笑顔でプログラミングするのが強みです」とはならない。その場合は、お客様や同僚に効果的な影響を与えている別の強みを言葉にした方がよい、と三木は言う。
愛沢が自分の場合を尋ねると、三木は「周りの方にどんなポジティブな影響を与えているか」を考えるよう促した。愛沢は、大変なときでも率先して行動する姿を見てもらい、頑張ろうと思ってもらえる力になっているのではないかと話したが、言語化は難しいと言った。三木はそれを素敵だと評価し、周りの人は愛沢の姿に勇気づけられているのだろうから、「周りを勇気づける力」が強みだと言えるのではないかと提案した。愛沢は、観察と同様に自分と向き合うことも大切だと受け止め、三木は言語化は自己理解と強く結びついており、自分が自分を理解していると他人からも理解してもらいやすくなると応じた。
LINEで冷たく見えないために:相手と長さを合わせる
LINEで冷たく見えたり誤解されたりしがちな人へのコツとして、三木が最初に挙げたのは、言語化というより単純なことで、相手とメッセージの長さを合わせることだ。長文に一言で返すと相手が悲しくなるかもしれないし、逆に突然長文が来ても驚くし、長すぎて大変だと感じる。まずは相手に合わせることが最初の一歩としてよいという。
愛沢はこれを深いと受け止め、人間は機械ではないので、熱量や思いを相手と合わせることは、自分が何を伝えたいかより大事かもしれないと話した。三木も、自己理解は絶対に大事だが、同時に相手を理解しようとすることとセットだと述べた。二人は、絵文字の使い方なども相手はよく見ていると話し、愛沢は、長文が来ると苦手でプレビューだけざっと見ることもあるが、そうなると内容が入ってこないと明かした。愛沢自身は相手の状況を考えて送ることに気をつけており、突然自分の思いだけを送ることはしないという。三木も、相手が準備できている状態でなければ、どんな内容でも届かないと同意した。
職場に溶け込むには、その場の話題に乗る
言語化とは少し離れるが、コミュニケーションの観点から三木が付け加えたのは、職場に溶け込めないという相談への考え方だ。同じ属性の人たちの中には、よく使われる言葉やよく出る話題があるはずなので、そこに乗っかり、それに対して自分の気持ちを言語化するようにする。これはLINEで長さを合わせる話にも通じるという。
例えば食べるのが好きな人の集まりで近くのランチの店の話が多いなら、自分もその話題に乗っていく。自分のことを言語化しようとして、いきなりサッカーの話題を振っても相手はぽかんとしてしまい、言語化以前の問題になる。三木はこれも最初に話した「観察する」ことに含まれるのではないかと述べた。
愛沢が、うまく話そうとするよりも、観察して自分の言葉で伝えようとする方が近いのかもしれないと言うと、三木は、言語化とは自分の中身としっかりつながることと、相手とつながろうとすることだと考えていると答えた。
急には変わらないが、少しずつ確実に育つ
締めくくりに愛沢は、相手とつながろうとする気持ちがあれば自然と言語化できていく気がするとしつつ、そのためにも指差しで一つずつ言葉にするトレーニングから始めれば、突然の質問や会話でも自分の言葉で伝えられるようになっていくのではないかと話した。三木は、急には変わらないが、これだけでも少しずつ確実に育まれていくので、ぜひ取り組んでほしいと呼びかけた。意外とこれがすらすらできる人は言語化が上手な人だと思う、というのが三木の最後の言葉だった。
やばいとか楽しいとか可愛いとかですが、自分の言葉で伝えるって大事ですよね。強いて共通するところを挙げるとしたらっていうのはあるかなとは思ってます。
突然、突発的に何か質問された時に答えにくい、苦手っていうのは、日頃から観察する意識が少ないから。マグカップ、テーブル、本、台本とかって。今日からできる言語力アップのための習慣などあったら教えていただきたいです。
いつ、どこで、誰が、何をの4つですね。自分に問いかけて答えるっていう習慣をつけるって大事。めちゃくちゃ大事。語彙力と言語化力ってすごく混同されがちだと思ってるんですね。観察する力を養っていけば、会話もスムーズになっていくという方が多いですね。
こんにちは。愛沢えみりです。ルミリーでは、キャリア、妊娠、出産、お金、美容、育児などの情報を対談形式でお届けするYouTubeチャンネルになっております。専門家の意見や体験談を交えながら、視聴者の皆様と共に学んでいきましょうというチャンネルです。今回は人間関係がうまくいく言語化のコツについて伺いたいと思います。ゲストは話し方スクール、はずむす代表、三木恵さんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。お久しぶりです。お久しぶりです。ありがとうございます。ありがとうございます。実は以前、1年前ですね。そうですね。話し方のコツというテーマで出ていただいて、そこから今回は言語化のコツ。話し方のコツの回、まだご覧になってない方、見ていただきたいんですけれども、とても分かりやすかったので。
一緒に出手シュト。そうそう、出手シュトンをね、話す時の目線の配り方だったり、実践編でできることを教えていただいたんですけれども、今回は言語化というところで。言語化も三木さんのYouTubeを拝見していたらコツがあるみたいなので、そのコツを教えていただきたいなと思い、今回のテーマになっております。ゆきさん切る。はい、ありがとうございます。
悩まない言語化。今回のテーマ、言語化。私もちょっと言語化が苦手なところがあるので。本当ですか? はい。もう本当に苦手なんです。やばいとか楽しいとか可愛いとかで済ませがち。
やばいとか楽しいとかも、でも言語なので、変だなって思うんですけどね。言語化が苦手の代表選手みたいになりますけど、やばいも言語だから、それはそれでいいんじゃないかなっていうの。優しい。感情は伝わりますから。やばいっていう、それだけで通じ合う時もありますよね。
その感覚とか感情も大切だなと思いつつ、やっぱり生きていくと、人とコミュニケーションを取る上でだったり、今、子供がいるんですけども、子供とコミュニケーションを取る時は、しっかりと言語化して理由だったり状況を説明してあげた方がスムーズに親子関係がいくなんていうのを、すごく身に感じているので。改めて言語化するポイント、言語化する方法など伺えたら。両方使いこなせたらもっと素敵。そうですね。使いこなせるように、レベルアップしていきたいです。よろしくお願いします。
簡単に三木さんのご経歴を教えていただいてもよろしいでしょうか? 私は今、話すことの不安を自分らしさと可能性に変えるというコンセプトで、話し方スクール、はずむすというのを運営しているんですけども、自分の心が弾んで、人の心を結ぶで、はずむすと名前をつけています。だから楽しくお話しできたらいいなっていうのが一番ですね。
でも最初に私、「やばいとか楽しいで終わらせちゃうんです」って言った時に、「それも素敵ですよね」って言ってもらえた、その一言ですごく気持ちが明るくなったというか、言葉から受け取る影響って大きいなっていうのを、今、一言でもすごく感じました。やっぱり苦手意識が強くて、改善しなきゃいけないとか、言語化が苦手な方であったら、言語化が苦手だ、しゃべるのが得意じゃない、人とお話しするのがつらいだったり、伝わりづらいとか思い込んでる方、いらっしゃるかもしれないんですけども。さっきの三木さんの一言で救われたので、まずはそれでもいいんだよっていうところからスタートしてみると楽かもしれないですね。
言語化の土台になってるのって、自分の感情とか考えだと思うんですけれど、それをやばいでも楽しいでも出すこと自体にちょっとハードルを感じてしまうと、やっぱり出なくなっていくと思うんですよね。まずそれはオッケーで、その先にプラスをして何か言えたらいいなぐらいの方が、みんなお互い楽しいんじゃないかなって思います。私も説明するのが下手くそだしなっていう頭があると、出てこなくなるんですよね。
もっと緊張してしまうというか、大丈夫かな、私の言葉で合ってるかなだったり思いがちなんですけれども、参るのが言葉っていうのを思います。ちょっと安心しました。
言語化っていうと、正しい言葉を使うみたいなイメージが強くなりすぎてるんじゃないかなってちょっと思ってまして。こちらの本の中でもステップ1から7まで分けて解説しているんですけれど、ステップ1はまず言葉にすること自体に前向きな気持ちを作りましょうっていうところからお話ししてるんですね。その前向きな気持ちっていうのは、極端な話、寝不足だったらみんな言葉出てこないよね、みたいなところから始まると思うんですよね。
言葉から受ける影響って大きいですね。そうですよね。「それも素敵ですよ」って言ったその一言で、何かもっと学びたいと思えたので。人間関係を一番良好にする、正しくもっとスキルアップしていけば、もっといろんな人に自分の思いが届くといった意味でも、勉強していくといいかもしれないですね。
さっきの話と被るんですけれども、言語化って難しいなって思う場面が多くて、気になっていたテーマなんですけど、言語化ができない方の特徴ってどんなことがありますか?
結構いろんなタイプの方がいらっしゃるとは思うんですけれども、強いて共通するところを挙げるとしたら、いろんな物事をざっくり捉えすぎっていうのはあるかなとは思ってます。例えば、言葉にしたい自分の気持ち自体をざっくり捉えすぎとか、説明したい物事をざっくり捉えすぎとか。言葉ってそもそも情報の一部分だけを切り取ったものですので、よく見ないとどこを切り取ったらいいか分からないので、言葉にならないという状態なんですよね。ですので、まずは自分の内面であったり、周りにある情報とかをよく観察する、解像度高く捉えるっていうのが必要かなとは思いますね。
言葉にする前に、しっかりと観察をしておくっていうことです。そうですね。それが大切というか、土台になってくると思います。日常の会話だと、観察する前に答えを求められることもあるのかなと思うんですけれども、そういった場合はまたちょっと違いますか? 日常の場合ですと、普段から観察する習慣がないと、出てくるのに時間がかかるってことじゃないですか。
なるほど。突然、突発的に何か質問された時に答えにくい、苦手っていうのは、日頃から観察する意識が少ないから、突発的に言葉が出てこないっていうことです。そういうパターンが多いと思います。なるほど。観察する力を養っていけば、会話もスムーズになっていくという方が多いですね。意外と語彙力を上げるとかではないです。
語彙力と言語化力ってすごく混同されがちだと思ってるんですね。語彙力って言葉の手札がどれくらいあるかっていうことですけれど、私たち普通に大人として仕事をしていたら、大抵の方は言葉自体は十分な数知ってると思うんですよ。ただ、その自分が感じた物事と持ってる手札の組み合わせがうまくいかないっていうことだと思うんですね。でもやっぱり感じた物事とか、言葉そのものに対する観察が足りないから、結びつけられないっていうことだと思います。
なるほど。言語化ができないから語彙力がないんだとか、そういったことではなくて、むしろちょっと観察力を磨いていった方がいいっていう。そのパターンが多いですね。観察力ってどういうふうに磨いていけばいいんですか? 観察力は名詞とか動詞に注目するんですね。
さっきおっしゃっていただいた、すごい、やばい、可愛い、楽しいとか、これ全部「い」で終わる形容詞、物事の様子を表す言葉ですよね。大体ふんわりしてるんですね。すごいっていろんなものに対して便利なんですけれどもね。じゃあ、そのすごいの中は何がすごいのか、どこがすごいのか、何をしているのがすごいのか。名詞、物事の名前とか動作とか、目に見えたり、あと絵に描いたりできるような情報に注目するっていうのが、最初はすごくおすすめですね。
絵に描いたような状況、絵に描ける情報。すごいっていう言葉って、絵に描けなくないですか? 絵に描けないですね。描けないですよね。でも足が速いだったら、ちょっと描けそうじゃないですか? なるほど。可愛いは描きづらいですね。でも可愛い猫ちゃんは描けますよね、とか。やばい。やばいも描けないですね。描けないですよね。何がやばいのか。暑くてやばいとか、太陽を描けたりです。
なるほど。絵に描けるような状況にして観察をしていく。そうですね。自分が絵に描けるような言葉を使えば、相手も頭の中でイメージしやすいですので、伝わりやすいってことですよね。それだけで結構変わります。変わると思います。描けるような状況を伝える。言語化できないままだと、どんな弊害がありますか?
よく生徒さんから、特に20代、30代の方からご相談いただくのが、自分の考えてることをうまく言葉にできないと、雑に扱われるっていう方、多いですね。じっくり考えて言葉が出ないでいることが、考えていないと思われるのか、周りの人からないがしろにされるとか、そういうお悩みをお聞きすることは多いですね。
雑に扱われるっていうのはどういったことでしょう? 例えば大事な仕事を任せてもらえないとか、他の人と比べて冷たく扱われるとか、そういうことはよく聞きますね。意見を言わないからっていうことなんですか? みたいですね。それもどうなんだろうってすごく思うので、そういうことをする人にちょっと物申したいみたいな気持ちはあるんですけれど、この子は言わないから好きにしていいんだな、みたいな、そういうふうに思われることもあるみたいですね。
なるほど。ご自身ではどうなんでしょう? 言語化ができないと何か困ったりすることあるんですかね? そういうふうに雑に扱われたりすると、やっぱり自己肯定感下がっちゃいますよね。私はダメなんだ、みたいな。そうすると、ますます人前で話すのが苦手になって、自信を失って、仕事もできない、行きたくないみたいになってしまうんでしょうかね。確かに、そういうの思い浮かべられますね。
最初に変えるべきことということで、映画とかレストランとか、すごい良かった、おいしいみたいなので終わっちゃうことって、多分多いと思うんですけども、言語化が苦手な人が何か変えるのが一番効果的ですか? すごいって終わっちゃうことありますよね。その後続かないみたいな。やばい、やばかった、やばいよね、やばい、やばい、みたいな。やばいで結構いけちゃうんですけど、何がっていう。
そうですよね。何かを考える時のポイントとしては、感想を言う時って、その映画なら映画、対象そのものの説明をしようとすると難しいんですよね。映画について話そうとすると、やばいとか可愛い、すごいになっちゃうんですけど、感想って実は主役は映画そのものじゃなくって、映画を見たその人自身なんですよ。えみりさんが映画を見た感想ということであれば、聞いている人は映画の事実とか説明を聞きたいわけじゃなくて、えみりさんが映画を見てどうだったかっていうのを聞きたいわけじゃないですか。ですので、えみりさんがその映画を通して体験したことをお話しするのがおすすめですね。
映画の説明をしようと思う気持ちと、自分の感情が混同すると、よく分からなくなっちゃうかもしれないです。すごいとかやばいになっちゃいます。めんどくさくなっちゃうかもしれないです。自分が見てどう感じたかっていうところ、感動したとか泣けたとかになっちゃうんですけど、その場合はどうしたらいいですか?
感動したとか泣けたは自分の心の動きなので、まずやばいより一歩前進してると思う。それが出てきたら、次はどの瞬間に感動したとか考えられますよね。2時間あったら、最初の1分で感動したってならないと思うんですよ。どの辺りで感動して、その時何が起こってて、自分の体がどんなふうになった、鳥肌が立ったとか、涙がばっと出てきたとか。そういうことをつなげていくと、えみりさんにしか言えない感じになって。
なるほど。映画を説明しようとすると、またちょっと違った能力なんですか? 何のために説明するのかとか、映画のレビューサイトに載せる文章だったら、多分商業的な目的があってとかってなるので、それに合うように言葉にしてとかってなるんでしょうけど、感想だったら話し手自身の感じたことでいいわけですから。自由に、気にしたポイントとか印象に残るシーンとかを言っていただければ、聞いた人は嬉しいと思います。
やっぱり感情の方が人の心を動かす。レビューに気持ちは動かないですよね。そうですよね。言葉、不思議ですね。感情が乗っかると、共感だったり引きつけられたりが起こりますので。そうですよね。ただ感情だけだと、嬉しいとか楽しいって伝わりにくいので、何かシーンとか物とかを通してその感情を伝えていくっていうのが、いわゆる言語化なのかなと思います。感情にシーンを載せる。そうです。シーンに自分の気持ちを託すみたいな感じですかね。それを説明していく。ゆっくりになってしまってもいいんですか? いいと思います。
最近、とにかくぱっと話せることが言語化力みたいな風潮もあると思うんですけども、でもあんまり良くないと思ってまして。ぱっと話せても浅かったりとか、自分の本音と違ったりすると、それってあんまり意味がないかなと思うんですよね。しかも特に今、AIがすごいじゃないですか。私たち、多分速さでAIに勝つって、多分じゃなくて絶対無理ですので。早く出すっていうのはAIに任せるとしたら、時間がかかっても深い意見とか、自分の本当に心の底からの気持ちとかを出せる方がいいんじゃないかなと思います。
自分の言葉で伝えるって大事ですよね。そう思います。特にこの時代。正解を話そう、正しく話そうとするのではなくて、自分の言葉で感情をシチュエーションに託してお話しする。自分の言葉が正解なんだと思います。これはちょっと勇気が出ますね。自分だから話せる言語化っていうところに結びつくのかなって感じます。次、今日からできる言語力アップのための習慣などあったら教えていただきたいです。
すっごい簡単だけどおすすめの方法がありまして、私のYouTubeチャンネルでもご紹介してるものなんですが、さっきみたいにシチュエーションに感情を載せるって言った時に、自分の見た映画のワンシーンとかを言葉にする必要が出てきますよね。その時、見たものを言葉にするっていう、視覚の情報を言葉に変換するっていうことをしてるんですけども、これパイプのようなものがありまして。普段あまりそういうことをしてないと、そのパイプがだんだん詰まっていっちゃうんですね。見たものを、これ何だっけって言葉が出てこないみたいな。それを防ぐために、見たものを指さしながら、マグカップ、テーブル、本、台本とかって口に出していくっていうのがすごくおすすめです。
これを1日どれぐらいの時間? どうでしょうね。あまりやりすぎても疲れちゃうと思うので、楽しい範囲で1分とかで十分だと思います。これ実は私、三木さんのYouTubeを拝見して。ありがとうございます。なるほどと思ってやってみたんですよ。あんまりできなかったんです。
あれ、これ何だっけ? これやっていくと、すらっと言えるようになっていくんだなっていうのはすごく感じて。子供と一緒に見たものを言葉にしていくっていうことをやっていくと、子供とのコミュニケーションも取れますし、私自身もぱっと目に見たものが、ベフとかカメラとか三脚、ライト、植物とか葉っぱとか。前、出てこなかったの。あれ、あの白いのとか、三脚じゃなくて何だっけ、あのカメラ乗せるやつ何だっけだったのが、ちゃんと知ってはいるけれども出てこなかったっていうのが、言葉として出てくるようになったので、本当に感謝してますし、視聴者の皆様にも伝えたかったです。
ぜひぜひ。結構そんなのできるよっておっしゃる方、多いんですけど、意外とできなくって、もっと適切な言葉が出てこないとかもありますしね。普段、周りに情報が多すぎるので、こういう何でもないものって、すっと捉えてますよね。それを改めて指さすのが大事なんですけど、指さして意識を向ける、言葉にするっていうのを繰り返すと、視覚からインプットしたものを言葉にするっていうのが、どんどんスムーズになっていきますね。本当におすすめです。
周りのもの全てできるので、どこでもまずできますね。お出かけした先で、慣れてない状況でやったりするのも面白いですね。何て言うのか分からないものあったりとか、あれ何て言うんだろう。やってます。これ私、子供とやってるんですけれども、本当におすすめです。お子さんとやるのすごくいいと思います。私も子供小さい時、よく一緒にやってました。もうちょっと付き合ってくれなくなった、最近。子供の方がよく分かってるっていうぐらいすごいです。やっぱり吸収が早くて。そうなんですよね。学ばされますよね、親の方が。
これはまず一つおすすめ。他にもあったりとかありますか? 指さしがちょっと慣れてきたら、一言情報追加するとかもおすすめですね。白いマグカップとか、丸いライトとか、ゴールドのハンガーとか。色じゃなくてもいいんですけど、1.2メートルくらいの三脚とか、何でもいいのでぱっぱっと出していくっていうのも、難易度上がっておすすめです。情報を足していく。もっと情報を足していくと、どういうふうになっていくんですか?
最終的には実況中継になりますね。「私は今、愛沢えみりさんとYouTubeの収録をしています」とかって、やってることを、見えるものとか加えながら全部言葉にしていくっていう。なるほど。これはアナウンサー時代にすごい練習しました。ラジオのリポートがあったので。これ練習されてたんですね。してましたね。
一つ一つ、指さして言語化していくっていうことから情報を付け加えて、最終的にはリポートができるっていう。そうですね。ラジオの時はいきなりリポートやらされましたけれども、でもその土台には物の名前を言うとかっていうのが段階的にあるっていう感じですね。習慣化できるようになっていくと、リポートして、実況中継といった即興で求められる言語化でも、すぐ言葉がいっぱい出てくるんで。出やすくなると思います。
例えばお仕事でプレゼンをして、質疑応答をした時に答えがすぐ浮かばなくても、とりあえず周りにあるものとかを言ってつなぐとかっていうのもできるようになりますし、「先ほど誰々さんがこうおっしゃってましたが」とかって言ってる間に自分の答えを考えるとかね、できますから。
なるほど。まずは指さしから情報を付け加えてトレーニングしていく。あと、このブランド好きとか、この人好きとかでも、理由を聞かれると答えられない。好きを深く言語化するには、どう考えていけばいいでしょうか? 理由って難しいですよね。ちょっと構えちゃいますよね。責任あるような感じがして。
理由を聞く言葉って、なぜ好きなんだろうっていう「なぜ」だと思うんですけれど、この「なぜ」っていうの、厄介な聞き方なんですよね。なぜってすごく抽象度が高い言葉ですので、どういうふうにも捉えることができて、それが考えの迷子になっちゃう原因になるので。これもやっぱり、何とかいつ、どことかっていう、描けたりする具体的な聞き方で自分に問いかけると、自分にしか言えないような話ができることになります。いつ、どこで、誰が、何をの4つですね。問いかけて答えるっていう習慣をつけるって。
そうですね。例えば私、このスタジオのこの壁、素敵だなって前来た時も思ったんですけども、なぜこの壁が素敵なのかって考えると、すごい難しいんですよね。何でだろう、何か可愛いって、また可愛い。でも何が可愛いと思ったんだろうとかって、「何」っていうふうに問いかけてみると、私はこのキルティングみたいなぷっくりした感じが可愛いと思ったとかって、ちょっと具体的になっていくんですね。さらに、このキルティングの感じって、ちょっとシャネルのバッグみたいで素敵って思ったんだなとか、憧れ感とかも感じたんだなとかっていうのが浮かんでくるので、そうすると私ならではの理由になってくるかなと思うんですよ。
好きの何が大事ですか? そうですね。何が好きなのか、どこが好きなのか、ものによってはいつ好きだと感じたのかとか。いつ、どこで、誰が、何を、この4つを頭の中で自分に質問していくと、深くなっていくっていう。そうですね。きっかけになると思います。これ、自分で会話していかないと、本当に可愛かったで終わってしまいますね。そうですね。日頃から可愛いものとか好きなものに出会ったら、何が好きなんだろうとか問いかける癖をつけるといいんだと思います。
よく仕事だと「自分の強みを教えてください」っていうご質問があると思うんですけど、自分の強みっていうのは、どう言語化すれば伝わりやすいですか? 強みも難しいですよね。抽象的ですものね。強みもやっぱり具体的にするっていうのが最初だと思うんです。
例えば明るい笑顔が強みですとかって言った時に、接客の方ならそれでいいですけれど、エンジニアさんとかだったら、明るい笑顔って、ないよりはあった方がいいですけれど、強みとしてはずれてるかなっていう感じもしますよね。ということは、お仕事の強みの場合は、自分一人で決まるものじゃなくって、職場とかお客様とか、関係の中で決まるものだと思うんですよ。ですので、強みの場合は具体的にするだけじゃなくって、それが周りにどんな影響を与えるのかっていうところに注目する必要があると思います。
自分がどう影響を与えてるかっていうところを言語化するっていう。そうですね。明るい笑顔だったら、明るい笑顔でお客様に心地よくお買い物をしていただけるのが私の強みですとか、それだったら当てはまりそうですけど、明るい笑顔でプログラミングするのが強みですとは、多分ならないですよね。それはもっと他のお客様や同僚に効果的な影響を与えてる、別の強みを言葉にした方がいいのかなと思います。私だとどうなるんでしょうかね。自分の強みを言語化するとなると、何でしょうね。
周りの方にどんなポジティブな影響を与えてるかっていうことだと思います。えみりさんがいることによって、他の方がどういうふうになるのか。大変な時でも率先して行動していく姿を見てもらえているので、頑張ろうって思ってもらえるパワーになってるところだと思うんですけども、それを言語化するとなると難しい。でも今のすごい素敵だと思います。エピソードとしていいですよね。ってことは、周りの方は多分えみりさんの姿を見て勇気づけられるとかだと思うんですね。例えばえみりさんの強みは、周りを勇気づける力ですとかって言えるんじゃないですか。なるほど。
自分で自分と対話して、それこそ観察もしていくのもそうですし、自分と向き合っていくっていうのも一つ大切な気がします。そうですね。やっぱり言語化って、自己理解とすごく結びついてると思います。そうなると、ちゃんと自分の言葉で深くお話しできて、より共感だったり、生きやすくなるのかなっていうのは。そうですね。自分が自分を理解してると、他人からも理解してもらいやすくなりますしね。
あと、LINE、結構皆さん使われること多いと思うんですけど、LINEとかでも冷たく見えちゃうとか、誤解されがちな方っていうのは、何か文章でうまく伝えるコツなど教えていただきたいです。一番最初にやるといいかなって思うのは、言語化というよりは単純なことなんですけど、相手と長さを合わせるとかっていいかなと思ってますね。
大事。めちゃくちゃ大事。やっぱり長文に対して一言で返すと、相手悲しいかなみたいなのはありますよね。逆にすごい突然長文で来られてもびっくりします。そうですね。重いみたいな。すごいですし、ちょっと長すぎて大変だなっていう。相手に合わせるっていうのが、最初の一歩としてはいいかなと思います。
これ深いですね。人間ってやっぱり機械ではないので、人との熱量だったり思いを合わせるっていうところって、何を自分が伝えたいかより大事かもしれないですね。自己理解は絶対大事だと思うんですけども、同時に相手を理解しようとか、そういうセットですよね。そう。今のすごく分かるなと思います。まずは長さを合わせる。多分そういうところすごく見られてますよね。絵文字の感じとか。すごい見ますよね。
逆に長いの来ると苦手です。とりあえずプレビューだけしてみたりとか、ざっくり見てとかやります。でもやっぱり入ってこないですね。そうなると、相手のシチュエーションを考えて送るっていうのを私すごく気をつけてるので、私がやらないことの中の一つに、突然自分の思いだけを送るはしない。そうですよね。相手が準備できてる状態でないと届かないです。そうですね。届かないですね、どんな内容であっても。
他にも、今の言語化とはちょっと関係ないかもしれないですけど、コミュニケーションっていう意味で、他にあったりとかもしますか? 職場とかに溶け込めないですみたいなご相談をいただく時に、大体その同じ属性の人たちの中でよく使われる言葉とか、よく出てくる話題ってあるはずなんですよね。そこに乗っかっていく。それに対して自分の気持ちを言語化するようにするっていうのも、LINEとちょっと通ずるんですけど、大事かなとは思います。
例えばどんなものがあったりします? 例えば食べるのが好きな人の集まりで、食べ物の話、近くのランチのお店の話が多かったら、自分もその話に乗っていくとか、そういうことですかね。自分のことを言語化しようしようと思って、いきなりサッカーの話題とかを振ると、ぽかんとしちゃって、言語化以前の問題っていうのはやっぱりあるんじゃないでしょうかね。文章でうまく伝えるという以前に、合わせるってこと。そうですね。最初の観察するっていうのに含まれるのかなと。深いです。
うまく話そうよりも、観察して自分の言葉で伝えようが、もしかしたら近いかもしれないです。そうですね。自分の中身としっかりつながることと、相手とつながろうとするっていうことかなと考えてます。
それですね。相手とつながろうとする気持ちっていうところがあれば、自然と言語化できていくような気もするので。そのためにもトレーニングで、指さしで一つずつ言語化して、言葉にしていくっていうところを始めていくと、突然の質問だったり突然の会話だったりってところでも、ちゃんときちんと自分の言葉で伝えられるようになっていく。積み重ねですね。急には変わらないですけど、でもちょっとずつ確実に、これだけでも育まれていきますので、ぜひ取り組んでみてほしいです。やってみます。ちょっとやってみてください。
意外とこれがすごいできる方は、言語化が上手な方だと思うんですよね。やってみてほしいです。ぜひ視聴者の方、やってみてください。どうもありがとうございました。前回に引き続き、言語化ってことでも、伝える、大切なコミュニケーションですね。本日のゲスト、三木恵さんです。ありがとうございました。ありがとうございました。
ちパ
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