回転と前進だけで進む『Slash Quest』を最後まで遊ぶ

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概要

この動画では、「回転と前進しかできない」アクションゲーム『Slash Quest』を、ボイスロイド実況の形式でエンディングまで遊んでいる。操作はとても単純なのに、なぜか動かしているだけで楽しい。この作品をそう評価する実況者が、4つのエリアのボス戦を中心に、ゲームの仕組みと感想を語っている。

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女王の剣と、記憶をなくした剣

物語は絵本の語りのように始まる。昔々ある女王国に、魔法の武器を振るうとても強い女王がいた。女王は毎日、城を囲む森へ狩りに出かけていた。ある日、自信たっぷりに剣を振り回しながら狩りの準備をしていたところ、突然襲われる。女王はすぐに応戦したが、その結果、女王国に大きな変化が起こったと語られる。

場面が変わると、主人公が家を出て、地面に転がっている喋る剣を見つける。実況者によれば、この剣はもともと女王のものだった。剣には襲撃以降の記憶がないため、主人公は王城にいる女王のもとへ向かうことになる。剣はいろいろと喋るのに、主人公は絵文字でしか話さない。実況者はこの対比を気に入っている。

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操作の仕組みとステージ構成

操作は左右で回転し、ボタンで前進するだけである。剣でオブジェクトを壊すこともでき、敵の多くはくるくる回っているうちに倒せる。魔物を倒すたびに剣が伸びていくので、実況者は「剣が長くないと届かないギミックもありそうだ」と推測している。道中では野菜を拾い集め、イライラ棒のような地形も抜けていく。

ゲームはステージクリア型で、いくつかの仕掛けを解くとステージクリアとなる。3つのステージをクリアするとボスが登場し、これが4エリア分続いて、最後に王城へたどり着く。実況者は「こうして見せると簡単そうだが、調整が難しく、主人公もかなり滑るので移動だけでも一苦労」とも話している。

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草原のボス:弱点が出るまで耐える

最初のボスは両腕を持つ巨大な敵である。初めてのボス戦で勝手がわからなかった実況者は、まず本体をつついてみた。しかし当たり判定はなかった。そこで「そのうち弱点が現れる形式だろう」と考え、周りの雑魚を片付けながら攻撃をかわし続けた。敵がぐったりしたところで片方の腕を壊し、同じ流れを繰り返してもう片方の腕も破壊する。最後に本体を倒して、草原のボス戦は終わった。

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沼地のボス:どん詰まりの奈落

沼地のボスは、一つ目の巨大な蛇である。実況者はこのデザインを「サイクロプスのような丸い目を持ちながら、全体としては『ダークソウル』の巨大な蛇を思わせる」と表現し、「一目見ただけでいやらしいボスだと分かる」と評している。ステージ名の「どん詰まりの奈落」も気に入ったようで、息抜きのはずのゲームで自分から閉塞感を味わいに行っていると自嘲している。

戦い方は、狭い足場を渡り歩きながら弱点が出るのを待ち、敵の体を一本ずつ切り落としていくというものだ。後半になると敵の動きが激しくなる。細かく動いて弾を避け、叩きつけ攻撃をかわしたらすぐ弱点側へ移動する。最後は回転切りで決着がついた。

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火山のボス:スイッチと爆弾のパズル

火山エリアのボスは、王室に仕える人物が乗り込んだ巨大な機械である。このエリアには3色のスイッチが登場する。スイッチを正しい順序で操作し、道端に生えている爆弾を剣ですくい上げ、ボスが降りてきたところへ打ち上げるのが攻略の流れだ。

動画内では紹介しきれなかったが、道中もスイッチを操作しながら迷路を進む、パズル色の強い設計になっていると実況者は説明する。似ているゲームとして挙げたのは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のダンジョン攻略である。実況者はこの作品について、少し子どもっぽいところはあるが、ちょこちょこ動く主人公がとにかく愛らしく、剣で何かが起こる純粋な楽しさもあって、ついつい先へ進んでしまうと語っている。

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王城の最終戦:女王と四隅の柱

王城でようやく女王と再会するが、主人公たちはいきなり攻撃され、ボロボロの城内で戦闘になる。それまでの会話で女王が侵略を行ったという話が出ていたため、実況者は「女王の気が触れたということかもしれない」と推測した。

前半の女王は、盾を構えた突進攻撃が中心である。そのため距離を取り続けるのが基本になる。実況者は盾にも顔がついていることに気づき、「あの盾も喋るのかもしれない」と話している。攻撃のチャンスは青い炎が出たときだ。炎を剣ですくい上げて女王にぶつけると、女王は強力な体当たりを仕掛けてくる。これを四隅の柱へうまく誘導し、柱を壊していく。これを繰り返して最後の柱を壊したところで勝利となる。

戦いの途中で、女王側は別の者のせいでこの事態が起きたと主張する。実況者は、誰の言い分が正しいかは想像するしかないと受け止めている。そのうえで好みを語った。最近のゲームは主人公も喋り、心情まで語ってくれることが多い。しかし自分は本作のような寡黙な主人公のほうが好きだという。プレイヤー一人ひとりに異なる物語があり、寡黙な主人公はその想像の余地を残してくれる、というのが理由である。

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エンディングと実況者の感想

柱を失った王城は崩れ始め、主人公は女王に手を差し伸べて一緒に脱出する。改心した女王は、野生の地の民との平和を取り戻し、彼らの故郷を尊重するための取り組みを始める。さらに自分専用の訓練場を作り、ほかの生き物を傷つけないようにした。民は住処を再建し、長い繁栄の時代が始まったと語られて物語は終わる。

実況者は、一連の騒動は女王の暴走が原因だったとまとめ、この物語を「まさに絵本のような話」と表現した。前に進むだけという単純な内容なのに、動かしているだけで面白い。その感覚を、幼いころに夢中になったおもちゃに近いものだと述べて、動画を締めくくっている。