バリ島ブルガリリゾートで小田切ヒロが組み立てる「南国抜け感ヌーディメイク」

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概要

ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロが、数か月仕事を頑張ったご褒美旅として訪れたバリ島のブルガリリゾートで、朝のスキンケアからメイクまでを見せる動画である。中心にあるのは、旅先の空気や環境に合わせてアイテムと手法を選ぶという考え方だ。小田切は、都会向けの「アーバンスタイル」とは別に、ラフに見えてもホテルの格に見合う、カジュアルとラグジュアリーを両立した肌と顔立ちを作ると話す。

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朝のバルコニーと「おじメリア」

動画はバルコニーでの起床から始まる。小田切はよく眠れたと話し、初日の昨日だけでかなり満たされたと振り返る。すっぴんでも肌の調子がよく、自分はバリと相性がいいのだという。部屋については、このホテルにはさまざまなランクの部屋があるなかで、この部屋のサイズが無駄がなくちょうどいいと評価している。

さっきまで小鳥がたくさん来ていたという話のあと、20歳の頃にプルメリアに憧れて肩にプルメリアのタトゥーを入れようとした思い出も語られる。結局入れずに済み、入れなくてよかったと笑う。スタッフとして同行する男性がプルメリアの花を身につけていたことから「おじメリア」と命名し、そのままスキンケアに移る。

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土地の空気に合うスキンケアを選ぶ

スキンケアの選び方について、小田切は旅の行き先がどんな環境で、何があり、どんな景色で、自分がどんなコンディションでいたいかによって、持っていくものは変わると説明する。緑に囲まれたバリには、グリーンを基調にしたフレッシュな世界観、つまりグリーンのボトルやグリーンのオイルが合うと考えた。そこで選んだのがハーブガーデンのイメージを持つTHREEである。前夜はTHREEのクレンジングオイルで落とし、朝は擦りたくないのでやさしい洗顔料としてジェリーウォッシュを使った。

化粧水はathletiaのエイジングケアローション。バリに来てもエイジングケアは欠かせないと話し、この日はプールにも入るので多めに使う。首にも顔と同じケアをすることが必須だという。重ねる美容液には、旅のお供としてSK-IIを選んだ。フレッシュな香りが気に入っており、年齢的にエイジングケアのアイテムを多めに持っていきたかったと話す。

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最近編み出した「手パック」の塗り方

SK-IIを塗る場面では、小田切が最近編み出したという方法が紹介される。美容液を多めにつけるとぬるぬるするが、それでかまわないという。手に移った分をまた顔に押し当て、まだぬるつくようなら手でパックする。これを繰り返すと、肌に「止まり」ができたと感じる段階が来る。手のひらが肌に引っかかるような感触になったら次の工程に進む、という目安である。

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南国では「スキンケアでリカバリー」

クリームはSulwhasooの人参(ジンセン)を使ったクリームである。人参は土の中で育つもので、バリは自然の緑と土の土地だから合う、というのが小田切の見立てだ。土の匂いがして大地のパワーを感じると話し、パール1粒分使っても朝につけて重くないという。

ここで小田切は、南国リゾートのスキンケアで大事な点を語る。都市や室内中心の生活ならまだしも、南国リゾートは紫外線の影響が強く、アクティビティもする。日焼け止めはもちろん大切だが、それ以上にスキンケアでリカバリーすることが本当に大切だというのが小田切の主張である。

目元にはPOLA B.Aのアイゾーンクリームを使う。リピートしている「目元の救世主」だそうで、量は少し多めの4玉。このクリームが働きかける部位は自分の場合もっと外側まであると考えて、目尻の外側まで広めに塗っていると説明する。使い始めてから目元が絶好調で、アイシャドウがとてもきれいに乗るようになったという。べたつきもないので、塗り終えたら指で軽く叩く「ピアノタッチ」で仕上げる。

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日焼け止めは焼けやすい首の後ろから

日焼け止めはランコムのアプソリュのUVクリーム。これも多めに使い、塗り始めは顔からではない。小田切は日焼けしやすい首の後ろから塗る。続けて首の前、そして顔の高く出ている部分へと進める。今回は贅沢をする旅なので、ラグジュアリーな日焼け止めをたっぷり使うのだと話し、同行者の「ブルガリ塗り」という言葉に乗って笑う場面もある。

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鏡を見ずに手で作るフラットな肌

メイクはバリに合うコスメとして持ってきたものを使う。下地はPAUL & JOEのプライマーで、南国なのでラフに、手のひらで鏡も見ずにつけていく。立体感を手で構築的に作るとメイク感が強く出るので、顔はフラットめに作り、立体感はコスメの力で出るものをそろえた、と小田切は狙いを説明する。

ファンデーションはSHISEIDOのエッセンス スキンスムース ファンデーションで、小田切は「もしかしたら今年ナンバーワン」かもしれないほど気に入っていると話す。1プッシュを手で温め、顔全体ではなく中心部分にフリーハンドで広げる。手でつけるのは珍しいと同行者に言われると、これは南国バージョンだと答える。美容液ファンデーションなので、スキンケアをしながら色をつけている感覚だという。ファンデーションを重ねて肌感を作るのではなく、自分の肌そのものがきれいに出ているだけに見えるのがポイントだとする。

ただし小田切は、普段からこのやり方をしてはいけないとも注意する。フラットに見えてカジュアルな肌になるので、この日のようなカジュアルな服装に合わせるためのものだという。一方でブルガリホテルなので、ちゃんとしているのにカジュアルに見える落とし込みが大切になる。都会でこのやり方をすると、ただ肌がきれいな人にしか見えない、というのが小田切の説明である。

続くDiorのフォーエヴァー ベルベット ヴェールは、本来は下地として使うマットタイプだが、この日はファンデーションの上に重ねる。毛穴がきれいになり、マットな下地を使ったとは思えないほどみずみずしい肌になったと示す。

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薄く隠すコンシーラー、毛穴は「振る」だけ

コンシーラーはDECORTÉのトーン&フラット パーフェクティング パレット03を、SOYOのブレンディングブラシでつける。このブラシでつけると薄くつくのが特徴で、都会に行くときはしっかりつけてクマを消すが、ここでは薄く薄く重ねる。目元はバリの透き通った空をイメージしており、透き通った目元にするためにまずオレンジのカラーを使い、その上に濃いカラーを重ねる。

普段は東京で使うことがほとんどのパレットだが、リゾートにもぴったりで、4色入っているのでこれだけで十分と思わせてくれる、と小田切は話す。それでもレイヤーは必要なので、くすみが気になるところや透明感を作りたいところにブラシで重ねる。小鼻については、前夜にお酒を飲みすぎて赤みが出ているとして、2色をミックスして使う。

毛穴が気になる部分には独特のやり方を見せる。コンシーラーをべったりつけるのではなく、ブラシに残ったコンシーラーを使い、ブラシを寝かせずに立てて、毛先を毛穴に向けて振るだけにする。完璧にカバーすると南国では崩れてしまうので、あえて完璧にしないのだという。これだけで毛穴がなくなってつるつるになると小田切は話す。仕上げにSOYOのマルチ フィンガー ブラシでパレットの一番軽い色を取り、横に振って顔の印象を抜く。白いコンシーラーではないので自然に仕上がる、という説明である。

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リキッドチーク2色で「ひと夏の恋」の火照り

チークはNARSのリキッドブラッシュで、オーガズムラストとブラッシュの2色を使う。この2色を重ねればどこの国でもヘルシーなメイクができると小田切は言う。手の甲で2色をミックスし、SOYOのブラシでつける。リフトアップのために上の方に重ね、おでこにも入れる。南国では軽い火照りを感じるくらいの、ひと夏の恋をしているような顔にするのだという。ブラシと自分の手でメイクすると、肌のきめの中に入っていくのが分かると話す。

セッティングにはNARSのライトリフレクティングセッティングパウダー プレストを、SOYOの2番のブラシで使う。みずみずしさを閉じ込めるのではなくそのまま生かしたいので、崩れやすいところやきめが乱れやすいところだけにポンポンと置く。肌がきれいな人はチークをつけっぱなしでいいが、自分のように年齢を重ねた人は軽くパウダーでセッティングしないとチークがどこかに行ってしまう、と小田切は説明する。

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ブロンズではなくグレーにチークを混ぜたシェーディング

シェーディングはshu uemuraのスカルプト クレヨン コントゥア グレイ。ここで先ほどのチークが残ったブラシにグレーを取り、フェイスラインに入れる。小田切によれば、ブロンズカラーではないこのグレージュは日焼け風ではなく影に見せるための色で、単体で内側に入れると不自然に見える。南国には日焼け風の感じを出した方が合うので、チークがミックスされた状態でシェーディングとして使う、という理屈である。

同行者が「計算人生ですね」と言うと、小田切は全部計算であり、計算しなかったらここまで来られなかったと応じる。ここまで仕上がったのは計算と努力と実力だとし、努力をばかにする人は何もかなわないと話して次の工程に進む。

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綺麗すぎないグラデーションと、下まぶたの明るさ

アイシャドウはCHANELのレ ベージュ パレット ルガール ソフト。少しオレンジがかった色が気に入っているという。グラデーションを作るが、綺麗すぎない方がいいとして、細かくタッピングしながらつける。綺麗なグラデーションにすると南国では気取りすぎて見えるので気をつけるように、と注意している。ラメの色は指で取り、まぶたの真ん中に「なんとなく」置く。ちゃんと置くのではなく、少し白っぽくキラキラする程度がちょうど抜け感になるという。

下まぶたにはハイライトを入れ、この日は影の色は入れずに明るさだけでいく。南国では汗をかくので、大人は下まぶたを明るい色だけで作った方が綺麗をキープできる、というのが小田切の説明だ。涙袋のあたりを「ホルモンタンク」と呼び、満タンにしていかないと、と冗談を交える。前日は空港でウインクされたそうで、今日もされるつもりだと笑う。

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唇の保湿と眉

途中で唇が乾いたとして、LUNASOLのリップリペアマスクをつける。南国だから乾燥はしないはずで、たぶん前夜のお酒のせいだと同行者と話している。眉にはshu uemuraのハード フォーミュラを使う。小田切はこの色を「エボニー」と呼び、最近いろいろな眉アイテムが出ているが結局これに戻るという。この日は眉のアイテムを忘れてしまったが、ハード フォーミュラはいつもセットに入れているので、それで1本1本描いた。ひと夏の恋が始まったなら意思表示が必要で、そのとき説得力を持つのは眉だ、と冗談めかして凛々しい眉に仕上げる。

続いてBOBBI BROWNのスキン エンハンサー マルチ スティックをデコルテに使い、立体感と透明感を出す。眉毛はADDICTIONのアイブロウ シェイプフィクサーで毛流れを整える。

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オーバーリップにせず、唇の形をそのまま見せる

リップは気分で選べるように、ルイ・ヴィトンのリップライナー、メイベリンのリップスティック、シャネルのリップグロス、ディオールのリキッドリップを持ってきたという。迷った末、リップライナーとディオール、シャネルを選ぶ。今回はブルガリだからオーバーリップにせず、唇の形を綺麗に見せる方針で、ライナーは輪郭から1mmだけはみ出させる程度にとどめる。

Diorのルージュ ディオール オン ステージ インク 100 ヌード ルックは、直接つけるとしっかり色がつきすぎるので、SOYOのコンシーラー&リップ ブラシでつける。唇の縦じわのムラが全部取れて若々しく見え、薄いのに効果がある、と小田切は評価する。これだけでもいいとしつつ、最後にCHANELのルージュ ココ イドゥラ グロス 430 アイシングを唇の真ん中にのせて仕上げた。

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髪はセットせず、このあとは英語レッスン

南国なので髪はセットせず、洗いざらしのままにする。小田切はサーフィンをしていた頃を思い出すと話し、美容師だったのに髪はセットしなかったと振り返る。完成した姿について、「おじメリア」から「おネメリア」になったと同行者と笑い合う。

この日はホテルでのんびりし、近くを散策して、夜のバリを楽しむ予定だという。ただその前に朝食があり、さらにオンラインの英語レッスンを受けなければならないとして、動画は英語の勉強に向かうところで終わる。