小田切ヒロが選ぶ2026年秋のプチプラ・ドラコス15品:ベースから「粘膜リップ」まで

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概要

ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロが、2026年秋に登場したプチプラコスメ、ドラッグストアコスメ、韓国コスメの中から、自分が良いと思ったものを1点ずつ紹介した。下地、クッションファンデーション、コンシーラー、ハイライトとシェーディング、アイメイク、眉、リップの順に進む。小田切が各アイテムについて繰り返し評価していたのは、テクニックがなくてもきれいに仕上がるか、塗る量で効果を段階的に調整できるか、自分の素材をそのまま美しく見せてくれるか、という点である。

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肌質で選ぶ下地:tfit スキンサンプレップベース

最初に紹介されたのは、tfitの日焼け止め下地「スキンサンプレップベース」(SPF50+・PA++++)である。01クリアトーンと02ヌードトーンの2タイプがあり、小田切はどちらか一方に絞れなかったとして両方を取り上げた。

この下地を例に、小田切はベースメイクの最初の工程の大切さを説明した。混合肌、乾燥肌、脂性肌など肌質はさまざまで、下地選びを間違えると、その後に重ねるメイクアップ製品が崩れてしまう。紹介された2つはどちらも潤いタイプだが、一方は混合肌向けで潤いがやや控えめ、もう一方は乾燥肌向けでしっかり潤う艶タイプだという。小田切は「しっかり潤うほうが良い」のではなく、今の自分の肌の状態に合わせて選ぶことが大切だと強調した。色味は一方がやや明るく、もう一方がややヌードトーン寄りである。

小田切自身は乾燥肌向けのタイプと相性が良く、実際に使っているという。乾燥肌用の下地はべたっとしやすいものが多いが、これは滑らかに伸び広がりながらもべたつかず、さらっとしていると説明した。撮影時点で塗ってから半日経っていたが、テカリは出ていないと実際の肌を見せている。小田切は、近年の潤い系下地にはぬるつかずに肌に密着するという特徴があると述べ、秋冬も紫外線対策をしてほしいという理由からも、SPF50+・PA++++である点を評価した。

テクスチャーにも触れている。最近はクリームタイプの下地が多いなか、これは「昔懐かしい」リキッドタイプで、小田切は「やっぱりここに戻ってきたか」と感じたという。実際の質感はクリームとリキッドの中間で、今どきの良さと昔の良さを両方取り入れていると評した。2回に分けて重ね塗りすると、しっかりトーンアップして顔立ちに立体感を出せるという。

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「痛みなく手に入る肌」:マキアージュのクッションファンデーション

次の商品に移る前に、小田切は歯列矯正を始めて2週間目に入ったことを話した。周りの人はみな痛がるのに自分は痛みを感じず、医師からは「適応能力が高い」と言われたという。この話を受けて、44歳になった小田切は「見た目の美しい肌は痛みを伴わずに手に入る」と続け、マキアージュの「エッセンスクッション EX ブライトグロウ」を紹介した。

小田切によると、このクッションファンデーションは潤いが高く、キメが整って透明感が上がり、肌がつるんとした「剥き卵肌」になる。小田切も実際に使っており、全体を優しくタッピングするだけでよく、テクニックはいらないという。毛穴が開くなど、秋はさまざまなエイジングサインが出やすい時期だが、小田切はこのファンデーション1つでそれらをフォローでき、仕上がりが長時間続く点もポイントだと語った。

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赤みの強さに合わせて使い分ける:HERAのグリーンコンシーラー

秋は赤みが出やすい時期だとして、小田切は小鼻、目の下、頬、口周りの赤みを補正するグリーンのコントロールカラーとして、HERAの「シルキーステイ セラムコンシーラー」03グリーンを挙げた。コンシーラーも「セラム」、つまり美容液のようになっていると紹介し、潤い効果が高いのに色がしっかり出る点を評価した。

小田切が実演したのは、伸ばし方によって3段階に色の濃さが変わる様子である。しっかり乗せるとはっきりグリーンに、薄く伸ばしてもグリーンのままで、さらに伸ばすと薄いのにグリーンが残る。小田切はこの3段階を赤みの強さに合わせて使い分けるよう勧めた。目の下のうっすらとした赤いクマには最も薄い状態、小鼻や口周りの淡い赤みには中間の状態、火照りのように頬にはっきり出た赤みにはしっかり乗せた状態を使う。そのうえでなじませると、赤みがきれいに補正されるという。

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塗り重ねで調整できるリキッドコンシーラー:ByUR

続いて紹介されたのは、ByURの「セラムフィット フルカバー&ケアコンシーラー」である。小田切は、まずサイズ感の良さに触れ、カバー力、持続力、スキンケア効果がそろったリキッドコンシーラーだと説明した。しっかり乗せるとハイカバーになり、薄く重ねてもきちんとカバーでき、さらに重ねるとファンデーションのようにも使える。しっかり隠したい部分、薄くしたい部分、グラデーションにしたい部分を、1本で塗り分けられるという評価である。

小田切自身は最も明るいカラーを「ハイライターコンシーラー」として使うのが好きだという。撮影時は顔の中心だけにこれを使っており、みずみずしい質感で自然な立体感と鼻筋を作れると話した。小田切は「生命力豊かな立体感」を作りたい人に勧めている。

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光と影を組み合わせる:キャンメイクのハイライターとKATEのシェーディング

ハイライトでは、キャンメイクの「スタールミエールハイライター」01スターダストホワイトが選ばれた。リキッドタイプでみずみずしいが、小田切によれば「ただのリキッドハイライターではない」。周囲から光が当たる環境ではつるんと発光したように仕上がり、スポットライトを浴びると、ダイヤモンドを散りばめたようにきらきらと光るという。顔だけでなく、アイシャドウとして目頭、まぶた全体、黒目の上に入れたり、唇に混ぜたりする使い方も提案した。

小田切は、光を足したら影を入れないと光が引き立たないとして、KATEの「リアルシェードスティック」を続けて紹介した。スティック型のシェーディングで、色は茶色ではなくグレージュである。そのため顔の陰影を自然に作れると説明し、直接塗っても自然、指でぼかすとさらに自然、ブラシでぼかすとよりエフォートレスな立体感になる様子を見せた。

小田切が特に挙げた利点は、ぬめりがほとんどないことである。顔の外側に塗っても髪がぺたっと貼り付く心配がないため、鼻筋、目元の陰影、フェイスラインの引き締め、顎のシャープさなど用途が広いという。小田切は、パールなしのこのシェーディングと、パール感のあるキャンメイクのハイライターという、質感も色もまったく違う2つを組み合わせると「新しい顔」に仕上がると話した。

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「赤」が入ったマルチパレット:Fujiko マルチイージーパレット

Fujikoの「マルチイージーパレット」101 Love Your Dreamは、アイシャドウ、チーク、リップ、ハイライターとして自由に使えるマルチパレットである。小田切が「ありがたい」と喜んだのは、練りタイプの赤が入っている点だった。粘膜をきれいに見せる赤で、アイシャドウベースにもチークベースにもリップにもなるという。

ほかの色についても1色ずつ説明があった。ハイライターは白ではないためなじみが良い。赤みを含んだブラウンには少しパールが入っており、締め色として色っぽさを引き出す。ミルクイチゴのような可愛らしいピンク寄りの赤や、目元の陰影に向くモーブカラーも入っている。さらにブラシも付いている。

小田切はこのパレットを「流行りではない」と表現し、可愛い・かっこいいといった方向性に寄せるのではなく、人間らしい素材を上質に見せるものだと位置付けた。自分の質を普遍的に上げたい人や、元気がない日に気分を上げたい人に向くと話している。

11:15

まつ毛は下地とマスカラの組み合わせで:エテュセとラブ・ライナー

まつ毛については、1本1本を美しくセパレートさせて見せるのが今年の常識だと小田切は言う。そのための下地として紹介されたのが、エテュセの「ラッシュカール プレコート」である。ハリ・コシを出し、美容成分で摩擦を軽減する効果があるという。

小田切が特に評価したのは、柔らかいシリコンブラシである。そのまま塗ってもつけすぎを防げる点がポイントだと説明した。従来のマスカラ下地は、つけすぎると重さでカールが落ちたり、どばっと付いてゲジゲジになったりすることがあったが、これはその心配がないという。美容成分がたっぷり入っているのに落ちにくい点も挙げ、「隠れた名品」と呼んだ。

その上に重ねるマスカラとして、ラブ・ライナーの「するするロングマスカラ」ディープブラックが紹介された。小田切はこれを「王道に戻ってきた」と表現する。スクリューブラシは細すぎず、毛の長さも短すぎず長すぎず、ほのかなカーブがあって全体のバランスが良いため、とかすだけで繊細なまつ毛がきれいに伸びるという。ロングタイプのマスカラには、伸びすぎたり、繊維が多くてパサついたりするものがあるが、これはそうならないと述べた。先にエテュセのプレコートを使うと、自分のまつ毛を1本ずつきれいにセパレートしつつ、少しロングに仕上げられるという。小田切は、自然にきれいに仕上がるので「メイクテクニックが上がったのかしら」と思わせてくれるマスカラだと評した。

13:23

ぼかせるアイライナー:KATE パウダリーナギナタライナー

KATEの「パウダリーナギナタライナー」BK-1ソフトブラックは、薙刀のような形状の芯を持つペンシルアイライナーである。芯を1mm出して使う。面で描けば太さを出せ、先端を使えば繊細な線が引ける。小田切は、最初からぼけ足を効かせながら描ける点を見せた。

小田切によると、リキッドやジェルライナーのようにパキッとした線にしたくない人や、目元の陰影を付けたい人に向いている。生命力、引き締まり、引き上がり、意志の強さといった目元の印象を、自然に見せられるという。仕上がりが良いだけでなく描きやすく、線ががたついてもペンシルなのでぼかせるうえ、綿棒で修正もできる。小田切は、メイク初心者や、アイライナーが苦手で使っていない人にこそ使ってほしいと話した。

14:41

眉のアップデート:セザンヌの柔らか芯とdejavuの眉ティント

小田切が「大ニュース」として紹介したのは、セザンヌの「超細芯ソフトアイブロウ」08ビターグレージュである。売れ続けていたセザンヌの超細芯アイブロウの柔らか芯版で、ブラシも付いている。小田切は、従来品は少し折れやすかったが、柔らか芯になったと説明した。芯を1〜2mm出し、力を入れずに1本1本の毛を描けるため、自然なフェザーブロウが作れるという。従来品を何本もリピートしてきた人に「次はこれ」と勧めた。

dejavuの「ふんわり眉用ティント」については、眉マスカラではないと前置きしたうえで説明した。パウダーで描いたような、ふわっとした仕上がりになるが、実際はリキッドで、塗ってから約45秒置くと密着して非常に落ちにくくなるという。汗をかきやすい人、皮脂が出やすい人、いつも眉尻が消えてしまう人に向き、パウダーのような仕上がりなのに夕方や夜まで残ることを特徴に挙げた。小田切は「アイブロウパウダーの革命」と呼ぶ一方で、新しいタイプなので挑戦が必要になるとも述べている。

16:20

均一にぼけるリップライナー:RISKY リップベスティーペンシル

リップでは、まずRISKYの「リップベスティーペンシル」05スモーキーモーヴが紹介された。小田切はRISKYというブランドが大好きだと話す。このリップライナーは赤みがありつつもブラウン系の色で、ペンシルでありながらクレヨンのような質感を持ち、太くも細くも描ける。

小田切が「不思議」と繰り返したのは、ぼかしたときの仕上がりである。リップライナーの中には、ぼかすとムラになったり消えてしまったりするものがあるが、これは指でぼかしても均一にぼけるという。小田切自身は、描いた後にブラシでぼかす使い方をよくしており、そうすると唇に立体感と奥行きが出ると実演した。リップライナーやぼかしが苦手な人、今どきの唇の形にしたい人に勧めている。

17:26

「一生使うかもしれない」:メイベリン シャインビースト 11

動画の中で最も熱を込めて語られたのが、メイベリン ニューヨークの「シャインビースト」11ツンデレ血色ヌードである。小田切は「一生使うかもしれない」と述べた。理由として、落ちにくいのに荒れにくいこと、そして「生発色」であることを挙げている。小田切の説明では、生発色とは本当に粘膜のような質感のことで、特に11番は特別な色だという。

小田切によれば、このリップは「リップメイクをした」という印象ではなく、もともと粘膜がきれいな人に見せてくれる。実際に使っていると話し、その場で重ね塗りをして、リップメイク感がないのに魅力的な唇になる様子を見せた。メイクの仕上げにも使えるが、すっぴんに付けると肌や粘膜といった素材の良さが驚くほど引き立つという。小田切はすでにストックするつもりだと話し、11番は今後の人生に欠かせないとまで言った。同じ11番を使っている人物の名前を挙げて、その一致を喜ぶ場面もあった。最後に、自分の美しさにまだ気づけていない人や自分を肯定できない人に、この11番を選んでみてほしいと呼びかけた。

19:33

秋色のリッププランパー:ヴィセ ネンマクフェイク

最後は、ヴィセの「ネンマクフェイク リッププランパー」06ぷるぷるアップルである。塗るだけで唇のボリュームを上げるプランパーで、グロスのような質感ながら色がきちんと出て、しかも透け感もある。小田切は、スパイシー系のプランプ成分が配合されているため、ぷるんとしたプランプ効果とじんじんする感覚があると説明した。

小田切がこの商品で評価したのは、刺激が強すぎない点である。プランパーの中にはじんじんしすぎて痛いものもあるが、これはほど良い刺激で唇がぷるんとするという。06番は赤みを含んだブラウン寄りの色で、小田切は肌色やジェンダーを問わず使えると述べ、秋をセクシーに決めたい人に勧めた。

締めくくりとして小田切は、多くの商品の中から自分が本当に良いと思ったものを選んだと述べ、気になるものがあればチェックしてほしいと視聴者に呼びかけた。