『ボウと月夜の碧い花』エンディングまでのボス戦実況:空中戦とだるまで妖怪を倒す

YouTubeで開く ↗
概要

日本の民話を題材にした2Dアクションゲーム『ボウと月夜の碧い花』を、エンディングまで遊んだ実況動画である。実況者は手描きの世界観を楽しみつつ、主要なボス戦を順に紹介していく。そのなかで、空中戦を軸にした戦闘システムと、ステージの仕掛けを使う大がかりなボス戦の作りを評価している。以下ではボス戦の流れに沿って、実況者が何を見せ、どう評価したかをまとめる。なお、物語の結末までの内容を含む。

9分で読めます
1:10

天界から降ってきた主人公と、戦闘の基本

物語は、主人公が突如として天界から降ってくる場面で始まる。辺りを探索するうちにアサヒという狐と出会い、主人公の力を引き出すお茶をご馳走になる。その後、耳飾りを変化させて攻撃できるようになる。

最初のボスはキリキリボウズで、ここで戦闘の基本を覚える。実況者によれば、この作品の戦闘は空中が主戦場である。空中攻撃を当てると2段ジャンプができる仕組みなので、攻撃を当て続けることで空中にとどまって戦い続けられる。攻撃のたびにコンボ数が増えていき、実況者は「特に意味のある数字ではない」としながらも、それが気持ちいいと話している。

2:32

怒りタマノムシ戦:投げ返しとだるま

続いて、お茶の素材に化け物の目が必要だということで洞窟の奥へ進み、巨大な虫のようなボス「怒りタマノムシ」と戦う。実況者は、このシステムで薄暗い洞窟のような情景の敵と戦うと「かなり和風ホロウナイトっぽい」と感じたという。操作感がよく細部まで丁寧に作られているので、この系統の2Dアクションが好きな人には触ってみてほしいと勧めている。

この時点で新しいアクションも加わる。飛んでくる物などを掴んで投げ返せるようになり、この戦闘では暴れるボスが落としてくる物を掴んでボスに当てれば、回避と攻撃を同時にこなせる。実況者は、このアクションに最後の最後まで世話になると先に述べている。

もう1つの新要素が「だるま」である。だるまを使うと特殊な技を出せるが、コストがあるため連発はできない大技という位置づけだ。

3:46

ハシヒメ戦:弱点を渡り歩く空中戦

桜の都という中心街へ向かうため、主人公は都に続く橋を渡ろうとする。そこへ妖怪ハシヒメが襲いかかる。

ハシヒメの弱点は頭に灯った赤い炎だが、そのままでは高すぎて攻撃が届かない。そこで、まず敵の攻撃を跳ね返し、出てきたものを叩いて上空へ飛び上がる。実況者は、いったん上空に上がりさえすれば、あとは敵の弱点を次々に渡り歩いて叩き続けられると説明する。

ここでだるまの仕組みが詳しく語られる。空中で連続攻撃を重ねると画面左のゲージが溜まり、最大になると次のだるま攻撃が強化される。つまり「ゲージを貯めてだるまを放つ」のが基本の流れになる。このとき装備していただるまは横にまっすぐ飛ぶため、2つの弱点を一直線に通すように撃つのがよいという。

実況者は、だるまがあることで戦闘に緩急がつき、殴り続けるだけの戦闘にならずに楽しさが増していると感心している。だるまは全部で8種類あるらしく、今後戦闘スタイルを変えられそうな点もよいと述べている。戦闘の途中で橋は壊され、ハシヒメが飛ばす巨大な炎をかわしながら弱点を攻め続けて撃破した。

5:19

桜の都での寄り道と、カブト横綱戦

桜の都に着くと、主人公はだるま屋でだるまを手入れしてもらったり、茶室で強化を受けたり、ラーメン屋でラーメンを食べたりする。都の観光を一通り楽しんだあと、西の山に登ってカブトムシたちの道場を訪れる。

ここで戦うのは、カブトムシのなかで一番の実力者であるカブト横綱だ。序盤は横綱らしく地上戦だが、中盤から舞台は空中へ移る。空中攻撃で食いついて上空へ舞い上がり、飛んでくる球を避けながら微妙な距離を保って戦う。実況者は、簡単そうに見えて意外と繊細な操作が求められる楽しい空中戦だと評価している。空中でコンボを決め続ける感覚が非常に爽快で、こういう戦闘があるのが本作の醍醐味の1つだという。

終盤は再び地上戦になる。地面からの攻撃で距離を取らされるため、先ほど手入れしてもらった新しいだるまで丸焼きにして決着をつけた。

7:07

ジョロウグモ戦:土管とステージギミック

次の地へ向かう道中で、主人公は新しい技を教わり、土管のようなものに出入りできるようになる。ジョロウグモ戦は、この土管を使いながら戦う構成だ。

土管に出入りしている間は無敵になる。また、入った高さに応じて出口側でも高く飛び出せるので、それを利用して空中戦を仕掛けていく。この戦いではボス側もだるまを使ってきて、定期的に回転するだるまを呼び出す。実況者は、意外と強力なので忘れずに回し続けようと話している。

途中からボスは定期的に頭にバリアをまとうようになる。天井には爆弾を吊るした糸があり、そこに飛びつくと爆弾が落ちる。それをボスに当てればバリアを壊せる。炎の柱は土管に出入りして回避する。

この戦いを通じて、実況者は本作の戦闘について次のように述べている。細かい鍔迫り合いよりも、ステージを利用した大きな戦闘が豊富な印象である。それでいて空中では繊細な操作も求められるので、ミクロとマクロの両方がよくできている。ジョロウグモを倒したあと、囚われていた新郎を助け出し、主人公は結婚式に招かれる。

8:39

キツラ戦:探索による強化

結婚式の場を散歩していた主人公は、なぜか神社の狐キツラに絡まれ、戦うことになる。この時点では、探索中に見つけた素材で武器を強化しており、火力が大幅に上がっていた。そのため第2形態まですぐに進めたという。実況者は、この手のメトロイドヴァニアではやり込みや探索要素による強化が醍醐味の1つだと感じたと話している。

第2形態ではボスが浮かび上がり、空中戦になる。都合よく現れた足場で一気に飛び上がり、いつも通り頭を狙って撃破した。

9:34

天狗・三人組戦:物語の背景と本気モード

主人公は天狗たちの住処で試練を受け、天狗三人組と戦う。実況者は「3人相手なので当たり判定も3倍でお得」と冗談を言いながら戦っている。

この戦いで物語の背景が明かされる。世界はガシャドクロという怪物に脅かされており、その打倒が天狗一族の悲願だった。そこへ現れた主人公が希望の光とされ、力を試されているという流れだ。実況者は、勝手に重い期待をかけられるのは心外だとしつつも、強敵をたくさん叩けるのでよしとしている。

しばらく殴り続けると子分の2人が退場し、親分だけが残る。ここから行動パターンが変わって本気モードになる。殴れる相手が3人から1人に減ったことで反撃の隙も減り、面倒な状況になったという。実況者は、漫画などで「まとめてかかって来い」と言う場面があるが、あれは本当にそのほうが楽だから言っていたのだと冗談めかして語っている。また、烏天狗といえば東方Projectの印象が強く、この親分の動きにはかなり「解釈一致」を感じたという。

11:01

ガシャドクロ戦と物語の真相

桜の都に戻ると、ガシャドクロが大暴れしていた。将軍とアサヒによって建造され、都に永遠の繁栄をもたらしていた装置も破壊されてしまう。

主人公は烏天狗の力を借りてガシャドクロの頭部まで登り詰め、頭の中に入り込む。作戦通り札を貼ると、一発で撃破できた。

ここで、このガシャドクロは装置を破壊するためにアサヒが計画的に組み上げたものだったことが明かされる。実況者は、上層部でも色々とごたついていたようだとまとめている。

桜の都の主である桜将軍は、この状況でも傍観を決め込んでいた。主人公はここで将軍と対面する。将軍は都の繁栄に力を注ぐ熱心な為政者である一方、装置の燃料を得るために近隣の村を焼くなど、横暴な振る舞いが目に余る存在でもあった。これに義憤を感じたアサヒに導かれ、桜将軍を打ち倒すというのが本作の物語だと実況者は説明している。

12:19

ラスボス・桜将軍戦:6段階の形態変化

ラスボスの桜将軍戦は形態変化が非常に豊富で、全部で6つの段階を乗り越えることになる。

第1段階を終えると戦場が変わり、以前のボス戦と似た場所で戦う第2段階に入る。ただし、当時のボスの攻撃を再現してくるわけではなく、普通に強力な攻撃で押してくる。分身の術は本物を叩くまで消えない。実況者は、過去に訪れた場所を再現するラスボス戦という点で『クロノ・トリガー』に少し似た趣があると話している。炎攻撃のあとは無敵になる面倒な行動を取るが、それまでに倒しきればスキップできるという。

第3段階では舞台が最初の戦場に戻る。この攻撃は普通に対処すると意外と面倒だが、空中での落下攻撃にある無敵判定がとても重宝したという。実況者は、ホロウナイトとまったく同じ戦法が通用して助かったと述べている。この戦場の敵の行動は対処しやすいものが多く、パターンもかなり限られているので、一種の休憩時間のようなものだと実況者は見ている。

第4段階は、触れると崩れる氷のステージだ。実況者は「ラスボス戦の中ではここが一番楽しい舞台」と言いながら、同じ場所にとどまれず、ほかの仕掛けも乏しく、さらに天井から定期的につららが降ってくる「地獄みたいな場所」とも表現している。ここを早々に突破し、6段階のうち4つを終えた。

第5段階は再び最初の戦場である。同じ攻撃パターンが続くように見えて、段階を経るごとに攻撃の手数が微妙に増えており、意外といやらしいフェーズだという。特に追尾攻撃は初期とは手数が大違いで、前と同じ避け方をしていると失敗しやすい。攻撃が長く続くので、普段より助走を長く取るとよいと実況者は助言している。それ以外の行動はほぼ変わらない。

最終の第6段階では地形が大きく変わるが、弾、分身、炎という攻撃の流れは共通している。ただし分身の数が非常に多いため、序盤に覚えた投げ返しアクションで弾を投げ返して攻撃する。こうすると簡単に数を減らせ、本物にも当てられる。足場の乏しいステージだが、上昇気流が吹いているので無限に飛行できる。炎攻撃を回避したあとがこちらの攻撃チャンスで、ここで桜将軍を撃破した。

17:47

実況者の総評

エンディングを迎えたあと、実況者は作品全体を振り返っている。手描き風のアートに目を引かれがちな作品だが、各所の繊細な音作りも心地よく、どこか心を落ち着かせてくれる不思議な魅力があると感じたという。道中の難易度にもかなりのこだわりを感じ、やりがいのあるアクションゲームとして最後まで非常に楽しく遊べたと締めくくっている。