『The Last Faith』ボス19連戦の記録――武器・戦技の使い分けと「歯ごたえ」への評価

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概要

2D探索アクションRPG『The Last Faith』をエンディングまで遊び、各ボス戦での立ち回りを解説しながら物語を追う実況動画である。ナレーションはA.I.VOICE 琴葉茜。実況者はボスごとに武器や魔法を切り替えて戦い方を紹介しつつ、本作の戦闘設計、特に後半まで難しさが緩まない点を好意的に評価している。以下、動画の流れに沿って内容を整理する。

12分で読めます
2:07

獣に変じる力と、主人公エリックの立場

実況者は本作を「とある信仰の没落を描いた作品」と紹介する。舞台となる地には不思議な力が満ちていて、人はそれを体内に取り込むことができる。しかし一度取り込むと力を渇望するようになり、最終的には獣の姿に変わってしまう。それでも力を求める者は後を絶たず、都市中に獣がはびこっている。主人公エリックに与えられた役割は、この状況をどうにかすることだ。

主人公は陰鬱な施設を抜け出したところから冒険を始める。最初のボス「巨人パトロン」は、ひたすら斬り続けて倒している。その後、生存者をかくまう屋敷を訪れ、助言をくれる女性たちのもとで一息つく。屋敷はここから冒険の拠点になる。

3:35

序盤のボス:重なりを狙う、隙を待つ

休む間もなく、主人公の体に良くない兆候が現れる。蝕まれていく自覚を持った主人公は、この力に詳しい研究者を探しに出る。

道中の「有翼の悲嘆者」はガーゴイル型の2体組だ。実況者は、2体がそれぞれ別の当たり判定を持っている点を利用し、うまく誘導して重ねれば一振りで両方にダメージを与えられると説明する。どちらもこちらへ寄ってくるので、重なる状況は作りやすいという。

ようやく見つけた研究者リドレー・ヘルマン医師は、主人公の症状を治す唯一の希望だった。しかし身の危険を感じたのか、自分に薬を打って怪物化してしまう。実況者は、背景に人体実験のような痕跡が描かれていることから、ヘルマンは症状を和らげる研究ではなく、さらなる力を求める研究を進めていたようだと読み取っている。

戦闘では、第1形態は敵がダウンしたところを殴り放題になる。第2形態では敵が血の中に隠れるため、攻撃の機会が少なくなる。ただし周期的に顔を出すので、その隙を狙う。実況者はここで、近接武器のほかに銃や、MPを消費する魔法もあることを紹介する。いずれもステータスの振り方で威力が変わるため、育成次第で戦い方が変わる。実況者自身はこの種の作品では筋力特化で進めることが多く、刀で斬りかかるより重い武器を振り回すほうが落ち着くという。とはいえステータスの振り直しができるため、いろいろなビルドを試したいとも話している。

7:53

巨大ボスと戦技:1発1500ダメージ

研究が役に立たないと悟った主人公は、新たな目的に向けて探索を続ける。次の「シャドウスコージ・ホラー、エドウィン」はこれまでで最も巨大な相手だ。実況者は、人型ボスとの技巧的な戦いも、こうした大型ボスの迫力ある戦いもどちらも良いと言い、ボスの出し方の順序を含めてゲーム体験全体の設計がうまいと感じている。

この戦いで実況者は戦技を紹介している。戦技はどの武器にも固有のもので、巨体の相手には複数ヒットして大量のダメージを稼げる。この戦闘では武器に氷を付与していたため、1発で1500ほどのダメージが出ていたという。実況者は、ボスごとに有効な戦法が変わるので、それを自分なりに探すのもこの手の作品の楽しみ方の一つだと述べる。

9:29

教会、ラダック、そして主人公を狙う狩人

探索の途中、珍しく人間と遭遇するが、話の通じる相手ではない。この地には巨大な宗教組織が根を張り、ラダックという人物が率いている。力を求めてやりたい放題のラダックに対しては抵抗勢力があり、この「スターボーンのナイトハンター」はその一員らしい。実況者の説明では、主人公はもともとラダックの兵として作られたが、うまくいかずに冒頭の施設に閉じ込められていた。ハンターに襲われるのはそうした背景からだろうと実況者は推測している。

10:30

エゴール&レーナ戦:地上攻撃→ローリング→ジャンプ

目的の部屋の前では、近接攻撃の男と遠距離攻撃の女の2人組「エゴール&レーナ」と戦う。実況者は遠距離型の女を先に倒す方針をとった。素早い武器を使うと、他の武器なら1発しか当てられない場面でも2発当てられるという。

ここで実況者は、地上攻撃の硬直を減らすテクニックを解説している。主人公が地上で通常攻撃を振ると大きめの硬直が出るが、これはローリングでキャンセルできる。ローリング後にも硬直はあるものの、それはジャンプでキャンセルできる。そのため「地上攻撃、ローリング、ジャンプ」とつなぐことで、より多くの時間を攻撃に充てられるという。

主人公がここへ来たのは「心臓」を手に入れるためだった。屋敷の女性たちによれば、各地にある心臓を集めれば、教会で好き放題しているラダックを打ち破る力が得られるという。実況者は「ほんまかいな」と半信半疑の反応を見せている。

12:33

燃えた背教者:第2形態が第1形態の派生である設計

ここから行き先がある程度自由になる。実況者は雪山エリアに向かい、強力な筋力武器の回収を優先して中ボス「ヴォレイシャス・ホラー」を倒す。

心臓の一つを守る「燃えた背教者」には、手に入れたばかりの武器で挑む。開幕に使った戦技の威力が高く、第1形態はほぼそれで削り切れた。第2形態では派手な大技が加わるが、多くは第1形態の技の派生で、基本的には同じ動きで対処できる。実況者はこの設計を好んでいる。この種の作品は習熟が面白さにつながると考えており、第1形態が第2形態への「教育的」な役割を果たしている点が好ましいという。途中で炎の休憩時間に入るので、そこでMPを回復し、一気に倒し切った。

14:57

強化人間のハンターと「代理戦争」

さらに探索を進めると、再びハンターが現れる。実況者によれば、ハンターは強化人間で、一般人に比べてあの力への耐性があるらしい。その耐性のおかげで人の姿を保ったまま魔法などの強い力を使えるという。主人公も特殊な耐性を持っており、そこに目をつけて主人公を代理戦争の駒として誘導している者がいる。実況者はこの話を「今後おいおい」と先送りにしている。

15:41

スターライト・ビースト、リサ、マンフレッド:武器を選ぶ理由

「イリーガースのスターライト・ビースト」は本筋とは関係ないボスだが、楽しい武器を落とすので寄り道して倒した。体力は高めだが、筋力武器で着実に削れる。実況者は、当て続けやすい大きな相手には現状では筋力武器の強さが抜きん出ているとしつつ、それは相手が攻撃させてくれる場合の話だと留保をつけている。次のボスは別のタイプなので、ここで手に入れた武器を使う予定だと話す。

その次の人型ハンター「リサ」は、凍らせると完全に行動を封じられる。実況者は、この武器を手に入れる必要があったのはそのためだったと説明している。

ふさふさの獣「呪われたマンフレッド」には、前進しながら攻撃できる戦技を持つ新武器を使う。このボスは待機中に少しずつ後退するため、前進しながらの攻撃がうまく噛み合い、引っかき攻撃をちょうどよく避けられる位置で戦えるという。ほかの戦技では攻撃がわずかに届かなかったり、回避が間に合わなかったりして苦しくなりがちだったそうだ。後半は分身による追撃が加わり、こちらの攻撃チャンスがつぶされるので、殴り続けていると痛い目を見る。分身は地上を通り抜けるだけなので、空中に逃げればよい。道中で空中ダッシュを覚えたおかげで、攻撃と回避の行動がとりやすくなったとも話している。

20:11

コールド・ワン・ビーストとレーナ

雪原では、人間を貪りながら何かつぶやいている、この町の元住民らしき獣「コールド・ワン・ビースト」と戦う。行動パターンは大したことがないが、実況者はこうした演出で世界の輪郭が描かれていくのがRPGの面白いところだと述べる。後半は6回の地面叩きから始まり、攻撃が紫色に強化されるが、モーションはほぼ同じで、当たらなければ問題ない。3ターンほど攻撃するとダウンが取れる。ちょうどここでMPが尽きるくらいに精神力へ振ってあるので、MPを回復して再び戦技を使う。

続いて、以前戦ったレーナが今度は相方なしで単独で現れる。実況者の説明によれば、主人公も本来はこの立場に就くはずだったが、紆余曲折を経て今は心臓を集めて力をつけている。ラダック側からすれば一大事だろう、と実況者は見ている。後半は画面端に攻撃判定のある刃が出るため、戦技で前進して当たらないよう注意する。

22:33

ニクサロス戦:3種補正武器とローリングキャンセル

地下深くで心臓を守る「不気味な生物ニクサロス」には、広範囲に広がる戦技を持つ武器を使う。全段当てれば相当なダメージになる。実況者は、この武器は3種類のステータスで威力が伸びるのが優秀だと評価する。本作でも、多くのソウルライク作品の例にならい、補正のつくステータスが多いほど後半まで伸びやすい。ただし伸びきる前にクリアしてしまうだろうとも述べ、「最強格の可能性を持つ」武器だと位置づけている。

後半は地面から湧き出すゾンビを片付けながら、光っている物体を壊すと本体が再び現れる。本体の攻撃は前半とほぼ同じだが、2回行動が3回行動になるなど細かいアレンジが入る。実況者は、主人公の行動のほとんどがローリングでキャンセルできるため、不確定な状況ではとりあえず戦技を振っておき、敵が攻撃モーションに入ったらキャンセルして回避に移る動き方がよさそうだと提案している。

24:53

悪夢の先駆者:魔術とパリィゲージ

地下をさまよううちに謎の空間に立っていた主人公は、「悪夢の先駆者」との戦闘に入る。ここまで近接武器ばかりだったため、実況者は気分を変えて闇の魔術を使う。この魔術は着弾地点に攻撃判定を出し続けるので、動きの少ないこのボスには大きなダメージを与えられる。ボスは行動後に必ず首を下げて待機するため、そこに合わせると全段当たる。

後半は、それまで1ターンに1体だけだった攻撃が、2体同時になる。中にはほぼ避けられないパターンもあり、実況者はそれが来ないよう祈るしかないと話す。ここで実況者は、MPゲージの下にある水色のゲージを紹介する。これを消費してパリィやガードができ、横からのビームも構えるだけで防げて、直後に攻撃へ移りやすい。ただし3回ほどしか使えないため、今回は後半戦にだけ使った。

戦いのあとは夢落ちで、戦利品として真実を見通せる品が手に入る。

27:34

ロード・パトリク・ラダック:何度も離脱するボス

最上層でラダックと対面する。実況者は、この地で最も力のある宗教組織のトップで、さらに力を得て神になろうとする典型的なRPGの教皇タイプだと評する。最初は主人公を見くびって本気を出さず、逃げ回る。

第2形態では本気を出し、素早い攻撃が厄介になる。むやみに近づいていると逃げ切れない。体力を25%削るとボスが離脱し、攻撃できない時間が合計3回あるという。離脱中には中ボスが再登場し、1体目は火炎魔法を使う。こっそり撃たれる電撃をかわしながら2体目を丁寧に処理する。戻ってきたボスにようやく攻撃を再開するが、すぐにまた離脱してしまう。実況者はこれを「上司のタバコ休憩並みにすぐ出ていきよる」と茶化している。最後は引きずり下ろして撃破した。

30:51

アナベラ&カテリーナ:屋敷の女性たちの思惑

拠点の屋敷に戻ると、なぜか静まり返り、住人たちは姿を消していた。中央の像が輝いていることに気づいて別空間に入ると、これまで面倒を見てくれた女性たちが、主人公に王座に就くよう求める。主人公が断ると、戦闘になる。実況者によれば、彼女たちの狙いは主人公を導いて大きな力をつけさせ、ラダックの派閥を壊滅させたうえで、主人公をこの地の王として祭り上げることだった。

第2形態は2体が連携してくる。実況者は、ここで悪夢の先駆者戦でも活躍した魔法を再び使う。事前に設置しておけるため、敵が消えている間にも攻撃の機会を増やせる。実況者は、敵が消えるタイプの戦闘は暇になりがちなので、時間を埋められる技があるのはうれしいと話す。ゆっくり倒せばいいという話ではあるが、動画が間延びするのは避けたい気持ちが強く、結果的に毎回全力を尽くすことになっているという。そのうえで、ゲームを最大限楽しむには自分で目標を設定することが重要であり、動画にして振り返るという動機づけは、適切な目標設定として長くゲームを楽しむうえでの良い道しるべになっていると述べている。

物語面では、フレーバーテキストを読む限り、この地は古くから宇宙とのつながりがあり、多くの力や生物、そしてそれらへの信仰が宇宙からもたらされていると実況者は読み取る。2人の女性はおそらくその信仰に傾倒していて、それゆえにきな臭い雰囲気があったのだという。

35:38

宇宙の声メデヤと、終盤まで続く歯ごたえ

突如、どこからか声が響き、ラスボス「宇宙の声メデヤ」が現れる。実況者の解釈では、神の声を聞く2人が倒されたため、ついに教祖が直接出てきたということになる。この存在は普通の者には認識すらできず、準備不足で挑むと一瞬で殺される。そのため寄り道してボスを倒し、あの目玉を手に入れておく必要があった。

実況者は、この地の住民にとって宇宙とは単なる信仰の対象ではなく、実際に超常的な力を得られる身近で現実的な概念だったと説明する。宇宙側にこの地を乗っ取る思惑があったのかは定かでないとしつつ、ラダックが必死に力を得ようとしていたのは、宇宙から人間に主権を取り戻すためだったのかもしれない、という推測も述べている。

戦闘では、左右に飛び回る攻撃は画面端でジャンプするのが簡単な対処法だという。氷を展開してきたら遠くから少しずつ攻撃する。体力が多いうえにバリアまで張ってくるため、タフな相手だ。実況者は、この種の作品では後半ほど主人公の選択肢が増えて徐々に簡単になることが多く、真面目にビルドを組むとボスが手応えのない相手になる作品も多いと指摘する。そのうえで本作は最後まで歯ごたえのある戦闘が続き、その難しさを個人的に好ましく感じていると話している。

38:26

エンディング

メデヤを倒すと、長く続いた権力闘争は終わる。人々は欺瞞にまみれた信仰から解き放たれ、この地に新たな時代が訪れる。実況者は、退廃的でゴシックホラーな世界観と、丁寧に描かれたピクセルアートはそれだけで一見の価値があると評価する。そして、この世界で好きに主人公を動かせるだけで非常に満足のいく体験ができたと締めくくっている。