フライパン1本で戦う『Backpack Battles』疲労ビルドの組み立て方

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概要

『Backpack Battles』の日本語対応をきっかけに、実況者(A.I.VOICE 紲星あかり)が最近遊んで面白かったビルドを紹介する動画である。武器は序盤のフライパン1本だけにし、あとは防御と回復で耐え続けて、相手が疲労ダメージで倒れるのを待つ。実況者はビルドの考え方を説明しながら、参考になる一戦を最初から最後までたどっている。

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序盤:フライパン1本と3つの目標

序盤の主力はフライパンで、実況者も普段から使っているという。このビルドではフライパン以降、武器を一切買わない。実況者自身「何言ってんだお前って感じ」と認めつつ、本気だと言う。食べ物をしっかり集めれば、序盤のフライパンはかなり安定するという説明である。

中盤までの目標は3つある。白ポで防御手段を確保すること、スライムで回復手段を確保すること、クリスタルで攻撃手段を確保することだ。食べ物を集めながら、隙を見てこれらを狙っていく。白ポを起動するには鎧か赤ポが必要なので、先に赤ポを買ってから白ポを待つ。白ポで得られるブロックは60で、序盤ではかなり頼りになるという。

実際の試合ではクリスタルと白ポが同時に店に並んだ。どちらも高価だが、武器を全部売れば買えるので購入している。実況者によれば、特に攻撃しなくても眺めているだけで相手は疲れて倒れていくので、攻撃の必要はない。

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スライムが必要な理由

次に欲しいのはスライムである。この時点で買うと配置がうまくいかないため、先に盾を買っている。スライムが必要な理由の一つは、白ポの仕様でHPが減ることもあり、貫通ビルドが怖くなるからだ。

もう一つの理由として実況者が挙げるのが回復の無駄のなさである。戦闘前半の回復は、HPが満タンで無駄になることが多い。しかしこのビルドでは、HPが半分になるまでブロックを張らないので、スライムの回復が無駄にならない。紹介した戦闘でも、スライムは最初から最後まで回復を続け、最終的に相手が疲れて倒れた。

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中盤以降:防御・回復・疲労を伸ばす

中盤以降は、防御、回復、疲労をそれぞれ伸ばしていく。揃えたいものとして実況者が挙げるのは次のとおりである。

  • ベルト2本に白ポを4本乗せる
  • 白ポの起動要員を赤ポから鎧に替える
  • 青い盾をいくつか確保する
  • スライムを合計2体、できれば3体にする

この試合ではまずベルト2本を揃え、クリスタルも2個目を買った。スライムには起動要員がたくさん必要になる。序盤をフライパンで進めていれば、食べ物をスライムに回せる。ただし中盤になると食べ物は徐々に効果が薄くなるため、頃合いを見て他のアイテムに入れ替える。

固定アイテムには人形を選んだ。人形はクールタイムが短く、スライムの起動役としても優秀だという。疲労ダメージは軽視されがちだが、このビルドなら人形1個とクリスタル4個で合計800以上を与えるポテンシャルがある、と実況者は見ている。クールタイム短縮も疲労系アイテムに使うのがよいかもしれない、とも述べている。

大きな盾は隣のアイテムのブロックも肩代わりしてくれるので、白ポや盾には特に隣接させたい。鎧には金と赤の2種類があるが、赤は吸血が無駄になるため、このビルドでは金の方が使いやすい。この試合でも金の鎧を買っている。長期戦になりやすいビルドなので、毒解除の価値も高い。実況者のセリフでデバフ欄が隠れていたものの、20秒の戦闘で累計49の毒を受け、鎧で12の毒を治療した。結果として、鎧の治療で約60の毒ダメージを防げたようだという。

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初敗北と弱点

10ラウンド目には初期の食べ物はすでになくなっている。ここからやることは単純で、スライム、白ポ、盾、クリスタルを集めていくだけだ。

このラウンドで初めて敗北した。実況者によると、このビルドの弱点は短期決戦型の高火力ビルドである。盾が効きにくい杖や毒ポーション、青ジェム付きのグレートソード、強化付きのライトセーバーなどが典型例として挙げられた。ただし、これらのビルドは完成させるのが難しく、遭遇率は比較的低いという。

ここで2体目のスライムを買った。スライムはレアリティが低いので序盤でも2体目が出やすいが、起動要員が足りなくなりやすい。そのため実況者は、盾、鎧、2体目のスライムくらいの順で買っている。延長戦以降は青ジェム持ちの相手が増えるので、どこかで2体目が欲しくなるという。このあと10勝を達成した。終盤のスケールも悪くないので、基本的には延長戦を選ぶとしている。

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カバン整理と各アイテムの働き

カバン整理の場面では、アイテムごとの平均発動回数が示された。スライムが5回、鎧が6回、人形が9回、盾が10回である。鎧のリジェネは優先するほどの利点がなく、盾や棺桶の効果も活かしきれていない。そのため実況者はこのカバンを100点満点中15点と評価した。ライフに余裕があったので、このラウンドでは強化を諦め、金銭効率のよいカバンの購入を選んでいる。

その後は防御と回復が足りず、敵の火力に押し負ける場面もあった。前のラウンドでスペースを空けつつ貯金していたので、白ポや盾が欲しいところで、実際には盾とクリスタルを引けた。ミラーマッチ対策について、実況者はクリスタルを買っておくことに加えて、普段から人形やクリスタルの加速を優先し、加速したそれらをスライムに当てることが大事だと述べている。

棺桶については、フライパンを捨てたあたりから効果はほぼ無視できるレベルになる。カバンの枠が余るなら、10ゴールドでの売却も視野に入れてよいという。

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鎧の買いすぎと構成の考え方

実況者は、鎧のセールにつられて冷静さを失い、「せっかく買ったんだから」というバイアスでさらに鎧を買い足したと振り返る。鎧より盾の方がよく働くので、鎧は白ポの起動要員として1個あれば十分だという。

この試合では、成長曲線のなめらかさと分かりやすさを優先して、白ポ、盾、鎧という基本型を紹介している。追加の鎧や盾以外の選択肢としては、マナオーブと本の組み合わせも回復効果があって優秀だと思う、と実況者は述べている。シンプルに考えるなら、白ポ起動用に鎧1つ、白ポ4本と隣接させるための盾2つ、残りは自由枠という構成になる。前回のポーションビルドの動画と同じく、少ない種類のアイテムで大きな力が生まれるのが好きなので、面白さを優先するときは同じアイテムを重ねがちだという。

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920ダメージでの敗北と配置の見直し

次の戦闘では、トゲの剣による920ダメージを耐えきれずに敗北した。ただ、勝てない相手ではないという。別の試合からの抜粋として、白ポを盾で囲む配置にすれば1000以上のブロックも出せる場面が示された。

元の試合に戻ると、殴り負けたことで実況者はようやく頭を冷やし、カバンを最適化した。意識したのは次の4点である。

  • 盾同士を隣接させる
  • 盾とスライムを隣接させる
  • 盾と白ポを隣接させる
  • 白ポ4本をベルトに乗せる

これで防御と回復の効率が上がり、その辺の相手には負けなくなったはずだという。実際の数値として、相手の貫通攻撃が与えるダメージは10秒あたり54、実況者のスライムによる回復は10秒で84ポイントだった。実況者は「何時間攻撃しても私は倒せません」と言っている。

店に白ポが並んだが、鎧を無駄に買ったためスペースが足りず、諦めて追加のクリスタルを探した。クリスタルは1マスで働くので、最後の詰めとして買いやすいのも利点だという。

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最終戦:疲労ダメージで決着

残り2戦の時点で、ファルコンブレードで疲労を加速する面白いビルドと対戦した。疲労ダメージは820対946で、実況者は「この人とは仲良くなれそう」と話している。

ライフ3で最終ラウンドに到達し、生存が確定した。疲労の速度アップや盾の追加など細かい最適化をして最終戦に入り、相手が疲れて倒れるまでを1倍速で見せている。相手はスタンダガービルドで、白ポと鎧で初期にブロックを用意し、クリスタルで継続的にブロックを得て、HPが半減したら紫ポを狙う構成だったようだ。

疲労の時間が始まると、ダメージは毎秒26、29、31と増え続け、そのまま相手を倒した。22秒の戦闘で疲労ダメージは595、1秒あたり27である。実況者は「その辺の武器より強そう」と評している。結局この試合で買った武器はフライパン1本だけで、それで十分戦えることが分かった、と実況者はまとめている。