デパコス級の成分を揃える「ミドルプライス」スキンケアの最適解
かずのすけ化粧品の価格帯において、2,000円から5,000円程度で販売されている「ミドルプライス」帯の製品は、費用対効果とスキンケア効果のバランスが最も優れている。デパートで販売される高価格帯の化粧品(いわゆるデパコス)には最先端の技術が用いられているケースが多いものの、その分だけ研究開発費が価格に反映され、実際の効果に対して割高になる傾向がある。
一方でミドルプライス帯の製品は、少し前に開発された実績ある優れた技術が巧みに応用されていることが多い。近年では、かつてデパコスにしか配合されていなかった有効成分や最新の処方が、比較的手の届きやすい価格帯に降りてきている。こうした背景を踏まえ、単体でも高い実力を持ち、組み合わせることで互いの効果を引き出せる4つのステップ(化粧水、美容液、乳液、クリーム/バーム)を整理する。
1. 化粧水:3大有用成分を一挙に補給する「ダーマエイド」
スキンケアの最初のステップとして挙げられるのが、ロート製薬「ダーマエイド」の「トリプルアクティブ ローション」または「トリプルアクティブ ミストローション」である。
本シリーズの最大の特徴は、以下の3つの有効成分を日本で初めて同時に配合した医薬部外品である点にある。
- ナイアシンアミド:シワ改善、美白、肌荒れ防止の3つの効能を取得できる成分。
- トラネキサム酸:美白および肌荒れ防止の効果を併せ持つ。
- D-パントテニルアルコール(プロビタミンB5):肌荒れ防止成分として古くから知られるが、ターンオーバーを促して代謝を助ける働きがある。別名「デクスパンテノール」として美白効果の承認を得ている事例もあり、肌の土台作りに寄与する。
この3成分を同時に配合した製品は市場でも極めて稀であり、他社では8,000円前後の高価格帯美容液に採用例が見られる程度である。ダーマエイドは化粧水という位置づけでありながら、2,200円(税込)というミドルプライス下限に近い価格を実現している。
製品の選択肢としては、グリセリン配合でしっとりとした保湿力を持つ「トリプルアクティブ ローション」(150ml)と、グリセリンフリーでさっぱりと使える「トリプルアクティブ ミストローション」(140ml)がある。後続のスキンケアアイテムにしっとりした質感のものが多いため、肌質や好みに応じて使い分けるとよい。ただしミストタイプは噴霧が広範囲に拡散しやすい設計となっているため、使い勝手に合わせてディスペンサー等の工夫を検討する余地もある。
2. 美容液:知覚過敏のメカニズムに着目した「キュレル 角層深部バリア美容液」
化粧水の次に使用するアイテムは、花王キュレルから登場した「角層深部バリア美容液」(30ml / 4,950円 税込)である。
キュレルの製品といえば、一般的にアラントインやグリチルリチン酸ジカリウムといった消炎成分を主軸に据える処方が多い。しかし本製品は抗炎症成分を含まず、有効成分として「ガンマ-アミノ-ベータ-ヒドロキシ酪酸(通称:GABOB)」のみを配合している。
花王の研究によれば、GABOBは角層の奥にある顆粒層の「タイトジャンクション(細胞間接着)」を緻密に整える働きを持つ。これにより、ピリピリとした刺激や痒みといった「肌の知覚過敏」を感じやすい状態を改善へと導く効果が期待されている。この成分は元々、系列グループの高級デパコス製品に配合されていた実績があり、それがキュレルブランドに採用された形となる。
さらに本製品には、人の肌に存在する「セラミドNG」に近い骨格を持つ「疑似セラミド(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)」を高濃度でカプセル化した成分や、セラミド産生を助けるユーカリエキスが配合されている。ベース処方もBGやグリセリンを中心とした低刺激構成であり、季節の変わり目や花粉の飛散時期などに肌が過敏になる人にとって心強い設計となっている。容器には1回分が自動で吸い上がるスポイト機構が採用されている。
3. 乳液:最高峰美白の組み合わせを移植した「エリクシール ブライトニング エマルジョン」
乳液には、資生堂「エリクシール」のリニューアルした「ブライトニング エマルジョン」(130ml / 4,400円 税込)を位置づける。テクスチャーは「みずみずしいタイプ(I)」が推奨される。
本製品の核心は、資生堂独自の美白有効成分「4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)」と「トラネキサム酸」のダブル配合にある。この組み合わせは、従来同社の最高峰美白ブランド「HAKU」や高級デパコスラインにしか使われてこなかった処方であり、ミドルプライス帯のエリクシールに搭載された点は極めて異例である。
- 4MSK:チロシナーゼ活性阻害に加え、メラニンを含んだ角層の排出・代謝を促す2つの作用機序を持つ。継続使用による肌の白斑リスクがないことも検証されている安全性の高い成分である。ただし角質代謝を促すため、極端にビニール肌傾向にある敏感肌には注意が必要となる。
さらに本品には、コラーゲン産生を助ける独自複合成分「コラジェネシス」(バラエキス、シャクヤクエキス、オキシプロリンなど)が配合されている。特にバラエキス(西洋バラ抽出エキス)は、太く丈夫なコラーゲンを育成するM2マクロファージの働きを助けることが資生堂のリリースペーパーで報告されており、肌のハリを底上げする。
従来のエリクシール美白乳液と異なり、リニューアルに伴いアルコール(エタノール)フリー処方に変更されたため、肌への刺激感も低減されている。ボトル容器の注ぎ口がやや広く一度に出過ぎやすい難点はあるものの、中身の処方設計はデパコスを凌駕するレベルに達している。
4. クリーム/バーム:日本初のシワ・水分保持能W改善「ワンバイコーセー セラムシールド」
仕上げの油分補給には、コーセー「ONE BY KOSÉ」の「セラムシールド」(40g / 約4,570円 ※参考実売価格)を使用する。
本品の主成分「ライスパワーNo.11+」は、日本で初めて「シワ改善」と「肌の水分保持能改善(セラミド産生促進)」の2つの医薬部外品効能を同時に認められた画期的な有効成分である。 従来のシワ改善成分(レチノール、ナイアシンアミド、ニールワン)のうち、レチノールやナイアシンアミドは人によって刺激や赤みが生じる場合があり、ニールワンは高価格帯に限られていた。対してライスパワーNo.11+は、元々アトピーや敏感肌の保湿ケアを出発点として開発された経緯があるため、非常に低刺激でありながらシワへアプローチできる強みを持つ。
使用感は、油分のバームの中に美容成分を含んだ水分が閉じ込められた独特のテクスチャーとなっており、肌に伸ばすとバームからみずみずしい質感へと変化する。
香りが苦手な場合の選択肢:「コスメディカ リペアセラム」
セラムシールドは調香がしっかりとなされているため、香料が苦手な方やよりシンプルな処方を好む方には、第一三共ヘルスケアの「コスメディカ リペアセラム」(18g / 約3,400円 ※参考実売価格)が代替案となる。同じく「ライスパワーNo.11+」を有効成分とし、無香料かつ低刺激設計のクリームとして開発されているため、敏感肌にも使いやすい。
4ステップの総括と有効成分一覧
本構成の4製品を組み合わせることで、以下の主要有効成分を隙なく網羅できる。
| ステップ | 製品名 | 主な有効成分・注目成分 | 狙える主な効能 | | :--- | :--- | :--- | :--- | | 化粧水 | ダーマエイド トリプルアクティブ ローション / ミストローション | ナイアシンアミド、トラネキサム酸、D-パントテニルアルコール | シワ改善、美白、肌荒れ防止、代謝促進 | | 美容液 | キュレル 角層深部バリア美容液 | GABOB、疑似セラミドカプセル | 肌の知覚過敏の抑制、バリア機能強化 | | 乳液 | エリクシール ブライトニング エマルジョン | 4MSK、トラネキサム酸、コラジェネシス | 高度な美白、角質排出、コラーゲン産生促進 | | バーム | ONE BY KOSÉ セラムシールド | ライスパワーNo.11+ | シワ改善、水分保持能改善(セラミド産生) |
すべてのアイテムを2,000円〜5,000円前後の価格帯で揃えられ、総額としても高価格帯の美容液1本分程度に収まる。かつては高級デパコスでしか扱えなかった先駆的な技術や成分が、処方の進化とメーカーの垣根を越えた選択によって、日常のスキンケアルーティンとして現実的に取り入れられるようになっている。
皆さん、こんにちは。かずのすけです。本日は全部デパコス超え、ミドプラスキンケア最強の組み合わせをご紹介していきたいと思います。
ということで、本日お話ししていくのは2,000円から5,000円という価格帯、いわゆるミドルプライスと言われているミドプラスキンケアの中での最強組み合わせを決めようという内容です。私の最強組み合わせ動画はプチプラや神スキンケアなど色々やってきましたが、化粧品の価格帯というのは大体5,000円ぐらいまでのミドルプライスが最もコスパが良く、スキンケア効果も高いと考えております。
確かにデパコスと呼ばれる高級化粧品の方が最先端の技術が生かされているものが多いのですが、その分研究費などもがっつり乗っかって、実際のスキンケア効果に対して価格はだいぶ高くなっているのが実際のところです。一方でミドルプライスのスキンケアは、最先端ではないものの、少し前に開発されたすごい技術を上手くコスパ良くまとめ上げている製品が多いので、特にコスパ良くハイクオリティな製品を狙うことができます。
これまで高級化粧品でしか配合されていなかったような成分が、近年になって比較的求めやすいミドルプライスで購入できるようになった製品がたくさんありましたので、その中から美容成分を上手く組み合わせて最強のスキンケア効果を得られる組み合わせを考えてみました。本日ご紹介していくのはこちらの4点になりますので、どういう製品か順々に解説していきたいと思います。
まず1つ目にご紹介していくのは、ダーマエイドのトリプルアクティブ ローション、もしくは同じくダーマエイドのトリプルアクティブ ミストローションです。一昨年にローションが発売され、今年の春にミストローションが新作で発売されました。非常に画期的なトリプル有効成分の化粧水ということで何度もご紹介しているのですが、今回の最初に使う化粧水としてご紹介していきます。
全成分を見ていくと、いずれもナイアシンアミドとトラネキサム酸、そしてD-パントテニルアルコールという3つの有効成分を配合しています。この3つの組み合わせは非常に珍しく、今のところ同じ有効成分のものは8,000円ほどするエスエス製薬さんのハイチオール リンクルブースターという美容液などもありますが、日本初でこの3つの有効成分を配合した化粧品として登場したのがこのダーマエイドシリーズでした。特にこの化粧水は同じ3つの有効成分を配合しているにもかかわらず、非常にコスパが良いと高く評価しています。
トリプルアクティブ ローションが最初に出たもので、ミストローションは今年の春に追加発売されました。容量的にはローションが150mlでちょっと多く、ミストローションは140mlで少し少なめです。違いとしては、ローションの方はグリセリンが配合されていて保湿力が高く、ミストローションはミストで噴霧できる仕様でグリセリンフリーのため、比較的さっぱりした使用感で使えます。その他の有効成分や美容成分はかなり似通っているので、保湿効果が欲しい方はアクティブ ローション、グリセリンフリーが良いという方はミストローションを選ぶのがおすすめです。
この3つの有効成分についてですが、ナイアシンアミドとトラネキサム酸はマストでおすすめしている美容成分です。ナイアシンアミドは1つの成分でシワ改善、美白効果、肌荒れ防止の3つの効果が取れる非常に万能性の高い成分です。2017年頃まではシワ改善の効能は化粧品の効果として認められていませんでしたが、レチノール、ナイアシンアミド、ポーラのニールワンという成分で初めてシワ改善効能を取得し、当時大きく話題になりました。最近はプチプラ化粧品にも配合されていますが、ナイアシンアミドだけでも美白、シワ改善、肌荒れ防止が言えてしまいます。
こちらのダーマエイドにはさらにトラネキサム酸も配合されていて、これは1つの成分で美白と肌荒れ防止のダブルの有効性が取れる美容成分として高く評価されています。しっかり美白効果の濃度で配合されている化粧水です。
そして新世代の美容成分として今後もっと伸びていくと長らく発信しているのがD-パントテニルアルコールです。ずっと肌荒れ防止の有効成分として扱われていて知名度は高くなかったのですが、SK-IIをはじめとした高級デパコスなどでナイアシンアミドとD-パントテニルアルコールがダブル配合されて1万円以上の高価格帯で売られていた成分です。実際には肌荒れ防止というよりはターンオーバーを促進して肌をきれいに整えていくタイプの成分なので、ぶっちゃけレチノールなどに近い成分です。
ポーラさんが開発した化粧品だと、D-パントテニルアルコールの別名であるデクスパンテノールWが美白効果で承認を取っています。これは代謝を促してメラニンを早く代謝させる効果と、メラニンの凝集を防いでシミ・そばかすを防ぐというダブルの美白効果を取得した成分としても知られています。ダーマエイドは、ナイアシンアミドだけでも3つの効果があるところに、トラネキサム酸とD-パントテニルアルコールという複数の効果を持つ成分が同時に配合されているため、めちゃめちゃ高く評価しています。
以前はプチプラ化粧品にも無理やりねじ込んでいたのですが、価格が税込2,200円で、プチプラの基準を2,000円以下としていたため、今回は2,000円以上5,000円未満のミドルプライスとして最強組み合わせに組み込ませていただきました。これ以上アクティブな効果を持っている化粧水はデパコスを含めてもほとんど存在しないのではないかと感じています。医薬部外品の範疇に収まる中で様々なアクティブ成分と一緒に配合されている製品としては、このダーマエイドの化粧水を置いて上を行くものはほとんどないと思います。
次にご紹介するのは、キュレルの潤浸保湿 角層深部バリア美容液です。今年の春に発売された新商品で、敏感肌にとっての夢の美容液としてご紹介しました。全成分を見てみると、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸(通称GABOB)という新成分を有効成分にしている美容液です。キュレルとしてはかなり珍しく、抗炎症成分が配合されていません。キュレルのスキンケアは大体アラントインやグリチルリチン酸ジカリウムなどの肌荒れ防止成分が入っているのが通例で、本当にセラミドケアの効果が良いのか肌荒れ防止成分が良いのか分かりにくい部分がありましたが、この美容液は抗炎症成分が入っておらず、GABOBのみとなっています。
GABOBはアラントインやグリチルリチン酸のような抗炎症成分ではなく、花王さんが発表した研究によると、角層の次の層である顆粒層のタイトジャンクション組織を密に作ることで、肌が知覚過敏と呼ばれるピリピリした刺激やかゆみを感じ取りやすくなっている状態を改善できるのではないかと注目されている成分です。
さらにこの美容液の特徴として、セラミド機能カプセル包摂成分(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)が配合されています。これはキュレルお得意の疑似セラミドで、ヒトの肌に存在するセラミドNGとほぼ同じ骨格を持っているため、肌親和性が非常に高い疑似セラミドです。疑似セラミド界ではかなり上位に位置する成分で、他にもセラミドの産生を助けるユーカリエキスなども配合されています。ベース成分もBGやグリセリンで低刺激な構成なので、敏感肌にもおすすめです。
GABOBはタイトジャンクションを密に整える働きがあるため、単純に肌をきれいにしていく働きも見込めます。スポイト式の容器になっていて使用感も面白いです。30mlで4,950円とキュレルシリーズとしてはお高めですが、GABOBは元々カネボウの高級化粧品ラインに配合されていた成分で、それがキュレルで手に入るようになったため、デパコスを超えたクオリティのアイテムになっています。敏感肌のピリピリやかゆみを感じにくくなる夢のある美容液ですので、化粧水の後にご利用ください。
次にご紹介していくのは、エリクシールから今年リニューアル新発売したエリクシール ブライトニング エマルジョンです。みずみずしいタイプをご用意しています。エリクシールの美白ラインから出た化粧水と乳液は、どちらもデパコスを超えてしまったのではないかとご紹介しました。
全成分を見ると、4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)とトラネキサム酸が配合されています。トラネキサム酸は先ほども出てきましたが、重複して使っても問題ない成分です。4MSKとトラネキサム酸の組み合わせは、従来HAKUやクレ・ド・ポー ボーテなどのデパコスクオリティの化粧品にしか配合されていなかったもので、資生堂がミドルプライスの化粧品に採用してきたのは極めて異例の出来事です。デパコスではグリチルリチン酸ジカリウムを加えた3種有効成分のケースもありますが、4MSKとトラネキサム酸の組み合わせ自体が非常に珍しく、デパコスを超えているポイントです。
ベース成分の構成も比較的低刺激で、BG、DPG、グリセリンなどをメインに構成されています。また、資生堂が開発したエイジングケア成分「コラジェネシス」が配合されています。これはシャクヤクエキス、バラエキス、オキシプロリン、サイコエキスBSの組み合わせで、エリクシールの独自成分です。バラエキスにはM2マクロファージが太く丈夫なコラーゲンを育成するのを助ける働きがあり、コラーゲンをたくさん作ってお肌を根本から引き上げていこうという特徴が見て取れます。
4MSKは資生堂がお得意とする最強の美白有効成分で、非常に強力な美白効果を持っています。チロシナーゼ活性阻害作用と、メラニンの代謝を促進して早くシミを薄くする作用という2つのメカニズムを持っています。チロシナーゼ活性阻害成分はパワーが強すぎると白斑のリスクが問題視された時期がありましたが、4MSKはしっかり研究されて継続使用しても白斑を引き起こすリスクはないと結論付けられているため、比較的デメリットが少ない美白成分です。
ただ、サリチル酸塩なので肌の代謝を促進して角層を薄くするような働きもあり、極度の敏感肌やビニール肌の方にはあまりおすすめではありません。しかし、従来のエリクシールの美白乳液に入っていたエタノールが今回のリニューアルでアルコールフリーになったため、4MSK配合乳液としては比較的低刺激なものになっています。アクアレーベルの青も4MSK単独で配合されていますが、エリクシール ブライトニングの方がエイジングケア効果が高く、全体的に低刺激に使えます。130mlで4,400円で、みずみずしいタイプ(タイプI)がおすすめです。
最後にご紹介するのは、ONE BY KOSÉのセラム シールドです。発売された年の年間ベスコス第1位を飾ったアイテムで、ライスパワーNo.11+という非常に画期的な有効成分を配合しているバーム状美容液です。
勇心酒造さんが開発した従来のライスパワーNo.11は、肌の水分保持能改善という有効性を2000年頃に認められた非常に希少な成分でした。肌のセラミド産生を助けることで水分保持能を改善する働きですが、2000年から長きにわたり同じ有効性を認められた成分はライスパワーNo.11系列しかありませんでした。肌自体が産生するセラミドを増やして水分保持能を改善できる唯一の成分だったわけです。その後2022年頃にライスパワーNo.11+という成分が開発され、レチノール、ニールワン、ナイアシンアミドに次ぐ4つ目のシワ改善有効成分として認可されました。
ライスパワーNo.11+は、シワ改善だけでなく肌の水分保持能改善のダブルの有効性を取得できる成分として大きな話題になりました。シワ改善成分はレチノールだと刺激が強めだったり、ナイアシンアミドでも合わない方が一定数いたり、ニールワンは高価格だったりとハードルが高かったのですが、ライスパワーNo.11+を配合したセラム シールドが登場しました。40g入りで現在はAmazonなどで4,570円ほどで購入できます。バームっぽい使用感の中に水分がみずみずしく溶け込んでいる独特の使用感も人気を牽引しています。
ただ、香料が若干配合されていて香りが強めなので、香りが苦手な方には第一三共ヘルスケアのコスメディカ リペアセラムがおすすめです。同じくライスパワーNo.11+配合で、18gサイズが3,400円ほどで購入できます。無香料で非常にシンプルな処方のクリームなので、より低刺激な使用感が好きな方に向いています。ライスパワーNo.11+配合品はデパコス価格だと1万円以上するものが多い中、ミドルプライスで手に入るのが大きな魅力です。敏感肌向けのアトピー改善研究から生まれた成分なので刺激がほとんどなく、肌内部のセラミドを増やしてふっくらさせてくれるため、全ての肌質の方におすすめしたい成分です。
それでは実際に使ってみたいと思います。まずダーマエイドの化粧水ですが、ローションの方はしっとりしていてもっちり感があります。新しいミストローションは変な匂いがしないように改良されており、さっぱり使えます。ミストがかなり広範囲に拡散して出るので、使いにくい場合は別のディスペンサーポンプなどに詰め替えても良いかもしれません。この後のアイテムもしっとりめが多いので、グリセリンフリーのミストローションは使いやすいと思います。
次にキュレルの潤浸保湿 角層深部バリア美容液を使います。スポイトを引き上げると自動的に1回分が吸い上がるギミックになっています。かなりしっとりしていて、保湿力と浸透感も良好です。敏感肌でも安心して使えます。
続いてエリクシールのブライトニング エマルジョンです。容器の口が広くて少しドバッと出やすいのは注意が必要ですが、使用感はとても良いです。みずみずしいタイプで、4MSKによる強力な美白効果が期待できます。ここまでで様々な美肌効果、敏感肌ケア、美白ケアが網羅できています。
最後にONE BY KOSÉのセラム シールドでシワ改善と敏感肌ケアを行います。アイスクリームのようなバーム状ですが、塗り伸ばすとしゃばっとした感触に変わるので全顔に気持ちよく伸ばせます。香りが気になる方は無香料のコスメディカ リペアセラムをお使いください。仕上がりはかなりしっとり、もっちりとした肌になり、様々なお肌の悩みをこの組み合わせだけでほぼ解決できると思います。
本日ご紹介したアイテムの価格をまとめますと、ダーマエイドがローション・ミスト共に税込2,200円、キュレルが税込4,950円、資生堂のエリクシール乳液が税込4,400円、セラム シールドが約4,570円(コスメディカは約3,400円)となっております。ミドルプライスの2,000円から5,000円の価格帯で選んだ最強の組み合わせです。
有効成分を抜き出すだけでも、ナイアシンアミド、トラネキサム酸、D-パントテニルアルコール、GABOB、疑似セラミド、4MSK、ライスパワーNo.11+という、今後さらに注目されるであろう豪華な美容成分が勢揃いしています。新時代の最強組み合わせになっていると思いますので、気になった方はぜひ試してみてください。本日の動画が良いと思いましたらチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。それでは次回の動画でまたお会いしましょう。バイバイ!
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