牛乳石鹸の新スキンケア「AKA」を成分から読む:美肌菌を残す石けんと、保湿重視のローション・ミルク
かずのすけ牛乳石鹸共進社株式会社は2026年10月1日、新しいスキンケアブランド「AKA(アカ)」の第1弾として、洗顔石けん、化粧水、乳液の3品を発売した。美容化学者のかずのすけは、牛乳石鹸が以前発表した「石けん成分によって肌の常在菌への作用が異なる」という研究を、この新製品が実際に反映しているのかを全成分から検証している。話者は製品を自費で購入しており、PRではない立場から評価を述べている。結論として、石けんは価格に対して非常に完成度が高いと評価した。一方で、化粧水と乳液はベーシックな保湿ケアにとどまり、物足りなさがあるとしている。
美肌菌研究と新ブランド発売の経緯
話者は以前の動画で、牛乳石鹸の研究を紹介していた。その内容は、特定の石けん成分が肌の常在菌のうち肌を健やかに保つ「美肌菌」を残して洗い、肌荒れの原因となる「悪玉菌」を選択的に殺菌するというものだった。話者はその動画で、この研究を生かした新製品が出るのではないかと予想していた。実際には撮影から編集までの間にAKAが発表されていたため、動画には盛り込めなかったという。話者は、今回のAKAがこの研究を受けて開発された製品だと考えている。
ブランドは9月18日のニュースリリースで発表され、10月1日から公式オンラインストアなどで販売が始まった。話者は予約購入し、発売日に入手している。話者が珍しいと感じたのはプロモーションの量だという。牛乳石鹸共進社はPRにほとんどお金をかけないメーカーという印象があり、話者自身もカウブランド製品を何度も紹介してきたが、PR依頼を受けたことは一度もない。そのためX(旧Twitter)でAKAの広告を見て驚いたと話す。研究発表、広告への投資、後述する価格設定を合わせて、話者はこのブランドを「相当力を入れた新作」と受け止めている。
「赤箱」由来の名前と、プチプラからの価格転換
AKAという名前とデザインについて、話者は牛乳石鹸の代表製品「赤箱」「青箱」のうち赤箱がモチーフだろうと推測している。「第1弾」とうたっていることから、第2弾も出るだろうと見ている。
ブランドのコンセプトは「肌の美肌菌に着目した、牛乳石鹸が提案する生態系発想のスキンケア」である。製品はバランシングソープ(洗顔石けん)、バランシングローション(化粧水)、バランシングミルク(乳液)の3品で、「整える・補う・守る」の3ステップを掲げている。話者は、美肌菌に着目した点以外は非常にベーシックな打ち出しだと評している。
意外だった点として話者が挙げるのが価格である。牛乳石鹸といえば1個数百円の石けんで、同社のカウブランドのスキンケアもおおむね1000円以下で買えるシリーズだった。これに対しAKAの価格は次のとおりである。
- バランシングソープ(80g):1540円(税込)
- バランシングローション(150ml):3080円(税込)
- バランシングミルク(100g):3080円(税込)
話者は、従来のプチプラのイメージからするとかなり高価格帯の設定だと述べている。
バランシングソープは「無添加石けん」ではない
話者は最初に、バランシングソープが無添加石けんではまったくないと強調している。一般に無添加石けんと呼ばれるのは、成分が「石けん素地」のみのもの、あるいはEDTAなどのキレート剤が少し加わる程度のものである。この製品には保湿成分や添加剤が多く配合されている。
話者によれば、牛乳石鹸はもともと無添加に強くこだわるメーカーではない。カウブランドも赤箱・青箱も同様で、必要なら化学成分も柔軟に取り入れるのが社風だという。石けんメーカーの中では先進的な技術を積極的に取り入れるブランドだと話者は見ている。無添加度で選ぶならミヨシ石鹸やシャボン玉石けんのほうが向くが、牛乳石鹸は石けん本来の良さを生かしながら最新の研究や新しい成分も取り込む設計思想だ、と話者は説明する。
成分構成について話者は、一般的な石けんとも異なり、デパートコスメで売られる1個数千円の高級石けんに近いと評している。
「石けん素地」の中身が重要な理由
この石けんの評価で話者が最も重視したのが、ベース成分「石けん素地」の中身である。石けんの成分表示には、「石けん素地」「カリ石けん素地」とまとめて書く方法、「〇〇脂肪酸ナトリウム」と脂肪酸名で書く方法、「牛脂ナトリウム」のように原料油脂で書く方法がある。「石けん素地」という表示はどの油脂から作っても同じ表記になるため、成分解析をする側からは中身が分からず困る、と話者は言う。牛乳石鹸は昔からこの表記を使っているのに対し、ミヨシ石鹸は脂肪酸名で表示しているので分かりやすいという。
この点が重要なのは、前述の研究内容に関わるからだ。話者の説明によれば、研究では次のような結果が出ていた。ヤシ油由来のラウリン酸系の石けんは殺菌力が強く、美肌菌と悪玉菌をまとめて殺してしまう。一方、牛脂ベースの石けんは美肌菌を比較的残し、悪玉菌を選択的に殺菌する。話者はさらに、パーム油ベースの石けんがこの働きでは最も優れており、牛脂ベースは2番手程度だったと補足している。つまり、石けん素地が牛脂主体かどうかで、研究の成果が製品に反映されているかが決まる。
表示からは判別できないものの、公式サイトに「美肌づくり素地」という説明があった。それによると、この素地は皮膚常在菌を残してなめらかで健やかな肌に洗い上げるもので、「いい土をつくるように洗う」ことで肌を美しくするという。原料については、約8割の国産牛脂をメインに約2割のヤシ油を配合し、国産牛脂には脂肪酸のオレイン酸が豊富に含まれると書かれていた。
話者はこれを根拠に、石けん素地はおそらく牛脂8割・ヤシ油2割の構成で、美肌菌(表皮ブドウ球菌)を残し悪玉菌(黄色ブドウ球菌)を選択的に殺菌する設計になっていると推測している。ただし「確実にそうとは言い切れない」と留保している。また、2割のヤシ油は表皮ブドウ球菌もかなり殺してしまうため、できればパーム油にしてほしかったとも述べている。
安い赤箱で十分ではないのか
視聴者から出そうな疑問として、話者は「牛乳石鹸の素地にそういう力があるなら、1個100〜150円程度の赤箱を使えばよいのでは」という問いを取り上げている。
話者の見解では、赤箱は牛脂ベースの石けんではない。前回の動画でも述べたとおり、赤箱は牛脂が添加されているだけで、石けん素地自体はおそらくヤシ油ベースだったと個人的に考えている。洗浄力が高いことがその理由である。そのため、美肌菌を生かす構成の素地を採用したのはバランシングソープが牛乳石鹸で初めてではないか、と話者は見ている。ただし、赤箱と同じ素地である可能性も否定できず、「私からは何とも言えない」とも話している。同じなら安いほうでよいことになってしまうため、明確な違いがあると思いたい、というのが話者の立場である。
素地以外の構成は赤箱と大きく異なる。糖質系の保湿成分であるソルビトールを多く含む。さらに、さっぱりしつつマイルドに洗えるタウリン系洗浄成分のラウロイルメチルタウリンNaを加えており、石けん単独よりマイルドに洗えるよう設計されている。話者は、赤箱と比べると洗浄力の感じ方は「天と地ほど」違い、かなり優しく洗い上がるだろうと述べている。
香料をめぐる話者の評価
石けんには香料が配合されており、香りは赤箱に近い。話者は香料を入れることに強い不満を示しつつ、「AKA」と名乗る以上、赤箱らしい香りを期待する人が多く、赤箱のイメージを保つために配合したのだろうと推測し、納得したと述べている。ただ、石けん好きや美肌菌発想のような本質的なスキンケアを好む人には無香料を望む人も多いはずで、この判断が吉と出るか凶と出るかは分からないとしている。
話者は香りの強いものを近くに置くと症状が悪化するため、この石けんをジップロックに入れて離して置いているという。香りはかなり強く、ジップロックに入れても少し香るほどだった。
その他の配合成分
話者が順に解説した主な成分は以下のとおりである。
- セラミドNP:ヒト型セラミドを1種配合。
- ヒアルロン酸Na:保湿成分。
- ホホバ種子油、スクワラン、牛乳由来の乳脂:話者は、人の皮脂のベースであるエステル、スクワラン、油脂の3つの組み合わせを意識したものと見ている。
- ラウリルベタイン:洗浄力をマイルドにし、肌への刺激を和らげる両性界面活性剤。
- グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン:保湿成分。
- プルラン:粘性を付ける多糖類で、保湿成分としても働く。
- ミリストイルメチルタウリンNa:固化するタイプのタウリン系洗浄成分。
- ヒドロキシエチルセルロース、PEG-65M:保湿成分。
- ポリクオタニウム-7:洗浄後にしっとり感を与える成分。カチオン化ポリマーなので、ぬるっとした感触に感じる可能性があるという。
- 酸化チタン:白く着色するための粉末。話者は「なくてもいい成分」と述べている。
- EDTA-4Na、エチドロン酸:キレート剤。水道水中のミネラルを先に捕まえ、泡立ちの低下を防ぐ。これがないと金属石けんが残りやすく、浴室が白く汚れたり皮膚に残ったりする原因になるという。
総合して話者は、石けんとして非常に気合いを入れて作られており、他の高級ブランドなら3000円してもおかしくない品質だと評価している。高級石けんを試したい人に勧めたいという。使用感は香りのため試せなかったが、しっとり感があり、洗浄力はやや高めの石けんではないかと予想している。
おまけの抗菌泡立てネットと保管方法
石けんを購入すると、袋状の「抗菌泡立てネット」がおまけで付いてきた。石けんを中に入れて浴室に吊るせば水が切れ、そのまま泡立てもできて便利だという。
ただし話者は、高級石けんをネットに入れたまま保管するのは勧めないとしている。ソルビトールなどの保湿成分を多く含む石けんは水分を吸いやすく、浴室の湿気で溶けたり崩れたりしやすいからである。話者のおすすめは、蓋付きの石けんケースに入れて毎回きちんと蓋を閉め、水に触れにくい環境で保管する方法だ。そのほうが長く使えるという。
バランシングローション:美肌菌のエサになる成分と土台づくりの保湿
化粧水のベースは、低刺激の保湿成分イソペンチルジオールで、2番目にグリセリン、さらにBGが続く保湿主体の構成である。
話者が注目したのは、キシリトールとイノシトールの配合だ。これらは美肌菌によい影響を与えるとされ、美肌菌が好むエサに近い性質を持つ「プレバイオティクス」として、表皮ブドウ球菌を選択的に増殖・活性化させるという研究があると言われている、と話者は紹介している。他の美肌菌発想のスキンケアブランドでも同様の成分をベースに使う例があり、今回の配合は理にかなっているという。
一方で話者は、キシリトールは犬にとって危険で、中毒の原因になりうると注意している。少量なら問題ないとはされているものの、犬が舐めることには注意したほうがよいという。猫についてはそうしたエビデンスはなさそうだと、話者は調べた結果を伝えている。
ほかに、ビタミンC誘導体のアスコルビルグルコシド、セラミドNP、ヒアルロン酸Na、ホホバ種子油、スクワランが配合されている。石けんに入っていた乳脂は配合されていない。話者はこれを、スキンケア製品には分解されやすい油脂を入れない意図だろうと推測している。油脂が分解されると肌荒れの原因になる遊離脂肪酸が生じたり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増えやすくなったりするリスクがあるからだという。
さらに、リピジュア(ポリクオタニウム-51)、ベタイン、PCA-Na、セリン、アラニン、グリシン、グルタミン酸、リシンHCl、トレオニン、アルギニン、プロリンなど、天然保湿因子(NMF)の成分が多く入っている。
話者はこの化粧水の構成を次のようにまとめている。美肌菌を増やすイノシトールとキシリトール、皮脂の主成分に近いホホバ油とスクワラン、ヒト型セラミド、NMF成分がそろっており、肌本来の保湿機能を高める設計になっている。美肌菌を増やす方向に振り切ったというより、肌を土台からベーシックに整えて保湿力を高める意図が読み取れるという。「バランシング」という名前のとおり、本来あるべき肌を一から作るという印象の化粧水だと話者は評している。
バランシングミルク:エステル主体で保湿に寄せた乳液
乳液のベースは、さらっとしたエステル系保湿成分のエチルヘキサン酸セチルに、化粧水と同じくグリセリンとイソペンチルジオールを組み合わせたものだ。イソステアリン酸イソステアリルなどエステル成分が中心で、分解されやすい油脂が入っていない点が特徴だと話者は言う。牛乳石鹸なら乳脂などを入れてくるかと思ったが入っていなかった、とも述べている。
ほかに、ジグリセリン、乳化剤のポリソルベート60など、オレイン酸をベースにした肌を柔らかく整えるエステルのオレイン酸フィトステリル、アスコルビルグルコシド、セラミドNP、ヒアルロン酸Na、ホホバ種子油、スクワラン、肌の透明感を高めるユキノシタエキスが配合されている。リピジュアの一種であるポリクオタニウム-61、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ポリグリセリン-3なども入っている。
化粧水がNMF成分中心だったのに対し、乳液は肌表面で水分を保持する「ヒューメクタント」タイプの保湿成分が多い、と話者は見ている。イノシトールのような美肌菌を育むタイプの成分が高濃度で入っている印象はない。そのため、美肌菌発想という点では乳液は比較的ベーシックな保湿乳液であり、美肌菌を育てるコンセプトを担うのは石けんと化粧水が中心だろうと話者は考えている。
ローションとミルクの使用感
容器は牛乳瓶のようなデザインで、話者は可愛いと評している。ガラスのように見えるがPET容器なので、普通に捨てられるという。
ローションはスクリューキャップで、開け心地は悪くない。香りは付いているが、赤箱そのものではなく、赤箱らしい香りを上品にしたような印象で、3000円程度の化粧水らしい高級感があると話者は述べている。ただし、牛乳石鹸や無添加スキンケアを好む層が使いたがるブランドだと考えると、スキンケアに香料を入れる必要があったかどうかは何とも言えないという。
使ってみると保湿力はかなり高く、なじみは非常に良好で、べたつきは残らなかった。最初は少しとろみを感じたが、なじんだ後は肌をぴたっと整えてくれたという。キシリトールとイノシトールが入っているので、石けんと合わせて使えば肌の土台の力が高まっていくのではないか、と話者は見ている。
ミルクはポンプ式で、牛乳のような見た目の乳液だった。エステル系のベースに保湿成分が多く入っているため、保湿力が非常に高い。べたつきが苦手な人には合わない可能性があるが、しっとりした乳液が欲しい人には勧められるという。こちらも香料はしっかり入っている。
総評:石けんは高評価、スキンケアには物足りなさ
話者は全体を次のように評価している。石けんは、牛脂由来の石けんを8割ほど含むと見られる「美肌づくり素地」を使い、美肌菌を残しつつ悪玉菌を選択的に除去する発想で作られており、石けんとしての完成度も非常に高い。化粧水はイノシトールなど美肌菌向けの成分を含むものの、全体としては肌の土台を整えるベーシックなスキンケアである。ミルクは保湿力の高い乳液で、乾燥肌向けだという。
話者が難しいと感じたのは、ニキビ肌の人に向くかどうかという点だ。肌荒れしている人は常在菌のバランスが崩れている可能性が高く、アクネ菌が多く繁殖しているニキビ肌の人がAKAに切り替えた場合、石けんはよいとしても、化粧水と乳液は保湿寄りの設計である。分解されやすい油脂は避けられているものの、全体的にかなり保湿重視なので、「これじゃない」と感じる人もいるかもしれないという。
価格面でも、化粧水と乳液は3000円を超える。この価格帯なら、もっと突出したスキンケア効果を求める人が多いのではないか、と話者は考えている。ここまでベーシックなケアなら、医薬部外品や美容成分を多く含む他の製品を選ぶ人もいるだろうという。そのため話者の個人的な感想としては、スキンケア側には物足りなさがあり、もう少し工夫があれば面白かったとしている。一方で、1540円でこれほど高品質な石けんは珍しく、美肌菌を残して洗う石けんを試したい人にはぜひ勧めたいと述べている。
第2弾は「青」か:話者の予想
最後に話者は、「自分の勝手な妄想」と断ったうえで今後の展開を予想している。モチーフとみられる赤箱はスクワランなどを配合した保湿タイプの石けんで、青箱はスクワランを含まないさっぱりタイプである。赤箱から生まれたAKAが保湿寄りのスキンケアになるのは自然であり、第1弾は「バランシング」の名のとおり肌のバランスを整えるベーシックなラインとして作られたのだろうと話者は見ている。
そのうえで、今後「青」の名を冠した脂性肌向けのさっぱり系スキンケアが出てくる可能性は十分にあると話者は考えている。牛乳石鹸といえば赤箱・青箱というイメージがあるため、その対比で使用感のバランスを取る狙いがあるのではないか、というのが話者の現時点での推測である。
皆さんこんにちは。本日は牛乳石鹸共進社株式会社より10月1日に新発売した、肌の美肌菌に着目した新スキンケア、牛乳石鹸AKAについて解説していきます。
本日お話ししていくのが、牛乳石鹸さんの最新スキンケアということで、新発売しているAKAシリーズを見ていきたいと思います。先日ご紹介した「牛乳石鹸が肌荒れに効く理由」っていう内容で動画をお作りしてるんだけど、この動画の中でもお話ししている牛乳石鹸さんの最新研究がありまして、詳しい内容はぜひこっちの動画を見てみてほしいんですけど、簡単に言うと、特定の石鹸の成分が肌に存在している皮膚常在菌のうち、お肌をきれいにする美肌菌は残して洗って、かつ肌荒れの原因となる悪玉菌は選択的に殺菌するというような内容の研究をご紹介させていただきまして。その動画の中で、今後この研究の内容をうまくまとめた新作なんかも作ってくるんじゃないかっていうふうにお話しさせてもらってたんだけど、この動画を公開した時にはAKAのスキンケアの内容はすでに発表されていたんですけれども、動画を撮ってから編集するまでの間に発表されちゃったので、動画内容に盛り込むことができなかったんですが、この研究の内容を受けておそらく開発し、今回発売に至ったのが、本作の美肌菌に着目した最新スキンケアAKAなのではないかと考えております。
本作については牛乳石鹸さんのニュースリリースで9月18日に発表されておりまして、牛乳石鹸から新しいスキンケアブランド誕生、ブランドAKAが10月1日より発売開始ということで、つい10月1日から公式オンラインストアなどで発売しております。私も予約させていただきまして、発売日に入手することができました。最近プロモーションとかも結構Xとかで見るようになってきたので、結構珍しくってね。カウブランドさん、牛乳石鹸共進社株式会社っていうところがやってるんだけど、PRとかにはほとんどお金をかけるイメージがないブランドさんなんですよ。私も今まで結構カウブランドさんの製品をご紹介してたことあるけど、PRのご依頼を1回もいただいたことなかったので、XとかでAKAのプロモーションをやってるのを見た時は結構驚きましたね。今回の動画については私が勝手にお作りしてますので、忖度なくいろいろ言わせてもらおうかなとは思うんですが、普段はほとんどされていないプロモーションなんかにかなりお金をかけてきたなって印象があるので、相当気合を入れて開発している新作スキンケアなんじゃないかなと思っております。
内容を見ていくんだけど、「肌の美肌菌に着目した、牛乳石鹸が提案する生態系発想のスキンケア」ということで、こちらのAKAっていうブランドがあるんだけど、デザインとAKAという名前でも分かる通り、おそらくこの製品の発想の元になってるのは、牛乳石鹸の顔とも言える赤・青箱の赤箱なんじゃないかなと思っております。以前の動画でもこちらの赤箱についてお話しさせてもらってるんですが、その赤箱の赤をもじっているということなのかなと思っております。牛乳石鹸といえば赤・青箱なので、今回作ってきたのはそのうちにおける赤というシリーズになるのかなと考えております。そこから察するに、今回は第1弾って言ってるんで、第2弾っていうのが多分出てくるんだろうなっていうのは思うところですが、詳しくは後ほど考察を述べたいかなと思います。
見ていくと、「牛乳石鹸共進社株式会社は、牛乳石鹸が立ち上げた新しいスキンケアブランドAKAから、AKAのバランシングソープ、洗顔石鹸と、AKAのバランシングローションという化粧水と、AKAのバランシングミルク、乳液の3つのタイプを2026年10月1日発売いたします」ということで、「AKAは牛乳石鹸の石鹸研究から生まれたスキンケアブランドで、肌の美肌菌に着目しました。3つのアイテムで、整える、補う、守るの3ステップを通じ、肌に大切な美肌菌を守りながら洗い、保湿します」ということですね。美肌菌に着目したっていうポイント以外は、すごくベーシックなことを言っているなって印象はありますね。今回のAKAについては洗顔石鹸と化粧水と乳液ですね。本当にシンプルな3ステップのスキンケアを第1弾として提案しているということなんだけど、デザインを見るにすごいシンプルだよね。かなりかわいい印象のあるものなんだけど。
これ、ちょっと意外だったのが、牛乳石鹸さんといえば石鹸の価格が1個数百円っていう安価な製品を作ってらっしゃいますし、牛乳石鹸のシリーズといえば、カウブランドっていうブランドも人気で、そちらのスキンケアなんかもあるんだけど、すごく求めやすい低コストなシリーズなんですよ。大体1000円以下とかで購入できるような感じになってたんですけど、このAKAに関しては、なんとお値段が80g入りの石鹸で1540円の税込み。化粧水は150ml入りで3080円の税込み。ミルクも100g入りで3080円の税込みという感じになっていて、牛乳石鹸さんの今までのプチプラっていうイメージからすると、かなり高価格帯の設定のスキンケアになっているなと思いました。価格も結構高めですし、研究発表リリースがあったり、プロモーションにお金をかけてるってことを思うと、今回のAKAっていうスキンケアシリーズは、相当牛乳石鹸さんも力を入れている新作になってるのかなと感じました。
というわけで、実際にどんな成分になってるのか見ていきたいと思います。まずはこちら、1番右側にあるAKAのバランシングソープから見ていきます。ちなみに本体はこういう真っ白い石鹸なんですけど、皆さんもよくご存じの通り、赤箱って香りがかなりきつくなっておりまして、最近香り物を近くに置いとくと咳がひどくなっちゃうので、ジップロックの中に入れて脇に避けておきたいなと思うんですが、結構今作も香りはやっぱりかなり強い印象なんですよね。そんな感じで、AKAのバランシングソープの成分を見ていきたいと思います。こんな感じでございます。
これについて、みんなの牛乳石鹸さんのイメージがどういうものなのかなっていうのは、ちょっと不思議に思わんでもないんだけど、ご覧いただく通り、無添加の石鹸では全くないんですよね、本作は。石鹸って前回の動画をぜひ見てほしいんですけど、いろんな石鹸の表示の方法と、あとは作り方とかいろいろあって、基本的には無添加石鹸と言われるものは、1番最初に書いてるこの石ケン素地っていうものだけのもの、もしくはちょっとしたエチドロン酸とかEDTAとかみたいなキレート剤みたいなものが少し入ってるよぐらいのものを、一般的には無添加石鹸と言ったりもするんだけど、今回の製品は石ケン素地だけじゃなくって、保湿成分とか添加剤と言われるようなものが配合されておりますので、最初に無添加石鹸ではないということはお伝えしておきたいと思います。
以前の動画でもコメントの回でも話したんだけど、牛乳石鹸さんっていうのは、無添加にものすごいこだわりを持っているメーカーさんではないんですよ。昔から、さっき言ったカウブランドのシリーズとかもそうだし、そもそも赤箱、青箱もそうなんだけど、無添加じゃなくて、必要とあらば化学成分なんかも柔軟に盛り込んでくるっていうのが牛乳石鹸さんの社風であって、石鹸メーカーの中では先進的な技術もガンガン取り入れていこうっていうような勢いのあるブランドさんなんですよ。例えば他のミヨシ石鹸とかシャボン玉石けんとかは、かなり無添加の石鹸にこだわりを持ってるブランドさんだったりして、無添加度とかで言うと、ミヨシとかシャボン玉とかを使った方が無添加石鹸にはなるかなとは思うんだけど、一方こちらの牛乳石鹸さんは、科学的に最新の研究を盛り込んで、石鹸の持ってる昔ながらの良さっていうものも生かしつつ、新しい化学成分なんかも必要に応じて盛り込んでくるっていうような設計があるところなので、その辺はあらかじめ知っておいてほしいなと思いました。
今回のバランシングソープに関しては、先ほども言ったけど、しっかりいろんな成分を入れてます。普通の石鹸ではないですね。はっきり言って無添加石鹸ではまずないし、一般的に使われている石鹸ともちょっと違っているかなと。構成を見る限りは、デパコスとかで販売されているような、1個何千円みたいな石鹸とか売ってたりするじゃないですか。あれとかに似てますね。ああいう高級石鹸とかも、こんな感じで複数の美容成分なんかも盛り込んで作られているものが多いと思います。
ベースを見るんだけど、石ケン素地。この石ケン素地については前もちょっとお話ししてるんだけど、石鹸の表示の仕方って、石ケン素地とカリ石ケン素地っていう、もう何が入ってるのか分からない成分の表示方法と、例えば脂肪酸とかの成分を書いてくれる、何々脂肪酸ナトリウムみたいな書き方をするパターンと、牛脂ナトリウムみたいな成分を書いてくれる書き方っていうのもあるんだけど、この石ケン素地って書き方は、成分解析をする者からすると困る表示です。なぜかと言うと、何が入ってるか分かんないから。石ケン素地っていうのは、どんな油脂、どんな脂肪酸であっても、石ケン素地ってひとまとめに書けちゃうから、どういう成分になってるのか分かんないんだよね。ここについては、牛乳石鹸さんは昔から石ケン素地という書き方をするから、ちょっとこの書き方は困るよねっていうのもお話ししたことがあるかもしれません。ミヨシ石鹸とかは脂肪酸ナトリウムみたいな書き方をしてくれるから分かりやすいんだけどね。
調べました。一応、石ケン素地が一体何でできているのか。実は今回のAKAに関して言うと、ここの成分が何かっていうのはめちゃめちゃ重要なんですよ。前回の動画でお話ししたように、「牛乳石鹸が肌荒れに効く理由っていうのが研究で明らかになりましたよ」みたいなのを牛乳石鹸さんがリリースを出してたんだけど、その内容が簡単に言うと、牛脂などをベースにした牛脂ナトリウムみたいなものと、ヤシ油の成分で含まれているラウリン酸ナトリウムみたいなものを比較すると、ラウリン酸系のヤシ油石鹸みたいなものは美肌菌もいっぱい殺しちゃうし、お肌に存在する悪玉菌なんかも一緒にまとめて殺しちゃうぐらいの強力な殺菌能力があるんだけど、牛脂をベースにしている牛脂ナトリウムみたいな成分は、肌に必要な美肌菌は比較的殺菌せずに、肌に不要な悪玉菌は選択的に殺菌していますよ、みたいなことが分かったという研究のようになっていたんです。
実はパームをベースにしたパーム石鹸っていうものの方が、美肌菌を生かして、かつ悪玉菌を殺すっていうような働きがあったので、正直1番いいのはパームなんじゃないかみたいなのもお話はしていたんだけれども、少なくとも2番手ぐらいの力があったのが、牛脂をベースにした石鹸だったんですよ。だから、この石ケン素地を牛脂ナトリウムとか、牛脂と水酸化とか、あとは牛脂をベースにして作ってる脂肪酸で、オレイン酸ナトリウムとか、そういう脂肪酸の構成でありますよってことが分かるように書いといていただけますと、「これはちゃんと石鹸の成分が美肌菌を生かすような内容になってますね」って言えるんだけど、これ分かんないからね。ちゃんとしてくださいねとは思うんですが、公式サイトで書いてありました。
石鹸のところ、「きれいの秘密は美肌づくり素地」ってものが書いてあって、「牛乳石鹸の美肌づくり素地とは」という内容が記載されておりました。「ずっと昔から愛され続けている牛乳石鹸。その独自の素地は、誰の肌にも存在し、美肌の鍵となる皮膚常在菌を残し、なめらかで健やかな肌に洗い上げます。いい土を作るように洗うことで肌を美しくする。それは牛乳石鹸の美肌づくり素地です」と記載されておりまして、この美肌づくり素地っていうのが、おそらくこの石鹸なんですけど、この美肌づくり素地が一体何なのかっていうのが書いてあって、「牛乳石鹸、素地づくりへのこだわり」ということでね。「原料へのこだわり。国産牛脂。美肌づくり素地は約8割の国産牛脂をメインに、約2割にヤシ油を配合して作っています。メインとなる国産牛脂には、不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富に含まれています。その国産牛脂を使った素地づくりに牛乳石鹸はこだわってきました」というふうに書いてありますので、おそらく今回の石ケン素地は牛脂が8割、あとヤシ油が2割というふうになっているということがおそらく予想されます。確実にそうとは言い切れないんだけどね。
以前の動画でも解説してる、こちらの牛乳石鹸さんの美肌菌に関する研究で、牛脂を豊富に含む石鹸は表皮ブドウ球菌はたくさん生かして、黄色ブドウ球菌を選択的に殺菌するパワーがありましたと。ただ、2割入ってるヤシ油ナトリウムは結構表皮ブドウ球菌を殺しちゃうので、できればパーム油にしてほしかったなとは思ったんだけどね。今回ヤシ油だったようです。こんな感じで、ベース成分はおそらく牛脂を8割配合している石ケン素地になってると思いますので、美肌菌は残して悪玉菌は多く殺菌してくれるような石鹸が作られていると思います。
これ、ちなみに言うと、元々牛乳石鹸さんの石ケン素地にそういう力があるんだったら、1個100円とか150円とか、そんぐらいのめちゃめちゃお求めやすい赤箱を使えばいいんじゃないかっていうような話になるんですけれども、赤箱は実は牛脂ベースの石鹸じゃないんだよね。これは前回の動画でも話した通り、赤箱は牛脂が添加されてるだけで、あくまで石ケン素地は多分ヤシ油ベースのものだったんじゃないかなと個人的に思っております。結構洗浄力高いからね。というわけで、実際にその美肌菌を生かすような構成の美肌づくり素地を採用しているのは、このAKAのバランシングソープが実は牛乳石鹸の中では初めてになるんじゃないかなって僕は思ってます。もしかしたら赤と同じものなのかもしれないけどね。そこは私からは何とも言えないね。安く済むんだったら安く済む方でいいじゃんってなっちゃいますからね。そこには明確な違いがあるんではないかと、そう思いたいところでございます。
ただ、他の石鹸のベース構成は大きく違っていて、こちらはソルビトールという保湿成分、これ糖質の保湿成分をかなり多く含んでいます。さらに石鹸成分だけじゃなくって、ラウロイルメチルタウリンナトリウムという、タウリン系のさっぱりしつつマイルドに洗える洗浄成分を添加しているので、石鹸単独よりもマイルドに洗えるように設計されているんですよ。ソルビトール、保湿成分が入ってますので、赤箱と比べたら天と地ほども石鹸の洗浄力の感じ方が違うと思います。かなり優しく洗い上がるようになっています。
水が入っていて、香料だね。香料は赤箱に近い香りなんだけど、「なんで香料を入れるんですか?」っていうのは、私はすごく憤りを感じるところではあるんですけれども、AKAって言ってるからには赤箱っぽい香りがしてくれた方がいいと思う方が多いんじゃないかと。牛乳石鹸といえばあの香りが好きだって方がかなりいらっしゃったので、赤箱のイメージを保持するために香料を配合するというコンセプトになったんじゃないかなと個人的には思っております。そういうふうに納得いたしました。ただ、やっぱり石鹸好きな方とか、美肌菌発想みたいな本質のスキンケアをお好みの方って、無香料とかの方がお好みの方は多いんじゃないかなと思いますので、この香料配合については吉と出るか凶と出るか、その辺は何とも言えないところでございます。香りはかなりしっかりしてましたので、現状その場に置いとくことは難しいかなと。ジップロックに入れてもちょっと香るんですけども、入れさせていただいております。
セラミドNPですね。ヒト型セラミドが1種類配合されておりまして、ヒアルロン酸ナトリウムの成分で、ホホバ種子油、スクワラン、牛乳由来の乳脂が配合。このホホバ種子油、スクワラン、乳脂は、人の皮脂を作っているベースのエステルとスクワランと油脂成分という3つの組み合わせを意識してるんだと思います。ラウリルベタイン、洗浄力をマイルドにしつつ肌の刺激も緩和する両イオン性界面活性剤です。グリコシルトレハロース、保湿成分です。加水分解水添デンプン、これも保湿成分で、プルランは粘性を追加する多糖類です。保湿成分としても働きます。ミリストイルメチルタウリンナトリウムは、こちらもタウリン系洗浄成分で、固化するタイプの成分ですね。ヒドロキシエチルセルロース、保湿成分です。
ポリクオタニウム-7も洗浄後に肌にしっとり感を与える成分なんだけど、一応これカチオン化ポリマーなので、保湿感を演出する成分としては、少しぬるっと感にも感じる可能性は否めないかもしれません。PEG-65Mというのも保湿成分です。酸化チタンが色をつけるための白い粉末成分なんですけれども、なくてもいい成分ではあるよね。EDTA-4Naとエチドロン酸はキレート成分というもので、水道水中のミネラル成分を優先的に捕捉することで、石鹸の泡立ちが低下するのを抑える成分です。これが入ってないと金属石鹸とかも残存しやすくなって、お風呂場とかが白く汚れやすくなったり、あと皮膚に残存しやすくなる原因にもなるので、それを抑えるために配合されているキレート成分です。
という感じで、石鹸の構成としてはめっちゃ気合を入れて作られているものでございまして、お値段が1500円超えてるんですけど、他の高級ブランドとかだったら3000円平気でしてもおかしくないようなクオリティになってますので、普通の安い石鹸じゃない高級石鹸を使ってみたいって方は、ぜひ試してみてほしいと思います。
ちなみになんだけど、今回石鹸を購入しましたら、一緒にこういう抗菌泡立てネットってやつがおまけで付いてきてまして、この抗菌泡立てネットが、こういう素材が袋になってて、香りがきついんでこのまま入れさせてもらうんだけど、こんな感じで中に石鹸を入れた状態でお風呂場に吊るしておくと、水も切れて、しかも泡立てがそのままいけちゃいますので、非常に便利という。結構いいんじゃないかなと思います。ただ、個人的には高級石鹸は泡立てネットの中にそのまま入れて保管するのは、正直あんまりおすすめじゃないんですよ。なんでかって言うと、めちゃめちゃ溶けやすいんですよ、高級石鹸って。特に保湿成分のソルビトールとか多く含めてると、水分を吸収しやすくなってるので、こうやって置いとくと、お風呂場とかの水分を吸収して、それで溶けていって、溶け崩れしていくっていう可能性がかなりあるので、個人的には水とあんまり触れにくいような環境で保管した方がいいと思ってます。これに入れて、蓋付きの石鹸ケースの中に入れて保管した方が長く使えますので。紐付きなので吊るして保管される方も多いと思うんだけど、そうすると溶け崩れしやすくなっちゃうリスクがありますので、かずのすけとしては蓋付きの石鹸ケースで保管するのがおすすめです。毎回蓋をちゃんと閉めて、水があんまり入らないようにしていただいた方がいいと思います。
使用感については、ちょっと香りがきつくて今回はお試しできないんですけれども、多分しっとり感のある、洗浄力はちょっと高めの石鹸になってるかなと思っております。ベース成分が美肌づくり素地ってやつになってると思うので、元々言ってたコンセプトには合致している、美肌菌を残して洗うっていう石鹸なのかなと思います。
次にAKAのバランシングローションを見ていきたいと思います。バランシングローションは全成分こんな感じなんだけど、ベース成分、イソペンチルジオールという保湿成分です。こちら低刺激の保湿成分です。グリセリンが2番手に配合されているので、結構保湿ベースの構成ですね。BG、低刺激な保湿成分が配合されていて、ベースは全部低刺激。イノシトール、キシリトール。キシリトールが入ってるので、なめられるとワンちゃんにはあまり良くないというふうに言われておりますので、少量程度なら問題ないということにはなっているものの、ちょっとご注意いただいた方がいいかもしれません。一応保湿成分です。
キシリトールやイノシトールは、確かに美肌菌に対していい影響があるというふうに言われているので、結構美肌菌発想のスキンケアを作っている他のメーカーとかも、キシリトール、あとはイノシトールみたいな成分を、糖アルコールって言われてるものなんだけど、ベースに配合しているブランドさんがあると思います。プレバイオティクスって言って、美肌菌さんが好む餌の性質に近いというふうに言われており、美肌菌と言われる表皮ブドウ球菌を選択的に増殖、活性化させるみたいなことが、研究として示されているというふうに言われているんです。なので、今回イノシトールとキシリトールをベース成分に配合しているのは、理にかなった構成ではあると思います。さっきも言ったように、キシリトールとかはワンちゃんとかにはあまり良くないんじゃないかっていうふうに言われているので、調べるとワンちゃんにとっては相当危険で、キシリトール中毒の原因になることがあると。猫さんにはそういうエビデンスはなさそうなんですね。そこまで危険ではないということですね。ということなので、美肌菌にはいいんだけどワンちゃんにはよろしくないというふうにも考えた方がいいかもしれません。
そしてアスコルビルグルコシドという、ビタミンCの誘導体の成分が配合されていて、セラミドNP、ヒト型セラミドが一緒に配合されています。ヒアルロン酸ナトリウム、保湿成分のヒアルロン酸が配合されていて、ホホバ種子油、スクワラン、石鹸の成分にも入っていたものです。ただ、油脂の成分が一応牛乳由来の乳脂が入ってたと思うんだけど、それはAKAには配合されておりません。多分なんだけど、スキンケア製品には油脂の成分を配合しないっていう意図があったんじゃないかなと思います。油脂の成分は分解されると肌荒れの原因になる不飽和脂肪酸ってものが生じたり、あとはニキビの原因菌であるアクネ菌なんかが増えやすくなっちゃうみたいなリスクがありますので、そういう分解性のある乳脂は配合しなかったんだと思います。
ヒキオコシ葉/茎エキス、保湿成分と、リピジュア、ポリクオタニウム-51が配合。ベタイン、PCAナトリウム、PCA、セリン、アラニン、グリシン、グルタミン酸、リシンHCl、トレオニン、アルギニン、プロリン、ジグリセリンなどの成分は、お肌に元々存在している天然保湿因子のNMFの成分を配合しておりまして。ここまでの構成を見るに、美肌菌を増やすイノシトール、キシリトールを配合している。さらに皮脂の主成分であるホホバ種子油、スクワランが配合されている。そしてヒト型セラミドであるセラミドNPが入っている。そしてNMFであるアミノ酸やベタイン、PCAなどの成分が配合されてるって感じなので、肌本来の保湿機能を高めるような成分の構成になっているのがこちらの化粧水なので、美肌菌をがっつり増やしますに振り切ってるというよりは、ベーシックに肌を土台から整えていきましょうと。保湿力を高めていきましょうっていう意図が読み取れるスキンケアになっていると思いました。バランシングローションと言ってるような感じなので、肌のバランスを整えていくっていう、本来肌ってこうあるべきだよねみたいなものを1から作ってくれているっていうような印象のある化粧水になってると思います。
次にAKAのバランシングミルクを見ていきたいと思います。こちらがエチルヘキサン酸セチルというエステルの保湿成分。結構さらっとしたエステル成分で、グリセリンとイソペンチルジオールがベースなのは化粧水と同じかなと思います。イソステアリン酸イソステアリルは、こちらもエステルの成分で、分解性のある油脂成分なんかは配合されていないのは、こちらのミルクの特徴かなと思います。牛乳石鹸さんなんで、乳脂とか牛脂とか入れてくるかなと思いましたけど、その辺入っていないんですね。ジグリセリンが、これも低刺激な保湿成分で、コハク酸ジエトキシエチルという、こちらもエステルの成分が配合。イソステアリン酸PEG-3グリセリルは乳化剤の成分で、ワセリンの成分が配合です。ポリソルベート60は、こちらも乳化剤の成分と。オレイン酸フィトステリルは、オレイン酸をベースとしたエステルの成分なんだけど、肌を柔らかに整える保湿の成分です。
アスコルビルグルコシド、こちらもビタミンC誘導体が配合されており、ヒト型セラミドはセラミドNP。ヒアルロン酸ナトリウム、保湿成分、ホホバ種子油とスクワランが配合されていて、ユキノシタエキスという肌の透明感を高めるエキス成分が配合です。ポリクオタニウム-61も実はこれリピジュアの一種ということで、保湿成分として配合です。グリコシルトレハロースや加水分解水添デンプンなどが入っていて、ポリグリセリン-3という保湿成分も配合されております。化粧水にはNMFの成分が入ってたんだけど、ミルクの成分はどちらかというとヒューメクタントって言われる、肌の表面で水分を保持する保湿成分がかなり多く配合されているという印象があります。ただ、イノシトールとかキシリトールのような美肌菌を育むタイプの保湿成分なんかが高濃度で入ってるっていう印象はないので、今回の美肌菌発想みたいなところで言うと、乳液は比較的ベーシックな高保湿乳液っていう印象で、美肌菌をそこまで育てますみたいな印象はなさそうでした。だから、美肌菌を育みますよみたいな雰囲気で作られているのは、石鹸と化粧水がメインになっているのかなというふうに思います。
という感じで一通り成分を見たんですけど、実際の使用感、スキンケアだけお見せできればなと思います。牛乳瓶みたいなデザインで、結構かわいいんじゃないかなと思います。ちなみにこれ、ガラスっぽいんですけど、ガラスっぽい見た目のPET容器になってますので、普通にプラごみに捨てることが可能です。ローションから見ていきましょう。スクリュータイプの容器ですね。でも開け心地は悪くないね。こちらも香りが一応ついてるんですけど、赤箱っぽくはあんまりないかな。さっきの石鹸も赤箱そのものの香りではなくって、赤箱っぽい香りを上品にしましたみたいな印象のある香りなんですよね。3000円ぐらいする化粧水なので、それなりに高級感のある香りがしております。しかし先ほども言ったように、牛乳石鹸とか無添加スキンケアみたいなのをお好きな方が使いたいと思ってる印象があるので、別にスキンケアに香料を入れる必要があったかどうかは何とも言えないですね。
使ってみた感じはかなり保湿力が高いんですけど、浸透感は非常に良好で、ベタベタ感が残るわけじゃないですね。最初ちょっとぬるっと、とろみ感あるかなと思ったんだけど、浸透してしまったらかなりピタッとした肌に整えてくれます。美肌菌を育むイノシトールやキシリトールが配合されてますので、石鹸と合わせて使うことで、肌の土台の美肌力みたいなものが高まっていくんじゃないかなと思います。
乳液です。こちらはスポッと抜けるタイプのキャップなんだ。ポンプになってて、これ結構牛乳みたいなミルクです。ベース成分なんかは普通にエステル系の乳液になってて、保湿成分がめっちゃ入ってたので、すごい保湿力高いですね。本当に保湿って感じの乳液なので、ベタつき感が苦手な方はお好きじゃない可能性はありますが、しっとりした乳液がほしいって方には結構おすすめなんじゃないかなと思います。ヒト型セラミドも配合されていて、とにかく保湿力ベースの乳液かなと思いました。ただ、これも香料がしっかり入っておりますし、ちょっと乳液はかなり保湿タイプだな。
ということで、今回は牛乳石鹸共進社株式会社が10月1日に新発売しております、美肌菌着目のスキンケアをご紹介させていただきました。まとめると、石鹸が美肌づくり素地という、牛脂由来石鹸を80%ぐらい配合しているベースの石鹸を作ってることで、お肌の美肌菌を残しつつ、さらに肌荒れに結びつく悪玉菌なんかは選択的に除去していこうという発想の石鹸になっていると。さらに石鹸の構成としては、非常にクオリティの高い石鹸が出来上がっていると思います。化粧水が美肌菌、イノシトールとかその辺の成分が入ってるんだけど、その他の構成としては美肌の土台を整えるみたいなスキンケアになってるので、かなりベーシックスキンケアっていう印象の強い製品になっていたかなと思います。
ミルクはとにかく高保湿な乳液になっているので乾燥肌向けで、あとは肌荒れと言ってもニキビ肌質の方向けかと言うと、結構これ難しいんだよね。殺菌機能とか美肌菌を育むって言うと、菌が良くない繁殖の仕方をしている方が可能性が高いと個人的に思っておりまして。そうすると、アクネ菌とかいっぱい繁殖しているニキビ肌質の方がAKAに変えましたよってなった時に、石鹸はよしとしましょうなんですが、化粧水、乳液は結構保湿ベースのスキンケアになってたので、一応ニキビとかもできにくいように、分解しやすいオイル成分が配合されていなかったりはしていたものの、全体的にめちゃめちゃ高保湿な設計になっていたため、もしかしたらこれじゃないって思う方もいらっしゃるんじゃないかなって思ってしまった要素ではありますね。
しかも価格が、石鹸は1500円ぐらいだけど、化粧水も乳液も3000円を超えるような価格になってるので、もうちょっとどっかに飛び抜けたスキンケア効果がほしいって思う方の方が多いんじゃないかなっていうふうな気がしておりまして。化粧水、乳液でここまでベーシックなスキンケアをするんだったら、他のスキンケアでも、医薬部外品で美容成分をたくさん取り入れた方がいいって思う方もいらっしゃるかなという気もいたしました。なので、個人的な感想としては、少しスキンケアの方面は物足りなさがあるかなっていうところではあるんですよね。石鹸についてはさすが牛乳石鹸さんで、かなりクオリティ高く作られてたと思うので、石鹸が好きな方で、美肌菌を残して洗うタイプの石鹸をちょっと使ってみたいという方は、これぜひおすすめなんじゃないかなと思うんだけど。1540円でここまでクオリティの高い石鹸っていうのはかなり珍しいので、これはかなりいいんじゃないかなと思いましたけど、スキンケアはもうちょっと何か工夫があった方が面白かったかなと、個人的にはちょっと感じてしまいましたね。
第1弾として今回このAKAのソープと化粧水とミルクが3点で出てきたということなんだけど、これ私の勝手な妄想なんだけど、青っていうのが出てくるんじゃないかなっていう気がしてます。っていうのも、そもそも元になってるであろう赤っていう石鹸は、スクワランなどを配合した保湿タイプの石鹸だったんですよ。一方、青箱って言われる青のタイプは、スクワランが入っていないさっぱりタイプの石鹸だったんですよ。だから赤箱から出てきたってことは、保湿タイプのスキンケアが出てくるのは仕方がないのかなって個人的には思っていて。今回バランシングなんとかっていう名前なので、お肌のバランスを整えるようなベーシックスキンケアで、まず第1弾は作ってこられたということなのかなと。じゃあ今後、青っていう名前の脂性肌向けのさっぱり系スキンケアを出してくる可能性っていうのは、十分考えられるのではないかなというふうに思いましたので。牛乳石鹸といえば赤箱、青箱っていうイメージがあると思いますから、その辺で使用感のバランスを取ってくる狙いがあるのではないかなっていうのが個人的な妄想として今ありますので、今後の新展開も注目のブランドになったのではないかなと感じております。
ということで、美肌菌発想のスキンケアや石鹸が気になった方は、ぜひこれを試してみてほしいと思います。今日の動画は以上になります。こちらの動画がいいと思ったら、チャンネル登録と高評価、ぜひよろしくお願いいたします。それでは次回の動画でまたお会いしましょう。バイバイ。
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