無印良品「植物発酵液 ヘッドスクラブ」を成分から読む:主成分は塩、洗浄成分はマイルド
かずのすけ美容化学者のかずのすけが、無印良品の「植物発酵液 ヘッドスクラブ」を成分と使用感から解説した。2026年3月に発売され、SNSで「地肌のにおいが消える」と話題になった製品である。発売時には気づいていなかったが、話題になってから成分を確認したところ「かなりいい商品」だと感じたという。動画では、なぜにおいやべたつきに効くと感じられるのか、どんな人に向くのかを、成分構成と人毛エクステンションでの試用をもとに説明している。
「天然由来成分100%」という表現への疑問
最初に取り上げたのは、2026年2月26日に良品計画が出したリリースだ。それによると本品は、「天然由来成分100%」にこだわったスキンケア発想のヘアケアシリーズの新アイテムである。週に1〜2回、頭皮の状態に合わせてシャンプーの前に使うスクラブタイプで、天然由来のスクラブが頭皮の古い角質や、においのもとになる皮脂汚れを取り除くと説明されている。
かずのすけは、無印良品の植物発酵液ヘアケアシリーズを高く評価している。市販品の中ではかなり上位の品質で、十数年前ならサロン専売品でもおかしくないレベルだという。価格は1,000円以下ではないが、その品質は侮れないと述べた。
一方で「天然由来成分100%」という表現については「言葉遊び」だと指摘する。「天然成分」と書けば化学合成を含まない印象を与えるが、「天然由来成分」は由来さえ天然であればよい。たとえば石油は天然資源なので、石油から化学合成した成分も天然由来成分と呼べてしまう。リリースの注釈にも「天然成分を化学的に反応させた成分を含む」とある。そのため、ヘアケアで天然由来成分100%と書かれていても大した意味はない、というのが話者の見方だ。この表現は胡散臭いのであまり使ってほしくないとしつつ、それを抜きにしてもシリーズの品質は高いと評価している。
保湿成分としては、独自開発のコメヌカ発酵液に加えて、ハトムギ種子発酵液と大麦種子発酵液の3種類の植物発酵液が配合されている。
ラインナップと話題になった経緯
香りはラベンダー、グレープフルーツ、ミントの3種類で、成分構成は共通だ。さらに、新しく出る「リラクシング」シリーズにもヘッドスクラブが加わるという情報があり、動画公開の頃には実質4種類になっている見込みだと話者は述べた。ただしリラクシング版は成分がまだわからないため、同じ内容かどうかは改めて解説したいとしている。
話題になった経緯として、10月2日のYahoo!ニュースの記事が紹介された。記事は、1,490円のヘッドスクラブで頭皮のにおいをケアするという内容で、公式オンラインストアのレビューが490件を超える人気商品だと伝えていた。かずのすけによれば、レビューは香りごとに分かれていて432件、507件、354件あり、合計すると1,200件を超える。発売から日が浅いにもかかわらず、大人気商品になりつつあるという。
記事で引用されたレビューには、次のような声があった。
- 使うと午後でもにおわないと気づいた
- 頭のにおいが気になる小学6年生の息子にも使わせている
- その後のシャンプーの泡立ちがよくなり、髪が根元からふんわり立ち上がる
- ドライヤー後の髪がさらさら・ふわふわになる
頭皮だけでなく、髪質の変化を感じたという投稿もある。
主成分は水より多い塩化ナトリウム
ここから成分の解説に入る。ヘッドスクラブというジャンルは、かずのすけのシャンプー解析の歴史でもほとんど見たことがないものだという。最大の特徴は、全成分表示で水より先に塩化Na、つまり塩が記載されていることだ。ジャリジャリした粒子の正体はこの塩である。
正確な濃度はわからないとしたうえで、話者は次のように推定する。一般的なシャンプーでは洗浄成分が10〜15%程度入る。それと比べると、塩は数十%、おそらく30〜40%程度は入っていそうだという。
スクラブ剤には、砂糖を使うシュガースクラブや、洗顔料に入っているポリエチレンのビーズなどさまざまな種類がある。その中で塩を選んだことを、かずのすけは安全性の面から評価している。理由は3つある。水に溶けやすいこと、排出されても環境に蓄積するリスクがないこと、皮膚に付いてもほとんど刺激がないことだ。
また、十分なエビデンスがあるかはわからないと断ったうえで、高濃度の塩で頭皮をもみ込むとにおいが取れるという「おばあちゃんの知恵」的なケア法が昔からあることにも触れた。高濃度の塩を含むことで、地肌への効果があるのかもしれないと考えている。
洗浄成分の構成:マイルドでそれなりの洗浄力
次に評価したのが洗浄成分の組み合わせだ。マイルドでありながら、それなりの洗浄力も出せる構成になっているという。
- ココイルメチルタウリンNa:タウリン系の洗浄成分。洗浄力は比較的高めだが、マイルドに使える万能性の高い成分で、かずのすけが以前から勧めてきたもの。無印良品の過去のシリーズでも、洗浄力が高めの製品に使われていたという。
- ココイルグリシンNa:アミノ酸系の洗浄成分。アミノ酸系の中では洗浄力が比較的高い。
- ジステアリン酸PEG-150:非イオン系界面活性剤。洗浄力もわずかにあるが、主に増粘剤として働く。
- トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース:同じく非イオン系で、ほぼ水溶性の増粘成分として使われている。
話者が注目したのは、非イオン系成分が2つ入っている点だ。非イオン系成分はワックスなどの油性成分を乳化しやすくする。そのため、使用後にシャンプーの泡立ちがよくなるというレビューの声を、これらが助けている可能性は十分あると見ている。
香り・保湿成分・補修成分
香料は天然の香りという印象で、作り物っぽさが少なく、気持ちよく使えるという。ただ、ラベンダーとグレープフルーツは香りがしっかりしていると感じたので、個人的にはミントが使いやすそうだと話している。メントールも入っているため、ややスースーする仕様だと思われる。
その他の成分は次のとおりだ。
- プロパンジオール、グリセリン、ペンチレングリコール:保湿
- クエン酸:pH調整
- カプリロヒドロキサム酸:防腐・防腐補助成分で、キレート剤としても働く
- コメヌカ発酵液、ハトムギ種子発酵液、大麦種子発酵液:無印良品独自の発酵成分。ただし、水より多く入っている製品もある無印のスキンケアと違い、このヘアケアではそこまで高濃度ではないようだ
- 加水分解大豆タンパク:ダメージ補修
- コメ胚芽油、アルガニアスピノサ核油、ブドウ種子油、メドウフォーム油:頭皮の保湿や髪のしっとり感を演出する油性成分
- セラミドNP(ヒト型セラミド)
- アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリンの5種類のアミノ酸
- (ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解大豆タンパク:ドライヤーの熱に反応して髪を保護し、ダメージを補修するヒートアクティブ成分。植物発酵液ヘアケアシリーズにも配合されている
- ポリクオタニウム-51:リピジュアと呼ばれる保湿成分
防腐剤をほとんど使わない設計
かずのすけが改めて全成分を見て気づいたのは、防腐剤らしい成分がカプリロヒドロキサム酸くらいしかないことだ。塩化Naがここまで高濃度だと、雑菌が繁殖できなくなる。醤油に防腐剤が入っていないのと同じ理屈で、防腐剤をほぼ配合せずに設計できている。この点も魅力の一つだという。
無添加の表示は、合成香料、着色料、鉱物油、パラベン、アルコールの不使用で、アレルギーテストも済んでいる(すべての人にアレルギーが起きないわけではない、という注記付き)。合成香料不使用なので、香料はすべて天然の精油などを使っているようだ。ベース成分も丁寧に組まれており、幅広い肌質の人が使えるだろうと話者は見る。香りが苦手な人には厳しいかもしれないが、その場合もミントなら比較的使いやすいのではないかとしている。
価格と使用頻度
価格はいずれも200gで税込1,490円。普通のヘアケア製品としてはやや高めだが、使用は週に1〜2回でよく、メーカーの目安も週2回までなので、かなり長持ちするとかずのすけは述べた。
人毛エクステンションでの試用
本来は頭皮ケアの製品なので頭皮で試したかったが、今回はいつもの人毛100%のエクステンションで試用した。そのため地肌への効果はわからないが、製品のイメージは伝えられるとしている。使ったのはミントの香りだ。
使い方として、最初に予洗いをしっかり行い、地肌もよく洗っておくことを勧めている。中身を出すと粒々・ザラザラがしっかり入っていて、半分くらい塩なのではと感じたという。
泡立ちはあまりよくない印象だった。塩分の濃いシャンプーは泡立ちが弱くなる性質がある。塩化Naはある程度加えると泡立ちがよくなるが、一定量を超えると逆に泡立ちにくくなるので、これは仕方ないと話者は説明する。泡で洗う代わりに、塩のスクラブで物理的に洗う製品という位置づけになる。頭皮に残った皮脂や、においのもとになる成分を落とせるという。
殺菌効果については慎重な言い方をしている。高濃度の塩分は雑菌が繁殖できない環境をつくるが、頭皮を滅菌するようなことはできないと個人的には考えている。それでもにおいがかなり軽くなるという声があるので、何らかの効果はあるかもしれない。成分を見る限り、殺菌成分やにおいを吸着する成分は他に入っていないため、効果があるとすれば高濃度の塩化Naによるものだろう、というのが話者の推測だ。
仕上がりについては、ダメージのあるエクステのサンプルでも、きしみはそれほど出なかった。海外製のスクラブシャンプーはきしみが出やすいものがあるが、それと比べると柔らかい仕上がりだったという。ただし、レビューには強いダメージヘアできしみが出たという人もいた。そのためダメージが気になる人は、毛先まで洗わずに地肌をもむだけでもよいと助言している。多少のダメージ程度なら、普通に洗ってもダメージが加速することはないだろうとの見立てだ。
ドライヤーで乾かした後も髪はガサガサにならなかった。指通りに多少しっかり感は出たものの、シリコーンなどの皮膜成分が残ってべたつく製品に比べると自然な風合いで、「これだけでもいい」という人もいそうなほど、さらっとふんわりまとまったという。なお、本来はこの後にシャンプーやトリートメントを使う製品なので、多くの場合は仕上がりがさらによくなるだろうとしている。
なぜ泡立ちや仕上がりがよくなると感じられるのか
かずのすけは、レビューにある効果の理由を複数の可能性に分けて説明した。
- 高濃度の塩化Naによる地肌への作用と、においの軽減。
- 香料がすっきりしていて爽やかに感じられること。
- 非イオン系界面活性剤によって、蓄積したシリコーンなどが落ちやすくなっている可能性。
- 単純な予洗い効果。シャンプー前に皮脂をある程度落とすと、泡立ちは当然よくなる。普段プレシャンプーをしていない人が、ヘッドスクラブの後にシャンプーすれば、それだけで泡立ちが増すことも見込めるという。
最大の推しポイントはベース成分の穏やかさ
それでも話者がこの製品で最もいいと考えるのは、ベース成分の構成がよくまとまっている点だ。国産のヘアケアでヘッドスクラブは多くなく、海外ブランドのものが多い印象だという。そうした製品は洗浄力が高く、敏感肌の人や地肌が弱っている人には使いにくいものが多い可能性が高い。本品はマイルドな成分で構成されているので、さまざまな人が試しやすい。
タウリン系の洗浄成分は高級なサロン専売品にも使われているもので、ある程度ダメージのある人でも使えると話者は見ている。ただし、ダメージが蓄積した髪をスクラブでこすると、ダメージが増える可能性がある。髪は泡を伸ばす程度にとどめ、地肌をスクラブでもみ込むのが基本的によい使い方だという。また、パッケージがシンプルで浴室に置いても違和感がない点も、個人的なおすすめポイントとして挙げた。
ビルドアップ対策としての位置づけ
最後にかずのすけは、以前から話しているヘアケアの問題に触れた。最近はシャンプーの洗浄力がマイルドになりすぎ、トリートメントなどの皮膜成分が蓄積する「ビルドアップ」が起こって、髪の質感が落ちている人が増えているという。そうした髪に対しても、このヘッドスクラブで蓄積した皮膜成分を除去すれば、コンディションを高められる可能性があると話者は考えている。
シャンプー前に使うプレシャンプー的な製品として、地肌のケアと髪のケアを同時にできる「一石二鳥」のアイテムだ、というのがかずのすけの評価である。無印良品の中でもおすすめ度の高いヘア製品だとし、頭皮のにおいや、髪がべったり重くなるのが気になる人に試してほしいと締めくくった。リラクシングシリーズの新しいヘッドスクラブについては、機会があれば改めて成分を解説したいとしている。
皆さん、こんにちは。かずのすけです。本日は週1ケアで頭皮と髪をすっきりリセット、無印良品の植物発酵液ヘッドスクラブについて解説していきます。
無印良品さんから今年の春に発売していたヘッドスクラブっていうのが3種類あるんですけれども、Xなどですごくバズっているのを目撃して購入させてもらったんです。実はこれ、3月4日の発売だったんですけど、その発売の時に商品を確認してなくって、いつの間にかぬるっと発売してたため知らなかったんですが、先日SNSで話題になっていた時に成分とかチェックさせてもらったところ、かなりいい商品になっているなと思いましたので、今日は本品がどういう特性のアイテムになっているのか、その成分を紐解いていきます。
まず今年の2月26日に無印良品さんが発表していた植物発酵液ヘッドスクラブのリリースについて見ていくんだけど、本当にあっさりしたことしか書いてなくって、「無印良品を展開する株式会社良品計画は、天然由来成分100%にこだわったスキンケア発想のヘアケアシリーズの新たなアイテムとして、植物発酵液ヘッドスクラブ3種類を3月4日から全国の無印良品の店舗及びネットで順次発売しますよ」とありまして。内容としては、「スキンケア発想で毛髪だけでなく頭皮も健やかに保つことができるよう考えて処方設計したヘアケアシリーズから、新たに植物発酵液ヘッドスクラブを発売。週に1、2回、頭皮の状態に合わせてシャンプーの前に使用するスクラブタイプのヘアケア用品で、天然由来のスクラブを配合し、頭皮の古い角質やにおいの元となる皮脂汚れを取り除きます」ということなんだけど。
天然由来成分100%にこだわったスキンケア発想のヘアケアシリーズということなんだけど、今まで無印さんのヘアケア、植物発酵液ヘアケアシリーズなんかもご紹介させてもらってるんです。結構、無印さんのヘアケアシリーズはクオリティが高いものが多くて、市販のヘアケアの中ではかなり上位に入りますし、10数年以上前とかだったら本当にサロン専売品とかでもおかしくないようなクオリティのものが、今は無印さんのヘアケアでも購入することができるようになってるので、この辺のクオリティの高さっていうのは侮ってはいけないものだと思っています。ちょっとだけお値段が、1000円以下とかで買えるものではないんだけど、その品質は私も非常に高く評価しているものでございます。
ただ、今回書いてある「天然由来成分100%」っていうのが書いてあるんだけど、言葉遊びだなって思っていて。例えば天然成分であれば、化学的な合成とかは含んでいないんだろうなと思うと思うけど、天然由来成分って言っちゃうと、どんなものもはっきり言えば天然由来成分と言えてしまうというのが私の考え方で。例えば石油ってあるじゃないですか。石油って、皆さんもよくご存じの通り天然資源でございまして、その石油から化学合成した成分っていうのがあったとするでしょ。洗剤の成分は石油から化学合成して作ったり、化粧品の成分なんかも大体そうなんですけど、石油みたいなものを化学合成して作った成分があったとするじゃないですか。これって一般的には自然成分とは言わないと思うんだけど、天然由来成分って言っちゃうと、由来であればいいからね。石油も天然から得られてるものである以上、それから作った成分であれば天然由来成分と言えてしまうんですよ。
この注釈で書いてあるんだけど、「天然成分を化学的に反応させた成分を含む」って言っちゃってますから、石油由来成分であっても天然由来成分と言えてしまうということですからね。正直、ヘアケアで天然由来成分100%っていうのは大したことないんだよっていうのはお伝えしなきゃいけないんだけど、そういうの抜きにしても無印さんのこのヘアケアシリーズ、結構クオリティ高いものだなと思っております。私はこの天然由来成分って表現は、本当ちょっとうさんくさいのであんまり言わないでほしいなと思ってるんですが、そこまで深く考えてる人は多くはないのかもしれません。
ただ、別に成分が全て100%天然成分ってわけじゃないとはいえ、「独自開発した潤い成分であるコメヌカ発酵液に加え、ハトムギ種子発酵液、大麦種子発酵液の3種類の植物発酵液を配合しました」ということで。無印さんのコメヌカ発酵液についてはこちらの発酵導入美容液とかの動画でも話してるんだけど、効果の高い成分なんかを使っておりまして、それを高濃度で配合した植物発酵液シリーズっていうのも非常に素晴らしいという内容で以前発信したことがございます。
今回は3種類、同じ内容でした。成分自体は同じで、香りが違う3種類が出ていると。「日々のヘアケアの時間にお好みの香りを選んで使用できるよう、落ち着きのある穏やかなラベンダーの香りと、爽やかなグレープフルーツの香りと、清涼感のあるミントの香りをラインナップした」ということで、現段階では3種類ラインナップが存在しております。
小耳に挟んだ情報によると、この動画を投稿してる頃にはすでに発売してるんじゃないかなと思うんですけど、無印良品さんの新作でリラクシングシリーズっていうのが出ているみたいで、そのリラクシングシリーズの中にもリラクシングヘッドスクラブっていうのが追加されるようなので、実質この動画が出てる頃には全4種類とかにはなっているのかなと思います。ただ、そのリラクシングヘッドスクラブについてはまだ成分が分からないので、同じ内容になってるかどうかは、今後解説する機会があればご紹介したいと思います。
今回の製品なんだけど、どういうふうにバズってたのかなんだけど、ちょっと調べたら10月2日にちょうどよくYahoo!ニュースでこういう記事が出たんですよ。「自分の頭皮のにおいにヒヤッとしたら、無印良品の1490円のヘッドスクラブで洗い流す、すっきりお悩みケア」っていう内容で記事が作ってありまして。その植物発酵液ヘッドスクラブが公式オンラインストアレビューで490件を突破する人気商品と。これ、まだ2026年の3月に発売したばかりの製品なので、無印の商品としてはそんなに歴史の長いものではないんですけれども、すでに490件を突破するという非常に人気の製品になっています。っていうか、そもそも全部のヘッドスクラブのそれぞれでレビューが分かれちゃってるから、432件、507件、354件なので、トータルすると1200件超のレビューがすでに集まっている、めちゃめちゃ大人気商品になりつつあると感じております。
レビューにあるのが、「思えばこれを使うと午後でもにおわないと気づいてから真面目に使用中です」といった声や、「最近頭のにおいが気になる小6の息子にも時々使わせていますが、良さそうです」といった声や、「爽やかな香りと心地よい塩スクラブで大人の頭皮もすっきり。その後のシャンプーが抜群に良くなり、髪が根元からふわっと立ち上がります」といった感想が寄せられていると。さらに、「スクラブ後のシャンプーは泡立ちもとても良くなり、すっきり洗えている感じがします。そしてびっくりなことにドライヤー後の髪の毛がさらさらふわふわになります」と。頭皮だけでなく髪質の変化を感じてるコメントも投稿されているんだという内容でまとめられてますね。
というわけで、内容としてはシャンプーの前に使用するヘッドスクラブという結構斬新なアイテムで、地肌のにおいや、あとは髪の毛のべたつきなんかが解消されて、その後に使うシャンプーとかの使用感も良くなるということで、大絶賛の嵐という状況。実際にどういう成分になっているのか見ていきたいと思います。
こちらの植物発酵液ヘッドスクラブの成分を解説していきたいと思います。内容としては全て同じ成分だったので、香料だけ違ってるんですけれども、まとめて解説していきます。ヘッドスクラブっていう製品、あんまり私のシャンプー解析の歴史の中でもほとんど見たことがないジャンルのものなんだけど、今回の製品に関して言うと、結構いい成分になってるんじゃないかなって思いましたね。
まずベース成分が非常に特徴的で、水の前に塩化ナトリウムが入っております。後ほど動画もお見せするんだけど、スクラブの成分、つまりジャリジャリした粉末状の成分が何らか入ってるんだけど、それが塩化ナトリウムですね。いわゆる塩でございまして、かなり高濃度なんですが、水よりたくさん入っております。配合濃度的にどれぐらいの予想かっていうと、普通は洗浄成分なんかが10%とか15%ぐらい入るので、水が20、30%だとしたら、分かんないんですけど、数十%は間違いなく入っていそうですね。30%か40%が入っていそうな気配がありますので、超高濃度の塩化ナトリウムが配合されております。
塩化ナトリウム、塩なので、スクラブの成分としてはかなり安全性が高いと思っております。スクラブっていろんな種類があって、例えばシュガースクラブっていってお砂糖を使っているものがあったり、ポリエチレンビーズっていってプラスチックのちっこいビーズのぷにぷにの素材のスクラブがあったり、洗顔料とかに入ってるやつね、ああいうのがあったり、いろいろあるんだけど。その中でも塩化ナトリウムは水に溶解しやすいということ、自然に排出した時に蓄積するリスクがないということ、人の皮膚とかに付着しても刺激がほとんどないということなどなど、様々な要素を見ても今作の塩化ナトリウムのスクラブ、かなり悪くないんじゃないかなと思いました。
あとは十分なエビデンスがあるかどうか分かんないんですけれど、頭皮とかを高濃度の塩とかでもみ込んだりすると地肌のにおいが取れたりするっていうような、おばあちゃんの知恵的な地肌ケア法みたいなものも昔からあるということもあって、高濃度の塩の成分を多く含むことで、地肌効果がもしかしたらあるのかもしれないというふうにも考えております。
さらにこの製品のいいなと思うところは、洗浄成分の構成が非常にマイルドで、かつそれなりの洗浄力も発揮できるように構成されてるというところです。ココイルメチルタウリンナトリウムっていうのがタウリン系の洗浄成分で、比較的高めの洗浄力なんですけれど、非常にマイルドに使えると。敏感肌の方でもおすすめしている万能性の高い成分ということで、かねてからおすすめ成分ということでご紹介しております。花王とかよく使ってますし、無印さんの過去のシリーズでもちょっと洗浄力高めのやつなんかはタウリン系の成分を使っていたと思います。ココイルグリシンナトリウムっていうのはアミノ酸系の洗浄成分なんだけど、アミノ酸系洗浄成分の中では比較的洗浄力も高めに設計されているものです。
ジステアリン酸PEG-150というのが非イオン系の界面活性剤なんだけど、ほとんど増粘剤としての働きが主のものですね。一応洗浄力も若干あるんですけど、ほとんど増粘作用の成分として働きます。プロパンジオールがマイルドな保湿成分。トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースも、こちらも一応非イオン系の洗浄成分としても若干働くんですけれども、ほぼほぼ水溶性の増粘の成分として使われているものです。ただ、この非イオン系の成分が2つ配合されていることで、ワックスとか油成分なんかが乳化されやすくなるっていう特徴もありますので、これによって、感が付与されているんじゃないかなという気はしますね。この使用後にシャンプーとかの泡立ちが良くなるというようなお声もありますので、その助けをしてくれてる可能性は十分あるんじゃないかなと思いました。
あとは香料が入ってます。香りは結構しっかりついてる印象なんですけど、どれも天然の香りって感じで、作り物感が少ないので、比較的気持ちよく使っていただける製品なんじゃないかなと思いました。個人的にはラベンダー、グレープフルーツは結構香り強いなと思ったので、ミントが使いやすそうかなと思いました。
グリセリン、ペンチレングリコールの保湿成分が入っていて、クエン酸ですね、pH調整剤です。メントールが一応入ってるので、ちょっとスースーする仕様かなと思います。カプリルヒドロキサム酸は防腐剤、防腐補助成分の一種。あとはキレート剤としても働く成分です。あとは保湿成分ですね。コメヌカ発酵液やサッカロミセス/ハトムギ種子発酵液、サッカロミセス/オオムギ種子発酵液などの無印さん独自の発酵成分が配合されてると。ただ、無印さんのスキンケアシリーズとかは、無印のこの発酵成分なんかが超高濃度で入ってて、なんなら水よりも多いみたいな製品があるぐらいなんだけど、このヘアケア製品についてはそこまでの高濃度ではないようです。
加水分解ダイズタンパクの成分が配合されていて、ダメージ補修効果もあります。コメ胚芽油、シア脂、アルガニアスピノサ核油、ブドウ種子油、メドウフォーム種子油などの油の成分かな。地肌の保湿や髪のしっとり感なんかを演出してくれる成分が配合されております。セラミドNP、ヒト型セラミドが入っていて、アラニン、アルギニン、グルタミン酸ナトリウム、セリン、プロリンなどの5種類のアミノ酸の成分が配合と。
ジヒドロキシメチルシリルプロポキシヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパクは、植物発酵液のヘアケアシリーズにも大体配合されてたんですけれども、ヒートアクティブ成分で、ドライヤーなどの熱に反応して髪を保護しつつダメージ補修してくれる成分です。ポリクオタニウム-51はリピジュアと呼ばれる高保湿成分。
よく見たら、防腐剤の成分はさっきのカプリルヒドロキサム酸が配合されているくらいで、塩化ナトリウムが超高濃度すぎて、こういうイオン性の成分を高濃度に配合すると雑菌が繁殖できなくなるんですよ。お醤油とかって防腐剤入ってないんだけど、塩分が高すぎて雑菌が繁殖できないので、ほぼ防腐剤を配合せずに設計されているのも魅力の1つかなと思いました。
不使用成分に関しては、合成香料無添加なので、配合されている香料は全て天然の精油などを使っているようですね。無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリー、アレルギーテスト済み、全ての方にアレルギーが起きないわけではありませんということで、ベース成分なんかも低刺激に構成されておりますし、敏感肌の方でも使っていただけるんじゃないかなと思います。香りが苦手な方だとちょっと厳しいかもしれないんだけど、個人的にはミントの香りなんかは比較的、香りが苦手な方でも使いやすいんじゃないかなと思いました。あとラベンダーやグレープフルーツはしっかりラベンダー、グレープフルーツの香りがしますので、お好みの香りを選んでいただけますと幸いです。
これで価格が200g入りで、いずれも1490円の税込み価格ですから、1500円弱って感じなんですけど、普通のヘアケア製品としてはちょっとお高めかなとは思うんですが、先ほどもちょっと言ったんだけど、週に1回か2回のケアでいいので、かなり長持ちになると思います。「シャンプー前に使うヘッドスクラブで、使用回数は週に2回までが目安です」ということです。
頭皮ケアの製品なので、頭皮なんかに実際に使ってみたいところでしたが、今回はいつも使っている人毛エクステンションで使ってみましたので、頭皮のケアについてはよく分からないんですけれども、どんな製品なのか、イメージはお伝えできるんじゃないかなと思います。こちら、ミントの香りを使っていきたいと思います。使用したのはこちらの人毛100%のエクステンションです。最初に予洗いをしっかりしていただいて、地肌もきれいに予洗いでしっかり洗っていただくといいと思います。
出してみたんだけど、こんな感じですね。つぶつぶ、ザラザラがしっかり入っていて、本当に半分ぐらい塩なのかなっていう感じでしたね。今回は地肌の感じはお見せできないんですけど、泡立ちはどんな感じなのかなんだけど、これそのものの泡立ちはやっぱりあんまり高くないなって印象がありました。そもそも塩がかなり高濃度で入ってるので、塩分が濃いシャンプーっていうのは少し泡立ちが弱くなってしまう特性があります。ある程度、塩化ナトリウム成分を加えた方が泡立ち良くなるんだけど、一定以上加えすぎると泡立ちにくくなっていくので、それは仕方ないのかなと。その分、ジャリジャリの塩スクラブの成分で物理的に洗浄していくっていう感じになると思います。頭皮に残留している皮脂の成分とか、においの元になってる成分なんかを洗うことができます。
高濃度の塩化ナトリウムが作用したことで、ちょっと殺菌効果みたいなのももしかしたらあるかもしれませんね。さっきも言ったように、高濃度の塩分の成分っていうのは雑菌が繁殖できない環境になりますので、そこを滅菌したりとか、そういうことはできないとは個人的に思ってるんですけど、頭皮のにおいがかなり軽くなるということなので、そういった効果があるかもしれません。先ほど成分解説した通り、殺菌成分とかにおいを吸着するみたいな成分はその他に入ってなかったので、もし効果があるとしたら、この高濃度の塩化ナトリウムがやってくれてるのかなって気はしてますね。
実際に洗い上がった感じは、結構ダメージのあるエクステンションのサンプルなんだけど、そんなにきしみがめちゃくちゃ出るって感じではなかったです。海外製のスクラブのシャンプーとかって、めちゃめちゃきしみが出やすい特徴があったりするんだけど、このスクラブ系のシャンプーとしてはかなり柔らかな仕上がりになったかなと思いました。口コミとか見てると、人によってはものすごいダメージヘアの人はやっぱりきしみが出やすくなっちゃったっていう方もいらっしゃったので、ダメージが気になってる方は毛先とかまでの洗浄はしなくても、地肌をもみもみってやるだけでもいいのかなと思うんですけれども。そうでもない、多少のダメージヘア程度なら普通に洗っていただいても、そこまでダメージが加速するみたいなことはないんじゃないかなと思います。
こちら、ドライヤーで乾かしていきます。乾燥した後の髪の感じもそんなにガサガサになるっていうほどではなく、ちょっと指通り、多少しっかり感が出てるかなとは思うんですけれども、変にシリコンとかの被膜成分が残ってべたつきを感じるものに比べたら、自然な風合いの髪になっていて、これだけでもいいやって方もいらっしゃるんじゃないかと思うぐらい、さらっとふんわりまとまっていると思います。今回はこれだけの機能を見るためにドライヤーしましたけれども、本来はこのヘッドスクラブをした後に別のシャンプー、トリートメントなんかを使ってから仕上げていただくというものなので、大抵の場合はヘアケアの仕上がり感が良くなるんじゃないかなと思います。
これでヘアケアの仕上がり感とか、あとは地肌のにおいとかが軽減していく要因になるというのは実際にあるだろうなと思っておりまして、先ほども言ったように、高濃度の塩化ナトリウムによる地肌効果と、あとは頭皮のにおいの軽減が期待できるんじゃないかなと思っております。あとは普通に香料の成分がすっきりしていて爽やかっていうのもあると思うし、泡立ちがすごく良くなるっていう話だと思うんだけど、先ほど説明した非イオン系界面活性剤がいくつか配合されてることで、蓄積していたシリコンの成分なんかを除去しやすくなっている可能性もあると思います。
あとは一般的に、プレシャンプーみたいなことを普段されてない方がヘッドスクラブして、次にシャンプーしてるっていうのもあるかもしれなくって。当然のことなんだけど、シャンプー前に皮脂とかをある程度落とした方が泡立ち良くなるものなので、それによる単純な油分をあらかじめ除去したことによる泡立ちの増加っていうのも見込めるんじゃないかなと思いました。
ただ、このスクラブの一番個人的にいいなと思ってる要素は、やはりそのベース成分の構成が本当にまとまってることだと思うんですよ。あまり国産のヘアケアでヘッドスクラブって多くなくって、海外発のブランドとかのものが多い印象なんだけど、そういうものは本当に結構洗浄力が高くなっていて、敏感肌の方とか地肌が弱ってる方だと使いにくいものが多い可能性が高いと思うんですけれども、本作に関しては本当にマイルドな成分で構成されているので、どんな方でもお試しいただきやすいっていうのが非常に素晴らしい要素になってると思います。
ベース成分のタウリン系の洗浄成分とかも、高級なサロン専売品とかでも使われているような洗浄成分になっておりますので、比較的ダメージのある方でも私は使っていただけると思っておりますし。ただ、すごいダメージが蓄積してる場合は、髪の毛にみたいな感じでスクラブでこすりつけちゃうと、それはダメージの増加につながる可能性はありますから、髪の毛の洗浄は立った泡を伸ばす程度にしていただいて、地肌をもみもみって塩のスクラブでやっていただくのが、基本的にはいい使い方になるんじゃないかなと思います。あとはデザインなんかもシンプルで、お風呂場に置いといても違和感がないのも、個人的にはおすすめの良さです。
ということで、今回ご紹介させていただいたのが、無印良品さんの今大人気の植物発酵液ヘッドスクラブ。解説させていただきました。こちらは3種類の香りがありまして、200g入りで1490円の税込み価格となっております。現在までに公式サイトでのレビュー数が3種類合わせて1000件以上ついてるぐらいの大人気作になっておりまして、本当はもうちょっと早く気づいて、ご紹介できていたらよかったかなと思ったんですが、この動画が発表される頃にはまた新作のヘッドスクラブが別のシリーズからも出てきているということなので、そちらもぜひ機会があれば成分解説してみたいと思っております。
以前からお話ししてる通り、最近のヘアケアってどうしてもシャンプーとかの洗浄力がマイルドになりすぎちゃって、トリートメントとかの被膜成分とかが蓄積して、ビルドアップっていう現象が起こって髪の質感が低下してる人が増えてるっていうような情報なんかも何回もご紹介してるんだけども。そのビルドアップによる質感低下なんかが起こってる髪に対しても、こういうヘッドスクラブを使うことで蓄積した被膜成分を除去して、髪のコンディションを高めることができる可能性があると思っております。
そういった要素としても、シャンプーの前に使用するプレシャンプー的な位置づけの製品としては、地肌のケアも考慮しつつ、さらに髪の毛のケアなんかもしていけるという、一石二鳥のアイテムになってると思いますから、無印製品の中でも非常におすすめ度の高いヘア製品になってるんじゃないかなと感じました。頭皮のにおいとか、髪の毛がべったり重たくなってるっていうのが気になってる方は、ぜひ試してみてほしいと思います。
ということで今日の動画は以上になります。こちらの動画がいいと思いましたら、チャンネル登録と高評価、ぜひよろしくお願いいたします。それでは次回の動画でまたお会いしましょう。バイバイ。
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