新NISA3年目の「次の一手」として米国大型成長株10銘柄に集中投資する「メガ10」をどう考えるか
PIVOT 公式チャンネル新NISAが始まって3年目に入り、オール・カントリー(オルカン)やS&P500を積み立ててきた投資家の中から「次に何を買えばいいのか」という声が出ている。この番組はニッセイアセットマネジメントの提供で、同社チーフ・ポートフォリオ・マネジャーの桑原淳一さんと営業部長の長谷川真希さんが、同社の集中投資型インデックスファンド「メガ10」を題材に、成長投資枠の使い方を解説した。聞き手は西川さんで、自身のポートフォリオを添削してもらう場面もある。以下は出演者の説明と見解をまとめたものである。
出演者の立場
桑原さんは、インデックスへの連動を目指すパッシブファンドの運用に携わり、国内株式と外国株式の両方を経験してきた。リーマンショック直後に社会人になり、相場の良い時期も悪い時期も見てきたという。夜も眠れないような局面もあったと振り返った。長谷川さんは投資信託のマーケティングを担当し、インデックスファンドやアクティブファンドの開発、投資信託を分かりやすく伝える情報発信に関わっている。
アンケートに見る「3年目の悩み」
番組が実施したアンケートでは、つみたて投資枠で何に投資しているかという問いに対し、全世界株式が39%、オルカンとS&P500の両方が38%、米国株式が14%だった。西川さんはこれを、約9割がオルカンかS&P500を積み立てている結果だと紹介した。桑原さんも、知人と話していて全世界株式やS&P500に投資している人は非常に多いと実感していると述べた。
成長投資枠を活用できているかという問いには、82%が「積極的に使っている」、18%が「眠らせている・使いきれていない」と答えた。西川さんはこの82%を意外に多いと感じ、長谷川さんも、成長投資枠はハードルが高いという声を周囲から聞いていたので、もう少し少ないと思っていたと話した。
さらに今のNISA投資で悩んでいることを尋ねると、およそ4割が「オルカンやS&P500の次に何を買えばいいか分からない」と回答した。長谷川さんは、オルカンやS&P500しか持っていない人が何千もある投資信託から自分に合うものを選ぶのは非常に難しいだろうと述べた。寄せられた具体的な声には、「成長投資枠の資産がなかなか増えない」「オルカンは分散しすぎな気がする」「いろいろな銘柄に目移りしてしまう」「成長投資枠に最適な商品を知りたい」といったものがあった。
長谷川さんは、こうした声を最近よく耳にするようになったという。3年目で投資に慣れ、次のステージに進みたいと考える時期に来たものの、情報も選択肢も多すぎて迷い、手が止まってしまうのが実情だと見ている。そのうえで、こうした悩みが出てくるのは投資に真剣に向き合ってきたことの裏返しでもあると述べた。桑原さんも、友人との会話で「米国株だけに投資しているが分散した方がいいのか」といった質問を受けるようになり、ステージが一段上がった感じがあると話した。
西川さんのポートフォリオへの評価
西川さんは3年前、当時勤めていたメディア企業では個別株を買いにくかったこともあり、「オルカン一択」「S&P一択」といった動画を見て新NISAを始めたという。つみたて投資枠はオルカン100%、成長投資枠はS&P500 100%で、それぞれ月10万円を30カ月積み立ててきた。元本は約600万円で、収録直前に確認した評価額はオルカンが約400万円、S&P500が約410万円、合計約820万円、ざっくりプラス33%程度だった。どちらが伸びるか競わせるつもりだったが、ほとんど差がつかないまま推移しており、結局どちらも中身はほぼ米国なのではないかと感じていたという。
桑原さんはこのポートフォリオを「王道中の王道」と評価した。そのうえで、オルカンもS&P500も運用の仕組みが似ており、多少の違いはあっても同じような値動きをするため、スパイス的なものを加えても面白いのではないかと提案した。長谷川さんは、まず3年間積み立てを続けたこと自体が素晴らしいと述べ、次の一手に進む前にNISAの基礎を確認することを勧めた。
NISAの基礎と成長投資枠をめぐる3つの誤解
長谷川さんによれば、つみたて投資枠は対象商品が金融庁の基準で絞り込まれているため、初心者でも選びやすい。一方で成長投資枠は幅広い商品から自由に選べるぶん、誤解も多いという。代表例として3つを挙げた。
1つ目は、つみたて投資枠を上限まで埋めないと成長投資枠に投資できないという思い込みである。実際には両方の枠を同時に使える。2つ目は、つみたて投資枠の対象外の商品はよく分からないから避けておこうという先入観である。3つ目は、積立投資はつみたて投資枠の対象商品でしかできず、成長投資枠の商品は一括で買うしかないという勘違いである。実際には成長投資枠でも積立で購入できる。西川さんが制度の名称が分かりにくいのではないかと問うと、桑原さんも分かりづらい面は正直あるかもしれないと答えた。
成長投資枠の年間投資枠は240万円で、つみたて投資枠の2倍である。個別株も対象になり、金そのものには投資できないが、金を対象にしたETFなどは選べる。長谷川さんは、選択肢が多いことで逆に悩んでしまう人が多いと見ている。
話題の上場銘柄と「時間がない」という壁
長谷川さんは最近の話題として、SpaceX、OpenAI、Anthropicといった大型テック企業の上場をめぐるニュースを挙げた。西川さんは、自分の保有商品に入っていないかと確認したくなったものの、次々に話題が出てくる中で簡単に手を出すのは難しいと感じたという。買うとしたら個別株か、それを含む投資信託か、という問いに対しては、個別株なら一発当たれば儲かるのではと思ったが、調べるほど時間がなく面倒に感じたと答えた。
長谷川さんは、SpaceXについては抽選に外れて投資したくてもできなかったという声もあると紹介した。そのうえで、あふれる情報の中から何をどう買うかを選び、自分から情報を取りに行くことが大事だが、その時間が取れないことが成長投資枠をうまく使えていない大きな理由の一つだと述べた。
集中投資型インデックスという選択肢
西川さんが、オルカンやS&P500は広く薄く投資するものだが、伸びているところに特化した商品があればいいと思うと話すと、長谷川さんは、S&P500はよく知られた指数である一方、幅広く分散しているぶん1社あたりの投資割合は小さくなると指摘した。成長企業に厚く投資したい場合は、少数の銘柄に集中する集中投資型のインデックスファンドに目を向けるのも一つの選択肢だとし、その例としてメガ10を紹介した。
桑原さんの説明では、メガ10は米国の超大型成長企業10社を選び、1社10%ずつ、合計100%で均等に投資する指数に連動するファンドである。「卵を一つのかごに盛るな」という格言との関係を問われると、桑原さんは、500銘柄に分散していることの安心感はあると認めたうえで、より高いリターンや成長を求める投資家もおり、優良な10社に絞って投資することはそうしたニーズに合う解決策の一つだと考えていると答えた。
メガ10の4つの特徴
桑原さんは特徴を4つ挙げた。1つ目は超大型グロース企業への集中投資である。「超大型」は時価総額が非常に大きいこと、「グロース」は売上高や利益がしっかり伸びている成長性を指す。2つ目は年4回の銘柄見直しと入れ替えで、桑原さんはこれを「鮮度管理」と表現した。3つ目は均等配分へのリバランスで、値上がりした銘柄を売り、値下がりした銘柄を買って各10%に近づけるメンテナンスを年4回行う。4つ目は、同社が売りとする市場の変化への適応力で、定期的な入れ替えによって、その時代に合った魅力的な企業を組み入れられるルールになっているという。
収録時点(7月下旬)の構成銘柄として、イーライリリー、ビザ、マスターカード、テスラ、NVIDIA、メタ、マイクロソフト、アルファベット、ブロードコム、アマゾンが挙げられた。西川さんがアップルが入っていないことを指摘すると、桑原さんは、アップルは時価総額が非常に大きく素晴らしい企業だとしたうえで、定量的に見ると利益や売上の成長に限りが見えている部分があり、成長性の高い企業を選ぶメガ10には現時点で入っていないと説明した。
テック企業以外が入っている理由について、桑原さんは、イーライリリーは肥満症薬が世界的に人気で医薬品としての成長性が見られること、ビザやマスターカードは一見地味に見えるが、クレジットカードによる決済の流れは今後も変わらないと考えれば、成長性のある大企業として仲間入りするのに違和感はないことを挙げた。
S&P500と重なるのになぜ買うのか
西川さんは、メガ10の構成銘柄はオルカンやS&P500とかなり重なっていると指摘した。桑原さんもその点は認め、それでも投資する理由は集中投資による高いリターンへの期待だと述べた。S&P500の約500社の中には成長している企業もあれば、成長がうまくいっていない企業もある。過去も将来も成長が期待できる企業に集中することで、より高いリターンが期待できると桑原さんは考えている。西川さんがこれを「薄いカルピスではなく凝縮されたカルピス」とたとえると、桑原さんは「濃いカルピスをぜひ飲んでいただきたい」と応じた。
時価総額上位10社の変遷が示すこと
桑原さんは、S&P500の時価総額上位10銘柄の変遷を示した。1995年12月末に1位だったゼネラル・エレクトリック(GE)は、2005年12月末も1位だったが、2015年12月末には4位に下がり、2025年12月末には上位10社から姿を消している。西川さんは、当初は石油、通信、製造業などのいわゆるオールドエコノミーが並び、2005年から2015年にかけてITやインターネットのプラットフォーム企業が現れ、2025年にはAI、半導体、クラウドの企業が並ぶと読み取り、10年でここまで変わることは誰も想像できないと述べた。桑原さんも、これを当てにいくのは難しいだろうと応じた。
現在時価総額1位のNVIDIAについては、2015年は251位、2005年は361位で、1995年にはS&P500に入ってもいなかったという。桑原さんは、こうした急上昇する企業もルールに基づいて自動的に指数に入ってくる点を強調した。一方、2025年12月末に時価総額2位のアップルがメガ10に入っていないことにも触れ、時価総額も売上高成長も時代とともに変わるため、銘柄の鮮度管理の仕組みが重要だと考えてこの指数を作ったと述べた。
FANG+やマグニフィセント・セブンとの違い
西川さんが、名前を聞いたことのあるFANG+やマグニフィセント・セブン(MAG7)との違いを尋ねると、桑原さんは最大の違いは銘柄が固定されているかどうかだと答えた。メガ10には固定銘柄がなく、極端な場合は10銘柄すべてが入れ替わる可能性もある。一方、FANG+指数は6銘柄が原則固定で、4銘柄が入れ替え対象だと説明した。MAG7もNVIDIAやアルファベットなど銘柄が固定されており、これまで米国市場をけん引してきた代表的な7銘柄だという。
西川さんが、今伸びている企業を後から追いかけることにならないかと問うと、桑原さんはその考えもあり得ると認めつつ、メガ10は選んだ銘柄が今後も伸びるだろうという前提で運用されていると答えた。
パフォーマンスの比較と下落局面
桑原さんは、リターンは起点をどこに取るかで変わると断ったうえで、2021年6月30日から2026年6月30日までの期間で、メガ10指数がS&P500やFANG+指数を上回ったとする推移を示した。西川さんは、下落局面でメガ10の下げ幅が小さいことに注目した。
桑原さんはその要因の一つとして、銘柄の固定の有無を挙げた。FANG+が大きく下がった時期はテクノロジー系企業が軟調だった局面で、メガ10にはテクノロジー以外の銘柄も入っていたため、それがクッションになって下落を抑えられたと見ている。
銘柄を固定しないことのメリットとして、桑原さんは勝ち組、つまり大きく成長している企業に多く投資できる点を挙げた。デメリットとしては、年4回入れ替えの機会があるため、たとえばNVIDIAを持ち続けていればより高いリターンを得られた可能性がある、という点を認めた。
10銘柄なら自分で買えばいいのではないか
株に詳しい人なら個別株で買えばいいと考えるのではないか、という問いに対し、桑原さんは、自身も指数を開発する際、10銘柄なら自分で買えるのではないかと一瞬思ったと明かした。そのうえで、個人で運用する場合の難しさを3点挙げた。1つ目は、入れ替えのたびに売買手数料がかさむこと。2つ目は、成長性の高い銘柄を見極めるには、米国企業の英語の財務諸表を読んで自分で分析する必要があり、非常に難しいこと。3つ目は、個人が最も身近に感じるであろうNISA枠の消費である。個別株で銘柄を入れ替えるには売って買い直す必要があり、そのたびに枠を使う。売却した分の枠は翌年に持ち越される。ファンドであれば中で運用会社が入れ替えるため、NISA枠を無駄に消費しないと桑原さんは説明した。
メガ10のリスク
西川さんが「おいしい話だけに聞こえるが、リスクはあるのではないか」と尋ねると、桑原さんは当然リスクはあると答えた。最大のリスクは10社への集中投資で、1銘柄あたり約10%を占めるため、各銘柄の値動きの影響が大きくなる。S&P500でのNVIDIAの比率は7〜8%程度だったと思うとし、それと比べてもウェイトは大きいと述べた。次に、米国株に投資するため、米国市場が大きく下落する局面では元本が大きく目減りするリスクがある。最後に、円高が進むと基準価額にマイナスに作用する。
今後の米国株をどう見るか
NVIDIAやAI関連の熱狂が続く中で米国株は大丈夫かという声について、桑原さんは、引き続き世界経済の中心は米国だろうと考えていると述べた。AIや半導体の需要拡大という中長期的なトレンドは続くと見ている。地政学リスクも非常に重要なポイントで、それに伴う金利や為替の不安要素も十分あると認めた。5年後、10年後の成長セクターを当てるのは非常に難しいとも述べた。
そのうえで桑原さんが強調したのは、短期で上がりそうだから買うのではなく、腰を据えて成長を取りにいく視点である。短期で値動きがあると投資している実感が湧き、底値で買えば一攫千金を狙えるかもしれないと考えがちだが、目先の動きに一喜一憂せず、10年、20年、30年先の資産形成という投資の目的に立ち返ってほしいと話した。
コアとスパイスという組み合わせ方
オルカンやS&P500を持っている人は追加で買うべきか、乗り換えるべきかという問いに対し、桑原さんは、つみたて投資枠では定番のオルカンやS&P500をコアに据え、メガ10は成長投資枠でスパイスとしてポートフォリオに加えるのが一つの方法だと答えた。メガ10は成長投資枠でのみ購入できる商品で、つみたて投資枠はコアとして堅いものにしておき、成長投資枠でより高いリターンを求める人が挑戦するのは「あり」だと西川さんが確認した。長谷川さんは、コアの商品だからといってリスクがないわけではない点には注意してほしいという趣旨の補足を加えた。
西川さんは、米国が倒れたら終わりだとSNSで言われることもあるが、米国が倒れたら世界も終わりだと考えているので今のままでいいと思っていると話した。長谷川さんは、それは西川さんが長期で投資を考えているからだろうと応じつつ、不透明感がくすぶり短期的には不安定な動きもあり得るため、いつ買うかというタイミングの悩みが生じると指摘した。冒頭のアンケートでも追加投資について分からないという回答が30%台あったことに触れ、だからこそ長期の積立投資で時間を分散してしまえば「買い時」はないのだと述べた。
西川さんのポートフォリオにどう加えるか
西川さんが、自分がメガ10を入れるならどうすればよいかと尋ねると、桑原さんは、使えるのは成長投資枠であり、何%入れるべきかがまさに知りたい点だろうと受け止めた。ただし割合は、どれだけリスクを取れるか、どれだけの期間投資できるか、資産のうちどれだけを投資に回せるかと照らし合わせて決めるべきだと答えた。西川さんが、今の職場にいる間は多めにし、転職したら下げるといった調整をしてよいかと確認すると、桑原さんはそれが非常に重要だと応じた。
西川さんが、今はもう少しリスクを取ってもいいと考えていると話すと、桑原さんは、最適な割合を示すのは難しいとしながら、現在S&P500が100%の成長投資枠に、さらに上乗せしてメガ10を加えるのはよいのではないかと述べた。
最後に長谷川さんは、米国の成長性に期待し、少し攻めた投資をしたい人や、成長企業への投資の厚みを増やしたい人に、新NISA3年目の次の一手として検討してほしいと語った。桑原さんは、資産運用がここまで広まった今だからこそ、投資の目的に立ち返ってほしいと述べ、定期的に銘柄を入れ替えてその時々の米国企業の成長を取るという仕組みに共感する人には、よく調べたうえで検討してほしいと締めくくった。
ちょっと僕のポートフォリオ見てもらってもいいですか?ぜひよろしくお願いします。すいません。ちょっと見ていただきたいなと思います。両方されてるんですね。あ、ちゃんと両方してます。非常に王道中の王道のポートフォリオだなというふうに思いますね。
オルカンやS&P500の次に何を買えばいいかわからない。メガ10です。メガ10。米国の超大型成長企業ですね。イーライリリー、NVIDIA、メタ、Microsoft。うん。
…といったところが期待できるかなと。カルピスですね。カルピスです。薄いカルピスじゃなくて凝縮されたカルピスみたいなイメージですね。美味しい話だけに聞こえるんですけど、これリスクあるんじゃないですか?
米国の株式に投資しますので、米国市場が大きく下落する局面ではですね、どうしても投資元本が大きく目減りしてしまう。
僕のポートフォリオを見てどうしていけばいいですか?メガ10入れるんだったら。どれだけリスクを取れるのかとかですね。どれだけの期間投資できるのか、ご自身のその資産状況ですね、どれだけ投資に回すことができるのかといったところと照らし合わせながらウェイト配分を考えるのがよろしいかなと思います。
こんにちは。PIVOTの西川です。企業が持つ独自のサービスやメソッドからビジネスパーソンに必要なスキルセットを学ぶ番組「&SKILL SET」です。今回は「新NISA成長投資枠の攻略法 米国成長株10銘柄の可能性とは」をテーマに聞いていきます。ニッセイアセットマネジメントの提供でお送りします。
ではゲスト講師をご紹介していきましょう。ニッセイアセットマネジメント チーフ・ポートフォリオ・マネジャーの桑原淳一さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。そして営業部長の長谷川真希さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
さ、まず桑原さんからお話をお伺いしたいんですけれど、これまでどういうふうな仕事をされてきたんですか?はい。私自身はパッシブファンドと言いまして、インデックスに連動を目指すファンドの、投資信託の特に運用を行っております。国内株式であったり、外国株式の経験がございますので、本日は私どものファンドの魅力を十分に伝えられると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
運用の世界に長くいるということですよね。アベノミクスとか、いろんないい時も悪い時も経験されてるんですか?はい。リーマンショックの直後に社会人をスタートしましたので、そこも知っておりますし、いい時も知っております。ちょっと肝が冷える瞬間とか結構あったんじゃないですか?当然夜も眠れないとかもございますので。ちょっとたっぷりと詳しく後ほど聞いていきたいと思いますので。はい、お願いします。
そして長谷川さん、これまでどういう仕事されてきたんですか?はい。現在は投資信託営業部に所属しておりまして、公募投資信託のマーケティングを担当しています。例えばインデックスファンドですとか、アクティブファンドの開発に携わったり、投資信託を分かりやすくお伝えするための情報発信などをしています。
じゃ、実際にですね、今日は桑原さんに教えていただける内容を説明していただきたいと思います。何でしょうか?はい、「新NISA成長投資枠の攻略法 米国成長株10銘柄の可能性とは」ということで、3つのテーマで解説させていただければと思います。まず1つ目が新NISA 3年目の悩み、2つ目が攻めの米国株集中投資の可能性、3つ目が今後の米国株の展望です。
やっぱり新NISAが始まって、始めようか悩んでるっていう人が結構多かったのが、だんだん何に投資していいかわかんないみたいなことって、現場でも声聞かれたりしましたか?どうでした?ちょっとステージが上がってきたっていう感じはしますね。あ、そうですか。私も職場の友人たちと飲みに行ったりとかですね、お話する中で、何に投資すればいいのかとかですね、アメリカの株だけに投資してるけど分散した方がいいのかとかですね、そういった質問はプライベートの中でも出てくるようにはなったなという感じはしますね。
ちょっと実際アンケートを取っていますので、そちらをご紹介していきたいと思います。はい、ではまず1つ目です。積立投資枠で何に投資をしているかを聞いたところ、このような結果になりました。全世界株式39%、そしてオルカンとS&Pの両方38%、米国株式14%ということで、9割がオール・カントリーとS&P500という結果になりました。これやっぱり王道で積み立ててる方がほとんどということになりますね。
やっぱりこういうふうな実感ありますか?これは私自身非常に実感はありますね。やはりこの全世界株式であったりS&P500に投資してる方は非常に多いなというふうには実感を受けますね。
なるほど。じゃあ次の質問です。こちらです。成長投資枠は活用できていますかという、さらに深掘った質問になります。積極的に使っているが82%、眠らせている・使えていないが18%という結果になりました。でもこれちょっと僕意外だなって思ったのが、82%の人が積極的に使ってるって聞いたのはちょっと多いんじゃないかなと思ったんですけど、この辺実感としてどうですか?
そうですね、私ももうちょっと少ないのかなと思っていました。結構成長投資枠となると少しハードルが高いなという周りの声も聞きますので、視聴されている方はそういったご興味関心がおありなんだなということを感じました。
なるほど。さらにここから質問を深く掘っていますので、こちらご紹介しましょう。今のNISA投資で悩んでいることはというふうに聞きますと、およそ4割がですね、オルカンやS&P500の次に何を買えばいいか分からない。つまり先ほどの成長投資枠は活用しているんだけれど、次何買えばいいのっていうのが分からないという人たちが1番多くて。
オール・カントリーであったりS&P500しか持ってなければ、何千とある投資信託の中から何を選べば自分に合ってるかっていうのをピックアップするのは非常に難しいんだろうなっていうのは、非常に実感というか、分かるなと思いますね。
なるほど。これ、新NISA 3年目に入りましたので、同じような悩みを持ってる人が多いかと思いますので、さらにここからですね、アンケートに寄せられた具体的な声を聞いていきたいと思います。たくさん聞いてきたんですよ。どんな悩みがあるのかなと思って聞きますと、まず1つ目です。こちら、成長投資枠の資産がなかなか増えない。
さらに次が、オルカンは分散しすぎな気がする。分散するのがいいよと、もう王道だよと言われても、だんだんみんな欲が出てくるんですかね。そして欲が出てくるとこうなります。いろんな銘柄に目移りしてしまう。やっぱあれの方が伸びてるんじゃないかなとかね。買ったりしたくなりますよね。
そして最後です。成長投資枠の最適な投資商品を知りたい。PIVOT見てる人は、普通に投資されてる人よりも1段上の人がちょっと多いかと思いますので、具体的な商品を知りたいなという人がたくさんいるということがアンケートで分かりました。
さあ、新NISAが始まって、もうこれで3年目になりますけれども、長谷川さん、実際にこうしたアンケートの声のようなものって増えてたりするんですか?はい。やっぱりこうした声はよく耳にするようになりました。というのも、3年目で慣れてきて、そろそろ次のステージに行きたいなと、先ほど欲と西川さんおっしゃいましたけれども、出てくる頃だと思うんですね。
だけども実際には情報も選択肢もたくさんあるので、迷ってしまって手が止まってしまうというのが実情だと思います。なので、こういう気持ちが出てくるのは、まさに皆さんが投資に真剣に向き合ってきたことの裏返しとも言えるのかなと。ああ、なるほど。日本人の投資に対する考え方とかが一段アップデートされてるっていうふうには思いそうな感じしますね。そうですね。
僕もですね、全然NISAのことを当時知らなくて、3年前にPIVOTで勉強してたんですよ。当時、前職で働いてる時にメディアだったので、個別株みたいなものができなかったから、どうすればいいんだろうなと思ったら、もうオルカン一択です、S&P一択ですみたいな動画を、PIVOT以外もたくさん見てたので、僕も新NISA一気に入れてったんですけど、ちょっと僕のポートフォリオ見てもらってもいいですか?
ぜひよろしくお願いします。すいません。先生たちにちょっと見ていただきたいなと思います。結構なかなか衝撃的かもしれないんですけど、積立投資枠と成長投資枠があるじゃないですか。両方されてるんですね。あ、ちゃんと両方してます。
じゃあ積立投資枠。これがですね、全部オルカン。ああ。100%ですね。まあ、まあ、まあ。で、成長投資枠、これがですね、S&P500、100%。
これ始めたはいいものの、しかも10万円、10万円で積み立てして、僕も30ヶ月経って、ただ競らせるだけで。さっき見てきたんですよ。僕今トータル元本として大体600万積み上げていて、今オルカンが400万、S&Pが大体410万で、820万。プラス33%ぐらいでした。ちょっとざっくりですけど。
なのでどっちが伸びるかなって思って競争させたら、ほぼずっと変わんないできてる。やっぱほぼアメリカかみたいな感じなんですけど、先生たちからするとどうですか?この僕のポートフォリオは。でも非常に王道中の王道のポートフォリオだなというふうに思いますね。
ただ、それぞれオール・カントリーもS&P500もですね、同じような運用の仕組みをされていて、多少の違いはあるものの同じような値動きはしてしまうので、多少スパイス的なものをポートフォリオに加えられても面白いのかなというふうには思いますね。
いや、それ本当にそうなんですよね。アプリ開いてて上がってくのは超嬉しいんですけど、結局この2つってそんなに変わんないじゃんみたいに僕の中で思っちゃって、ちょっと違うの欲しいなと思ってたんですよね。
まずは3年間しっかりと積み立てを続けられたのは素晴らしいことだと思います。おお、褒められてる。よかった。とりあえずはいいですね。ただその上で、次の一手をもう1歩いきたいという感じですか。そうですね。もう1歩行きたいですね。ということであれば、まずはNISAの基礎のところから一旦おさらいをしていただくのがよろしいかと思います。
なるほど。じゃあNISAのちょっと基礎的な部分からご説明していただきたいと思います。ではNISAの基礎の部分、積立投資枠と成長投資枠の違いお願いします。
まず積立投資枠は、対象商品が金融庁の基準で絞り込まれています。ですので初心者の方でも選びやすいというのが特徴です。一方で成長投資枠は、非常に幅広い選択肢の中から自由に選べるがゆえに、実は誤解もちょっと多い。どんな誤解ですか?
代表的なものを3つ挙げますと、まず1つ目は、積立投資枠を上限まで埋めないと成長投資枠には投資ができないという思い込み。実際には西川さんが知っていただいてるように、積立投資枠と成長投資枠は両方同時に使うことができます。
2つ目は、積立投資枠の対象外の商品はなんだかよくわからないから避けておこうかなという先入観ですね。確かに幅広いですし、これ本当に大丈夫なのかな、名前聞いたことないぞみたいなところ、調べれば結構ありますもんね。
そして3つ目は何ですか?積立投資は積立投資枠の対象商品でしかできないという勘違いです。つまりどういうことですか?積立投資枠で積立投資をする。はい。これ分かりますよね。分かりますね。成長投資枠の対象の商品、つまり積立投資枠ではない商品では積立投資ができない、一括で買うしかないんでしょうという誤解を持ってらっしゃる方がいらっしゃるんですね。
成長投資枠で積み立てができないって勘違いしてる人がいるってことですか?そうです。そうです。これ桑原さん、ネーミング悪くないですか?ちょっと分かりづらいなっていうのは正直あるかもしれないですね。ちょっと勘違いしそうな人は確かにいますよね、ネーミングの中でね。
成長投資枠の年間投資枠ってどれくらいなんでしたっけ?年240万円と、積立投資枠の倍の金額を投資していただくことができます。これ個別株とかゴールドとかもありますよね。ゴールドそのものには投資ができないんですけれども、それを使ったETFなどをお選びいただくことができるので、反対に選択肢が多くて悩んでしまうという方は多いのかなと思います。
これ悩む人たちって、結局情報が増えすぎてるからどうすればいいかわかんないって感じなんですかね。そうですね。最近ではさらにですね、SpaceXですとかOpenAI、Anthropicといった、上場が話題になるような大型テック企業のニュースもよく耳にしますよね。そうですね。あれ入ってないのかなとかって、ちょっと自分の商品見ちゃったりしますもんね。
投資したいと思われますか?いや、思ったんですけど、どんどん断光してます。してるじゃないですか。だからちょっと簡単には手出すの難しいかなみたいに思っちゃうんですよね。あと、投資しようと思ったらどういう手段で投資しようと思われますか?どういう手段ってどういうことですか?個別株で買うのか、それが入ってる投資信託を探すのか。
いや、これは個別株の方が1発当たれば儲かるんじゃないかとはやっぱ思ったんですけど、調べれば調べるほど、個別株見るほど、そんな多分時間がなくて。お忙しいですよね。ちょっと難しいからめんどくさいかなって思っちゃってるんですけど、これどうなんですか?
やっぱりそういうこともあると思います。あとは今回のケースですと、例えばSpaceXなんかは抽選に外れてしまって、投資したくてもできなかったというようなお声もありますね。なので具体的に何をどうやって買えばいいのか、ありふれた情報の中から選んでいくということも大事ですし、情報を自分から取りに行くっていうことも大事ですし、これがなかなか時間がなくてできないというのが、成長投資枠をうまく使えていない理由の大きな1つだと思います。
なるほど。でも僕もそう思ってオルカンとかS&P500を買ってるわけですけど、これやっぱり広くてちょっと薄いというか、リスクを考えてやってるわけですけど、もっと本当は伸びてるところだけに特化してるのがあったらいいなとかやっぱり思ったりするんですよ。成長企業に投資したいって言ったら、どういう選択肢があるんですか?
まずやっぱりS&Pというのは、たくさんの人がご存知の、よく知られているものであることは間違いないと思います。ただ幅広く分散している分、1つ1つの投資の割合っていうのは少なくなってしまいますよね。で、ちょっと成長企業に厚く投資をしたいなといった時には、ぎゅっと集中している集中投資型のインデックスファンドに目を向けていただくというのも1つの選択肢かなと思います。
なるほど。さ、これ先ほどお話ししていたファンドということですか?まさにその選択肢の1つとしてご紹介したいのがメガ10です。メガ10。メガ10です。なんか覚えやすいネーミングしましたね。どういうものですか?
はい。一言で申し上げますと、米国の超大型グロース企業、超大型成長企業ですね。この10社に集中して均等投資をするというファンドです。
凝縮みたいなイメージでいいんですか?S&P500だと500とかですよね。でかい企業がその中のこれ10ってことなんですか?はい。10社を引き抜いてきて、ポートフォリオを10%、10%、合計で100%で運用している指数になりますね。ファンドになります。
あれ、だって卵は1つのカゴに盛るなみたいな話あるじゃないですか。これ大丈夫なんですか?はい。確かに500銘柄分散していると安心感はあるなというところはあると思います。ただしやはりお客様によっては、高いリターンであったり成長を取りたいといった方はいらっしゃると思います。そういった方には、ぎゅっといい会社を10社選んできて投資していただくというのは、お客様のニーズに1つ合致する解決方法かなというのは考えております。
なるほど。特徴どんなものがあるのか教えていただけますか?はい。大きく4つございます。1つが、超大型グロース企業に集中投資するといったところになります。時価総額、企業の大きさですね、それが非常に大きいところに投資する。そしてグロースというのは企業の成長性です。売上高であったり利益成長がしっかり伸びている会社に投資するといったところがあります。
次が、年4回の銘柄見直し・入れ替え。しっかり鮮度管理しますといったところも特徴になります。そして3つ目がですね、均等配分へのリバランスです。定期的に上がったものを売って下がったものを買う、ポートフォリオを10%ずつに近づけるといった定期的なメンテナンスを年4回やるといったものになっております。
なるほど。そして最後に、ここが我々どものこのファンドの売りではあるんですけども、市場の変化への適応力といったところになります。今後どうなるか、西川さんも多分わからないと思うんですけども、我々の銘柄は先ほどあった通りですね、定期的に銘柄の見直し・入れ替えを行いますので、その時代時代にあった非常に魅力的な企業を入れることができるルールというふうになっております。
定期的に変わるということですけど、今収録7月下旬です。どんな企業が入ってるんですか?はい。イーライリリーですね。ビザ、マスターカード、テスラですね。NVIDIA、メタ、Microsoft、アルファベット、ブロードコム、Amazonですね。
あ、あれ、Apple入ってないんですね。はい。Appleは実は入ってないんですよ。これどうして入ってないんです?Appleもまず申し上げておくと、非常に時価総額が大きくてですね、素晴らしい企業だと思います。ただし定量的に見るとですね、利益の成長であったり売上の成長っていうのが、実は限りが見えてる部分もあるんですよね。なので我々のメガ10はですね、利益であったり売上高の成長性が高いものを選んできておりますので、Appleが今のところ入ってないといった形になっております。
NVIDIAとかね、もう本当連日毎日名前聞くようなものですけれども、それだけじゃなくて、イーライリリー、製薬ですよね。とかビザとか、こういう企業も入ってるんですね。はい。ちょっと私が言うのもはばかられるんですけども、イーライリリーの肥満薬がですね、非常に世界的に人気でして。いや、反応しづらいですね。反応しづらいですよね。
なので、実はそういったものが今世の中で非常に認知がされてきている、医薬品のやっぱ成長性が見られるとかですね。ビザとかマスターカードも一見渋めには見えるんですけども、やっぱり基本的にクレジットカードで決済を行いますので、今後もその流れというのは変わらないといったところに立ち返ると、成長性のある大きな企業として仲間入りしてくるのは違和感はないのかなというふうに思いますね。
これメガ10の指数は、オルカンやS&P500の指数と結構企業かぶってますよね。だいぶかぶってます。改めて投資する理由って何なんですか?やはり集中投資による高いリターンが期待できるといったところだと思いますね。当然S&P500は大体500社入ってるんですけども、その中には非常に成長している企業もあれば、成長がなかなかうまくいってないといった企業も入ってるかと思います。
なのでそういった成長が期待できる、過去も将来も成長してるような企業にぎゅっと集中して投資することによって、より高いリターンといったところが期待できるかなというふうに考えております。カルピスですね。カルピスです。薄いカルピスじゃなくて凝縮されたカルピスみたいなイメージですね。はい。濃いカルピスをぜひ飲んでいただきたいなと。あ、なるほど。そういうことか。
今のトップ10の銘柄って、前と結構違うんですか?非常に変わっておりますね。こちらS&P500指数ですね、西川さんお持ちの。これの時価総額上位10銘柄の変遷を映したものになっております。時価総額なんですね。時価総額です。
これ例えば見ていただきますと、1995年の12月末、1位がゼネラル・エレクトリック、GEですね。このGEがどうなったかと申し上げますと、2005年12月末には引き続き1位。で、その後見ていただくと、2015年12月末にはGEは4位まで落ちて、足元2025年12月末には時価総額上位10社から実はいなくなって、もう消えちゃってるんですね。へえ。なるほど。
メガ10指数ですね。こちらは時価総額だけではなく、売上成長、また利益成長ですね、過去とそれらが高い企業かつ時価総額の高い企業に投資するといった仕組みになっております。なので2025年12月末の時価総額2位がAppleなんですけども、先ほどご説明させていただいた通り、Appleは入っておりませんので。やはり時価総額であったり売上高成長というのは時代と共に変わってきます。なので銘柄の鮮度管理ですね、こういった仕組みがメガ10指数、私も長谷川もいいなと思って作ったものになっております。
いや、まずこの10年ごとの上位10銘柄の変遷ですけど、まずこれが面白いですね。時代を表してて。だって最初って石油とか通信とか製造業とかですね。そうです。オールドエコノミーみたいな形ですね。そうです。2005年から15年にかけて、だんだんITとかインターネットの、プラットフォームになりそうなところとかが出てきて、それで2025年のところだと、AIとか半導体とかクラウドみたいなところが出てくるってことですもんね。
10年でこれだけ変わってるって誰も想像つかないですよね。なかなかこれを当てに行くのは難しいんだろうなというふうに思いますね。NVIDIA、今時価総額1位ですよね。はい。1番下の黄色いところご覧いただきたいんですけれども、2015年のNVIDIAの順位。え、251位だったんですか?はい。あ、そんな下だったんですか?そうなんです。2005年には361位ですし、もう1995年にはまだ入ってもないんです。入ってもないんです。へえ。これは予想できないですね、絶対。
こういうふうに急激に上昇するような企業も、ルールに基づいて自動的に指数に入ってくるので。ああ、これが個別株をずっと買ってくにはなかなか難しいとこですよね。僕の知識が浅くて申し訳ないんですけど、米国株のFANG+でしたっけ、ああいうものとは何が違うんですか?
はい。1番大きな違いというのが、銘柄の固定があるかないかといったところになります。我々のメガ10指数についてはですね、固定銘柄はありませんので、極端な話10銘柄全て入れ替わるといった可能性はあります。一方でFANG+指数についてはですね、6銘柄が原則固定となっております。で、4銘柄が入れ替えとなっておりますので、そこのところは特徴的な違いなのかなというふうに思います。
グロースだとグロースクラスターでしたっけとか、マグニフィセント・セブンとかでしたっけ?名前だけは聞いてるんですよ。買おうかなと思ったんで。この辺ともまた違うってことですよね。はい。マグニフィセント・セブンについてはですね、こちらも銘柄が固定されております。NVIDIAであったり、アルファベットであったりといったところになります。それがずっと固定されて、今までアメリカの市場を牽引してきた代表的な銘柄7つといったところになっております。
でもこれ10社だったら、今伸びてる企業を後から追ってくわけですよね。ここってどう考えればいいんですか?確かにその考えはあると思います。ただしですね、今の銘柄が今後もおそらく伸びるだろうといった前提に立って、メガ10指数は運用はできておりますので。
ちょっと実際にそのパフォーマンスの推移教えていただけますか?こういったものはですね、どこを起点に取るかによってリターンは当然変わってくるんですけども、2021年の6月30日から2026年の6月30日までにおいて、メガ10指数、ピンク色ですね、こちらはS&P500であったり、FANG+指数についてはアウトパフォーム、リターンの方が上回ってるといった形になっております。
あ、やっぱりリターンは1番大きくなってるんですね。プラスのところ。僕これ気になるのが、左側の下のところって、いわゆる伸びてない時、1回下がってる時って、メガ10指数の方が下落の幅が少ないんですね。はい。これ実は、銘柄の固定があるかないかといったところが1つの大きな要因かなと思っております。
やはり緑色のFANG+が大きく下がってることがおわかりかと思います。この辺りというのは、テクノロジー系の企業が軟調に推移した局面になっております。一方でメガ10指数についてはですね、テクノロジー以外の銘柄も入っておりますので、そういったところがクッションになってですね、下落を抑えることができたといったところに繋がってるかなというふうに思います。
銘柄が固定されないことのメリット・デメリット、これが改めて何ですか?はい、やはりメリットというのはですね、勝ち組ですね、非常に成長している企業に多く投資することができるといったところはメリットだと思います。一方でデメリットについてはですね、入れ替わるチャンスというのが年4回あってしまうがために、例えばNVIDIAだったら、NVIDIAを持ち続けていればより高いリターンが取れていたといったところが、もしかしたらあるかもしれないです。
中には株を専門的にやりたいっていう人は、個別株で買った方がNVIDIAとか上がるんじゃないかみたいに言う人いるとは思うんですけど、ここはどう考えますか?私自身もこの指数を開発するとなった時に、10銘柄だったら自分で買えるんじゃないかとも一瞬思いました。あ、やっぱちょっと思いますよね。10個選ぶならいけるんじゃないかって。
はい。ただしですね、やはり個別銘柄を個人の方で買うと、例えば入れ替えをするために売買手数料がかかってしまうとかですね。あと、どの銘柄が成長性が高いのか、売上高が伸びてるかというのを、これアメリカですので、外国の、企業の英語の財務諸表を読んで自分で分析するのは非常に難しいかなというふうに思います。なるほど。
あと1番、個人の方が身近に感じていただけるのが、やっぱりNISA枠の消費ですね。10銘柄を買いに行って、例えば何かの銘柄を売ろうと思ったら、売って買い直しますので、そうしたらNISA枠をやっぱり消化してしまう。売却した分の枠自体は来年に持ち越しになってしまいますので。ファンドという袋に入れてしまえば、中で我々の方が入れ替えを行いますので、NISA枠の無駄な消費というのはないのかなというふうに思います。
そうか。枠の計算までするってなると、結構いろんなこと気にしなきゃいけなくなって、個人だと大変ですね。大変だと思いますね。なるほど。美味しい話だけに聞こえるんですけど、これリスクあるんじゃないですか?
当然リスクはあります。1番のリスクというのはやはり10社への集中投資になります。1銘柄あたり大体10%になりますので、結構大きい。大きいですね。各銘柄の値動きの影響というのは大きくなります。S&P500でもですね、NVIDIAが大体7%から8%程度だったと思うんですけども、それに比べたらウェイトは大きいですね。
なるほど。いや、今S&P500の中でNVIDIA 7%っていう情報ですら知らないので、ちょっと素人が簡単に手出すものじゃないですね、個別株とかってのはね。
あと、やはりこれ米国の株式に投資しますので、米国市場が大きく下落する局面ではですね、どうしても投資元本が大きく目減りしてしまうリスクというのはございます。最後に円高ですね、円高に進むとどうしても基準価額にはマイナスに作用してしまうといったところはございます。なるほど。
NVIDIAやAI関連の熱狂が今続いてる中で、米国株大丈夫なのみたいに言われる声もありますけれども、ここはどうお考えですか?やはりですね、引き続き世界経済の牽引役は米国なんだろうなというふうには考えております。AIであったり半導体のですね、需要拡大というのは、中長期的なトレンドは続くというふうには考えております。
地政学リスクについてはどう思いますか?はい。当然地政学リスクも非常に重要なポイントだと思っております。それに伴って金利であったり為替の不安要素というのも、確かにあると思います。5年後、10年後のですね、成長セクターを当てるというのは非常に難しいことだというふうに思っております。
ただですね、ここで申し上げたいのは、短期で上がるから買うのではなく、じっくり腰を据えて成長を取りに行く視点といったところが重要だと思います。私もそうなんですけども、短期で上がったり下がったりするとですね、投資してる感であったり、底値で買うともしかしたら一攫千金いけるかもとかって考えがちなんですけども、目先で一喜一憂せずですね、そもそもご自身はなんでこの資産運用を始めたんだと。10年、20年、30年先の資産形成で資産運用を始めたんじゃないですかといったところですね。まず投資の目的といったところにはぜひ立ち返っていただきたいなというふうに考えております。
新NISA成長投資枠今どうしていけばいいのか、攻略法というのを聞いてきましたけれど、オルカンやS&P500を私のように持っていて、これ追加で買うのがいいのか、乗り換えるっていう方もいらっしゃったりしますよね。
こちらですね、積立投資枠では定番のオール・カントリーであったりS&P500をですね、コアに据えていただいて、一方でもう…をやっていただいて、スパイスとしてご自身のポートフォリオに加えていただくのは1ついいのかなというふうには思います。
ごめんなさい、改めてなんですけど、メガ10は成長投資枠にしかない商品ですと。なので積立投資枠の方はコアで硬いものにしておいて、成長投資枠の方はよりリターンを求めたい人は挑戦するっていうのはありということでいいですね。ありですね。ただ、コアの商品だからと言ってリスクがないわけではない点だけはご注意いただければと思います。なるほど。
このまま米国かぶってぐんぐん上がっていくと思いますか?いや、これ僕は結構インターネットとかSNSで、アメリカ倒れたら終わりじゃんみたいに言われるじゃないですか。でも、アメリカ倒れたら世界も終わりなんじゃないかって考えてはいるので、このままでいいかなって僕は思ってるんですけど。
多分、西川さんは長期で投資をお考えになってるから、そういうふうに考えるのかなとお聞きしてて思ったんですね。でもやっぱりどうしてもまだ不透明感がくすぶって、短期的には上がったり下がったり不安定な動きをすることもあると思うんです。そうするといつ買うのかってタイミングがね。いや、怖いですね。そう考えると、短期だとやっぱ下がってる時に買いたいなとか思っちゃいますし。
冒頭のアンケートでもあったと思うんですけど、追加投資したらいいかわからないって30何パーセントいらっしゃいましたよね。はい。だからこそ長期で積立投資なんです。もう自動的に分散投資をしてしまえば、買い時なんていうのはないんですよね。はい。確かに。
桑原さん、僕のポートフォリオ見てどうしていけばいいですか?メガ10入れるんだったら。まず成長投資枠ですよね、使えるのは。で、ここで何パーセント入れたらいいですかとかって、多分ズバリそこだと思います。ただこちら割合はですね、西川さんがどれだけリスクを取れるのかとかですね、どれだけの期間投資できるのかといったところにやっぱり関わってくると思いますので、ご自身のその資産ですね、どれだけ投資に回すことができるのかといったところと照らし合わせながらウェイト配分を考えるのがよろしいかなと思います。
ということは、一旦今の企業で働いてる時はこの金額、例えば転職したらもうちょっと下げるみたいな、こういうバランスってのは自分の中でやっていいってことですよね。非常に重要だと思いますね。PIVOTで働いてる時は、ちょっともうリスク取っていいなと思ってるんですよ。そうなるとこれどう考えればいいですか?
こちらですね、どれだけのパーセントをやれば1番ベストかってのはなかなか難しいんですけれども、まず今S&P500 100%となっておりますので、そこに例えばさらにプラスしてですね、メガ10指数を入れていただくってのは非常にいいのかなというふうには思います。
今のメガ10の説明を聞いて、ちょっと悩んでるなっていう方もしかしたらいるかもしれないですけど、どんな一言をしたいですか?アメリカの成長性に期待をしていて、ちょっと攻めた投資をしてみたい、少し成長企業の厚みを増やしたいという方には、NISAの3年目の次の一手としてぜひご検討いただければなと思います。
桑原さん、いかがですか?私自身、やはりここまで資産運用が世の中に広まってきましたので、ぜひご投資いただいてる方にはですね、ご自身の投資の目的に立ち返っていただきたいなというふうに思っております。このメガ10指数ですね、皆様の長期投資に携わることができればいいなといった思いで、私であったり長谷川が商品設計を行いました。
なので皆様の10年、20年、30年後のですね、資産運用、資産形成の一助になれば1番いいなと思っております。ぜひこの銘柄入れ替えを定期的に行う、その旬の旬のアメリカの企業の成長を取るといった仕組みにですね、ぜひ共感いただける方には、より調べてですね、ご投資いただければなというふうには思っております。
私もたくさん学びになりました。桑原さん、長谷川さん、今日は貴重なお話ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。
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