死を意識して見直した「人生は一度きり」――時間の使い方、自分への集中、先延ばしをしないこと

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概要

このチャンネルで以前から何度も扱ってきた「YOLO(You Only Live Once)」というテーマを、話者は久しぶりに取り上げる。もともと話者は「人生は一度しかないから悔いを残したくない。いつ何があるか分からないから、思いきり生きたい」と考えてきた。今回あらためて語ることにしたのは、最近公開してきた一連の動画で触れた出来事を通じて、これまでとは違う考えに至り、見えていなかったものが見えたからだという。

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話者はその出来事を「このまま体がどんどん弱っていって、死を考えた」という言葉にまとめている。動画では、そこで得た二つの気づきと、それを受けて実際に旅に出た様子、そして旅の途中で起きたことが語られる。

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きっかけ:どん底に落ちて死を考えた

話者はこれまで、嫌なことがあっても翌日には忘れてしまうタイプで、勢いよく生きてきたと自分を振り返る。そんな話者でも、ごく最近、それができない時期があった。心身ともにぼろぼろになり、本気で悩み、どん底まで突き落とされたという。

人は突き落とされて初めて考えられること、見えること、理解できることがある、と話者は言う。死について考えるタイミングは誰にでもいずれ来るだろうが、話者にとっては今回がそのきっかけになった。

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一つ目の気づき:人生は「時間をどう過ごしたいか」だけ

一つ目の気づきを、話者は「あくまでも時間をどう過ごしたいかだけであった」という少し長いフレーズで表す。伝わるか分からないが、自分の中ではかなりしっくり来たという。

説明のために話者は二人の人物を比べる。Aさんは、リッチな暮らしのために遊びを捨て、仕事にひたむきに向き合い、莫大な富を得た。もう一方は、サラリーマンとしてそれなりの生活をし、ごく普通の家庭を築いた。どんな環境に置かれても、人は同じ時間を過ごしている。自分の意思と行動で人生を変えられる人もいれば、なかなかそうできない人もいる。それでも、どういう人生を歩めるかは自分の考えと行動次第で決まり、与えられた時間をどう過ごすかに尽きる、と話者は言う。

お金を作ることだけに必死に働く人生について、話者は、好きでやっている人には楽しいのだろうと認めつつ、決して楽な道ではないと見ている。汗水を垂らす労働以上に「脳みそに汗をかく」ような困難が多いはずで、簡単にできないからこそみんな頑張っている。そこまで行こうとすれば遊ぶことはとてもできない。逆に遊んで楽しく生きている人は、お金がなくてやりたいことができない、という状況もありうる。話者自身「ちょっと極端な例」と断ったうえで、「どっちがいいのか」と問い、さらに「その努力をそこまでできるのか」とも問いかける。両方を手に入れて人生を楽しめれば最高だが、人生はそんなに簡単ではない。結局はその人がどう過ごしたいかだけだ、というのが話者の結論である。

このフレーズの要点は「人生には必ず終わりが来る」ことだと話者は強調する。終わりを迎えるときに、やりきった、生き抜いた、満足できる人生だったと思えれば、死ぬときはとても気持ちがいいはずだと話者は考えている。ただ、そう思える人はあまりいないとも見ている。今の世の中には不満を抱え、他人の文句は言うが、自分のやってきたことを振り返ると大したことはない、という人が多いのではないか。そういう人は、最後に「もっとこうしたかった、ああしたかった」という悔いを残してしまう、と話者は言う。

話者がこう感じたのは、自分の人生が終わるかもしれないと思ったときに「このままでいいのか」と本気で考えさせられたからだ。深く考えるうちに、「あくまでもどう過ごしたいかだけなんだ」とふと気づいた。つらい思いをして働いてもいいし、極端な例として、人をだましてお金を得て暮らせばいいと考える人もいるかもしれない。ただ、それでよかったのかという疑問や葛藤は、最後には自分の中に生まれるだろうと話者は見る。そこでやりきったと言えるかどうかが問題だという。

若い頃は勢いで進むのでこういうことは考えない。しかし「自分の人生は短いのかもしれない」と考える時間ができたことで、話者は今の生き方を見直し、今やりたいことが本当にやりたいことなのかを問い直すきっかけを得た。

話者はイーロン・マスクも例に挙げる。マスク氏も自分たちと同じ24時間を過ごしており、普通にしていればご飯が食べられる環境にいる。そのなかで誰よりも何かを頑張ってきて、それが評価されているから、皆が憧れる。しかし同じことができる人は地球上にほぼいないだろうし、それが本人にとって本当に最高で楽しいものなのかも分からない、と話者は言う。このテーマは伝えるのが難しく、伝わる人に伝わればいい、と話者は付け加えている。

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二つ目の気づき:自分に集中する

二つ目に話者が再確認したのは「自分に集中する」ことの大切さである。

話者は若い頃から、想像したり考えたりして「あれはこうだ」と自分の中で結論づける頭のトレーニングをしていたのだろう、と振り返る。イメージしたとおりに人生を歩んできたのも、イメージするトレーニングをしていたからだと今回気づかされたという。

ところがここ数年は、良くないと分かっていてもソーシャルメディアを見てしまい、無駄な時間を過ごしたり、他人を見て妙な影響を受けたりしていた。SNSで「この人かわいい」「この人かっこいい」と見ることにはプラスもあるが、マイナスに働くことのほうが多い、と話者は感じている。いちばんの問題は、自分に意識を向けることを忘れてしまう点だ。SNSのない時代と比べ、自分がどうなりたいかを自分に問いかける時間が減った。最近そう感じている人は多いだろうし、話者自身もそれにずっと気づけなかった。気づいたのはハワイにいたときで、自分に意識を向けてビジョンを広げることをしていなかったと、ふと思い当たったという。

話者はここで日本の「祈り」の文化に触れる。神様や先祖に祈る、神社に行くといった習慣は、今ではやらない人も多いだろう。しかし見えないものに手を合わせて思いをはせたり願ったりすることは、自分と向き合うことに近く、「自分との対話」だと話者は考えている。話者自身は、神様や先祖や守護霊がいるのは当たり前だと疑いなく考えている人だが、そんな話者にとっても、手を合わせて願うことはある種の自分との対話だという。手を合わせているときは集中しているので、自分のことも、相手のことも深く考えられる。毎回手を合わせる必要はないが、自分の心に聞く、自分がどうなりたいかを本気で頭に思い描く、ということをずっとしていなかった。今回どん底に落ちたことで、それに気づかされたと話者は語る。

話者が瞑想を始めたのも、まさにこの流れだという。瞑想は無になるものだが、結局は自分のために自分のことを思って行うものであり、自分に集中することの代表だと話者は捉えている(瞑想のやり方にはいろいろな考え方がある、とも断っている)。逆に、他人に意識を向けても良いことは実はあまりなく、周りの目を気にしたり劣等感を抱いたりすることのほうが多い、と話者は考える。他人から気づきを得ることもあるが、自分のことを考えるほどではない。

何年も人生が狭く、もやもやしていると感じていたのは、このことをしていなかったからではないか、と話者は振り返る。自分に意識を向けていない人は、自分のことに気づけない。だからもやもやした人生になる。話者はこの点をもっと語りたいと言いつつ、要点をこうまとめている。自分で思い描けることは実現できる。自分が思いつきも想像もできないことは、その人にはできない。だから思い描くトレーニングが大事で、ぱっと浮かぶものではなく、日頃から思い描いているものが形になっていく。話者はこれまでそうして欲しいものを形にしてきた。しかしそのトレーニングをやめてから、自分の人生も止まり、確実に成長していない。それに気づいたのが今回だったという。

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思い立ったらすぐ行動:タイからアメリカへ

「生かされた人生、楽しめるときに思いきり楽しもう」という言葉とともに、動画は旅の映像に移る。話者はタイから戻ったばかりで、そのままアメリカへ向かう。カリフォルニアに着いてからは自分で車を運転し、車はアメリカでしか乗らないので、むしろアメリカの運転に慣れてしまっていると話す。

旅の目的地の一つは大規模な音楽フェスで、話者は最終日にようやく会場の建物に登ったと話す。1日15万人が来場する3日間の催しで、VIPチケットは25万円。話者は、好きなアーティストを見られてその値段なら高くないと感想を述べている。

15:19

撮影に使った360度カメラについて

旅の映像の後、話者は今回の撮影のほとんどにInsta360 X5を使ったと説明する。話者はYouTubeを始めて1年ほどの頃、同じチャンネルでガジェットのレビューをしており、当時まだ有名ではなかったInsta360の360度カメラをすぐに買ってレビューした記憶があるという。そのメーカーの最新機種がX5である。

話者が挙げる最大の利点は、カメラアングルを気にせずに撮れることだ。Vlogを撮る立場として普段はカメラの位置や向きを常に意識しているが、このカメラではほぼ持っているだけでよく、気にするのは高さくらいだという。撮影後や配信中にスマホから向きを変えられる点にも驚いたと話す。そのほか、交換可能なレンズ、本体のままでの水深15mまでの防水(60mにはカバーが必要)、小型ながら暗所撮影に強い「ピュアモード」、自撮り棒が映らない点などを紹介している。タイのソンクラン(水かけ祭り)の時期にフェスで水やケーキをかぶっても問題なかったという。なお、この部分は商品紹介として語られている。

20:24

「明日は約束されていない」:半年後・1年後を待たない理由

話者は再び本題に戻る。「人生は一度きり」は普段からよく口にしてきた言葉だが、これほど人生にいろいろなことが起きると、その言葉をあらためて自分で考えさせられた。心身ともにぼろぼろになり、死を考える時間があった。そのとき本気で考えたのは、今生きているこの人生をどう過ごしたいのか、ということだった。

人生には「半年後、1年後にこれをやろう」と思うことがたくさんある。特に志のある人は常に目標があり、それに向けて日々頑張っているはずだ。しかし人生は明日さえ約束されていない。半年後に自分が健康で今まで通りに生きている保証は本当にない。目標に向けて頑張っていて、それができなくなったとき、何をしていたんだろうとなるのではないか、と話者は考えた。

だから、約束されていない半年や1年のうちに「いつかやろう」と思っていることがあるなら、今すぐやるべきだ、と話者は言う。いちばん健康で動けるのが今なら、やるのは今であって明日ではない。半年後でなければできないこともあるかもしれないし、それは構わない。しかし人は延ばさなくてもいいことまで延ばしてしまう。そこで話者は、好きなことや興味のあることを来年や再来年に回さず、今やると決めて、言ったとおりに旅に出たのだという。

22:13

旅の途中で起きたトラブル

話者によれば、約2週間で長距離を移動し、いろいろなことをしたが、悪いことはまったく起きず、最近は調子が良かった。ところがロサンゼルスに着いた初日にトラブルが起きた。

Booking.comで予約した宿に5時間運転してたどり着くと、入口にいたスタッフらしき人に「ここに住んでいるのか」と聞かれた。泊まりに来たゲストだと答えると、この建物は外部の人を受け付けていないと言われたという。事情を話すと「あなたが3人目だ」と告げられた。2人目は同じ日の少し早い時間に来た人で、やはり泊まれずに帰ったらしい。

話者自身、今も事情はよく分かっていないという。住所も建物の名前も同じだが、外観が違う。スタッフに聞くとプールはないと言われたが、予約サイトの写真にはプールがはっきり写っていた。写真ではとても良さそうで、さんざん悩んだ末に選んだ宿だった。連絡してキャンセルしてほしいと言われ、疲れて早く休みたいところで、チェックインどころかホテル探しをする羽目になった。話者はこれを、悪いことが「続く」というのはこういうことだ、と表現している。

24:03

膝の状態と「あの家」

一方で、これだけの旅をしても膝は一度も痛めなかったと話者は喜ぶ。話者は前十字靭帯を断裂しており、現在は靭帯がない状態だという。膝が不安定なため、日常の歩行はできるが、走る、跳ぶ、体をひねる、ダンスをするといった動きはできない。この怪我も、以前の動画で話した家に引っ越してから起きたもので、「全部関連している」「あの家はただ物じゃない」と話者は語っている。

24:32

結び:できるなら今やっておこう

話者は最後に、人生は一度だから、やろうと思ったときにやっておかないといけないと自分で再確認した、とまとめる。時間がたてばモチベーションがなくなったり、できない状況になったり、お金がなくなったりと、理由はいくらでも出てくる。焦る必要はないが、できるなら今やっておこう、というのが話者の呼びかけだ。今回の旅も、タイトルどおりそれをそのまま実行したものだという。

明日は約束されておらず、特に今の時代は自分の健康も含めてそうだ、と話者は言う。そのうえで、自分は絶対に死なない、長生きする、誰よりも幸せになり、誰よりも成功してみせる、それだけの努力はできるしやってきた、と宣言する。誰かと比べて勝ち負けを決める世界ではないが、もしそういう場面になったら絶対に負けない、人生は一度しかないのだから、と述べて動画を締めくくっている。