大会翌日、2年ぶりのジャンクフードを前に振り返るフィジーク初戦の敗因と「行ける」という手応え

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概要

フィジーク大会の翌日、10月13日に撮影された動画である。話者は空腹のまま昼まで待ち、久しぶりのマクドナルドを食べながら、大会の反省点と良かった点、敗戦の受け止め方、そして今後の活動を本音で語る。結果は入賞どころかファーストコールにも呼ばれなかった。それでも話者は、この10か月で「これは勝てる」と確信したと言う。

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久しぶりのジャンクフード

注文したのは、チキンマックナゲット、チキンフィレオ、ダブル肉厚ビーフ、ポテトのL、メロンソーダである。前日にコカ・コーラを100mlほど飲んだので、今日はメロンソーダにしたという。朝食を抜き、この時間まで食事を待っていた。

普段ジャンクフードは一切食べないため、マクドナルドは1年以上ぶりだと話者は言う。昼のマクドナルドは会社員から家族連れまで混雑していて、店内はスターバックスと見間違えるほどきれいだったことに驚いている。食べた感想は、思っていたほどの感動はないものの、子どもの頃と同じように「うまい」と感じたというものだ。好物のチキンマックナゲットは高く評価する一方、ダブル肉厚ビーフについては、普通のダブルチーズバーガーの方がおいしいだろうと率直に話している。

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良かった点:絞りは誰よりもできていた

話者が今回いちばん手応えを感じたのは「絞り」、つまり減量による仕上がりだった。誰よりも絞れていた自信があり、自分は絞りが得意だと今回わかったという。

課題はピークが早すぎたことである。大会の10日ほど前にはすでにかなり絞れていた。サポートを受けていたトレーナーからも「絞りが早くないか」と指摘され、話者自身も同じことを感じていた。久しぶりの出場だったので、遅れるよりは早い方がいいと考えて前倒しにしたが、早すぎたという。話者の説明では、栄養が枯渇した状態を長く保つと筋肉が落ちやすくなる。そのため、ピークを本番に合わせるのが非常に難しかったと振り返る。

それでも、自分の体の絞り方ははっきりつかめたという。大きかったのは減量用の管理アプリで、迷わずに情報を整えられ、自分がどんな経過をたどったかがすべてデータとして残る。話者はこれを、減量がうまくいった大きな要因に挙げている。

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結果と敗因:ポージング

結果について話者は「全然ダメでした。何の結果も残りませんでした」と認める。個別審査の舞台で、審査員と一度も目が合わなかった記憶があり、その時点で順位に入っていないことに薄々気づいていたという。その後の比較審査で最初に呼ばれる上位陣、いわゆるファーストコールにも呼ばれなかった。

話者は、このカテゴリーならファーストコールには必ず入れると本気で思っていた。筋量や体のサイズは十分だったと考えているからだ。敗因はいくつもあり、体の形をもっとフィジーク向けに作る必要があることも痛感している。ただ、本番当日でも改善できたはずの最大の要因はポージングだったと話者は見る。

プロの選手からは、体はとても良かったのにポージングが、と言われた。話者自身も薄々そう感じていたという。自分のプロポーションがよく見えるポージングがあり、自分が良いと思っていたものはそれではなかった。長所を見せるどころか、弱さを出すポージングになっていたという。ちょっとしたアドバイスを受けただけでも見え方が大きく変わり、ポージングひとつで順位が変わったかもしれない、上位に入れた可能性もあると話者は考えている。ただし、仕上がりは良くても「負けは負け」だと付け加えている。

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「フィジーク向きではない」という思い込みが変わった

話者は11年ほどトレーニングを続けてきたが、フィジークという競技に向けた体作りはしておらず、あくまでボディメイクとして取り組んでいた。9年前にはフィジークの大会に出て2位を取っている。それでも、自分の骨格や筋肉のつき方はフィジーク向きではないと、長く思い込んでいたという。

今年出場を決めてからの約10か月は、体をいかにフィジーク向けに作れるかに取り組んだ。筋肉がつくには時間がかかるが、年初と比べると、別人とまでは言わないものの、筋肉のアウトラインが明らかにフィジークの体になったと話者は言う。フィジーク選手からも「めちゃくちゃフィジークの体になったね」と言われ、それが嬉しかったと語る。

話者は、向いていないと感じていたのは、単にそういうトレーニングをしていなかったからだと振り返る。10年続けてきた人間が、わずか10か月でここまで意識が変わった。ポージングも含めてきちんと取り組めば勝てる、と今は考えている。

出場したのはノービスカテゴリーだったが、レベルは非常に高く、体が大きく筋肉のつき方も良い、別格の選手もたくさんいたという。それでも冷静に見て、自分もそこに入り込めると思えた。舞台に立って「無理だった」と感じるのと「行ける」と感じるのはまったく別物で、この手応えが得られたこと自体が大きな希望だと話者は言う。

だからこそ、呼ばれなかった悔しさは大きかった。ゼッケンを呼ばれた選手から並んでいくなか、笑顔でポーズを取り続けたまま自分は呼ばれない。感情を出せないその時間を、話者は「拷問」と表現している。

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静まり返った会場

今回の大会には友人を誰も呼んでおらず、動画でも大きく宣伝しなかった。それでも、舞台に出れば何人かは声をかけてくれるのではないかと少し期待していたという。

実際には、友人を呼んでいる選手にはゼッケン番号を呼ぶ声援が飛ぶなか、話者のときは「図書館ぐらい」静かで、聞こえるのは自分の足音だけだった。ポーズのときくらいは声援があるかと思ったが、それもなかった。大会中に唯一動揺したのがこの瞬間で、自分は知られていないのか、髪型のせいかと考えたと笑いながら語っている。

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理想の体と、大会に出る理由

話者には、死ぬまでに一度は手に入れたい体がある。とても大きな体を目指しているわけではない。プロ選手のように肩や胸の上部が張り出し、トップラインが大きいボディシェイプだという。大会の夜にInstagramを見ていて、かっこいい体の選手が流れてくるたびに、この体にならないとダメだと改めて思ったという。

話者はこれを、芸能人に一日だけなってみたい、異性に一日なってみたいといった誰もが一度は抱く願望にたとえる。ただし自分の場合、その体になることは不可能ではないと言う。

では、なぜ大会に出るのか。出るなら1位を取りたいし、2位や3位を狙って出るのはプライドが許さない。一方で、1位という称号そのものにはそれほど魅力を感じておらず、自分がどう感じたかがいちばん大事だと話者は言う。

大会に出る理由として話者が挙げるのは、期限と明確なゴールである。この短期間で体を変えられたのは、大会での優勝を目指したからだという。パーソナルトレーニングにはそれなりのお金がかかり、食事やサプリメントのコストも時間もこれまで以上にかかる。それでも頑張れたのは、大会という目標があったからだ。「あの体」という目標は抽象的で、そこだけを見ても期間もゴールも定まらない。決められた期間で大会に向けて頑張り、その経験をもとにまた翌年に挑む。この積み重ねで体が変わっていくのだと話者は考えている。

話者は現在、6つの事業を一人で回している。そのため、大会なしで理想の体を目指すのは現実的ではないと言う。夢を見るためにも、現実的に考えなければならないという立場である。

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リベンジとしての大阪大会

次は10月24日の大阪大会に出場し、リベンジを狙う。敗因ははっきりしていて、まずはポージングだという。それ以外の部分は短期間では改善しようがないので、今はポージングに賭けると話者は言う。この日の食事はチートであり、地元・大阪の大会にはぜひ応援に来てほしいと呼びかけている。

15:53

今後の活動:メンバーシップの開始

動画の後半で、話者はYouTubeのメンバーシップを始めると発表した。最近の動画で自分の活動や考え方を話したところ、想像以上の反響があり、コミュニティを作ってほしいという声が寄せられたという。話者はすでに、ランニングやトレーニングを中心とした「SUB α(サブアルファ)」というコミュニティを運営している。ただ、ビジネスを学びたい人、クリエイターになりたい人、マインドセットを鍛えたい人からの要望が多く、以前やっていたメンバーシップを再開することにした。

コンセプトは「学んで終わる人を卒業、体もビジネスも実行する人の集まり」である。話者は、自分がダンスやYouTubeで作ってきたのは結果ではなく「現象」だと考えている。その裏にあったのはテクニックではなく、物事の捉え方や覚悟、行動の選び方だったという。メンバーシップでは、一人で事業をする考え方、SNSでの発信やポジショニング、体作りなどを扱う予定だ。考え方が変われば体は自然に変わる、というのが話者の解釈である。ライブ配信が中心になり、YouTubeの公開動画では話しにくいことも話せる場にしたいと述べている。

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どん底だからこそ伸び代しかない

最後に話者は、敗戦の受け止め方を語る。舞台の上では実際にかなり落ち込んだ。それでも同時に希望が見えたという。優勝すると言いながらファーストコールにも入らなかった今は、どん底にいる。逆に言えば、この下はなく、ここから伸びる振れ幅は大きい。そう考えるとテンションが上がり、本当に落ち込んだのはステージ上の一瞬だけだったと話者は言う。

帰宅後も気分は高いままで、思考がよく回り、ビジネスやYouTubeでのこれからの活動についても良い考えが浮かんだという。前夜はおそらく優勝した人より自分の方がニヤニヤしていたのではないか、とまで話している。

動画はハンバーガーを食べ続けながら終わる。これを食べたらもう一生食べないかもしれない、食べるならアメリカのマクドナルドの方がおいしいらしい、と話して締めくくられる。