さらば青春の光・東ブクロと渡邉美穂が語る、タテドラ『旦那の浮気相手とLINE友達になってみた』の現場

YouTubeで開く ↗
概要

縦型ドラマ『旦那の浮気相手とLINE友達になってみた』で、渡邉美穂は不倫される妻を、お笑いコンビ・さらば青春の光の東ブクロは浮気する夫・哲を演じた。オリコンニュースのインタビューで、2人はこの配役への反応、役作り、撮影現場の様子、作品の見どころについて話している。東ブクロは役作りは「なかった」と言い、渡邉は現場で受けた感情をそのまま芝居に使えたと振り返った。

8分で読めます
0:17

「斜め上」の配役と、事前の評判

夫役が誰になるのか、渡邉は知らされるまで想像していた。東ブクロに決まったと聞き、予想していなかった「斜め上」の人選に驚いたという。ただ受け止めは前向きで、すぐに「最高」だと感じ、東ブクロがこの役をどう演じるのか楽しみになったと話す。情報解禁の段階でかなり話題になっていたため、視聴者もきっと見たいはずだとも述べた。

東ブクロは「このタイトルを見た時点で俺しかおらん」と冗談を言い、もう少し早く話をくれてもよかったのではないかと笑わせた。初対面だった渡邉については、アイドル時代のことしか知らなかったという。出演決定のニュースが出た後、渡邉とドラマで共演したことのある俳優と仕事で一緒になり、「あの子に任せておけば大丈夫」と励まされたそうだ。その俳優がかなり褒めていたので、この人に任せようという気持ちで撮影に臨んだという。

周囲の反応も聞かれた東ブクロによると、現実とドラマの境目を分かっていない人から「またそんなことするのか」「またスキャンダルか」という反応があった。一方で「渡邉さんとやるのはすごいね」と言われることも多かったという。相方の森田について問われると、「ここだけの話」として普段から会話が一切なく、ドラマについても何も話していないと明かした。

2:51

現場の空気をつくった渡邉の明るさ

東ブクロは、現場の空気をつくっていたのは渡邉だったと話す。自分もなんとか溶け込もうとしたが、渡邉は「ずっと喋る」「信じられないぐらい元気」で、おかげで緊張感がなくなり、あとは集中するだけという状態になれたという。スタッフや監督も含めて和やかな雰囲気だったそうだ。

具体例として東ブクロが挙げたのが、カメラの回っていない控室で渡邉から出されたクイズだ。「私は学生時代、何委員だったでしょう」という他愛ない問題で、学級委員と答えるしかないだろうと思いながら答えたという。その時間を東ブクロは「親戚のおじさんに遊んでもらってるみたいな気分」とたとえ、渡邉のフレンドリーさのおかげで緊張しなくて済んだと感謝した。

3:54

「仲のいい夫婦は分からない」から役作りなし

リアルな夫婦に見えたかという質問に、東ブクロは、哲は不倫をしていて妻をどこか邪険に扱う人物で、仲睦まじい夫婦の役ではなかったのがよかったのかもしれないと答えた。渡邉も、幸せな描写は新婚時代の振り返りなどごく一部で、あとはずっと泥沼の展開だったと補足している。だからぎこちない芝居のほうが合っていたのかもしれない、という見方で2人は一致した。

そのうえで東ブクロは、役作りはなかったと話す。仲のいい夫婦は経験がないので分からず、もしそこが役の大きな比重を占めていたら無理だったかもしれないという。不倫しているという設定だけ頭に入れておこうかとも考えたが、それも必要ないと判断し、ありのままで演じたそうだ。

5:14

芝居でも「ちゃんと傷つく」

東ブクロは、どんどんボロボロになっていく妻を演じた渡邉には辛い部分もあったのではないかと気遣った。渡邉は実際に辛かったと認め、泣くシーンも多く、芝居でもちゃんと傷つくのだと感じたという。夫役が他の女性といちゃつくシーンを見ると、芝居だと分かっていても嫉妬のような感情が湧いたそうだ。

渡邉は、東ブクロのそうしたシーンの撮影をわざわざ見に行き、撮り終えた後に「どうでした?」と感想まで聞いていたと明かす。そのときは「絶対許さない」と思ったという。役はもう抜けたと笑いつつ、渡邉は役作りというより、現場で受けた感情をそのまま芝居に生かせたのがありがたかったと話した。

6:23

現場での東ブクロの素顔

渡邉は、東ブクロが「めっちゃ優しい」ことに驚いたと繰り返す。東ブクロは、そこまで悪い人間になる必要もないと受け流した。渡邉は、世間のイメージや立場から勝手に人物像を想像しがちだが、実際に現場で話すとほとんどの人がいい人だったと話した。

渡邉が印象に残っているのは、東ブクロが現場の隅で弁当を食べていた姿だ。初日には、机か椅子か分からないほどの高さのサイドテーブルのような場所に座って食事をしていた。もっと広いところで食べてはと声をかけると、「自分はここで大丈夫」と返されたという。東ブクロは、ドラマの現場はまだ数回しか経験がなく、どうしていいか分からないので、慎ましくしていようと思ったと説明した。

渡邉は、東ブクロが朝から晩まで同じ温度感で淡々としていたことにも助けられたと話す。「いい意味で波がない」人だったので救われたという。2人とも、タイトなスケジュールの割に現場は和気あいあいとしていて、夜遅くなってもピリピリしなかったと振り返った。ほかの現場がピリピリしているという意味ではない、と渡邉が笑って付け加える場面もあった。

8:25

見どころは「絶妙にダサい」ネックレスとスピード感

見どころを聞かれ、東ブクロはまずペンダント、つまり哲がつけているネックレスを挙げた。渡邉はこのネックレスが好きすぎて値段まで調べたという。渡邉はそれを「絶妙なダサさ」と表現し、哲という人物を一つで表しているような存在感があると評した。

東ブクロは、細部へのこだわりと展開のスピード感も挙げる。毎話、何かしらの展開が起こるので、そこが見どころだという。渡邉は、東ブクロのおかげでスカッとする描写がたくさんあると話す。哲がめためたにやられる場面も多く、ちゃんと腹が立ち、制裁も与えられるので、変な罪悪感を持たずに見られるという。可愛い子や綺麗な人といちゃつく場面では東ブクロが「ちゃんと鼻の下が伸びている」と渡邉が言い、本人は「想像ですけどね」と応じた。

渡邉によると、東ブクロはあまりNGを出さなかったという。東ブクロ自身も、1発で決まってしまい、もう少し楽しみたかったと思ったシーンがあったと話す。同じ経験をした女性にはまた嫌われるだろうと自嘲しつつ、あくまでフィクションなので現実とは違うものとして楽しんでほしいと述べた。

10:14

「リベンジしたいこと」と私服の話

リベンジしたいこと、見返したいことを聞かれた東ブクロは、このままでは自分がダサいと思われかねないので、私服のバリエーションを渡邉に見せたいと答えた。これに渡邉は、別の媒体でも東ブクロの第一印象は「私服がおしゃれでびっくりした」と答えていたと明かした。ゴルフのYouTubeでの服装もおしゃれだという。哲の白いタンクトップに七分丈という衣装を見ていたからこそギャップを感じたそうで、持ち物も可愛く、身なりに気を使っている人は素敵だと話した。

東ブクロは、撮影中にダサいといじられていたので、撮影後に着替えると、わざと楽屋の周りをうろうろしていたと告白した。普段はこうなんだと分かってもらいたかったという。

渡邉は反対に、自分はうるさい小娘だと思われていそうで悔しい、まだ見せていない面があると主張した。東ブクロは、渡邉はまだ自分が傷つけられている芝居のところを見ていないので、それを見れば印象が変わるかもしれないと返した。すると渡邉は、自分は朝から晩まで、カメラが回っていないときも芝居をしていた、だからまだ自分を分かってもらっては困る、と冗談を言った。東ブクロは「もう次会えるかどうか分からないぞ」と返している。

2人は今後の共演にも前向きだった。続編や、まったく違う役柄の別の作品でも会いたいと話した。東ブクロは、渡邉が現場を引っ張ってくれる人だと分かったので、次に現場で見かけたら気が楽になると語った。

13:29

結婚観の違い

話題は、結婚するならどんな夫婦が理想かに移った。26歳の渡邉は、周囲で結婚する人が増えているので想像はできると前置きしたうえで、どちらが上とか下とかなく、気になったことがあったらその都度話し合って解決できる相手がいいと答えた。自分は喧嘩や揉め事が苦手で、あまり感情的にならないタイプなので、冷静に話し合える夫婦が理想だという。そのうえで、甘いと言われるだろうと断りつつ、ずっと「プリンセス」でいたい、ずっと可愛いと言われたいという願望も明かした。そのための努力は惜しまないつもりだが、そうはいかないだろうとも思っているという。

41歳の東ブクロは、互いに詮索しない夫婦がいいと答えた。家に帰ってきて誰かがいるのが「無理」で、ずっと一緒にいることもできないので、ほどよい距離感がいいという。渡邉はこれに共感し、パスワードやGPSの位置情報まで共有する夫婦がいることが理解できず、知らないほうが幸せなこともあると話した。東ブクロは、結婚に夢は見ていないと締めくくった。

16:15

視聴者へのメッセージ

最後に東ブクロは、ただ楽しむだけのドラマでもないが、重く見る必要もないと話した。通勤途中などのちょっとした時間に見てもらえれば、毎話楽しめるという。渡邉の演技が光る部分がたくさんあり、自分はそれに必死に食らいついた、とも述べた。

渡邉は、ダサいタンクトップを含め、東ブクロが演じる哲のいろいろな姿を見てほしいと話した。東ブクロがこんな芝居もするのかと意外だったといい、体を張った挑戦にも注目してほしいという。スカッとする要素に加えて、主人公のハッチと親友のマミのやり取りでは、友達の大切さを改めて感じるセリフが多かったと振り返る。守ってくれる周りの人を大切にしなければと思わせる作品でもあり、恋愛以外の部分でも新しい発見や受け取るものがあるはずなので、気軽に楽しんでほしいと呼びかけた。