AIの時代に娯楽は伸びるのか 堀江貴文と入江巨之が語るテレビ局、スタジオ、IPの価値
堀江貴文 ホリエモン堀江貴文は、AIによって人が頭を使わなくなるほど、頭を使う娯楽が求められるようになると考えている。この対談で入江巨之は、堀江がなぜ娯楽事業に次々と手を出しているのかを尋ね、テレビ局の価値、スタジオ不足、コンセプトカフェ、マッチョのミュージカル、IPと古い楽曲の権利まで話を広げていく。
「頭を使わなくなるから、頭を使う娯楽が流行る」
入江によれば、堀江は最近エンタメ関連の事業を多く手がけている。その理由として堀江は一つの仮説を示した。産業革命で機械が肉体労働を代わりに担うようになると、人は運動不足になり、スポーツが生まれて流行した。同じように、AIの時代にはわからないことがあればすぐAIに聞くようになり、人は頭を使わなくなる。だから自分で頭を使って何かをする、頭を使って観るといった類のもの、つまり娯楽が流行るはずだという。堀江は、エンタメ産業はこれから大きく伸びると見ている。
入江が、SBIがエンタメコンテンツに1000億円を投じていることについて理由を尋ねると、堀江は「そうなると思っているのではないか」と答えた。さらにSBIはメディア、たとえばフジテレビの買収も望んでいるのだろうと推測している。
フジテレビは不動産を手放して本気になるか
入江は、フジテレビは不動産で稼いでいたのだから、それを売れば生き残れないのではないかと疑問を投げた。堀江の答えは「半分正解」だ。堀江の見方では、今のフジ・メディア・ホールディングスは、引退後に大家業で暮らすような会社になっている。家賃のような定期収入があるので、エンタメ事業を本気でやろうという気にならない。しかし不動産がなくなれば、売却で得た資金をエンタメに投じ、稼げる体質に変わらざるを得ない。だから本気でやるだろう、というのが堀江の読みである。
入江が、テレビ業界にそこまで頭を切り替えられる人がいるのかと疑問を示すと、堀江は、いないからこそ弱ったところを買収しようとしているのだろうと答えた。
TBSのドラマはNetflixで「発見」された
堀江は最近、NetflixでTBSのドラマをよく観ていることに気づいたという。今観ている『Tシャツが乾くまで』がとても良いそうだ。TBSの『サンデージャポン』の収録でディレクターにその話をし、ドラマの制作予算を増やしたのかと聞いたところ、まったく増やしていないという返事だった。
ここから堀江が引き出した結論は、TBSのドラマは質が高いのに知られていなかった、ということだ。TVerのような見逃し配信はいつまでも観られるわけではない。一方でNetflixに出した作品はずっと観られる。つまりテレビ局は、良い作品を作っていながら、届け方で損をしていただけだという。
それでもテレビのブランド価値は高い
入江は、テレビ局がNetflixなどにコンテンツを売るなら、制作会社になっていくのか、自局の枠の視聴率に響かないのかと尋ねた。堀江は、みんながNetflixに移ってNetflixで作るようになるかといえばそうはならない、と答えた。テレビに出たい、テレビ局に入りたい、テレビに出るタレントになりたいという思いは、若い世代も含めて根強く残っている。
堀江は例として、YouTubeで稼げて知名度もあるのに、わざわざテレビに出たがるYouTuberを挙げた。堀江自身は「テレビに出るメリットはないのに」と思っているが、入江は、それでも本人たちにとっては夢なのだろうと応じた。堀江は、自分はテレビに山ほど出たので今はどうでもよいのだと話している。
一方で堀江は、テレビのブランド価値の高さを具体的な数字で説明した。Netflix専属になる人はギャラが5倍ほどになっている。裏を返せば、テレビなら5分の1の費用で作れて、優れた才能もまだ集まってくる。入江も、テレビ出身者は番組の質が明らかに高く、SNSの運用も上手で、能力の高い人が集まっていると感じているという。
堀江はこれを踏まえて、配信プラットフォームがすべてを持っていくのではないかと以前は思われていたが、作り手はNetflixもテレビも同じ配信先の一つとしか見ていない、と整理した。そして「予言」として、映画もNetflixなどと同時公開した方が絶対に伸びると述べ、映画会社を買収したいとも話している。
スタジオは足りなくなる
堀江は、入江がスタジオ事業を始めたことを「正解」だと評価した。堀江自身もスタジオの買収を進めているという。堀江によれば、スタジオは重い機材を入れるため天井を高くする必要があり、照明やLED、高圧電源も必要になるため、都内で新たに作るのは難しい。地上波だけなら放送枠に限りがあったが、配信によって枠が際限なく広がったため、スタジオは必ず不足すると堀江は見ている。
入江も同じ見立てで、熊谷さんに話を持ち込み、出資を受けてスタジオを手がけたという。入江にはもう一つ理由があった。これからは広告宣伝に頼る時代ではないので、自社でメディアを持ち、コンテンツを作り続けなければならない。そのためにもスタジオが必要だと考えたという。
この文脈で、二人はフジテレビが湾岸スタジオなどの大規模な設備を持っている点にも触れた。スタジオがあり、制作者も集まってくるので、買う側から見ると魅力が大きいという見方である。
コンカフェの原型とその「面白さ」
話題を変えて、入江は前日に初めてコンカフェに行き、7軒回った体験を話した。入江は、あるオーナーから月の売上を見せてもらい、あまり広くない店でもかなりの金額を稼いでいることに驚いたという。しかし堀江は驚かなかった。堀江は十数年前に、日本で初めて話題になったコンカフェに行ったことがあるという。
堀江の説明では、コンカフェは六本木にある夜の店の業態を昼に持ち込んだものだ。「萌え萌えキュン」と言いながらケチャップで絵を描いたり、ミニステージがあったりする演出は、その店とほぼ同じだという。要はシャンパンを飲ませたり、ツーショットチェキを売ったりする商売である。当初は風営法の許可を取らずに昼間営業していたが、今は許可を取ってキャバクラのような形態で営業するのが普通になっている。入江も、回った店はすべて許可を取っていたと応じた。
入江が印象に残ったのは、アイドルがプロデュースした店が歌舞伎町に多く、そこで働く女性たちの話がとにかく面白かったことだ。そうした変わった人たちを動画コンテンツにしたら面白いだろうと、入江は可能性を感じたという。
マッチョのミュージカルと、相撲への横展開
入江から最近興味のあるコンテンツを聞かれた堀江は、マッチョのミュージカルを挙げた。ミュージカル『ブルーサンタクロース』で収益化の手応えを得たので、横展開を考えたという。候補はホストやキャバ嬢、コンカフェ嬢などいくつもあったが、マッチョが一番話が早かった。マッチョのチェーン店「マッチョマッチョ」と組み、オーディションを開くと変わった人がたくさん来たので、ショーとして成り立つと判断したという。10公演だけ上演し、堀江は「うまくいきました」と話している。
次の横展開として、堀江は相撲を題材にすることも考えている。外国人が来そうだというのが理由だ。今回はインバウンド向けの集客に時間を割けなかったが、ネットで調べて来た外国人客が何組かおり、外国人の女性客がとても喜んで、チップもかなり出たという。
ただし今回の会場は風営法の許可を取っていない、特定遊興の施設だったため、過激な演出はできなかった。マッチョの筋肉を触るのは許されたが、お姫様抱っこのような身体接触はNGで、バックハグをしながら歩く程度しかできなかったという。風営法の許可を取った専用の箱があれば、男性版バーレスクのような形でもっと踏み込んだ演出ができる。堀江は、内藤さんのバーレスクが大きく稼いだことを引き合いに出し、マッチョの店を毎日営業すれば10億円規模を稼ぐ箱になると見込んでいる。
入江は、今は堀江のようにこうした面白い企画に挑戦する人が減ったと感じている。かつてはリスクを取ってライブハウスで何かをやるような人がいたが、そういう人がいなくなったという。これに対して堀江は、減ったのではなく元々いなかったのではないかと返した。
日本昔話の舞台で知ったIPの強さ
入江は、日本昔話を題材にした劇を上演した経験を話した。児童養護施設の子どもたちを招くなど福祉寄りに振り切った公演で、渋谷の約300席の会場は全公演満席になった。ただ、8公演程度だったので、すべて売り切っても利益が出る規模ではなかった。入江は、儲かったかどうかは別として意味のある公演だったと振り返っている。
この公演で入江が気づいたのは、IPの強さだった。日本昔話というIPがあるので、一般向けのチケットは何もしなくても売れたという。堀江がもっと大きな会場でもよかったのではと言うと、入江はリスクを考え、最初は小さく始めたかったと答えた。出演者の起用は、落語を手がけているヒカルとの関係から実現したという。入江は、コンテンツの掛け合わせが重要だと話し、今後は画像生成などのAIとIPを組み合わせることに力を入れたいと述べた。
AIによる再現より「当たった曲」を擦る
AIとIPの話に対し、堀江は慎重だった。昔話の声をAIで再現して新しいアニメに使うような取り組みもあるが、堀江はAIを使ったこの種の企画で成功した例はまだないと見ている。AI美空ひばりが紅白で歌った例などを挙げつつ、そうした企画がそれほど受けていないという認識を示した。
堀江が代わりに考えているのは、古い名曲の著作権や原盤権を買い、インフルエンサーや新しい歌い手に歌ってもらうことだ。その根拠として、堀江は秋元康から聞いた話を挙げた。コンテンツで成功する唯一の法則があるとすれば、たくさん試すことしかない。ホームランを打つには打席にたくさん立つ以外に証明された方法はない、というものだ。ピカソが最も有名な画家になれたのは、作品数が他の画家より2桁多かったからだという話も堀江は紹介した。秋元康も良い歌詞を量産しているが、ヒットはたまにしか出ない。だからすでに当たった過去の名曲を使う方が強い、と堀江は考える。漫画日本昔話も、フォーマットそのものが当たっているという点で同じだという。
「ヒットした日がリリース日」
入江は、サカナクションの曲のように昔の曲が突然バズる例に触れた。堀江は、アソビシステムの中川悠介から聞いた「ヒットした日がリリース日」という話を紹介した。FRUITS ZIPPERが当たり、CANDY TUNEはすぐには当たらず、CUTIE STREETが当たった。シリーズの中で肩身が狭かったらしいCANDY TUNEが今年になって急に当たった、という例だ。堀江はこれを比喩だと断りつつ、良い曲を出し続けていれば、今はデジタルなので廃盤も絶版もない、と説明した。音楽や本はデータが小さく、クラウドに永遠に残り続けるので、あとは発見されればよい。これが、堀江が古い音楽IPを買っている理由である。実際に最近も交渉に行ったという。
入江も、昔の曲の権利は数年分の収益を目安にした価格で買うことができ、自分も様々な人からおよそ100曲を買ったと明かした。堀江は、音楽はだいたい循環するものだと述べている。
日本のコンテンツを世界へ
堀江は、J-POPは本来世界で売れるはずで、知られていないのはグローバル向けのプラットフォームがなかったからだと主張する。入江が、日本の既存コンテンツを買ってリバイバルさせ、海外に届けられるようになるということかと確認すると、堀江は「可能になってくる」と答えた。そして、その文脈でオーディション番組を始めようと考えていると明かしたところで、対談は終わっている。オーディション番組の具体的な中身は、この動画では語られていない。
ホリエモンチャンネル。お久しぶりです。どうもおざす。おざす。お疲れ様です。おす。あの、堀江さん本当にいろんなことやってますね。え、いや、Xみたいのもすごくないですか?色々。
色々やりすぎて儲かんないんだよ。儲かんないですか?儲かんない。全然儲かんない。
気になったことあるんですけど、エンタメの方に結構いろんなことに舵切ってるんじゃないかなと思ってて。舵は切ってないけど。本当ですか?エンタメがいっぱいやりたい感じなんですか?今って。
仮説として、AI時代は頭を使わなくなるんで、使わなきゃいけないものが流行るだろうなっていう。なるほど。単純に、だから要は革命とかで機械が全部やってくれるようになって、みんな運動不足になるからスポーツが流行るよね。スポーツみたいな感じで生まれたわけじゃん。
で、AIで頭使わなくなるから、みんなもうわかんなかったらすぐAIに聞いちゃうし。まあ、そうすね。だから頭使う。頭使って見る。自分で頭使って何かするみたいなことが、だから頭系の何か。だからエンタメみたいな。なるほど。だからエンタメ産業はこれからめちゃくちゃ伸びる。なるほど。今なんか全然っていう。
ちなみにあのSBIさんがエンタメのコンテンツに1000億投じてるのご存知ですか?うん。してる。あれってなんであんなに投じるんすかね?1000億も。いや、だからそうなると思ってんじゃない?あ、そうなんすね。うん。あとメディアね。フジテレビとか買収したいんだと思うよ。ああ、そうなんすか。そう。もちろん。
でもフジテレビって不動産は売るじゃないですか。フジテレビ生き残れなくないですか?不動産で儲かってたのに。それはだから半分正解で、要は引退後の退職モデルにして大家さんやってますみたいな、そういう会社じゃん。今のフジ・メディア・ホールディングスって。だから定期収入あるから働かなくてもいいやって思っちゃうじゃん。だからエンタメ事業を本気でやろうと思わないじゃん。
だけど不動産なくなるから、もう売った金でがっつりエンタメに投資して、儲けられるような体質にしなきゃいけないわけでしょ。だから本気でやるでしょ。そんな気概ある人ってテレビの業界いるのかなってちょっと。いや、だからないから、より弱ってきたところをパクっていくっていうことなんだと思うけどね。なるほどね。
NetflixでTBSのドラマをめちゃくちゃ見てることに最近気づいて。ああ、確かに。最近『Tシャツが乾くまで』って今見てんだけど、めちゃくちゃいいのよ。へえ。
で、俺こないださ、TBSのサンデージャポンって番組の収録があって、そん時によく言ってくれんのよ。そのディレクターがセカンドシーズン見てますとか。その話の中で、いや、『Tシャツが乾くまで』が最近いいんだよねとかって。ありがとうございますとかって言われて、TBSドラマの制作予算増やしたのとかつったら、いや、全然増やしてないですみたいな。
だから何が言いたいかって言うと、知られてないんだよ。なるほど。配信チャンネルがメジャーじゃないから。TVerとか見逃し配信とかつって、ずっと見れるわけじゃないじゃん。でもNetflixに出してる作品はずっと見れるじゃん。だからただ単に、いい作品を作ってんのにもったいないことしてただけなんだよ。
テレビ局ってコンテンツ作るじゃないですか。それをNetflixとかいろんなのに売るじゃないですか。そうなったら、コンテンツ制作会社になっていこうとしてるんですかね。でも自分たちの枠で流すけど、視聴率が悪くなっちゃうじゃないですか。
まあまあ、そうなんだけど、じゃあみんながNetflix行って、Netflixでみんな作るかって言うと作んないじゃん。だからそこはブランド価値ってのがあって、テレビに出たい、テレビ局に行きたい、テレビに出るタレントになりたいみたいなのって、やっぱ若い子たちも含めて根強くあるんだよ。
なるほど。YouTuberだってテレビに出たいとか思うじゃん。YouTubeだけやってりゃ稼げてるからいいんじゃない?知名度もあるしって。なんらテレビに出るメリットないのに、テレビに出てるYouTuberとかいっぱいいるじゃん。バカなんじゃねえのとか俺思ってんだけど。まあ、でも夢だったりする。そうでしょ。だから、でも俺なんか死ぬほどテレビ出てるから、もうテレビなんかどうでもいいわけ。死ぬほど出たしみたいな。
でも逆に、やっぱテレビってブランド価値がすごい高いから、Netflix専属になる人ってギャラ5倍とかもらってんだよね。なるほど。テレビだと逆に言うと1/5でできんだよ。制作費用も。いい才能もまだまだ集まってくるから、すごい価値がある。
B見ててもそうですけど、明らかにクオリティがやっぱり高いのと、SNSの運用もめちゃくちゃ上手じゃないですか、あの人たちって。だからテレビの人たちって、やっぱ能力高い人がすごい集まってんだなと思ってて。
そうなんだよ。結局そうなんだよ。だからやっぱ価値あるんだよ。まだまだ価値あるんだよ。で、逆に配信によってそれが知られるようになった。また再び忘れ去られようとしてたのが。確かに。単純にみんな分かったんだよね。Netflixとかに売った方が得だっていう。プラットフォームに全部持ってかれんじゃないかって思ったのよ。だけど作る人というのは、Netflixもテレビも同列に見てるというか、その配信プラットフォームの1つだとしか思ってない。なるほど。
だから、おそらく予言をすると、映画もNetflixとかと同時公開した方が絶対伸びるよ。まあ、そうっすね。でもしてないけど。そう。だから映画会社とか買収したいよねって思ってる。うん。なるほど。
あと、あなたのところがスタジオのビジネスやってるのは正解で、うちも今スタジオ買収しようとしてんだけど。今から必要すよね、絶対。いや、もうだってどう考えてもスタジオってめちゃくちゃ特殊な施設じゃん。重いものを入れたりとかもするし。そう、そう。
だから天高もすごい高くなきゃいけないし、そこに照明だのなんだの全部入れ、LEDも全部入れなきゃいけないし、電源もすごい高圧の電源も入れなきゃいけないしみたいなんで、結構コストかかるじゃないですか。新規で今都内とかに作れないじゃない、なかなか。テレビの地上波だけだったら枠がこれだけしかないってのがあったのが、もう無限に広がるから、絶対スタジオ足りなくなんだよね。
いや、僕はそう見てるんですよ。なんで僕、話持っていったんですよ。やりましょうつって。絶対スタジオだと。で、僕はもう1個やっぱり思ってるのが、コンテンツのメディアを自分たち自社で持っていかないと。結局広告宣伝かけてやっていく時代じゃないじゃないですか、もう今からって。なんで自社でやっぱりいろんなコンテンツどんどん作っていかないといけないよねと思って、やっぱりスタジオいるなと思って。で、熊谷さんに持っていって、熊谷さんにお金出してもらったっていう感じです。
同じような形でそう思うと、フジテレビってスタジオいっぱい持ってていいんですよ。はい。そうですね。フジテレビの湾岸スタジオとか超巨大な設備なんで、めちゃくちゃ狙ってるじゃないですか。そうなんですよ。すごくいいんですよ。そう。だからスタジオもいいし、コンテンツ制作者も結局集まってくるし。そうなんですよ。だから本当テレビの人たちは本当に優秀だなと思いますね。
僕ちょっと話変えていいですか?昨日実はコンカフェに7軒行きまして。初めて行ったんすよ、コンカフェに。で、コンカフェって結構面白くないですか?あ、そう。え、めっちゃ行きます?いや、俺行かない。行かないけど、違う違う。あのね、俺多分日本で初めてバズったコンカフェに10何年前に行って、一応知ってるよ。
本当ですか?今コンカフェがものすごい当たってんのご存知ですか?うん。知ってるよ。え、僕びっくりしました。僕あのオーナーにめっちゃ会ったんですよ。売上聞いたんすよ。月の見せてもらったんですよ。だから普通の多分これぐらいの広さのところで月きまんってなってたんすよ、売上が。え、びっくりしません?うん。まあ、びっくりはしないかな。あ、本当ですか?話盛り上がんないすよ、これ。全然。
なんかあれなんすよ。僕がびっくりしたのが、アイドルの子たちのプロデュースしたお店みたいなのがいっぱい歌舞伎町にあって、僕それ回ったんですけど、話がとにかくコンカフェの子たちが面白くて。あんまり面白くないのかなと思ったんですけど、女の子は面白かったんですよ。普通に僕は、ああいう変わった子たちをコンテンツにして、それや……。
あ、だから元々煙け虫なんだよ。煙け虫ってなんすか?あのキャバ、六本木にある。はいはいはい。知らない。分かります。煙け虫。あの煙かと思った。あの煙け虫の昼版なんだよ、ここって元々は。あ、そうなんすね。そういうコンセプト作ったわけ。
萌え萌えキュンとかって言いながらさ、ケチャップであれ作るみたいなので、ミニステージみたいなのがあってなんかショーとかあるじゃん。はいはい。全部まんまキムしじゃん。確かに。要はだから、シャンパンをバケツで飲ませるか、2ショットチェキを売ったりとかするっていうだけの話だからさ。
で、最初はコンカフェだから風営法取らずに昼間やってたんだよね。今はもう風営法取って。そうですね。全員風営法取ってましたね。全部もう風営法取ってキャバクラみたいにやるのが普通になってるよね。そういう風営法で営業できる場所で、接客営業ができる許可を取ってやってるよね。
そうすね。でも結構僕は可能性感じちゃいましたけどね。あの子たちの面白さに。動画にしたら面白いだろうなと思った。ああ、普通じゃない。逆にコンテンツで興味あるやつってあるんですか?最近。これは面白いんじゃないかって。
僕ほら、最近マッチョのミュージカルやったから。ですよね。あれなんでいきなり出始めたんですか?マッチョ。『ブルーサンタクロース』ってミュージカルが一応収益化できたんで、横展開しようと思って。あ、でマッチョだったんすか?
いや、いくつかあるんだよ、アイデアは。例えばホストのミュージカルとか、キャバ嬢のミュージカルとかもあるし、なんなら別にコンカフェ嬢でもいいんだけど、マッチョが1番話が早くて。マッチョのチェーン店、マッチョマッチョってところと一緒にやったんだけど、調べてみたらマッチョの人たちもなんかすごい変な人がいっぱいいて。
で、マッチョのオーディションやったのよ。やっぱすごい変な人が来て、ショーとして成立するだろうなと思って。まあ10公演だけやったんだけど、うまくいきましたよ。なるほど。で、面白かったよ。だから常設したいぐらい。
なるほど。でもあれすよね。今、こういうコンテンツの部分にチャレンジする人があんまいないじゃないですか。堀江さんとかはバンバンやるけど、いなくなりましたよね。こういう面白いことやってる人。いなくなったの?元々いないんじゃなくて?え、今まではちょっとリスク持っても、ライブハウスでなんかやったりとかあったと思うんすけど、そういう人もいなくなったなと思いますけどね。本当?はい。
俺、今度それの横展開で相撲やろうと思ってんだよね。はい。本当色々やりますね。相撲もなんか面白そうじゃない?まあ、確かに。外人とか来そうじゃない?今回はインバウンドはちょっと時間なくて呼べなかったけど、何組かは来てて、めっちゃ喜んでたよ。外人の女の子たち。へえ。普通に入ってくるんすか?いや、普通にネットで見て、調べて来て。結構チップも出てたし。
しかも風営法取れてない施設でやったから、特定遊興でやったから、あんまり過激なことできなかったんだけど。バックハグされながらパイナップルあるぐらいしかできなくて。見ました。お姫様抱っことかはNGだから、あれをやってたんすね。そう、あれしかできなくて。接触できなかったから。
身体接触っていうか、マッチョの筋肉に触るとかはいいんだけど。そういう感じでやったけど、もっと過激なことが風営法取ったらできるんで、専用の箱とかがあると多分できるだろうなって。バーレスクの男版みたいな。なるほどです。バーレスクだってめちゃくちゃ儲かったの知ってるよね。まあ、知ってます。内藤さんですね。そう。すごいっすよね、本当にね。
あれはだから、結局コンテンツ×なんかでやった方が1番いいけど、あれ作ったのは内藤さんだけですよね。あのバーレスク作った。ね。あれで筋肉やったら儲かると思うよ。あ、なるほど。確かに。毎日ってこと?毎日筋肉で。で、風営法も取れば堂々とできるんで。はい。確かに。そう。もうちょっと過激なこともできるんで、10億とか稼ぐ箱になると思う。なるほど。
僕ちょうど、全然ちょっと話もう1個ありますけど、IP×なんかっていうので、堀江さんちょっとしか知らないかもしんないですけど、まんが日本昔ばなしの劇をやったんですよね。あれどうだった?すごく意味のある公演でしたね。儲かったかどうかは別として。あ、そうなんだ。意味があるってのはどういう意味?
意味があるっていうのは、例えばですけど、養護施設の子供さんとか呼ばせていただいたりとか、結構福祉の方に振り切ってやって。会場も300人ぐらいの会場なんで、全部満杯になったんすよ、全て。で、満杯になって売れたんですけど、全部売ったとしても赤字が出るじゃないですか。だって8公演ぐらいしかなかったんで。
あの公演やって気づいたのが、やっぱIP強いと思いましたね。やっぱり日本昔ばなしっていうIPが強いんで、言い方ですけど、一般のチケットが売れるわけです、黙ってても。ああ、売れた。よかった。売れました。やっぱり売れるんだなと思いました。だからこのIPの力だけで売れるっていう。それ強いっすよね、やっぱり。
もっとでかい箱でやっても良かったんじゃない?うーん、そうっすね。でもリスクがね。渋谷だっけ?渋谷だったんで、ちっちゃいですね。300席ぐらいしかないんで。ただ、スタートはちょっとミニマムからスタートしたかったんで。
で、藤原香さん、よく出てくれたなと思いましたけど。なんで出たの?明治さんと一緒にやってて。で、ヒカルさんが今落語やってるじゃないですか。その関係で、一緒にこれもやりましょうっつって一緒にやったんですけど。ああ、なるほどね。
で、ヒカルさんの落語も今ちょうど、ああいうコンテンツになってるじゃないですか。やっぱコンテンツの掛け合わせってめっちゃ重要だなと思ってて。だからやっぱIPって強いすよね。日本昔ばなしもそうすけど、そういうのが欲しいって感じです、僕は今。AIもあるじゃないですか。画像作ったりもできるんで。AI×、例えばですけど、IPだったりとかっていうのはすごい力入れようとしてて。
IPで俺が今考えてんのは、古い音楽著作権を考えてて。あ、古い音楽著作権を買って、それの編曲作るってことですか?そうじゃなくて、インフルエンサーなのか、新しい人たちに歌ってもらう。あ、なるほどなるほど。
なんか今、きの君たちが、昔話の声をAIで再現して、今からのアニメに全部入れていくみたいなことやろうとしてるじゃないですか。うん。ただね、AIでそれが今成功してる事例はないんだよね、それに関して言うと。なるほど。結構やってんじゃん。例えばAI美空ひばりが紅白で歌うとか。AIでそれをやるっていうのが、そんなに受けてる事例がないなと思ってて。それよりも俺は昔の名曲。
秋元さんに言われたことって、コンテンツに関して唯一の成功する法則があるとするならば、たくさん試行することしかない。ホームランを打つには打席にたくさん立つ以外の証明された法則ってない。打席に立ちまくる。立ちまくるしかなくて。
そう。ピカソが世界で1番有名な画家になれたのは、作品点数が他の画家より2桁多いと。だからあれだけのヒット作が生まれてるんだって話で。秋元康もそうじゃん。秋元さんもすごいいい歌詞書くんだけど、ヒットは量産してるけど、たまにしか出ないわけじゃん。
なので、そういうもんだと。だからそういう意味で言うと、過去の名曲ってのは当たってるわけじゃん。そうっすね。だからそれを擦った方が強い。だから別に、まんが日本昔ばなしもそれはそれなんだよね。多分ね、あのフォーマットが当たってるわけじゃん。そう。あれが当たりのフォーマットなんだよ。
でも楽曲もそうですよね。サカナクションの曲にしてもそうですけど、昔作った曲が今いきなりバズり出すじゃないですか。あ、そう、そう。だからこないだ、アソビシステムの中川君がさ、「ヒットした日がリリース日」っていう話をしてて。
多分CANDY TUNEのことなんだけど、FRUITS ZIPPERが当たり、CANDY TUNEは当たらず、CUTIE STREETは当たり。結構CANDY TUNEは2番目で、あのシリーズで結構肩身が狭かったらしいんだけど、今年いきなり当たったじゃん。あれを評して「ヒットした日がリリース日」。サカナクションのあの曲もそう。
だからあれですよね。ずっと曲を出してて、当たったらリリース日にしちゃうってこと?そうそう、みたいな。いや、まあ別にそれはただの比喩なんだけど、いい曲を出し続けていれば、今はデジタルなので。昔は廃盤とか絶版とかってあったわけだけど、今ないじゃん。はい。ないすね。ないから、サブスクは無限に入るんで。音楽とか本なんてデータちっちゃいんで、クラウドに永遠に残り続けるんで、あとはそれが発見されればいいわけじゃん。確かに。
っていう意味で、俺は古い音楽IPを今買ってるわけ。あ、買ってるんすか?そう、買ってて。こないだも交渉しに行ったんだけど。へえ。著作権とか原盤権とかを買ってるわけよ。
なるほど。これ多分皆さんもあれなんすけど、昔出した曲を買うことはできるんですよ、実は。3年分の税だったりとかで。で、実は皆さんも買うことができるっていう。で、僕も実は100曲ぐらい買いました。いろんな人から。あ、そう。同じ感じですよね。そう。大体循環するんで、音楽って。
で、例えばですけど、J-POPは世界で売れるはずなんだよ。知られてないだけで。それはグローバル向けのプラットフォームがなかったからなんですよ。グローバルに届いてないだけで、届き出したらすごいってことですね。日本のコンテンツをリバイバルして海外に持っていくことができたら、今あるコンテンツを買って世界に持っていくことが可能になってくるってことですかね。可能になってくる。
その文脈で言うと、オーディション番組を始めようかなと思ってる。ええ、行きたいですか?
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