1歳から100歳まで100人がガラスのキューブで50万ドルを争う
MrBeast ミスタービーストMrBeastのこの企画では、1歳から100歳まで各年齢1人ずつ、計100人がそれぞれガラスのキューブに入り、最後まで残った1人が50万ドルを受け取る。「どの年齢が一番か確認しよう」という問いのもと、自主的な脱落、参加者の投票で決まるゲーム、脱落者による審判を経て、8日目に最後の2人が残るまでを追う。
ルールと参加者の動機
会場には100個のキューブが並び、300台以上のカメラが参加者の動きを記録している。31歳の参加者は、ホストの正面にあたる「一番いい眺め」の位置を割り当てられた。ある参加者は「娘が今週土曜に3歳になる」と話し、娘のエミリーのために挑戦すると語った。69歳の参加者は勝つ姿を思い描いていると言う。
残る理由は人によって違う。家族思いを自称する若い参加者は姉の教育ローンを返したいと話し、70歳の女性は孫との約束で、70歳でもどれだけ強いかを見せるために参加したと語った。「戦略なんかいらない、クリスマスまでいられる」と言い切る参加者もいた。
子どもの騒音作戦と初日の脱落
ホストが最初に気づいたのは、子どもたちが「クレイジーな戦略」を持っていることだった。ある子どもは、騒音をたくさん出せばみんな眠れなくなって出ていきたくなると説明した。ホストによれば、この作戦ははっきり効いた。高齢の参加者の中には耐えられずにすぐ出ていく人が現れ、「誰かあの女の子が叫ぶのを止めて」という声も上がった。一方で、騒音に耐えられず出ていった子どももいた。
開始から2時間で10人が脱落した。ホストはその日は何もしないと決めたが、それでも脱落は続いた。「家に帰って子どもに会いたい」「学校に行かなきゃ」「私の年齢じゃ無理」「退屈だし飼い犬が恋しい」と、理由はさまざまだった。脱落した子どもにはホストが小遣いを渡していた。
100歳の元兵士が退く
1歳の参加者に勝ったと伝えられた100歳の参加者は、第二次世界大戦で兵士だった自分にとっては大したことではないと答えた。2日目の朝の時点で残っていたのは76人だった。ホストが続けるかどうかを尋ねると、この参加者はやめると答え、第二次世界大戦を戦い、MrBeastの動画にも挑戦したことを家族は決して忘れないだろうと話した。
キューブに残った参加者は、リップクリームやデオドラントでガラスに絵を描いたり、寝床を作ったりして退屈をしのいでいた。ホストはそうした工夫にいつも感心すると言いつつ、ここから難度を上げると宣言した。
最初の投票と3カップモンテ
開始から24時間後、各キューブに緑と赤のボタンが設置された。緑が多ければ強制的に脱落者が出るチャレンジを行い、赤が多ければ何もせず続行する。「なんでリスクを冒すんだ」と赤を選ぶ参加者もいたが、結果は63人がチャレンジを選び、現状維持は13人だった。
ゲームは巨大化した3カップモンテだった。ボールを3つのカップのどれかに隠し、スタッフのノーランとチャンドラーがシャッフルする。正解なら残り、外れた人は全員脱落する。参加者は1時間ぶっ通しでカップを見続けた。82歳の参加者は「あれ何だ?」という気をそらす仕掛けに引っかかり、瞬きやわずかな視線のずれで見失ったと話す人もいた。
見失った参加者は隣人に答えを聞き、多数の意見に頼ろうとした。そこで「聞かれたら違うカップを教える」という新たな戦略が生まれる。「誰を信用していいんだ?」という声が出る中、緑、赤、青とばらばらの答えが飛び交った。緑を選んだのは3人で不正解、最も多かった青が正解だった。2日目のチャレンジを終えて残ったのは52人だった。
嘘をめぐって世代間の摩擦が生まれる
このゲームの後、会場の空気は険しくなった。ホストは2つの年齢グループの間に摩擦が起きていると伝えた。ある参加者は「敵がはっきりした。年寄りの男性だ」と言い、別の参加者は、周りの人間がずっと話していた相手にわざと不正解を教えていたと証言した。仕掛けた側は、一緒になって不正解を教えたのはからかっていただけで、相手が本気になってしまったと振り返っている。これに対し、嘘をついて勝つのは卑怯だ、多くの人から反発を買うだけだという批判も出た。
トイレの仕組みもここで紹介された。ボタンを押すとキューブの外のランプがつき、スタッフのクリスがポータブルトイレを運んでくる。100個のキューブに配管を通すのは無理だったからだという。
2日目の終わりには参加者のほぼ半数がいなくなっていた。ウソの色を教えたことを「痛快」と語る参加者がいる一方、悪口を言い合ったことで特定の年齢の参加者を追い出したいと話す人もいて、ホストは険悪さが最高潮に達したと表現した。3日目の終わりには、54歳と74歳が最大の標的になっていた。
年齢を書く投票と50代の結束
4日目の半ば、ホストは再びチャレンジの是非を投票にかけ、今回のチャレンジでは多くの人が脱落すると念を押した。それでも「混乱の種を蒔きたい、そのほうがおもしろい」とボタンを何度も押す参加者がいて、チャレンジなしは9票にとどまった。
内容は、残っている誰かの年齢を紙に書き、最多票の人が脱落するというものだった。これを10回繰り返す。ある参加者は、前回のチャレンジで嘘をつかれた人が嘘をついた人を排除するだろうと予想し、正直者が報われると話した。「自惚れた感じとウソ」を理由に54を書く人もいれば、「ギスギスしている」という理由で74を書く人もいた。1回目は54と74の争いになり、14票を集めた74歳が脱落した。
2回目では、参加者たちがほぼ同時に10歳を排除する結論に達した。「うざい」「私を排除しようとした」という声がある一方、「強い意志を持った子で、残っていたら優勝はあの子だ」「お気に入りだから残ってほしい」という声もあった。10歳を選ばなければ自分が排除されると話す参加者もいた。多数が10と書き、10歳の参加者はその列の最後の1人だったが脱落した。ホストは気の毒に思い、ステージに招いて共同司会を任せた。続く回では「みんな、14って書いてね」という呼びかけがあり、ほぼ全員が14と書いた。
その後は、ホストが「50代は脱落させる決意が固く、投票の影響力も最も大きかった」と表現した展開になる。73歳が15票、71歳が15票で脱落し、75歳、69歳も続いた。ホストは「50代が70代を1人ずつ排除するかもしれない」と驚き、残る側からは「いい仲間を失った」という声が上がった。35歳(9票)、21歳も脱落した。
最後の回では半数以上が96を選んだ。96歳の参加者は事前に「みんなが望むなら、それでいい」と話し、結果を受けても「こうなるしかなかった、満足よ、みんながそう望んだのだから」と受け入れた。ホストは最大の脅威はこの人ではないだろうと理解に苦しんだ。この「粛清」を通じて50代は結束して無傷で乗り切り、54歳も再び生き残った。
ジェンガで残り10人へ
次の投票では、チャレンジなしなら絶対に自分が勝てる、家のローンを払い終えて定年退職もできると語る参加者もいたが、20人がチャレンジを選んだ。ホストは「なんでギャンブルするのか」と首をかしげた。
各キューブにジェンガが置かれ、全員が1回に1本ずつ赤以外のブロックを抜いていく。タワーが崩れたら脱落で、生存者が10人になるまで続ける。最初の数巡では誰も脱落しなかったが、やがて1人目が崩し、さらに14人が脱落するまで続いた。「30回はぐらついている」タワーを抱えながら耐える参加者もいた。最後の脱落者が決まったとき、ブレンダという参加者に「裏庭のジェンガと同じだよ」と声がかかり、本人は「裏庭のジェンガにはジミーはいない」と返していた。
このチャレンジで60歳以上の参加者は全員いなくなり、ホストは「マップの右側は荒地と化した」と表現した。90人が脱落し、残りは10人になった。空いたキューブにはX印がつけられ、生存者の中には周りに誰もいないことを実感する人や、自分が最年少だと言う人もいた。
ビー玉ゲーム
残り10人は、マイク越しの意思表明で全員がチャレンジを選んだ。自分から出ていくことはない、脱落するならチャレンジで、という考えだった。ゲームは、MrBeastのイカゲーム動画で好評だったビー玉ゲームである。隣同士が1対1で対戦し、各自10個のビー玉を持ち、何のゲームで勝負するかは本人たちが決める。30分後に20個を持っていた人が勝ち残る。
あるペアは早く決着をつけたいと、50万ドルをかけたコイントスを選んだ。別のペアは箱へのビー玉投げで先に2勝した方が勝つルールにした。あるペアでは、勝った側が数えると19個しかなく、残り7分で1個を探すことになった。ビー玉はベッドシーツの中から見つかり、負けかけていた側がその1個で挽回しかけたが、最終的には脱落した。本人は「最悪の気分」と語った。
ジャンケンを続けていたペアは、このままでは2人とも脱落すると考え、全部のビー玉を賭けた一発勝負に切り替えた。14個持っていた側がなぜ6個の相手と賭けるのかと問われる中、残り1分半で勝負が行われ、54歳が総取りして再び生き残った。別のペアは残り2個同士で互いに「愛してる」と言い合って最後の勝負をし、負けた側は「素晴らしい人に負けた」と相手をハグした。残ったのは23歳、40歳、43歳、52歳、54歳の5人だった。
脱落者95人による審判
娘の誕生日を祝えないのがつらくなってきたと話す参加者もいる中、5人は全員さらなるチャレンジを望んだ。今回は脱落した95人が投票し、得票の多い3人が脱落する。ある生存者は、ここまで生き残った人の中には他の参加者を蹴落としてきた人もいると指摘し、別の生存者は敵を作ってこなくてよかったと話した。脱落者に好かれているかと聞かれ、「ほとんどの人には」と答えつつ、50万ドルを賭けられるほどの自信はないと言う人もいた。
最初に得票を明かされたジョーは10票で、生き残る2人のうちの1人になった。残る4人から1人だけが生き残る。23歳が脱落し、本人は5人まで残って負けるのは本当につらいと語り、周囲も23歳が落ちるとは思わなかったと驚いた。次に15票で脱落した参加者は、7日ほどここにいて大金を目前にしながら泡となるのはつらいと話した。
最後の2人のうち、54歳は自分が最多得票だと予想していた。画面には3カップモンテの際に投げかけられた「あそこの男はまったく信用ならない」「あんたは終わりだよ、ビッグボーイ」という言葉が再び映される。54歳は37票で脱落し、52歳が生き残った。
家族のサプライズと最後の2人
最後の2人には、カーテンの向こうに家族が待つサプライズが用意されていた。娘のためにガラスに何かを書いていた参加者について、ホストは娘の誕生日を祝えないままにするはずがないと話した。家族からは「勝っても負けてもママは私たちの誇り」という言葉がかけられ、参加者は「自分のすべてがあそこにいる」と喜んだ。
8日目、残ったのは52歳と40歳のジョーだった。52歳は、どのチャレンジでももうダメだと思ったがやり遂げたと振り返り、ジョーは98人対自分ではなく1対1の戦いになったことで勝てる気がしてきたと語った。2人とも、あと1日暮らすことになってもやめないと話していた。
50万ドルをかけたブラフ
ホストはチャレンジを断る機会も与えたが、2人はチャレンジを選んだ。2つのブリーフケースの片方に50万ドルの小切手が入っている。ホストがシャッフルする間、カメラマンを含むセットの全員が目隠しをした。コイントスで一方が中身を確認し、もう一方がどちらのケースを持ち帰るかを選ぶ。ホストはこれを相手の言葉を信じるかどうかのブラフのゲームだと説明した。
中身を見たのはジョーで、決断を迫られたのは52歳だった。52歳が小切手は自分のケースにあるのかと聞くと、ジョーは「うん」と答えた。嘘をついているのかと問われると「どうかな」とはぐらかし、中にMrBeastのロゴ入りの小切手があったと説明した。52歳は一度「あっちにはないと思う。私のほうにあると思う」と揺れ、ジョーに誓わせたうえで最終決断を下した。字幕の訳には「自分の側のブリーフケースにする」という言葉もあり、52歳が最終的にどちらのケースを選んだのかは読み取りにくい。
ジョーのケースが開けられると52歳は「そうだと思った」と歓声を上げ、50万ドルを獲得した。ホストはジョーが正直に話していたことを確認し、52歳は「正直に話してもらって手に入れた。みんな、いい人が勝つと言っていた」と喜んだ。ホストは「正直者が報われる」と締めくくり、ジョーには1万ドルと家族のディズニーランド招待を贈った。
ボクの後ろには100人の人たちがいる。1歳から100歳までズラリと。それぞれにガラスのキューブに入ってもらったんだ。キューブに最後まで残った人が50万ドルを手にできる。チャレンジが正式に始まった。どの年齢が一番か確認しよう。
ボクが31歳の代表。一番いい眺めをもらった。一番やる気の出るね。
一番になりたい? 一番が目の前にいるじゃないか。
娘が今週土曜に3歳になるんだ。エミリー、愛してるよ。このチャレンジはエミリーのため。
69歳。気分はサイコー。勝利を思い描いてるよ。
ボーン、ボーン、ボーン。
このチャレンジに勝つ戦略は?
300台以上のカメラをそこらじゅうに設置してる。だから、どの動きも見逃さない。わかったことが1つ。子どもにはクレイジーな戦略があるってこと。
ボクの戦略は騒音をたくさん出すこと。みんな寝られなくって出ていきたくなるだろうから。
信じられないけど、効果はバッチリ。高齢の人たちは耐えられず、すぐに出ていきはじめた。
誰か、あの女の子が叫ぶのを止めて。
何人かの子どもも耐えられず出ていった。
自分でサスペンスを演出してる。ダメだ!
おカネほしいでしょ? うん。じゃ、どうして出ちゃったの?
いい知らせがあるよ。このチャレンジで1歳の子に勝ったんだ。
そんなの、大したことじゃない。
簡単だってこと?
わしは第二次世界大戦で兵士だった。訳もない。
おっしゃるとおり。お勤めに感謝。ありがとう。
チャレンジ開始から2時間が経過。10人がすでに脱落。この日はもう何もしないことにした。それで、さらに多くの人が脱落していった。
おうちに帰りたい。子どもに会いたいの。それじゃ!
学校に行かなきゃ。
私の年齢じゃムリよ。
退屈だし、飼い犬が恋しくて。
お遊び用にお小遣いだよ。
え、マジなの?
セルに留まることを決意してる人たちもいるよ。
ボクはとっても家族思いなんだ。姉の教育費ローンを返したいんだ。
孫と約束したのよ。70歳の私がどれだけ強いかを見せるために参加したの。
戦略なんかいらないよ。クリスマスまでいられるさ。
2日目の始まり。残っているのは76人だけ。100歳代表がどうしてるか確認しにいこう。
調子はどう? 起きてるよ!
2日目のスタートだよ。このまま続行、それとも脱落?
やめることにするよ。わしの家族は決して忘れないだろう。
第二次世界大戦で戦ってミスタービーストの動画にもチャレンジしたんだもん。そうじゃ。
2日目に突入。気分はサイコー。
おカネはあそこ。まさに目の前にある。
ガラスにどうやって描いたの? リップクリームで。
チャレンジに勝ち残るために退屈をどうしのぐのかを見ると、いつも感心するね。デオドラントでガラスに絵を描いたり、寝城を築いたり。チャレンジのレベルを上げることにするよ。
24時間が経過。投票の時間だよ。ご覧のとおり、みんなの部屋に緑と赤のボタンを用意した。緑のボタンを押した人が多ければチャレンジに突入。それで何人かが強制脱落。赤いボタンを押した人が多ければこのまま何もせず続行。
赤にするよ。なんでリスクを冒すんだ?
緑は押さない。
何かして少し出てってもらわなきゃ。
緑はチャレンジ突入。赤は……了解。
結果発表。63人がチャレンジ突入に投票、13人がそのままを選択。
今日はゲームモードになるよ。
ゲームは3カップモンテ。でも少々大きくしてみたよ。ボールを3つのカップのうち1つに隠す。ノーラン、チャンドラー、カップをシャッフルして。ボールの位置を当てられたら、チャレンジ続行。外れた人は全員脱落。
あの子たちイカしてる。カップよりも気になっちゃう。
あんなに集中してる人、見たことある?
あれ何だ?
そんなイタズラするもんじゃない。
あれ何だ?
引っかからないよ。
82歳は引っかかったんだけどね。どのカップかわかるかな? わかんない。賭けるしかないってことだね。
ボールの行方を見失っちゃって、お隣さんに答えを聞かなきゃいけない人もいる。
瞬きとか、ほんの一瞬視線をそらしちゃったら見失っちゃうんだ。
意見の一致を頼りにするんだ。
新たな戦略。何? ウソを教えるんだ。聞かれたら、違うカップを教えるんだ。
みんなを信用するよ。無事なはずだ。
不安なの。脱落したくないから。
みんな1時間ぶっ通しでカップを見続けてる。今でもどのカップにボールが隠されているかわかってたら、大したもんだよ。みんな、投票の時間だよ。カップの色に合わせて正解と思うボタンを押してね。
誰を信用していいんだ?
緑よ。
奴は赤だって。赤だよ。
彼女は青だって。青よ。
彼女を信用しちゃダメ!
あそこにいる男はまったく信用ならないな。
あんたは終わりだよ、ビッグボーイ。終わり。
選んだ色を表示して。
緑を選んだのは3人だけ。ノーラン、この3人が正解かな? 不正解。青を選んだ人が一番多かった。正解かどうか確認しよう。
正解!
脱落だ。脱落だ。
2日目のチャレンジが終わって52人がセルに残ってる。さらに空気は張りつめている。
敵がはっきりした。年寄りの男性だ。
そうね、見てよ。
2つの年齢グループに摩擦が起きてる。
奴は赤といった。彼女は正解を教えてくれた。
ここにいる人はずっと彼と話してたの。連中は彼に不正解を教えたの。
彼女と一緒に彼をハメたのさ。不正解を教えてね。からかってたんだよ。連中、マジになっちゃってね。
ウソついて勝つなんてのは実に卑怯なやり方だ。
あんなやり方してたら、反発を生むだけだよ。たくさんの人からね。
ここでトイレはどうするのかって思ってるよね。このボタンを押して。キューブの外にある明かりがついたね。クリスがトイレを運んでくれるよ。100のキューブに配管なんてできないからポータブル・トイレを用意したんだ。
ここはバスルームに早変わり。バスルームから出ていこう、なんてこった。
2日目の終わりにはほぼ半数の参加者が排除された。
ウソの色を教えるのは痛快だね。だって困惑してたから。
どうして22歳を排除したいの?
さっき悪口言い合ってたから。
ギスギス感はこれまでで最高潮に。
彼女が出ていきたくなってきたぞ。
効果ないってば。
何言ってるか、わからない!
お腹減ったの。ほっといて。お腹空いてるんだから。イラつく。
さらに多くの人が脱落。
うちに帰るわ。
頑張ったね。ありがとう。
3日目の終わりには54歳と74歳が最大のターゲットとなった。みんな調子はどうだい?
4日目を半分経過。ここで、再びチャレンジするかどうか投票するよ。チャレンジを選んだら、多くの人が脱落。前回のチャレンジとは違うよ。だから慎重に投票して。
調子はどう? どっちのボタンを選んだ? チャレンジ。自分が脱落する不安はないの?
混乱の種を蒔きたいんだ。そのほうがおもしろいもの。
なんで何回も押すの? チャレンジ大歓迎! そうか。
結果が出たよ。チャレンジなしはたったの9票。みんなには紙とサインペンを配るよ。セルに残っている人の年齢の1つを紙に書いてね。もっとも多く選ばれた人が脱落。制限時間は60秒。はじめ。このチャレンジは残酷だって言ったよね。
これはヤバいことになるわって、思ってたの。
連中は自分のことをまず脱落させるだろうね。
前回のチャレンジではウソが横行してた。だからウソをつかれた人はウソをついた人を排除するだろうね。正直者が報われるってことだね。
選んだのは? 54。自惚れた感じとウソがね。
74。彼女はギスギスしてるからね。排除するなら彼女だね。
あっという間に書いたね。
ああ。50代のブロックを全滅するんだ。
つまり、みんな54を選んだってこと?
そのとおり。思い知らせてやるんだ。
おもしろいことになってきたね。
みんな自分の答えを見せて。3、2、1。おー! 同じ番号がたくさんあるね。
74と54で激しい争いだ。
結果が出たよ。2つの年齢で激しいデッドヒートだった。敗者は14票の74歳。ノーラン、74歳の方を脱落させて。
1人脱落。あと9回同じことをするよ。
ウォー!
みんな同時に結論に達したよ。10歳を排除って。
ウザいもの。私を排除しようとしたのよ。私、ひどいことしてないのに。
強い意志を持った子だね。ずっと残ってたら優勝はあの子だ。
10歳はボクのお気に入り。残ってほしいな。
10歳だね。申し訳ないけど。あの子を選ばなかったら、ボクが排除されちゃう。
確実じゃないけど、あの人、ボクを選んだんじゃない。
3、2、1。それじゃ、みんな、選んだ数字をカメラに見せて。残酷だ。残酷。なんてこった。10がいっぱい。すまないね、リトルマン。初めて10歳の子が公に排除された。
みんな、イカれてるよ!
この列で最後まで残ったんだよ。排除した連中はお前のことが怖かったんだ。
10歳の子が気の毒だったから、ステージに招待してチャレンジの共同司会をしてもらうことにした。
私のこと、追い出すに違いないわ。
みんな、14って書いてね。
14、14、14、14、14、14。
どう言っていいかわからないけど、ほぼ全員が14と書いた。
誰が一番の脅威かって考えなきゃ。難しい選択だね。覚悟はいいね。
排除されるね。
50代は脱落させる決意が固い。それに投票の影響力がもっとも大きかった。
73も腐ったリンゴの1人だね。
73に15票。
連中は大きな影響力を持ってるね。
なんてこった。50代は70代を1人ずつ排除するかもしれない。
71? 了解。
71歳が15票。
50代がこんなにも脅威になるなんて。
恐ろしいね。いい仲間を失ったよ。彼らが脱落するのはツラいよ。
こんなことしたくないけど、75歳が脱落。
どうかしてるよ。
ほぼ全員が69だね。
お気の毒。
69歳の方、脱落です。
このひどい仕打ちを直視しろ!
次の脱落者は35歳。9票。
ランダムに選んだの。
気の毒だが、21歳。
ずっといい関係だったのにね。
96を選んだ人がたくさん。そこで彼女の言い分を聞きにいこう。まさしく排除目前です。
いいじゃない。みんなが望むなら、それでいいわ。
なあ、彼女イカしてるじゃん。あの言葉でお孫さんが家で恋しがってるってわかるよ。
腕が……腕が……
集団の残酷ないじめを誰に仕掛けたのか。番号を見せて。半分以上が96を選択。みんな、理解できないよ。最大の脅威は彼女じゃないだろう。お気の毒に。どうもありがとう。
こうなるしかなかったのよ。満足よ。みんながそう望むんだから。それが大切でしょ。
胸が痛むね。
粛清がまさに行なわれた。キューブにいるってことはサバイブしたってこと。50代は一致団結して切り抜けた。投票ゲームでは無傷だった。それと、また54歳が何とか生き残った。
お次の投票ね。
チャレンジか、チャレンジなしか。
チャレンジなしにするよ。最後まで待てるから。
チャレンジするかどうか、また投票で決めるよ。
チャレンジなしなら、絶対に自分が勝つ。
チャレンジに投票するよ。チャンスが広がるからね。みんなと同様に。
最後まで待てるよ。家のローンが終えられるし、定年退職もできる。全部カタがつくかもしれない。
20人がチャレンジを選択。なんでギャンブルするのかな? みんなクレイジーだよ。みんなのキューブに、それぞれジェンガを用意したよ。1回につき1つずつブロックを抜き出してもらう。タワーが崩れたら脱落だからね。
最初のブロックを取り出して。赤以外のブロックだったら、どれでもいいから。生存者が10人になるまでジェンガを続けるよ。2番目のブロックを出して。
誰もまだ脱落していないようだね。もう1つ行ってみよう。
心臓がドキドキしてる。
ジェンガのブロックが崩れる音が聞きたいね。
もうすぐ……ああ、ボクのせいだ。
ああ、ボクのせいだ。1人脱落。あと14人脱落するまで続行。クレイジーなことになるね。
ゲームを続けるけど、Shopアプリについて説明するよ。電話から買い物できるってサイコーでしょ。Shopアプリで買い物がとっても楽しくなる。Feastablesの板チョコからE-バイクの購入まで、興味のあるものは何でも超簡単に買い物できるんだ。
買い物の準備ができたら、Shop Payを使えばチェックアウトまであっという間。
ブロックが出てこない。
ShopアプリはAIテクノロジーを使って数百万もの製品をスキャンし、自分にもっともあった製品をおススメしてくれる。
ドキドキしちゃう。ボクもだよ。オー!
ねえ見てよ、これ。触っちゃダメ……。あらら……。
Shopの荷物確認は1カ所でできる。だから、それぞれの荷物がいつ到着するか正確にわかるんだ。それとね、残り10人になるまでジェンガは続けるから。
やった!何してるの?別に。信頼できないね。
あーあ。ついうっかり。そうだね。
あと1人脱落者が必要。ここまで来たら、彼女が最後の脱落者だね。まだ崩れてないのが不思議なくらい。そうだね。30回はグラついてるよ。
見てられない。でも見なきゃ。見てられない。でも見なきゃ。さあ、ブレンダ。裏庭のジェンガと同じだよ。裏庭のジェンガにはジミーはいない……。
最終脱落者が決定。信じられない。トップ10に残ったよ。90人が脱落。生存者は10人。頑張ろう!
ママが50万ドルを手に入れたら、みんなでDisney Worldに行くからね。
今すぐShopアプリをダウンロードしてね。今回のセットで使ったジェンガブロックとその他のパーツをShopアプリで販売するよ。動画の終わりにくわしく説明するからね。
このチャレンジで60歳以上の人がみんな脱落。マップの右側は荒地と化した。15人が脱落したから、15のキューブを解体しなきゃ。
明日、またチャレンジに投票なんてことはしないだろう。こんなに脱落しちゃったんだね。X印のついているところには人がいたんだよ。ここに人がいたんだ。まわりには誰もいない。
生存者で一番年下がボク。脱落するならチャレンジだね。自分から出ていくことはないよ。ここまで来たのは諦めなかったから。
マイク越しに投票の意思を発表してもらうよ。チャレンジする?もちろん。イエスかノーか?イエス。イエス。チャレンジ。イエスかノーか。イエス。チャレンジに突入。マイクドロップだ。マイクドロップ。
ボクらのイカゲーム動画でやったビー玉ゲームがみんな気に入ってたよね。だから、またやるよ。前回のゲームと同じく参加者は1対1でお隣と勝負する。各プレーヤーに10個のビー玉が配られる。どのゲームをプレイするかを彼らが選ぶ。30分後に20のビー玉を持っている人が勝ち残り。
この2人はさっさとカタをつけたかった。50万ドルをかけたコインフリップ。
おー。おー。レディース&ジェントルマン、表です。
先に2勝したほうが生き残り。いつでもどうぞ。なんてこった、入った。まず1勝。
オー。箱に入ったら、それで勝ちだよ。
やったぜ!勝利を決めたね。
すまないね。大丈夫。数えて。20あるか数えて。
青が10、赤が9。ビー玉が1個ないの?数えなおしてくれる?19。1個足りないね。ボクのとこにはないよ。おもしろいね。残り時間7分。彼のために探さなきゃ。どこだよ?
現在ビー玉は18個。こちらの残りは2個。君に任せるよ。いいのよ。ごめんなさい。あらまあ。
ウワー。挽回してきたかも。そうかもね。
あったよ。マジで?うん。え、マジで?ベッドシーツにあったんだ。まだ1個残ってた。そのビー玉で勝ったらクレイジーだよ。
入ったと思ったんだけどな。
入った。ウワー。正式に脱落だね。ウワー、最悪の気分。
一進一退だね。ジャンケン、ポン。ジャンケン、ポン。ジャンケン、ポン。なあ、どっちも脱落することになるなら別のゲームをやらなきゃ。30秒に1回のジャンケンもダメだな。
それじゃ全部のビー玉を賭けて、総取りかオケラかだ。フェアな勝負じゃないか?ビー玉全部を賭けるってこと?ああ。でも14のビー玉があって、あっちは6個だよ。なんでギャンブルするの?総取りかオケラか、残り1分半。急いで。ジャンケン、ポン。勝負手を見せて!
総取りだ。54歳がまた生き残った。
残り30秒。OK。残り2つとなった。これで2分前と同じ状態になった。1分前には私が残り2個だったの。お互いに言いたいことはある?愛してるわ。私もよ。やっちゃいましょう。
いいのよ。おめでとう。ハグしてもいいかしら?もちろん。素晴らしい人に負けたの。ツラいわ。
残っているのは23、40、43、52、54だけ。
X印の墓をご覧よ。スタート時にはボクのキューブのようなのがズラリと並んでたんだ。ドキドキしてないっていったら、ウソになる。緊張感が増してきたね。
今日は娘の誕生日なんだ。お祝いできないのがツラくなってきたよ。
みんな聞こえる?ああ。開始時に100人いたけど今は5人だけになった。チャレンジでさらに生存者を減らしたい?もちろん!選んだのは君らだからね。
このチャレンジでは95人の脱落者が投票を行なう。得票数のもっとも高かった3人が脱落する。
ウワー。このチャレンジはヤバいね。生存者の中には参加者を払いのけて脱落させた人もいるからね。どんな審判が下されるかだね。ここまで敵を作ってこなくてよかったよ。
脱落した人は君のこと好きかな?ほとんどの人は。50万ドル賭けられる?その自信はないな。脱落者は自分のことを好きだと思う?いや。嫌いなわけないでしょ。
それでは確認。ズバリ聞いたよ。95人の脱落者1人1人に誰を脱落させたいか、って。ドキドキして心臓が口から出そう。
自分の得票数はいくつ、ジョー?10。君は脱落者ではない。生き残る2人のうちの1人。つまりキューブの4人のうち1人だけが生き残る。こういうのボク苦手だから、やってくれるかな。任せたよ。
23歳。ああ。君は脱落。なんてこった。残り5人まで残って負けるのはホントにツラい。23歳が脱落するなんて思わなかった。
残り3人のうち1人が生き残り。生き残ると思う?そう願うよ。自信なさげだね。15票だったよ。ああ。残酷だね。愛してるわ、クリス。
マジでさ、ここで負けるのはツラいよ。だいたい7日間、ここにいて、大金を手にするまで目前ってところで泡沫となる。ツラいよ。
そして残り2人。おふたりに近づこう。緊張の一瞬。ドキドキ。
54歳。最高得票数だよね、わかってる。なんで、わかるの?あそこの男はまったく信頼できない。終わりだよ、ビッグボーイ。終わり。わかるよ。そう、そのとおり。37票獲得。
私は生き残り?つまり52歳が生き残り!生き残ったわ!一生に一度のチャンスよ。50万ドル獲得のチャンスは50%になった。
最終2人の生き残りとなったご褒美に最後のサプライズ。何だと思う?わからない。何て書いてあるの?娘のために書いたんだ。今日が誕生日なの?それじゃカーテンの向こうに何があるか見てみよう。やめてくれよ。
なんてこった。娘の誕生日を祝えないなんてことするわけないでしょ。
ホントのパパかしら?
勝っても負けてもママは私たちの誇り。大丈夫よ。よくできました。
私の家族。ハーイ!
もうサイコーだね。ボクのすべてがあそこにいるんだもの。そうね。もう十分よ。
生き残りは52歳と40歳のみ。2人は1週間以上もこのキューブで生活してきた。
8日目。ワイルドな旅だった。ここにいるのが信じられないわ。どのチャレンジでも、もうダメだと思った。もうダメだって。でも、やったのよ。
実現できそうな気になってきたよ。98人対自分じゃないからね。1対1の戦いだから。
X印にはキューブで暮らした人たちがいて、みんないなくなった。ただジョーと私だけ。ここであと1日暮らすことになってもどちらもやめない。やんどころなき事情が生じないかぎりはね。
チャレンジにノーと言えるチャンスを2人に与えた。でも……。どうしたらいいかしら。
チャレンジを選択するなんて。50万ドルを賭けたギャンブルだ。2つのブリーフケースの1つには50万ドルの小切手が入っている。セットのみんなが目隠しをする。カメラマンもね。ボクがブリーフケースをシャッフルする間。すぐに、どういうチャレンジかわかるから。
ブリーフケースはシャッフル済み。チャレンジを選択したから、キューブから出て真ん中に来て。50万ドルが52歳か40歳の手に渡ろうとしてる。
コイントスをして、どちらがブリーフケースの中を見るか決めるよ。その人だけがおカネがどっちにあるかを知ることができる。ブラフのゲームだよ。そのとおり。だって、どちらのブリーフケースを持ち帰りたいかを選ぶのは対戦相手次第だから。表か裏か?表。
裏だ。覚悟が決まったら、ブリーフケースの中を見て。中身がどうか知りたくもない。重責に耐えられないよ。
52歳は決断を迫られる。自分の側のブリーフケースを取るか、彼のを取るか。ジョー、自分のブリーフケースに50万ドル入ってる?うん。
ジョー、ウソついてる?どうかな。おカネ以外にブリーフケースに入ってたものは?ミスタービーストのロゴがあったよ。小切手が入ってたの?うん。
ジョー、正直に言ってるの?ここまで一緒に過ごしたんだよ。そのことをどう思う?もう、どうかなっちゃいそう。50万ドル、のるかそるか。自分のブリーフケースを取るか、彼のを取るか。
重大な決断だね。現時点でどう思う?彼のブリーフケースの中かな?あっちにはないと思う。私のほうにあると思う。緊張感ハンパない。心臓バクバク。2人とも大丈夫かな。
自分のブリーフケースにおカネがあるって誓うの?うん。入ってないでしょ。自分の側のブリーフケースにするわ。このままでいいのね?最終決断?それじゃ、ジョー、君のブリーフケースの中身は?
オーマイガー!だと思った!やった!
なあ、彼女に正直に話したね。ああ。正直に話したんだ。なんてこった。クレイジーな賭けだよ。どうしたら、あんなことが?
正直に話して手に入れたの。みんな言ってたの。いい人が勝つって。正直者が報われる!
勝負には勝てなかったけど、1万ドルを差し上げるよ。それとディズニーランドへご家族を招待。みごとな負けとするためにね。あら、ありがとう。ご家族はディズニーランドに行けるね。やった!
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