50人のストリーマーが100万ドルを争った脱落ゲームの全経過

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概要

MrBeastの企画で、世界各地の人気ストリーマー50人が1か所に集められた。ゲームを重ねて参加者を減らし、最後に残った1人の視聴者にライブ配信を通じて100万ドルが贈られる。ゲームごとに脱落の仕組みが変わり、投票に近いもの、運と駆け引きで決まるもの、チームの連携を問うもの、個人の腕前を問うものが続いた。本稿では、その経過を順に追う。

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最初のゲーム:写真をペイントボールで撃つ

最初に示されたのは、参加者50人全員の写真だった。1人ひとりにペイントボールが1発ずつ渡され、脱落させたいストリーマーの写真を狙って撃つ。全員が撃ち終えた時点で、命中数の多い上位5人が脱落する。実質的には、誰を落としたいかを公開で投票する仕組みである。

最初に名乗り出たスケッチは的を外し、「優しいだろ」と言った。次のラドウィグは、参加者の中にいたダンの写真を狙った。ダンはストリーマーではなくTwitchのCEOだと紹介され、周囲からは「バンされるぞ」という声が上がった。その後、撃たれた側がやり返す場面が増えた。アーキーの弾は別のストリーマーの写真に当たり、当てられた側もすぐに撃ち返した。ナレーションは、このやり取りで落としたいストリーマーが浮き彫りになってきたと述べる。

撃ち方は人によって分かれた。ユアレイジは誰も脱落させたくないと言って地面を狙ったが、弾はアーキーの写真に当たった。自分の写真を撃った参加者もいて、周囲から「お前はヒーローだ」と称えられた。一方で、脅威と見なす相手を狙う者もいれば、すでに撃たれたストリーマーを狙う者もいた。後者は敵を作らず、狙い返される可能性を下げるためだとナレーションは説明している。

途中からはxQcが集中的に狙われた。照明が赤に切り替わって最も撃たれた5人が明らかになり、脱落が告げられた。xQcは去り際に「AMPは終わり!お前の音楽はゴミだ!」と言い残した。

ランボルギーニを懸けた「10分当て」

次のゲームには1台のランボルギーニが用意された。参加は自由で、目隠しをしたままランボルギーニに手を置き、10分ちょうどに最も近いタイミングで手を離した人が勝つ。勝者はライブ配信で視聴者にランボルギーニを贈れるが、参加して負けた人は全員脱落する。

参加を決める時間は2分あったが、名乗り出たのはスケッチやネオンを含む4人だけだった。周囲の参加者は時間の数字を適当に叫び、集中を乱そうとした。最初の1人は5分前後で手を離してしまい、ナレーションは周りが邪魔してくる中で集中するのは不可能だと述べている。

残った2人には作戦があった。2人にはそれぞれ、ブイログ用のカメラで時間を計る協力者がいた。「カワイイ」という言葉を10秒前の合図に決めていたのである。これに気づいた他の参加者は「ズルだろ」と反発し、9分になったら邪魔をしてばらすと話した。ナレーションは協力者がいたことを「いい戦略だ」と評している。

最後の2人はほぼ同時に手を離した。映像で確認すると、女性の参加者が先に離し、もう1人は5フレーム後だった。10分に近かったのはレブデターと判定され、わずか5フレーム差の勝利となった。スケッチは「1人じゃ無理」と悔しがり、敗れた3人が脱落した。レブデターはチャット欄の視聴者の中から「ミスター・ゾウ」を選び、新品のランボルギーニを贈った。

ゲームかスポーツか:自分で選ぶ分岐

続いて参加者は、ゲーム対決とスポーツ対決のどちらかを選ばされた。どちらのグループも勝ち残れるのは10人ずつで、半分以上が脱落する。いったん選ぶと変更はできない。

ルビウスは運動に自信がないとして一方を避け、別の参加者は「ゲーマーじゃない」とスポーツを選んだ。ゲーム側には上位10に入るゲーマーがいるという声もあった。レイシーはどちらでもいけると言い、脱落させたい相手が多い方を選ぶと話した。DDGはゲームを選んで戦うことにした。

スピードが守るゴールへのシュート

スポーツ対決はクロスバーチャレンジだった。ゴールキーパーとして登場したのはスピードで、進行役は冗談めかして「ロナウドの最大のライバル」と紹介した。ゴールを決めれば次へ進み、外すか止められると脱落する。

蹴る前に、まず作戦会議の時間中に脱落者が出た。参加者は決められたキューブから出てはいけないルールだったが、ラドウィグが外に出てしまった。本人は興奮しすぎたと話し、スピードとやってみたかったと残念がった。

最初の挑戦者はゴールを決めた。その後、アミンと呼ばれた参加者はスピードに止められ、「出口はあっちだ」と送り出された。ナレーションはスピードのサッカー愛について触れている。次に進んで挑戦する人を募ると、多くが隠れようとした。誰も手を挙げなかったため、くじで順番を決めることになった。ボールを一度も蹴ったことがないと言うアンドレア・ボテズが選ばれ、ほかにマヤやエージェントも挑戦した。エージェントはここで脱落した。

ウェンディは、利き足が右だと答えると「とにかく右に全力で行け」と助言された。彼女はスピードが元の位置に戻る前に決めて成功し、「賢いプレーだ」と評された。

終盤には、世界で最も人気のあるフォートナイトストリーマーの1人とされるニックEH30が挑戦した。筋トレ大会のようなものを想像してスポーツを選んだが、サッカーは苦手だと言いながらも蹴り終え、スピードに「いいシュートだった」と声をかけられた。最後の1枠を懸けて蹴ったレイはゴールを割れず脱落した。

フォートナイトで12人が脱落

ゲーム側の種目は、ロケットリーグやパックマンを予想する声に反してフォートナイトのバトルロイヤルだった。進行役は選んだ理由を、フォートナイトがストリーミング文化を築き、今の参加者たちを生んだからだと説明した。12人が脱落するまでプレイが続く。

ティーフューをはじめとするトッププレーヤーはすぐに手を組み、まず飛行機を使って上空にとどまる作戦を取った。一方で、ずっと隠れる者もいた。序盤は全員が集中して静まり返り、しばらく脱落者が出なかった。

ストームのエリアが狭まるにつれて、失敗や遭遇戦が起き始めた。エミリーは崖から落ちて脱落し、ポキもやられた。上空を飛び続けるトッププレーヤーを除いてエリアはさらに狭くなり、ナレーションは経験の浅いプレーヤーだけでなくトッププレーヤーがミスしてもおかしくないと述べている。脱落枠が残り1人になったところで倒れたのはティーフューだった。周囲は「まさか」と驚き、進行役も「君たちはプロプレーヤーだろ」と声をかけた。脱落者は悲しさを10段階中「9」と答えた。こうして残りは20人になった。

4人チームの図形記憶ゲーム

トップ20は4人ずつ5チームに分けられ、2チームが脱落することになった。進行役はこのゲームを、この動画で一番好きなゲームだと紹介した。

ルールはこうだ。床に丸、四角、ダイヤ、三角、星の図形がランダムに映し出され、各チームはその位置を10秒以内で覚える。図形が消えるとルーレットで1つの図形が選ばれ、チーム全員でその図形があったと思う場所に移動し、枠の中に収まる。枠に収まった人数がそのまま得点になる。あるチームは、メンバーごとに覚える図形を分担し、星だけは全員で覚える作戦を立てた。

最初のチームは四角が選ばれ、自信を見せたものの枠に入っていたのは1人だけで1点に終わった。次のチームは最も難しいとされる星に当たり、陣形は隙がないと自負したが2点だった。ダイヤのチームも2点を取った。四角を引いたチームではタイラーが「俺、今中心にいる」と主張して位置を決めたが、はみ出た人がいて2点だった。三角のチームも2点で、1チームを除く全チームが2点で並んだため、タイブレーカーになった。1点のチームは脱落し、メンバーの1人はフランス語で脱落の言葉を述べた。

タイブレーカーでタイラーのチームが脱落

タイブレーカーの第2戦で、星を引いたチームは足の位置を平行にそろえるなど慎重に調整を続け、全員が枠に収まって満点を取った。一方、丸を引いたタイラーのチームは「タイラーに任せれば大丈夫」とタイラーの判断で位置を決めたが、結果は0点だった。

以後は1点取れば突破という条件になった。次のチームはイバイに丸を任せて2点を取った。最後のチームにも1点だけが求められたが、他チームは「忘れちまえ」と叫んだり、でたらめな位置を教えたりして妨害した。それでも星の枠に2人が入り、このチームが突破した。0点のタイラーのチームが脱落となり、メンバーの1人は「俺のせいだ」と話した。

お泊まりと目隠しドッジボール

トップ12に残った参加者には、祝いとしてお泊まりパーティーが用意され、続きは翌朝に持ち越された。仲間が全員落ちたと話す者や、TikTokを見ないと眠れないとこぼす者もいた。翌朝、人数を増やすかこのまま進めるかを問われ、参加者は「このまま」と答えた。

翌朝のゲームは、目隠しをしたチャンドラーがボールを投げるドッジボールだった。参加者は足に鶏の鳴き声が出るおもちゃを付けた特注のスニーカーを履き、首にカウベルを下げる。動くたびに音が鳴るため、チャンドラーは音を頼りに狙える。当てられた4人が脱落する。参加者からは、こんな形で脱落するのは一番ダサいという声が上がった。

始まるとすぐに1人が当てられ、参加者はチャンドラーの精度に驚いた。その後は全員がほとんど動かなくなり、会場は静まり返った。進行役は互いに居場所をばらしてもいいと告げた。逃げようと動いたヨナが当てられ、続いてウェンディ、クリスも脱落した。最後の1人はアブラハムだった。アブラハムは足に当たったが、周囲は「アブラハム、ハメられたな」と声をかけ、本人もつかまれたのがまずかったと振り返った。ある参加者は「勝つためなら何でもする」と語っている。この一件は、最終戦で「アブラハムに正義を」という掛け声となって再び持ち上がる。

ベスト8:自分たちで作る1対1

ベスト8に残った参加者のうち、ある人は賞金を得たら地元の子どもたちの学費に充てると話した。

このラウンドでは、進行役が次のゲームは参加者自身が作ると告げた。バスケットボール、卓球、コネクトフォーなど、1対1の対決に使える道具が用意されており、何をどう競うかは各ペアが決める。ただし4人は必ず脱落する。

ルビウスとイバイは遠くからのフリースローを選び、別のペアは7点先取のルールを提案した。マリとスキーはコネクトフォーで対戦した。4つ並べれば勝ちという単純なゲームだが、負ければここで脱落する。見ていた側も途中で見逃すほどの展開で、スキーが勝った。

レイジとグレフは、ラインからシュートして先に決めた方が進む対決をした。レイジが優位に立つと、グレフはジミーの手の運を借りるという作戦に切り替え、会場は盛り上がった。最終的にはレイジが勝ち進んだ。ルビウスとイバイは片手シュート限定で再戦し、ルビウスが1発で決めた。敗れたイバイはスペインの視聴者に向けて「いいね」とコメントを呼びかけ、スペイン語のコミュニティは最高だと話して去った。

最後はラカイとジェイソンによる7点先取のバスケットボール1対1だった。押した押さないの言い合いが続き、ラカイはジェイソンに何度もファウルした。勝ちたい気持ちが強すぎて取っ組み合いにまでなった。スコアは6対3となり、ラカイが最後の1点を決めて勝ち抜いた。ラカイは敗れたジェイソンを挑発する言葉を浴びせた。

最終戦:巨大スリングショット

最後のゲームは巨大スリングショットで物を飛ばし、相手のハートを壊すものだった。4人にはハートが3つずつ与えられ、すべて壊されると敗退する。誰を狙うかは自由だ。飛ばす物はライブ配信を見ている100万人がチャットで選ぶ予定だった。しかしアクセスが集中して投票システムが壊れたため、一巡目はサイコロで決めることになった。順番は、前のゲームを最初にクリアしたスキーから始まり、レイジ、ルビウス、ラカイと続く。選択肢はピニャータ、キャベツ、時計、バスケットボールなどで、ラウンドごとに追加された。

序盤は誰もなかなか当てられなかった。ラカイの弾がルビウスの方へ飛ぶと「世界を敵に回した」と言われ、ラカイは「わざとじゃない」と弁明した。チャットの最初の投票ではほぼ半数がトイレットペーパーを選んだ。全員が外し続け、事前テストの方が上手くいっていたという声も出た。そのため、手で投げる方式への変更が全員の意見で検討された。

やがて、アブラハムへの仕打ちを許さない3人がラカイを集中して狙うようになり、会場には「アブラハムに正義を」という掛け声が響いた。ラカイは「卑怯だ」と訴えて説得を試みたが、うまくいかなかった。ハートが残り1つに追い込まれたところで、ラカイはラインを踏んだと指摘され、失格となった。敗者には視聴者向けに5万ドルが贈られると告げられた。ルビウスもスペインの視聴者に5万ドルを贈る形でここで退いた。

決勝に残ったのは、友人同士のスキーとレイジだった。スキーが先にハートを減らし、レイジは残り1つまで追い込まれた。そこでレイジは、レブロンがウォリアーズ相手に逆転した試合を引き合いに出され、「君はレブロンになれるか?」と問われて「なってみせる」と答えた。その後レイジが当てて同点に追いつき、互いにハートが1つずつの状態になった。

最後の一撃を決めたのはレイジだった。レイジは「勝った!」と叫び、100万ドルは彼の配信を見ている視聴者の1人に贈られることが決まった。