『九日 ナインソール』実況プレイ:9人の太陽を討つ羿の物語と戦闘設計

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概要

この動画は、道教とSFを組み合わせた「タオパンク」アクションゲーム『九日 ナインソール』をエンディングまで遊んだ実況プレイである。音声はA.I.VOICEの琴葉茜で、ボス戦を進めながら、物語の背景と戦闘システムの面白さを解説している。科学と神話が混ざった世界観を紹介しつつ、主人公を裏切った太陽人たちを1人ずつ討っていく展開を追う構成になっている。エンディングまでの内容を含むので注意してほしい。

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裏切られた主人公と500年後の目覚め

主人公は「太陽人」と呼ばれる、猫のような姿の種族の男である。太陽人の議会の一員で、優れた計画を考案した人物だった。しかしある秘密を知ったために、議会の長から命を狙われる。

瀕死の重傷を負った主人公は不思議な存在に回収され、500年後、猿人たちの村で目を覚ます。村では2年に1度の祭りが開かれており、毎回数名の村人が選ばれて「太陽の元へ行く」という名誉を与えられる。主人公を兄のように慕っていた子も、ちょうど今回の祭りで選ばれていた。

主人公はこの祭りに合わせて施設に忍び込む計画を立てていた。本来は密かに侵入するつもりだったが、選ばれた子を見捨てることができず、助けに入る形で施設へ侵入していく。

6:10

基本の戦闘システムとチュートリアルのボス

話者は本作の一番の特徴としてアクションを挙げる。敵の攻撃を弾いてエネルギーを溜め、符を敵に張り付けて爆発させる。HPが減ったらキセルを吸って回復する。これらを繰り返しながら地下施設を進んでいく。

最初のボスは、行く手を阻む衛兵の機械である。最初のボスなので攻撃は激しくなく、大振りの攻撃をしっかり弾き、その合間に攻撃を挟めば倒せると話者は説明する。前半の攻撃はすべて弾けるが、後半には弾けない赤い攻撃が混ざる。これには空中でキックを入れるとダウンを奪え、攻撃のチャンスになる。この対処法は後のボス戦でも何度も出てくるため、話者はこのボスをチュートリアルとしてよく設計されていると評価している。

ここで物語の全体像も説明される。この施設は実は巨大な宇宙船で、議員である太陽人たちが管理している。主人公もかつてはその議会の一員だったが、冒頭の通り長に裏切られた。そこで議会の太陽たちを討ち、秩序を取り戻すというのが物語の大まかな流れである。最初の戦闘は、議会で最も仲の良かった男に近づくため、警備の兵器と戦っている場面だという。

8:20

夸伏と勾芒:序盤の太陽たち

衛兵を倒した主人公は、1人目の太陽である夸伏と再会する。この場面と夸伏戦は台詞と音楽が中心で、話者の解説はほとんどない。

続いて2人目の太陽、勾芒と対峙する。主人公は直前に強力な矢を作ってもらっていて、話者はこの戦闘で試し撃ちをしようと言う。勾芒戦はそのまま撃破までが短く流されている。

13:02

奄老戦:遠隔操縦の兵器と太陽人の眠り

3人目は兵器開発を担う太陽、奄老である。ここでは奄老が遠隔操縦する機動兵器と戦う。前のボスとは違って巨大な相手で、戦闘は制御室から見える映像として描かれている。話者は「なんだかゲーム画面みたい」で良いと述べている。攻撃パターンは掴みと体当たりだけという単純なもので、最初の3人の太陽はどの順番でも挑めることから、話者はまだ序盤のボス戦という位置づけだろうと見ている。

戦闘の合間に、太陽人たちの事情が語られる。彼らはもともと別の星に住んでいたが、ある出来事で星中に病が広がった。治療薬ができるまでの時間稼ぎとして、体を眠らせて病の進行を抑え、仮想空間で夢を見続けることになった。そのため現在は500年もの間眠り続けており、ときどき起きてはシステムのメンテナンスをして、また眠る生活を送っている。奄老から見れば、久しぶりに目覚めたら500年前に死んだはずの同僚が自分を倒しに来た、という状況になる。

話者によれば、議会は腐敗が進み、独自の思惑で勝手に動く者も多かった。主人公はこの腐敗が最悪の事態を招いたと考え、太陽たちを粛清して回っているのだという。戦闘の終盤では、ソフトウェア技術に詳しくハッキングも得意な主人公が兵器を乗っ取り、逆に攻撃を仕掛ける演出がある。

17:07

截全戦:毒と無量弾き、矢の威力

4人目は截全である。軍の将であり、遺伝子工学にも詳しく、薬物の投与で自分の肉体を改造し続けている男として紹介される。主人公は装置にあらかじめ毒物を仕込んでおり、武闘派の截全もすでに弱った状態で戦いに臨む。戦闘中にときどき咳き込む様子が見られ、毒が確実に効いていることが分かる。

この戦闘から、溜めてから敵の攻撃を弾く「無量弾き」が使えるようになる。さらに、バリアを破れる溜め攻撃も手に入る。話者はこれらの追加で戦い方の幅が一気に広がり、楽しくて仕方がないと話している。

後半戦では、温存しておいた矢を一気に放つ。これで敵の体力は残り3割程度まで減った。話者は、主人公の元ネタが弓の英雄であることもあってか、本作の矢はすさまじい威力を持っていると述べる。あとは少し削れば撃破となる。

20:29

蚨蝶戦:分身とリスクを取る楽しさ

5人目の太陽、蚨蝶は、仮想現実を作り出す夢のシステムの開発者である。主人公は蚨蝶に会うため、その仮想空間の中へ入り込む。

戦闘は3幕構成で、第1幕は弓矢を使い切って終わらせる。第2幕からはボスの分身が現れ、分身を殴ろうとしても攻撃を無効化されてしまい、思うようにダメージを与えられなくなる。そこで役立つのが無量弾きである。この技は攻撃を弾くだけでなく本体にダメージを返せるため、非常に効果が大きい。ただし溜めが必要でキャンセルもできないため、相手の次の行動によっては安全に出せない場面があるのが欠点だと話者は説明する。

話者が本作の面白さとして強調するのが、この駆け引きである。対処できない攻撃が来るかもしれない場面でも見返りの大きい無量弾きで構えるのか、それとも常に安全な間合いで慎重に立ち回るのか。この微妙な選択が戦闘体験を面白くしていると話者は感じている。こうしたゲームでは、詰まってくるほどこの種のギャンブル要素がやけに楽しくなってくるとも言う。ただし、それを嫌う視聴者もいるかもしれないので、動画ではなるべく再現性のある安全な行動を心がけるつもりだとも述べている。

第3幕では、最初に大技が来るが、直後の隙が大きく溜め攻撃なども入れ放題になる。それ以外の攻撃はこれまでとほぼ同じで、むしろ本体が分かりやすくなるため、話者は前の段階より簡単になっていると見ている。この幕だけの行動パターンもあるが、キックするだけの単純な仕掛けだという。体力が残り少なくなったところで次のチャンスに一気に仕留めた。

25:35

姫戦:占いのルーレットと不死の観測者

6人目の太陽、姫は占いを得意としており、戦闘中に突然ルーレットが始まる。この動画では回復効果を選んだ。話者は他の2つは選んだことがなく、何か悪い効果が起こるのだろうと推測している。

姫は病にかからない存在で、歴史の観測者として孤独に生き続けてきたらしい。主人公に彼を殺すほどの理由はないが、彼自身はこの不死の運命から解放されたがっているようにも見える、と話者は語る。

後半戦では厄介な行動が来るので、まず弓で止める。その後の攻撃パターンはほぼ固定で、投げ技から赤い攻撃が3回続く。いずれも無量弾きで返せるので、話者は「ドラの音を響かせまくって」気持ちよく戦おうと言い、この効果音の気持ちよさが本作の戦闘体験を支えていると評している。

物語面では、病にかからない姫の特異体質がウイルスへの抗体として盛んに研究されていたことが明かされる。しかし、その抗体を太陽人に投与すると異形の姿へ変わってしまうことが判明した。根本的な治療薬の開発は難しく、焦りとともに時間が流れていった。姫戦の後には、実験に失敗した太陽人の成れの果てが暴れるエリアを進むことになる。

29:49

女媧・伏羲戦:兄弟の連携と矢の回収

7人目と8人目にあたる太陽は、女媧と伏羲の兄弟で、2人同時に登場する。兄の伏羲はウイルスの進行がとりわけ早く、先に触れた抗体を持つ試薬を投与したことで体の変異が進んでしまっている。

これまで弓矢の数には限りがあったが、この戦いからは符の爆発で矢を回収する能力を習得し、攻撃の手数がさらに増える。後半戦では、まず追尾弾を一気に発射する。女媧の攻撃はかわし、伏羲の攻撃は弾きで対処する。兄弟の連携攻撃をうまくさばきながら合間を縫って符を張り付け、ダメージを稼ぎつつ矢の回収も狙う。あとは残ったHPをひたすら削るだけである。

33:32

最終決戦前の償い:猿人を元の星へ

最終決戦を前に、主人公はある計画を進める。猿人たちは、もともと仮想現実を動かす計算資源として、主人公の発案で他の星から連れてこられた知的生命体だった。主人公はその猿人たちを元の星に返す。話者はこれを、自らの行いにけじめをつけるための行動として説明している。

35:58

易公戦:師弟関係を映すラスボス

9人目の太陽は易公である。主人公に剣術などの技を教えた師匠であり、同時にウイルスを生み出してしまった研究者でもある。

話者はこのラスボス戦を、弾きを決められる場面が非常に多く、本作の中でも随一の楽しさの戦いだと評する。第3形態まであり、長く楽しめる点も良いところだという。第1形態で基本的な攻撃パターンを覚え、形態が変わるごとにそれが発展していく。特徴的なのは赤い攻撃に2種類の派生があることで、爆発と掴みのどちらが来るかを見極めて、適切に対処する必要がある。

第2形態では、まず無量弾きを連続で決められる時間があり、その終わりに攻撃の隙もあるため、矢を大量に補充できる。ダメージを稼ぐには矢をたくさん撃つことが重要で、そのために積極的に符を張り付けていく。第2形態からは敵の符攻撃のパターンも変わり、符に追撃をしてくるようになる。話者は、基本から応用へと進む教育的な設計に、2人の師弟関係が表現されているように感じると述べる。さらに本作は、師弟、兄弟、友人、主従など周囲の人物と主人公との関係性の描き方がとても秀逸で、その関係性が物語をうまく動かしているとも語っている。

最終形態では、画面中央を縦横無尽に飛び回る高速の雷撃が加わり、戦闘画面は非常に賑やかになる。ただしそれ以外の動きはこれまでと同じで、恐れず冷静に対処すればよいと話者は言う。ここからの戦いは解説を止めて、黙って見守る形で進められ、易公を撃破する。

40:42

エンディングと話者の感想

エンディングは解説なしで流される。その後、話者は太陽人たちの一大計画がここで終わりを迎えたと締めくくる。

感想として話者は、戦闘の設計が素晴らしく、最初はその点に重きを置いた作品なのかと思っていたと振り返る。しかし実際には、宇宙文明、冷凍睡眠、大規模な演算処理など、壮大に展開される東洋SFの世界に最後まで驚かされ続けたという。太陽人たちの人間ドラマも多面的に描かれていて素晴らしく、終わってしまうのが悲しくなるほど楽しい作品だったと評価している。最後に、動画で紹介できたのはほんの一部の場面だけなので、興味を持った人は自分でも遊んでみてほしいと呼びかけている。