6人の元カレと30日間の島暮らし 25万ドルをめぐる「信頼」の選択
MrBeast ミスタービーストMrBeastの企画で、アシュリーは目隠しを外すと、元カレ6人と一緒に島にいることを知らされる。元カレたちは30日間この島で暮らし、5日ごとにアシュリーが1人ずつ家に帰す。最後まで残った1人は、賞金25万ドルをアシュリーと分けるか、独り占めするかを選ぶ。MrBeastは「大事なのは忍耐じゃない、彼女を射止めて島に残るんだ」と説明した。サバイバルの形を取っているが、実際に競うのは、アシュリーからどれだけ信頼を得られるかである。
ルールと参加者の思惑
生活に必要な物資はすべて用意されている。アシュリーは30日間「指一本動かさなくていい」立場で、ハンモックを吊るすなどの作業は元カレたちが担う。フロリダ州在住のアシュリーは、面白いことがしたくて参加したと話し、元カレたちとの関係が変わっていく様子も楽しむつもりだという。関係は相手によって違う。ミッチェルとは「ロマンチックな感じ」で、ほかに、つい誘惑してしまう相手もいれば、ただの友達という相手もいる。誰を落とすべきかは分かっているが、まずは様子を見ると語った。元カレたちを信用できないとは言わないが、それを証明してもらう必要があるという。
元カレ側の姿勢はさまざまだった。ある元カレは「穏やかでスマートなタイプ」を装い、賞金を分けてくれると思わせるのが作戦だと明かしたが、本当に分けるかどうかは言葉を濁した。ゲイリーは「仲はいいけど勝つため、これはビジネスだ」と割り切っていた。ダニーは積極的にアピールする一方で、アシュリーに「私が好きなんでしょ?」と聞かれると「もうおばさんだ」と返すなど、わざと突き放すような態度も見せた。ナレーションはこれを「良い戦略とは言えない」と評している。
序盤:お姫様扱いと最初の脱落
序盤の元カレたちは、アシュリーをお姫様扱いすれば生き残れると考えていた。冷たい水を届ける、クマが出たら自分が相手をすると言う、すっぴんを「そのままで完璧」と褒める、といった具合だ。貝殻を贈った元カレもいれば、イヤリングを贈って「最後の1人になる確率を上げていく」と話す元カレもいた。アシュリーは「ダニーとミッチェルはここの王様ね」と言い、この時点ではかなり満足していた。
一方で、脱落者をどう選ぶかは決まっていなかった。1日目にMrBeastから聞かれた時点で候補はおらず、ミッチェルがお気に入りだと指摘されると「なぜかそうみたいね」と答えている。候補を絞るため、アシュリーは「最後まで一緒にいたい相手は誰?」と元カレたちに尋ねて回った。賞金を独り占めしそうな相手としてミッチェルの名前を挙げ、だからこそ感情に流されないようにすると語っている。続く場面では、ある元カレが、自分は信用されておらず見抜かれているが気にしない、賞金は全額欲しい、チャンスが来たら逃さないと本音を漏らした。
5日目の脱落式では、アシュリーがハンマーを持ち、元カレたちはそれぞれのハートの後ろに立つ。アシュリーは全員を残したいほど楽しいと言いつつ、信用できない人を選ぶならジェイクだと答えた。ジェイクは自分の名前を聞いて拍手してしまい、「拍手してる場合?」と突っ込まれている。最初に脱落したのはジェイクで、本人も「バレバレだ」と予想していた。
10日目までの対決と、揺れるミッチェルへの信頼
次の脱落者を見極めるため、アシュリーは元カレたちを競わせた。かけっこではゲイリーが大差で勝った。アシュリーは、対決を通して本気度を確かめたいと言いつつ、「イケメンたちが頑張る姿を見てたいだけかも」とも付け加えている。
キャンプでは摩擦も生まれた。料理の場面では「料理って女性がやるもんじゃないの?」という発言が出て、元カレの1人は「アシュリー様は俺の言動が気に入らない、俺が何言ったってムカつくんだろ」とアシュリーに突っかかった。ミッチェルとの関係にも陰りが出る。ほかの元カレは、2人は愛し合っているように見えるが「うわべだけにも見える」と話した。アシュリーはミッチェルの前で泣き、「あなたがいて良かった」と言う。しかし個別の語りでは、ミッチェルに気があることは周りにバレている、本当は彼を信じたいが、家に帰ったら連絡を取らなくなりそうで、結局は彼の気持ち次第だと迷いを口にした。島で過ごすうちに現実の世界と感覚がずれてきている、とも話している。
10日目の前日、MrBeastは一行を船で「チャレンジ・アイランド」に連れて行った。砂に埋まった鍵を掘り出してハンマーを手に入れ、石を砕き、樽を上まで運ぶ競技である。勝者はアシュリーとベッド、マッサージ、ディナー付きの24時間を過ごせ、敗者は翌日の脱落決定までアシュリーと話せない。ゲイリーが最初に鍵を見つけ、そのまま独走して勝った。デリックとミッチェルは、鍵の位置に印があったにもかかわらず掘り続けていた。
特別な夜にアシュリーとゲイリーが振り返った話によると、2人はアシュリーがグレアムと付き合う前にいい感じになり、自然消滅してそれぞれ別の人と付き合った。互いに事情があったので、腹が立ったり嫌いになったりはしなかったという。その間、キャンプに残った元カレたちは、脱落するのはダニー、ローガン、自分の誰かだろうと不安を語り合っていた。
10日目:予想外のミッチェル脱落
10日目の脱落式で、アシュリーは生活を犠牲にして来た人もいるだろうと感謝を述べたうえで、ミッチェルに「仕事に戻って」と告げた。ミッチェル本人も「予想外だ」と驚いている。去り際、残った仲間に「星を見るんだ、星をつないで奇跡を願え」と言い残した。
その後アシュリーは、感情に引っ張られるのが嫌だったと理由を説明し、何よりも賞金を分け合ってくれるかどうかが重要だと語った。お気に入りと見られていた相手でも、信頼できるかどうかで切るという判断基準が、ここではっきり示された。
空回りするダニー
ミッチェルの脱落後、元カレたちはアシュリーの心をつかもうと、小屋と寝室をつなぐ通路づくりを始めた。しかし作業に熱中するあまりアシュリーを放っておき、彼女は「みんな設定も私のことも忘れたみたい」「全員追い出しちゃおうかな」とこぼした。ナレーションはこの作戦を失敗と総括している。次に試したシーフードディナーでも、アシュリーの「それだけしかないの?」という反応に対し、元カレの1人が、何をしても嫌がられている気がして落ち込む、喜ばせたいのに、と打ち明けた。
画面にはMrBeastのコメントとして「ダニーは家に帰ることに」という予告が出る。ところが次の脱落まで数日あったため、事態はさらに悪化した。ダニーは、アシュリーが好きな『ハリー・ポッター』を「あまり面白いと思わなかった」と言ってしまう。仲間からは「信頼関係を築くのは時間がかかるけど、壊れるのは一瞬だ」と言われた。
アシュリーはダニーと向き合い、うまくいかない理由を伝えた。自分が電話で助けを求めたら、デリックやゲイリーは一目散に駆けつけてくれるが、あなたはそうではない、という指摘である。ダニーは、アシュリーはずっと友達だから今までの分もっと頑張ると謝った。それでも「気持ちがぐちゃぐちゃで先のことは分からない」と言い、最後まで残れば賞金を渡すかどうかもはっきりするだろうと、判断を保留している。
15日目:パズルリレーでダニーが免除を獲得
脱落寸前のダニーに、MrBeastは「アシュリーへの愛を証明するチャンス」を用意した。海からパズルのピースが入った袋を取ってきて、アシュリーの壊れたハートを最初に完成させた人は、その日の脱落を免除される。アシュリーは観客として参加し、「何もしないのが好き」と喜んだ。
ダニーは「命がかかってるみたいに」必死だった。最初にピースを持ち帰ったのはローガンだったが、全員がすぐに体力を使い果たす。ダニーは休みながら組み立てるという方法を取り、ほかの人が海にいる間に作業を進めて一歩リードした。アシュリーは「ダニーが勝ったらどうしたらいいの」と戸惑っている。ゲイリーも同じ方法で追い上げたが、ローガンは海で苦戦し、デリックは違う色のピースを取ってきたうえ、逆さまのハートを組み立ててしまった。簡単なパズルでも、バテているとうまくいかないとナレーションは説明している。結局ダニーが完成させて勝ち、ハートを守るカゴを受け取った。
残る3人の中では、ローガンが、ダニーの代わりに自分が標的になるのはほぼ確実だと覚悟していた。ダニーは勝ったがせいぜいあと5日だろう、とも話している。アシュリーはローガンを帰し、「15日目でこれなら、25日目は2人だけになる」という言葉が出た。ローガンが去るとキャンプの雰囲気は沈み、アシュリーは「選択を間違えた気がする」と語った。
ダニーの「心理戦」とデリックの沈黙
ダニーは関係を立て直そうとしたが、すぐに余計なことを言ってしまう。アシュリーが、毎日あなたがいて良かったと思おうとしているのに、と訴えても、ダニーは「女の頭の中ってマイクラよりずっと複雑で分かんない」と返し、かえってこじらせた。アシュリーはしばらくダニーから離れたいと言い出す。ほかの元カレたちは、ダニーと25日までいけるわけがない、問題はあの失礼な態度だ、と話していた。
17日目、デリックとゲイリーはアシュリーの望みどおり距離を置いた。ゲイリーは「正直、勝ったも同然って感じだ」と話している。一方のダニーは、今こそ関係を取り戻すチャンスだと考えた。落ち込むアシュリーに「リトルローガン」を見せて慰め、その日は気持ちの面で大きく進展したと本人は振り返る。アシュリーの気分が上向くとキャンプの雰囲気も良くなった。ヨガの時間に、アシュリーは「私への愛を吸い込んで、ウソつきで有害な部分は全部吐き出して」と言い、ダニーに「今の分かった?」と念を押して笑いを取った。
アシュリーは、ダニーが盛り上げ役である一方、ゲイリーとデリックは自分たちの世界に入り浸っていて差がはっきりしていると感じていた。デリック本人は、一歩引いて状況を整理し、最終的に25万ドルを手にするためにどう動くかを考えていたと説明する。ただ、それをアシュリーに伝えなかったため、アシュリーは「デリックは歩き回ってるだけ」と、彼の考えが分からずにいた。
ダニーは自分の作戦をこう説明した。自分がアシュリーを惹きつけて笑わせているから、ほかの2人は近づきにくくなる。すると彼女は、彼らは本当に自分といたいのか、本当に友達なのかと疑いはじめる。アシュリーは、盛り上げ役としてダニーを残すか迷っていると認めた。ダニーは「退屈と面白いの、どっちがいい?」「確実に半分もらえるのと、奪われるのを心配し続けるのだったら?」と売り込んだ。これに対してほかの元カレは、1ドルすら預けられない奴がいる、25万ドルならなおさらだとダニーを名指しした。アシュリーは、5日ごとにバンドを解散させている気分だと、翌日の脱落への不安を語っている。
20日目:足場の耐久戦と5万ドルの選択
20日目のチャレンジにはアシュリーも参加した。海上の台に乗り、最後まで落ちなかった人が重要な決断を任される。デリックは開始35秒で落ちた。残る3人は予想よりずっと長く耐え、20分、1時間、90分と時間が過ぎたところで、MrBeastがボートで周りを回って波を起こし始めた。まずゲイリーが落ち、ダニーが落ちかけたところでアシュリーが先に海に落ち、ダニーが2回連続でチャレンジを制した。
ダニー1人に示された箱の中身は5万ドルだった。自分のものにするか、全体の賞金に上乗せするかを選べる。上乗せすればアシュリーの信頼を取り戻して残れるかもしれないが、増やしても脱落する可能性はある。自分のものにした場合、中身をほかの人に言う必要はない。ダニーは「もらっとく」と即答し、島に戻ると、ばれて標的にされないよう5万ドルを隠した。
脱落式でダニーは、自分の決断は誰が残るかに影響しないと思うと言って内容を伏せ、次の脱落の時に明かすと約束した。アシュリーはまっすぐダニーのもとへ向かい、「マジでうっとうしいけど、一番笑わせてくれて、ここでの時間が退屈じゃなくなった。しかもチャレンジに勝ち続けてる」と述べ、勝手な理由だと断ったうえでダニーを残した。残るデリックとゲイリーについては、デリックはこれまでのチャレンジがどれもひどい結果で、ゲイリーはチャレンジで大活躍したがずっと頑固だった、と比較した。最終的に「デリックのほうが信頼できた」としてゲイリーを帰した。ゲイリーは、ほかでは得られない特別な経験になったと言って島を去った。
最後の5日間:笑いと誠実さのせめぎ合い
最後の脱落まで5日となり、残った2人は25万ドルしか見ていなかった。ダニーは、勝つポイントはアシュリーをたくさん笑わせることだと考え、アシュリー自身も「ダニーは失礼な奴だけど笑わせてくれる」と認めていた。デリックは、アシュリーとダニーが話しているときは放っておくことにしていた。ダニーは自爆しがちだから都合がいい、という理由である。ナレーションによると、この作戦が実を結ぶのに時間はかからなかった。22日目、何かを教える場面でダニーがまたアシュリーをからかい、アシュリーは問題なく過ごせそうだったのにまたケンカになったと嘆いた。
デリックはこの島に来るために仕事を辞めており、25万ドルはみんなが思うよりずっと大事だと話した。ダニーは昼間は褒め言葉を重ね、夜はもっと喋って盛り上げる作戦に切り替えた。さらにアシュリーに先日の言い過ぎを謝り、君には可能性があるから応援したくなってつい、と説明した。母親がアルツハイマーかもしれない、してあげたいことがたくさんある、という話も打ち明けている。ナレーションはこれを「アシュリーの優しさまで利用し始めた」と表現し、そのうえで心理作戦は効いているようだと伝えた。2人は手をつなぎ、デリックは2人が団結してきたので自分は不利だと認めた。
一方でデリックは、アシュリーが何ももらえずに終わったら胸が痛む、君が大金を持って帰れないなんてありえない、と語りかけた。決断を前にしたアシュリーは、デリックはチャレンジには向いていないがいつだって誠実な友人で、ダニーは出会った中で一番自己中だけれど、やはり好きで面白いと、両方への気持ちを口にしている。
25日目:宝探しで30万ドルに
25日目、アシュリーは、2分の1の確率で何ももらえずに帰る可能性がある立場は全然楽しくないと話した。MrBeastは賞金総額に5万ドルを追加する機会を用意した。ビーチに埋めた5万ドルの場所を示す宝の地図を渡し、1時間以内に見つければ賞金に加えるというものだ。この場面は公開中の映画『ひつじ探偵団』とのタイアップとして演出されていた。3人は羊を目印に道を探り、制限時間内に5万ドルを掘り当てて、賞金は30万ドルになった。
最終判断の前に、デリックは、友達としてここまで一緒に過ごせて幸せだった、25日間の思いやりのある君は素敵だった、と伝えた。ダニーは、感情のジェットコースターのような時間を一緒に過ごして最後まで来られたことに一番感謝していると述べた。そのうえで、誰を選んでも賞金の半分を受け取る権利はあるが、ふさわしい人を選べばさらに増えるかもしれない、と含みのある言い方をし、それ以上は語らなかった。
アシュリーはまずダニーに、これほど大笑いした相手はいないし、これほどイラッとした相手もいないが大好きだと伝えた。次にデリックへ向き直り、チャレンジでは良い成績を出せなかったが、4年前に出会っていなければ今ここに立っていないしこんな経験もできなかった、ずっと守って支えてくれた、と語った。結局これは信頼と尊敬の問題だとして、「ダニー、ここでの関係がどうであれ信頼できない」と告げ、ダニーを脱落させた。ダニーは「文句ないよ」「こうなる気がしてた」と受け入れている。
ダニーの秘密と、最後の二択
ダニーは約束どおり、前回のチャレンジで5万ドルを個人で受け取ったことを明かした。アシュリーの反応は意外にも感謝だった。25日間もいたのだから何か持って帰っていいはずだ、そうしてくれて良かった、という。ダニー自身は、この5万ドルが自分のものになると分かっていたから、自分が優勝する気がしていたと話し、結果的にその通りになったと喜んだ。
30万ドルを前にアシュリーが喜んでいると、MrBeastがそれを止め、アシュリーを反対側に立たせた。賞金はいったんデリックのものになる。今から5日以内にデリックがアシュリーのハートを割れば全額が彼のものになり、割らなければ2人に15万ドルずつ渡すという条件である。アシュリーは、あとはデリック次第だと受け止めた。デリックは、ハートを割れば家族に30万ドルを持って帰れると悩み、15万ドルを置いていくことになっても分かってくれるかと口にした。
翌朝、デリックは決断した。MrBeastは、ハンマーを火に投げ込んで賞金を分け合うのか、1か月島で過ごしたアシュリーのハートを打ち砕いて独り占めするのか、と問う。デリックはハンマーを手にアシュリーのハートへ近づき、実物の金額を見ると全部自分のものにしたくなる、ハートを割るだけで30万ドルのチャンスなんて二度とない、家族も望むだろう、と語った。そのうえで、君のことは心から愛している、君なら俺の決断を分かってくれると思う、と続けた。ところが最後に「ハートは壊さないよ」と明かし、アシュリーからは「引っ張ったな!」と言われた。デリックは独り占めしないで良かったと話し、デリックとアシュリーはそれぞれ15万ドルを手にした。ダニーは別に5万ドルを持ち帰っている。
最終的にアシュリーは、最も笑わせてくれた相手ではなく、最も信頼できると判断した相手を残した。そしてその相手は、独り占めの誘惑を見せつけたうえで、賞金を分け合うほうを選んだ。
目隠しを取って。アシュリー、元カレ6人を連れてきたぞ。最後まで残った元カレには、賞金25万ドルゲットのチャンスがある。
ウソだろ。何か言いたいことは? 浮かばない。キャンプに向かおう。
誕生日パーティー来なかっただろ。忙しくて。まさか君達の時も? いや、来てくれた。
これからこの島で暮らしてもらうため、必要なものは全部揃えた。一生ここで暮らせるな。大事なのは忍耐じゃない。彼女を射止めて島に残るんだ。
5日ごとにアシュリーが1人帰らせる。最後まで残れば重大な決断が待ってる。賞金を彼女と分けるか、独り占めするか。以上だ。楽しんで。
30日間、アシュリーは指一本動かさなくていい。ハンモックを吊るす。先陣を切らなきゃ。日陰に座ってよっと。彼らは何でもやるぞ。
アシュリーよ。フロリダ州に住んでる。面白いことがしたくてここに来たの。彼らとの関係の変化も見ながら、楽しむつもり。
さあ、お姫様。どうぞ。彼らとの関係性はそれぞれ。ミッチェルとはロマンチックな感じ。
楽しんでる? 「キスして」って目してるな。まさか! もう。
つい誘惑しちゃう相手も、ただの友達って人もいる。誰を落とすべきかは分かってるけど、様子見ね。
目的はサバイバルじゃない。彼女の心をつかみ、信頼を得ることだ。信用できないとは言わないけど、証明してもらわないとね。
俺みたいな穏やかでスマートなタイプが、賞金を分けてくれるって思わせる。実際どうかは…。
ちょっと、ゲイリー。仲はいいけど勝つため、これはビジネスだ。
アシュリーの心を射止めようと、元カレたちは躍起になっていた。ダニーが頑張ってる。ずっとキョロキョロしちゃう。現実味がなくて。
アピールする人がいる一方…。アシュリー、浜辺でヨガを教えてくれない? いいわ。今日一日の目標を決めてみましょう。
わざと突き放す人も。私が好きなんでしょ? いや、もうおばさんだ。黙ってよ。はいはーい。良い戦略とは言えない。
初日はどうだった? 最高だよ。どうやって5日目に帰る人を選ぶの? 何も決めてない。じゃあ候補もまだいないの? いない。
ミッチェルがお気に入りだよね? なぜかそうみたいね。迷うことだらけだ。そのとおり。幸いあと29日ある。
3日目よ。まだ自分を慣らしてる途中なの。これが現実なんだってことにね。島での暮らしを楽しんでる。
元カレたちは分かっていた。お姫様扱いしていれば生き残れると。冷たい水を渡しに行こう。些細な気遣いが効くぞ。
何かあったら承知しねえ。クマが出たら俺が相手だ。まさかメイクしてんのか? そのままで完璧だよ。ありがと、ダニー。
ダニーとミッチェルはここの王様ね。すごいの。涼しくていい感じ。さすがダニー。
貝殻のプレゼントだ。俺を思い出して。わあ、ありがとう。すごくきれい。
ステキなイヤリングを贈るつもりだ。これで最後の1人になる確率を上げてくぞ。君にぴったりなイヤリングだよ。
ダニー、これステキ。お前ら終わったな。今すっごく幸せな気分。
アシュリーが誰を最初に脱落させるのか、まだ見当もつかない。そろそろ決めないと。絞り込むために何人かと話をするつもり。それでこの中の誰かが…。
最後まで一緒にいたい相手は誰? もちろん君。おっと、ズルいぞ。
アシュリーがマジになってきた。誰を信じるべきか、はっきりさせようとしてるのが分かる。
賞金を独り占めする奴なんているかな? ミッチェルならやりそうな気がする。だから感情に流されないようにする。
信用されてないし、見抜かれてる。でもどうだっていい。その場のノリでうまくいくか、いかないか。それだけだ。賞金がほしい。それも全額。チャンスをつかんだら逃さない。やることをやるだけ。
おやすみ。大好きよ。俺は運命だと思ってた。私は思ったことないけど。おばさんだしな。
4日目の夜、答えが出たと思う。さあ、先に進もう。
アシュリー、ハンマーの後ろに立って。君達はハートの後ろ。5日ごとに彼女が誰かのハートを壊し、家に帰す。そして最後まで残れば決められる。賞金を独り占めするか、アシュリーと分けるか。
どう思う? いい感じ。楽しいし全員残したい。ミッチェルは特別扱いに見えたけど。いちゃついちゃったけど、みんな大切よ。
でも見てた感じジェイクは…違うよな? 信用できない人を選ぶんだったら、ジェイクかな。イエー! 拍手してる場合? 脱落かもよ。確かに。
アシュリー、ハンマーを持って。すごく緊張する。うまく当てられるかな。ジェイクのだよな。
みんな、楽しかった。バイ、ジェイク。寂しくもないか。
残り5人。これは読めてた? バレバレだ。マジで? 5日後にまたこれやるからね? ああ、言ってたな。25万ドルに近づいた。
次の脱落者を決めるため、彼女は元カレたちに競わせた。レースしてもらう。2位は誰だ? 位置について。よーい、ドン! その調子よ。ゲイリーが断トツ。
次は誰にするか、まだ決められない。だから対決を通して見極めるつもり。イケメンたちが頑張る姿を見てたいだけかも。どうかな。とにかく本気度を確かめないと。
さあ行って。ああ。それどういう作戦? ローガン。ついてくれよ。話すひまないか。火がついた。
ミッチェルは残ってお世話をしてくれそう。特技を見せて。静かに。
オートミールは? いい。もう1つ取ってこようかと…。私は欲しい。ミッチェル、お願い。
料理って女性がやるもんじゃないの? 片づけ中。ありがとう。おいしいだろ。ピーナッツバターがあれば。ぶち壊すのがうまいな。
アシュリー様は俺の言動が気に入らない。そうだろ? 私にケンカ売ってる? 俺が何言ったってムカつくんだろ。はあ?
なんだかすごくいやな予感がするよ。ミッチェルとアシュリーは愛し合ってる。そう見えるけど、うわべだけにも見えるんだ。
何考えてるか教えて。分かるだろ。俺は誠実だし良心的だ。私って泣き虫ね。泣いてるの? ちょっとね。あなたがいて良かった。おいで。大丈夫。
ミッチェルに気があるってバレてる。本当は彼を信じたい。でもどうなんだろ。家に帰ったら連絡取らなくなりそう…。結局、彼の気持ち次第。島で過ごすうちに、現実の世界と感覚がずれてきてる気がする。
どうしたの? 調子はどう? サプライズを用意した。明日で10日目。これはアシュリーの判断材料になる。そうか、対決だな。船に乗ろう。出かけるのね。
ここはどこなんだ? ようこそ、チャレンジ・アイランドへ。あそこのデカいセットが見える? もちろん。アシュリーとの特別な夜をかけて対決だ。特典つき。いいね。
勝てばアシュリーと24時間過ごせる。ベッドにマッサージ、ディナー付きだ。負ければ明日の脱落決定までアシュリーと話せない。マジか。そんなのないぜ~。緊張する。で、何するんだ?
砂の中に埋められた鍵を掘り出してハンマーをゲット。石を砕き、樽を上まで運ぶ。アシュリーとの夜を勝ち取れば、次の脱落を回避できるかも。
いくぞー! 正々堂々ね。3、2、1、ゴー! 深いぞ。掘って掘って。いいぞ。あった。
ゲイリーが最初に鍵を見つけた。やる気だな。ローガンもすぐあとに続く。ハンマーゲット。
正直、鍵は簡単だと思ってた。でもそうでもないみたい。これはマズいぞ。ゲイリーが圧倒的に早い。ゲイリーはチャレンジを楽々とこなしていってる。楽勝だね。よし。
これじゃない。なんだよ…。ゲイリーの独走状態。ずっと笑ってるんだけど。デリックとミッチェルはまだ掘ってる。もうパニックだ。
鍵の場所には印をつけてたのに、逆にすごいよ。見てると悲しくなってきちゃう。
ローガンが来てる。もうちょっと。集中して。決めろ。ゲイリーの勝ち。ローガン、もうやめていいよ。
おめでとう。どうも、ありがとう。じゃあ行こうか。いいね。みんな、船に戻って。フィースタブルズ取っといて。私より大事なのね。じゃあね。バーイ。
なんか変な感じ。ずっとサバイバルだったから。グレアムの前にいい感じだった。ああ。私たちは自然消滅して、別の人と付き合った。お互いいろいろあるから、腹が立ったり、嫌いになったりはなかった。
すごい。2人が豪華な夜を過ごす間、他のみんなは明日誰が選ばれるのか不安がっていた。
脱落の前の夜って、マジでマジでマジで落ちる。大丈夫。ダニーかローガンか俺だ。残れるかは五分五分かな。俺たちの誰かだ。
どうした? 脱落しそうと思って。うわ~、ありがとう。10日目だな。誰かが脱落。思い切って決めなきゃね。
ついに来たのね。行こう。ええ。2人とも元気だったか? どうも、助かる。
さて、ゲイリー、アシュリー。どうだった? 最高だ。ディナーにマッサージ、癒やされた。会いたかった? もちろん。すごく。ああ、マジで。
結論は出た? そう思う。俺だ。絶対俺だよ。来てくれて感謝してる。けど1人ずつ仕留めなきゃいけないの。「仕留める」って言った? ひどいな。
決心がついたら脱落させる人を選んで。ハンマーをつかんでハートを壊せ。
もう一度、本当に感謝してる。生活を犠牲にして来た人もいるでしょ。だから残念だけど、あなたはもう…仕事に戻って。予想外だ。
ミッチェル、アドバイスある? 星を見るんだ。任せとけ。星をつないで奇跡を願え。あれって何かの暗号? 男子のノリかな。
寂しがるなよ。大丈夫。キャンプに戻っていいよ。セーフだ。よし。今はね。今はね。帰ろう。
この10日間は本当にすごい経験になったよ。
ちょっと落ち着きたい。俺も。驚いて言葉もない。いろんな感情がわいてる。君は? 感情に引っ張られるのはいやだったの。賢いな。確かに。何よりも賞金を分け合ってくれるかが重要よ。
彼らが25万ドルをかけて競ってる間に、視聴者にもお金をプレゼント。なんと登録者が5億人に到達しそうなんだ。こんなこと想像もしてなかったよ。本当にありがとう。ずっとチャンネルを支えてくれたみんなのおかげだ。
これを記念して俺から1000ドルをプレゼント。30日間、毎日抽選で1名に当たる。今すぐ登録だ!
意外にもミッチェルが脱落。
意外にもミッチェルが脱落。もっとアシュリーの心をつかむため、特別なことをしようと考えた。
小屋と寝室をつなぐ通路を作ってる。アシュリーはきっと喜ぶはず。
でも調子に乗りすぎたようだ。
ねえ。盛り上がるぞ。私のこと忘れた? 3、2、1、下ろせ下ろせ。ここにいるけど。いいぞ。分かってるよね、次の…手伝って。いや。そうか。
で、今のところ必要ないと思う。ここは…
みんな設定も私のことも忘れたみたい。お姫様なのに。ほんっとこれ退屈。全員追い出しちゃおうかな。男って…
アシュリーは?
この作戦は失敗。次はシーフードディナーに挑戦した。
いいぞ、ローガン。きてるぞ。いけ、ローガン。やったぞ、ローガン。これはおいしいぞ、アシュリー。
それだけしかないの?
いつも文句言ってる気がするんだけど。違うかな? 違うって言ってみて。
何をやっても君がいやがってるみたいに感じるんだ。で、落ち込む。喜ばせたいのに。
ごめん。
ミスタービーストのコメント。「ダニーは家に帰ることに」。15日目。
次にダニーが帰るとしても、まだ数日いられるせいで事態はさらに悪化した。
「ハリー・ポッター」が好き。
ちょっとは見た。
全巻読んだわ。
あまり面白いと思わなかったよ。
じゃあな。15日目に消える、あのコメントで。
寂しいな。
なんで?
15日目で脱落しそうだから。
落ち着けって。信頼関係を築くのは時間がかかるけど、壊れるのは一瞬だ。
確かに。そうだよな。様子を見る。
アシュリーはダニーと向き合い、うまくいかない理由を伝えることにした。
あなた、私を大事に思ってるの? 例えば私が電話で助けを求めたら、デリックとかゲイリーは一目散に駆けつけてくれる。でもあなたはそうじゃない。
俺は君と友達でいたい。俺にとって君はずっと友達だ。だからもっと頑張る。今まで全然でごめん。
気持ちがぐちゃぐちゃ。
先のことは分からない。でも最後まで残るため、とにかく全力でやる。それでハッキリする、彼女に賞金を渡すかどうか。
とにかく何か奇跡とか…起きて、もう少し残れるチャンスが欲しい。
タイミング良く俺がそのチャンスを運んできた。
今日のチャレンジはおもしろいぞ。
私は観客でいいの?
そうだね、観客で。
最高。何もしないのが好き。
いいね、始めよう。賞金25万ドルがかかってるから、アシュリーへの愛を証明するチャンスをあげたいと思った。だから…今日脱落するかどうか、君たちにかかってる。
今回のチャレンジはパズルリレーだ。アシュリーの壊れたハートを治そう。海からパズルのピースが入った袋を取ってきてもらう。最初にアシュリーのハートを完成させた人は…今日、脱落免除だ。アシュリーはその人を帰せない。
やろうぜ。
これがアシュリーのハート。一番に完成させた人が勝ち。君は脱落候補。
多分ね。
勝たせないで。
準備はいいか?
ああ。
3、2、1。
ダニーは命がかかってるみたいに必死だ。彼が最後まで残るためには、ここで勝ち残って説得するしかない。でも遠くに行きすぎた。
2人は遠くのピースを、2人は近くのピースをつかんだぞ。ローガンが一番乗りだ。行け行け! ローガンの次はデリックだ。がんばれ、ダニー。負けるんじゃないぞ。ほら!
全員が1つ目のピースを手に入れた。この時点でチャレンジの厳しさを実感したようだ。
クタクタね。みんなガス欠だ。このチャレンジ、本当にヤバそう。
ローガン、すごいよ。いけるぞ!
ダニーは休みつつ組み立ててる。賢い戦略だな。みんな海にいる間にしっかり作業を進めてる。予想外の展開。今のところダニーが一歩リード。
ダニーが勝ったらどうしたらいいの。
ゲイリーもダニーと同じく、休憩しつつ組み立ててる。ローガンは苦戦してるね。
浮いてるだけね。
待って、デリックが違う色を取るぞ。彼はオレンジのピースを取るはずだった。ローガンが最初に全部そろえた。ダニーは3つ目がまだ。逆転できるぞ。
全部ある。
ダニーが戻るぞ。走ってる。今、完成させれば勝ちだ。頑張れ、ダニー。もう少し。
キツさを10段階で。
11。
ローガン、その調子。これで全部そろったかい? ダニーはほとんど完成させてる…ダニーがリード。これで勝負を決めるか? パズルを先に完成させた人の勝ちだぞ。
めちゃくちゃ緊張する。
俺ならできる。
ゲイリーが追い上げてる。
できるぞ。俺ならできる。
頑張れ! まだ勝負は分からない。こりゃ難しそうだな。
私は壊す専門。
分かんなくなった。こんなに手こずるなんて。
みんなヘトヘトだ。ローガンなんて寝ちゃうくらいだし。みんな正念場だぞ。
これ、ここか。どこだ。
デリックは逆さまのハートを作ってる。簡単なパズルだけど、バテてるせいでうまくいかない。状況が動いた。
合ってるのか? 台に置けば完成だ。ダニーの勝ち。
やったー。やったぞ!
苦しいって。
君に捧げる。
ありがとう。
ハートを守るカゴ、どう思う? 俺は好きだけど。ハンマーも平気。
ホントに?
試さなくていいからね。はい、君の番だ。話を聞かせてくれる?
今はちょっと頭が真っ白で…誰か話したい?
3人のうち1人は今日で最後。
君を信じる。愛してるよ。
つらいよね。ダニーじゃなくて自分がターゲットになったと思う? 君たち仲いいから。
ああ、ほぼ確実。ダニーは勝った。でも、あと5日だと思う。せいぜいあと5日だ。
やりたくない。
果たしてアシュリーの決断は? これ本人も分かってないかも。
マジか。
ありがとう。
ああ。
だめだった。15日目でこれ。25日目は2人だけになる。ヤバそうだね。
ローガン脱落後、キャンプの雰囲気はさらに沈んだ。
ローガンがいない。すごくつらい。選択を間違えた気がする。
最後まで残るため、ダニーは何としてもアシュリーとの関係を良くしなきゃならない。
俺に残ってほしいんだろ?
毎日、あなたがここにいて良かったって思おうとしてるのに、すぐ余計なことを言うのよ。
女の頭の中ってマイクラよりずっと複雑で、分かんない。
何?
でも彼は余計こじらせてるようだった。
今はちょっとダニーから離れたい。少し1人になる時間が必要かなって思って。
でも君がいなきゃ困る。休んでほしいけど、早く戻ってきて。
いや、アシュリーがダニーと25日までいけるわけないって。
だな。ブチ切れる。あの失礼な態度が問題。
だよな。女性相手に敬意をもって話せって。
そのうち彼女も立ち直る。今日はそっとしておこう。
17日目もアシュリーはひとりだった。でも、25万ドルをゲットするためにはアシュリーの存在が必要不可欠だ。
少しでも賞金を手にして帰りたい。まだ俺にはアシュリーと25万ドルを分け合えるチャンスが残ってる。正直、勝ったも同然って感じだ。
デリックとゲイリーはアシュリーの望みどおり距離を置き、一方、ダニーは今こそ関係を取り戻すチャンスだと考えた。
もう俺は終わってる気がするけど、まだ分かんない。どうした?
ちょっと落ち込んでる。
元気出してよ。リトルローガンだ。
すごく寂しい。
大丈夫さ。おいで。
今日はアシュリーとの気持ちの距離の面で、大きく進展したと思う。
アシュリーの気分が良くなったことで、キャンプの雰囲気も良くなった。
ヨガの時間よ。まず目を閉じて。私への愛と気持ちを吸い込んで。ウソつきで有害な部分は全部吐き出して。ダニー、今の分かった?
吐き出してる。まだ吐いてる。
一緒だとバカになりそうだけど楽しい。
俺のやり方。
ダニーは盛り上げ役なのに、ゲイリーとデリックは自分たちの世界に入り浸ってるって感じで、差がはっきりしてる。
少しの間、静かに自分の時間を過ごした。たまには一歩引いて状況を整理して、最終的に25万ドルを手にするためにどう動くかを考える必要があるからね。
でもデリックがちゃんと伝えないせいで、アシュリーは考えが分からずモヤモヤしていた。
デリックは何? 歩き回ってるだけ。残しても彼のためにならないかも。
島のみんなと心理戦をしてるんだ。アシュリーをずっと笑わせてる。俺がアシュリーを惹きつけて笑わせてるから、他の2人はアシュリーに近づきづらくなってる。すると彼女は「彼らはここにいたい?」「私といたい?」「本当に友達?」って思いはじめる。全部繋がってきてる感じ。
実は盛り上げ役として、あなたをここに残そうか迷ってるの。他の男たちは頑張ってなくない?
退屈と面白いの、どっちがいい?
確実に半分もらえるのと、奪われることを心配し続けるのだったら? デリックに嫌われてる気がする。
1ドルすら預けられない奴がいる。25万ドルならなおさら。ダニーだ。
これからヤバそうだけど、俺はむしろ楽しみ。
明日のことがすごく不安。5日ごとにバンドを解散させてる気分。おやすみ。よく寝てね、ダニー。
アシュリーもね。
20日目だ。チャレンジの準備は?
ああ、やるぞ。
さあ、ボートへ。
今までは、その場所に行けば何をするかすぐに分かった。4つの台と大きな台がある。
今回はアシュリーも参戦だ。
すごくワクワクしてる。
ルールは簡単。みんなあの台に乗って、最後まで落ちなかった人に重要な決断をしてもらう。この勝負で優勝につながるかもしれない。3、2、1、ゴー!
アシュリーはすごく落ち着いてる。今んとこみんな安定してるな。静かでピリピリしてる。
ヤバい。えーっ! デリックが落ちた。まだ35秒だ。開始35秒で脱落。
残りの3人は予想よりずっと長く持ち堪えた。
よし、20分経過した。
ふくらはぎの筋肉がずっとピクピクしてる。話しかけないで。
台に乗ってから1時間が経過した。そして90分経過。ここまで耐え続けた彼らに、さらに過酷な展開が待っていた。
じゃあボートでみんなの周りを回ろう。いいかな? オーケーなら親指立てて。
ボートをくれー!
じゃあ今から波を仕掛けていくぞ。最初に落ちるのは一体誰だ! ダニーがギリギリ耐えた。今度こそ誰が落ちるんだ?
ゲイリー脱落。残るは2人。誰が勝つ? おっと、どうなる? ダニーが落ちそう。アシュリー。アシュリーが海に落ちた。ダニーの勝利。2回連続でチャレンジを制した。この勝利はかなりデカい。
やったー!
アシュリーは初めてチャレンジに参戦したけど、どうだった?
どうだった?
いい感じ。すごかった。
アシュリー、デリック、ゲイリーは島に。ダニーはここに残って、重要な決断をしてもらうよ。
バイバイ。
箱の中身を知りたい? このチャレンジの勝者は5万ドルをゲットだ。この5万ドルを自分のものにするか、賞金に上乗せするか選べる。これを使えばアシュリーの信頼を取り戻し、ゲームに残れるかもしれない。でもリスクもある。せっかく賞金を増やしても、結局、脱落の可能性もある。もし自分のものにするなら、中身はみんなに言わなくていい。大きな決断だ。
マジでいろんな使い方があるな。
だね。アシュリーの信頼を取り戻す? それとも確実にお金を受け取る?
もらっとく。
おめでとう、ダニー。5万ドルゲット。やったね。
イエーイ!
島に戻ったダニーは5万ドルを隠した。みんなにバレてターゲットにされないためにね。
20日目の脱落式へようこそ。今回の勝者は大きな決断をした。ダニー、どんな選択肢だったか教えてくれる?
俺の決断は誰がここに残れるかには影響しないと思ったんだ。だから秘密にしておく。
脱落を免れたら教えてくれる?
ああ、次の脱落の時にでも。
アシュリーが決断をする前に、最後に言いたいことは?
チャンスをくれてありがとう。マジで精神的にも肉体的にもガチでキツかった。君のタフさには驚いたよ。
前回の脱落から今日までで一番嬉しいのは、互いの理解が深まったこと。色々あったけど、自分の立場やすべきことが前より分かった気がする。
6人で始まったけど、残り2人に。アシュリー、さあどうぞ。
これ…嫌い。
まっすぐ俺のとこ来る。
ダニー、あなたはマジでうっとうしいけど、一番笑わせてくれて、ここで過ごす時間が退屈じゃなくなった。しかもチャレンジに勝ち続けてる。勝手な理由だけど、あなたは残すわ。
ありがとう。
そうすると、あなたたち2人。デリックは今までのチャレンジはどれもヒドい結果。ゲイリーはチャレンジでは大活躍だったけど、ずっと頑固だった。誰が一番信頼できるか考えてる…けど、ごめんなさい。
ゲイリー?
すごく良かったの。でもデリックのほうが信頼できた。
大丈夫さ。他では得られない特別な経験になった。ここにいるみんな、ホントすごいよ。この先どうなってくか、マジ楽しみ。ありがとう。
ありがとう。
じゃあな。
最後の脱落まであと5日。みんな25万ドルしか見えていなかった。
ここに来たのは、賞金のチャンスがあるって聞いたから。
25万ドルがほしいってこと。勝つためのポイントは、アシュリーをたくさん笑わせること。
いいね。
彼の昔ながらのやり方がうまくいっていた。
ダニーは失礼な奴だけど、笑わせてくれるの。
くすぐりの刑だ。
デリックが不利に見えるけど、彼なりの作戦だった。
アシュリーとダニーが喋ってる時は、放っておくようにしてる。ダニーは自爆しがちだから都合いいんだ。
その作戦が実を結ぶのに時間はかからなかった。
ここまで来たら。
いや。
全身の力を…。
私には無理だって。
やればできる。人生の教訓。
あなたは私に近づいてきて、一緒に過ごしたいのかなって思うけど、私のことバカにしてる。教えるのがうまいのかどうかもよく分かんない。
教えるのは得意。
そう、スゴい。
そう思う。
そう。
だから言ったろ、喋りすぎなんだって。
ダニーと問題なく22日間過ごせそうだったのに、やっぱりまたケンカになっちゃった。
アシュリーがまた俺に怒ってる。
ダニーのミスで、デリックは自分のやり方に自信を持ったようだ。
1日過ごして賞金へ!
保証ないけど。
だな。
ここへ来るために仕事を辞めた。だから25万ドルは、みんなが思ってるよりずっと大事だ。
12万5000ドル。アシュリー・ニコール・ムーアの銀行口座に。
昼間話しかける作戦だ。
ほんとキレイだ。一番イケてるのはやっぱりアシュリーだよ。俺にとってチョー特別な人だ。
夜になったら、もっと喋って盛り上げていくんだ。それが効いたらいいな。彼女にミニカメラを。
しかしダニーは賞金のためなら何でもするつもりだ。
勝てるかも。心理攻撃とかしちゃったりしてね。
この前はちょっときつくなっちゃってごめん。君にはすごく可能性があるって思うから、応援したくなって、ついさ。
ついにはアシュリーの優しさまで利用し始めた。
母さんがアルツハイマーかも。最近なかなかものを覚えられない。やってあげたいことがたくさんある。
驚いたことにダニーの心理作戦は効いているようだ。
手つなぎたい?
いいね。
25日目は面白いことになりそう。2人が団結してきてるから、俺は不利な状況だけどね。
でもデリックには、アシュリーに自分を選んでもらうための作戦が残っていた。
もし君が何ももらえずに終わったら胸が痛む。君が大金を持って帰れないなんてありえないよ。
難しい。この決断には色々ありすぎて。デリックはチャレンジには向いてないけど、いつだって誠実な友人なの。ダニーのことも大好き。出会った中で一番自己中だけど、やっぱり好きだし面白い。今はそんな気持ち。どうなるか分かんないけど。
何週間もこの島で過ごして、ついにこの時が来た。この動画で最大の決断。
戻って来た気分は?
膝が震えてるよ。
俺もだよ。2分の1で何ももらえずに帰る可能性があるし。
全然楽しい立場じゃないのよね。
賞金総額に5万ドルを追加したら、もうちょっと楽になる?
断る理由はない。
タレク、こっち来て。どちらかを脱落させる前に、お宝の地図だ。ビーチに埋めた5万ドルの場所が描いてある。1時間以内に見つけたら賞金に追加。1時間でお宝を見つけ出せ。これは新作映画「ひつじ探偵団」をもとにしている。羊見える?
ええ。
さあ行け! 行って行って。
よし、行こう行こう!
「ひつじ探偵団」の話は後で。彼女の心を射止めるラストチャンス。
何を探せばいいの?
羊だろ。
マジか、足速。ここは? 左か?
きっとそうだ。
ええ。
この場所は?
あの細い道かな。
待って。
彼らが5万ドルを探すため協力するように、羊たちも協力して殺人事件を解決する。笑えて奇妙で心温まる。羊の探偵モノにこんなにハマるなんてね。
ここじゃないかな。
なんか怪しいぞ!
何が足にあたった?
ヒュー・ジャックマン好きな人は?
ええ!
もちろん!
なんで?
「ひつじ探偵団」の主人公で殺されちゃうんだけど、羊たちが力を合わせて謎を解いてくんだ。
見たいね!
何かあったぞ!
なんだ?
これだ。
よし、引っ張り出して!
週末を楽しみたいなら映画はどう? 劇場で公開中。
やったぞ!
5万ドルおめでとう!
5万ドル追加だ!
原作小説の「ひつじ探偵団」もチェックしてね。
5万ドルが見つかったから、いよいよアシュリーが決断の時だ。
俺がアシュリーの立場だったら、どう決断するか想像もつかない。付き合ってたなら嫌いじゃないでしょ?
みんな好きって訳じゃない。彼らは好き。
30万ドルかかってる。何か言いたい人?
君の友達として、ここまで一緒に過ごせて本当に幸せだった。25日間、思いやりのある君はとてもステキだったし、みんなにも伝わって嬉しいよ。変わらず愛してる。
これは拍手だな。
ありがとう。
どうもありがとう。
頑張れ、ダニー。
ちょっとだけ言うと、正直、一番感謝してるのは、ここで一緒に感情のジェットコースターみたいな時間を過ごしてきて、こうやって最後まで来れたこと。誰を選んでも賞金の半分を受け取る権利がある。ふさわしい人を選べば、さらに賞金が増えるかもよ。
それはどういう意味?
以上だ。
これ以上言いたくない? 決断の前には。
ああ、言わない。これ以上は。
そうなの?
ダニー、今までこんなに大笑いした相手はいない。あなたのおかげで楽しくて面白い時間を過ごせた。こんなにイラっとしたのもあなたが一番。でも大好き。
彼女が移動した。
デリック、チャレンジではいい成績を出せなかったわね。でも4年前にあなたに出会ってなかったら、たぶん今ここに立ってないし、こんな経験できなかったって思う。ずっと私を守って支えてくれた。結局、私にとってこれは信頼と尊敬の問題なんだと思う。ダニー、ここでの関係がどうであれ信頼できない。ごめんね。
文句ないよ、ホントに。
ダニー。
うん。なんかこうなる気がしてた。マジで。
秘密は話すのか?
実は前回のチャレンジで、5万ドルを賞金に追加するか、個人で受け取るかの選択をした。
受け取ったね。
ああ、受け取った。それで…。
アシュリー、それを知ってどう?
感謝よ。そうしてくれて良かったし、すごく嬉しい。
感謝って? マジで?
25日間もここにいたんだもの。何か持って帰っていいはずよ。
ありがとう。これが俺のものになるって分かってたから、彼が優勝する気がしてた。ホントにそうなった。めでたいね、おめでとう!
30万ドルか。やったな!
待って。君が喜んでるのは分かる。そうなんだけど、アシュリー、君は向こうに立たないと。
そうね。
だって、これはもうアシュリーのだ。今から5日以内に君が彼女のハートを割ったら、賞金は全部君のものになり、分け合わなくていい。でもハートを割らないって決めたら、2人に15万ドルずつあげよう。君たち次第だ。
そうだね。
残念だったね。でも5万ドルはゲットした。どんな気分?
落ち込んでない。賞金ゲット嬉しいよ。
あとはデリック次第。私のハートを割って、お金を全部手にするのか。
ハートを割れば家族に30万ドル持って帰れる。許してくれ。15万ドルをここに残していくことになったとしても、分かってくれる?
そして翌朝、デリックは動いた。
おかえり。
おはよう。
長い夜だった?
ああ。
デリック、決断したね。ハンマーを火の中に投げ込んで賞金を分け合うのか。それとも1ヶ月この島で過ごしてきたアシュリーのハートを打ち砕いて、賞金を独り占めするのか。
ここでふざけるにしても、そんなに近づかなくていいよ。
これはふざけてると思う?
いや、よく分かんない。
実際に見ると、全部自分のものにしたくなる。この金額が入金されるの見たい? ハートを割るだけで30万ドルのチャンスなんて、二度とないよな?
ああ。
家族も望むだろう。君のことは心から愛してるよ。君なら俺の決断を分かってくれると思う。って言っても、ハートは壊さないよ。
引っ張ったな!
よし、独り占めしないで良かった。よし、1人15万ドルだ。
2人それぞれ15万ドルずつ獲得だ。楽しんでくれたかな。
アシュリーも賞金ゲットできたね。良かった。
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