中島聡氏とものづくり太郎が語る、ヒューマノイドの可能性と日本の勝機は「手」にある

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概要

ドラッグ&ドロップやダブルクリックの開発者として紹介された中島聡氏が、ものづくり太郎氏の進行で、GMO AI&ロボティクス商事のヒューマノイド開発拠点で対談した。テーマは、人型ロボットにどれほどの可能性があるのか、日本はどこで勝負できるのかである。中島氏は当初ヒューマノイドに懐疑的だったが、今は「人間用にできた世界でそのまま働ける汎用機」として大きな可能性を見ている。日本が狙うべき領域としては、ロボットハンドとその部品・センサーを挙げた。後半では、ものづくり太郎氏がラボを見学した様子が紹介される。

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二人の関係と対談の経緯

中島氏は40年以上プログラムを書き続けてきたエンジニアで、現在はメルマガ「Life is beautiful」の発行やオープンソースでのものづくりを続けている。本人はソフトウェア側の人間だが、ハードの話が好きで、YouTubeでたまたまものづくり太郎チャンネルを見つけてファンになったという。

ものづくり太郎氏によると、チャンネル登録者数が急に伸びた時期があり、調べると中島氏がメルマガで紹介していた。その後、松井証券が二人を呼んで対談を企画し、その動画は100万再生ほどになったという。今回は中島氏がこの対談のためにアメリカから来日し、GMOが場所を用意した。

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「専用機でいい」から「人型こそ安くなる」へ

ヒューマノイドの可能性について、中島氏は最初は「いらないのでは」と考えていたと明かした。用途ごとに専用のロボットを作ればよいと思っていたからだ。考えが変わったのは3年ほど前、イーロン・マスク氏が「人型にすれば大量生産が効くので安くなる」と言い出したときである。その理屈を自分で検討して、確かにそうだと納得したという。

価格については、テスラが2万5000ドル程度、日本円で400万円ほど、小型車並みの価格を目指していると中島氏は紹介した。現在の価格ではユニツリーの方が安いとも触れている。

中島氏が人型にこだわる理由は汎用性である。お掃除ロボットやAI入りの電子レンジのように個々の家電にAIを入れるのは、無駄とまでは言わないが大変で、すぐ陳腐化しそうだと中島氏は見る。人型ロボットにAIが入っていれば、普通の電子レンジや掃除機をロボットに操作させればよい。ソフトウェア次第でピアノをプロのように弾かせることも、寿司を握らせることもできる。それが400万円で買えるなら自分は買う、と中島氏は言う。

アメリカの家に住む中島氏は、具体例として落ち葉の処理を挙げた。秋になると屋根に積もる落ち葉を自分で取るのは危険で、人を雇うとかなり高くつく。そうした面倒な作業を全部やってくれるなら、400万円は「ただみたいなもの」だという。

ものづくり太郎氏は量産効果の観点から補足した。マスク氏は10年後に10億台という話をしており、自動車産業の年間生産台数がおよそ1億台であることを考えると、その10倍の規模になる。ものづくり太郎氏は、自動車でも全車カローラで色もオプションも同じなら30万円で作れるという「ちょっと昔の試算」を引き、量産効果が出れば400万円は十分あり得ると述べた。そこから先はソフトの勝負だという点で、二人の意見は一致した。

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現在地は「1.2合目」、中国の走るロボットへの見方

現状の評価を問われた中島氏は、まだ入り口に入ったばかりで2合目ですらなく、1.2合目ぐらいだと答えた。駐車場に車を止めて少し歩き出した程度だという。

中国のロボットだけが先に進んでいるように見える点について、中島氏は批判するつもりはなく、目指す方向も悪くないとしたうえで、走る速さを競うことが本質ではないと述べた。世の中は人間用に作られており、ピアノからクレーンの操作まで人間が扱う前提になっている。人型ロボットがそれをこなせるようになれば車の運転もできるので、自動運転すら不要になる。中島氏はそこに「とんでもない革命」を見ている。

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AIの進化がロボットの前提を変えた

ものづくり太郎氏は、2024〜25年に起きた転換として、ビジョン・ランゲージ・モデル(VLM)の登場を挙げた。以前は、AIが動画や画像から複雑な状況を判断するには、1つ1つ意味付けが必要だった。自動運転でも、フレームごとに「ここに止まれと書いてある」「60km制限」といったラベルを付けていたという。それが不要になり、人間が見ている世界をAIがおおむね理解できるようになった。

中島氏は、去年の12月頃のAIモデルから、ざっくりした情報を与えれば「あとはよろしくやってくれる」ようになったと語る。以前のロボットに部屋の掃除を頼むと、床にあるものの何がゴミかを1つずつ教える必要があった。今のAIは「これは子どもが置いたおもちゃだから机の上に載せておこう」程度の判断ができるようになっていると中島氏は言う。物理的な体がまだないので実行はできないが、AIとしては「部屋を片付けて」という大まかな依頼に応えられる段階に来ており、あとは体を持たせるだけだという見方である。

ものづくり太郎氏は、VLMはほぼ出来上がり、目の前のものがロボットハンドだと理解できるようにはなったと整理した。今の競争は、そのハンドをどう動かすかというアクションモデルを産業向けに作り込む段階に移っているという。

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小脳と大脳、エッジとサーバーの役割分担

中島氏は、ロボットに体を与える「エンボディメント」の部分を人間の脳になぞらえて説明した。小脳は動物の時代からあり、歩行やバランスを担う。大脳は考えたり恋をしたりする。ロボットでも同じ分業が起きるべきだというのが中島氏の考えである。転ばないための制御は高速でなければならない。一方で、落ちているものがおもちゃかゴミかを判断するには思考力や知恵が要るが、それほど速くなくてもよい。その部分は大脳にあたる側、場合によってはサーバーで処理すればよいのではないかと中島氏は述べた。

その手本として中島氏が挙げたのが、自身が乗るテスラ車である。FSD(自動運転)を使っている車に最近Grokが搭載された。行き先の指定や「30分後にハンバーガーが食べたい」といった要望への対応はサーバー側のGrokが担う。ボールが飛び出してきたら止まるといったリアルタイムの判断は、サーバーと通信していては間に合わないため、車載のローカルAIが行う。テスラはこの役割分担をしているというのが中島氏の説明だ。ものづくり太郎氏は、ヒューマノイドでも同様に、どこまでをエッジで処理し、どこまでをビジョン・ランゲージ・アクションモデル側で処理するかが今後決まっていくだろうと述べた。

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なぜ「手」なのか

対談の中心は手だった。中島氏が手に強い関心を持つのは、人間の動作の中で最も複雑なことができるのが手だからだという。どこかの研究施設で金属板を触らせてもらった際、人間の指は数十ミクロンの差を感じ取れると知り、その感覚のすごさに驚いたという。

中島氏は箸使いが得意で、アメリカ人の前で箸でレタスを畳むデモをすると本当に驚かれるという。リモコンを使うように道具越しに細かな作業ができるのが人間の手であり、その水準に達しなければピアノを弾くような微妙な動作は到底できない。現在のロボットハンドは頑張ってはいるが、指先にまだまったくセンスがない、というのが中島氏の評価だ。ものづくり太郎氏も、中国で実機をよく見て要素を分解して考えているが、ロボットハンドはまだ進化の途上にあると同意した。

10:15

ハーネスの耐久性と交換性という課題

ものづくり太郎氏は、具体的な課題としてハーネス(配線)を挙げた。関節を何度も曲げればハーネスは必ず切れる。500万回もつハーネスはほとんどないという。製造業のOT(オペレーション)領域にヒューマノイドが入れば、8時間×3直で24時間同じ作業を続けることになり、稼働量は非常に大きくなる。現状でも年に1回ハーネスを全部取り替えるメンテナンスをしている例があると紹介し、将来的にはハーネスが無線化などで変わるだろうと予想した。中島氏は、中国の運動会に出ていたロボットもすべてハーネスだったと応じている。

ものづくり太郎氏は、ホンダのハンドが800万回もつとしていることにも触れた。そのうえで、人間のすごさは自己修復能力にあると話した。赤ちゃんの握力は10kgにも満たないが、大人は40kg、鍛えれば80kgも出せるようになる。細胞レベルで自己修復し成長できるからだ。中島氏がテニスで肘を痛めた経験を挙げると、ものづくり太郎氏は、人間は休めば治るがロボットは休んでも治らないので、必ず交換が必要になると強調した。

この観点から、ものづくり太郎氏はハンドと腕を分離し、すぐに「カチャン」と付け替えられる機構でなければ産業用途では使い物にならないだろうと述べた。3直で使っている最中にハンドが壊れたとき、ハーネスでつながっていては付け替えられないからである。

12:31

センサーにはまだ開拓の余地がある

ものづくり太郎氏は、現在のハンドのほとんどはセンサーを積んでおらず、積んでいても圧力センサー程度だと指摘した。話題に上ったのが、指にカメラを組み込む研究(FingerVision)である。中島氏はこれに感動したという。人間の指には多くのセンサーがあるが、それを機械的に表面へ作り込むのは無理がある。カメラの受光素子なら高い密度を軽々と実現できる、というのが中島氏の説明だ。

ものづくり太郎氏はさらに、iPhoneに50個ほどのセンサーが載っていることを例に挙げた。気圧センサーで階段を何段上ったかまで測れるように、MEMSは振動や傾きだけでなく多様な量を測れる。センサーはまだ開拓し尽くされておらず、ハンドに載せることでもっといろいろなことができる。こうした領域を突き詰めるのは日本人が得意とするところであり、ここにチャンスがあるのではないかと話した。

13:30

垂直統合か、分業か:ハンドの産業構造

ハンドの競争がどうなるかについて、中島氏は垂直統合型と分業型、その中間があると整理した。垂直統合はテスラのように全部自分で作るやり方で、中国メーカーの多くはアクチュエーターを外から買ってきて手を作っている。中島氏は、外部のアクチュエーターで手を作るのでは十分に良いものはできないと考えている。本当に良いものを作るにはアクチュエーターから自社で設計する必要がある。ただし、テスラのような垂直統合はとてつもないコストがかかり、それをやれるのはイーロン・マスク氏のような例外だという。

そこで中島氏が想定するのが、手に最適なアクチュエーターを作り込み、それを手の形にしてデモし、各社に売り込むビジネスである。それは1社とは限らない。ものづくり太郎氏はiPhoneのサプライチェーンになぞらえた。iPhoneには100社ほどの部品が載っており、TDKの電池、ソニーのCMOS、オムロンのMEMS、コネクター、TSMCの半導体、Appleのデザイン、クアルコムの通信などが組み合わさっている。中島氏は、iPhoneがいろいろな部品に強い進化圧をかけたのと同じことがハンドで起ころうとしていると述べ、テスラがそれをやるのを待つ必要はなく、日本がやるべきだと主張した。ものづくり太郎氏も、セラミックコンデンサーやCMOSなど日本の部品はまだ多く使われており、その強みをオプティマスや中国メーカーに売り込む道はあると賛同した。

15:50

まだ答えのない関節の駆動方式と標準化

ものづくり太郎氏は、人間の指には関節が非常に多く、その分だけモーターが必要になると指摘した。現状ではハーモニックドライブでも5個ほどしか載せられないため、ギアやモーターの進化が求められる。関節ごとにモーターを付けるべきか、人間の腱のように腕側から引っ張るべきかなど方式はいくつもあり、まだ答えは見えていないと二人は認めた。

交換性を前提にすると、ヒューマノイドのメーカーとハンドのメーカーは別になるだろうとものづくり太郎氏は考えている(テスラは別として)。中島氏はこれを面白い考え方だと受け止め、腕から標準化する手もあるのではないかと問うた。ものづくり太郎氏は、それはオプション扱いになってしまい難しいと答えた。根拠として挙げたのが中国での見聞である。ユニツリーと同じく1万台規模を売っているというAgiBotのサプライヤーを訪ねたところ、腕はハンド全体を含めて協働ロボットメーカー、つまり産業用ロボットを作っている企業が作っていた。そのため、6軸の腕まで含めて特別仕様にするのは量産効果を下げ、現実的ではないとものづくり太郎氏は判断している。

中島氏は、どこをインターフェースの標準にするかを業界として決めていくべきだとしつつ、結局は誰かがきちんと作って量産を始めればデファクトスタンダードになっていくと述べた。標準はまだなく、特許も取り放題の状態であるため、今やらなければならないというのが中島氏の考えだ。

15:14

進化圧をかける手段としてのロボットハンドコンテスト

日本に進化圧をかける方法として、中島氏が提案したのがロボコンである。日本は最盛期から落ちたとはいえ、ものづくり文化はまだ残っており、自動車産業の下には多くの会社と優秀なエンジニアがいる。ただし、人型ロボットを丸ごと作るとなると社長の承認や予算が必要な大きな話になってしまう。そこで「手だけでいい」という形にした。ものづくり太郎氏も、ハンドがロボットのコストの3割ほどを占めるという話に触れ、他の部分が似通っていくなかでハンドを極めたところが勝つと述べた。

中島氏はこの構想を長く多くの人に話してきたが、初めて「やります」と言ったのがGMOだったという。対談中にものづくり太郎氏が読み上げたスケジュールでは、10〜11月の2か月が募集期間、12月から3月が開発期間で、3月末に本選が行われる。

中島氏は、自動車部品を作ってきて今後の方向を模索している会社に挑戦してほしいと呼びかけた。モーターメーカー、NSK、NTN、ジェイテクトのようなベアリングメーカー、金型メーカー、村田製作所のようなセラミックコンデンサーのメーカーなどを例に挙げている。センサーが得意な会社が既存の手に自社センサーを載せて勝負する組み合わせもあり得るという。

ものづくり太郎氏が経営者の「それは儲かるのか」というROI重視の姿勢に触れると、二人は短期で見てはいけないという点で一致した。中島氏は、動かなくても参加することに意味があり、やり続けることに意味があると述べた。1年で儲かるところまで持っていくと約束すると続けられなくなるので、将来の種という前提で取り組むべきだという。目指すのは、テスラやFigureなどから次のロボットが出てきたとき、「日本メーカーなしではこの手は作れない」という形でサプライチェーンを裏方から押さえることだ。中島氏はこれを「メタトレンド」と呼んだ。

二人は、ソニーがaiboを、ホンダが足(ASIMO)を諦めたことを残念がった。ただし、どちらも時代を先取りしすぎていただけで、今は遅すぎもしないちょうどよいタイミングだと見ている。ものづくり太郎氏は、デフレ期には新しいことをせず資金を残す方が成果になったが、インフレとブロック経済化が進む今は、日本が取れるポジションがあるのではないかと付け加えた。

19:05

米中対立と日本の立ち位置

アメリカ在住の中島氏には、アメリカが中国とどう対峙しているかも尋ねられた。中島氏によれば、トランプ政権が関税でさまざまな国を叩いた際に中国から強く反撃され、サプライチェーンを止めると言われて引き下がった。これでアメリカはようやく中国依存が間違いだったと気づいたという。素材だけでなく、ロボットやドローンは中国製部品なしには作れず、日本も一部そうなっていると中島氏は指摘する。

アメリカは製造業を国内に戻そうとしているが簡単ではない。中島氏はその理由として、インフレ、人手不足、労働組合の強さ、そしてIT業界の方が儲かるので優秀な人材が集まらないことを挙げた。とはいえ、アメリカが嫌なのは中国であり、西側諸国ならよい。西側でアメリカの仲間として最もよい位置にいるのは日本と韓国で、サムスンが得意なことはサムスンに任せ、日本はここというところを押さえてほしい、というのが中島氏の考えである。

21:52

少子高齢化という「問題先進国」の圧力

ものづくり太郎氏は、もう1つのメタトレンドとして少子高齢化を挙げた。日本は少子高齢化の先進国だが、同じ問題はアメリカにも、いずれ中国にも来る。道路工事や工事現場、介護など、きついとされる仕事の担い手不足は深刻になる。日本は問題の先進国であり、国内に需要があるのだから、そこでしっかりしたものを作れば、後から少子高齢化を迎える国に先んじて技術を出せるという。

中島氏は、外国人労働者をもっと受け入れて労働を担ってもらう現在の方向について、外国人が嫌いなわけではないとしたうえで、長期的にどういう国にしたいのかという視点を欠いており、長い目で見た解決策になっていないと述べた。労働者不足の現場に人型ロボットを投入することは長期的な解決策になり、将来の成長や日本の技術が入り込む機会にもつながる。対談は、各方面からかかっているこの圧力を生かしていくべきだ、という確認で締めくくられた。

23:37

GMOヒューマノイドラボの見学

後半では、ものづくり太郎氏がラボを見学した。担当者によると、GMO AI&ロボティクス商事という社名の「商事」には、特定のロボットに限らず複数のロボットを扱い、社会実装していくという思いが込められている。拠点はGMOインターネットグループの第1本社、セルリアンタワーの11階をまるごと改装したもので、4月に半面がオープンし、残り半面は10月にオープンする予定だという。床面積は約400坪あり、今後100体規模のヒューマノイドと100名のエンジニアを集め、日本で最も進んだヒューマノイド開発拠点にする計画だと担当者は説明した。

同社はユニツリーの代理店契約を結んでおり、小型のR1、最も普及しているというG1、ユニツリーが最初にリリースした人型ロボットH1、後継機である大型のH2が並んでいた。ものづくり太郎氏がクレーンから離れて自立しているH2を押しても倒れず、一見何もしていないようでも姿勢を保つ制御が働いていることが示された。

GMOは8月に北京で開かれたヒューマノイド運動会にも出場している。1500m走は体格による階級分けのない無差別級で、35チーム中7位だった。上位6チームはすべて大型機で、身長135cmほどの小型機で出場したGMOは大差をつけられたが、小型機の中では1位の記録だと担当者は説明した。また、同大会のハンド部門ではテレオペレーション(遠隔操作)のチームが多く、自動で動かしていたチームはまだ少なかったという。担当者は、コンテストを今後数年継続して開催し、日本の底力を上げていきたいと話した。

最後に、ハンドの操作が実演された。サッカーボールは何度か持ち直しながらも掴むことができた。一方、皿から皿へ豆を移す作業については、見学中に「難しい」「リアルタイムではない」という声が上がった。こぼさずに移す様子が試され、ゴム手袋をすれば扱いやすいかもしれないという感想も出た。担当者は、こうした難易度のものを今後コンテストとして実施したいと述べている。会話の中で語られたとおり、ロボットハンドの課題はまだ多く残っており、その解決はこれからの取り組みに委ねられている。