中島聡氏とものづくり太郎が語る、ヒューマノイドの可能性と日本の勝機は「手」にある
ものづくり太郎チャンネルドラッグ&ドロップやダブルクリックの開発者として紹介された中島聡氏が、ものづくり太郎氏の進行で、GMO AI&ロボティクス商事のヒューマノイド開発拠点で対談した。テーマは、人型ロボットにどれほどの可能性があるのか、日本はどこで勝負できるのかである。中島氏は当初ヒューマノイドに懐疑的だったが、今は「人間用にできた世界でそのまま働ける汎用機」として大きな可能性を見ている。日本が狙うべき領域としては、ロボットハンドとその部品・センサーを挙げた。後半では、ものづくり太郎氏がラボを見学した様子が紹介される。
二人の関係と対談の経緯
中島氏は40年以上プログラムを書き続けてきたエンジニアで、現在はメルマガ「Life is beautiful」の発行やオープンソースでのものづくりを続けている。本人はソフトウェア側の人間だが、ハードの話が好きで、YouTubeでたまたまものづくり太郎チャンネルを見つけてファンになったという。
ものづくり太郎氏によると、チャンネル登録者数が急に伸びた時期があり、調べると中島氏がメルマガで紹介していた。その後、松井証券が二人を呼んで対談を企画し、その動画は100万再生ほどになったという。今回は中島氏がこの対談のためにアメリカから来日し、GMOが場所を用意した。
「専用機でいい」から「人型こそ安くなる」へ
ヒューマノイドの可能性について、中島氏は最初は「いらないのでは」と考えていたと明かした。用途ごとに専用のロボットを作ればよいと思っていたからだ。考えが変わったのは3年ほど前、イーロン・マスク氏が「人型にすれば大量生産が効くので安くなる」と言い出したときである。その理屈を自分で検討して、確かにそうだと納得したという。
価格については、テスラが2万5000ドル程度、日本円で400万円ほど、小型車並みの価格を目指していると中島氏は紹介した。現在の価格ではユニツリーの方が安いとも触れている。
中島氏が人型にこだわる理由は汎用性である。お掃除ロボットやAI入りの電子レンジのように個々の家電にAIを入れるのは、無駄とまでは言わないが大変で、すぐ陳腐化しそうだと中島氏は見る。人型ロボットにAIが入っていれば、普通の電子レンジや掃除機をロボットに操作させればよい。ソフトウェア次第でピアノをプロのように弾かせることも、寿司を握らせることもできる。それが400万円で買えるなら自分は買う、と中島氏は言う。
アメリカの家に住む中島氏は、具体例として落ち葉の処理を挙げた。秋になると屋根に積もる落ち葉を自分で取るのは危険で、人を雇うとかなり高くつく。そうした面倒な作業を全部やってくれるなら、400万円は「ただみたいなもの」だという。
ものづくり太郎氏は量産効果の観点から補足した。マスク氏は10年後に10億台という話をしており、自動車産業の年間生産台数がおよそ1億台であることを考えると、その10倍の規模になる。ものづくり太郎氏は、自動車でも全車カローラで色もオプションも同じなら30万円で作れるという「ちょっと昔の試算」を引き、量産効果が出れば400万円は十分あり得ると述べた。そこから先はソフトの勝負だという点で、二人の意見は一致した。
現在地は「1.2合目」、中国の走るロボットへの見方
現状の評価を問われた中島氏は、まだ入り口に入ったばかりで2合目ですらなく、1.2合目ぐらいだと答えた。駐車場に車を止めて少し歩き出した程度だという。
中国のロボットだけが先に進んでいるように見える点について、中島氏は批判するつもりはなく、目指す方向も悪くないとしたうえで、走る速さを競うことが本質ではないと述べた。世の中は人間用に作られており、ピアノからクレーンの操作まで人間が扱う前提になっている。人型ロボットがそれをこなせるようになれば車の運転もできるので、自動運転すら不要になる。中島氏はそこに「とんでもない革命」を見ている。
AIの進化がロボットの前提を変えた
ものづくり太郎氏は、2024〜25年に起きた転換として、ビジョン・ランゲージ・モデル(VLM)の登場を挙げた。以前は、AIが動画や画像から複雑な状況を判断するには、1つ1つ意味付けが必要だった。自動運転でも、フレームごとに「ここに止まれと書いてある」「60km制限」といったラベルを付けていたという。それが不要になり、人間が見ている世界をAIがおおむね理解できるようになった。
中島氏は、去年の12月頃のAIモデルから、ざっくりした情報を与えれば「あとはよろしくやってくれる」ようになったと語る。以前のロボットに部屋の掃除を頼むと、床にあるものの何がゴミかを1つずつ教える必要があった。今のAIは「これは子どもが置いたおもちゃだから机の上に載せておこう」程度の判断ができるようになっていると中島氏は言う。物理的な体がまだないので実行はできないが、AIとしては「部屋を片付けて」という大まかな依頼に応えられる段階に来ており、あとは体を持たせるだけだという見方である。
ものづくり太郎氏は、VLMはほぼ出来上がり、目の前のものがロボットハンドだと理解できるようにはなったと整理した。今の競争は、そのハンドをどう動かすかというアクションモデルを産業向けに作り込む段階に移っているという。
小脳と大脳、エッジとサーバーの役割分担
中島氏は、ロボットに体を与える「エンボディメント」の部分を人間の脳になぞらえて説明した。小脳は動物の時代からあり、歩行やバランスを担う。大脳は考えたり恋をしたりする。ロボットでも同じ分業が起きるべきだというのが中島氏の考えである。転ばないための制御は高速でなければならない。一方で、落ちているものがおもちゃかゴミかを判断するには思考力や知恵が要るが、それほど速くなくてもよい。その部分は大脳にあたる側、場合によってはサーバーで処理すればよいのではないかと中島氏は述べた。
その手本として中島氏が挙げたのが、自身が乗るテスラ車である。FSD(自動運転)を使っている車に最近Grokが搭載された。行き先の指定や「30分後にハンバーガーが食べたい」といった要望への対応はサーバー側のGrokが担う。ボールが飛び出してきたら止まるといったリアルタイムの判断は、サーバーと通信していては間に合わないため、車載のローカルAIが行う。テスラはこの役割分担をしているというのが中島氏の説明だ。ものづくり太郎氏は、ヒューマノイドでも同様に、どこまでをエッジで処理し、どこまでをビジョン・ランゲージ・アクションモデル側で処理するかが今後決まっていくだろうと述べた。
なぜ「手」なのか
対談の中心は手だった。中島氏が手に強い関心を持つのは、人間の動作の中で最も複雑なことができるのが手だからだという。どこかの研究施設で金属板を触らせてもらった際、人間の指は数十ミクロンの差を感じ取れると知り、その感覚のすごさに驚いたという。
中島氏は箸使いが得意で、アメリカ人の前で箸でレタスを畳むデモをすると本当に驚かれるという。リモコンを使うように道具越しに細かな作業ができるのが人間の手であり、その水準に達しなければピアノを弾くような微妙な動作は到底できない。現在のロボットハンドは頑張ってはいるが、指先にまだまったくセンスがない、というのが中島氏の評価だ。ものづくり太郎氏も、中国で実機をよく見て要素を分解して考えているが、ロボットハンドはまだ進化の途上にあると同意した。
ハーネスの耐久性と交換性という課題
ものづくり太郎氏は、具体的な課題としてハーネス(配線)を挙げた。関節を何度も曲げればハーネスは必ず切れる。500万回もつハーネスはほとんどないという。製造業のOT(オペレーション)領域にヒューマノイドが入れば、8時間×3直で24時間同じ作業を続けることになり、稼働量は非常に大きくなる。現状でも年に1回ハーネスを全部取り替えるメンテナンスをしている例があると紹介し、将来的にはハーネスが無線化などで変わるだろうと予想した。中島氏は、中国の運動会に出ていたロボットもすべてハーネスだったと応じている。
ものづくり太郎氏は、ホンダのハンドが800万回もつとしていることにも触れた。そのうえで、人間のすごさは自己修復能力にあると話した。赤ちゃんの握力は10kgにも満たないが、大人は40kg、鍛えれば80kgも出せるようになる。細胞レベルで自己修復し成長できるからだ。中島氏がテニスで肘を痛めた経験を挙げると、ものづくり太郎氏は、人間は休めば治るがロボットは休んでも治らないので、必ず交換が必要になると強調した。
この観点から、ものづくり太郎氏はハンドと腕を分離し、すぐに「カチャン」と付け替えられる機構でなければ産業用途では使い物にならないだろうと述べた。3直で使っている最中にハンドが壊れたとき、ハーネスでつながっていては付け替えられないからである。
センサーにはまだ開拓の余地がある
ものづくり太郎氏は、現在のハンドのほとんどはセンサーを積んでおらず、積んでいても圧力センサー程度だと指摘した。話題に上ったのが、指にカメラを組み込む研究(FingerVision)である。中島氏はこれに感動したという。人間の指には多くのセンサーがあるが、それを機械的に表面へ作り込むのは無理がある。カメラの受光素子なら高い密度を軽々と実現できる、というのが中島氏の説明だ。
ものづくり太郎氏はさらに、iPhoneに50個ほどのセンサーが載っていることを例に挙げた。気圧センサーで階段を何段上ったかまで測れるように、MEMSは振動や傾きだけでなく多様な量を測れる。センサーはまだ開拓し尽くされておらず、ハンドに載せることでもっといろいろなことができる。こうした領域を突き詰めるのは日本人が得意とするところであり、ここにチャンスがあるのではないかと話した。
垂直統合か、分業か:ハンドの産業構造
ハンドの競争がどうなるかについて、中島氏は垂直統合型と分業型、その中間があると整理した。垂直統合はテスラのように全部自分で作るやり方で、中国メーカーの多くはアクチュエーターを外から買ってきて手を作っている。中島氏は、外部のアクチュエーターで手を作るのでは十分に良いものはできないと考えている。本当に良いものを作るにはアクチュエーターから自社で設計する必要がある。ただし、テスラのような垂直統合はとてつもないコストがかかり、それをやれるのはイーロン・マスク氏のような例外だという。
そこで中島氏が想定するのが、手に最適なアクチュエーターを作り込み、それを手の形にしてデモし、各社に売り込むビジネスである。それは1社とは限らない。ものづくり太郎氏はiPhoneのサプライチェーンになぞらえた。iPhoneには100社ほどの部品が載っており、TDKの電池、ソニーのCMOS、オムロンのMEMS、コネクター、TSMCの半導体、Appleのデザイン、クアルコムの通信などが組み合わさっている。中島氏は、iPhoneがいろいろな部品に強い進化圧をかけたのと同じことがハンドで起ころうとしていると述べ、テスラがそれをやるのを待つ必要はなく、日本がやるべきだと主張した。ものづくり太郎氏も、セラミックコンデンサーやCMOSなど日本の部品はまだ多く使われており、その強みをオプティマスや中国メーカーに売り込む道はあると賛同した。
まだ答えのない関節の駆動方式と標準化
ものづくり太郎氏は、人間の指には関節が非常に多く、その分だけモーターが必要になると指摘した。現状ではハーモニックドライブでも5個ほどしか載せられないため、ギアやモーターの進化が求められる。関節ごとにモーターを付けるべきか、人間の腱のように腕側から引っ張るべきかなど方式はいくつもあり、まだ答えは見えていないと二人は認めた。
交換性を前提にすると、ヒューマノイドのメーカーとハンドのメーカーは別になるだろうとものづくり太郎氏は考えている(テスラは別として)。中島氏はこれを面白い考え方だと受け止め、腕から標準化する手もあるのではないかと問うた。ものづくり太郎氏は、それはオプション扱いになってしまい難しいと答えた。根拠として挙げたのが中国での見聞である。ユニツリーと同じく1万台規模を売っているというAgiBotのサプライヤーを訪ねたところ、腕はハンド全体を含めて協働ロボットメーカー、つまり産業用ロボットを作っている企業が作っていた。そのため、6軸の腕まで含めて特別仕様にするのは量産効果を下げ、現実的ではないとものづくり太郎氏は判断している。
中島氏は、どこをインターフェースの標準にするかを業界として決めていくべきだとしつつ、結局は誰かがきちんと作って量産を始めればデファクトスタンダードになっていくと述べた。標準はまだなく、特許も取り放題の状態であるため、今やらなければならないというのが中島氏の考えだ。
進化圧をかける手段としてのロボットハンドコンテスト
日本に進化圧をかける方法として、中島氏が提案したのがロボコンである。日本は最盛期から落ちたとはいえ、ものづくり文化はまだ残っており、自動車産業の下には多くの会社と優秀なエンジニアがいる。ただし、人型ロボットを丸ごと作るとなると社長の承認や予算が必要な大きな話になってしまう。そこで「手だけでいい」という形にした。ものづくり太郎氏も、ハンドがロボットのコストの3割ほどを占めるという話に触れ、他の部分が似通っていくなかでハンドを極めたところが勝つと述べた。
中島氏はこの構想を長く多くの人に話してきたが、初めて「やります」と言ったのがGMOだったという。対談中にものづくり太郎氏が読み上げたスケジュールでは、10〜11月の2か月が募集期間、12月から3月が開発期間で、3月末に本選が行われる。
中島氏は、自動車部品を作ってきて今後の方向を模索している会社に挑戦してほしいと呼びかけた。モーターメーカー、NSK、NTN、ジェイテクトのようなベアリングメーカー、金型メーカー、村田製作所のようなセラミックコンデンサーのメーカーなどを例に挙げている。センサーが得意な会社が既存の手に自社センサーを載せて勝負する組み合わせもあり得るという。
ものづくり太郎氏が経営者の「それは儲かるのか」というROI重視の姿勢に触れると、二人は短期で見てはいけないという点で一致した。中島氏は、動かなくても参加することに意味があり、やり続けることに意味があると述べた。1年で儲かるところまで持っていくと約束すると続けられなくなるので、将来の種という前提で取り組むべきだという。目指すのは、テスラやFigureなどから次のロボットが出てきたとき、「日本メーカーなしではこの手は作れない」という形でサプライチェーンを裏方から押さえることだ。中島氏はこれを「メタトレンド」と呼んだ。
二人は、ソニーがaiboを、ホンダが足(ASIMO)を諦めたことを残念がった。ただし、どちらも時代を先取りしすぎていただけで、今は遅すぎもしないちょうどよいタイミングだと見ている。ものづくり太郎氏は、デフレ期には新しいことをせず資金を残す方が成果になったが、インフレとブロック経済化が進む今は、日本が取れるポジションがあるのではないかと付け加えた。
米中対立と日本の立ち位置
アメリカ在住の中島氏には、アメリカが中国とどう対峙しているかも尋ねられた。中島氏によれば、トランプ政権が関税でさまざまな国を叩いた際に中国から強く反撃され、サプライチェーンを止めると言われて引き下がった。これでアメリカはようやく中国依存が間違いだったと気づいたという。素材だけでなく、ロボットやドローンは中国製部品なしには作れず、日本も一部そうなっていると中島氏は指摘する。
アメリカは製造業を国内に戻そうとしているが簡単ではない。中島氏はその理由として、インフレ、人手不足、労働組合の強さ、そしてIT業界の方が儲かるので優秀な人材が集まらないことを挙げた。とはいえ、アメリカが嫌なのは中国であり、西側諸国ならよい。西側でアメリカの仲間として最もよい位置にいるのは日本と韓国で、サムスンが得意なことはサムスンに任せ、日本はここというところを押さえてほしい、というのが中島氏の考えである。
少子高齢化という「問題先進国」の圧力
ものづくり太郎氏は、もう1つのメタトレンドとして少子高齢化を挙げた。日本は少子高齢化の先進国だが、同じ問題はアメリカにも、いずれ中国にも来る。道路工事や工事現場、介護など、きついとされる仕事の担い手不足は深刻になる。日本は問題の先進国であり、国内に需要があるのだから、そこでしっかりしたものを作れば、後から少子高齢化を迎える国に先んじて技術を出せるという。
中島氏は、外国人労働者をもっと受け入れて労働を担ってもらう現在の方向について、外国人が嫌いなわけではないとしたうえで、長期的にどういう国にしたいのかという視点を欠いており、長い目で見た解決策になっていないと述べた。労働者不足の現場に人型ロボットを投入することは長期的な解決策になり、将来の成長や日本の技術が入り込む機会にもつながる。対談は、各方面からかかっているこの圧力を生かしていくべきだ、という確認で締めくくられた。
GMOヒューマノイドラボの見学
後半では、ものづくり太郎氏がラボを見学した。担当者によると、GMO AI&ロボティクス商事という社名の「商事」には、特定のロボットに限らず複数のロボットを扱い、社会実装していくという思いが込められている。拠点はGMOインターネットグループの第1本社、セルリアンタワーの11階をまるごと改装したもので、4月に半面がオープンし、残り半面は10月にオープンする予定だという。床面積は約400坪あり、今後100体規模のヒューマノイドと100名のエンジニアを集め、日本で最も進んだヒューマノイド開発拠点にする計画だと担当者は説明した。
同社はユニツリーの代理店契約を結んでおり、小型のR1、最も普及しているというG1、ユニツリーが最初にリリースした人型ロボットH1、後継機である大型のH2が並んでいた。ものづくり太郎氏がクレーンから離れて自立しているH2を押しても倒れず、一見何もしていないようでも姿勢を保つ制御が働いていることが示された。
GMOは8月に北京で開かれたヒューマノイド運動会にも出場している。1500m走は体格による階級分けのない無差別級で、35チーム中7位だった。上位6チームはすべて大型機で、身長135cmほどの小型機で出場したGMOは大差をつけられたが、小型機の中では1位の記録だと担当者は説明した。また、同大会のハンド部門ではテレオペレーション(遠隔操作)のチームが多く、自動で動かしていたチームはまだ少なかったという。担当者は、コンテストを今後数年継続して開催し、日本の底力を上げていきたいと話した。
最後に、ハンドの操作が実演された。サッカーボールは何度か持ち直しながらも掴むことができた。一方、皿から皿へ豆を移す作業については、見学中に「難しい」「リアルタイムではない」という声が上がった。こぼさずに移す様子が試され、ゴム手袋をすれば扱いやすいかもしれないという感想も出た。担当者は、こうした難易度のものを今後コンテストとして実施したいと述べている。会話の中で語られたとおり、ロボットハンドの課題はまだ多く残っており、その解決はこれからの取り組みに委ねられている。
どうもこんにちは。ものづくり太郎チャンネルのものづくり太郎です。本日は伝説的エンジニアとの電撃対談ということで、中島さんですね。皆さんドラッグアンドドロップ知ってますね。クリックとかですね。こういったものを開発した人が中島さん。すごいでしょ? この中島さんとGMOの開発拠点にお邪魔して、ヒューマノイドが今後どうなっていくんだというところを対談させていただく。僕がモデレートして、中島さん、どう考えてますかと。激レアな対談になってると。
そんな回にスポンサードをいただいたのがサテライトオフィスでございます。弊社もGoogle WorkspaceですとかOffice 365とか、全部サテライトオフィスさんから購入をしております。弊社のようなベンチャーはすぐにGmailが立ち上がるし、迷惑メール99%ブロックしてくれると。さらにOneDriveとかGoogleドライブもついてまして、破格の月々数千円というところでございます。すぐOffice使いたいとかGoogle Workspace使いたいということであれば、サテライトオフィスまでお問い合わせいただきたいと思います。それでは中島さんとの対談、行きましょう。
どうもこんにちは。ものづくり太郎チャンネルのものづくり太郎です。本日はヒューマノイドラボにお邪魔させていただいております。そしてなんと、中島さんですよ。中島さん。アメリカからわざわざこのために来日いただきまして、もう向こうでロボットが見えておりますので、日本ってこんだけロボット集めてる企業ないんじゃないですか。ということで突撃してみたいと思います。はい、行きましょう。行きましょう。
では、GMOのラボで今日はモデレーターということで、中島さんとは何回かお会いをさせていただいておりまして、せっかくGMOさんがロボットラボで場を用意してくれましたので、2人でヒューマノイドの話に焦点を当てて、僕が質問形式だったり、いろいろ議論形式で話を進めていければと思ってます。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
それではまず、中島さん知らない人いないと思うんですけど、中島さん、自己紹介していただいていいですか? エンジニアで中島聡といいます。40年以上プログラムを書いてて。すごいよ。最近はメルマガ、Life is Beautifulっていうのを出してるのと、あとオープンソースでいろいろもの作ってると。ものづくり太郎のファンで。なるほど。僕の視聴者だったらしくて。僕、ソフトなんだけど、ハードの話が大好きで、たまたまYouTubeで見たら、この人面白いと。
ハードのYouTuberいないですもんね。でもみんなガジェットじゃないですか? ものづくりっていう日本のDNAみたいなところの話をディープにするのがものづくり太郎チャンネルですから。僕、気づいたのは、チャンネル登録者数とか見れるんですよ。それが爆発的に増えた時があって、その時は中島さんがLife is Beautifulのメルマガで紹介してもらった。僕はそこまで知らなかったですよ、恥ずかしながら。そこから、それを見た松井証券さんが僕と中島さん呼んでくれて、対談をして結構バズったんですね。良かったですね。部構成で100万再生ぐらい。今日はものづくり太郎チャンネルでGMOプレゼンツですけども、お送りさせていただきたいと思ってます。よろしくお願いします。はい、お願いします。
それでは、僕、いろんな質問を昨日ちょっと考えてきました。まず大きなクエスチョンのところから行きたいと思ってまして、ヒューマノイドロボットのポテンシャル、これをどう考えてるかっていうことをお聞きしたいんですけど、中島さんどうでしょう? 僕、割と最初はヒューマノイドに関してはいらないんじゃないのと思ってたんです。アンチ派だったんですね。専用作ればいいじゃないのかと思ってたんですが、ある時、3年前ぐらいかな、イーロン・マスクが人型にすれば大量生産が効くから安くなるっていう話を言い出した時に、そろばんを弾いてみたら、確かにそうだなと。
なるほど。どのくらいで作れるんですか? 今はUnitreeの方が安いけど、テスラは2万5000ドルぐらい、400万ぐらい、小型車ぐらいはいけるんじゃないかと言ってるので、それはいいなと。今、お掃除ロボットとかあるじゃないですか。あとAIが入った電子レンジみたいなのあるけど、でもそれってすぐ陳腐化しそうだし、ものにAI入れてくって無駄でもないけど大変じゃないですか。その代わりに人型ロボットにAIが入ってれば、人型ロボットに電子レンジ操作してもらえばいいし、普通の掃除機でしてもらえばいいし、なんだったらピアノはプロのように弾いてもらってもいいし。
確かに何でもできると。そう、何でもできるってことは、ソフトウェアで何でもさせられる。だからもうプロのシェフとして、今日寿司握ってほしいとかも言えるし、それが400万で買えるんだったら買うなと思って。そうですね。400万でお手伝いさんを1人雇えるなら、1台分ですからね。考えると。例えばアメリカで家持ってると、秋になると落ち葉が屋根に積もってくるから、それを取らなきゃいけない。それ自分でやるとやばいから、何か雇うと結構高いわけです。なるほど。そういうつまらないこと全部やってもらえるんだったら、400万なんかただみたいなもんですよ。
そうですね。400万で。イーロン・マスク、なんか昨日でしたっけ、10億台? 10年後にやるって言ってましたね。すごいですね。10億台だから、今の自動車産業って年間1億台じゃないですか? その10倍出るわけですから。例えば自動車だと全部カローラで、全部色も同じ、オプション、カスタマイズなければ30万円でいけますからね。ちょっと昔の試算ですけど。なので量産効果が出れば、いろんなタスクをこなせる基盤ができて、400万であればいいよ。そこから先はもうソフトの勝負なので。そうですね。AIさえしっかりやれば何でもできる。
今は登山でいくと、どういう段階なんですか? まだ入り口に入ったばかりだから、2合目ですらなく1.2合目ぐらい。駐車場に停めてちょっと歩き出したぐらいですよね。一見、中国のロボットだけが2合目まで登ってるように見えるけど、あれはちょっと違うなと。批判するつもりもなく、目指してる方向も悪くないけど、あのロボットが走ってる姿が目指してる、要はもっと速く走ればいいとか、そういう話じゃなくて。それよりも人間ができる仕事、人間用に世の中できてるので、ピアノを弾くからクレーンの操作から何から何まで人間用にできてるんだから、それを人型ロボットができれば、車の運転までしてくれるから、自動運転いらないわけじゃないですか。確かに。それはとんでもない革命だなと思って。
そうですね。このレジームチェンジがあったのが2024年から25年ぐらいに確定だと思ってまして、僕はビジョンランゲージモデルが出てきて、それまでは動画とか画像を見てAIって判断できなかったわけですよ。複雑なものを動画とか画像で判断していくってなると、1つ1つラベリングが必要だったじゃないですか。皆さんも知らないと思うんですけど、自動運転をしてる時って、ワンフレームずつ、これ止まれが書いてあるとか、60kmとか意味付けをしてたんです。でもその意味付けをしなくても理解できるようになったっていうことで、我々が見てる世界もAIが大体理解できるようになったっていうのが1つ大きいのかな?
そうですね。去年の12月ぐらいのAIモデルから、ざっくりした情報を与えれば、あとはよろしくやってくれる。よろしくやってくれる。AIエージェントも出てきたし、ビジョンで見て、例えばさっきの落ち葉であれば、落ち葉が落ちてるから拾わないといけないなっていうことを理解できるようにAIがなりましたっていうのが、1つイノベーションだったかなと。そうですね。
ちょっと前までのロボットのイメージっていうのは、部屋を掃除してって言うと、地面に落ちてるものが何がゴミか、何がゴミじゃないかわからないので。確かに。1個1個教えなきゃいけなかったけど、最近のAIはかなり賢くなったので、これはおもちゃだから、子供が置いただけだから机の上に乗せておこうとかぐらいまでできるようになってるんです。AI的にはね。まだ物理的にロボットがないからできないけど、AIはそこまで来てるので、あとは体さえ持たせれば、部屋を片付けてみたいなすごいざっくりしたリクエストに応えられるようになってる。
そうですね。あとはアクションモデルの競争になってて、VLMは大体できたんですけど、例えばこれ見て、ロボットハンドですねってことを理解できるようになりましたけど、このロボットハンドをどういうふうに動かすかみたいな、産業向けにアクションモデルを作ってくっていう、今、競争になってるのかなと。そうですね。
これはエンボディメントっていう、体を与える部分。人間の脳みそって小脳と大脳があるじゃないですか。小脳っていうのは動物の時からあって、歩くとかバランス取るとか。大脳は、いろいろ考えたり恋をしたりするじゃないですか。それと同じようなことがロボットでも起こるべきで、ロボットが転ばないとか、姿勢制御の部分はやっぱりかなりスピードが速くなきゃいけないから。部屋を片付けろって言われた時に、落ちてるおもちゃ、それがおもちゃなのかゴミなのかを判断するっていうのはかなり思考能力もいるし、ひょっとすると知恵もいるので。ただそこはあんまり速くなくてもいいわけですよね。それは大脳役がやればいいんじゃないか。その時に、ひょっとするとそれはサーバーでやればいいのかなっていう議論で。
そうですね。エッジじゃなくて、判断はサーバーで、あとはアクションモデルをどういうふうに作り込んでくかっていう勝負だと思うんですよね。今、いいお手本なのが実はテスラ車なんですよ。うちのテスラ車にはFSDって言われて、自動運転が乗ってるんですけど、それに最近Grokが乗ったんですよ。自動運転の方ですか? 自動運転車にGrokがつくんですけど、Grokはサーバーなんですよ。なるほどね。よくできて、どこどこに行きたいとか言うと、それはGrokがやってくれる。なるほどね。道案内を決めて、でも実際に運転するのはローカルのAIの方で、役割分担してるわけですよね。タスクによって。
リアルタイムで子供が飛び出てきたら止まるとかいうのは、サーバーなんかコンタクトできないので。テスラのECUの半導体で膨大な処理をして、瞬時に判断してってことですよ。あと30分ぐらい経ったらハンバーガーでも食べたいとか言うと、探してくれるのはサーバー。なるほど、サーバーのクラウドの方ですね。ということで、おそらくヒューマノイドも同じだと思ってまして、どこまでエッジでやるのかっていうのと、どこまでを助け合いとして生成系のビジョンランゲージアクションモデルの方でやるかっていうのは、今後また決まってくるんですよね。
そうですよね。やっぱり面白いのは、今、手が並んでますけど、僕はやっぱり手にすごい興味があって。手に興味を持つ要因ってどこにあるんですか? 人間の動作の中で1番複雑なことできるのは手じゃないですか? そうですね。どっかで触らせてもらったんだけど、金属の板で何十ミクロンの差がわかるんですよね、人間の指って。あのセンスのすごさ。ピンセットを持ってとか、お箸を持って何かをつまむとか。僕、結構箸は好きで、アメリカ人の前でデモするんですよ。箸を使ってレタスを畳むとかやると、本当に驚かれるんですよ。でもそれってちょっと異常な行動じゃないですか? 箸を使ってリモコンで。でも人間の手ってできるんですよ。
それでやっぱり、それのレベルまで行かないと、例えばピアノ弾くみたいな微妙なことはできるわけないし。で言うと、そこはまだまだ進化の余地、頑張ってるけど、まだ全然この指先にセンスないし。そうなんですよ。まだまだですね。僕もよく中国行って見るんですけども、やっぱり僕も要素を分解してまして、まだまだロボットハンドっていうのは進化の途上にあるというふうに考えてますと。
まず皆さんにも見ていただきたいんですけど、ハーネスがあるんですけど、ハーネスって動きで考えると絶対切れるじゃないですか。こんなん切れないって思うかもしれないですけど、500万回持つハーネスはほとんどないです。例えば製造業のOT領域ですね、オペレーションの領域でヒューマノイドが来ると、3直で動くじゃないですか。24時間、8時間、8時間、8時間、3直で動いてってことは、ずっと同じ作業やるわけですよ。天才だからめちゃめちゃ稼働するじゃないですか。今の産業ロボットも1年に1回メンテナンスしてるんですよ。ハーネスを全部取り替えてるっていうことで、おそらくハーネスは変わると思うんですよね。全部無線になって。だから中国の運動会見ても全部ハーネスですからね。
そうです。僕が言いたかったのは、中国のロボットを見ると、去年あたりだとみんな馬鹿にしてて、今年の、すごいね。いつの間にかもう日本追いつけないんじゃないかと思ってる人はいるかもしれないけど、まだまだロボットは進化の余地いっぱいあるので、全然追いつけないってことないですよ。ないないない。特に手は、僕はこういうものこそ日本人が得意だったわけですね。ですよね。ホンダさんも足の延長線上でハンドやってますよね。やってますね。800万回これ持つって言ってるんですけど、人間のすごいところって自己修復能力があるっていうところ。そうですね。それはちょっとなかなか特殊ですよね。
細胞レベルで、筋トレとかも最初持てなかったとか、赤ちゃんの時は10kgも握力ないけど、我々大人って40kgとか出せるじゃないですか。トレーニングすれば筋肉がついて80kg。細胞によって自己メンテして成長できるっていうのがやっぱりすごくて。テニス一生懸命してるとここが痛くなるんですけど、あれハーネスが傷んでるんです。そうです、そうです。でも休めば治るんですよ。そう。人間は休めば治るんですよ。だけどロボットは休んでも治らないから、絶対に取り替える必要があるんですよ。
産業で3直で使ってたら、いきなりハンドが壊れましたってなると、ものづくりの観点からいくと、これとこれって分離しないとだめですよね。要するに付け替えられる。ハーネスがついてたら付け替えられますかと。付け替えられないですよ。なので、すぐにカチャッと取れるような機構じゃないと、多分使い物にならないと思う。カチャンとね。かつ、ハーネスじゃなくてセンサーも乗るじゃないですか。今ほとんどのハンドってセンサー乗ってないですよね。乗ってたとしても圧力センサーだけじゃないですか。
研究でここにカメラがついてるの見ました? 見た、見た。すごいですよね。あれもすごい。FingerVisionだ。僕はあの辺は感動してて。指とかってセンサーがいっぱいあるんだけど、これを表面的に作るのって機械的に無理じゃないですか? だけどカメラの受光器だったら、この密度で軽くいけるんですよ。そうですね。っていうことはカメラを使うのが正しいんですよね。かもしれないし、もしかしたら。
iPhone、50個ぐらい乗ってるんですよね。階段いくつ登りましたかみたいなことも測れるようになってるじゃないですか。気圧でこれ測れるんですよ。MEMSで。振動だけじゃなく、傾きだけじゃなくですね。そう。だから気圧で高さを補正するとか、まだまだセンサーって開発しきれてないし、ハンドに乗せることによってもっともっといろんなことできると。日本人得意じゃないですか、こういうの。極めるのがね。極めるのが。だからここはチャンスあるんじゃないかなっていう。ハンドの競争はどうなるかっていうふうに書いてあるけど、これも始まったばっかりですもんね。
はい、ですよね。ハンドは垂直統合とバラバラと、その間もあると思って。垂直統合っていうのはテスラみたいに全部自分で作る。もう1つは中国メーカーみたいにアクチュエーターは外から買ってきて手を作る。でもアクチュエーターを外から買ってきて手を作るだと、僕は十分にいいものはできないと思うんですよ。おっしゃるとおり、僕もそう思ってます。本当にいいもの作ろうと思ったら、アクチュエーターから自分で設計しなきゃいけないから。じゃあテスラの垂直統合がいいかって言うと、それはべらぼうなコストがかかるし、テスラだったらやっちゃうかもしれないけど。そう、イーロンだったらね。
でもそれは例外的な話で。っていうことは、誰かが手を最高にするアクチュエーターは何、みたいなものを作り込む。それを手の形にしてデモンストレーションして、みんなに売り込むっていうビジネスがあってもよくて、そこはひょっとしたら1社じゃないかもしれない。そうですよね。だってiPhoneで100社ぐらいの部品が乗ってるわけじゃないですか? そうですよね。そうするとアクチュエーターはここ、指のセンサーはここみたいなのがずらずらずらっと。これなんかまさにそうですよね。TDKの電池が使われてたりとか、ソニーのCMOSが使われてるとか。あとは振動ですよね。元々振動みたいなものも、MEMSもオムロンがやってたりしてるんですよね。コネクターも必要だし、音声だってそうですし、半導体だってTSMCが作ってたりとか、デザインはAppleが作ってるとか、通信はクアルコムとか、いろいろありますからね。
iPhoneがある意味すごい進化圧をかけて、いろんなものを進化させたわけじゃないですか。それと同じことがハンドで起ころうとしてるんです。そう。僕もそう思ってます。そこを逃すはなく、テスラがそれをやるのを待つ必要もなく、僕は日本がやるべきだ。そう、そう。だってセラミックコンデンサーだったり、CMOSだったり、まだまだ日本の部品ってたくさん入ってますから、その領域に今まで練り上げてきた日本の強みを、Optimusだったり、中国メーカーに売り込むっていうのはいろいろあると思うんですけど、僕もそれすごい賛同しますよね。僕はそこにすごく進化圧をかけたい。
なるほど。どうやってかければいいんですか、これ進化圧。ロボコンじゃないかな。なるほど。僕が期待してるのは、日本って最高の時から落ちたとはいえ、まだものづくり文化も残ってるし、自動車産業の下にいっぱい会社がいるわけじゃないですか。そこに優秀な技術者さんもいるわけで。そこに、今度は人型ロボットを全部作れって言うと、社長からOKもらって予算もらわなきゃいけないとか、大きな話になっちゃうから、手だけでいいですよと。そう。イーロンも言ってますもんね。ハンドが3割ぐらいのコストになると。そこに集約されていくんですね、技術ね。
そこで差がつく。他は大体似たようなもんで、そうするとハンドを極めたところが勝つんだから。まだここからだから、まだ本当に入り口。みんな見てください。ハーネスついてる、センサー何にも乗ってません。わかんない、乗ってるかもしれないけど。おそらくモーターで動いてて、人間の関節って1、2、3、1、2、3、さらにここもあるわけで、めちゃくちゃ関節あるわけで、その分モーター乗りますからね。だから今、ハーモニックドライブでも5個ぐらいしか乗せられないっていうことで、ギアの進化とかモーターの進化がありますよね。そうですね。まだ答えは見つかってないんですよね。ここにモーターをつけるべきなのか、もしくは人間みたいにここで引っ張るのかとか、いろいろやり方があって、まだ答え見えてないです。
答え見えてないですよ。ホンダさんここですからね。だけど交換するってなると、ヒューマノイドロボットとハンドメーカーって別になると思うんですよ。テスラは別として。それは面白い考え方です。そう。腕から作るってなると、ロボットメーカーに腕を特注させないといけないですよ。でもここからスタンダードにするって手もなくもないじゃないですか。なくもないけども、やっぱりオプションになっちゃうんで結構難しいと思うんですよ。
ここから、なぜかっていうと、僕、AGIBOTのサプライヤーに行ってきたんですよ。AGIBOTってUnitreeと同じように1万台売ってる企業なんですけど、腕のサプライヤー行ってきたんですよ、中国の。そうしたらやっぱりハンド全体で作ってるんですよね。それどこがやってるかっていうと、協働ロボットメーカーがやってるんですよ。産業ロボット作ってる企業が腕もやってる。なので途中までの今6軸のものをそういうふうに作るっていうのは、ちょっと現実的じゃないのかなと思いました。ホンダさん仕様とか、他のハンドみたいなの、特別オプション設けないといけないんで、ものづくりの量産効果を下げちゃうと思うんですよね。
どこをインターフェースの標準にするか、インターフェースの設計もしなきゃいけないけど、それを業界として決めてった方がよくて。それなんかって結局誰かがちゃんと作って、量産が始まればデファクトスタンダードになってくじゃないですか。そうなんですよ。まだ標準ないので。ないし、今特許も取り放題だし。今やらないとだめだから、ずっとやりたいと思ってて、いろんな人に話してたんですけど、初めてやりますって言ってくださったのがGMOさんだったんですよ。素晴らしい。
せっかくですから、この流れで僕が読み上げさせていただきますけども、募集が10月から始まって2か月間、10、11月と募集がありまして、12月、1、2、3月が開発の期間で、3月末に大会の本選が皆さんありますということで。ぜひメカトロニクスですから、これ。今まで自動車部品とか作ってた会社で、これからどうするんだろうって言ってるようなところの人に頑張ってほしい。そうです。モーターメーカーでもいいし、NSKとNTNとかジェイテクトみたいなベアリングメーカーでもいいし、金型作ってたところでもいいし、村田製作所みたいなセラミックコンデンサーの。セラミックコンデンサーは絶対使われるし、ここにもうセラミックコンデンサー実装されてるわけですから、村田がやってもいいですし。
センサーが得意だから、うちはセンサーで勝負するっていうことで、既存の手に自分のセンサーを載せたみたいな組み合わせもある。いいですね。もう玉石混交で、第1回目。はい。とにかく進化圧をかけて、日本のロボット産業盛り上げる。素晴らしいですね。書いてないですよ、書いてないですよ。ちょっと僕が言うとわざとっぽいですけども、このロボットハンドコンテストやると。2人で盛り上げると。はい。もうちょっと仲間を募集してますけど。仲間募集してます。
あと、せっかく中島さんはアメリカにいらっしゃるから、アメリカと中国の話、どう対峙していくのかみたいな、アメリカ国内の盛り上がりとか、そこはお伺いできたらなと思うんですけど。アメリカは今、かなり危機的な状況に陥ってて、この前トランプ政権が関税でいろんなところ叩いた時に、スポーンと中国から叩きのめされちゃった。じゃあ止めるぞって言われて終わったので、中国にサプライチェーンを頼ってることが間違いだったと、やっと気がついたわけで。やっと気がついたんですか? はい。それは素材だけじゃなくて部品とか、例えばロボットとかドローンとか、中国製の部品なしに作れないですから。アメリカ作れないです。日本もそうなってるんです、一部。
これは直さなきゃいけないってことで、アメリカは国内に製造業戻そうとしてるけど、そう簡単じゃないです。そう簡単じゃない。なぜかってインフレ地獄だから。人がいない、労組が強い。しかもITの方が儲かるじゃないですか。そうそうそう。いい人が集まらないで、いろいろ大変なんですけど。でもアメリカは中国が嫌なわけで、要は西側諸国だったらいいわけですよ。そうですね。西側のアメリカの仲間で1番いいポジションにいるのは日本と韓国が同じぐらいですけど、そこはうまく住み分けて、サムスンが得意なことはサムスンにやってもらえばいいし、でも日本がここはっていうところは押さえてほしい。
そうですね。皆さん、ROIでそれ儲かるの、みたいなことを言う経営者いっぱいいるんですよね。もう短期で見ちゃだめですよね。大きなメタトレンドなので、このロボコンをやるんですけど、あんまりこの一発勝負ではやってほしくないですよね。動かなくてもやることに意味があるんですよね。やり続けることに意味があるので、あまり無理しないんですよ。1年でもう儲かるところまで持ってくよなんて約束しちゃうと、続けられなくなるので。将来の種だよっていう前提でね。そう。素晴らしい進化圧がかかろうとしてるんだから、今のiPhoneの中で日本のメーカーがいろんな部品を持ってるように、次テスラとかFigureとかからロボットが出てきた時には、そこの主要な部品、日本メーカーなしじゃこんなすごい手は作れないっていう。作れない。そのサプライチェーンを裏方で支配していくと。そうそう。
これが重要ですね。わかりました。もう1回、何トレンドですか? メタトレンド。そう、メタトレンドです。皆さん、日本の経営者、聞いてるか? また偉そうですね。でも本当にソニーがaiboを諦めちゃって、ホンダがASIMOを諦めちゃったのはすごい残念なので。残念で、ASIMOのDNAは継がれてますから、ハンドに。やっぱりちょっと時代は先取りしすぎてますから。そうそう、早すぎたんですね。でも今はちょうどいいタイミング、遅すぎもないので。そして日本もインフレですから、新しいことやって。今までデフレでお金残してた方がよかったわけ。それで正解になるっていう話だったんですけど、インフレになって、さらにブロック経済化がまだまだ進んでいくわけですから、この中で日本が取れるポジションっていうのがあるんじゃないかということですね。
そうですね。もう1個メタトレンドの話で言うと、やっぱり少子高齢化。日本は少子高齢化先進国なので。ただそれ、アメリカにも実は来てるんですよ。なるほど。中国にも来るので、労働者不足。特にきついと言われてる道路工事とか工事現場とか。落ち葉拾いとかね、ありましたけど、介護とか。なるほど。日本ある意味、問題先進国なので。そう、問題を生かす、ピンチをチャンスと。そう。そこにしっかりしたものを作っていく。それは国内需要があるんだから、できるわけじゃないですか。人が足らなくなるっていうのをうまく圧力にして、開発の。それで日本で作った技術を、おそらく今後少子高齢化が来る国に先んじてあげると。何トレンドって言いました? メタトレンド。メタトレンドです、これが。
今はもっと外国人入れて労働を持ってもらうって、それって全然、長期的にどういう国にしたいんですかって話でしょ。全員外人になっちゃいます。別に僕、外国人の人嫌いじゃないけど、それは長い意味での解決方法になってないと思うんです。でも労働者不足のところに人型ロボットを作ってくっていうのは、長い意味の解決策でもあるし、将来の成長にも結びつけ、日本の技術も入り込めるチャンスであると。圧力が各方面からかかってるので、これを生かしていくべきであるということですね。はい。
AI&ロボティクス商事の研究ラボから、中島さんと特別対談でお送りさせていただきました。本当にありがとうございました。ありがとうございました。ということで皆さん、第1回ハンドコンテスト、これ募集しておりますので、ぜひここで日本の底力を見せていただきたいと。我々、審査員で乗り込みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。よろしくお願いします。ありがとうございました。
こんにちは。こんにちは。こんにちは。よろしくお願いします。見てください。AI&ロボティクス商事。はい。これどういう意味合いがあるんですか? これは私どもは特定のロボットを取り扱うのでなくて、複数のロボットを取り扱いまして、それを世の中に社会実装していく。そういった思いが込められて、商事という。なるほど。だからロボットがいっぱいあるわけですね。そうです。
GMOインターネットグループの第1本社、セルリアンタワーの11階を丸々ヒューマノイドの開発拠点としてリニューアルいたしました。4月に半面オープンして、残る半面は10月のオープンになります。ということはまだまだ広がるってことですか? そうなんですよ。まだ半分なんです。すごい。オッケー。ありがとうございます。床面積が約400坪ありまして。400坪。この渋谷一等地に。今後、100体規模のヒューマノイドと100名のエンジニアを集結させて、日本で1番進んだヒューマノイド開発を行う拠点としていく予定でございます。すごいです。これ商事って名乗るだけあって、日本でのヒューマノイドロボットの覇権を取りに来てると、そういう意気込みを感じます。
我々、Unitreeの代理契約を交わしてまして、こちらに並んでるのがUnitreeの製品となります。なるほど。小さい方からR1という機体。そして奥に見えます銀色のG1。これ世の中で1番普及している機体。奥にある黒い機体がH1でして、Unitreeが1番最初にリリースした人型ロボット。そして後継機のH2、最新で、大型の。結構でかいもんね。ちょっと怖さがありますね。そうなんですよ。後ろのクレーンから離れて、自分の足、本当に立ってるじゃん、こいつ。動いてるんだ。電源切ったら倒れるんだっけ、これ? そうですけど、多少のことでは何とも。怖い怖い。音が鳴るから怖いですよ。なんか可愛くないじゃん、こいつとか言って。
押していいですか? 大丈夫です。本当だ。すごい。もっと押していいか? さっき結構押してましたもんね。一見、何もないように見えても、すでに立つための姿勢制御が働いてると。36軸。そうですね。すごいもん。倒れないもん。
我々、8月に開催された北京のヒューマノイド運動会にも出場してまして、こちらの広いエリアを活用して開発しております。広くヒューマノイドを動かせる場所、都内でも限られていて、我々はここ400坪、自由に使えるようになっております。長距離も出てたでしょ? そうです。1500も出場いたし。1500、上位20%ぐらいでしたもんね。そうです。35チーム中7位という。ありがとうございます。素晴らしい。ありがとうございます。他の100m、400mは小型級、大型級って階級が分かれてる中で、1500は無差別級だったんですけど。無差別格闘技なんだ。そうなんです。横のレーンでは大型の機体がさっそうと走り抜けていく中、我々、小型の機体で出場して、小型の機体であれば1500m走は1位の記録を保持しております。
すげえじゃん。ただ上位6チームは大型機体で、我々も大差をつけられちゃった。はい、走り抜けたと。そうそう。フィジカルが違うと。そうですね。ボルトと子供みたいなもんだもんね。まさしく小学生と同じぐらいの135cmで、35kgで走った。じゃあ、分けてたら優勝してたんだ。そうですね。
次は手先の研究の様子もご覧いただきたいと。実際に8月に北京で行われたヒューマノイド運動会のハンド部門では、テレオペレーションでするチームが多くて、まだまだ自動で動いてるチームは少なかったですと。自動は超高いから。そういったところも今後数年、継続的に開催することで、日本の底力を上げていけたらなと思ってますので。素晴らしい。ぜひ一緒に盛り上げていただけたらと。わかりました。一緒に盛り上げます。パフパフ。ありがとうございます。
まず簡単にサッカーボールから。サッカーボール行きましょう。結構。おっと、おっと。つかみました。入れられるか。なんかもう、あと何年後かにはゲームセンターにこれがあるような気がするな。これを近くに。豆だと。豆はこれ難しいよ。リアルタイムじゃないしね。皿をこぼさないように、豆、難しいですね。難しいよね、これ。惜しい。でも大体わかったんじゃない? でもゴム手袋とかしてたらつかみやすいかもね。こういった難易度のものを今後コンテストとして。やりましょう。はい。いいですね。
ものづくり太郎チャンネルは本日はGMOさんとコラボレーションでございましたが、あらゆる製造業トピックスを扱っております。セミコンダクター、FA、OT、フィジカルAIみたいなね。ということで、製造業で働いてる方はぜひチャンネル登録いただいて応援をしてください。そしてGMOいいじゃんと、コンテスト俺も見たいんだけど、みたいな方は、いいねマークを押していただけば幸いです。ということで次の回で会いましょう。じゃあね、バイバイ。
皆様お疲れ様でございました。26年、残り少しでございますが、ちょっと案件動画やりすぎてPR動画はけておりますので、PR動画募集させていただきたいと思います。皆さん、ホームページからも結構です。Xはなかなか連絡がつかないからだめです。メール直接ご連絡いただいても結構です。この動画見ましたといった方は、なんと15%オフさせていただきます。出血大サービスでございます。
皆様、弊社のチャンネル、こうなっております。性別、男性が95%、女性はほぼ0です。約5%です。非常に男臭いです。さらに年齢層は45歳から55歳、ちょっと加齢臭がするあたり。いや、違います。決裁権者の男性が素晴らしく見てるチャンネルということをご理解いただきたいと思います。
皆様、展示会、いつものように出してるんじゃありませんか? もう古いです。展示会なんとなく出してるけど、名刺500枚集まりました。それどうなるんですか? マーケティングしてるんですか? してませんね。空中戦で電話かけてますか? してませんね。そこから実際の引き合いになりますか? なりません。ほとんどなりません。なのに場所代だけで数百万。上物は数百万。さらに人20人いるとすれば、1人当たり1日チャージ5万円でございますから、1人当たり3日いると15万円。プラス交通費、宿泊費合わせて20万円です。それが20人もいたら、それだけで400万円でございます。弊社のPR動画、約400万円ぐらいになっておりますが、3日間とは違います。継続的にPRが可能でございます。
こちらプランでございまして、プレゼン形式は300万から500万円でございます。もちろんスーパー、もうちょっと高いんですけども、対談動画だと250から400万円ですね。ショート動画もこのような格安プランで承っております。過去の実績でございますが、9割のお客様からはよかったねというポジティブな評価いただいておりまして、例えば大手電子部品メーカー、わずか1か月で30リード獲得。恥ずかしい話ですが、ものづくり太郎のPRが1番効果があったとかですね。
台湾協働ロボットメーカー、得られた総リード数は50件以上と。なんとこの動画きっかけで3社とコラボレーションして、そこからの受注も20台以上ということで、この2、3年で4億から5億売り上げと私は聞いております。大手CADベンダーですね。どこかわかりそうですね。クラウド型CADソリューションの訴求を行い、独自のプラグメントと比較し、50倍から100倍の効果がありましたと。50倍から100倍ですよ。誰が展示会出すんですかと。総合電機メーカーからのご依頼でございますが、なんと5回もやりました。効果ありありで。
ということで、ぜひご依頼お待ちしております。概要欄からチェックお願いします。展示会に出すのであれば、ものづくり太郎チャンネルに出す、いいじゃないですか。失敗するか失敗しないか、皆様の熱量にかかっております。ということで、ぜひよろしくお願いします。お待ちしてます。お願いします。案件ちょうだい。ちょうだい。
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