織田翔希のMLB挑戦表明でドラフト戦略はどう変わるか――斎藤隆・西尾典文・いけだてつやが12球団の1位指名を読む
PIVOT 公式チャンネル横浜高校の織田翔希投手が、「世界一の投手」という最終目標に向けてアメリカで挑戦すると記者会見で表明した。PIVOT BASEBALLはこの発表を受けて急きょ収録を行い、ドラフトを1週間後に控えた12球団の戦略を議論した。出演は、元メジャーリーガーで野球解説者の斎藤隆、アマチュア野球を年間400試合以上取材するスポーツライターの西尾典文(名古屋からリモート参加)、高校野球大好き芸人のいけだてつや。進行はDeNAファンの西川典孝が務めた。
中心にある問いは、ドラフトの「鍵」を握っていた織田投手が候補から外れたことで、各球団の1位指名がどう動くかである。番組では、セ・パ両リーグの補強ポイントと候補選手、高校時代は無名だった「隠し玉」、そしてプロ入り後に打撃や守備は伸びるのかという斎藤の問いかけまで、話題が広がった。
現場を回り続ける2人の観戦者
いけだは今夏の甲子園で見られなかったのが3試合だけで、地方大会を合わせると夏だけで約110試合を観戦したという。電車の乗り換えは「西村京太郎のサスペンス」のように、うまくつながれば次の球場に間に合う、という組み立てで回ったそうだ。
西尾といけだは球場でよく顔を合わせる。年末の小学生の大会でも、選手の親以外の数少ない観客として2人が同じ球場にいることがあるという。いけだは「今日は西尾さんがいるから、いい選手がいるのだろう」と思うことがあると話し、斎藤は腕のいいスカウトも同じように特定の選手を必ず見に来ると応じた。一方でいけだは、「西尾さん、いましたよね」と聞くと本人は行っていなかった、ということもよくあると笑わせた。
織田翔希の渡米表明はいつから動いていたか
西尾は、昨年末の時点でNPBのスカウトから「アメリカの大物代理人が織田のところに来ているらしい」と聞いていたという。それだけアメリカ側の動きは早かったと西尾は見ており、今は織田の話題で持ちきりだが、来年も同じように続く選手が出てくるだろうと予測した。
いけだは正直な気持ちとして、一度はNPBで見たかったと語った。また、横浜高校がここまで本格的な会見を開いたのは初めてのことで、監督とも相当話し合った結果だろうとみる。織田は朝3時、4時に起きて散歩するほどの早起きで知られていたが、いけだは「今考えると時差を合わせようとしていたのでは」と冗談交じりに振り返った。先月、織田の関係者に偶然会った際には、まだエージェントはついていないと聞いていたという。
斎藤は、夏の大会が終わってすぐではなく約2カ月を経てこのタイミングで発表したことについて、エージェント的な人物と話がつき、学校側とも話をして、段階を踏んだのだろうと受け止めた。村田監督は会見で「相談しながら、悩みながら、喧嘩しながら」答えを出したと語っている。斎藤は、今のメジャーリーガーの多くが日本の球団を経ているなかで、高校から直接の挑戦が叶う状況になったのは、監督やコーチ、関係者の理解が深まり広まったからだと評価した。
いけだは昨年も今年も横浜高校にロケで行っているが、織田に将来の話を振っても「目の前の一戦一勝を頑張るだけ」とコピペのような答えしか引き出せなかったという。一方で村田監督からは、織田を息子のように思っていること、彼が一番のびのびできる環境が一番だという話を繰り返し聞いており、その愛情を強く感じたと話した。
斎藤隆が10年前に試みた「早すぎた」計画
斎藤は、これまで黙っていたという話を明かした。2016年、パドレスでインターンを始めた最初のミーティングで、日本のドラフトから漏れた選手をパドレスが獲得できるよう提案したという。当時はまだ高校生を直接獲得するような権限はなかったため、アマチュア選手の名前をリストに挙げてパドレスに伝え、球団もゴーサインを出した。
ところがこれが大ごとになり、「何をやっているか分かっているのか、斎藤君」と言われたという。斎藤は協力をお願いしていた知り合いの監督たちに改めて頭を下げに行き、事情を説明して計画を取りやめた。それでも、当時リストに挙げた選手のうち何人かは今活躍しているという。斎藤は、遅かれ早かれこういう時代は来たのだろうが、自分はいつも先走りすぎると振り返った。
1位指名の「事前公表」がなかった理由
例年は、どこかの球団が「うちはこの選手を1位で行く」と早い段階で明かすことが多いが、今年はそれがなかった。西尾は、候補選手の動向が定まらないと公表できないためで、ドラフト1週間前のこれから1つ2つ出てきてもおかしくないとみる。今回のドラフトは織田が鍵を全部握っていた、というのが西尾の見立てだ。
西尾によれば、織田の決断で少し気が楽になった球団もある。織田に行くか迷っていた球団は改めて別の選択肢に切り替えられる。一方、織田に5球団、6球団が競合してくれれば他の選手を確実に取れると考えていた球団にとっては、思惑が外れた形になる。斎藤はそうした球団があることを指摘し、西尾は思い切って織田に行く球団が出る可能性にも触れた。
それでも、交渉権獲得のために織田を指名する球団があるかについて、西尾は「さすがにないと思う」と答えた。面談をしたうえでアメリカと言っている以上、1位ならリスクが大きく、下位で指名するのは失礼にあたる。大谷翔平のときには指名があったが、田澤純一のときはなく、高校から渡米した森井翔太郎も指名可能だったが指名はなかった。12球団と話をして筋を通している以上、指名はないだろうというのが西尾の考えだ。
アメリカの大学経由案とMLBの労使交渉
織田の進路にはアメリカの大学も視野に入っているという話について、西尾は、このオフにMLBで労使交渉があり、その影響で1年大学に行ってからのほうが条件のいい契約を取れるのではないか、という話を聞いたと紹介した。
斎藤はこれを補足し、選手会側が条件を通すために行うのがストライキ、オーナー側が選手会に条件を飲ませようとして揉めたときに起きるのがロックアウトだと説明した。今回はロックアウトが回避できない可能性が非常に高いと言われているという。斎藤は、鈴木誠也がカブスに入る際に3月末ぎりぎりまでかかったのは選手会側のストライキがあったためで、野茂英雄が渡米した年もストライキだったと述べた。今回は状況が似ているが、オーナー側が一部への集中などを問題視している、というのが斎藤の理解である。
中日:工藤新監督のもとで捕手・渡部に行くか
セ・リーグで西尾が特に注目するのは、工藤公康新監督を迎える中日だ。西尾によると、中日は織田の評価が高かったという。ここ4年連続で大学生投手を1位指名しており、最後に高校生を1位で取ったのが高橋宏斗投手。その高橋にもメジャー挑戦の可能性があるため、将来のエース候補として織田があるのではと言われていた。織田がいなくなったことで方針はかなり変わるだろうと西尾はみる。
思い切って行くなら、青山学院大学の捕手・渡部海という声も多いという。西尾は渡部を大学ナンバーワン捕手と評し、打てて守れて、高校・大学で5回日本一になっていると紹介した。中日は現在の正捕手より若い捕手が少なく、それに続く捕手もベテランばかりなので、渡部を取って並べる手がある。打撃もよくDHもできるため、捕手と強打者を同時に取れるのは大きいと西尾は語った。
いけだも中日と広島は渡部に行きそうだとみる。昨年中日が1位で獲得した中西聖輝投手は、智弁和歌山、青山学院と渡部とバッテリーを組んできた。渡部が再び中西のボールを受ける未来を見たい、というのがいけだの個人的な思いだ。
阪神・広島も渡部が軸、外れたらどうするか
西尾は、報道にも出ているように阪神も渡部に行くとみる。坂本誠志郎はまだ力があるが、控えの梅野隆太郎らも年齢を重ねており、FAの可能性もある。広島も現在の捕手陣はレギュラーとしては物足りず、打撃強化の意味もある。西尾は、中日・阪神・広島の3球団がまず渡部に行くと予想し、「行くべきだ」とも述べた。
広島は内野手の補強も急務だが、西尾によれば今年は「1位間違いなし」という内野手がいない。かつての小園海斗のような選手がいれば先に行くだろうが、今年は最初の入札でショートが来ることはないという。外野も、田村俊介が退団し、最も若い外野手がルーキーの平川蓮で、23歳以下が1人もいない状況だと西尾は指摘した。
阪神については即戦力投手を求める見方もあるが、西尾は渡部を外したときの選択肢だろうとみる。今年は投手の候補が多く、外れ1位でもいい投手が残っている可能性が高い。むしろ近本光司の後継となる中堅手が必要で、明治大学の榊原七斗を西尾は挙げた。左投げ左打ちの中堅手で、体は大きくないが東京六大学で最もホームランを打っており、足もある。「肩の強い近本」のような選手で、渡部を外したら野手優先でいいのではないかと西尾は語った。
渡部の評価について西尾は、「何年に1人」という言い方を超えて、20年、25年に1人の選手だと話す。大学生捕手が1位で抽選になった例は過去になく、阿部慎之助は逆指名、その前の田淵幸一の時代は制度自体がまったく違ったという。
巨人とDeNAは織田に熱心だった
巨人は岡本和真の後継が課題になる。西尾は、他球団で織田を担当するスカウトから、巨人とDeNAはかなり熱心だったと聞いたという。織田の人気はどちらかといえばパ・リーグ球団のほうが高いが、巨人は二刀流というより野手として中軸を打ってほしい思惑があったのではとみる。
巨人の外野も若手が少なく、クライマックスシリーズで早々に敗れたことから即戦力に振る可能性があると西尾は話す。報道では榊原の名前も出ているが、東京ガスの藤沢という右打ちの大型外野手もいる。チーム関係者によれば、オープン戦を含めてノーヒットの試合はほとんど記憶にないほど打撃が確実で、甘い球なら長打やホームランもあり、運動能力も高い。いきなり藤沢を1位で行く可能性もあると西尾は述べた。また、昨年は竹丸和幸投手ら投手優先で行ったため、今年は上位2人のどちらかで野手を取りたいのではないかとも話した。
いけだは榊原を「ジャイアンツ顔」と評しつつ、織田の投手としての可能性も捨てがたいと語る。2年秋の関東大会で救援のような形で投げた際、約69球をストレートだけで投げて打たれなかったという。球速は150km近くだったが、それでも本調子ではなかった。投打両方の可能性を選べる球団に行ってほしかった、といけだは話した。
斎藤は、二刀流の育成プランの難しさを指摘した。中日なら工藤監督が育成プランを作るだろうが、巨人やDeNAで誰が作れるのかと考えると、二刀流を生かせるのはやはり日本ハムのような球団になってしまうという。斎藤は最近の巨人には「ジャイアンツ顔」ではない選手が多いと冗談を飛ばした。
DeNAについて、ファンである西川は宮崎敏郎の後継となる三塁手と、右打ちの強打者が欲しいと語った。西尾によると、右打ちの外野手は蝦名達夫しかおらず、藤沢を狙っているかと思っていたが、現場の温度感では織田に行くのではないかという。DeNAは数年前に山形中央高校の武田陸玖を一度二刀流で起用しており、可能性はゼロではない。昨年は佐々木麟太郎を1位で指名した(交渉権は外れた)。社長が数年前に「今の延長線上に優勝はない」と話していたこともあり、スケールのある選手を優先する方針に変わってきているのでは、と西尾は推測した。
斎藤は、外国人選手に助けられているチームを育成で強くしたいこと、どの球団もその世代のチームリーダーになる人材を求めていることを挙げ、意外な指名には人間性まで見ている場合があるのではと述べた。これを受けて西尾は、DeNAのスカウトが双眼鏡を持ち、練習中から遠くの選手の振る舞いやピンチで打たれた後の様子まで見ていると紹介した。織田はキャプテンを務め、あれだけの選手でありながらチームで浮いておらず、けがで離脱していた間もスタンドで懸命に応援していたという。そうした点がDeNAの評価基準に合っているのではないかと西尾は話した。
いけだも、けがをしていた時期にスタンドで応援する姿を見て、こういうときに支えられる選手が本物だと感じたという。山梨学院の吉田監督は、とにかく今の織田を見てほしい、状態は非常にいいのに、それを見せる場だった甲子園が途絶えてしまったのが心残りだと話していたそうだ。斎藤は、背の高い選手は体幹や股関節を鍛えることで動作のつながりが生まれる一方、そこでロスする可能性もあると述べ、プロでそこをどう補いながら成長するかが楽しみだと語った。
ヤクルト:補強ポイントは「全部」
ヤクルトは村上宗隆の後継が課題だ。昨年は1位で松下歩叶、2位で松川玲央と野手を取っており、西尾は2年続けて野手もなくはないとみる。外野は他球団から戦力外になった選手が頑張っている状況で、榊原や藤沢も候補になる。
投手も当然欲しい。石川雅規が引退し、田口麗斗らが戦力外となり、左投手が手薄になる。西尾は、大学ナンバーワンとして青山学院大学の鈴木投手を挙げた。体格があり、フォームが美しく、ボールに力があって制球もよい。スライダー系に課題はあるが伸びしろもあるという。ヤクルトは東京六大学や東都など神宮で活躍する選手を重視する傾向があり、慶應義塾大学の左腕・渡辺投手も空振り三振が取れ、先発もできるため優先度が高いのではないかと語った。捕手は既存の選手と若手の鈴木選手が伸びてきているため、渡部より他を優先できるのではないかとみる。
斎藤は、ヤクルトファンにドラフトで欲しいポジションを聞いたら「全部」と返されたと話した。いけだは、新聞の各球団補強ポイント欄で、ヤクルトだけ「池山監督が散歩中に珍しい虫を見つけた」という記事が載っていたと笑いを誘った。
パ・リーグ:日本ハム・西武・ソフトバンクは織田寄りだった
パ・リーグについて西尾は、日本ハムは織田に行くだろうとみていた。日本ハムは柴田獅子を二刀流で育てて結果が出てきており、右打ちと左打ちで160km級を投げる二刀流コンビができれば大きな売りになる。高校生の超大物が出たときにまず行く球団でもあり、逃げずに行っただろうと西尾は語った。西武とソフトバンクも打者が欲しく、上位3球団は織田の可能性があったとみる。
いけだはロッテにも行ってほしかったと話したが、西尾は、サブロー監督が来年2年目で勝ちを求めるなら早く使える選手という判断になりそうだとみる。オリックスは読みづらく、斎藤は「まずコーチを決めないと」と指摘した。下位3球団は投手寄りで、楽天は渡部だろうと西尾は予想した。
ソフトバンクは織田という話もあったが、それがなくなり選択肢が減った。西尾によれば、昨年は佐々木麟太郎に行っており、山川穂高も成績が落ちてきているため、将来の中軸を打てるスラッガーが欲しいはずだ。柳町達や正木智也も台頭したが、すでに20代後半から30歳前後になる。斎藤は、ソフトバンクの選手は出てくれば確実に活躍するが、出てくるまでの時間が長いと指摘した。西尾は、高卒3年目で出てきた前田悠伍は久しぶりに早い例で、ドラフト1位で活躍するのも珍しいと話した。出演者たちは、結局リーグ戦はソフトバンクの底力が勝ったと振り返った。
西武・日本ハムの補強と「サードの練習」の裏側
西武について西尾は、平良海馬にメジャー挑戦の話もあり投手も欲しいが、リリーフの投手が先発に回ることもあり、野手のほうが優先度が高いとみる。2桁本塁打は外国人選手だけで、近年上位で取った野手は中距離打者や守備型の遊撃手が多い。大砲が欲しい一方で、1位を投手にした場合、2位以下で取れそうな面白い選手として日本航空石川の二刀流選手を挙げた。身長190cm、体重100kg前後で、投げても150km前後、打撃の評価のほうが高く、夏までは投手か外野だったが今は三塁の練習もしているという。
斎藤が、三塁の練習を始めたのはどこかの球団の働きかけではないかと問うと、西尾は「あると思う」と答えた。監督とスカウトに信頼関係がある場合、ここを守らせてもらえないかと頼むことがあるという。西尾は例として、度会隆輝がENEOSにいた頃、DeNAの一軍とのオープン戦でずっと外野だった度会が三塁を守ったことを挙げた。当時DeNAのコーチだった斎藤もその試合を見ており、プロ側からのリクエストだったのではないかという西尾の見方にうなずいた。
日本ハムは左投手が細野晴希くらいしかいない。今年は大学生の左腕が多いが、高校生ではU18代表に選ばれた高岡第一の前田投手がいる。上背はないがボールが素晴らしいと西尾は評価した。西尾によれば、富山の高校から直接ドラフト1位で指名されれば史上初になるという。富山出身の西川は、夏の甲子園最高成績がベスト8で「47都道府県で一番勝てない」富山県にとって大ニュースになると喜んだ。
オリックス・川尻と、斎藤自身の「右肩上がり」の記憶
オリックスについて西尾は、昨年高校生投手中心だったため今年は大学生とみて、青山学院大の鈴木と、評価を上げている亜細亜大学の川尻投手を挙げた。川尻は秋季リーグでノーヒットノーランを達成し、身長190cm前後で体重もある。西尾のスピードガンで158kmを計測し、これは西尾が測ったなかで歴代最速だという。先発でも150km台中盤を連発し、出力の高さはナンバーワン。試合をつくる部分が課題だったが、山下舜平大のような雰囲気もあると西尾は語った。
斎藤は、春から秋にかけて右肩上がりに伸びる選手を高く評価するスカウトがいると話し、自身の1991年のドラフトを振り返った。外れ1位か2位と言われていたが、4年秋の明治神宮大会で148km前後を出し、1位で行きたいと言ってくれたのが大洋ホエールズと中日ドラゴンズだったという。事前に監督から「どうする」と言われたそうだ。
西尾は、東海大学の監督を務める長谷川氏(元ホエールズ・ベイスターズのスカウト)から、当時の東北福祉大学のいい選手は大洋・横浜か中日に行く話がついていたと聞いたと話した。斎藤は、つい最近まで「あのチームが選手を取ったから、もうあそこには出さない」といった関係があったと語り、西尾も「だいぶ減ったが多少はある」と認めた。かつては西武が伊東勤を熊本工業から所沢高校の定時制に転校させ、中日が大豊泰昭を球団職員として雇ったような手法もあったが、今はできなくなり、クリーンになったと出演者たちは確認した。
ロッテ:大学生左腕と横浜高校の池田
ロッテは昨年1位で石垣元気、3位で奥村投手と高校生投手を取り、毛利海大も獲得した。小島和哉がFAでどうなるか分からないため、西尾は大学生投手寄りではないかとみる。関西大学の米沢投手は昨年までけがで投げられなかったが、春にいきなり活躍して日本一になり、大学選手権MVPも獲得した。秋は少し調子を落としたが、フォームがよく、先輩の金丸夢斗投手に似ているという。
西尾は別の記事で、2位くらいで横浜高校の遊撃手・池田選手を推していた。ロッテの二軍には支配下登録の遊撃手がほとんどおらず、友杉篤輝や小川龍成の次の二遊間が欲しいはずだという。いけだによれば池田は150kmを投げられるほど肩が強い。実は池田はいけだの高校の体育教師の息子で、小学生の頃から甲子園に連れてきており、進路相談では熊本の高校ではなく横浜高校に行きたいと言っていたという。いけだはドラフトでかかったら「親族」と名乗るつもりだと冗談を言い、斎藤は自分もドラフト1位になったら親族が増えたと笑った。西尾は、守備は安定しているので課題は打撃だと述べた。
打撃と守備はプロで伸びるのか
ここで斎藤が他の3人に逆質問をした。斎藤は、打撃はプロに入ってから急激に伸びることはあまりなく、素質があったからこそあそこまで行けた人たちだと考えているという。プロ入り後に打撃が急に良くなった選手を何人挙げられるか、という問いだ。
挙がったのは、守備職人と言われながら2000本安打を達成した宮本慎也、古田敦也、辻発彦らだった。ただ斎藤は、辻はもともと4番を打っていて、森監督のもとでバットを短く持ち右方向に打つようになったと聞いており、元々持っている人だったのではとみる。投手出身の石井琢朗や、カープが打者として取りたがっていたと本人から聞いた野村弘樹の例も出たが、歴史の長さを考えると挙がる人数は少ないと出演者たちは認めた。
逆に守備は伸びるのかという問いには、具体例が多く挙がった。ヤクルト入団当初の岩村明憲は三塁守備が下手で、ノックを受けすぎて切れてグラブを叩きつけたことがあると聞いた話が紹介された。西尾は、岡本和真は高校時代に投手と一塁しかやっておらず、巨人のコーチが守備について教わったことがないと聞いて驚いたが、プロ入り後に教わり、オフに言われたことをやってきて上達したと紹介した。斎藤は、新井貴浩(現広島監督)がビジターの練習後も、紐を外して手袋のような状態にしたグラブで三塁のファウルゾーンでノックを受けていた姿を今も覚えていると語った。西尾も大学の先輩から、新井の送球はひどかったと聞いたという。
高校時代は無名だった「隠し玉」たち
斎藤が「3位でも5位でもいいからこの選手」という人はいないかと問うと、いけだと西尾は楽しみな選手は多いと答えた。
西尾が挙げたのは東北福祉大学の外野手・佐藤選手だ。報徳学園では投手だったがイップスになり、3年から外野に転向、最後の夏は背番号2桁だった。大学で本格的に野手になり、昨年急成長して大学選手権でMVPを獲得。まだ粗さがあり、守備でもミスがあるが、肩が強く右打ちの長距離打者で面白いという。同じ報徳学園で控えだった岡田選手も、NPB選手を1人も出していない大阪工業大学で活躍しており、高校で背番号2桁だった外野手2人が揃ってプロ入りしそうだと話した。
いけだは千葉の大学でプレーする吉川投手を挙げた。習志野高校時代は3番手か4番手で、習志野の試合をほとんど見ていたいけだも、高校野球を数多く見ている西尾も記憶にないほど無名だった。大学ではピザの宅配をしながら野球を続け、150km超の投手に成長。2部だったチームを自らの力で1部に上げ、最近では珍しく完投を重ねるという。今は上位候補とも言われていると紹介した。
さらにいけだは、カナダのブリティッシュコロンビア大学の杉本選手を挙げた。投げては158km、打球速度は170km超、50mは6秒フラット前後、体脂肪率9%という数値に度肝を抜かれたという。中学卒業後に日本の高校野球を経ずに留学した選手で、年齢は23歳前後とみられる。西尾によれば、昨年は日本ハムの練習に参加しつつ進路を迷っていたが、今年はNPB志望だという。ある球団のスカウトが夏場、東京大学のオープン戦に「極秘だ」と言われて行ったら、相手がブリティッシュコロンビア大学で、他球団のスカウトも大勢来ていたという。157kmが出ていたが制球はまだまだで、育成指名が面白いのではという話だと西尾は紹介した。
楽天:捕手を2人取る選択肢
楽天についていけだは、まず捕手が欲しいと話した。渡部が筆頭だが競合も考えられるため、次に誰を取るかが重要になる。いけだが推すのは亜細亜大学の前島選手で、横浜高校出身、日本代表にも選ばれた。捕手としての能力が高く、外れ1位でも十分だと思うほどの選手で、肩は渡部より前島のほうが強いという。斎藤も、捕手を重視する球団なら2人目も捕手で行くチームが1つ2つあってもいいと応じた。いけだは、楽天は2位のウェーバー順が最も早いため有利だと指摘した。
外野手については、榊原のような選手は競合しやすいため、取れなかった場合の右の強打者が必要になる。西尾は藤沢以外の候補として大阪商業大学の春山選手を挙げた。関西六大学リーグの本塁打記録(13本)を作ったスラッガーで、守備と走塁は平凡なため1位は難しいが、2位で欲しい球団は十分あるという。監督から「次打たなかったらプロ志望届を出させない」と言われた打席で実際に打った選手で、斎藤は「打てなかった俺とは大違い」と笑った。
ドラフト全体の注目点
最後に3人が全体の見どころを語った。いけだは、織田の決断で各球団が慌てており、本来なら重ならなかったはずの選手が競合する「アナザーストーリー」が生まれる可能性を指摘した。方針を変えずに行く球団もあるだろうが、織田という話が出ていたソフトバンクがどこに行くかが楽しみだという。
西尾は、昨年の佐々木麟太郎の指名には驚いたが、今年も織田がいなくなったことで「そこか」というサプライズの1位がどこかで出そうだと話した。1位指名は渡部、織田、鈴木、川尻あたりが多いとみつつ、サプライズ指名に最も注目しているという。
斎藤は、野球で重要なのは投手と捕手だとして、どの球団がどの順位で誰を捕手として取るかに注目すると語った。西川からアメリカでも同じ考え方かと問われると、アメリカはポジションに関係なく選手の能力で指名し、ポジションは後からトレードなどで活発に調整するため事情が違うと答えた。日本では取って育てるストーリーを作りたい傾向があり、高校や大学からのストーリーがあればなおよい。だからこそ、捕手がドラフトの要になる部分を見ていきたいと斎藤は締めくくった。
世界一の投手という最終目標に向け、アメリカの地で挑戦することを決めたと。今回のドラフトはやっぱり織田投手が一つ、もう鍵を全部握ってた。そういうことだと思いますね。
少し気持ちが楽になった球団もあると思うんです。確かに、考え方によっては。
実はね、これずっと黙ってたんだけど、俺は日本のドラフトを漏れた選手を取れるように、名前を高野連に上げて。「何やってるか分かってんの? 斎藤君」と言われて。
うわあ、怖い。野球界、怖い。
こんにちは。PIVOT BASEBALLです。皆さん、よろしくお願いします。よろしくお願いします。斎藤隆さん、そしてリモートで西尾典文さん、そして初登場の高校野球大好き芸人、いけだてつやさんです。よろしくお願いします。
久しぶりに屋内にいます。大体球場にいますんで。日焼けっぷりが、もうずっと外におられた感じが出てますよね。
かみじょうさんと並んでも、高校野球大好き芸人の一人だと。『アメトーーク!』など含めてね、西はかみじょうさんが見て、東は僕が見て、それで。そういう役割をさせていただいてます。
今回はドラフトをまた中心に取り上げていきますけれども、今朝、横浜高校の織田翔希投手が記者会見で、「世界一の投手という最終目標に向け、アメリカの地で挑戦することを決めた」ということを発表し、我々も急遽、もうスタジオ早く取らなきゃとなって、いつもと違う場所なんですけれども。
西尾さんにもリモートで急遽。名古屋にいらっしゃるんですよね。そうですね。すいません、名古屋にいますね。甲子園じゃないんですね、これ。そうですね、幕はですけど、甲子園にいるわけではないです。内野と同じ色してますよ、西尾さんですけど。そうですね、分かりづらいかもしれない。
西尾さんも池田さんとよく共演してる姿を見てますけど。共演というか、球場でよくお会いするのが多いですね。
甲子園は今年どんな? 3試合だけ見れませんでした。見たんじゃなくて、3試合だけ見れなかった。だから地方大会も合わせると、今年の夏だけで110試合ぐらい観戦。すごい。
もう電車の乗り換えとかは、西村京太郎みたいな。「ここで乗り継げば、なんとかこの球場に間に合う」みたいな。なんでサスペンスに。事件簿みたいになって。「ここがうまいこといけば」みたいな感じで、ちょっと回りましたね。なるほど。
西尾さんも、池田さんとはよく現地でお会いするってことなんですか? そうですね、現地でしょっちゅう。実は高校野球とか言いながらね、年末の小学生とかの大会でも会ったりします。小学生? どこまで見てるんですか?
数少ない、選手の親じゃない人たちです、見に来てる中で。スカウトともまた違うと。また違う感じですね。身内しかいない小学生の大会に、数少ない二人が。申し合わせたわけじゃないのに同じ球場にいる時とかがあるんで、「今日、西尾さんいるから、いい選手いるんだろうな」とか思うのもありますし。
完全に腕のいいスカウトと同じ。顔はよく、腕のいいスカウトは必ず、この子を狙っていくと必ず「あそこのチームの誰がいるね」。あるあるですよね。この話はあるあるですね。
ただ、さらにあるあるで言うと、「西尾さん、いましたよね」って言うと、「いませんでしたよ」っていう。西尾さんみたいな人、めっちゃいるっていう、夏は。
西尾さん、今朝、織田投手が記者会見で、ご自分の気持ちをああいうふうに表明しましたけれども、西尾さんはどういうふうにお聞きになりましたか?
本当に聞く人、聞く人で「ちょっと分からない」って話だったんですけど、ただ思い返すと、去年のもう年末にNPBのスカウトの方から、「もうアメリカの大物代理人が織田のところに来てるらしいよ」っていう話を聞いたんですよ。だから相当アメリカ側も動きが早かったので。今、織田投手の話で持ち切りですけど、多分来年もこうやって続く選手が出てくると思いますけどね。
なるほど。確かに。隆さん、近年、佐々木選手もそうでしたけれども、日本を経ずに行くっていう流れ。ここはどうですかね、見方としては。
この流れは出来上がってくるよね。実はこれ、ずっと黙ってたんだけど、俺、2016年、パドレスの初年度に、インターンの時は。そう、インターンの最初の一発目のパドレスのミーティングで、「これやろう」って言って。俺がやろうとしたのは、直接こういうふうにするんじゃなくて、当時はまだその権限がないから、俺は日本のドラフトを漏れた選手を取れるように、名前を高野連に上げて。ちゃんとアマチュアね、全部ね、アマチュアに上げてやっておこうってパドレスに言って、パドレスがゴーを出してくれて、やったのね。
やったけど、10年前。もうその時は、実はとんでもないことになっちゃって、大事になっちゃって。「何やってるか分かってんの? 斎藤君」と言われて。うわあ。
それで俺は泣く泣く、お願いした、俺の知ってる監督さん皆さんに頭を下げに行ったのに、もう一回改めて「ごめんなさい」と。「こういう理由でできなくなりました」ということで、できなかったけど、今活躍してる何人かの選手は、そのうちの一人。
じゃあ、見る目はやっぱり正しかったんだ。そう。それでようやくこういう時代が来たから、早かれ遅かれ来るんだろうけど、俺はいつも先走りが早すぎて、せっかちぶりが出ちゃうのね。もうちょっと時期を見てやればいい。時代の先駆けですよ、でもすごい。いつもこういうのをやると、もう駄目なんだよね。早すぎる。せっかちなんですよ。
どうですか、このニュース自体は。そうですね、正直な気持ちを言うと、一度はNPBで見たかったっていうところはありますし、あと横浜高校自体も、やっぱりここまで会見を組んでっていうのは初めてのことだったんで、多分監督さんとも相当話し合った結果だと思うと、監督さんは海外に行かせるっていうのを、だいぶ考えたんじゃないかなとも思いますし。
ただ、やっぱり織田投手、色々見ると、ものすごい早起きなんですよ。もう3時に出てくる。アイスクリーム、好きなアイスクリームとか、織田さんがね。アイスクリームとか、早起き。いやいや、早起き。3時、4時ぐらいにもう起きて、散歩したりどうこうっていう話をしてたんで、今考えると、あれ、もう時差を合わせようとしてたんじゃないかなと。そっちに合わせようとしてたのかなって、ヒントだったんじゃないかなと。
先月ぐらいに織田君の関係者の方とたまたまお会いすることがあって、聞いたら、まだ当時はエージェントはついてないっていう、僕に情報。でも、そうだよね。終わった時点でこういう発表ができる。すぐではなかったけど、このタイミングでするってことは、間違いなくエージェント的な人とようやく話がついて、学校側ともちゃんと話をしてっていう段階を踏んだんだろうなっていう。ちょうど2か月ぐらいかな、を経て、ちゃんとやったんだなっていうのは、俺の中ではなんとなく。
なるほど。村田監督自身も、今回の記者会見の中では「相談しながら、悩みながら、けんかしながら答えを出した」と。そう。ドリカムの歌詞みたいな。「しながら、しながら」ってね。
だけどいいよね。時代が時代なら、確かに絶対に叶えられないですもんね。そうだし、今行ってるメジャーリーガーの何人かだって、やっぱり日本の球団を経て。これが叶うようになったこの現状っていうのは、とても監督さん、コーチの方々、関係者の方々の理解が深まった、広まったっていう解釈は絶対的にあるよね。確かにそうですね。
去年も今年も横浜高校野球部にロケに行ってるんですけど、織田選手に話を聞いても、僕のインタビュー力不足のせいがありまして。「もう目の前の一戦一勝を頑張るだけです」から、ちょっと引き出せなくて。コピペみたいな。そう。「将来は海外とかアメリカとか?」みたいな。「もう目の前のことを一生懸命」。「じゃあ甲子園なら?」とか思って。「まず神奈川大会」みたいな。全然ちょっと引き出せないです。そんなことないです。
村田監督にでも、やっぱり話を聞くと、本当に息子のように思ってるし、彼が一番のびのびできるのが一番とは、ずっと言ってたんで、やっぱりこの辺りの愛情みたいなものはすごい思いましたね。ようやくそういう時代が来たのかなという気がしますよ。
西尾さん、よくこれまでのドラフトの注目選手だと、ドラ1の選手って、どこぞの球団が「うちは1位で行きます」とか、結構先に漏れてくるじゃないですか。駆け引き。今回なかったですよね、これ。でも、ここから動くんじゃないですか。やっぱりここからが一番。やっぱり織田投手の動向がないと出せないので。ちょうどこれ、1週間前ですけど、ここから一つ二つぐらいはあってもおかしくないと思いますけどね。
ってことは、今回のドラフト、やっぱり織田投手が一つ、もう鍵を全部握ってたってことですね。そういうことだと思いますね。少し気持ちが楽になった球団もあると思うんですけど。確かに、考え方によっては。なるほど。
競合する織田君、しかも行くか行かないかも分からないで悩んでて、次の選択肢があったところは、「織田も行くんだったら、もう改めてこっちに行きましょう」みたいなのが。ということは反面、「なんだよ」って言ってるチームもあるってこと。「行くのかよ、行ってくれよ」って。5球団でも6球団でも競合してくれればしてくれるほど、あの選手を取る可能性があるっていう球団もあるってことだね。そうですね。だから下手したら、もう思い切って行ったろう、みたいなところもあるかもしれないですね。
西尾さん、これどうですか。本人はアメリカと言ってますけれども、交渉権を得るという意味では、一応指名はできるわけじゃないですか。ありそうですかね、これ? さすがに僕はないと思いますけどね。もうここまで面談もした上で、それでもアメリカって言ってるので。
まず1位とかだったら当然リスクが大きいじゃないですか。じゃあ下の方で取ろうって言って、それも失礼な話に当たると思うので、僕は多分ないと思います。大谷選手の時はありましたけど、田澤選手の時もなかったので。森井選手ですね、桐朋高校からの時も、森井選手も指名は可能だったんですけど、指名がなかったので。やっぱりここまでちゃんと12球団と話をして、仁義を切ってじゃないですけど、やってるので、多分ないんじゃないかなと僕は思いますけどね。
なるほど。大学も視野に入ってるっていう話ですね、アメリカ。あれは僕が聞いた話だと、労使交渉がちょっと、このオフにメジャーの方が入るので、その影響で、1年大学に行ってからの方が、ゆっくり条件のいい契約を取れるんじゃないかっていう話はちらっと聞きましたけどね。
これについては少し話をさせていただくと、選手会側が「条件をのんでくれ」ってやるのがストライキ。オーナー側が「これを選手会、のんでくれ」ってお願いする時に、もめたりする時に起きるのがロックアウト。なるほど。今回はこのロックアウトの可能性が非常に高いと。そうなんですよね。回避できないんではないかと言われてるので。
ちなみに鈴木誠也選手がカブスに入る時も、実は3月の末ギリギリぐらいまでかかってるのは、あの時は選手会側のストライキがあったんですよ。もっと深掘りすると、野茂さんも実は入る年、ストライキだったんです。今回は状況は似てますけど、オーナー側が、ちょっと年俸の高騰がひどいんじゃないかと。一極集中してるんじゃないかっていうところの訴えで、もしかしたらっていうところの、多分こういう感じになってるんじゃないかと思います。
じゃあ実際に、織田投手がこれで意思を表明して、日本の球団は誰をドラフト1位に、どう考えていくのかというところを、今日は深掘りしていきたいなと。じゃあセ・リーグからでいいですか。はい。西尾さんが今回特に注目してる球団はどこでしょうか?
そうですね、やっぱり監督も変わりますし、ドラゴンズ。工藤さんはどう考えるのかというところですね。結構ドラゴンズは織田投手の評価が高かったそうなんですよ。そうなんだ。将来のエース候補。ここ4年連続ですかね、大学生のピッチャーを1位で行ってますので。高校生に最後に1位で行ったのが高橋投手で、その高橋投手もメジャーとかあるので、将来のエースっていうので「じゃあ織田投手あるんじゃないか」っていう話でしたけど、織田投手はここでなくなってしまったので、だいぶ方針が変わると思うんですけど。
ただ思い切っていくなら、もうキャッチャー、渡部選手っていう声も結構ありそうっていう話ですよね。青山学院大学の渡部海選手ですね。もう大学ナンバーワンキャッチャー。打てますし、守れますし、何せ高校、大学で5回日本一になってる選手です。
今、石伊選手が正捕手でやってますけど、もうそれより若い選手が本当に少ないですし、石伊選手の次に出てるキャッチャーたちもベテランばっかりなので、だったら渡部選手を思い切って取って、石伊選手と並べてとか。渡部選手はバッティングもいいので、DHもできますからね。そういうところで、キャッチャーと強打者を両方取れるっていうのは、大きいような気がしますけどね。
なるほどね。残りの5チームについてはどうですか? やっぱり渡部選手が相当人気になると思うんですけど、もう報道も出てますけど、やっぱり阪神もおそらく行くんじゃないかと。まだ坂本選手は力がありますけど、ただ他の控えも梅野選手、伏見選手。伏見選手もFAっていうのもありますし。確かに高齢化してますもんね。そうなんですよね。
あとはカープで内野手も減りましたけど、ただキャッチャーも今、坂倉選手と石原選手がやってるんですけど、ちょっとレギュラーっていう意味では二人とも物足りないので。さっきも言いましたけど、やっぱり打撃も渡部選手はいいので、打撃の強化っていうこともあって、この3球団辺りはまず渡部選手に行くんじゃないかなっていう気がしますし、行くべきかなと僕も思いますね。
なるほど。渡部選手含めてどうですか、評価というのは。そうですね、僕もやっぱり渡部選手。広島、中日辺りは行きそうっていうところがあるなと思ってまして。中日に関しては、昨年、中西投手がドラフト1位で入ったんですけど、高校時代から渡部選手とバッテリーを組んでるんですよ。そうですね。智弁和歌山時代でバッテリー、青山学院でバッテリー。だとしたら、その先のストーリーもちょっと見たいっていうところで。渡部選手がまた中西選手のボールを受けるっていう未来は、すごく見たいなっていうところが個人的にはありますね。
あと今、広島と阪神の名前が上がりましたから、広島、内野手を補強しないと結構まずいですよね。そうですね。ただ今年の市場みたいなところでいくと、もう内野手で「1位間違いありません」っていうような選手は、今年ちょっといないんですよ。だから宗山選手みたいな選手がいれば、先に行くと思うんですけど。あの時もカープは行きましたけど。ただ、おそらく今年、ショートで最初の入札で来るっていう選手はいないので、まずはキャッチャーとか、ピッチャーっていう選択肢もあるかもしれないですけど。
阪神だと即戦力の投手とかも欲しいんじゃないかなとかは思うんですけど、その辺りはどうですか? そうですね。だから渡部選手を外した時にっていう感じじゃないですかね。逆にピッチャーは候補が多いんですよ、今年は。外れでもいいピッチャーが残ってるっていう可能性も高いので、そこは結構あるかなと思いますし。
あとは阪神もセンター、近本選手の次っていうのも必要になってくるので。そろそろそうだね。そうなってくると、明治大学に榊原選手っていうセンターの左投げ左打ちの選手がいるんですけど、本当に六大学で、背は大きくないんですけど、一番ホームランを打ってますし、足もすごい選手で。本当に肩の強い近本選手っていうような選手なので。ほぼサイズ感は一緒ぐらいですよね。そうですね。でもパンチがありますからね。だから渡部選手を外したら、僕はそっちの方が、まず野手優先でもいいんじゃないかなって思いますけどね。
なるほど。じゃあ、そうなると阪神はキャッチャーをはじめとして、外野手で、あと即戦力右腕みたいな。そうですね、2位とかでね。それも外す可能性も当然あるので。広島はキャッチャー、二遊間。全部。全部にちょっと今。カープも外野手も欲しいと思うんですよね。そうだね、だから全部だよね。
田村選手が退団してしまったので、一番若い外野手がルーキーの平川選手なんですよ。そうですね。23歳以下が一人もいないので、野手も取りたいんじゃないですかね。
あと今、3球団挙げました。中日は先発右腕ってところでしたよね。どこかっていうことはないけど、キャッチャーっていうポジションはキーになりそうな感じがしますね。なるほど。そうすると、どうしても欲しいってなると、次の候補みたいなところを探す球団と、「そこはあえてまた違うポジションで取っていきますよ」っていうチームと。最初は同じ選手をピックするけども、その後変わってくるっていうような感じに聞こえますね。
そうですね。それにやっぱり「渡部選手、どれぐらいすごいんですか」っていうのをよく聞かれるんですけど、よく何年に一人みたいな言い方をしますけど、極端に言えば、本当に20年、25年に一人ぐらいの選手だと思いますので。何なら多分、阿部慎之助さん以来だと思うんですよ。過去に大学生のキャッチャーで、1位で抽選になった選手って一人もいないんですよね。
へえ。阿部さんの時は逆指名だったので。その前だと、もう田淵さんとか。田淵さんの時はやり方が全然違ったので、まず先に指名する順位を決めて、指名していく形だったので。
残りの3球団を見ていきます。まず巨人です。岡本選手の後が欲しいですよね。菰田選手どうですか、西尾さん。可能性あると思います。僕、他の球団の菰田選手の担当スカウトに聞いたんですけど、ジャイアンツもかなり熱心に来てるっていう話でしたので。どっちかというとパ・リーグの方が菰田選手は人気みたいなんですけど、ジャイアンツとベイスターズはかなり熱心で。二刀流って言ってますけど、野手として中軸を打ってほしいっていうのはあるんじゃないかなと思いますね。
外野もちょっと若い選手があんまりいないなっていう印象はあるんですけど。そうなんですよ。ちょっと早々にクライマックスも負けてしまったので、そうなると即戦力に振るっていうのは結構ジャイアンツはあるので。そうなってくると、報道ではさっきの明治大学の榊原選手なんかも出てましたけど、あとは社会人で東京ガスに藤澤選手っていう右打ちの大型の外野手がいるんですけど。
もう社会人でも常にヒットを打ってますし、僕、チームの人に聞いたんですけど、「オープン戦も含めてノーヒットの試合って、ほとんど記憶にない」って言ってるぐらい、打撃に関しては確実性もあって。甘いところに来れば当然長打、ホームランもあるので。運動能力も高いので、本当に長野選手みたいな感じで、割と早くから使える、打てる外野手っていうので、藤澤選手にいきなり行くっていうのもちょっとあるのかなって思いますけどね。
榊原選手みたいな選手は、多分ジャイアンツに必要だと思いますけど、菰田選手みたいなのって、やっぱりジャイアンツ顔じゃないかなっていう感じがして。ものすごくジャイアンツのユニフォームが似合いそうだなっていうところもあるんですけど。僕は菰田選手のバッティングをジャイアンツは評価してるかなって思うんですけど、投手っていうところも捨てがたいというか。
そうですね。怪我とかも本当に大変な時期もあったんですけれども、2年生の秋ですかね、関東大会に出た時に、復調登板みたいな感じで投げた時、6イニングぐらいストレートしか投げなかったんですよ。ストレートだけでしたね。ストレート一本で打たれないんですよ。どのぐらい出るんですか、それ? 150近く出るんですけど、それでもやっぱり本調子じゃないっていうところだったんで。
僕、菰田はまだ先が全然あるのに、ここに蓋しちゃうのはちょっともったいないぞっていうようなのがあって。できれば菰田選手には、その可能性、両方まだ選べるようなところに行ってほしいっていう気持ちはありますね。
隆さん、これ二刀流って、育成プランとかがちょっと難しいですよね。おっしゃる通りで、例えばドラゴンズが、ないかもしれないけど取るってなったら、工藤さん、多分育成プランを作るでしょう。ジャイアンツはどなたがその育成プランを作れますか、DeNAはどなたが作れますかってなると、彼を生かしてくれる、二刀流として生かしてくれるっていう考え方で言うと、また日本ハムファイターズだったりとか、なってきちゃうから。
あと、やっぱり気になるのは、最近のジャイアンツの人、誰とは言わないけど、ジャイアンツ顔じゃない人が多いよね。そう、多いですね。誰的な、誰とは言わない。昔のジャイアンツの並びからすると、あんまりいないですよね。あれ、どういうことなの? パ・リーグっぽい顔というか、何と言いますかね、愛嬌のあるね、ジャイアンツの選手が多いよね。
僕はなんとなく、去年やっぱり竹丸投手、ワイナル投手って、結構ピッチャー優先で行ったので、上二人が野手じゃないかもしれないですけど、野手はどっちか、上位では欲しいんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど。ではDeNAに行きたいと思います。CSも好調で。好調ですよ。嬉しいですね。やっぱり強いですよね。やっぱり来るんだから。勢いだけじゃないですよ。ちょっとあんまり余計なこと言わないで。勢いだけみたいな言い方やめてください。言われるからね。
僕、ベイファンとして言うのであれば、まず宮﨑選手の後継者としてサードが欲しいなっていうところと、やっぱりなんだかんだ右打ちのバッターで強打者がそんなにいないんで、外野でいたら嬉しいなみたいなのはあります。西尾さん、どうですか?
右打ちの外野手が蝦名選手しかいないんですよね。だから、さっき挙げた東京ガスの藤澤選手なんかは、ひょっとしたら狙ってるんじゃないかなと思ってたんですけど。ただ、結構現場の肌の温度感だと、さっきも言いましたけど、結構菰田選手に来てるんじゃないかっていうのがあって。二刀流でいきたいんだね。
結局今はピッチャーに専念してますけど、数年前に武田陸玖選手って、山形中央高校から取った選手を一度二刀流でやったっていうこともありますので、ゼロではないっていうのもあると思うんですよね。あと、やっぱり大きいのは、去年、結局外しましたけど、佐々木麟太郎選手に1位で行ったじゃないですか。
だから何年か前に社長が、「今の延長線上に優勝はないと思ってる」っていう話をされてたんで、もう本当にスケールがとにかくある選手っていうのを、ちょっと優先していこうっていう方針に変わってきてるんじゃないかなっていう気がして、菰田選手かなっていう気が僕はちょっとしてますけど。
隆さん、右打ちの外野手だと、カナダの選手もいますけれど。そうですね、外国人はいますけどね。助っ人に助けられてるこの我が球団を、どうにかして育成からきちんと育てていって、ってところにやりたいよね。
確かに、ポジション的な埋めていきたいところもあるけど、年齢を考えると、本当にその世代、その世代でチームリーダーみたいなのも育ってくれるといいなっていうのは、これはもうDeNAベイスターズに限らず、どのチームも思ってるから。そういう逸材がいれば、ドンと。「なんでここに行ったの?」っていう選手は、もしかしたら人間性みたいなのまで見られて取ってくる選手なんかもいるんじゃないかなと思うんで。その辺は色々、また話が長くなるでしょ。
隆さん、ちょっと言っていいですか。今、ベイスターズは本当にそこを重視してて。そうですか。もうスカウトの方、みんな双眼鏡を持ってて、練習の時から遠くの選手をチェックしてるんですよ。ピンチで打たれた時とかを見たりとかもしてますし。
菰田選手は、僕も取材して思いますけど、みんな本当に人間的にも素晴らしいって。野球に取り組む姿勢も。実際、キャプテンもやってましたし、あれだけすごい選手が、チームの中でも浮いてる感じが全くしなかったんですよね。怪我で離脱してる時も、スタンドで一生懸命応援してたっていう話ですし、そういうところもベイスターズの評価ポイントに合ってるような気がするんですよね。
言って怒られるよ。言いすぎてベイスターズの関係者に怒られちゃう、それね。行きましょうか。これ行くね。
本当に西尾さんのおっしゃる通りで、怪我してる時にスタンドで、手が折れてるんですけど、肩を組んでこうやって応援してるのとかを見ると、やっぱりすごい。こういう時に支えられるやつが本物だっていう感じもしたんですけど。やっぱりでかすぎてサイズが合わないっていうのがね。頭を押さえつけてるみたいな。上に頭が当たってるみたいなね。ありましたもんね。
でも本当に、山梨学院の吉田監督とお会いした時にお話を聞きましたけど、怪我した後に「とにかく今の菰田を見てほしかった」っておっしゃって。「ものすごくいい状態なんだ」と。「とにかくみんなに見てほしい」と。ただ、それを表す場所だった甲子園が途絶えてしまって、見れなかったっていうところが心残りっておっしゃってたんで、その先の菰田の進化をどの球団が引き受けてくれるかっていうところで。DeNAさんでも、ぜひぜひ。
なるほど。あれ、1年の春の選抜に出てますよね。僕、その時、山梨学院の実況をしてて、吉田監督に取材すると、「先輩のために頑張れるやつだ」って言ってたんですよ。そう。だから、その言葉が今フラッシュバックして、思い出しました。そうですね。本当に吉田監督も大事に育てた選手だと思いますんで。
こういう選手は、本当に筋力とかもちろん順調についてくるけど、一番難しいのはやっぱり体幹とか股関節とか。身長のある人って、手前みそみたいな話になるけど、そこを鍛えていくことによってつながりが出てくる。逆に言うと、体幹とかでロスしてしまう可能性があるんで、それは投げるとか打つとかの動作は、どこでも絶対に必要になるんで。そういったところをどうやってプロで補いながら成長していくか、楽しみだね。ですね。
なるほど。ヤクルトだと、ここも村上選手の後、誰が継ぐとかですよね。内野どうなんだって。1位で松下選手、2位で松川選手と、野手で思い切っていって、松下選手が後半ちょっと良くなってきてるので。どうですかね、2年続けて野手っていうのも、なくはないと思うんですけど。
野手で行くなら、やっぱり外野が、少しよそから戦力外になって来た選手とかが頑張ってる感じなので、さっき出た榊原選手、藤澤選手なんかも、もちろん候補になると思いますし。やっぱりピッチャーも当然欲しいので、そうなってくると、もう大学ナンバーワンっていうと、青山学院大の鈴木投手。
やっぱりもう実績もありますし、フォームが何せ、見てて美しいというか、無駄のない投げ方で。ボールも力がありますし、コントロールもいいので。ちょっとスライダー系のボールがまだ課題なのかなとは思うんですけど、でもまだまだ伸びしろもありそうなので、鈴木投手とか。あとやっぱりヤクルトは、結構六大学とか東都で神宮で活躍してる選手を重視するっていうところもあるので。
あとはピッチャー、慶應義塾大学の渡辺投手、左ピッチャーですね。本当に空振り三振を取れるピッチャーで、先発も本当にできるピッチャーなので、この辺りが結構ピッチャーで行くなら優先度が高いんじゃないかなっていう気がしてますけどね。
なるほど。石川選手が引退して、青柳選手と田口選手が戦力外ですよね。だから投手は、当然前も必要になりますし。村上がいなくなって、哲人もちょっと心もとないところがあるからね。ものすごい補強ポイント、めちゃくちゃある。欲しいですけどね。
ヤクルトファンに「明日は番組収録なんだよね」って言って、ドラフトなんだけどさ、「全部だよ」って言われて。「ポジション全部欲しいから」って。早いな、これ。全部か。ベイファンだと「やっぱりサードかな」とか、「センター、森いけるかな」とか、そんな感じでみんなでワイワイ話してるんですけど、ヤクルトの友人はちょっとやっぱりこんな感じです。
あえて言えば、キャッチャーは古賀選手と若手の鈴木選手が伸びてきてるので、渡部選手に行かなくてもいいって言い方ですけど、それよりも他を優先できるんじゃないかなっていう気がしますけどね。そうですからね。
僕も調べてて、各球団の補強ポイントはどこだ、みたいなのが雑誌とかに出てたんですけど、新聞のやつを見てたら、色んな球団のことが書いてあったんですけど、ヤクルトだけ「池山監督、散歩中に珍しい虫を見つけた」っていう記事。全然違う。もう全然書いてないな。気になる、その虫。関係ないのか。マジか。それ、無視できなかったね。しょうがないな。
そうか。誰で来るのかというところですね。じゃあパ・リーグを見ていきましょうか。どこから、西尾さん、見ていきますか?
やっぱり上から行くと、さっきの話の続きで言うと、菰田選手は日本ハム、僕は行くと思うんですよね。二刀流をやってきてます。今、柴田選手も二刀流で良くなってきてるじゃないですか。二人の、右打ち左打ちで、二人とも160キロとか投げるみたいな、すごい二刀流コンビができたら、もうとんでもない売りになると思いますし。日本ハムってこういう高校生の超大物みたいな選手が出てきた時はまず行くので、逃げずに、僕はまず日本ハムは行くような気がしてますけどね。
なるほど。西武も菰田選手どうですか? そうですね、西武、バッターが欲しいと思うので。あとソフトバンクもそうだと思うんですよ。割とこの上位3球団は、菰田選手っていう可能性が結構ありそうな気がしてるんですよね。
僕、ロッテとかも行ってほしいですけどね。ロッテですからね、千葉ですからね。ロッテも面白いと思うんですけど、ちょっとサブロー監督が来年2年目なんで、やっぱり勝ちたいってなると、早く使える選手っていう判断になりそうな気もしますし。難しいですけどね。
オリックスとかも読めないんですけども。オリックス、まずコーチ決めないとね。そうですね。色々決めないといけないことも多いと思いますし。なので、上は割と菰田選手寄りで、下の3球団はピッチャーとか、楽天は僕、渡部選手かなって思ってますね。やっぱりキャッチャーかなと。
ソフトバンクとか、織田選手に行くんじゃないかっていう話も。確かに。地元でしたから。なくなっちゃいましたからね。いなくなっちゃったあれですけど。そうなると逆にもう一本絞れるってことですね。選択肢が減ったというか。
やっぱり去年、ホークスも佐々木麟太郎選手に行ってるじゃないですか。山川選手もちょっと落ちてきてますし、将来の中軸を打てるスラッガーは欲しいと思うんですけどね。確かに。柳町選手も正木選手も台頭してくれるけど、もう30代ですもんね。そうですね。正木選手も大学を出て5年目、もう20代後半とかなんですよね。だから、あんまり若手で、次ってなるのがやっぱり欲しいような気がしますけどね。
ソフトバンクって、確実に出てきたら活躍するけど、その前の時間が長いから、出てきた時がもう結構年齢がね。もう本当にすごい、春ぐらいにポンって出てくるから、早く感じるね。その先がね。そういう意味じゃ、若い元気な選手っていう考え方はありだね。確かに。
前田悠伍投手が、だいぶ久しぶりにこんな早く出てきたんじゃないですかね。高卒3年目ですからね。ドラ1で活躍っていうのも、結構珍しいですからね。そう、ドラ1がなかなかうまくいってなかったですからね。そうね。
しかしリーグ戦、結局ソフトバンクが強かったですね。強い。結局やっぱり強いんですよ。日ハム行くかとか、ライオンズが来たみたいになってたけど、結局バンクでしたね。強いですね。やっぱり強い。底力がすごいね。怪我人が出ても、なんてことないもんね。確かに。
あと、西武、日ハムもちょっと一緒に見ていきましょうか。西武だと、4番を打てる方とか内野手とかっていうところが、今一個キーワードではありましたけれども、ピッチャーっていう視点はどうですか?
ピッチャーも欲しいと思うんですよ。おそらく平良投手とかメジャーっていう話もありますし。ただ、今年リリーフをやってた羽田投手とかが多分前に回ったりとかしてくるので、やっぱり野手の方が。今、2桁ホームランを打ってるのは外国人選手しかいないですし。
下の順位の方では、ちょっとそういう長距離的な選手を取ってるんですけど、結構最近上で取った野手って、割と中距離打者とか、ショートの齋藤選手とか、守備がいい選手とかっていう感じなので。サードも今、渡部聖弥選手、外野の選手がサードをやってたりするんで、そういう意味でも大砲みたいなのが欲しいと思うんですけど。
菰田選手じゃなくて、まず先にピッチャーって言った場合に、2位とか3位以降で取れそうな面白い選手だと、日本航空石川に保西選手っていう選手がいるんですけど、保西選手も二刀流ですごいんですよ。体格も190センチで100キロぐらいありますし、投げても150キロぐらい投げて、バッティングの評価の方がやっぱり高そうで。夏まではピッチャーか外野だったんですけど、今サードの練習もしてるっていう話を聞いたので。だから西武とかは、こういうタイプが好きそうな気がちょっとしますけどね。
そういう、サードの練習を始めたっていうのは、どこかの球団から刺激を入れられて、「サードを見たいな」とかいう話からの、そういう練習とかっていうのもある? あると思いますね。僕、他の、前に聞いた時に、結構やっぱり監督とスカウトの方の信頼感があった時に、「ちょっとここをやらせてもらえないか」みたいな話をして、やってもらうとか、そういうのもあったと思いますし。
ちょっと前ですけど、度会選手がENEOSにいた時に、ベイスターズの一軍が最後にオープン戦をやったんですよ。その時、度会選手はずっとライトを守ってたんですけど、その時サードを守ってましたから。見た、見た。俺、その時コーチをやってて、ちょうど。あれ、多分プロ側からリクエストがあったんじゃないかなと思いますけどね。そう、あるんだね。
あとは日ハム、左腕どうですか? ちょっと細野選手だけですもんね。なので。今年、ただ結構左腕は大学生もいっぱいいますし、高校生もいるので。高校生だとU18に選ばれた高岡第一の前田投手。もう上背はないですけど、やっぱりボールは素晴らしいですしね。
あと仙台育英の杉本投手も、そこまで体は、177ぐらいだと思うんですけど、でもボールが強いので。結構こういう左のピッチャー、大学生は他にもいっぱいいるんですけど。ちなみに、西川さん向けに言うと、富山の高校からドラフト1位で行ったら史上初なんですよ。
マジですか。嬉しいな、これ。高岡第一、前田投手は可能性、大いにあると思いますけどね。これは富山県民およそ100万人、沸きますよ。大学とか社会人を経由した場合はあるんですけど、富山商業にいた中澤投手とか、トヨタ自動車とかがあるんですけど、高校からはないみたいですね。
そうか。夏の高校野球、最高がベスト8ですので、我々47都道府県で一番勝てない富山県。春はベスト4、新湊旋風。夏はベスト8なんで、なかなか厳しいんですよ。だから本当に一勝するだけで、本当にお祭り騒ぎになるんで、富山県、我々。
富山に行くと、めちゃくちゃ試合が盛り上がってますけど。盛り上がってますよね。富商対高商とか、すごい盛り上がるんですけど。応援とか素晴らしいですからね。なかなかね、そうなんですね。プロで活躍するっていうのが、なかなか難しい。
なるほど。パ・リーグ、他3球団を見ていきましょうか。オリックス、ロッテ、楽天です。上から行きますか。オリックス、先ほどもちょっと話してましたけど、西尾さん、この辺り。
そうですね。オリックスが一番読みづらいんですけど、去年やっぱり高校生のピッチャー中心で行ったので、やっぱり大学生かなってなると、さっき挙げた青山学院の鈴木投手とか。あと、ここへ来てまた評価を上げてきてるのは、多分亜細亜大学の川尻投手。ノーヒットノーランしましたからね。そうですね。190センチ。
ぐらいあって体重もあって、もう158、僕のスピードガンで出たんですけど、僕これ測ってて歴代最速なので。もうその1球だけじゃなくて、大体150中盤出るんですよ。先発で投げても。やっぱ出力の高さはもうナンバーワンって言えると思います。ちょっとその試合作るところが課題だったんですけど、でも秋は本当さっき池田さんおっしゃったようにノーヒットノーランやりましたし、もうスケールは抜群なので。ちょっと山下舜平大投手みたいな雰囲気もありますしね。だからそういう川尻投手なんかもオリックスはありそうな気がしてますけどね。
スカウトの人ってやっぱりこう右肩上がりに来る、春から秋にかけて伸びてきてる選手、高校生なら春から夏にかけて、こういう選手の見方すごいする人いるので。もしかしたら急激にぐんと上の方で指名っていうのもあるってことだよね。
そうですね。間違いなく12人の中には入ってくると思うんですけど、多分今までだったら外れ1位とか、2位にちょっと残るかなみたいになったのが、ひょっとしたらあるかもなぐらいにちょっとなって。
俺がそうだった。91年の大洋。91年のドラフトの時の俺がまさに言われたもん。もう外れ1位か2位って言われてて、4年の秋の神宮でまたスピード、もう10キロ差があるけど、148キロぐらいまで出て。
いや、当時はすごいですよね。
春より。で、一気に1位で行きたいっていう球団が来てくれたのが、当時の大洋ホエールズ、最後の大洋ホエールズと中日ドラゴンズ。この2チームが来てくれたんですよ。だからこの感じですよ。まさにこう右肩上がりな選手って聞くとね。
あれ、事前に1位で行くよっていうのは言われるんですか?
あのね、「どうする?」みたいなことは言われました、監督に。何をどうすんのか分かんないけど。
「どうする?」って言われるんですね。
監督ももう亡くなられたんで何言っても大丈夫ですけど。そう、なんかちょっとあったのかな、昔って。
でも僕は東海大学の監督されてる長谷川さん、ホエールズ、ベイスターズのスカウト、長谷川さんにもお話、当時はやっぱもう東北福祉大のいい選手は大洋、横浜か中日っていうので、なんかもう話ついてたみたいな話聞きましたけど、やっぱそうなんですか。
そうなんですよ。そのね、すごいこうやっぱ繋がりが当時は強かったので、ありましたね。
そう、なんかいろいろネットに言われてるね、何々大はベイスターズ。
ありました。昔は本当に、本当にありましたよね。よく言われる通りだったですよね。
やっぱそうなんですね。
そうです、そうです。そろそろその不文律破っていただきたいですけどね。いい選手もたくさんいるわけですよ。
最近も、どこどこの選手を取ったからあそこにはもうやらないみたいなの、もうついこないだまでありましたよ。今はどうか知らないけど。なんか禁を破って取っちゃった、あのチームは、みたいな。で、あそこのチームとこの球団の関係性ができたから、もうこっち側は取らないみたいなのは、結構つい最近までありましたよね。
いや、あると思いますね。だいぶ減りましたけど。
あるんですよ。だいぶ減ったってことはやっぱまだ残ってますね。
そうですね。多少はあると思いますね。
出し切ってはない。出し切ってない。膿的なやつはまだ出し切ってない。
仕方ないですよね、やっぱね。ありますね。これどうしてもしょうがないですね。昔は駆け引きすごかったんで。
本当あれですよね。西武なんか、ごめんね、余談長くなってる。社員として入れてやってましたよね。伊東さん。あれ誰だっけ、違うかな? 有名な選手。
伊東さんはあれですね、熊本工業から所沢高校の定時制に転校させて、練習生みたいなので。
さすが。大豊さん、中日。
なんか確か海外から来てるんで、1年、示すのに必要だったんですけど、その時にやっぱり中日が球団職員っていう形で。
ですよね。やり方は今できなくなっちゃったんですけど。
今ね、そう、だめですけど、当時あったんですよ、そういうパターン。ロンダリングみたいな位置がある。
あったんです。今はだから本当にクリーンですよ。
そうですね。本当クリーンになりましたね。
クリーン、言い方がちょっとごめんなさい。そうすると前の方を否定してるみたいになるから。また野球界から怒られちゃう。怒られてるか分かんない。怖い人が出てくる。
怖い怖い。分かりました。残り2球団行きます。ロッテです。ロッテはどうですか? サウスポー最近いないですね。
ロッテもちょっと去年もピッチャー行ってるんですけど、1位石垣投手、3位奥村投手は高校生でしたので。で、毛利投手取ったんですけど、小島投手がFAでどうなるか分からないってなると、割と即戦力というか、大学生とかのピッチャー寄りかなっていう気がなんとなくしてますけどね。
関西大学、今年春活躍したんですけど、去年まで全然怪我で投げられなかったのが、春いきなり大活躍して、日本一にもなりましたし、大学選手権MVPで。ちょっとその反動で秋は少し調子落としてたんですけど、でもフォームもいいですし、ちょっとやっぱ先輩の金丸投手っぽいですよね。だから左ピッチャーの大学生ってなると、結構やっぱり米沢投手は評価高そうな気がしますけどね。
西尾さん、他の記事のところで、中位ぐらいに横浜高校の池田選手推してましたね。
ありがとうございます。やっぱりショートの選手も少ないので。今2軍ね、本当に支配下のショートの選手がいないんですよ。みんな育成とか、怪我で育成に落ちちゃった選手が大半なので。友杉選手とか小川選手は今頑張ってますけど、次のショート、セカンドみたいな選手が欲しいと思いますけどね。
なるほど。単純に150キロ投げれますからね。肩の強さ抜群ですからね。
熊本ですね。そういえば池田選手は僕の。
池田選手はね、池田さんともう並々ならぬ繋がりが。
僕の高校の体育の先生の息子で。
もう1回言って。もう1回。高校ですか?
はい。僕の高校の体育の先生の息子。
近い近い近いな。
それで、もう本当にちっちゃい小学生ぐらいの頃から甲子園に連れてきて。「こいつ野球やりたいって言ってるけど、どこの高校行ったらいい?」みたいな話してて。「どこ行きたいの?」って。熊本だから熊工とかって言ってたら、「横高行きたいです」みたいな。日本代表にもなって、今ドラフト候補にもなっていうところで。
すごいね。同じ池田姓ですしね。
池田なんで、はい。
親族みたいな感じの繋がりに。
ドラフトでかかったらもう親族って言おうと思って。あるあるじゃないですか。
待って待って。気になるのは、かかんなかった時言わない?
いやいや、その時もちゃんと面倒見て。面倒見る必要はないですけど。
面倒見る必要はないんですけども、親族って今言い切った方がいいんじゃない? みたいな。言うが勝ちみたいなね。「熊本の池田です」みたいな。
あるあるだよ。俺もドラフト1位になったら親族増えたもん。あるある。これすごいあるある。本当あるあるだからね。でもね、地元だとね、やっぱり注目浴びますし。
そうですね。本当にもうね、やっぱ熊本の星で頑張ってくれましたんで。
でも本当身体能力が高いんで、ショートとしてのポジションはすごく安定してると思うんで、あとはこれからバッティングですね。打撃がやっぱちょっと問題視されると。
これさ、3人に逆質問させてもらっていい? 俺はね、バッティングってプロに行ってあんまり急激に伸びるってことはないって思ってんの。つまり資質があったから、みんなあそこまで行く人たちだと思ってんのね。俺はね。俺はだよ。皆さんはなんか、プロに入ってからあの人急にバッティングすごくなったみたいな人を何人挙げれますか?
でも宮本慎也さんとか、自衛隊って言われてましたよね。
ああね、慎也ね。2000本安打打ちましたからね。確かにな。でも確かにそんなに挙げらんないですよね。そこから、あんまり打ってはなかったけど守備職人みたいな人がっていう。
そうね。それで言うと、古田さんなんかはどういうふうにみんな見てんだろう。
でも古田さんもそうなんじゃないですか。やっぱ2000、すごいところになるかな。代表的な辻さんとかは。
辻さんか。辻さんでも俺聞いた話は、4番打ってたって言うんだよね。それを森監督が、もうバット短く持って右方向に打つようになって、広角になって、2番。でもあの方身長も大きいし、実は長打力もあるのに、みたいなところだから。元々持ってる人じゃないかな。でもこれだけでも少なくない?
確かに。そうですね。これだけの歴史があってって考えると。石井琢朗さんってピッチャーですよね。
ピッチャーだけど、当時で言ったら今の二刀流に近い選手だったから。自分で野手って言ったって言うけど。あと野村弘樹ね。彼もチームによってはバッターで取りたい、例えばカープかな、バッターで取りたいって言ってたっていうような、本人から聞いた記憶があるけどね。
最近だと勝田選手頑張ってて、あのストーリーが頭の中に今刷り込まれてるから。
勝田選手は高校の時からバッティング良かったですもんね。
やっぱそうでしょ。やっぱそうなんだよね。
日本代表の時にも打ってましたもんね、確か。
それで言うと、守備の方がうまくなるのかっていう話なんだけど。これもさ、どうなの? 守備あんまり期待できない。
聞いたことあるのは、幸雄さんに聞いたことあるんですけど、岩村選手、ヤクルトはもう入った時本当にサードの守備下手くそで、もうずっとやってて。もう1回なんかノック受けすぎて、岩村がキレてグラブ叩きつけたことがあったって話は聞きました。
ガンちゃん下手なイメージないもんね。
そうですね。でも本当最初はめちゃくちゃ下手だったって言ってましたよ。
そうなんだね。なるほどね。だから、岩村というパターンは確かにそうか。みんなそれぐらい守備はでも実は練習するか。
でも岡本和真選手もそうじゃないですかね。めちゃめちゃ評価上がってるけど。
そうなの?
そうですね。もうだって高校の時、まずピッチャーとファーストしかやってなかったので。これは井端さんから聞いたんですけど、ジャイアンツのコーチになった時に、まず岡本に話したら、守備のこと全く教わったことがなくてって言って。「お前よくそれでやってきたな」みたいな、そんな感じだったらしい。
本当1日24時間で過ごしてますか? 誰と、どのタイミングでそんなネタ、どこでどうやって収集。1日30時間ぐらいありそうな。
でもそこから守備、プロ入ってから教わって、1番ちゃんとオフの間にやれって言ったことやってきて、うまくなったって言ってましたけどね。
それで言うと新井監督かな。新井監督はもうビジターの練習が終わってもまだやってるぐらいの勢いで。大下さんのノック受けてたかな。
新井さんもなんか、ひどかったって。僕、大学の先輩が今市川高校というとこで監督されてるんですけど、もうスローイングなんかひどかったって言ってましたけどね。
そうね。だから新井監督がノック受ける時、普通のグローブの紐全部取ってるやつで。
手袋みたいなやつ。
手袋みたいなグローブの状態で、ビジターで行った時、サードのファウルゾーンで受けてるの未だに覚えてる。あの人ほどスパルタな野球をやってた人、すごいなと思ってね、覚えてるけど。そうか、やっぱそういう選手出てきてほしいね。そういう選手誰かいない? もうこの選手3位でも4位でも5位でも、みたいな選手いないの?
でもいっぱい楽しみな選手は多いですけどね。
多いですね。
いる? 本当、福祉大とか東北高校にいない? 地元。
福祉大は佐藤選手っていう外野手の選手がいるんですけど、佐藤選手は報徳学園の時にピッチャーやってたんですけど、ただイップスになっちゃって。最後の3年から外野になって、3年生の夏は背番号2桁だったんですよ。大学行ってから本格的に野手になったんですけど、去年から急に伸びて、去年大学選手権でMVP取ったんですよ。
すごいね。
ホームラン打って。ただやっぱりまだまだ荒いので、当たればすごいんですけど、ちょっと率があれだったり、守備もピッチャーやってたんで肩は強いんですけど、まだポカがあったりするので。ただ能力は高くて、右打ちで長打打てるので、かなり面白いなと思いますし。
もう1人、同じ報徳学園で岡田選手っていう選手が今大阪工業大学にいるんですけども。この選手も高校の時控えで、15番とかなんかで。大阪工大ってそんなに強くないんですけど、今まで1人もNPB出てないんですけど、そこから活躍して、今すごい活躍して。もうこの佐藤選手、岡田選手で、高校時代背番号2桁だった外野手が揃ってプロ行きそうで。
夢あるね。
そうなんですよ。だからこういう選手は面白いと思いますね。やっぱその高校時代あんまりだったけどみたいなのが伸びてくると、やっぱワクワクするんで。
今だと千葉商科に。
そうですね。吉川ですね。
習志野高校時代、習志野高校なんですけども、もう全くの無名で。僕ほぼほぼ習志野の試合見てたと思うんですけど、全く記憶になくて。
そんなに見てる2人が無名という選手。4番手とか3番手だったらしいね。
そうですね。大学入ってもピザの宅配しながら野球部続けて、めちゃくちゃ頑張って。そしたら今はもう150超えるまでになって、今ドラフトでも上位じゃないかって言われてるような。
チームも千葉2部だったんですけどね。吉川投手の力で1部に上げて。
すごいですね。
最近では珍しくめちゃくちゃ完投するんですよ。結構1人で投げて。
魅力あるね。
腹決めて、もう俺は絶対プロ行くっていうので、もうめちゃくちゃ頑張った選手なんで。
へえ。あと、ちょっと最近気になる。
教えてよ。
杉本寛斎選手っていう。
はいはい。寛斎。
山本寛斎さんの寛斎ですね。ブリティッシュコロンビア大学っていう。
海外ですか?
カナダにある大学なんですけど、結構度肝抜かれました、僕は。
何に? 名前だけじゃなくて、何に度肝抜かれてんの?
まず投げたら158キロ。
速いですね。
打ったら打球速度170超える。しかも50メートル6秒台、6秒フラットぐらい。
速い。
体脂肪率9%。
スマート。
ものすごい化け物が、実はちょっとどっかでかかりそうじゃないかっていう噂になってる選手で。
あれ今年何歳なんですか? もうかかる代ですよね。
23ぐらいだと思うんですけどね。確かそれくらい。去年も一応、日本ハムの練習参加とかしてたらしいんですけど。ただ去年はまだ迷ってて、今年はもうNPB希望っていうので。
僕、夏場ぐらいにある球団のスカウトの人が、「西尾さん、この前東大の試合行きました?」って言われて。さすがに東大のオープン戦は僕あんまり行かないんですけど、「どうしたんですか?」って言ったら、ブリティッシュコロンビア大が来てて、東大とオープン戦やって。「極秘だぞ」って上司に言われて行ったら、他の球団めっちゃ人来てて、全然極秘じゃないじゃんって。
あるあるね。
やっぱり157とか出てたらしいです。
いい球してるな。
ただコントロールがかなりまだまだらしくて、そこあれなんで、多分育成とかで面白いんじゃないかっていう話ですけどね。
でももう本当、その1球見るとちょっと心掴まれる。すごい球投げてますね。体も。
でも高校からもう向こうに行ってたらしいですよね。日本の高校野球をやらずに、中学卒業して向こうに留学してっていう選手ですね。
ちょっと今調べたんですけれど、ブリティッシュコロンビア大学、カナダ国内で2位から3位相当の大学で、世界大学ランキングでは40位前後。
すごい優秀なとこですね。
東大や京大と肩を並べるトップレベルの名門。
めちゃ勉強できるじゃないですか。これ、野球やらなくていい。だからこの後フロントにも入れるわけですもん。
だいぶ苦労したみたいですけどね。
2位で日ハムだな。1位は菰田選手。恐竜ばっかり取れます。どう転んでも大丈夫。決まりだな。やばい、今、日ハムの人からキーってやられる。
バレるバレるバレる、言うてね。
じゃ、ちょっと楽天も見た上で、最後こういう感じで、この選手いいんじゃないかっていうのを最後にして終わりにしたいと思います。さあ、楽天ファンと元楽天というところですけれども。キャッチャーですか、まず。
キャッチャー欲しいね。キャッチャー欲しいよ。
どうですか、その辺りは。
やっぱり渡部選手は筆頭で挙がるとは思うんですけれども。渡部選手の競合も考えられるんで、その後誰行くかっていうところも考えると、僕はもう1人キャッチャーでは前嶋藍選手っていう亜細亜大学の選手がいるんですけど、横浜高校の出身で。キャッチャーとしての能力かなり高いなっていうような印象もあって。もちろん渡部選手がここの世代のキャッチャーナンバーワンだとは思うんですけれども、僕、前嶋選手も外れでも行けたらすごくいい選手じゃないかなって思うぐらいの選手だと思うんで。
ジャパンも選ばれてたんです。
ちょっとそこら辺で視野に入れてもいいんじゃないかなと僕は思ってるんですけど。肩は前嶋選手の方が強いと思いますね。もう本当にすごい。
それぐらいね、やっぱキャッチャー重視してる球団、楽天に限らずだけど、2番目もキャッチャーで行きたいチーム、1つ2つあってもいいもんね。
楽天、2位のウェーバーが早いんですよね。1番早いんで、そこはすごく有利だと思うんですよね。
なるほど。そっかそっか。外野手どうですか?
外野もちょっと必要ですね。ってなると、やっぱ榊原選手みたいな、打てて走れて守れてみたいな選手はもちろん必要だと思うんですけど、やっぱり欲しい選手はどうしても競合する形が多いと思うので。取れなかった時にどこ行くか。誰を外野手として。やっぱ右の打てる選手欲しいんじゃないかなと思うので。
欲しいね。ずっと右ってもう横浜も楽天も言うからね。
外野もそう、藤澤選手以外だと、大阪商業大学の春山選手っていう選手がもうスラッガーですね。関西六大学のリーグホームラン記録も作ったんですけど、13本ですかね。もう飛ばす力は大学生でも本当にトップクラスだと思いますし、言えばちょっと守備とか足が平凡なので、多分1位はちょっとあれなんですけど、2位とかで欲しい球団は全然あると思うんで。
でもやっぱピンチに強いですしね。監督さんに「次打たなかったらプロ志望届出させない」って言われて、ちゃんと打って帰ってきましたって言ってましたね。
そう。「お前この打席で打てなかったら、もう野手終わり」って言われて打てなかった俺とは大違いだ。
ちゃんと結果出して。先輩がいらっしゃった。すごいな。
なるほど。分かりました。では、これで一通り12球団を見ましたけれども、改めてこの辺りの注目、ドラフト今年はどんなところに全体としては見ていますか?
そうですね。やっぱり今回の織田投手で、ちょっと今、人事が慌てているところはあると思うんですよ。それによって被りそうな選手が増える可能性はあるかなと思うんで、今まで被らなかったはずだったのにっていう、ちょっとアナザーストーリーが生まれてる気はするんで。でもそれでもやっぱり変えずに行くところっていうところがあるとは思うんですけれども、ソフトバンクみたいに菰田選手っていう話が挙がってたところはどこ行くのかっていう、ちょっと楽しみありますね。
なるほど。去年はね、佐々木麟太郎選手にびっくりしましたけど、ちょっと織田投手がいなくなったことで、「あ、そこ?」みたいな1位もどっかありそうな気がしてて。渡部選手、菰田選手、鈴木泰成投手、川尻投手辺りは多いと思うんですけど。ちょっとサプライズ的な1位、どっか来るかなみたいなのは、やっぱ1番注目ですかね。
隆さん、いかがですか?
僕もやっぱりね、そこは織田選手の判断はもう決まったことなんでしょうから、どういう判断をするかは12球団別として。俺が1番注目したいのはやっぱキャッチャーだね。やっぱり野球の重要性ってピッチャーとキャッチャーかなっていうところで言うと、何チームかキャッチャー選ばなくてもいいチームあるけど、キャッチャーがどこに、どの順で誰をっていうところは今年のドラフトの注目かな。
それやっぱりアメリカでも同じような考えなんですか?
アメリカはさ、どちらかというとやっぱりポジション関係なく選手の能力を重視するんで。ポジションはもう後からいくらでもトレードしたりっていう、活発にやるから、それは別だね。日本はやっぱり取って育てたい、ストーリーを作りたいっていう。まして高校とか大学のストーリーがあればなおよしっていうところがあるんで、やっぱキャッチャー、要になるところ見ていきたいかな。
今日はドラフトをテーマにここまで取り上げてまいりました。斎藤さん、西尾さん、そしていけだてつやさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
お。
記事公開 · 更新
