経験値0・ギル0でFF1をクリアする:レベル1の光の戦士はボス戦をどう突破したか

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概要

ピクセルリマスター版『ファイナルファンタジー』には、獲得経験値と獲得ギルの倍率を変えられるブースト機能が後から追加された。この動画では両方を0倍に設定し、レベル1のパーティーのまま物語の最後まで進めている。投稿者は開始時に「光の戦士やしなんとかなるやろ」と軽く構えていた。実際のプレイでは、ボスごとに魔法、アイテム、隊列の性質を組み合わせた攻略を用意している。本記事では各ボス戦の作戦と結果を順に追う。

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5:13

パーティー構成と基本方針

パーティーは戦士・白魔術士・黒魔術士・黒魔術士の4人である。本作は途中で転職できないため、開始時に決めたジョブのまま最後まで進むことになる。

投稿者は各ジョブの役割を次のように説明している。戦士は防御力が高く、敵の攻撃を引き受ける役に向いている。攻撃面でも活躍する。白魔術士は主に防御力を上げる補助役で、序盤の攻撃の大半はプロテスで無力化できるという。アンデッド相手には白魔法で攻撃にも加わる。黒魔術士は中盤までの貴重な攻撃役である。レベル1ではMPが黒魔法2回分しかないが、アイテムでMPを回復すれば何とかなると見ている。中盤までの戦闘は苦戦しやすいと投稿者は予想しており、黒魔術士2人の火力で押し切る方針を立てていた。

2:56

ガーランド戦:最初のボスは魔法で処理

最初のボスは、王女をさらって神殿に立てこもった騎士ガーランドである。白魔法で戦士の守りを固め、黒魔術士2人の魔法で攻撃した。ガーランドのHPは212で、サンダー4発で160を削り、残りは通常攻撃で倒した。初めてのボス戦らしく簡単な相手だったという。

続いて港町を占拠していた海賊たちも倒し、海賊の頭から船を手に入れている。

6:51

ピスコディーモン戦:プロテス3重がけで耐える

沼の洞窟で宝を守るピスコディーモン戦では、守りの工夫が必要になった。HPは84である。最初にサンダー2発と物理攻撃で1体を倒し、並行して戦士にプロテスをかけていった。

ピスコディーモンは攻撃力が非常に高い。それでも物理攻撃さえ抑えれば対処できる相手なので、プロテスを重ねがけして戦士に任せる作戦を取った。投稿者によれば、プロテスを3回重ねられればほぼ安全になる。ただしMPはプロテス2回分しかないため、エーテルで回復しながら3回目の詠唱まで持ちこたえる必要があった。重ねがけの途中でも、乱数によっては大きなダメージを受けることがあるので油断はできない。

3回の重ねがけに成功してから攻撃に移った。10ダメージ程度の物理攻撃で殴り続け、HPが減ればポーションで回復する。これを繰り返して敵の数を減らし、ようやく勝利した。投稿者は「FF1らしいごまかしの効きづらい難敵」と振り返っている。

この戦闘には別の攻略法もあったと、後半のカオス戦で投稿者は補足している。白魔術士がブリンクを3回重ねがけすれば、ほとんどの攻撃を回避できる。ただしクリティカル攻撃だけは当たってしまう。また、白魔術士の攻撃では戦闘が長引く。この2点から、結局ブリンク戦法は採用しなかったという。

8:51

アストス戦:サンダー13発の計算と即死魔法

ピスコディーモンから手に入れたクラウンを王に渡すと、王の正体はダークエルフのアストスだったと判明する。

この戦闘では隊列の性質を利用した。投稿者によれば、パーティー内で上にいるキャラクターほど攻撃を受けやすい。そこで上の2人、つまり戦士と白魔術士を防御に専念させ、敵の攻撃を引き受けさせた。黒魔術士2人は魔法で攻撃を続け、残りの2人がエーテルで黒魔術士のMPを回復し続ける。

アストスのHPは420で、サンダー13発で倒せる計算である。アストスに全体攻撃を使われたら負け、その前に削り切れれば勝ちという勝負だった。眠りと覚醒を繰り返しながら、あとサンダー1発というところまで追い込んだ。しかし最後のサンダーを撃つはずの黒魔術士が即死魔法で倒されてしまう。結局、物理攻撃でとどめを刺して勝利した。投稿者はこのあたりから、運に左右されるボスが出始めたと述べている。

その後、魔女マトーヤに水晶の目を渡して目覚めの薬を受け取り、アストスの呪いで眠っていたエルフの王子を起こした。王子から神秘の鍵をもらい、運河を開通させて土のクリスタルを目指す。

11:03

バンパイア戦:毎ターン回復を上回る手数

土のクリスタルの手前ではバンパイアが立ちはだかる。この戦闘では大きなダメージが期待できないため、戦士は防御に回した。白魔術士はディア、黒魔術士はファイアで攻撃している。

バンパイアのHPは280である。毎ターンHPを回復されるが、魔法を6発当てれば倒せると投稿者は計算した。敵の攻撃は手痛く、パーティーは先頭から順番に倒されていく。それでも計算上は、最後のターンに先手を取れれば勝てる。魔法を累計5回当てた時点で残りはファイア1発分となったが、ここでMPが切れたので、そのターンはMP回復に充てた。次のターンに先にファイアを当てて撃破している。単体攻撃しかなくHPも低いので楽な相手だったという。

12:41

リッチ戦:全体魔法が来ないことを祈る

洞窟の奥では土のカオス、リッチとの戦闘になる。投稿者はこのボスを今回の冒険で屈指の強敵と位置づけていた。リッチはファイラ、ブリザラ、サンダラなど、使われれば即全滅する行動を多く持っているからだ。

リッチのHPは1200で、ファイア約20発で倒せる計算である。作戦は、魔法攻撃が来ないよう祈りながら、やられる前に倒すというものだった。基本は上の2人がエーテルで黒魔術士のMPを回復し、黒魔術士2人がファイアで攻撃する。物理攻撃が味方に当たって倒れたら、アイテムで蘇生する。戦士なら物理攻撃を大体1発は耐えられるという。敵の行動で麻痺や眠りになることもある。黒魔術士が動けないときは白魔術士も攻撃に加わり、黒魔術士が自分でエーテルを使う場面もあった。

結果として魔法攻撃が一度も来ないままファイアを撃ち続け、撃破に成功した。投稿者は、序盤で取れる選択肢が少なく、運任せの戦いを強いられる強敵だったとまとめている。

14:20

飛空艇と勇者の称号

土のクリスタルの輝きを取り戻した後、旅先で手に入れた浮遊石を砂漠で掲げ、古代人の飛空艇を手に入れる。飛空艇でドラゴンの洞窟へ行き、竜王バハムートに認められて勇者の称号を得ると、キャラクターの見た目が少し洗練される。

15:17

マリリス戦:仲間を石化させ戦士が単騎で戦う

後半のボス戦では、作戦の性質が大きく変わる。火のカオス、マリリス戦では、あらかじめ味方3人を石化させておき、戦士1人で戦った。石化した仲間は敵の攻撃を受け止める役になる。

まず巨人の薬でHPの最大値を増やし、ファイラに耐えられるようにした。続いて巨人のコテで自身を強化し、HPが減ればハイポーションで回復しながら、コテの重ねがけで物理攻撃の威力を上げていく。コテは3回ほど使った。マリリスのHPは1440で、1発あたり200強を与えられていそうなので、6発ほど殴れば倒せるという見込みだった。投稿者は、巨人の薬とコテのおかげでかなり楽に勝てたと述べている。

17:13

クラーケン戦:石を殴らせて強化を重ねる

水のカオス、クラーケン戦でも、前回と同じく味方3人を石化させた。クラーケンは物理攻撃が強力だが、石化した仲間を殴らせておけば安全である。その隙に戦士が巨人のコテで強化を重ねた。クラーケンのHPは1800で、行動は物理攻撃とスミ吐きしかない。しばらく殴り続けて撃破した。全体攻撃を持たない、非常に単純なボスだったという。

18:33

ティアマット戦:最初の2ターンを乗り切る

風のカオス、ティアマットは全体攻撃が痛い相手である。戦闘開始直後に2人がかりで戦士に巨人の薬を飲ませた。その間に戦士はティアマットにかじられたが、投稿者いわく「なんか硬すぎて耐えました」という結果だった。

あとはハイポーションでHPを高く保ちながら、いつも通り巨人のコテを重ねがけする。4回ほど使ったところで攻撃に転じた。ティアマットのHPは2400で、1発あたり300ほど効いていそうなので、8発ほどで倒せる計算だった。最初の2ターンさえ乗り切れば安全な相手だったと投稿者は振り返っている。

20:58

カオス戦:HP2万の相手と一騎打ち

4つのクリスタルの闇を払った光の戦士たちは、カオスたちを送り込んだ元凶を追う。ガーランドを倒した神殿から、クリスタルの力で2000年前へ遡った。そこで待っていたのは、かつて倒したはずのガーランドである。ガーランドは死に際にカオスの力で2000年前に戻り、未来へカオスを送り込み、また死んで戻ってくるというタイムループを作っていた。光の戦士たちはこの円環を断ち切るために過去へ渡ったのだ、と投稿者は物語を説明している。

ラスボスのカオス戦も、最終的には戦士とカオスの一騎打ちになる。仲間の石を殴らせている間に、戦士を全力で強化した。まず巨人の薬を5本飲んでHPを最大化する。カオスの物理攻撃も非常に痛いため、プロテスで防御を上げた。さらにディフェンダーのブリンクで回避率を上げ、ブリンクも3回重ねがけしている。最強装備のはずでも大きなダメージを受けており、強い攻撃を2回連続で受ければやられかねないと判断して、防御をさらに固めた。

防御面を整えた後、巨人のコテで攻撃面を強化した。おおよそ10回の重ねがけを予定していた。カオスは回復魔法も使い、1回で9999回復することがある。HP2万に加えてこの回復があるため、1発あたり十分なダメージが必要になる。投稿者は、しっかり強化してから一気に決着をつける方針を取った。

最終的にセーバー11回とスピードドリンク2本で強化を終えて攻撃に転じた。安定して1発1500程度のダメージが出ていそうで、回復魔法のケアルガさえ使われなければ10回ほど殴れば決着がつく見込みだった。そのまま最終ターンを迎え、カオスを撃破した。投稿者は、最初の2ターンが山場で、あとは強化すれば何ともない相手だったと振り返っている。

29:20

経験値0での旅を終えて

カオスを倒し、輪廻の輪が断ち切られたところでエンディングに入る。投稿者はスタッフロールの間は黙っていた。

締めくくりで投稿者は、2000年の時空を超えた冒険の果てに、経験値0倍でも無事に世界を救えたと報告している。作品については、現代的に遊びやすくリマスターされながら、様々な探索要素や工夫しがいのある戦闘システムなど、原作の面白さがたっぷり詰まった大満足の一作だったと評価している。

振り返ると、序盤から中盤のボスは、黒魔術士の魔法の手数と運に頼る場面が多かった。アストスやリッチの戦いが典型である。一方、巨人の薬と巨人のコテが使えるようになった後半は、仲間を石化させて戦士を単騎で強化する形にほぼ定まった。ティアマットやカオスでは、勝負の分かれ目が最初の数ターンに集中していた。