お囃子の大音量で一族の祟りを破る『クソデカ囃子』実況プレイ

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概要

本動画は、一人称視点のホラーコメディゲーム『クソデカ囃子』を、A.I.VOICEの紲星あかりの音声でエンディングまで実況したプレイ記録である。不穏な田舎町を舞台に、主人公はお囃子を「クソでかく」鳴らして一族に残る呪いに立ち向かう。実況者は物語の流れと操作を追いながら、BGMと、ホラーとコメディの配分を評価している。

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祖父の家へ向かう車中で語られる生肝地蔵の伝承

主人公は、父親に連れられて祖父母の家を訪れる少年・ゆう君である。もうすぐ第二子が生まれるため、母親は家に残り、父子二人で来ている。ゆう君は「どちらでも嬉しいが、友達のように遊べる弟がいたら、ヒーロー番組『バスター5』ごっこができる」と話す。父親はこれに対して「パパたちが何とかしてみせる」と答える。

ゆう君が道沿いに並ぶ地蔵について尋ねると、父親は「生肝地蔵」の言い伝えを語る。袖引山には祟り神がいる。その神はもともと、乳母として姫に仕える優しい女性だった。姫が不治の病だと知った女性は治す方法を占い師に尋ね、「赤子の生き肝を手に入れよ、それも女児のものでなければならない」と告げられる。女性は悩み抜いた末に袖引山に居を構え、妊婦を見つけては腹を裂いた。しかし出てくる赤子は男児ばかりで、女性は次第に本来の目的を忘れ、女児の生き肝そのものに執着する山の祟り神になったという。

話には続きがある。この祟り神は生きた人間に憑依し、あの世で一度に何百もの子を産ませ続けている。ところが生まれる子はすべて男児で、そう分かると泣き声に癇癪を起こし、三途の川に流してしまう。自らの執着で子を死なせてしまう祟り神が、悲しみを癒すために建てたとされるのが生肝地蔵であり、近隣の住民は祟りを恐れて古くから祀ってきた。字幕では祟り神の名前の表記が揺れており、正確には聞き取れない。

怯えるゆう君に、父親は「古い言い伝えだし、おじいちゃんはすごく強い」と言い、バスター5の敵「ブラックメタル将軍」でもひとひねりだと安心させる。

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夕暮れの町を歩き、祖父母の家で過ごす前半

操作はWASDで移動、マウスで視点移動、Eでインタラクトという一般的なものだと実況者は説明する。父親は「友達と大事な用がある」と言い、夕方から山登りに出かけるため途中で別れる。ゆう君はリュックと携帯電話を受け取り、一人で祖父母の家を目指す。

道中ではレイブパーティーに向かうという知り合いや、知り合いの哲夫さんとすれ違う。実況者は「意外とファンキーな田舎町」と評し、哲夫さんがいるなら道は合っていそうだと判断しながら進む。踏切で列車をやり過ごした先で、家の前に立つおばあちゃんを見つける。

家ではリュックを座布団の上に下ろし、洗面所で手を洗ってからカレーを食べる。ところが福神漬けがない。実況者は「塩分を大幅にカットした」福神漬けこそカレーの真の相棒であり、チャツネの甘さなどお遊びに過ぎない、とまくし立てる。テレビではバスター5がブラックメタル将軍と戦っている。食後に皿を運ぶと、やかんが沸いて笛が鳴る。続いて風呂場に向かうが、パンツを忘れて一度引き返す。

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風呂場での遭遇と、祖先・実森の封印譚

改めて風呂場に行ったところで、ゆう君は何か恐ろしいものに出会う。祖父が事情を説明してくれるというので祖父の部屋へ向かうと、一族の祖先・実森についての話が明かされる。

実森は全国を旅し、怪異に関する相談を受けて回っていた。ある日、袖引山で妊婦がさらわれる神隠しが相次いでいると聞き、山へ向かう。体重の8倍ほどの楽器を背負っていたとされる実森は疲れ果て、歩みが牛に追い越されるほど遅くなる。商売道具の大太鼓にさえ恨みを抱き始めたころ、明かりのともったボロ小屋を見つける。

小屋には女が一人で暮らしており、寝床と食事を用意してくれた。食後、女は「大事な仕事があるので覗かないでほしい」と言って奥の部屋に消える。実森は部屋の隅に、女の暮らしには不釣り合いな絹や織物が積まれているのに気づく。旅人が宿の礼に置いていったものかと考えたが、自分には渡せる物がない。そこで仕事で疲れた女にお囃子を聞かせようと思い立ち、準備を整えるうちに、うっかり作業部屋の扉を開けてしまう。

その瞬間、赤黒い闇が周囲を覆い、女の正体が祟り神だと分かる。自分が神隠しに遭っていると悟った実森は、迫る女を押しのけて楽器の元へ走る。一人で演奏するには明らかに多すぎる数と音量で、ワンマンバンドのように猛烈な囃子を奏でた。祟り神が苦しむのを見てさらに勢いを増し、渾身の掛け声とともに三途の川のほとりまで吹き飛ばし、扉の中に閉じ込めることに成功する。

17:12

一族にかけられた呪い

安堵した直後、実森の頭に祟り神の声が響き、末代までの呪いが告げられる。内容は次の4点である。

  • 一族の一人目の子は必ず男児が生まれる
  • その子が6歳の誕生日を迎えるまでに二人目を出産しなければ、その男児は死ぬ
  • 二人目は必ず女児が生まれ、祟り神が憑依する依り代として、生き肝を作る道具にされる
  • 一族全員がこの土地を離れてはならない

実森は都に妻と3歳の息子を残していたため、二人を袖引山に呼び寄せて暮らし始める。6歳の期限が気にかかり、すぐに二人目をもうけると、呪いの通り女児が生まれた。穏やかな日々が続いたが、その娘は12歳になったある日、突然姿を消した。

実況者によれば、この呪いは今も一族に残っている。風呂場で出会った恐ろしい女は、取り憑かれた父親の妹・直子さんらしい。祖父の部屋にはさらに、実森の音楽理論を現代風に翻訳した文献がある。そこには、強い呪いをかけられて意気消沈した力士がひっくり返って号泣するほどクソでかい囃子でなければ、対抗する力は生み出せない、と書かれていた。急な展開に疲れたゆう君は、ここで眠りにつく。

19:48

祟り神の巡回をかわして携帯を取り戻す

目を覚ますと、ゆう君もまた神隠しに遭ったらしい状況にいる。懐中電灯を手に入れたところで、父親から「携帯を持って祖父の部屋に来るように」と連絡が入る。携帯の入ったリュックはリビングの隅にあり、祟り神が巡回しているので、気づかれないよう取りに行かなければならない。

最初の挑戦では見つかってしまい、実況者は「という夢を見ました」とやり直しを片づける。次は台所側から回り込み、ガスコンロでやかんを火にかける。笛が鳴って祟り神の気を引いている間に、リュックを回収する作戦である。これが成功し、祖父の部屋に逃げ込む。

父親の電話によれば、実森の囃子にヘビーメタルの力を融合させた最強の囃子が「クソデカ囃子」である。これを封印の前で鳴らせば、三途の川を通って現世に帰還できる。音源は父親の部屋にあるミュージックプレイヤーに入っており、お札の貼られた扉をクソデカ囃子で開けろ、という指示だった。

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ミュージックプレイヤーで三途の川を抜ける

父親の部屋はメタル趣味の部屋で、実況者は「いい趣味」と評する。見つけたのはスピーカー付きのiPodのようなプレイヤーで、何曲かから選んで再生できる。曲名はUTF-8とShift-JISを取り違えたような文字化けになっていた。

封印の扉の前で再生すると扉が開く。ただし1曲は60秒しかないため、その間に探索を進めなければならない。祟り神も大音量に苦しんでおり、その隙に正しいルートを探す。扉にはジャケットと同じ絵柄のステッカーが貼られていて、般若、ダルマ、能面と、扉ごとに対応する曲を選んで進む仕組みである。

途中で迷いやすいエリアに出て、行き止まりにぶつかり、残り30秒まで追い込まれる場面もあった。実況者は「FF5のカルナック城脱出でもこんなに急いだことはない」と焦りながら出口にたどり着く。ダルマの曲で進んだ先は一面が真っ赤で、彼岸花が大量に咲いていることから、三途の川に着いたと実況者は判断する。

実況者は、普段はホラーゲームが怖すぎてあまり遊ばないが、この囃子が流れているとどこか心に余裕が生まれると述べている。BGMもローファイな音質が良いと評価した。最後はホールのような建物にある冥府の扉を能面の曲で開け、ゆう君は家の裏手に戻ってくる。

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村人総出の最終決戦と結末

村に来る途中で動き回っていた人たちは、祟り神との最終決戦に備えて準備をしていたのだと実況者は推測する。村人たちは直子奪還のために全力を尽くすと口にし、実況者は「なかなかしびれる」と反応する。全員と挨拶を済ませると、祟り神を迎え撃つ戦いが始まる。

最終決戦は突然リズムゲームになる。実況者はおばあちゃんの琴から入るイントロを「最高」と評し、しばらく演奏を流す。祟り神を撃破すると直子さんが戻り、大人たちがカレーをかき込む横で、ゆう君も「みんなで食べるカレーが一番」と大好きなカレーを食べる。

エピローグでは、ゆう君の家に男の子の赤ちゃんが生まれる。家族は弟の誕生を大いに喜び、翌日には祖父母が遊びに来る予定である。ゆう君は、弟が大きくなったらバスター5ごっこをしたい、自分はもちろんブラックメタル将軍の役をやる、と話す。理由は、この間のパパたち大人がみんな格好よかったからだという。

実況者は総評として、最高のBGMに加え、ホラーとコメディの配分がほどよく、最初から最後まで楽しく遊べたと述べる。もっと聴いていたい気持ちもクソでかいので、サウンドトラックなどの発売に期待していると締めくくった。