スフィア盤・召喚・調合を封印して『ファイナルファンタジーX』をクリアする

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概要

『ファイナルファンタジーX』には、キャラクターを育てるスフィア盤、ユウナが呼び出す召喚獣、リュックのオーバードライブ技「調合」という強力な仕組みがある。この動画は、その3つをすべて使わずにエンディングまで進むプレイ記録で、琴葉茜の音声による実況が付いている。

19分で読めます

封印の理由について、実況者はスフィア盤を「気が触れたので」、調合を「なんか危なそうなので」、召喚を「なんかかわいそうなので」使わないと冗談めかして説明する。召喚については、後半で「戦闘があまり面白くならなさそう」という実際的な理由も述べている。キャラクターの能力が成長しないまま、盗んだアイテム、状態異常、装備の付け替え、戦闘中の特殊コマンドを組み合わせて各ボスを倒していく。そうした工夫と、物語の流れについての実況者の感想が動画の中心になっている。

0:12

序盤:ザナルカンドからアルベド族の船まで

物語は大都市ザナルカンドから始まる。ブリッツボールのスター選手である主人公が試合中に「シン」の襲撃に巻き込まれ、知り合いのアーロンに導かれてシンへ近づいていく。最初の戦闘は通常攻撃を繰り返すだけで済む。実況者はここで、本作のバトルがシリーズ従来の方式とは異なることにも触れている。

主人公はその後、見知らぬ遺跡に流れ着いて魔物に襲われる。初期装備のまま1対1で戦うと苦戦するが、途中でアルベド族の少女リュックが加勢し、アイテムを投げる特殊コマンドで戦闘はかなり楽になる。実況者が強調するのは「盗む」コマンドだ。初回は必ず成功し、複数個盗めることもあるので、本作は盗みに優しい設計になっており、隙があれば積極的に盗むべきだという。また、ダメージを受けると溜まるオーバードライブゲージは戦闘後も持ち越せるため、ボス戦の前に溜めておくと楽になると説明している。このボスを倒した時点でスフィア盤が解放されるが、ここから先は一切使わない。

続く海中の発掘作業では、タコの魔物と戦う。リュックの手榴弾と主人公のオーバードライブで攻撃すると、タコは怯えて離れていく。離れたタコを放置すると強力な攻撃が来るが、このとき出現する特殊コマンドの挟み撃ちで防げる。リュックの調合を封印すると決めたのもこの場面である。実況者はタコの魔物を見ながら、FFシリーズはイカやタコが好きで、FF1のピスコディーモンに代表される造形からはダンジョンズ&ドラゴンズの影響の大きさを感じると話す。戦況がめまぐるしく変わる演出についても「FFならでは」と評している。

10:01

召喚士ユウナとの出会い、キマリの腕試し

主人公は再びシンに流され、今度は小さな島に流れ着く。そこでブリッツボールの腕前を見せてチームにスカウトされ、大会会場へ同行することになる。村の寺院では、新たに召喚士となったユウナに出会う。召喚士はシンを倒せる唯一の存在とされ、ガードとともに各地の寺院を巡礼する習わしがある。召喚獣はここから使えるようになるが、前述の理由で封印する。

旅立ちの朝、ユウナのガードの一人であるキマリが腕試しを挑んでくる。イベント戦なので通常攻撃だけで済む。実況者によれば、キマリは本来スフィア盤の初期位置が弱く、ほとんど育成されない印象のあるキャラクターだが、今回はスフィア盤自体を使わないので問題にならない。実際、キマリは後の戦闘で何度も重要な役割を果たすことになる。

12:23

シンとの船上戦とシンのコケラ連戦

キーリカへ向かう船上で、一行は再びシンに遭遇する。それまでの戦いと違い、家族のいる島からシンを引き離したいという船員の思いを汲んで、自分から挑む戦闘だと実況者は解説する。本体には遠距離攻撃しか届かないので、ブリッツボールを投げるワッカ、黒魔法のルールー、HPを吸い取る技を使うキマリの3人で戦う。周囲のシンのコケラは3体すべて倒すと補充されるため、1体だけ残して本体を叩く。2000ほどダメージを与えると場面が切り替わり、主人公は海に落ちる。

そのまま連戦になる2戦目では、ワッカの暗闇付与技が活躍する。敵の攻撃パターンは単体・単体・全体の繰り返しで、単体攻撃は暗闇状態で無力化できる。3ターンごとに暗闇をかけ直しながら殴り続ければ、回復を挟まずに倒せる。1戦目でワッカのHPを高く保っておくのが重要だという。

上陸後、キーリカ寺院へ向かう途中でもシンのコケラが現れる。本体の脇にHP450の触手が2本あり、炎属性が弱点なので、ルールーのオーバードライブ技と、赤い絵柄を3つ揃えると炎属性の全体攻撃が出るワッカのオーバードライブで焼き払う。ルールーの技はスティックを回した回数に応じて魔法を連打するもので、1回転で1発ではなく、実際には20回転ほど回していると実況者は補足する。HP3000の本体は強い攻撃をしてこないため、回復しながら殴れば倒せる。

17:30

ルカ:クレーンで削る戦闘と父ジェクトの真実

ブリッツボール大会の会場ルカでは、アルベド族にユウナがさらわれ、乗り込んだ敵の船で巨大ロボット(実況ではアルベドシューターと呼ばれる)と戦う。HPは6000あり、普通に戦うと大変なので、船上のクレーンを使う。ルールーのサンダーを3回当てるとクレーンを操作できるようになり、主人公にはスロー効果の武器を持たせて敵の攻撃を穏やかにしておく。クレーンで敵のパーツをもぎ取ると約5000のダメージを与えられ、残りはサンダーで削り切る。実況者は「FFといえばクレーン」と言い、FF6で帝国から飛空艇で脱出する際にクレーンと戦った場面を思い出している。

ユウナを救出して大会で優勝した後、主人公はアーロンと再会し、父ジェクトがシンになったという真実を突きつけられる。アーロンについていくかどうかは自分で選べと言われ、主人公は「選ぶのは俺だとか言ってさ、だけど俺にはどうしようもない」と苛立つ。それでも結局、アーロンとともにユウナのガードとして旅をすることを選ぶ。

21:21

ミヘン作戦とシンのコケラ・ギイ

次の目的地へ向かう途中で、一行は大規模な対シン作戦を見学することになり、シンのコケラ・ギイと戦う。この敵は頭・左腕・右腕・本体に分かれている。両腕は本体を守り、倒してもすぐ復活する。頭と本体はそれぞれ別に攻撃してくる。

まずアーロンのパワーブレイクで物理攻撃を永続的に弱め、ルールー以外の全員が一撃を耐えられるようにする。HP4000の頭部には遠距離攻撃しか届かないので、オーバードライブ、黒魔法、キマリの技、ワッカのボールで攻撃する。頭部が毒液を吐く予兆を見せたときにすかさず攻撃を入れれば、これを阻止できる。頭部を壊した後は、HP1万2000の本体を黒魔法と技で削り、ときどきユウナが回復する。ルールーのHPは瀕死に近いが、どうせ一発で倒れるので回復する価値はないと実況者は割り切っている。最後はキマリがとどめを刺す。この後、禁じられた機械まで使った作戦が決行されるが、シンには大したダメージを与えられず、部隊のほとんどが壊滅する。

23:59

幻光河からマカラーニャへ:リュック合流とアイテム戦術の確立

幻光河を渡った時点で、ここまでに3体の召喚獣が仲間になっている。渡った先でアルベド族がユウナをさらい、主人公とワッカの2人で機械と戦う(実況ではアルベドキャプチャーと呼ばれる)。HPは4000で雷が弱点なので、道中で拾った雷属性の武器をワッカに持たせ、主人公はスロー効果の武器で敵を遅くし、回復しながら殴り続ける。その後、雪原ではなく浜辺で倒れていたリュックと再会する。ワッカにアルベド族だと気づかれなかったため、リュックもガードに加わる。

アーロンの案内でジェクトの映像が残る場所へ寄り道すると、スフィアマナージュとの戦闘になる。ワッカのオーバードライブで4種類のブレイク効果を一度にかけると、敵の攻撃で死ぬことはまずなくなる。毒が有効なので、リュックが毒の牙を使い、あとは毎ターンの割合ダメージで倒れるのを待つ。20ターンほどかかるが、それで終わる。

寺院へ向かう途中で、リュックの兄が率いるアルベド族の機械(実況ではアルベドガンナー)が立ちふさがる。この戦闘では魔法も召喚も封じられる。そこで盗んでおいたアイテムを多用する。主人公がリュックと交代し、金の砂時計で敵をスローに、チョコボの羽で自分をヘイストにし、光のカーテンで全員の物理ダメージを軽減する。敵の攻撃手段は一種類しかないので、それに耐えられれば負けない。防御力の高い2人に回復を任せ、リュックが1個約900ダメージの電気玉を18個ほど投げればHP1万6000を削り切れる。戦闘後、リュックの出自がばれてワッカのアルベド族批判が始まる。実況者は、この場面が後にネットミームになったと紹介している。

30:35

シーモアとの決別とアニマ

マカラーニャ寺院では、グアド族の族長シーモアの陰謀を知った一行が彼と戦う。第1段階では、リュックが毒の牙を2回使ってシーモアを毒状態にする。シーモアを倒せば取り巻き2体も自動的に消える。

第2段階でシーモアは召喚獣アニマを呼び出す。実況者はここでシーモアの過去を説明する。グアド族と人間のハーフである彼は差別の激しいグアド族の中に生まれ、母とともに島流しに遭った。その後、召喚士としてザナルカンドまで旅をし、ガードとして支えた母が旅の果てに祈り子となった。その結果得られた召喚獣がアニマらしい、という説明である。本来はこちらも召喚獣で戦う流れだが、召喚は使わない。リュックがチョコボの羽で自分をヘイストにし、HP1万8000のアニマに毒の牙を数本投げ、倒された仲間を起こしていけば勝てる。第3段階の、HP6000まで減ったシーモア本人にも毒の牙を3本投げる。途中でリュックが倒れたのでメガフェニックスで蘇生し、主人公にはサンダラ無効の防具を付けて対処した。

正当防衛とはいえ要人を倒した一行は、エボン教から追われる立場になる。湖上で戦うウェンディゴ戦では、まずキマリの石化ブレスで取り巻き2体を砕く。普通に倒すと死に際に魔法を使ってくるが、砕けば問題ない。続いてリュックのスリープパウダーで本体を眠らせ、眠りを覚まさない手段で攻撃を重ねて倒す。その後、氷の下でなぜかじっとしていたシンに遭遇し、一行は砂漠まで吹き飛ばされる。

35:00

ベベル:エフレイエ戦と強制召喚バトル

アルベド族の集落はグアド族に襲われていた。一行はアルベド族の飛空艇で砂漠を脱出し、ユウナが連れ去られたベベルへ突入する途中で、空中の竜エフレイエと戦う。この戦闘では飛空艇を敵から離す特殊コマンドが使える。リュックが金の砂時計で敵をスローにし、ワッカのオーバードライブで各種能力値を下げてから飛空艇を下がらせる。距離を取ると敵の攻撃がかなり緩やかになるので、残りHPが3分の1になるまでは遠距離攻撃を続ける。

HPが3分の1(約1万)を切ると敵が接近してくる。ここで近距離組に交代し、毒の牙を投げる。ただし、敵のポイズンブレスを使われると全滅するので、その前に倒し切る必要がある。実況者が「頼りになるのはこの男」と呼ぶのがキマリだ。次のターンにポイズンブレスが来る直前、キマリの自爆でダメージを稼いだことでぎりぎり間に合い、最後はリュックの毒の牙で倒した。

結婚式場に飛空艇で突っ込んだ後、一行はベベルの内部が機械だらけであることを知る。エボン教は機械を禁じているのにと驚く場面である。結局一行は捕まり、浄罪の路に落とされる。ここでは召喚獣同士の戦闘が強制されるため、実況者は「しぶしぶポケモンバトルに応じる」ことになる。

実況者によれば、召喚獣の能力値はユウナの能力値に加えて、それまでの戦闘回数にも依存する。適当に逃げ続けるだけでどんどん強くなり、多くのボスは召喚獣を盾にして押し切れてしまう。これが召喚を封印した後半の理由である。戦闘はシヴァで炎対策をしてブリザドを連発する、バハムートの魔法を3発当てる、通常攻撃だけで済ませる、という流れで、どれも簡単に勝てた。召喚を使ったのはこの場面だけだ。

40:17

シーモア第2戦と追手の機械

水中ではゾンビ化したエフレイエが再登場するが、最初からゾンビ状態なのでフェニックスの尾2本で倒せる。脱出しようとする一行の前に、再びシーモアが現れる。シーモアの目的は、ユウナの力でシンとなり、すべての悲しみを消し去ることだという。

シーモアは前衛の取り巻きと本体の2体で戦う。リュックは自分にヘイスト、ユウナにプロテスをかけ、シーモアには毒の牙を使う。アーロンは取り巻きにパワーブレイクを入れる。この戦闘で実況者が重視するのは属性への対応だ。シーモアは氷・雷・水・炎の順に魔法を撃ってくるが、この時点では4属性すべてを無効にする防具は作れない。代わりに2属性を無効にする防具を順番に付け替えてしのぐ。取り巻きと本体の行動の間に付け替えを挟む必要があるため、行動順の調整が欠かせないと説明している。

この付け替えを続けても倒せるが面倒なので、敵のHPが減ったところでユウナが殴り、攻撃パターンを切り替える。以降の本体は石化魔法、取り巻きは状態異常で攻撃してくるが、旅の途中でもらえる石化防止の指輪を付けておけば安全で、後は防御しながら毒が効くのを待てばよい。

ザナルカンドを目指す一行には、さらに大型の機械の追手が差し向けられる。HPは6万4000で、実況者も敵のHPが「徐々にインフレしてきた」と言う。ただし単体攻撃しかしてこない上に暗闇が効くので、スモークボムで暗闇にした後、道中で盗める攻撃アイテムを18個ほど投げれば倒せる。

44:16

ガガゼト山:キマリの決着

キマリの故郷ガガゼト山では、キマリの角を折ったロンゾ族のビランとエンケが立ちはだかる。キマリはかつて2人に一度も勝てなかったが、「今度は勝つ」と言い、過去と決別するために一人で挑む。戦い方は、キマリの技を使い続けるだけだ。攻撃と回復を両立できる上に、敵の技も複数覚えられる。道中で拾った属性半減の防具を付ければさらに安心だという。

同じ山で、シーモアが今度は大型の機械に乗って現れる。リュックがいつもの方法で毒状態にし、体力の薬でアーロンの最大HPを倍にする。後はアーロンが最後まで耐え続ければよい。敵の攻撃は2種類の物理攻撃だけなので、防御と回復を交互に行う。槍にはゾンビ状態を付与する追加効果があり、蘇生魔法と組み合わせて即死を狙ってくるが、アーロンの防具に状態異常を自動で治療するアビリティを付けて対策している。

47:57

聖地のガーディアン2連戦

ザナルカンド目前では、聖地のガーディアン戦がある。全体攻撃のフォトンウィングが非常に強力で、これに耐えられるのはアーロンだけだ。敵は反撃として自分に補助魔法をかけてくるので、リュックはまず星のカーテンで味方にリフレクをかけ、ワッカのオーバードライブで魔法攻撃力を下げる。アーロンは蘇生担当で、他のメンバーは特に仕事がない。スローを付与した反撃のヘイストもリフレクで跳ね返し、暗闇で通常攻撃を無力化する。フォトンウィングの状態異常も防具である程度防ぎ、毒の牙を入れてから攻撃アイテムを投げればHP4万を削れる。実況者は、リフレクで敵のヘイストが味方に反射されると「おいしい」と付け加えている。

試練の間の前で待つもう一体のガーディアンは、ギミックが面白いだけで大した敵ではないと実況者は言う。リュックにヘイストとプロテスをかけ、最大HPを倍にし、主人公は装備変更で行動順を調整する。あとはリュックが一人で戦う。攻撃すると前面3方向に反撃が飛ぶので、敵の行動前に2回動ける順番を作り、1回目で背後に回り込み、2回目で攻撃する。HP5万2000に対して攻撃アイテム約15個で倒せる計算で、敵の通常攻撃にはオートポーションで対応した。

51:46

究極召喚の拒否とユウナレスカ戦

ザナルカンドで、ユウナは究極召喚を授けるユウナレスカに会う。究極召喚にはガードの一人が祈り子として犠牲になる必要があり、それでもシンは一時的に倒されるだけで、いずれ復活する。ユウナは、自分の命が役に立つなら死んでもいいと思っていたが、究極召喚は何も変えられないと言ってこれを拒む。主人公も、父の願いは悲しみを消すことであって、忘れたりごまかしたりすることではないと反論する。一行はユウナレスカと戦うことを選ぶ。

ユウナレスカ戦は3形態の長期戦だ。第1形態ではリュックの最大HPを倍にしてクリティカルにも耐えられるようにし、第2形態に備えてアーロンも倍化しておく。第2形態はゾンビ付与の全体攻撃を使うので、アーロンとリュックは状態異常の自動治療で防ぎ、主人公はやられ役に回る。実況者は、死による救済という思想をゾンビ化と回復魔法の組み合わせで表現しているところを、ユウナレスカやシーモアの粋な戦闘表現だと評している。

第3形態ではゾンビ以外の者を即死させるオーバーデスが来る。そのため、第2形態の終わり際にアーロンの自動治療を外して、わざとゾンビ状態にしておく。回復魔法がダメージにならないようリフレクもかけておく。リュックは自動蘇生の防具に替えて即死に備える。ゾンビ状態のアーロンはポーションで回復できないが、防具の属性吸収で回復できるので全滅の心配はなくなり、攻撃アイテムを投げ続けて勝利する。

58:09

究極召喚なしでシンを倒す

究極召喚を使わないと決めた一行は、自分たちの手でシンを倒すことになる。外殻の戦闘は左腕・右腕・コアの順に3段階で進む。腕はHPが多いだけで攻撃は単調で、体力の薬を飲んでおけば一撃で倒れることはない。飛空艇を近づけるよう指示すれば近距離攻撃も届く。腕からは非常に強力な攻撃アイテムを盗めるので、オートポーション付きのリュックに回復を任せ、気の済むまで盗んでから倒す。両腕を倒した後に戦うシンのコケラは、キーリカで戦った相手の強化版だが、HPは2万しかなく攻撃アイテム4発で沈む。

実況者は、飛空艇が自由に使えるようになってから世界中で強力なアイテムを集められるようになったと話す。威力の高い攻撃アイテム、全員にヘイストをかけるチョコボの羽、全員のHPを倍にする体力の秘薬などが大活躍し、敵から盗めるアイテムも徐々に強くなるので、こちらが成長する必要がない、という。

正面から戦うシンの顔はHP14万で、11ターンの間は大きな攻撃をしてこないが、12ターン目に全滅確定の技を使う。つまり12ターンで14万を削れば勝ちだ。最初の3ターンで徐々に近づいてくるが、中距離ではアイテムしか届かない。入手しやすいアイテムだけでは火力が足りないので、腕から盗んだ強力なアイテムを使う。アーロンは、酒を口に含んで吹き出す防御力低下のオーバードライブ技を使う。実況者は、コマンド入力に失敗するとそのまま飲み干してしまうこの技について、「平成の子供たちがめっちゃ真似してそう」と言う。最終ターンにキマリの技と残りのアイテムを撃ち込み、ぎりぎりでシンの外殻を突破した。

シンの体内では、シンに吸収されたシーモアが待っていた。攻撃するたびに炎の魔法で反撃してくるが、全員に炎無効の防具を付けてきたのでダメージは受けない。HPは8万だが、こちらのダメージも上がっているので2ターンで決着した。

1:06:38

ラストボス:ブラスカの究極召喚となったジェクト

シンの中枢では、父ジェクトとの対話を経て最終戦に入る。ジェクトは、始まったら自分は壊れてしまって手加減できないと言い、主人公は「一緒にやるか」と応じる。

最終戦は初期メンバーに固定されているので、まず主人公の待機時間を調整してリュックを呼び出し、主人公にヘイストを与えて一旦下げる。実況者によれば、このボスには意外にもゾンビ状態が有効だ。キマリとアーロンが武器でゾンビ化を狙い、リュックがアイテムで攻撃する。前半はHP6万、後半はHP12万の2形態構成だ。前半は単体攻撃だけでフェニックスの尾があれば全滅しないが、取り巻きがHPを回復するので長期戦になる。

後半は剣による全体攻撃が加わり、調整を誤ると全滅の危険がある。全体攻撃に耐えられるのはHP2倍のアーロンだけなので、アーロンがやられるたびに体力の薬をかけ直して回復し、次の攻撃に備える。実況者は、全体攻撃以外の行動パターンもあるので、間に合わなければ即終わりというわけではないと補足する。時間短縮のため、1回で約1万ダメージを与えるダークマターで取り巻きとボスを削る。

残りHP約3万で主人公を呼び出す。主人公が父に話しかけると、2回だけ敵の行動を止められる。実況者が明かす準備の理由はここにある。HP6万以下でオーバードライブを使われると全滅が確定するので、主人公が話している間に一気に削り切る必要があり、序盤に主人公へヘイストをかけていたのはそのためだった。こうしてジェクトを倒した主人公は、「初めて思った、あんたの息子でよかった」と父に告げる。

1:19:50

エボン=ジュとエンディング

最後はイベント戦で、すべての元凶であるエボン=ジュを倒す。実況者の説明では、エボン=ジュはザナルカンドという都を召喚し続ける存在で、究極召喚で倒されるたびにその召喚獣に乗り移り、1000年にわたってシンと究極召喚の輪をつないできた。究極召喚獣はもういないが、他の召喚獣には取り付けるので、ここまで共に戦ってきた召喚獣を全員呼び出して倒し、逃げ場をなくしていく。今回の召喚獣は育っていないので、全員一撃で倒せそうだと実況者は言う。最後はエボン=ジュに通常攻撃してゾンビ状態にし、フェニックスの尾で倒す。

エンディングでは、主人公が自分は消えると告げ、アーロンは「もうお前たちの時代だ」と言い残す。ユウナは、もうシンはいない、これからは自分たちの時代だと人々に語り、いなくなってしまった人たちのことを時々でいいから思い出してほしいと願う。

実況者は結末を、大人たちが次の若者に時代を託し、主人公は夢の世界へ帰る、寂しくも希望のある終わり方だとまとめる。そして、スフィア盤を使わなかったことで各キャラクターの特徴が存分に発揮され、シンを倒すまでの旅がより楽しいものになったように感じると振り返る。新しいバトル方式やキャラクターボイスなど新たな挑戦も多い作品だったが、これ以上ないほど楽しい旅ができたと思う、というのが実況者の結論である。