識学・安藤広大社長が語る、福島ファイヤーボンズ株の過半数譲渡と「製造業ロールアップ」への軸足移動
M&A BANK東証グロース市場に上場する識学(証券コード7049)の安藤広大社長が、M&A BANKの島袋直樹氏のインタビューに応じた。話題の中心は、6年間オーナーとして支えてきたBリーグB2所属のプロバスケットボールチーム「福島ファイヤーボンズ」の株式を一部譲渡した経緯である。上場企業として社会貢献性の高い事業をどこまで抱え続けられるのか。安藤氏は財務上の限界を率直に認めたうえで、チームの存続と発展を最優先に据え、投資回収は後回しにしたと説明する。後半では、本業の停滞と、製造業の連続M&Aを新たな柱にする方針が語られた。
「冷たい会社」という誤解とブランディングの見直し
冒頭、島袋氏はX(旧Twitter)での炎上などが金融機関や取引先からの信用低下につながることはあるかと尋ねた。安藤氏は、自身はそうした経験がないので分からないとしたうえで、別の反省を口にした。識学はこれまで世の中になかった考え方を広めようとしてきたため、尖った表現を使い続けてきた。その結果、熱心な支持層は多くできたが、大半の人には誤解されている部分が非常に大きいという。
安藤氏によれば、実際に識学を学んだ人の感想と、広告や本のタイトルだけを見た人の印象には差がある。後者には「社員に冷たく、社員を道具のように使い、社員も息苦しい会社」というイメージを持つ人が少なくない。そこで今年1年をかけてブランディングを見直し、顧客の声を中心に「そうではない」と伝えていく方針だという。今後打ち出すキーメッセージは「迷いがない環境だから成長できる」であり、識学は迷いなく成長できる環境をつくる仕組みだと発信していきたいと述べた。島袋氏も、識学は感情をなくすものではなくルール設計、仕組みづくりだと受け止めていると応じた。
6年で売上4倍、それでも続けられなかった理由
本題の福島ファイヤーボンズについて、安藤氏はまず6年間の成果を振り返った。買収時に約2億円だった売上は、識学グループからの支援分を除いても8億〜8.5億円程度まで伸び、事業としての成長は果たせたと安藤氏は評価する。
一方で、Bリーグの成長性を見込んで多くの企業が参入しており、競争は激しくなっている。スポーツ興行としてはチームが強くなければならず、興行そのものも魅力的でなければならない。そのため必要な費用は年々増え、識学グループは6年間で合計約15億円を投じてきたという。
今シーズンはチームの成績が良く、福島では大いに盛り上がった。しかしアリーナが完成し、アリーナにふさわしい興行を充実させる必要があったほか、平均観客動員数のハードルもあった。その結果、売上をつくる側に経営資源を十分に割けず、売上の伸びは期待を下回った。今期だけでグループに4億〜5億円程度の赤字負担が生じたと安藤氏は明かした。
しかも、この投資はすぐに終わるものではない。今季は5000人規模のアリーナが満員近くになる試合が続き、「福島のシンボルになる」という目標に近づいた実感があった。一方で、2029年シーズンからBリーグ最上位カテゴリーの「Bプレミア」に参入することもほぼ決まっている。チームへの投資を続けなければ弱くなり、盛り上がりかけた「ふつふつと燃えてきた炎」が消えてしまうのではないか、と安藤氏は懸念した。
識学グループが持ち続けるなら、今後も毎年3億〜4億円の赤字を出しながら投資を続けることになる。安藤氏はそれを難しいと判断した。グループ経営を考えれば、投資を控えて黒字化を目指す経営をせざるを得ない。しかしそれでは、福島のためにやってきたのに、自分たちの都合で福島の成長を止めてしまう。それは正しくないと考え、新しいスポンサーを探すべきだと判断したという。
島袋氏が、上場企業がマイナスを掘ってでも保有し続ける意味を見いだすのは難しいのではと問うと、安藤氏は同意した。地方創生は企業としてやるべきことの一つではある。ただ、識学はグループ利益が昨年ようやく5億円程度出た会社であり、そのうち4億円をチームに使っていた。昨年はたまたまグループ全体の利益が出た年だったので賄えたが、これが原因で3億〜4億円の赤字になることは許されない、と安藤氏は述べた。
全株売却から「一部残す」への方針転換
譲渡の方式は株式の売却である。島袋氏が「全株売却でもよかったのでは」と踏み込むと、安藤氏は経緯を詳しく語った。
それまで売却は選択肢になかった。買い手が見つからないだろうと考えていたからだ。しかし年末ごろ、財務的に苦しい状況のなかで福島の盛り上がりを見て、自分たちと地域の人々が作り上げてきた現状なら十分な価値があると考え、売却に動くことにした。当初は上場企業の社長として15億円の投資回収を最優先に考え、全株売却を優先順位1位の選択肢に据えていたという。
ところが実際に売却の検討を始め、Bリーグのチェアマンとも話をすると、識学グループがここまで福島を支えてきたことへの深い感謝と、「ここまでやってきたのだから、もっと上の景色も一緒に見ていきましょう」という声をもらった。安藤氏自身も、手放すことを考えると、我が子のように育ててきたチームから完全に離れるのは違うと感じた。
そこで考え方を切り替えた。優先順位1位は「2031年にBプレミアで日本一になれる資本体制をつくる」こと。2位は識学の連結子会社から一旦外すこと。投資回収は二の次とした。この方針で新スポンサーを探し始めたという。
島袋氏は初期から現地に足を運んでいたといい、地方の体育館から始まって観客も少なかった時期(コロナの影響もあった)を経て、行政を巻き込んでアリーナをつくり、チームも強くなったタイミングでの話だったと振り返った。そこで識学が抜けると言えば周囲は驚く、という島袋氏の指摘に、安藤氏はそれほど財務的に苦しかったのは事実だと答えた。グループのトップとして責任を感じていたうえ、ファイヤーボンズの社長を務める西田氏も識学の社員である。グループに大きな財務負担をかけていることに西田氏も耐えられなくなるし、自分も株主に説明できなくなる、という思いがあり、多くの人に相談しながら模索したという。
出資比率の変化と新オーナー
譲渡前の株主構成は、創設時に出資した地域の小口株主が11〜12%程度を持ち、残りを識学が保有していた。今回の譲渡後、識学の持ち分は3割を切る程度となり、新しいスポンサーが60数%を持つ。詳しい数字はIRを見てほしいと安藤氏は述べた。
新オーナーは東京の会社で、その背後にいるのは、アパレルのセレクトショップ「フリークスストア」を全国で数十店舗経営していた鹿島氏である。鹿島氏は5年ほど前に同社を売却して大きな資金を得ており、その資金を文化、スポーツ、音楽などに、投資ではなく寄付という形で投じて恩返ししたいと考えていた。出会いのきっかけは、安藤氏の友人が鹿島氏の知人とゴルフをしていた際、安藤氏側の事情が話題に上り、鹿島氏が関心を持つのではないかとなったことだ。2月ごろに紹介を受けたという。
安藤氏によれば、将来的には識学の持ち分を30%弱からさらに段階的に下げ、20%を切るところまで考えてもよいと思っている。そこで一旦利益を確定させることも選択肢の一つだという。地域の株主の持ち分をどう扱うかも含め、ここから議論していく段階だとした。
経営体制は維持、震災復興という原点
チームの経営体制はそのまま維持される。識学は持分法適用会社として関わり、資金面は鹿島氏側が全面的に支える。一方、人材面では識学所属の人間を4名ほど出向させたまま一緒にやっていく想定だという。
安藤氏は、鹿島氏についてぜひ付け加えたいと語った。福島ファイヤーボンズは東日本大震災後、原発事故の影響で子どもたちが外で運動できず、子どもの肥満率が全国1位になったことを受け、バスケットボールで子どもが運動できる場所をつくろうという経緯から生まれたチームである。震災復興のシンボルとして運営してきた。
鹿島氏も個人として被災地にボランティアに入っていた。安藤氏が本気度を感じたエピソードとして挙げたのが、仮設住宅での取り組みである。支援が充実していく一方で、働く場所や仕事がなく、普段会社で交わされるようなコミュニケーションが取れないという課題があった。そこで鹿島氏は仮設住宅の場所を借り、そこに暮らす主婦の方々にミシンで商品を作ってもらい、それをフリークスストアが買い取って店頭で販売していたという。安藤氏は、この人となら一緒にやれると思ったことが決め手の一つだったと述べた。
マジョリティを手放した感想を問われると、安藤氏は「結構楽になりました」と答えた。年4億円なら月割りで3000万〜4000万円の負担が乗っていたことになる。本業が大きく伸びているならともかく、本業も停滞しているなかで、グループのKPIという意味では非常に楽になったという。
横ばいが続くサブスク型の基本サービス
話は本業に移る。島袋氏が注目したのは、開示されている「プラットフォームサービス」の契約社数と月次売上で、契約社数は約1000社、月額売上は1億7000万〜8000万円程度で推移している。島袋氏は、識学がSaaSのようなサービスだったかと疑問を呈した。
安藤氏によれば、かつては識学の理論を教えるだけだったが、現在は学んだ後も導入支援としてコンサルタントが定期面談を行い、クラウドサービスも提供している。これを「識学基本サービス」と呼び、識学の浸透度を測るスコアを顧客と一緒に高めていくサービスとして続けている。
投資家はこの数字をどう見ればよいかという質問に、安藤氏は伸びるのが一番良いと笑ったうえで、ここ1〜2年はほぼ同じ水準で推移してしまっていると認めた。品質改善を重ねて解約率は下がっているが、新規契約社数が伸び悩んでいるためだという。
では今後SaaS型企業に変わっていくのかというと、安藤氏は基本サービスの社数は伸ばしたいが、それをメインの戦略とは考えていないと述べた。組織コンサル事業はもっと伸ばせるかもしれないが、実際この2〜3年は伸びていない。そのため一旦は伸ばすよりも利益率を上げる方向に向かっているという。
製造業の連続M&Aという第二の柱
利益を確保してもう一方で進めるのが、製造業の連続M&A、いわゆるロールアップである。直近のリリースでは、借入によるデットファイナンスで約5億2000万円を調達したことも開示した。安藤氏はこの分野で技術承継機構などが成長している例を挙げ、後継者不足のなかで日本の大切な製造業の技術を残していくには、単純に後継者を見つけるだけでは限界があり、複数の会社を抱えられる会社がM&Aを重ねていく流れになると見ている。
識学の強みとして安藤氏が挙げたのは二つだ。一つは5000社以上のコンサル経験があり、製造業も数多く見てきたこと。もう一つは、4年前から銀行と組んでファンドをつくり、100%近い株式を保有して企業を再生し、売却する事業をやってきた経験である。単に買収するだけでなく、組織を通じて業績を伸ばせる体制があるので、この事業は自社に合っていると考えている。
PMI(買収後の統合)について、島袋氏はサーチファンドのように外部から社長を探すのかと尋ねたが、安藤氏は否定した。識学のコンサルとして数百社を担当した人材が社長に就く場合もあれば、役員として入る場合もある。若手でも識学の文化の中で育った社員を、現場のマネージャークラスとして派遣するモデルだという。
島袋氏は、提言するコンサルと泥臭い実務を伴う経営は違い、その転換は難しいのではないかと指摘した。安藤氏の答えは、事業戦略には口を出さないというものだった。買収先の人々はその道のプロであり、経営のなかで最も経験が必要で難しい部分には関与しない。識学が担うのは組織改善の責任者としての役割と、親会社としての資金繰りの改善である。上場企業の傘下に入ることで銀行の与信も変わり、ファイナンスも受けやすくなる。
島袋氏が人事本部長のような役割かと問うと、安藤氏はもう少し踏み込むと答えた。社長の右腕のようなポジションで会議に同席し、日報も見る。その業界のプロではなくても、どの数字を管理すべきか、どの数字で会議をすべきかについては5000社のノウハウがあるという。安藤氏は、KPIを運用していると言う会社でも、きちんと設計できていないケースは意外に多いと述べ、島袋氏も自社がそうかもしれないと笑った。
実績と「譲るなら識学に」という手応え
ファンドの実績として、安藤氏は開示済みの1社について、約3億円で買収し売却に至った事例に触れた。いずれも識学が組織に入り込んで改善したもので、現在はさらに2社が動いており、うち1社は組織改善が進んで毎月過去最高の売上を更新しているという。
今年に入ってからは1件の買収を公表しているが、水面下でM&A交渉を重ねるなかで、識学には高い競争力があることが分かったと安藤氏は語る。識学の研修を受けるだけなら面倒だと断られることも多い。しかし自分がつくった会社をきちんと残したいと考えたとき、識学のような会社に譲ったほうがよいと判断する経営者が非常に多いことが分かったという。
島袋氏は、自社の経営理念を刷新したら会社が理念に沿って動き出した感覚があったと話し、仕組みがきちんと設計されていればトップがいなくても社員が迷わずに済む点がM&Aにも通じるのではと述べた。安藤氏も、仕組みの側にどんどん寄せていくイメージだと応じた。
最終合意には至っていないので分からないとしながらも、安藤氏は今期中に、公表済みの1社に加えて2〜3社を買収できそうな進捗だと明かした。
PL経営からBS経営へ
M&Aを本格化させると、これまでPL(損益計算書)中心で事業をしてきた会社が、BS(貸借対照表)で事業をしなければならなくなる。そのとき安藤氏が必要だと考えるのは、キャッシュカウとなる事業がしっかり稼げる状態にすることと、不採算事業を現金に変えておくことだ。これが福島ファイヤーボンズ売却の理由の一つでもあったという。
既存事業については、これまで伸ばすために投資し、人を増やし、広告宣伝費をかけてきた。それを「一定伸ばさなくていい」と意思決定することで利益率を上げる作業に切り替える。キャッシュカウをつくりながら、買収した製造業の会社の利益率も上げ、連続M&Aの件数と規模を拡大していく。これがこの数年の識学グループの中心戦略になると安藤氏は説明した。
時価総額は約77億円で、70億円台で推移している。株主は何を見ればよいかという島袋氏の問いに、安藤氏は「M&Aがうまくいくこと」と答えた。識学は一定の規律を持ってM&Aに臨んでおり、複数の買い手候補が競う場面でも、識学の提示額は最も低いか、少なくとも最も高くはないという。自分たちで決めたルールの範囲内でしか金額を出さず、利益が出ている会社を買うので、高値づかみはしない。M&A時の一時費用はかかるが、連結決算に組み込まれた段階で初年度から利益貢献する会社を選んでおり、業績が横ばいでも積み重なれば利益に効いてくる。そのため、M&Aのリリースが出たタイミングに注目してもらい、買収先の業績がほぼそのまま翌期の決算に乗ると判断してもらってよいと述べた。
採用は抑制、多角化への評価
番組視聴者に向けて採用の話を振られると、安藤氏は現在あまり採用していないと答えた。本当に優秀な人が来れば採るかもしれないが、今はスリム化を進めている段階だという。儲からない、これ以上伸びないと判断した事業からは撤退も進める。組織コンサル事業のメイン部分だけなら粗利がほぼ100%の商売で、売上が3.5億〜4億円ある事業だから普通にやれば大きな利益が出る。しかし事業を多角化してさまざまな挑戦をしてきたため、利益体質の会社になっていなかった。それを利益体質にするのが既存事業側の今の取り組みであり、それが片付いてから採用を再開するつもりだという。
島袋氏は、尊敬する経営者から「事業を多角化するな、集中しろ」と言われた経験を紹介した。安藤氏はそれを「本当にその通り」と認めつつ、多角化の一つだった銀行とのファンドの経験が、今回の第二の柱である製造業の連続M&Aを生んだと指摘し、多角化をすべて否定するわけではないと述べた。島袋氏が、失敗しても致命傷を負わなければよいと応じると、安藤氏は致命傷を負わないよう規律を持って撤退することが大事だと付け加えた。
買収対象となる製造業の条件
最後に、識学グループへの参加に関心を持つ地方の製造業経営者に向けて、対象の目安が語られた。識学は基本的に仲介会社を通じてM&Aを行っている。安藤氏が重視するのは売上規模よりも組織体制だという。利益が出ていても、親方の社長と職人3名のように、幹部が社長1人だけという会社は難しい。複数の幹部がいなければ、識学が組織の面からカバーできない場面が出てくるためだ。売上規模でいえば、現時点では5億〜20億円程度のイメージだという。
島袋氏は、事業を継いだ2代目、3代目の経営者のなかにも、このまま続けられるか、伸ばしていけるか不安を抱える人が多いと話し、そうした製造業の経営者に向けて相談を呼びかけて対談を締めくくった。
地方の体育館から始まって、お客さんもあんまり来てなかったんですよ。コロナだったっていうのもあるんですけど、そっからだんだん人が増えていって、行政を巻き込んでスタジアムを作って、あ、すごい、本当にプロバスケチームだってなったタイミングでチームも強くなってたんですよね。だからそこで識学が抜けるって言ったら、ええってなっちゃうでしょ。
それぐらい経営的にはやっぱり苦しかったっていうのも事実。
識学と事業承継、相性めちゃくちゃ良さそうですもんね。
そうです。ここはもう僕らめちゃくちゃ手応えを感じてて、水面下でM&Aの交渉を繰り返してる中で、僕らはすごい競争力があることが分かったんですよ。
何がどうなったら「お、識学いいぞ」っていう風に思っとけばいいんですかね。はい、皆さんこんにちは。今回はですね、証券コード7049、東証グロース市場に上場されてる識学の安藤社長にお越しいただいてます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
福島ファイヤーボンズっていうBリーグのB2のチームの、識学がオーナーですよね。そうですね。はい。株を一部売却されたっていうところを聞きたいなと思ってます。で、それ以外にも色々ね、開示されている情報を深掘りしたいなと思ってますが、よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。
まず安藤社長、そして識学のところは皆さん知ってると思うんで、そこは1回省きます。何回か出てるもんね。そうそうそう。個人的にちょっと聞きたいこといいですか?はい。
最近、安藤さんはXをどういう風に見てるんですか?X?Xは何ですか?いや、Xで上がってるネタとかあるじゃないですか。まあ、色々炎上したりとか。ああ、そうそう。ああいう風になってしまうと、一部金融機関だったり取引先からの信用を失うケースってあるじゃないですか。はい。それってやっぱりありますか?
いや、そこはまあ、もちろん経験したことないんでわかんないですし、それを意識してっていうよりは、やっぱり僕らも結構反省としては、今までなかったものを世の中に広げるっていうことをやってきたんで、尖った表現をずっと使ってきたところがあって、そういった意味で言うと、コアなファンはたくさんできたと思うんですけど、大半の人からは勘違いされてる部分が非常に大きいなと。今年いっぱいかけてブランディングを見直していこうっていう風に言ってるんですけど。
うん。識学って、僕の中で説明を受けると至極真っ当な合理的な考えじゃないですか。この辺になんか分かってたっていうか、あったんだけど、それを明文化してもらったのは識学だなと思って。
それはしっかりある程度学んでいただいた方の感想というか、広告だけ見た人とか本のタイトルだけ見た人とかっていうのは、社員に冷たくて、社員を道具のように使って、社員も識学が入ってる会社では息苦しくて、みたいなそういう印象を受けておられる方が結構おられると思うんで、そうじゃないんだよっていうことを、顧客の声を中心にはなってくると思うんですけど、広げていきたいなっていう風に思ってますね。
識学ってルール設計ですよね。感情をなくすというよりか、ちゃんと設計をしなさいっていう仕組み作りですね。
これから出していくキーメッセージとしては、「迷いがない環境だから成長できる」っていうメッセージをキーとして、要はその迷いがなくて成長できる環境を作る仕組みだよっていうことを、やっぱり出していきたいなと思います。
なるほど。なるほど。で、ですね、ファイヤーボンズですよ。僕もね、結構福島に行かせてもらって、これ今シーズン、今シーズンですよね。行かせてもらったんですけど、ファイヤーボンズの株を一部売却なんですか?完全売却じゃないんですよね。いやいや、一部僕らも残ります。意図とメッセージっていうのはどういうことなんですか?これは話せば長くなるんだけど。はい。
取得して6年間やってきました。売上規模は買収時に2億ぐらいだったものが、8億とか8.5億とか、それぐらいまで、僕らからの支援抜きでっていうことで言うと、事業成長はしっかり果たすことができたと思ってます。
ただ、Bリーグ自体の成長性を見込んで、いろんな会社が参入されてきている現状の中で、スポーツ興行としてはチームが強くないとダメだし、やっぱり興行も魅力的なものじゃないとダメだっていうことになると、やっぱり年々かかる費用も増えていくという、この状況の中で、僕らで言うとですね、合わせると6年間で15億ぐらいお金を投資してきたっていうのがあったんですね。
特に今シーズンに関しては、もう本当にチームの皆さんが頑張ってくれて成績が良くてですね、非常に福島ですごい盛り上がって、すごい良かったんですけど、でもやっぱりアリーナができて、アリーナ用の興行をしっかり充実させたりとか、いろんなところにお金がかかって、4000人を動員しなきゃいけなかったんで、平均観客動員。はい。っていうのもハードルとしてあって、売上を作る側にあまり経営資源を割けなかったっていうところがあって、やっぱり売上の伸びも期待したよりは小さかったと。
今期だけでも4億から5億ぐらいグループに赤字がかかったという状況だったんですね。ここで未来を見据えた時に、この投資っていうのがすぐに終わるものかって言うと、決してそうじゃないんですよね。今年は5000人入るアリーナが満員近く入る試合ばっかりで、すごい盛り上がって、本当に僕らが目指す福島のシンボルになるっていうところに近づいてきたなっていうのはあったんですけど、一方で僕ら、2029年シーズンからBプレミアっていうBリーグの1番上のカテゴリーに行くこともほぼ決まっている。その状況の中で、チームへの投資っていうのはまだまだ続けていかないと、チームが弱くなってしまって、まだ盛り上がりかけのところで、せっかくふつふつと燃えてきたこの炎がですね、消えてしまうんじゃないかなっていうのがあって。
僕らが今、識学グループが持ち続けていく中で、今後も毎年3億、4億、グループで赤字を出してでも投資を続けられるかって考えた時に、これは難しいなと。僕らのグループの経営を考えると、売上で言っても8億、9億ぐらいあるわけですから、投資を控えて黒字の方向を目指すっていう経営をせざるを得ないと。僕らも、せっかくここまで持ってきたんだけど、福島のためにやってきたのに、こっから自分たちの都合で福島の成長を止めてしまうっていうのは正しくないなという風に思って、新スポンサーを探すべきだっていう風に判断したっていう感じです。資本市場に上場されてる会社が、マイナスを掘ってでも保有し続ける意味っていうのを見出すのは難しいですよね。
もちろん地方創生とか、企業としてやるべきことの1つかなというところはあるものの、とはいえグループ利益で去年ようやく5億出たぐらいの会社で、そのうち4億使ってましたっていうこと。去年はたまたま割とグループ全体として利益が出た年だったんでできましたけど、これによって4億、3億の赤字になりましたとかっていうのは、やっぱりもう許されないと思うんで、非常に難しいところだったなと思いますね。
なるほど。そうすると第三者割当になるんですか?それとも株式を?株式ですね。はい。で、しかも一部じゃないですか。言っちゃえば全株売却でも良かった。いや、おっしゃる通り。もうすごい、さすがいい質問しますね。申し訳ないです。
当初、年末ぐらいに経営的には苦しい状況でもあるという時に、ふとですね、この福島の盛り上がりを見た時に、今までやっぱり売却するっていうような選択肢は出なかったんですよ。なんでかって言うと、買ってくれるところがないだろうなと思ってた。今までの状態だと買ってくれるところを探すのは結構大変だろうなと思ってたんですけど、今の福島の状況、僕らが作り上げてきた、地域の皆さんの作り上げてきた状況になった時に、十分価値がある状況まで来たなという風に思って、その時に売却に動こうという風に思ったんですけど、おっしゃる通りで、初めは上場企業の社長として15億の投資回収っていうのを最優先に考えようという風に思ったので、全株売却っていうのを1つの選択肢の、まあ優先順位1位として、まずは年末考えたのは実はそうなんですね。
でもやっぱり実際売却を検討し始めたりとか、あとはBリーグ側、Bリーグのチェアマンとかともお話しさせていただくと、ここまで数年間識学グループが福島をやってきてくれたことに対するすごい感謝をしていただけたっていうことと、ここまでやってきたんだからもっと上の景色も一緒に見ていきましょうというような声をいただいたっていうこともありますし、実際手放すっていうことを考えた時に、これまでの思いとか、本当に我が子のように育ってきたチームなので、自分たちが完全に離れるのは、なので、初めは優先順位は投資回収、投資回収しながら当然福島の未来につながる売却をしていこうという風に考えたんですけど、そっから考え方を切り替えまして、優先順位1位は、ここに書いてあるんですけど、福島が2031年にBプレミアで日本一になれるような資本体制を作る。で、優先順位2位として、僕たちの連結子会社から一旦外させてもらう。投資回収はもう二の次にしようという風に考えて、新スポンサーを探し始めたという感じの経緯です。
チームの存続だったり発展を最優先に考えたっていうことですね。資本を増強していくっていうパートナーを一緒に探してって。安藤さんだってむちゃくちゃバスケにはまってたし、なんならラグビーやってたのに。生まれ京都ですよね。京都、大阪ですよね。あ、京都、そうですね。京都で生まれて大阪。そうだった。
もう初期から行かせてもらってたんですけど、地方の体育館から始まって、お客さんもあんまり来てなかったんですよ。コロナだったっていうのもあるんですけど、そっからだんだん人が増えていって、行政を巻き込んでスタジアムを作って、あ、すごい、本当にプロバスケチームだってなったタイミングでチームも強くなってたんですよね。だからそこで識学が抜けるって言ったら、ええってなっちゃうでしょ。まあ、そうですね。
それぐらい経営的にはやっぱり苦しかったっていうのも事実。僕としても上場企業の社長として、グループのトップとして責任を感じてましたし、福島の社長をやってる西田もうちの社員ですから、そのグループに対して多大なる財務的負担をかけてしまってることに対してはすごい責任を感じていたので、このまま続けていくと西田さんも耐えきれなくなるし、僕もやっぱり株主に説明できないっていうのは正直ありましたから、その中で何がいいかなっていうのを、いろんな人に相談しながら模索したのが実情ですね。はい。
結局、確か過半数を持たれてたんでしたよね。100%持ってたんでしたっけ。そう。9割弱ぐらい。地域の皆さんが11、12%、ちっちゃい株主の皆さん、創設にお金を出していただいてる皆さんが少しずつ持っていただいて、10数%、11%ぐらい持って、残りを僕らが持ってたという。それが結果何%になったんですか?詳しくはIRの方で数字を見てもらえばと思うんですけど、僕らは3割弱ぐらい。はい。3割切るぐらいで、60数%を今回の新スポンサーに持っていただくと。
あ、なるほど。で、確か買われたオーナーがアセットマネジメントさんっていう東京の会社。どういう会社で、なんでそこと出会って、どういう風に行き当たったのかって。
えっと、元々フリークスストアっていうアパレルのセレクトショップを全国で数十店舗経営されていたオーナーの鹿島さんって方なんですけど、その方が5年ぐらい前に売却されたんですかね。そこで一定の大きな資金を手に入れられてるっていう状況の中で、そのお金を持たれた中で言うと、お金を文化とかスポーツとか音楽とか、そういうものに、投資という感じじゃないですね、寄付をしていって恩返ししていきたいっていうような思いを持たれてる方がおられて、たまたまその方が僕の友人と知り合いで、友人と一緒にゴルフを回ってる時に、いや、実はそういうこと考えてるんですよみたいな話をしたら、鹿島さんっていう方も興味持つと思うけどなみたいな話になって、それが2月ぐらいだと思うんですけど、繋いでもらったっていうのがきっかけなんですよ。
ゴルフから。鹿島さんと直接ゴルフしたわけじゃないんですけど、ゴルフの途中でそういう話になってという感じですね。
新しいオーナーは社会貢献も、ある程度自分で資金があるし、そういうところに地域創生というか、そういう感じもあって。スポーツを通じて地域の皆さんを元気にするっていうことですね。
将来的には、30%切ったぐらいを、持分法から外していくってなると20%を切っていくところまでは、段階的に考えていいと思ってるんです。それは僕らの持ち分がこれぐらいなのか、あとは地域の皆さんの株をどうするかみたいなところは議論は残ると思うんですけど、そこで一旦利益確定させていただくっていうのも1つの選択肢かなとは思ってる。その辺りはここからディスカッションかなと思ってます。はい。
じゃあ福島ファイヤーボンズの経営はどうなんですか?元々識学にいた社長、確か東福岡出身のラグビーですね。あの、うっすみたいな、すごいそういう方で。抜けられるんですか?いや、今の体制はそのまま維持します。あ、そうなんですか。
だから僕らはもう持分法適用会社として、資金的なところは全て鹿島さんのところでサポートいただくんですけど、僕ら人的なところで数名、つってもまあ4名ですか、含めてうち所属の人間を出向させたまま一緒にやっていくということをイメージしてます。
これ鹿島さんのところで少し付け加えておきたいのは、鹿島さんとそういう経緯で話をすることになって、僕ら福島ファイヤーボンズって、東北の東日本大震災の復興の時に、福島の原発の影響で外で運動できなかったところから、要は子供の肥満率が1位になったっていうところから、バスケで子供の運動する場所を作ろうというところの経緯から出来上がったチームなんで、本当に東日本大震災の復興のシンボルとしてしっかりやっていこうということでやってるわけなんですけど、鹿島さんもですね、フリークス自体、個人的にもすごく震災のところでボランティアに行かれていたりとか。
あとこれは本当に震災復興のためにすごく考えておられたんだなと思ったエピソードがですね、被災地の仮設住宅のところで色々支援は充実をどんどんしていった中でも、やっぱり働く場所がないとか仕事がないとかっていうところで、普段僕らが会社でやるようなコミュニケーションっていうのがなかなか取れないというところで、仮設住宅にわざわざですね、そこで場所をお借りして、仮設住宅におられる主婦の方々にミシンで商品を作ってもらって、それをフリークスが買い取って、それを店頭で売るというようなことをやられていたと。それぐらいですね、そういうところに本気で取り組んでおられた方っていうことも分かってですね、是非一緒にやっていきたいということで、今回こういう流れになったっていう感じ。
むちゃくちゃいい話じゃないですか?それ多分、言ってって言われてますよね。いやいやいや。でも本当に僕が決めた1つの経緯というか、この人なら一緒にできるなっていう風に思ったんですね。うん。安藤さん熱いっすもんね。まあまあ。
熱い男、日本に対してすごい熱い思いを持ってる人がついて、どうですか?プロバスケチームの経営を、まだ少し残されてると思うんですけど、マジョリティじゃなくなったじゃないですか。
結構楽になりました。やっぱり年間4億ですから、月割りすると3000万、4000万のところが乗っかってたものがある程度なくなっていくってことで言うと、本業がめちゃめちゃ伸びてればいいんですけど、本業も今なかなか停滞してる中で言うと、グループの経営っていう意味では非常に楽になった分はあると思います。はい。
その本業のところもちょっと聞きたいんですけど、色々開示されてる、リリース出されてると思うんですけど、俺が直近気になったのが、昔からやられてたと思うんですけど、プラットフォームの月売上と顧客数みたいな、多分普通SaaSの会社みたいな感じで、月間の契約者数が1000社ぐらいで、月のサブスクの売上が1億7000万ぐらいありますよね。7000万から8000万円ぐらいを推移してます。ずっと。ですよね。あれ、識学ってそういうサービスでしたっけと思って。
そうですね。島袋さんに受けていただいた時とかは、ただ教えるだけだったんですけど、識学を。でも今は識学の理論を学んでいただいた後も、導入支援でコンサルが定期面談させてもらったりとか、あとはクラウドのサービスがあったりとかですね、それを使っていただくのを識学基本サービスということで。これ一応、目的で言うと、浸透度を測るスコアみたいなのがあって、それを一緒にお客様と上げていきましょうと、お客様とやっていくサービスをずっとやってるんですよ。
あれ毎回開示されてるじゃないですか。投資家もそうなんですけど、あれを見てどうなったらどうっていう風にこっちは感じればいいですか?いやいや、あれはあれが伸びて1番ベストですね。そうですよね。
ただ経緯で言うと、もうずっと多分ここ1、2年ぐらい、あれぐらいの売上で推移しちゃってるんですよね。だから1億7000万円ぐらいずっとストックはあって、サービスの品質自体は徐々に改善を繰り返していって解約率は下がってるんですけど、新規の契約の社数が伸び悩んでるんで、本当にずっと同じぐらいの売上がずっと推移してるっていう、そんな感じ。
つまりはSaaS系の企業に変わっていくってことですか?
もちろん基本サービスの社数っていうのは伸ばしていきたいとは思ってるんですけど、そっち側をメインの戦略とはあんまり考えてなくてですね。僕らがしっかりやっていけば組織コンサル事業っていうのはもっと伸ばせるかもしれないんですけど、事実としてこの2、3年間伸びてないですね。これは一旦伸びないと、どちらかというと利益率を上げていこうっていう方向に今向かってます。
はい。こっち側の事業はですね、メインとしては製造業の連続M&A。ああ、そこに繋がってくるわけですね。今回もまたリリースを出しましたが、利益を確保して、銀行与信とかも上げて、デットファイナンス、借り入れで約5億2000万円ぐらい調達して、ロールアップ系のM&Aです。で、ロールアップ系のM&Aは、直近で言うと技術承継機構さんとかがすごい伸ばしてると思いますし、レンリプさんとかもすごい伸ばしてると。まあマーケットで言うと、基本的には後継者不足の中で、そういうロールアップ、日本の大切なですね、製造業の技術を残していこうと思った時に、単純に後継者を見つけていくっていうのはやっぱり限界があると思うんで、そういう会社を抱えられる会社がどんどんM&Aしていくっていうのは、こういう中でなると思うんですよね。
で、僕らはどういう強みがあるかって言うと、5000社以上の今までのコンサル経験があって、製造業もたくさん見てきましたし、あとは4年前からは新銀行と一緒にファンドを作って、100%近くの株を持たせていただいて再生させ、それを売却するっていうような事業もやってきたっていう経験があるんで、簡単に言うと、僕らはM&Aするだけではなくて、ロールアップのところで組織を通じてですね、業績を伸ばせる体制があるんで、非常にこの事業は合ってるなっていう風に思ってましてですね。
これってPMIで識学の担当も入りつつ?はい。派遣します。派遣して、だから引き継ぎもちゃんとやりつつ、識学出身の誰か、サーチファンドのサーチャーみたいな社長を識学内から派遣する。もしくは外部から探して?いやいや、探さないです。
識学のコンサルで数百社経験した人間が社長の場合もありますし、役員としても入りますし、あとは若手の中でも識学社内で識学の文化の中で育った人間がいるんで、その人間も現場のマネージャークラスとかで派遣していくっていうような、そういうモデルでやってます。コンサルから経営ってまた若干違うじゃないですか。コンサルってこう提言していく。経営してみたら、まあ泥臭いこともやんなきゃいけないみたいな。ここの転換って結構僕難しいんじゃないかなと思ってるんですけど、そこどうなんですか?識学社員は。
経営って主に経営戦略的な部分と資金繰りのところと、あとは組織運営。そういう意味で言うと、経営戦略とかは彼らがその道のプロなんで、M&Aした先が。そこには僕ら口出そうと思ってないんですよ。それも経営のある種1番経験がいって難しい部分に関しては、僕らは口出さない。
で、僕らは組織を改善していく責任者と、あとはもちろん親会社ですんで、資金繰りの部分と、組織とお金の部分だけ改善していくっていうスタンスですね。なるほど。上場企業の傘下にあるから銀行の与信も変わるし、いろんな形でファイナンスも受けやすくなる。確かに実務のところは分からないというか、その道のプロがまだ残っていて、そしてCHROみたいな、人事本部長の役みたいな感じ。
そうですね。人事本部長よりはもう少し踏み込むと思いますけどね。はい。実際僕らもこう入らせていただいて、社長の右腕みたいなポジションで組織改善に入っていくんですね。会議に同席させてもらったりとか、日報を見させてもらったりする中で、もちろんその道のプロじゃないんだけど、どの数字を管理したらいいかとか、どの数字で会議したらいいかとか、そういうところはもうずっとやってきてるんで。
確かに。はい。わかんない、そこ。何をKPIにすればいいか。そこに関しては5000社のノウハウがありますから。意外に多いと思いますよ、ちゃんと僕KPIやってますみたいな会社でも、KPIがちゃんと設計できて(いない)。僕も今聞いてて、俺もそうかなと思ってました。俺もそうじゃない?
実際、新銀行とのファンドをやって、1社はね、開示してるんで、3億ぐらいで買収して、2億ぐらい(上乗せして)売却させてもらったり。あ、そうなんですね。これも完全にその組織に僕らが入らせていただいて、今2社動いてるんですけど、1社の方はもう割と組織の改善が進んできて、毎月過去最高売上を更新してますし。
あ、そうなんですね。識学と事業承継、相性めちゃくちゃ良さそうですもんね。そうです。で、そこはもう僕らめちゃくちゃ手応えを感じてて、今年に入ってから、まあ1社だけM&Aで買収できたことを公表させていただいてるんですけど、水面下でM&Aの交渉を繰り返してる中で、僕らすごい競争力があることが分かったんですよ。自分が識学を受けるだけやったら、めんどくさいしやりたくないって言われることは結構多いじゃないですか。でも本当に自分が作った会社とかをちゃんと残していこうと思ったら、やっぱり僕らみたいな会社に譲った方がいいって判断してくれる経営者がめちゃくちゃ多いことが分かったんですよ。
確かに最近僕思ったことがあって、会社の経営理念を刷新したんですよ。刷新して、すごい自己満で良かったなっていう風な。僕から見る景色として、会社が経営理念に沿って動いていってる感じがして、これってもしかしたらM&Aもそうなのかなと思ってて。法人って法人格だから、その経営理念があって進むじゃないですか。で、同じようにそこに識学を使って仕組みとかがちゃんと設計されていたら、トップがいなくてもみんな迷わなくて済むって。あ、そうですよね。はい。仕組み側にどんどん寄せていくイメージですね。はい。はい。はい。
そこがすごいやっぱり手応えあって、まだ最終合意まで行ってないんでわかんないけど、今期中にひょっとしたら今の1社にプラス2社、3社買えそうな感じの進捗で進んでいってるんですよ。その時に僕が考えなきゃいけないことは、今までPLでずっと事業してきたところから、BSで事業しなきゃいけなくなってくるっていう時に、キャッシュカウの事業をしっかり儲けられる状態にするっていうことと、不採算の事業をキャッシュに変えとくっていうことはやらなきゃいけないと思う。そうなったのも福島の売却につながった1個の理由ではあります。
だから、本業のところでの利益率を上げるっていうのと、さっき言った福島ファイヤーボンズの会社のところを整理して、よりM&Aを強化していくよってメッセージとして言ったら、お金を食ってた事業なんで、それをなくして一定のお金に変えること。今の事業って、伸ばそう伸ばそうとしてどんどん投資して、人も増やして広告宣伝かけてってやってたのを、一定伸ばさなくていいっていう意思決定をすることによって、利益率を上げていくっていう作業に切り替えていく。
だからキャッシュカウをしっかり作っていきながら、もちろんこの製造業のM&Aの会社もしっかり利益率を上げていくことによって、どんどん連続M&Aの数と規模を上げていくっていうことが、今後の識学グループの、一旦この数年の中心の経営戦略になってくるということ。株価が、時価総額今77億円ぐらいで、70億台でずっと推移されてますよね。じゃ、今後はそこの選択と集中で、M&Aがうまくいくと株価にも大きく、かなり期待できる。
だからもし株主として見てた時に、何がどうなったら「お、識学いいぞ」っていう風に思っとけばいいんですかね。M&Aがうまくいく。M&Aがうまくいく。
僕らもう一定の規律の中で、実はM&Aも大体数社と並行になるんですけど、僕らって大体、買収提示金額はですね、1番高くないんですよ。つまり自分たちの決めたルール内でしかお金を出さないっていう風に決めてるんで、しかもちゃんとある程度利益を出してる会社を買うんで、のれん負けすることは、まあ絶対ない。M&Aの時の一時的な費用はかかりますけど、それが連結決算に入ってきたタイミングでは、初年度からちゃんと利益貢献できるような会社を買ってますんで、そのまま横ばいだとしてもね、要はそれがしっかり積み重なった時に、翌期を迎えた時には全額利益貢献する状態で行けますんで。識学がM&Aのリリースを出したタイミングは注目かもしれないですね。
そうですね。業績を見ていただいて、それが来期の決算にはほぼそのまま乗ってくるっていう風に判断いただいてもいいんじゃないかなっていう感じですね。
わかりました。ありがとうございます。色々聞きました。経営者の人に見ていただいてるんで、M&Aで識学グループにグループインしてもいいよ、もしくは採用もいいんじゃないですか?識学で働きたいとか。いや、採用はね、今あんまり取ってないですよ。あ、取ってないんですか?コンサルとかをやりたい、まあ本当にピカピカな人が来てくれたら取るかもしれないですけど。今はどちらかというと、さっきも言ったスリム化を図っていってるんで。うん。うん。うん。
事業も選択と集中で、儲からないな、もうこれ以上伸びないなと思う事業は多分撤退も進めていきますし、今までの既存のM&Aとバスケ以外のところの事業に関しては、組織コンサルの事業のメインのとこだけやってれば、だって粗利100%の商売なんで。確かに確かに、そうっすね。それで売上が3.5から4億ぐらいある事業ですから、普通にやってればめちゃくちゃ利益が出るんですよ。
でも事業を多角化していろんなことにチャレンジしてってやってきたから、あまり利益体質な会社になってなかったんで、それを利益体質にするっていうのが、こっち側の事業はどちらかというとメインの取り組みになってくるんで、人はその辺が全部綺麗になってから、もう1回採用し始めるかなっていう感じですから。なるほどね。
僕も昔、尊敬する経営者とサウナに行った時に、事業を多角化すんなと。集中せえ、お前集中せえやって、識学の安藤社長が言ってますよ。
いや、まあでもそれは本当その通りで、まあでも言い訳じゃないけど、その多角化の1つが新銀行とのファンドだったわけですよ。それの経験が、今回の2本目の大きな柱となる製造業の連続M&Aっていう事業を作ってくれたっていうので言うと、多角化を全て否定するわけじゃないと。まあ、そうね。そっからやっぱり成功は出てくるんで。失敗するけど、その失敗した時に致命傷を負わなければいいことです。そう。致命傷を負わないように、ちゃんと規律を持って撤退するというか。はい。はい。はい。すごく大事ですよね。響きます。
識学グループにちょっと興味あるっていう地方の製造業の社長が見てたらですね、概要欄に貼ってますんで、一応なんかフォームを作っとくんで、そこを経由してください。まあ、僕らも基本的には仲介の皆さんを使ってM&Aをやらせていただいてますんで。僕もそういうのやってます。やってます。僕ら売り手側に立ったアドバイスが売りです。ちょうどいいですよね。だから僕ら買い手なんで、はい。それは是非島袋さんのところに相談してもらってっていうのが1番ベストかなと思います。
製造業ってサイズどれくらいからなんですか?本当に色々なんですけど、今のところはですね、利益が出てるっていう会社の、町の親方社長と職人社員3名とか、幹部が親方社長のみだけってのはちょっときついかもしれないです。複数名幹部がおられる会社にしとかないと、僕らもう組織でカバーできない場面が出てきちゃうんで。はい。その辺の売上とかよりは、組織体制の方を見させてもらってるのがメインですかね。はい。まあ売上で言うと、今のところで言うと5億から20億とか、それぐらいの間ぐらいのイメージですかね。
僕も直接はやってないんですけど、継いだ後にこのままやっていくのは少し不安だとか、結構おられるじゃないですか。いるいる。継いで実際にやってみたけどイメージがわかない、今後伸ばしていけるかわかんないとか、続けていけるかわかんないみたいな。うん。継いだ2代目、3代目、俺ちょっと違うなっていう製造業の社長がいたらですね、是非概要欄からお願いします。今日は識学の安藤社長にお越しいただきました。参考になった方はですね、グッドボタン、チャンネル登録まで。またじゃあM&A BANKでお会いしましょう。ありがとうございました。はい。ありがとうございました。
今見た動画よりももっとオフレコの深い情報、皆さん興味ありませんか?M&A BANKサロンでは表に出せないような深い話もやってます。M&Aを学びたい人、そして会社を売却してお時間がある人、友達集めに是非入会参加いただけると幸いです。概要欄から。僕じゃないんだ。
だって苦しくたって生きてくんだ そう消えない思い
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