着色料、砂糖、空気、スクリーン:子どもの健康を守るための実践的な対話

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概要

ブライアン・ジョンソンは、最初の子どもが生まれてからの22年間、ずっと子どもの健康について考えてきたと語る。店で原材料表示を読んだとき、そこに書かれているものが何なのか分からず、その成分について調べた末に「これはまずい状況だ」と判断したことを覚えているという。同じ商品が自宅の食料棚にも、子どもの友達の家にも置かれていた。それらを遠ざけることは、本人の言葉を借りれば20年にわたって戦ってきた闘いであり、子どもたちが当然そうした食べ物を欲しがり、友達もそれを持っていたことで、いっそう難しいものになっていた。

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今回のエピソードには、ジョンソンとともにBlueprintを共同創業したケイト・トロと、救急医療医であり、ジョンソンの主治医でもあるマイク・マリン医師が参加している。ジョンソンはこのテーマを、繊細で恐ろしいものだと表現する。子どもは無力であり、口にする食べ物、吸う空気、飲む水によって早い段階から不利な立場に置かれかねないからだ。この番組では通常、まず危険性の科学を取り上げ、その後で対策を扱う。しかし今回は、その順序を逆にする。親が家庭で取り組める現実的なステップから始め、それを実践することがいかに難しいかについても率直に語り合う。中心となる問いは、子どもの安全と健康を守るために、大人がどのような絞り込んだ具体的な行動を取れるかということだ。厳格な管理と、子どもに自分で選ぶことを教えることの間で、どこに適切なバランスがあるのかは分からないと、彼らは認めている。

合成着色料:その正体と潜む場所

トロは、彼女が「良いニュース」と呼ぶものから話を始める。これらの害は「完全に予防可能」だというのだ。なぜなら、それらは環境の中にあるもので、人々はしばしば知らないうちにそれを選んでいるからだ。教育こそが主な手段であり、その最初の例が合成着色料である。

マリンは合成着色料を、多くの食品に加えられている着色料であり、とりわけ子ども向けの製品に偏って使われているものだと説明する。一般に問題とされるのは赤色と黄色の着色料で、これらは注意欠如や多動性障害と直接関連づけられていると彼は言う。この影響はおそらくすべての合成着色料に当てはまるだろうと考えており、特に子どもの食べ物において、合成着色料への曝露を全面的に減らそうとする動きがあると指摘する。また、研究の大半は赤色40号と黄色5号に焦点を当ててきたと付け加える。

トロは、正しいと思われる数字を挙げる。食品全体では約19%が合成着色料を含むのに対し、子ども向けに販売されている食品では約28%にのぼる。彼女の結論は、子ども向けに売られている製品を健康的だと思い込むべきではない、というものだ。むしろその逆だと考え、パッケージの裏を確認すべきだという。そこには通常、赤色40号のような着色料がはっきりと記載されている。マリンは、オーガニック表示のある食品は通常、合成着色料を避けていると示唆しつつも、最善の方法は原材料を読むことだと言う。彼は、スポーツドリンク、Kool-Aid、シリアルを主な問題食品として挙げ、鮮やかな色の食べ物は合成着色料が含まれている良い目印だと話す。トロは、着色料がADHDのような行動面への影響に加え、腸の不調、がんリスクの上昇、細胞の損傷とも関連づけられていると付け加える。

続いてジョンソンは、GPTに合成着色料の含有量が最も多い食品を10品挙げるよう尋ねて得たリストを読み上げる。

  • Targetのミニグリーンカップケーキ:55.3mg(黄色5号、黄色6号、青色1号、赤色40号)
  • Kool-Aid Burst チェリー:52mg
  • Sunny D オレンジストロベリー:45mg
  • Cap'n Crunch Oops! All Berries:41mg
  • Pillsbury Funfetti フロスティング:41mg
  • Trix:36mg
  • Crush オレンジソーダ:33mg
  • スキットルズ:33mg
  • Fruity Cheerios:31mg
  • ミルクチョコレートM&M's:29mg

ジョンソンは、このリストは自分の子ども時代の献立そのものだと冗談を言い、「だから自分はこんなにおかしくなったのか」と問いかける。マリンも、自分の子ども時代の食生活も同じだったと言う。

トロは、分かりやすい問題食品は色鮮やかだが、中には意外な食品にも着色料が含まれていると指摘する。彼女が挙げる例は、プレーンなホットドッグ用のパン(薄茶色の表面に黄色5号や6号が含まれていることが多い)、ブルーベリーベーグル(ベリーの色が赤色40号や青色1号で補強されている)、青色1号と黄色5号で着色されたわさび豆、ディルピクルス、そしてベリー風味のヨーグルトだ。彼女の見方では、こうしたマーケティング戦略は多くの場合、堂々と人目につくところに潜んでいる。

子どもが大切にしているものを通じて教える

トロは、子どもを座らせてこうした問題を説明することが本当に効果があるのかと問う。マリンによれば、彼の息子は合成着色料で行動の変化が見られるようだという。家族はとても幼いうちから特定の色の食べ物を避けるよう教え、今では息子は自分から気をつけていて、人に「あ、僕は青い食べ物は食べないんだ」と言うそうだ。

ジョンソンは自身の方法を説明する。原材料を、子どもがすでに大切にしているものと結びつけるのだ。サッカーの試合の後にある親がCapri Sunを持ってきたとき(ジョンソンの見立てでは砂糖が20〜30グラム含まれている)、彼は子どもたちに、それを飲むと走るのが遅くなり、パスもシュートも下手になると伝えた。チームで一番足が速く、その強みを失いたくなかった息子のタルメージは、すぐに反応したという。

ジョンソンはこれを、以前番組でも取り上げた家庭での「睡眠文化」づくりになぞらえる。家族が「睡眠を大切にする家族」だと宣言し、明確なルールを定めることができる。就寝60分前にはスクリーンを消す、就寝前の決められた時間内には食べない、緊急時以外は夜中にベッドから出ない、誰も他の人を起こさない、といったものだ。進み具合はシール表で記録できる。彼は、砂糖や着色料、その他の原材料も同じように、家族の文化の一部として扱うことを提案する。

彼は社会的な代償も認めている。ピザやカップケーキ、甘い飲み物が出る誕生日パーティーでは、息子が食べられるものを詰めたお弁当を持たせた。ジョンソンはこれを「本当に気まずい」と言う。他の皆がピザと甘い飲み物を口にしている中で、自分の子どもだけが違うものを食べているのだ。それは子どもを難しい立場に置き、「あの子」であることを受け入れるよう求めることになると彼は話す。

1日25グラムという砂糖の上限

マリンは、子どもの砂糖摂取量は1日25グラムに制限すべきだと言い、それがどれほど少ない量なのかを多くの人は理解していないと思うと語る。彼の見積もりでは、子ども向けに売られている製品の多くは、1食分で25グラムを含んでいる。Capri Sunやカップケーキ1つだけで上限を超えてしまうため、これを守るには、子どもに普段与えているものを「全面的に見直す」必要がある。トロは、アメリカの子どもは平均して1日68グラムの添加糖を摂取していると付け加える。マリンは、Capri Sunとシリアルだけでもそれに達しうるもので、「特に羽目を外した日でもない」と言う。後で要点をまとめる際に、トロとマリンは、25グラムという目標は果物に含まれる天然の糖も含めた総糖類についてのものだと補足している。

ジョンソンは、難易度のおおまかな段階を示す。簡単なカテゴリーは、M&M's、甘いシリアル、先ほどの着色料リストのような、明らかに体に悪い食べ物だ。その次が、健康的なものとして打ち出されている食品で、たとえばフルーツジュースとして売られているものの、実際には大量の添加糖を含むCapri Sunなどだ。最も難しいのは、ホットドッグ用のパンや特定のベーグルのように、ごく普通の自然な食品に見え、「超加工食品」らしく見えないものだという。

簡単な道、難しい道、そして正直な「分からない」

ジョンソンはマリンに、知識も時間も限られ、子どもがきっぱり拒否するかもしれない中で、親はどう対処すべきかと尋ねる。マリンはこの問いを2つの軸に分けて考える。

何を排除するかについて、簡単なアプローチは砂糖を減らし、赤色40号と黄色5号がないか表示を確認することだ。難しいアプローチでは、さらに超加工食品を断ち、オーガニック食品だけを買う。行動面については、簡単なアプローチは家に最良の食べ物を置き、誕生日パーティーなど外で子どもが何を食べるかは取り締まらないことだ。難しいアプローチは、子どもの口に入るものすべてを管理しようとすることだ。「簡単×簡単」の道は、極端に走らずに、無理のない範囲で最良の食べ物を家庭用に買うこと。「難しい×難しい」の道は、原材料を一つひとつ精査し、すべてが本物の食べ物であることを確かめ、子どもが口にするのはそれだけであるようにすることだ。

マリンはどちらか一方を選ばない。どの親もこの選択に向き合い、自分が納得できる地点を見つけ、できる限り最善の判断を下すしかないと言い、さらに「私たちが正しい答えを持っているかどうかは分からない」と付け加える。

制限か教育か:ケイトのスキットルズの話

トロは反対側からの話をする。彼女の母親は、健康的な食べ物で彼女を育てようと懸命に努力した。19歳で一人でアメリカに渡ったとき、彼女は緊張のあまりニューヨークのホテルの部屋から食べ物を買いに出られず、この国での最初の食事はスキットルズ1袋だったという。

マリンはこれを核心的なジレンマだと見る。親はトロの母親のようにアクセスを制限すべきなのか、それとも子どもがいずれ家を出て自分で選ぶことを見越して教えるべきなのか。こうした食べ物から完全に遠ざけられた子どもは、自由になったときにそれを全部選んでしまうのではないか、と彼は考える。このことはいつも考えているという。

トロもまた正しい答えは分からないと言うが、より厳格な道の方に傾いている。スキットルズの夕食でさえ、意識的な選択だった。自分が反抗していることも、手元にある情報をもとに大人として判断していることも分かっていた。それは、まったく何も知らない状態よりも良い出発点だと彼女は考えている。彼女は、母親のやり方は家の外では特に制限的ではなかったと説明する。母親は、彼女が友達と同じものを食べても罰することはなく、その代わりに家庭環境を「とにかく安全」にすることに徹した。トロは、これが本当にうまくいったと考えている。

彼女はまた、「おそらく完璧ではないけれど、役目は果たした」シンプルな目安も評価している。母親はよく「化学物質」という言葉を使っていた。トロは科学的に正確ではなかったと認めるものの、それで悪い製品の大半は除外できた。彼女の理屈はこうだ。ある特定の着色料に毒性がなかったとしても、着色料を使っている製品はおそらく添加糖も大量に含んでいる。そうした手法を使う企業は、他のことにもあまり気を配っていないからだ。マリンは、自分の家庭では「本物の食べ物を食べよう」という言葉を使っていると言う。「本物」というのが主観的であることは認めつつも、要は、人々は偽物を売りつけようとしているのだから、それに気をつけなさいということだと話す。

ジョンソンは、意図的に設計された中毒性に関する数字を付け加える。彼が挙げる数字によれば、ビスケットとクッキーは4.1倍、ソーセージは11倍の中毒リスクがあるという。彼はトロに、食べ物を中毒性のあるものとして説明されていたら効果があったかと尋ねる。彼女は、何が効果的だったかは分からないが、それでも母親のやり方が正しかったと思うと答える。

子どもに測定ツールを与える

ジョンソンは、子どもが自分で影響を確かめられるツールを与えることを提案する。インド旅行の際、彼はタルメージに空気質モニターを渡した。タルメージは、滞在したすべての部屋、カフェ、屋内外の空間、そして乗った車の中を測定した。ある車では、運転手にBMWの車内空気清浄機能をオンにするよう頼み、PM2.5やVOCに対してどんなフィルターを使っているのか知りたがったという。

ジョンソンは、子どもが持続血糖モニター(CGM)を使えるかどうか尋ねる。マリンは、糖尿病の子どもはすでに使っているので、使えない理由はないと答える。ジョンソンは、フルーツジュースや甘いシリアルが血糖値にどう作用するかについて、子どもが直感を養う助けになるかもしれないと考える。彼は昨年のハロウィーンに思いついたアイデアを語る。自宅の前に甘いお菓子と指先穿刺検査を用意したブースを設置し、子どもたちに血糖値が上がる様子を見せるというものだ。上昇には15〜20分かかると見積もったが、子どもたちはすでにキャンディーを食べているのだから、到着した時点で検査すればいいと気づく。マリンはそれを「新次元のヴァンパイアだ」と評する。ジョンソンは、今年のハロウィーンには実際にやると思うと言う。

空気質、学業成績、アレルギー

次にジョンソンは、他のエピソードでも取り上げてきた家庭環境の話に移る。彼の推奨は、空調システムにMERV 13、あるいは可能な限り高い等級のフィルターを使うこと、そしてHEPAフィルター付きの掃除機で週2回掃除機をかけることだ。子どもは床の上で這ったり歩いたり、物を口に入れたりして多くの時間を過ごすと彼は指摘する。

彼は鉛の問題も取り上げる。ジョンソンによれば、1980年代にガソリンから鉛が除去されたことは、平均IQの2〜5ポイントの上昇と相関していた。彼は、IQ1ポイントあたり生涯収入の可能性が1.8〜2.4%上昇するという数字に基づき、その価値を8兆ドルと見積もる。国民のIQを高めることは国家が繁栄するための最速の方法の一つであり、有害な原材料や毒素はそれを下げうると彼は主張する。現在のアメリカの予算論争で、毒素や有害な原材料の負荷を減らそうと提案する人が誰もいないことを、彼は本末転倒だと感じている。代わりに議論は、有害な食のシステムがもたらす「壊滅的な害」に対処するサービスであるメディケアやメディケイドの削減に集中していると彼は言う。

マリンはこれを空気質と結びつける。彼が挙げるのは、ロサンゼルスの18校で教室にHEPAと活性炭のユニットを設置した研究だ。粒子状物質は60〜100%減少し、それは数学と英語の成績の0.2標準偏差の向上と関連していた。彼の結論は、きれいな空気は子どもの健康にも脳にも良いということだ。

トロは、幼少期の大気汚染への曝露が、ピーナッツアレルギーが10歳まで続くリスクを2倍にする可能性を示唆する研究を付け加える。ピーナッツアレルギーの治療費が2030年までに3億ドルに達するという統計を見たことがあると言い、その多くは予防可能かもしれないと述べる。

運動と睡眠

要点をまとめる中で、3人は、人工着色料を避けること、総糖類を1日25グラム以下に抑えること、空気を測定してろ過することを挙げる。マリンはさらに、1日少なくとも1時間の自由な遊び、屋外活動、またはその他の運動を加える。これはよく忘れられがちだと彼は考えている。学校の休み時間が15分にまで短縮されることもある中、その責任は親にかかっており、親は子どもをゲームやスクリーンから引き離して外に送り出さなければならないと彼は言う。かつて身体活動は自然に行われていたが、今では計画しなければならないのだと彼は話す。

トロは睡眠について取り上げ、子どもは認知発達のためにより多くの睡眠を必要とすると指摘する。彼女が挙げる目安は次の通りだ。

  • 3〜5歳:10〜13時間
  • 6〜12歳:9〜12時間
  • 13〜18歳:8〜10時間

彼女は、3人とも、一定の就寝時間を守り、それを神聖なものとして扱うことを早くから学んでいれば良かっただろうと語る。

スクリーン、ソーシャルメディア、心の健康

マリンは、スクリーンとメンタルヘルスは別のエピソードにすべきではないかと考えるが、ジョンソンは同じくらい重要なのでここに含めるべきだと言う。マリンは、スクリーンとソーシャルメディアを、子どもに影響を与えている最近の変化の中で最も明白なものだと見ている。彼は、幼い子どものスクリーンへの曝露を制限すること、つまり単にiPadの前に座らせておかないこと、そしてソーシャルメディアの利用を遅らせることを強調する。推奨内容はさまざまで、8年生(中学2年生)より前は避けるべきだとする研究もあれば、13歳、16歳とする研究もあり、「理想的には一生使わない」ともされていると指摘する。彼には、新しい研究が出るたびに推奨年齢が引き上げられているように感じられるという。

彼は新型コロナを大きな試練だったと言う。子どもが家におり、親も在宅勤務をする中で、多くの子どもがテレビの前で長い時間を過ごし、その長期的な影響はまだ分かっていないと彼は言う。振り返ってみれば、より多くの自由な遊びと、より少ないスクリーン時間の方が良いと彼は考えている。

彼はまた、感情について、つまり感情とはどんな感覚で、どういうものなのかを子どもに教えることの大切さも強調する。泣くなとか怒るなと言うのではなく、子どもがその感情を感じることを許すべきだという。マリンはこれをずっと大きなテーマだと呼び、子どものメンタルヘルスが子育てにおいてますます中心的な部分になっていくだろうと予測する。

なぜアメリカの子どもの状況はこれほど悪いのか

ジョンソンはマリンに、医師として、ジョンソン自身が恐ろしいと感じたデータについて評価してほしいと頼む。アメリカの子どもの死亡率と、ジョンソンが20%から80%に及ぶと説明する肥満や血糖値の問題の増加だ。マリンは、アメリカの文化は、他の先進国にも広がっていると彼が考えるものだが、「子どもたちのためにひどい決断を下している」と言う。彼は資本主義の利点を認めつつも、子ども向けの広告には深刻な弊害があると見ており、毒素、食べ物、空気質、ソーシャルメディア、スクリーンに関して、企業と親の双方が誤った選択をしていると非難する。アメリカの乳児は他の裕福な国々の赤ちゃんに比べて死亡リスクが78%高いという統計を、彼は「ぞっとする」と言う。しかし、子どもの肥満、スクリーン時間、身体活動の減少を考えると、その数字は「ますます信じられるものになる」と言い、それを口にすること自体が恐ろしいと感じている。

ジョンソンは規制の話に移る。彼の説明によれば、議会は1977年に有害物質規制法を可決したが、この法律は化学物質を、有害性が証明されるまでは安全だとみなしている。1950年代以降、流通する化学物質やプラスチックの数は50倍に増えたと彼は言う。彼は、2〜4歳の子ども201人を対象としたアメリカの研究を挙げる。尿サンプルから数十種類の化学物質が検出され、そのうち34種類は90%以上の子どもから見つかったという。

彼は個人的な例を挙げる。約2万棟の家屋が焼けたと彼が言うロサンゼルスの火災の際、彼のチームは、燃えた家や車から出た毒素が彼自身の体内に現れるのを確認でき、化学物質とその発生源を照合することもできた。「これはPVCパイプだ」「これは床材だ」「これは車だ」というように。火災は急性の出来事だが、日常的な曝露はそれをゆっくりにしたものだと彼は指摘する。社会全体で製造された化学物質が人間の体内に入り込み、その一部はホルモンのかく乱や認知への影響と関連づけられうる。彼は、これらの化学物質は毒素として作られたわけではないと強調する。多くの場合は善意によるもので、以前のエピソードで取り上げた焦げ付き防止フライパンのPFASのように、役に立つよう設計されたものだった。

彼はこれを医薬品の規制と対比する。FDAは安全性が証明されるまで医薬品の販売を認めないため、医薬品で良いことをしようとする人々は非常に高いエビデンスの要件に直面する。一方で、化学物質のメーカーは、害が証明されるまで好きなものを製造できる。ジョンソンはこれを「ねじれた、本末転倒なアプローチ」と呼び、2つの基準は入れ替えるべきだと言う。

小さな一歩、そして誰があなたを守ってくれるのか

ジョンソンは視聴者に、少しずつ習慣を変えていくよう勧める。最初の段階は、家族が家で食べるものと、家庭環境を清潔に保つことだ。次の段階は、誕生日パーティーへの対応。最後は、子どもが成長して家を出て、家族のルールがもはや適用されなくなったときにどう行動するかだ。「社会はあなたのためにやってくれない」からこそ親は先回りして行動しなければならず、それが変わるまでは、こうした慣行を拒否するには草の根の努力が必要になると彼は主張する。

マリンは、ジョンソンが自分を人々を守る存在だと考えているのかと尋ねる。ジョンソンは、おそらくそれが自分が果たそうとしている役割だと言う。彼の両親は「システムにイエスと言った」、つまりあまり吟味することなく皆と同じことをしていたと説明する。これは批判ではないと強調しつつも、自分はその産物だと考えており、自分の子どもたちには同じことを望まなかったため、システムの弱点を見つけてそれと戦おうとしたのだという。

マリンは、文化や社会が自分に逆らって動いているように思えるとき、親として無力感を覚えずにいるのは難しいと認める。ソーシャルメディア、友達、そして誕生日パーティーの緑のカップケーキに含まれる着色料にまったく注意を払わない他の親たち。彼にとっての慰めは、できるときには注意を払い、家庭では最善を尽くし、口にするものがなぜ大切なのかを子どもたちに教えていることだ。企業が子どもに有害な化学物質を売るはずがないと信じていた彼自身の両親は、それをしなかった。人々がこうした問題をそもそも認識するようになったこと自体が進歩だと彼は見ている。理にかなった場面で、合理的な方法で、自分に対して多少の寛容さを持ちながら行動することを彼は勧め、そうすることで問題がそれほど不吉なものに感じられなくなると言う。

トロは、世論の圧力によって変化の兆しが生まれていることを指摘する。クラフト・ハインツは、2027年までにすべての合成着色料を除去すると約束した。彼女はもっと早く実現してほしいと思いつつも、製品の変更には時間がかかることを理解しており、この約束を心強く感じている。ジョンソンは、芳香剤、香り付きスプレー缶、キャンドル、エアゾールも、親が考えるべきもののリストに加える。

環境が子どもを形づくる証としてのタルメージ

マリンは、タルメージは、こうした問題を気にかける親と暮らす子どもがどうなるかを示していると振り返る。タルメージは自分の環境を受け入れたのだ。ジョンソンは、それは自発的に起きたように見え、タルメージを大学に送り届けたときにはっきりしたと言う。同級生たちがありとあらゆる体に悪い食べ物を食べているのを見て、タルメージは「あれはおかしいよ、なんであんなことしてるの?」といったことを言った。その確信がタルメージ自身から出たものだったからこそ、それを聞いて「父親としてとても嬉しかった」とジョンソンは話す。

対話を終えてどう感じたかと問われ、マリンは、親として恐怖よりも力づけられた気持ちの方が大きいと答える。トロは、「自分の体に入るすべての分子」が、長期的に健康で、賢く、有能で、強くいられるかどうかに影響するものとして扱おうという意欲が湧いたと言う。

子どもに声を与える

対話は、ジョンソンによる思考実験で締めくくられる。子どもが大人になるまで声を持つのを待たなくて済むよう、投票ブロックのような、子どもに力を与える社会的な仕組みがあればいいのにと彼は願う。マリンが、子どもたちはスキットルズ無料化に投票するだけだろうと冗談を言うと、ジョンソンは、子どもが望むものではなく、科学が子どもにとって良いと示すものを代弁するという意味だと説明する。彼はこれを、自身が温めてきたアイデアになぞらえる。もし自分が大統領なら、議会の3分の1は地球を、3分の2は人間を代表することにするというものだ。AIモデルが進歩すれば、同様の役割を担うかもしれないと彼は示唆する。トロはこの考えを大人にも広げる。もし人々の生体データが本人に代わって投票でき、砂糖が人を肥満にし、死に至らしめることを示したなら、おそらく砂糖に対して何らかの規制が生まれるだろう。ジョンソンは、自分にとってBlueprintとはまさにそれだと言う。Blueprintは彼の体に意思決定の権限を与え、「こう感じる」という彼の心をその判断から外したのだ。

ジョンソンはこの対話を「身の引き締まる」「重苦しい」ものだと表現する。3人とも、自分自身の可能性にとって理想的とは言えない経験をしてきたが、それは周囲の人々が愛してくれなかったからではなく、社会のシステムが「単に十分に賢くなかった」からだと彼は言う。社会で最も弱い立場にあり、未来を形づくっていく人々を守るための実践的なヒントを、視聴者が持ち帰ってくれることを彼は願っている。先にマリンが提起した、子どもをどこまで制限し、どこまで子ども自身の選択に任せるべきかという問いには、3人の誰も答えを出せないままである。