ブライアン・ジョンソンは49歳でダンクを習得できるか?
Bryan Johnson翻訳元 English
ブライアン・ジョンソンには新しい目標がある。バスケットボールでダンクをすることだ。本人はこれを「新鮮で楽しい」「難しい」と表現し、大好きだと語る。動画は、そのトレーニングの最初の数か月を追っている。なぜ彼がラボで測るバイオマーカーから誰の目にも見える目標へと軸足を移したのか、トレーナーがどのようにプログラムを組み立てたのか、垂直跳びの記録はどこから始まったのか、そしてトレーナーが成功の可能性をどの程度と見ているのかが描かれている。
「Don't Die」から「何かをする」へ
ジョンソンによれば、このダンクへの挑戦は、より大きな「Don't Die」プロジェクトが何を目指しているのかを体現する探求になったという。彼の捉え方では、「死なない」とは単にマイナスを食い止めることだけではない。プラスのことを実行することでもある。
彼は、バイオマーカーそのものは多くの人にとって大した意味を持たないと主張する。重要なのは、それを使って何ができるのか、それによって何を目指せるのかだ。従来の考え方なら、49歳がダンクに挑戦するなど論外だろう。しかしジョンソンは、「この新しい世界」ではそれがもはや当てはまらないかもしれず、49歳でのダンクも今や少なくとも想像できるものになったのかもしれない、と示唆する。
VO2maxだけでは物足りなくなった理由
ジョンソンは、これまでのトレーニングの原動力について説明する。彼は18歳並みのバイオマーカーを達成しようとしており、その中にはVO2maxを50台半ばにすることも含まれていた。これはその年齢としてはエリート級の能力だと彼は言う。VO2maxは信頼性をもたらすため、今でも重要だと考えている。彼のチームは信頼できる方法で取り組み、データを公開している。
一方で彼は、「そこにのめり込みすぎた」とも認める。彼の見方では、VO2maxが55かどうかを気にする人はほとんどいないが、ダンクができるかどうかを気にする人ははるかに多い。彼はこの変化を一種の成熟だと表現する。人々が理解でき、目で見て分かる指標に焦点を当て、「世の中の言葉で話そうとしている」のだという。そして、ダンクはおそらく自分が達成しうる最高のバイオマーカーになるだろうと結論づける。
トレーニング:派手さより土台づくり
ジョンソンのトレーナーは、NBAのプロ選手たちを指導している人物だ。二人のセッションの映像には、いくつかのエクササイズが映っている。
- ハングポジションからのハイプル。ラックからではなく、プルの前に素早くディップを入れる。
- 左右の横移動ドリル。
- 足首主導のバウンス。この種目では、膝をつま先より前に出すという通常の指示は用いない。トレーナーはジョンソンに、脚を「2x4材」のようにイメージし、カーフレイズのようにすべてを足首で行うよう指示する。そのうえで高さを加え、動きを「弾むボールのように」する。
- クロスオーバーからベースへの動き。左から右へ、「できるだけ遠くまで上に越えていく」。
- 45°方向のバウンス。「本当に弾むように」行うことを狙いとしている。
トレーナーは、家にたとえてプログラムの考え方を説明する。家づくりは屋根から始めるものではない。多くの人は激しいプライオメトリクスのような派手なトレーニングにいきなり飛びつき、それ以外のことはほとんどやらない。それに対してジョンソンのプログラムの最初の2か月は、「とてつもなく強固な土台を築く」ことに充てられている。
トレーナーはこれを、腱と筋肉が異なるスピードで適応することと結びつける。彼の説明によれば、腱の適応には8〜12週間かかる一方、筋肉は3〜4週間で適応する。そのため初期段階では、腱の健康と硬さ(スティフネス)に重点を置いている。彼が挙げる次のステップは以下のとおりだ。
- その土台の上に筋力を積み上げ、より大きな力を生み出せるようにする。
- 力の立ち上がり速度(RFD)に取り組み、その力をより速く発揮できるようにする。
彼は、これからの2か月が楽しみだと語る。
垂直跳びの初期値と率直な見通し
ジョンソンの垂直跳びの初期値は23インチ、より正確な数値では23.9インチだった。彼はそれを動画に記録し、エドに渡した。文脈からすると、エドがトレーナーであるようだ。ジョンソンは、エドに「正直に言ってほしい」と繰り返し伝え、達成できそうにないならそう聞かされても構わないと言っていたという。ジョンソンの話では、エドの答えは「これはいけると思う」だった。
続いてトレーナーは、なぜ楽観的なのかを説明する。彼の考えでは、体脂肪が非常に少なく、栄養と睡眠に気を配っている人は、それらが積み重なるため、分のいい勝負ができる。彼が挙げる身体的な条件は次のとおりだ。
- 健康で硬さのある腱。
- 必要な力を地面に伝えられるだけのトレーニングをこなせる能力。
彼は、その力を直前の1時間のトレーニングで「ちょうど目にした」ところだと言う。数字を尋ねられると、成功の確率を80〜85パーセントと見積もる。これは彼の推定であり、測定された結果ではない。
3か月目
動画の冒頭で、ジョンソンはトレーニングを始めて約1か月だと話している。終盤では、トレーナーが「3か月弱」になったと言う。
ジョンソンは、自分の感覚の変化について語る。始めた当初は、自分の体にあまり自信がなかった。今では「成果を感じ始めている」という。彼はこの日のセッションを調子のいい日のひとつに数え、特に重い重量へ移っていくのが楽しいと話し、トレーニングの日々がとても楽しいものになったと語る。
動画は、タイトルの問いに答えを出さないまま終わる。ダンクの場面も、新たな垂直跳びの記録も示されない。示されているのは、23.9インチという初期値、腱のトレーニングから筋力、そしてスピードへと段階的に進む計画、そしてジョンソンが49歳でダンクを決める確率を80〜85パーセントとするトレーナーの見立てである。
該当する記事はありません。
記事公開 · 更新
