レベル1で『ファイナルファンタジーIX』をクリアする:ボスごとの攻略と物語の読み解き

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概要

この動画は、『ファイナルファンタジーIX』をレベル1のままエンディングまで遊んだ実況である。投稿者は縛りの理由を「気が触れたので」と冗談めかしているが、内容は各ボスのHPと行動パターンを踏まえた攻略の解説になっている。合間には、群像劇としての本作の魅力や、終盤の設定と死生観についての投稿者自身の解釈も語られる。主人公の名前は「グボーイ」に変えて進めている。

18分で読めます
3:34

縛りの方針とディスク1序盤:盗んでから全滅する

物語は劇場艇プリマビスタの船室から始まる。盗賊団タンタラスがガーネット姫の誘拐を計画する場面で、被り物をしたボスとのチュートリアル戦闘になる。投稿者はここで全員の「ぬすむ」を使ってアイテムを集める。レベル1では戦力も所持金も不足しやすいので、この戦闘で主人公の武器を盗めると有利だという。盗み終えたら、時間を節約するためにわざと全滅して戦闘を終わらせる。

その後、グボーイは城を抜け出そうとしていたガーネット姫と意気投合し、逆に姫から自分の誘拐を頼まれる。計画はブラネ女王に見抜かれ、劇場艇は姫が乗っているにもかかわらず激しく砲撃される。脱出した劇場艇は、黒魔道士のビビや近衛騎士スタイナーを巻き込んだまま、霧の立ち込める「魔の森」に不時着する。

最初のボス「プラントブレイン」戦では、まずグボーイが自害する。こうすると盗賊団の助っ人ブランクが駆けつけるので、残った3人が1回ずつ攻撃すれば終わる。スタイナーが「ファイア剣」、ブランクが通常攻撃、最後にビビの「ファイア」でとどめを刺す。経験値を受け取るキャラクターを絞るために、戦闘不能を戦術として使う。この発想は動画全体を通して繰り返し出てくる。

洞窟の「黒のワルツ1号」戦では、冷気で仲間が気を失い、グボーイが一人で戦う。まず敵から「ミスリルダガー」を盗む。この武器は次の2号戦と3号戦で役に立つ。次に、被弾するたびに溜まる「トランス」ゲージを利用する。あと1発で満タンになる段階で、ウィンドウを開閉して敵の攻撃を1回だけ誘い、トランス状態の強力な技で1号を倒す。HPがやや高く、HPが減ると攻撃が激しくなる「シリオン」は、一発殴ってから技で一気に倒しきる。

11:36

黒のワルツ2号・3号:反撃条件と被ダメージの計算

農村で一行は、ビビにそっくりの黒魔道士がブラネの指示で大量に製造されている工場を目撃する。ガーネット姫は「ダガー」と名を変えて同行し、一行は隣国リンドブルムに助けを求めるため輸送船に忍び込む。

「黒のワルツ2号」は、ビビが魔法を撃つと反撃してくる。HPが半分以下になると3人全体に「ファイラ」で反撃するが、1人でも倒れていればこの反撃は来ない。そのため、ビビをあえて倒れた状態にしておく必要があったと投稿者は説明する。あとはグボーイの通常攻撃とスタイナーの「ファイア剣」で片付く。

輸送船内の「黒のワルツ3号」戦では、魂のない人形のようだった黒魔道士兵たちが、3号を前にしてビビをかばうような素振りを見せる。この戦闘ではビビが最初からトランス状態で、黒魔法を2回連続で撃てる「W黒魔法」が使える。敵は「たたかう」へのカウンターとして浮上し、通常攻撃が当たらなくなる。それでも魔法剣は当てられるという。投稿者は、魔法剣は睡眠状態を維持できる、プロテスやシェルの影響を受けないなど、要所で使いどころがあると評価している。

3号のHPは1100である。2回の「W黒魔法」で合計700を削り、残りの400を「ファイア剣」と「たたかう」で削る計画だ。全体「サンダラ」は2回飛んでくる。最大HPの高いスタイナーはそのまま耐え、ビビは雷半減の「シルクの服」で生き残る。グボーイは2発まで耐えられるので、2人が回復している間に1人が攻撃できる。

17:05

クイナの「リミットグローヴ」:HP1で9999ダメージ

リンドブルムでシド大公と会談している最中に、ブルメシア王国が黒魔道士兵に侵攻されているという知らせが届く。グボーイたちはブルメシア人の旧友フライヤとともに出発する。途中の沼地でカエルを捕まえてやると、外の世界の食を知りたいクイナが仲間に加わる。投稿者はこれで「しばらく安泰」だと言う。

その理由が青魔法「リミットグローヴ」である。クイナのHPが1のときだけ9999ダメージを与える魔法で、洗脳されて暴れる守護竜「ギザマルーク」(HP3175)も、ブルメシアで現れる近衛騎士「ベアトリクス」(HP3630)も一撃で倒せる。ただし、ベアトリクス戦はストーリー上の負けイベントなので、一行は倒されてしまう。敵はブルメシア王が逃げ延びたクレイラへ移動し、グボーイたちも後を追う。

クレイラの「アントリオン」戦では、クイナのHPが勝手に回復していてリミットグローヴの条件を満たしていない。そこで青魔法「リレイズ」で調整する。クイナが自分にリレイズをかけ、適当な攻撃で倒れさせると、自動復活でHPが1になる。この手順で条件を整えて撃破する。同じ方法は後の「ラニ」戦でも使われる。

19:51

ダガー側の戦い:黒のワルツ3号の再戦とラルヴァラーヴァ

同じころ、ダガーたちはブラネと話し合うためアレクサンドリアへ向かう。途中で生き残っていた「黒のワルツ3号」(HP1292)と再戦する。駅で偶然出会った盗賊団のマーカスも加わるが、投稿者は彼の与ダメージは姫以下で「弾除け程度」だと評している。この3号はダガーに一切攻撃せず、ダガーが1人だけになると自傷ダメージで勝手に壊れていく。投稿者はこうした細かな表現をFFらしい楽しい要素だと述べる。

地下トンネルの「ラルヴァラーヴァ」(HP2296)は、スタイナーの「暗黒剣」2発と仲間の攻撃数発で倒せる。ただし敵の攻撃は当たればほぼ即死で、今回はうまく回避できて運が良かったと投稿者は振り返っている。

24:06

召喚獣をめぐる陰謀と、正攻法のベアトリクス戦

城に戻ったダガーは捕らえられ、体内から召喚獣を抽出する儀式にかけられる。ダガーは記憶を失っているが、もとは滅ぼされた召喚士の村の生き残りで、アレクサンドリアに逃がされて密かに養子として育てられた人物だった。クレイラではベアトリクスが宝珠「砂漠の星」を奪う。2度目のベアトリクス戦もリミットグローヴで決着がつくが、結局は「ストックブレイク」でやられる展開になる。その後、ダガーから抽出された力で召喚獣「オーディン」が呼び出される。

転移装置で城の地下に戻ったグボーイたちは「ソーン&ゾーン」と戦う。どちらか一方を倒せばよく、スタイナーの攻撃2発で倒せるので、その間グボーイは盗みを働いておく。敵はパワーを溜めてから魔法を撃ってくるが、ダメージを与えれば防げる。

3度目のベアトリクス戦は、クレイラでクイナとはぐれたため、まともに戦う必要がある。相手のHPは5709だ。ベアトリクスは単体攻撃しか使わないので、蘇生を続ければ負けないと投稿者は判断する。毎ターン「1人が倒れ、1人が蘇生し、2人が攻撃する」というパターンで戦い、ビビは生きていれば「バイオ」、他は「たたかう」で攻撃する。直前の宝箱にはスタイナーの武器「アイスブランド」が置かれていて、スタイナーが活躍する場が用意されている。

投稿者はここでスタイナーの描かれ方に触れる。普段から「自分は…」と話すわりに自分を持っていなかったスタイナーが、このあたりから己の意志を大事にする場面が増え、人間的な成長が描かれていくという。多くの人物が交錯する群像劇なのに、それぞれの苦悩や成長が丁寧に描かれている点を、投稿者は本作の大きな魅力の一つとしている。戦闘はやはりベアトリクスに倒されて終わる。しかし、死んだように眠るガーネット姫を見たベアトリクスはブラネへの疑念を確信に変え、グボーイたちの味方につく。

30:28

ラルヴァイマーゴとラニ

脱出の途中に現れる「ラルヴァイマーゴ」は、以前のラルヴァラーヴァが幼虫(ラーヴァ)から成虫(イマーゴ)に進化した個体で、行動パターンも少し変わっている。全体「サンダラ」は「リフレクトリング」や「さんごの指輪」で簡単に対処できる。ただし、リフレクで対処すると演出が長引くのが欠点だと投稿者は言う。HPは3352で、ビビの「ブリザラ」が1発約1200なので、3発で倒しきる。

ブラネ艦隊は召喚獣の力でリンドブルムにも侵攻する。ダガーのペンダントも召喚獣の起動に関わっているらしく、刺客の「ラニ」が送り込まれる。沼地でクイナが再加入していたので、リレイズでHP1にしてからリミットグローヴで倒す。

34:21

外側の大陸:黒魔道士の村、ヒルギガース、イーファの樹

ブラネ艦隊を追って外側の大陸に渡ったビビは、自我に目覚めた黒魔道士が隠れ住む村を見つける。そこで黒魔道士の寿命がわずか1年であることを知る。命について考えたビビは、仲間の黒魔道士とその村で余生を送るより、グボーイたちと外の世界を知る道を選ぶ。山道では召喚士一族の生き残りらしい少女エーコが同行することになる。

「ヒルギガース」(HP8106)戦では、クイナがエーコの相棒のモーグリを食べようと走り去ってしまったため、リミットグローヴが使えない。代わりに、HPの下一桁が7のときだけ有効な秘技「リーチセブン」で仕留める。

霧を排出する大樹「イーファの樹」の最奥では、「ザ・ソウルケージ」が質問攻めに丁寧に答えてくれる。投稿者がまとめた内容はこうだ。宇宙にはもともと「テラ」という惑星があり、命が尽きるたびに幼い星と融合して生き延びてきた。やがて融合先が見つからなくなり、成長しきった星「ガイア」との融合を強行した。その結果、テラはガイアの内側に取り込まれ、二つの星の生命が融け合う状態になった。イーファの樹は星に還ろうとする魂を選り分け、ガイア側の不要な魂を霧として捨てる機関である。クジャはこの霧を使って戦争を起こし、テラの力を増そうとしていた。肝心のソウルケージはアンデッドの性質を持つため、白魔法「レイズ」で倒れてしまう。

続く「サラマンダー」(HP8986)戦は一対一の勝負になる。まず「リーチセブン」でHPの大半を削り、続く三連続攻撃に備えて念のため「防御」で回避率を上げてから勝ち切る。

39:45

ブラネの死からヴァリア・ピラ、メルティジェミニまで

ブラネは用済みと判断したクジャにバハムートを差し向ける。しかしクジャはテラの戦闘艇の力でバハムートを洗脳し、ブラネ艦隊を消し飛ばす。新女王を迎えたアレクサンドリアにもバハムートが送り込まれるが、ダガーとエーコが伝説の召喚獣「アレクサンダー」を呼んで街を守る。これもクジャの読みどおりだったが、そこにテラの管理人ガーランドが現れ、貸し与えていた戦闘艇を奪ってアレクサンダーを消し去る。

クジャの罠で仲間を人質に取られた一行は、魔法に対する結界が張られた地で「アーク」(HP20002)と戦う。一騎打ちで命を奪わなかったグボーイに疑問を抱いたサラマンダーが、その理由を見極めるため同行するようになっており、全員で1発ずつ殴るだけで倒せる。

人質側のエーコたちが戦う「ヴァリア・ピラ」は、ダンジョンの仕掛けと連動して強化されるボスである。今回は仕掛けをすべて解除してあるため、エラーログが流れ続けるだけのやや寂しい演出になっている。HPは12120で、リミットグローヴだけでは足りないので白魔法「ホーリー」も使う。敵は魔法しか使わないので、リフレクトリングで反射すればよい。

ソーンとゾーンが融合した「メルティジェミニ」(HP24348)は、厄介な全体攻撃を持つため速攻で倒す。エーコがホーリー(聖属性が弱点)を詠唱し、クイナはリミットグローヴの準備をし、サラマンダーは高い火力で殴る。1度だけ来た敵の攻撃は幸い単体攻撃だった。投稿者は、本作のホーリーの演出はシリーズの中でもかなり優遇されている気がすると述べている。

49:02

テラへの道:ダハーカと土のガーディアン

クジャが別の惑星テラからの侵略者だと判明し、一行はテラへの転移を計画する。古城で4つの鏡を手に入れる場面では「ダハーカ」が現れるが、「フレイムタン」でヒート状態を付与して倒す。4つの祠を2人ずつで同時に攻略し、投稿者はクイナとともに地脈の祠で「土のガーディアン」(HP20756)と戦う。敵の「ブリザガ」をリフレクトリングで反射して削り、あとはリミットグローヴ2発で倒れる計算だ。次の敵の行動は「地震」だったが、土属性攻撃は装備で無効にしてあるので問題なく勝利する。

53:21

ガーランドの真相と、三連戦での「経験値の押し付け」

テラに着いた一行は、グボーイによく似た尻尾のある種族を見つけるが、彼らは皆どこか虚ろな様子だった。グボーイは一人でガーランドのもとへ向かい、二つの星の融合の失敗、魂の器としての種族「ジェノム」の存在、そしてクジャの後継としての自分の役割を告げられる。テラ側への勧誘をきっぱり断ったグボーイは、他のジェノムと同じく虚ろな存在に落とされる。仲間の声で意識を取り戻したあとも、グボーイは自分一人での解決にこだわる。投稿者は、それまで仲間の先頭に立って諭す姿勢を見せてきたからこそ、この独善的な様子が胸に刺さると語る。

ここからの三連戦は、この縛りで唯一、主要メンバーへの経験値取得を避けられない戦闘だという。そこで投稿者は、各戦闘で1人ずつに経験値を押し付け、そのメンバーを以降の戦線から外すことで、レベル1攻略を続けることにした。

1戦目の「アムドゥシアス」では、グボーイが初撃の「バイオ」で倒れ、「おまじない」の効果で立ち上がるが、一人では勝てない。フライヤ、続いてサラマンダーが加勢し、経験値はフライヤが受け取る。2戦目の「アバドン」(HP10926)は最初の2ターンはダメージが通らないので、その間にリミットグローヴの準備をする。全体攻撃「カマイタチ」で倒れたクイナはおまじないでHP1のまま起き上がり、スタイナーは後列で耐える。グボーイが参戦してダメージが通るようになったらリミットグローヴを撃ち、残りHPを927にする。他のメンバーは順に自害し、演出の長いリミットグローヴの代わりに「デッドペッパー」でクイナがとどめを刺す。ここまで青魔法で活躍したクイナに経験値を渡し、以後の攻撃の要はスタイナーに託す。3戦目の「シェルタドラゴン」(HP10921)では、土属性対策のないグボーイが「アースシェイク」で倒れたところにダガーが加わる。投稿者はこの流れをFF4を思わせる演出だと評している。召喚獣「シヴァ」で大きく削り、グボーイだけが倒れた状態でダガーに経験値を任せる。最後はデッドペッパーで締める。三連戦を経て、グボーイは仲間の説得に応じ、協力して戦うことを決める。

1:03:32

スタイナーの「突撃」とクジャ戦の伏線

ここからの主力はスタイナーの「突撃」である。瀕死状態の味方全員で攻撃する技で、「銀竜」戦ではビビ以外の瀕死の3人が1発ずつ通常攻撃を繰り出す。「ガーランド」(HP40729)戦では、敵が単体攻撃しかしないので、1人を蘇生役に回しながら突撃を繰り返す。突撃にはMPが必要なので「エーテル」で回復する。1回の突撃で敵HPの約3割を削れるという。投稿者によれば、クイナを残していれば1人で1万近いダメージも出せたが、敵のHPが増えてきたこのあたりからは突撃のほうがダメージの期待値が高い。後にも戦闘が続くため、念のため味方を蘇生してからとどめを刺している。

続く「クジャ」(HP42383)戦について、投稿者は物語上の意味を解説する。クジャは単体攻撃しかせず、属性対策が容易な「サンダガ」や、威力と命中率に不安のある「グラビデ」を使うなど、明らかに本気を出していない。以前エーコの誘拐を試みた際、お付きのモグがトランスして強大な力で抵抗したことがあった。戦闘艇も召喚獣も頼れなくなったクジャはトランスの力に目を付け、この戦闘でトランスの機会を密かにうかがっている、というのが投稿者の読みだ。さらに、トランス時の配色は生まれた星の違いを反映していて、グボーイだけが赤、他の仲間は青だった。生まれの違いの伏線はそこにすでに張られていたと投稿者は指摘し、兄にあたるクジャも赤くトランスするので注目してほしいと語る。

実際にクジャは赤く光ってトランスし、一行を蹴散らしてガーランドも葬る。しかし死に際のガーランドから、失敗作とされた自分は後継のグボーイが育つまでのつなぎにすぎず、それ以上の寿命は用意されていないと知らされる。自分も黒魔道士兵と同じ人形のような存在だと知ったクジャは自暴自棄になり、テラの破壊を始める。一行はジェノムたちを救出してテラを脱出し、星の中枢であるクリスタルへ向かう。

1:12:19

睡眠ハメと4つのカオス

ラストダンジョン前の「神竜」(HP54941)には睡眠が効く。グボーイの「刀魂放気」で眠らせ、ゲージが溜まるのを待つ間は起こさないよう「ブリザガ」で攻撃する。グボーイのゲージが溜まったら残りのメンバーのコマンドを一気に入力する。突撃で睡眠は解けるが、刀魂放気まで入力済みなので割り込まれずに再び眠らせられる。神竜は「たたかう」に反撃してくるので、サラマンダーは「投げる」で攻撃する。最後の2人の行動で倒しきれると見て、ATBゲージを待たずに入力し、とどめは「たたかう」で済ませる。

ラストダンジョン「記憶の場所」では、初代『ファイナルファンタジー』をオマージュした4つのカオスが待ち受ける。投稿者は、唐突にエンカウントする様子や、一度戦った相手が強くなって再登場する流れに原作への忠実さを感じ、楽しい演出だと評している。

  • 「マリリス」(HP59497)は睡眠が効く。攻撃はスタイナーの突撃に任せ、サラマンダーはエーテルでMP回復、手の空いたビビには「ためる」をさせる。普通に倒すと死に際に全体攻撃が来るので、眠らせたまま黒魔法か魔法剣でとどめを刺す。
  • 「ティアマット」も睡眠が効き、死に際の反撃もないので突撃で片付ける。
  • 「クラーケン」は全員が水属性耐性の装備なのでダメージを受けない。「スミ」での反撃を防ぐため、まず左触手(HP10000)を壊し、本体(HP55536)を殴り続ける。1発殴るたびに水鉄砲が飛んでくるだけの地味な映像なので、倍速で省略している。
  • 「リッチ」(HP58554)は弱点属性が多く倒しやすい。敵が「死の宣告」を選んでも、カウントが終わる前に2回目の突撃で倒しきる。
1:19:32

デスゲイズとトランス・クジャ

クリスタルの前で、クジャは死への恐怖から破滅願望を極め、最初のクリスタルを壊してすべてを無に帰そうとしている。投稿者は、星そのものが命を持つという考え方はFF7から続く象徴的な設定であり、本作ではそこにクリスタルを守るという伝統的な流れが組み込まれていると解説する。

前座の「デスゲイズ」(HP55535)は初手で全体攻撃「メテオ」を使うが、睡眠が効くので刀魂放気で寝かせて戦う。三連戦で8人中3人が経験値を受け取ったため、突撃を活かすには近接主体の3人がほぼ固定で、残り1枠はビビかエーコの二択になる。今回はなんとなくエーコを選んだという。エーコには全滅時に発動する「転生の炎」があり、メテオ対策にもなるかもしれないと投稿者は考えている。エーコの最大MPは42、ホーリーの消費MPは36だが、「消費MP半減」を付けているので2回詠唱できる。

「トランス・クジャ」(HP55536)は全体攻撃「フレアスター」が厄介なので、使われる前に倒したい。もう使う機会もないので「ダークマター」を消費して大ダメージを与え、あとは突撃で攻める。次の敵の行動は「フレア」で、蘇生してから突撃を命じて勝利する。ダークマターのおかげで思ったより早く片付いたと投稿者は振り返る。

1:24:49

永遠の闇:死生観の解釈と最終戦の手順

倒されたクジャは「アルテマ」で辺りを吹き飛ばし、一行は「絶望の丘」に漂着して「永遠の闇」と対峙する。投稿者は、寿命の迫ったクジャの恐怖・絶望・憎悪に呼応して化身として召喚された存在だろうと推測する。そのうえで、ぽっと出なのに観念的な話が長く、ネタ扱いされがちな不憫な存在だとも言う。こうしたラスボス演出には往年のFFらしさがあるとも述べている。

さらに投稿者は、本作は一見西洋風に描かれ、語り口も「命の循環」と「死への恐怖」という弁証法的な構造をとっているのに、問答の末に出てくる答えは一転して仏教的な価値観を強く帯びた死生観だと読む。このごった煮感もFFらしさだという。

最終メンバーはサラマンダー、ビビ、スタイナー、グボーイの4人である。残りの仲間に力を分けてもらった結果、突撃用の瀕死状態が無駄に全回復してしまう。そこで開幕にビビが味方全体に「ファイラ」を撃ち、全員を瀕死にする。永遠の闇は元気なメンバーの数に応じて行動を変えるので、全員を瀕死にすれば行動は「青の衝撃」だけに絞られる。これは味方単体の残りHPを1にする技で、これを受けたグボーイがトランスし、状態異常への耐性と1.5倍の与ダメージを得る。スタイナーの騎士剣「ラグナロク」にはスロウを付与する追加効果があり、突撃で敵の行動前に攻撃できる機会を増やせる。グボーイはトランス専用の秘技でレベル1でも大ダメージを出す。次の敵の行動「グランドクロス」は全員に16連の状態異常を浴びせる大技なので、それまでに倒しきりたいところだったが、その前に撃破に成功した。

1:31:21

エンディングと投稿者の振り返り

ラストダンジョンが爆発し、イーファの樹が暴走を始める。一行はクジャの転移魔法で安全な場所に逃がされる。クジャがまだ生きていると悟ったグボーイは、最後に助けてくれたクジャを救うため、仲間に別れを告げて暴走するイーファの樹に飛び込む。エンディングではその救出劇と、冒頭の公演の続きが描かれる。

投稿者は、多くの登場人物がそれぞれの帰る場所を見つけ、きれいな大団円で終わったとまとめる。そして、レベルを抑えて遊ぶと仲間たちの個性がより際立って感じられ、作品の奥深さを改めて確かめられたと締めくくっている。