毛穴カバーと皮脂テカリ防止を両立する「2層使い」——CeraLabo新作フェイスパウダー2種の設計と活用法

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概要

敏感肌向けスキンケア・コスメブランド「CeraLabo」から、新作フェイスパウダー「セラネージュ ナチュラルフィットパウダーR」と「セラネージュ ナチュラルリフレクター」が登場した。

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過去に惜しまれつつ生産終了となった毛穴カバーパウダーの復刻にとどまらず、テカリ防止に特化した無色パウダーを新たに開発。特性の異なる2種類を重ねて使う「2層使い」というベースメイクの手法を提案している。敏感肌に配慮した成分の引き算や、時間が経過しても美しさを保つ仕上がりの狙いについて、ブランド開発者の視点から詳細が語られた。

1:28生産終了から復活へ至る「ナチュラルフィットパウダーR」の開発経緯

以前販売されていた「セラネージュ ナチュラルフィットパウダー」は、敏感肌向けの低刺激設計と毛穴カバー力を兼ね備え、愛用者の多いアイテムだった。しかし一昨年前後、製造工場の機械設備に関する都合により、突如として製造継続が不可能となった。特殊な製造技術を用いていたため他メーカーでの同等品の再現が極めて難しく、ブランド史上初となる「やむを得ない廃盤」を余儀なくされたという経緯がある。

その後、愛用者から再販を望む強い要望が多く寄せられたこと、また開発者自身も愛用していたことから、単なる再生産ではなく「より優れた使用感とシンプルな成分構成、さらに手頃な価格」を目指して再開発が進められた。製品名末尾の「R」には「リターンズ(Returns)」の意味が込められている。

4:29肌への負担を抑えるシンプル処方と毛穴カバーの仕組み

旧製品からの最も大きな変更点は、全成分数の大幅な削減である。旧作の24成分から新作では16成分へと絞り込まれ、不要な添加物を削ぎ落とした。成分数が少ないほど肌トラブルのリスクを低減できるという考えに基づいている。

紫外線吸収剤や酸化亜鉛、塩化亜鉛などの亜鉛系成分はすべて不使用とし、タール色素、染料、植物エキス、香料、精油、エタノール、フッ素樹脂、シリコン樹脂(トリメチルシロキシケイ酸など)も配合していない。

毛穴や小ジワをカバーする構造にも工夫がある。一般的なツヤ出しパウダーに用いられる板状のパール剤やラメ剤は、光を直線的に反射するため、凹凸のある毛穴やシワに塗布するとかえって影やアラを目立たせてしまう難点がある。

そこで本作では、光を全方位に散乱させる球状の「ポリメチルシルセスキオキサン」などのソフトフォーカスパウダーを主体に構成。板状粉体によるギラつきを避け、凹凸を自然にぼかす処方とした。さらに、タルクや合成フルオロフロゴパイト、酸化チタンをベースとしつつ、アミノ酸(リシン)由来でシルクのような感触を付与するラウロイルリシンや、ハイドロゲンジメチコン、シリカを組み合わせて皮脂吸着効果を持たせている。

7:48色なし&ラメフリーの完全新作「ナチュラルリフレクター」誕生の背景

毛穴カバーに特化する場合、どうしても肌色(ベージュ)の顔料をある程度加える必要がある。無色のパウダーでは毛穴の凹凸や色ムラを隠す力に限界がある一方、色をつけるとベースメイクの色味に影響を与えたり、マットになりすぎてツヤ感が失われたりするというジレンマが存在した。

そこで、「毛穴カバーはベージュのフィットパウダーRに任せ、皮脂テカリ防止と仕上げに特化した色なしのパウダーを別に作ればよい」という発想から生まれたのが「セラネージュ ナチュラルリフレクター」である。

本品の特徴は、色がつかないクリアタイプでありながら、パールやラメに頼らず肌本来の発光感を残す点にある。板状マイカの配合比率をフィットパウダーRよりも高めることで、自然なシルクのようなツヤを維持しつつ、ラウロイルリシンによってふんわりとした質感と皮脂防止機能を両立させている。

ラメやパールを完全に排しているため、メイク感が強くなりすぎず、メンズメイクやナチュラル志向のメイクにも使いやすい仕様となっている。

11:44「絶対に崩さない」ではなく「崩れても美しい」仕上がり

一般的な強力なテカリ防止下地やパウダーには、酸化亜鉛、フッ素樹脂、シリコン樹脂などが多用されることが多い。これらは皮脂を強力に固める性質を持つが、乾燥を招いたり、クレンジングで落としにくくなったりする傾向がある。

ナチュラルリフレクターおよびフィットパウダーRは、それらの成分を使用しないマイルドな皮脂吸着設計を採用している。皮脂を完全に遮断して肌をパサパサに乾燥させるのではなく、分泌された皮脂を粉体が適度に取り込み、自然なツヤへと転換させるのが狙いだ。

開発者自身の検証によると、塗布直後よりもメイクから10時間ほど経過した後のほうが、皮脂となじんで発光感のある陶器肌に落ち着き、ドロドロとした崩れ方をしないという。

13:22価格改定と仕様の変更点

今回のリニューアルおよび新発売にあたり、価格と容器仕様も見直された。旧ナチュラルフィットパウダーは本体(13.5g)が3,400円、コンパクトケースが1,900円で、セット購入時は税込5,300円とやや高価格帯であった。

今回の2種ではコスト削減が図られ、価格が大幅に抑えられている。

  • セラネージュ ナチュラルフィットパウダーR(レフィル 13g・パフ付):2,300円(税込)
  • セラネージュ ナチュラルリフレクター(レフィル 14g・パフ付):2,300円(税込)
  • 専用コンパクトケース(共通・識別用シール付):1,100円(税込)

ケースとレフィルをセットで購入しても3,400円(税込)となり、従来品から約2,000円近く求めやすい価格設定となった。ケースは縦開き型で、旧型よりややコンパクトな形状に変更されている。2種共通のケースとなるため、判別できるように識別用のシールが付属する。

15:23実演に見る2種の使い分けと「2層使い」のテクニック

動画内では、ベースメイクの仕上げにおける具体的な使用手順が実演された。

  1. ファンデーションの塗布
    日焼け止め下地を塗布した肌に、筆やスポンジを用いてファンデーションやコンシーラーを薄く均一になじませる。なお、手軽に仕上げたい場合は下地の上に直接パウダーを重ねるだけでも十分な補正効果が得られる。
  2. 1層目:ナチュラルフィットパウダーR(色付き)で毛穴を埋める
    小鼻の周りや頬など、毛穴の凹凸や開きが気になる部分にパフでポンポンと置くようにのせる。しっかり塗布しても厚塗り感が出にくく、毛穴を自然にぼかしてセミマットに整える。ツヤを残したい頬の高い位置などは避けて塗るのがポイントとなる。
  3. 2層目:ナチュラルリフレクター(無色)でテカリを抑えてベールをかける
    毛穴を埋めた小鼻の周りや、テカリが出やすい鼻の下、Tゾーン、顎先などにブラシやパフで重ねる。無色のベールを重ねることで、1層目のパウダーをフィックスさせつつ、表面はサラサラで内側にほのかな発光感が残るシルク肌に仕上がる。

異なるメーカーのパウダーを重ねると密着不良を起こす場合があるが、この2品はベースとなる骨格成分が類似しているため、重ねてもダマやヨレが起こりにくく、極めて相性が良いとされている。

単品での使い分けも可能であり、毛穴を隠したい場合はフィットパウダーR、テカリを抑えて自然なツヤを残したい場合はナチュラルリフレクターと、肌の悩みや目的に応じた選択が可能である。