高配当株は「資産運用のコア」になるか――季節性、下落耐性、配当ローテーション戦略をめぐる議論
楽待 RAKUMACHI高配当株投資には関心があるが、元手が少ないと配当が思うように増えず、続けにくい。番組冒頭でMCの佐田志歩さんは自分の経験をそう語り、相場が荒れている今は安定した高配当株に資金を入れたい気持ちが強まっているとも話した。この回の問いは、「夢の配当生活」は実現できるのか、そして高配当株をどう位置づければよいのか、である。
出演者は3人だ。大和証券チーフテクニカルアナリストの木野内栄治さんは、季節性と資金需給の観点から相場を解説した。専業投資家のかんちさんは元消防士で、元手100万円から始めた株式投資で資産はおよそ10億円、保有銘柄は約600、年間配当金は3000万円を超えるという。大和アセットマネジメント執行役員の松本純さんは、同社が2025年10月から運用・上場している「iFreeETF 日本株配当ローテーション戦略」(証券コード435A)の立場から話した。
松本さんは導入で、最近は日本でも一部のハイテク株が乱高下しているが、高配当株は相対的にボラティリティが小さく、比較的安定しているという印象を述べた。高配当株があらためて注目されるのはプラスだという見方である。
夏以降の相場軟化を「季節性」で読む
AI・半導体株が相場を牽引してきたなか、2026年7月頃から株価が大きく調整する場面があった。木野内さんはこの動きについて、目先の材料よりも長く使える「季節性」の話をしたいと前置きした。そのうえで、2026年夏からの相場軟化の背景には、外国人投資家が買い越しやすい時期が終わったことがあったとの見方を示した。
木野内さんが示したグラフでは、海外投資家の売買には季節性がはっきり出ている。7月頃までは買い越しが多く、その後はいったん売り越し気味になる。特に4月は、1990年以降の37年間のうち34回が買い越しだったという。
理由として木野内さんが挙げたのは、米国人の資金需給である。非居住者の配当課税の振り替えを理由に挙げる説もあるが、木野内さんが重視するのは米国の税還付だ。米国では個人が総合課税で申告し、源泉徴収で払いすぎた分が戻ってくる。その還付が毎年2月から5月上旬にかけて40兆〜50兆円規模になり、それが積み上がるのが4月頃なので、4月に海外投資家の買い越し確率が高まるのだと説明した。
木野内さんは季節性の大切さを麦わら帽子にたとえた。夏のレジャー施設で天気がよいと、子どもに麦わら帽子を買ってやらなければと思うが、現地の売店では割高になりがちだ。株も同じで、みんなが持っていると欲しくなるが、本当は時期をずらして買ったほうがよい。「麦わら帽子は冬に買え」という相場格言がこれにあたる。
「セル・イン・メイ」という格言についても、木野内さんは米国株の過去の平均的な値動きで確認した。米国株は5月頃にピークアウトし、秋頃まで軟化するのが平均的な動きだという。
6月の日本株を支える配当と、7月のETF分配金
同じグラフでは、6月に米国株が下がる一方で日本株は上がるのが平均だった。木野内さんはこれを日本特有の配当の効果だと説明した。3月決算企業は6月末までに株主総会を開き、その直後に配当を支払う。2026年のこの時期に支払われた配当は約13兆円だったという。
木野内さんによれば、6月の配当支払いには二つの波がある。一つは2月決算企業や一部の委員会設置会社などによる5月中旬から6月上旬の支払い、もう一つは伝統的な3月決算企業による6月下旬の支払いだ。配当を受け取った投資家、特にファンドはそれを再投資するため、6月は米国が「セル・イン・メイ」で下がっても日本株は上がりやすいのだという。
一方、7月上旬にはインデックスETFが年1回の分配金を支払うため、資金を捻出する売りが出る。今年話題になったこの分配金は約1.7兆円あるが、ほとんどが日本銀行に入るため再投資されない。そのため日本株は6月上旬と下旬に上がったあと、ETFの分配金落ちでピークアウトしやすいと木野内さんは話した。
「セル・イン・メイ」には「セント・レジャー・デーに帰ってこい」という続きがある。9月第2週に英国で開かれる伝統的な競馬の日のことだ。サンクスギビング、クリスマス、ハロウィンに帰ってこいという言い方もある。佐田さんが「それではほとんど投資できない」と突っ込むと、木野内さんは笑いながらも、過去の統計からも格言からも、秋からは株式投資によい時期だと分かると述べた。
秋から2月はバリュー株が強い季節
木野内さんは、秋からはグロース株よりもバリュー株のパフォーマンスがよくなる季節性があるという。ここでのバリュー株は、高配当株の一種と考えてよいと説明した。冬になると米国の税還付が始まるので、外国人投資家の好むグロース株が2月頃から春にかけてアウトパフォームしやすい。グロース株に投資するならまだ少し先だという。
これに対してバリュー株については、年初から翌年度末の3月までの1年3カ月の平均的な値動きをもとに、アウトパフォームしやすい局面を順に示した。6月は配当の支払い時期で、バリュー株ほど配当を多く受け取るファンドが再びバリュー株を買う。8月末から9月にかけては、9月末の配当の権利取りを狙った買いが入る。11月は配当の再投資が始まり、12月には3月末や12月末に権利確定する銘柄の権利取りが起きる。その結果、秋から2月頃まではバリュー株がパフォーマンスを上げやすいのだという。
木野内さんは、季節性はアノマリーの一つだと述べたうえで、アノマリーを「理由は分からないがよく起きる現象」と説明するのは間違いだと指摘した。正しくは「理由を投資家がよく理解していないが、よく起きる現象」であり、バリュー株の秋以降の強さにもきちんとした理由があるという立場である。
長期データでは配当込みのバリュー株が優位
木野内さんは次に、東京証券取引所が公表している配当込み指数を、遡れる2013年から示した。TOPIX、バリュー株指数、グロース株指数それぞれについて、配当込み指数は配当なしの指数より上にある。これほど長い期間では配当が累積的にパフォーマンスを押し上げており、資産運用の成績に配当が大きな影響を与えることが分かると木野内さんは述べた。1年単位で見ても、12月時点ではバリュー株がグロース株を上回っていたという。
佐田さんは、半導体株があれだけ上がっても長期では配当込みのバリュー株がアウトパフォームしていることを知らなかったと話した。木野内さんは、高配当株は面白くない投資だと思われがちだが成績はとてもよく、その証明がかんちさんだと応じた。
かんちさんは実感として、東証のPBR改革を境に一気に変わったと語った。以前はグロース優位だったが、最近はバリュー優位が続いている。高配当株は増配で株価が上がり、さらに高配当になって株価も上がるという好循環にあるので、今はバリューが有利だと考えているという。
木野内さんも、2023年3月頃にPBR改革の話が出るまではバリュー株が割り負けることもあったが、それ以降ははっきり強くなったと述べた。この程度の短期間では配当込み指数がすべて上回るほどの差は出ないものの、価格の効果が強く出ているという。今後については、5年に1度のコーポレートガバナンス・コード改定で現金保有に説明が求められるなど、株主還元がさらに強化される可能性が高いとの見方を示した。日本企業が何十年も溜め込んできた内部留保を、成長投資か還元に回していく局面に入っており、2023年以降の変化が加速すれば、過去の実績以上にバリュー株・配当株の調子がよくなるかもしれないと木野内さんは話した。
設定から約1年のETFの運用結果
松本さんは、自社ETFの運用状況を報告した。まだ1年には届いていないが、2025年10月3日の設定時の基準価額は2000円だった。7月31日時点で3回、合計111円の分配金を払い出したあとの基準価額が2683.71円、残高は438億円だった。直近の2026年8月21日時点では基準価額2743.73円、残高489.25億円になっているという。
7月末時点の設定来の分配金再投資騰落率はプラス40.5%で、同じ期間のTOPIXはプラス31.4%。約9ポイント上回ったことになる。3回分の分配金から計算した利回りは約4.14%で、1年という観点ではまだ1回分の分配が残っている。松本さんはかなり高い利回りだとする一方、バリュー株・高配当株に有利な流れがあったことも正直なところで、「できすぎ」のパフォーマンスだとも述べた。
かんちさんは、自分が買う基準は利回り4%で、それ以上なら買うと判断していると話した。4.14%にさらに1回分が加われば5%以上になると見て、非常に優秀だと評価した。
下落局面での強さはどこから来るのか
松本さんは、TOPIXと比べて下落局面での耐性があると説明した。ボラティリティの高かった2月末から3月後半に、TOPIXは11.48%下落したが、このETFの最大ドローダウンは7.45%のマイナスにとどまった。この期間に限らず、相対的な下落耐性があると松本さんは認識しているという。
理由は二つあるという。一つは、高配当株は株価が下がれば配当利回りが上がり、国債や金利と比べて割安感が出るので買いが入りやすいこと。その結果、高配当でない株より回復しやすい。もう一つはこの戦略固有の特徴で、3カ月以内に配当の権利確定日を迎える銘柄を買うため、配当を取りたい保有者が権利確定前には売りにくく、相場が下がっても売られにくいことだ。7月以降の横ばい相場でのパフォーマンスについては、PBR改革などバリュー株有利の流れにうまく乗れた部分もあるとした。
木野内さんは、プロの間ではファクター分析で配当ファクターが効いていることは科学的に言われていると述べ、分かりやすい比較としてモメンタム株を挙げた。モメンタム株は上がるほど魅力的に見えるが、下落の勢いが出るとどんどん下がっていくように見える。バリュー株は逆で、下がるほど価値が増し、魅力的になる。だから長く見れば、ボラティリティの高い相場ほど優位性が発揮できるカテゴリーだという。佐田さんは、自身はモメンタム株の急降下で大変な思いをしたと明かした。
佐田さんが、全体が下落したときに有名な高配当銘柄を買おうとしても下がっていないので結局買えないと話すと、かんちさんは、保有者の立場からは安心感があると応じた。かんちさんのポートフォリオは高配当株と優待株が中心で、TOPIXほどは下がらない。優待株は下がるほど欲しい人が増え、高配当株も利回りが上がって一定水準になれば必ず買う人がいるからだ。下がるときは下がるが、市場の半分から3分の1程度だという。朝起きたら暴落している「おはぎゃ」の日でも資金が大きく削られず、仮に大きく下がっても買いのチャンスだとかんちさんは話した。
かんちさんの「リアル配当生活」
かんちさんの1日は「普通」だという。9時から9時半頃まで相場を見て、その後はスポーツクラブで運動と筋トレをし、サウナに入って帰ってくる。ちょうど3時頃に戻れるので、大引けまでの30分ほどまた相場を見る。
生活費は配当と優待で賄えており、配当金の範囲で使っているが、使い切れずに余るという。優待好きなので節約効果もあり、生活コストは普通の人より低い。お米も多く届き、外食はほとんど優待で済み、東京に来てもホテルの優待で泊まれる。出ていくお金が減り、配当は増えていく状態だ。
ただし、かんちさん自身の利回りは、10億円に対して3000万円なので3%程度にとどまる。グロース株など配当がほとんどない銘柄も含まれているためで、利回りだけなら高配当ETFを買ったほうがよほどよいとかんちさんは言う。
元手100万円から始めた段階では配当は多くなかったはずだという佐田さんの問いには、3000万円を超えないと実感は分からないと答えた。3000万円あれば利回り4%で年120万円、月10万円ほどの不労所得になり、配偶者がパートに出ているのと同じくらいの効果があって楽になるという。佐田さんが、個別株では1銘柄を買うにも資金が拘束され、銘柄選びが難しいと話すと、かんちさんも、1銘柄で100万円かかるものや30万円で買えるものをうまく組み合わせないとまともなポートフォリオにならず、そこは面倒だと認めた。
今は仕込み場なのか――「利回り革命」との比較
今は配当生活を目指す仕込み場と言えるのか。木野内さんは、秋から年度後半は統計上バリュー株・配当株に投資しやすい時期だと述べたうえで、別の視点としてデフレ脱却を挙げた。
木野内さんによれば、前回のデフレ脱却は1949年のドッジ・デフレの後に起きた。当時も今と同じように、配当利回りが預貯金金利より高い状態だった。配当は増配で増えていくのに預金金利より高いのは、本来おいしい状態である。それでもそうなるのは、デフレ下では株価が下がるので、高い配当でなければ見合わないと考えられたからだ。デフレ脱却から10〜15年ほどの間に、配当利回りと預貯金金利の関係が逆転する「利回り革命」が起きた。その後のデフレで1995年に「逆利回り革命」が起き、現在に至っているという。
株価がまた下落基調に入るなら高い配当が必要だが、インフレの時代になり、名目の株価は上がりやすい。そう考えると、今は株式投資をするうえで半世紀に1度ぐらいの恵まれた時代ではないか、というのが木野内さんの見方である。佐田さんはこれを、配当を受け取りながらインフレによる値上がりも期待できる、両方を取れる可能性がある状況と受け止めた。
疑問1:高配当株は株価が伸びないのではないか
番組では、高配当株に踏み切れない理由として三つの疑問を取り上げた。株価の成長率が低いのではないか、権利落ちで損をするのではないか、管理が難しいのではないか、である。
一つ目についてかんちさんは、PBR改革以前は確かにグロースにかなり負けていたと振り返った。参加しているパフォーマンスランキングでは、1位から50位のうちずっと下の方だった。PBR改革で高配当株に光が当たるようになってから上位に来ているという。
佐田さんは、高配当株は退職金など潤沢な資金を入れるものという印象を持っていたが、株価も上がるなら少額でもやる意味があると感じたと述べた。かんちさんは、株の基本は同じで、増収増益でさらに増配する株を買えば配当も増え、株価もついてくると考えていると答えた。
木野内さんは、高配当株は下がるときにあまり下がらない一方、上がるときもあまり上がらないと述べ、それがデメリットかもしれない、つまりあまり面白くないかもしれないと話した。木野内さんは「株式投資」と「資産運用」を分けて考える。貯金の代わりに少しずつ入れていくのが資産運用だとすれば、高配当株はそれに大変適している。短期で売買して「おはぎゃ」や「おはようにんまり」を楽しむ投資には向かないが、コア資産を振り向けるべき投資対象だというのが木野内さんの立場である。
コアの資産にはインデックス投資が向いているとよく言われる。松本さんは個人的な見解と断ったうえで、米国のインデックスは結局グロース株が上位に来るのに対し、日本の高配当株はかなり違う動きをすると指摘した。インデックスを持っている人が高配当株を併せ持つのは有効な戦略だという。違う値動きのものを組み合わせればリスクが下がりリターンが安定するのが分散投資の本質で、この戦略とMSCI ACWIやS&P500を両方持つと、シミュレーションベースではシャープレシオがかなり改善されるという。配当が安定して入るので、無理に売って現金を作る必要がない点も利点に挙げた。
佐田さんは、S&P500を積み立てていれば将来は安心だと思っていたが、米国株が暴落した時期に老後を迎えたらどうするのかという不安があったと話し、値動きの違う日本の高配当株を組み合わせる意味に納得した様子だった。
疑問2:権利落ちで結局損をするのではないか
配当の権利確定日の翌日には、株価がその分下がると言われる。これについて木野内さんは、最近は配当落ちがあまり強く発生しなくなったと述べた。かんちさんも、ここ3、4年、権利落ちが最も大きい3月でも自分のポートフォリオの評価額はほとんど変わらないと話した。3月以外にも4月から8月などに権利確定する銘柄を持っているので、3月銘柄の下落が吸収され、権利落ちをあまり感じなくなったという。
木野内さんはその仕組みを説明した。日本銀行が大量に保有するインデックスETFや、TOPIXに連動する年金などのインデックス運用では、配当落ち日に配当相当分が企業に預けたままの形になり、そのままだと指数に連動しなくなる。そこで配当落ち分の先物を買い立てる。つまり配当の再投資は実質的に事前に起きており、その後の落ち分は7月上旬のETF分配金落ちのタイミングにずれている。このため配当落ちによる値下がりが時期的に分散されている、というのが木野内さんの説明である。
そのうえで木野内さんは、ローテーションしていくことで、ETF分配金落ちで下がる部分をうまく回避できているのではないかと松本さんに問いかけた。長年パッシブ運用に携わってきた松本さんは、放置すれば比率が下がるので現金がなければ先物で買うのはパッシブ運用ではむしろ常識に近いと応じた。また、分配金を出さないインデックスファンドも多く、配当のために売る必要がないことも、権利落ちが目立たなくなった理由ではないかとの認識を示した。
ETFの設計にあたっては、権利落ちが発生するのは事実としつつ、中長期的なパフォーマンスへの影響を極力小さくする方法を探したという。それがローテーションという考え方につながった。
配当ローテーション戦略の仕組みと「7%超」の利回り
松本さんによれば、この戦略は日本企業の配当のタイミングの違いと、半期ごとの配当金額の違いに注目して開発された。日本には3月決算だけでなく、2月決算や12月決算などさまざまな決算期の企業がある。開発時にはタイミングを含め条件を変えてシミュレーションし、配当の権利確定日まで3カ月以内の銘柄に投資する条件が最適だという結果を得た。また、TOPIXのような時価総額加重より、等金額投資のほうがよいことも分かった。
このルールでローテーションしたシミュレーションでは、TOPIXよりかなり高い配当利回りで推移し、直近では7%台になったという。安定して高い数字が取れたことには、自分たちも多少驚いたと松本さんは話した。
かんちさんは、個別株で7%超の銘柄を探すのは難しいと言う。利回りが高すぎる銘柄はそれ以上の配当余力がないことが多く、4〜5%程度が最適で、5%を超えると無理に配当を出している企業も多いので、かなり気をつけないと減配の可能性もある。だからこそ、ローテーションで実質的に高い利回りを確保できるのは大きいという評価である。
松本さんは、高配当株を持ち切りにすると、多い3月決算企業では3月と中間の9月の年2回しか配当を受け取れないが、ローテーションすれば年4回以上受け取るイメージになり、ETFとして相対的に高めの分配金が期待されると説明した。かんちさんは、個人でこれをやるのは非常に難しいと話した。銘柄は3月や9月に偏っており、6月配当の銘柄に乗り換えるために3月銘柄を全部売るわけにもいかない。優待の権利は2月と3月に集中している。個人でうまくやるのは無理だというのが、かんちさんの評価だった。
疑問3:銘柄選びと管理――かんちさんの手法とETFのルール
高配当株投資には、銘柄選び、入れ替え判断、減配の確認、ポートフォリオの継続管理という四つのポイントがあると番組では紹介された。佐田さんは、不人気で高配当になっているのか、優良企業だから高配当なのかの見極めが難しいと話した。
600銘柄を持つかんちさんは、スクリーニングで売上と利益が右肩上がりなら合格とする。過去10年分が表示されるので、11年目に急に悪くなることはそれほどない。さらに会社四季報に載っている来期・再来期の業績予想を加え、過去10期と新しい2期を合わせて右肩上がりなら持つという。松本さんは、自社の運用でも似た視点のアプローチをとっていると驚いた様子で話した。
失敗もあったという。経験が浅いころは配当利回りしか見ておらず、業績のぶれが大きいシクリカル銘柄を買ってしまった。証券会社などでは5%出ていた配当が0になることもあり、ひどい目に遭ったことが何度かあるとかんちさんは振り返った。現在は、セクター環境がよいところをスクリーニングして買っているという。
ETFの銘柄選定は3段階で行う。TOPIXから大型株100銘柄と中型株400銘柄の計500社を選び、次回予想配当利回りでランキングする。大型株の上位10社と中型株の上位40社、計50社に絞り込む。配分は大型株7割、中型株3割で、それぞれの範囲内では均等に投資する。大型株は1銘柄あたり7%、中型株は1銘柄あたり0.75%となり、高配当の大型株が中心になる。大型株の比率を高くしているのは流動性を考慮した結果だという。
銘柄の選定と投資比率の調整は毎月行う。過去にルール通りリバランスした場合の図では、3・6・9・12月が権利確定月の銘柄が多いものの、それ以外の決算期の銘柄もランキングに応じて組み入れられている。松本さんは、アクティブ運用ではあるが、複雑な仕組みをルール化することで毎月最適な見直しができていると説明した。木野内さんは、相場全体の季節性はおおむね3月決算企業で決まるが、銘柄ごとに季節性は少しずつずれており、そのずれのよいところだけを取っていく手法なのだろうと評した。
NISAでETFを持つ意味
このETFはNISAの対象だ。かんちさんは、個人がNISAで個別株を入れ替えると、売った銘柄の枠がその年は使えなくなるが、ETF内部での入れ替えならNISAの枠に影響しないので、非常に有利だと述べた。
松本さんも、NISAでは売却した枠は翌年まで再利用できないのに対し、ETF内の売買は影響せず、ETFを持ち続ける限り、運用側がどれだけローテーションしても非課税が続くと補足した。NISA枠内で買った分の分配金も非課税で受け取れる。そのうえで、NISA枠の範囲ではこうしたファンドを買い、枠外では自分でいろいろ試してみるという使い分けも考えられると話した。
高配当株をどう活用するか
最後に、高配当株の活用法をそれぞれが語った。かんちさんは、配当が入ってくること自体が安心感になり、年金だけでは生活できない以上、年金を補う資金として高配当株はよいと述べた。ただし自分で選ぶには技量が要る。自分で選べるようになるまでには、失敗して10年ぐらいダメな期間があったという。そこまで経験を積むつもりがなければ、こうしたETFもよいというのがかんちさんの考えである。
松本さんは、あるファイナンシャルプランナーの話を紹介した。インフレで賃金が追いつかない若い世代にとって、教育費や塾代は定期的な支出であり、そのためにNISAで育てた資産を売ることを考えると、投資しながらキャッシュフローを得られる高配当株は別の意味で検討に値するという。松本さんによれば、このETFを上場日に1000万円買っていたら、分配金はすでに3回で54万円(税引き前)受け取れており、1年という観点ではあと1回残っている。月にすると4万5000円くらいになるという。佐田さんは、S&P500のようにキャピタルゲインだけを狙う投資では取り崩しが難しいが、配当なら使い道を家庭ごとに決められるとの感想を述べた。
木野内さんは、普段この番組ではハイテクやAIといった株式投資の話が好きだが、今回の話は資産運用であり、その意味で配当株は有望な投資対象だとよく分かったと語った。特に向いているのは「アクティブシニア」だという。木野内さんは同級生から、退職金をどうするか、持株会の資金をいつ現金化するかと相談されるという。買うときは時間分散するのに、売るときに一度に現金化するのもタイミングのリスクであり、今後インフレや円安で現金の価値が失われるなら株式を持っていたほうがよい場合もある。最大ドローダウンが小さく分配金も潤沢という性質は、そうした層に合っているとして、同級生に聞かれたら推薦できる候補の一つだが、もっと研究したいと述べた。
松本さんはETFのポイントを三つにまとめた。高頻度に銘柄を入れ替えて積極的に配当収益を獲得しに行くこと、次回予想配当利回りを利用してポートフォリオを構築すること、配当落ちによるパフォーマンスへの影響を抑える工夫をしていること。ルール運用で配当を積極的に獲得し、高いインカム収益を目指すETFだという。かんちさんは、少しずつ成長投資枠で自分でも買いたいぐらいだと述べた。佐田さんは、資金がないと買いにくいこと、銘柄選定や管理が大変なことといった、自身が高配当株に感じていた難しさが解消されると感じたと話し、若い世代も時間を味方につけて早く始めれば将来が楽になると締めくくった。
分かりやすさで言うとですね、佐田さんがもしかしたら大好きかもしれないモメンタム株。はい。モメンタム株と全く真逆なんですね。
年金だけでは生活できないんじゃないですか。はい。年金を補完する資金っていうことで高配当株はいいと思うんですよね。
iFreeETF 日本株配当ローテーション戦略、ローテーションすることによって年に4回以上配当を受け取れる感じになるんですね。
個人的にね、やろうとするとすごい難しいです。
高配当ローテーションとMSCI ACWIとかS&P500。これ両方保有するとシャープレシオはシミュレーションベースではかなり改善されます。へえ。
高配当株って株価が上がる原理が、増配されてさらに高配当になって株価も上がるっていう好循環になってるじゃないですか。
配当もらえて、しかもインフレで値上がりも期待できるっていう、その両方をうまくいけば取ることができるっていうことですよね。
少額資金でも高配当株やる意味があるなって今感じたんですけど、どうですか?
不動産投資を学ぶなら楽待。
楽待チャンネルをご覧の皆さん、こんにちは。MCの佐田です。本日のテーマは、夢の配当生活は実現できる?高配当株投資です。
高配当株が気になってはいるけれども、積極的に投資はしていないという方、実は多いんじゃないでしょうか。というのも、私も過去に高配当株投資に挑戦してみようと思ったことはあるんですけれども、やはり元手が少ないとなかなか思ったような配当を得られずに、モチベーションが続きませんでした。ただ直近は相場が荒れていることもあり、安定した高配当株に資金を入れたいなという思いも強まっています。
そこで今回は、改めて知りたい配当株投資の極意をスペシャリストの皆さんから本気で学びたいと思います。まずは大和証券チーフテクニカルアナリストの木野内栄治さんです。よろしくお願いいたします。
こんにちは。よろしくお願いします。
そして専業投資家のかんちさんです。よろしくお願いいたします。
こんにちは。よろしくお願いします。
かんちさんは元消防士で、元手100万円から始めた株式投資で資産はおよそ10億円。保有銘柄はなんと600銘柄、年間の配当金は3000万円を超えているということです。本当に夢のような配当生活なんですけれども、今日は高配当株投資家として率直なご意見を伺えたらなと思います。お願いいたします。
わかりました。よろしくお願いします。
そしてもう一方、高配当株投資をよく知る方に来ていただいています。大和アセットマネジメント株式会社執行役員の松本純さんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。よろしくお願いします。
今日のテーマでもある高配当株がテーマの面白いETFを運用・上場されているんですよね。
はい。大和アセットマネジメント松本でございます。独自の特徴的な日本株高配当ETF、iFreeETF 日本株配当ローテーション戦略、証券コード435Aを昨年の10月より当社で運用・上場しております。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。最近はハイテク株の調整もありまして、高配当株に注目が集まっているのかなと思ったりするんですが、どうですか?松本さん、肌感としては。
確かに最近、日本でも一部のハイテク株とかが乱高下してるような状況があるんですが、その中でも高配当株って相対的にあまり大きなボラティリティがないので、比較的相対的に安定してるというような印象があります。そういう意味では、改めて高配当株に注目されるというのはプラスじゃないかなという風に考えてます。ぜひその直近の市況について、木野内さんに詳しく伺いたいなと思います。はい。
直近ではAI半導体がマーケットを牽引してきました。ですが今年7月頃から株価に大きな調整が入る場面もありましたね。木野内さん、今何が起きているんでしょうか?
はい。今日の動画ではですね、今々のお話よりもですね、少し長く使えるテクニック、季節性みたいなお話をですね、していきたいなと思うんですけれども、2026年夏からのですね、相場の軟化には、外国人投資家がですね、こう買いの時期があるんですね。買い越しをしてくる時期っていうのがあるんですが、これが終わってきてしまったというのがですね、大きなベースとしてあったんだと思います。
過去のですね、こちらのグラフをご覧いただきますと、海外投資家のですね、買い越し・売り越しにはですね、実は季節性がはっきりあるんです。はい。これご覧いただきますと、7月ぐらいまではですね、買い越しの方向が多いんですけれども、そこから後ろっていうのはですね、1回ですね、売り越し気味になってしまうというようなことが季節性なんですね。こうしたですね、海外投資家のお金が逃げてしまったということがですね、1つ、マーケットをですね、崩してしまった要因なんだろうと思いますね。
確かにかなり季節性があるように見受けられますが、4月なんてほぼ必ず買い越しっていうところです。
そうですね。これですね、1990年以降の統計なんですけども、過去37年間あるわけですけれどもね、そのうち34回はですね、買い越しなんです。
これはですね、非居住者のですね、配当税に関わる付け替えなんかもですね、こう言われるところなんですが、実はですね、外国人の中でも米国人のですね、資金需給が影響しています。
米国ではですね、個人全てがですね、総合課税なんですね。ですので、申告をしまして、源泉で払いすぎたお金をですね、戻すという制度なんですね。で、これがですね、毎年2月から5月上旬までで、大体40兆円から50兆円レベルのお金が戻ってくるんです。これがですね、溜まり溜まるのが4月頃っていうことなんですよね。ということで、4月にですね、海外投資家の買い越し確率がですね、かなり高まるというのはですね、こうした理由があるからということですね。
これを見ると、季節性だったり資金需給っていうのはこれまであまり注目してなかったですけれども、かなり重要っていうことですよね。
そうなんですね。季節性ってですね、お買い物をする時には皆さんよく考えると思うんですよ。例えばですね、夏休みにレジャー施設、遊園地なんかに行って、あんまりですね、天気がいいと、お子さんにもですね、麦わら帽子買ってあげなきゃなとか思いますよね。でもどうです?夏のレジャー施設で麦わら帽子、ちょっとお高いかなと。
確かにプールのね、現地の売店で買うと結構割高でやられてますけど、買わざるを得ないから買っちゃうみたいな。実は株式相場もそうで、みんなが持ってるとなんか欲しくなったりとかするもんなんですよ。でも本当のことを言えば、別のですね、場所で、もっと時期が違うタイミングで買った方がいいじゃないですか。このようにですね、季節性っていうのはすごく重要なんです。
相場の格言でもですね、「麦わら帽子は冬に買え」、こんな風に言われるところですね。
どうしてもチャートを見ると、真夏に買いたくなっちゃうんですよね。なるほど。でも確かに格言としては、逆の時の方が安く買えるよっていうことですよね。
あと、その有名な格言としては、セル・イン・メイっていう言葉も結構有名な相場格言としてありますよね。
そうですね。過去のですね、値動きをこれ見てみましょう。ご覧いただきますとですね、青い方の線がアメリカの株のですね、過去の平均的な動きなんです。確かにおっしゃるようにですね、5月頃にこれピークアウトをして、秋頃まではですね、軟化するというのが平均の動きなんですね。季節性やですね、資金需給っていうのは実はとても大切なんだっていうことが分かります。はい。でもこれ見ると、6月はアメリカは下がっても日本株は上がるのが平均っていうことですよね。確かに今年の6月も日本株良かったなっていう印象ありますけれども。
そうなんですね。この時期がですね、今日のこの動画の話題であります配当なんですね。配当がすごく効いてるのが、この6月の日本だけの特徴なんです。はい。
3月決算企業は6月末までに株主総会を開かないといけません。で、その直後にですね、配当を支払うことになります。その配当がですね、2026年ですと、このグラフの期間ですと、大体13兆円ぐらい配当が支払われました。で、よく見ていただきますとですね、2つですね、波があるように見えると思うんですよ。
1つ目はですね、2月決算企業や一部ですね、委員会設置会社などはですね、5月の末から6月の上旬に配当を支払うんですね。はい。で、伝統的なですね、3月決算企業は6月の下旬に払われるということで、この6月のところっていうのはですね、2つの時期に分かれて配当がこう支払われるっていうことなんです。うん。
これがですね、配当を受け取った投資家はですね、特にファンドなどは、これをですね、再投資をするということになるんですね。はい。ですね、6月というのはアメリカがセル・イン・メイになって、日本株は上がるというようなことになるんですね。またですね、これご覧いただきますと、7月の上旬にはですね、インデックスETFというのがですね、年に1度の分配金を支払うために資金捻出売りをするんです。
あ、これすごく今年話題になってました。
そうなんですね。これはですね、同じ分配金・配当でもですね、1.7兆円ぐらいあるんですが、これがですね、ほとんど日本銀行に入ってしまうもんですから、再投資にはならないんですね。まずですね、赤い方のグラフ、日本株は6月にさっきご紹介した2回上がるような感じがあるんですよね。6月の上旬と6月の下旬。はい。7月になるとですね、ETFの分配金落ちでピークアウトをしてしまうというようなことなんです。このようにですね、季節性っていうのはすごくはっきりしてますね。
うーん。なんか本当にこれを見ると、季節性を知って投資するのとしないのでは全然心の持ちようが違うなっていう風に感じました。うん。でもこのグラフを見ると、秋からは投資にいい季節っていうことになりますかね。
そうですね。下の方に書いてありますけども、セル・イン・メイっていう相場格言はですね、「セントレジャー・デーに帰ってこい」。これは9月の第2週にイギリスである伝統的なですね、競馬の日を言ってるんですが、この下の句に関しては実は色々なパターンがあってですね、サンクスギビングデーに帰ってこいとかですね、クリスマスに帰ってこいとか、ハロウィンに帰ってこいとか、いろんなのがあるんですけど、
1年のほとんど投資できないじゃないですか。
そうなんですけどね。色々な言われ方しますけども、秋からはですね、株式相場のいい投資の時期なんだというのが、この過去の統計でも相場の格言でもですね、分かるっていうことなんですね。
はい。ただですね、先ほどもちょっと触れました、麦わら帽子は冬に買った方が良くてですね、冬にはですね、先ほどのアメリカの税還付が開始されますので、冬からは外国人投資家の好きなグロース株がアウトパフォしやすいんですが、実は秋ぐらいからはですね、グロース株よりもバリュー株、このバリュー株っていうのが配当・高配当株の1つだと思っていいと思うんですが、こちらのパフォーマンスが良くなるということが季節性なんですね。で、ご覧いただいてるグラフはですね、年初から今度は年度末まで、3月末までですね、1年と3ヶ月間のですね、過去の平均的な動きで、青い方がですね、みんな大好きなグロース株なんですね。
はい。それは半導体とかも含めて。
そういうことですね。これはですね、2月ぐらいからパフォーマンスが良くなって、春ぐらいまでパフォーマンスがいいということで、グロース株に投資をするならば少しまだ先なんですね。で、赤い方がですね、バリュー株、配当株などが含まれるバリュー株ですが、6月のところを見てください。2つ矢印ついてますが、配当の支払われる時期にアウトパフォしてますでしょ?
赤い矢印2つついてますね。
配当を受けたファンドは、バリュー株ほどたくさん受け取りますから、またバリュー株を買うんですね。こういうことがあるのが1つ。で、今度はですね、8月の末から9月にかけてぐらいのところでは、9月末の配当の権利取りをしたいということでですね、またバリュー株が買われてきます。はい。はい。
次はですね、またですね、矢印ついてますが、11月からですね、11月の終わりぐらいまでにかけて、これがですね、配当の再投資が始まったり、今度はですね、12月ぐらいに入ると、今度は3月末、あるいは12月のですね、配当銘柄なんかもですね、あってですね、配当の権利取りみたいなことになって、こうしてご覧いただきますと、実はですね、秋から2月ぐらいまでっていうのはバリュー株がですね、随分パフォーマンスを上げやすいということがですね、分かるんですね。随分細かいお話しましたけれども、
季節性とかっていうのは、アノマリーって言われるものの1つなんですね。アノマリーっていうのは、よく言うのが「理由は分からないけどもよく起きる現象」っていう風な言い方をすることがあるんですけど、これ間違ってましてね。うん。理由を投資家はよく理解してないけども、よくある現象なんですよ。このようにですね、実はバリュー株が秋ぐらいからですね、パフォーマンスを上げてくるっていうのは、ちゃんとしたですね、理由があるから、こうした季節性が出るということなんですね。
結構意外でした。そのグロース株の方がずっと調子が良くて、バリュー株は横というか、横ばいなのかなって思っていたので、こんなにもバリュー株の方がアウトパフォしてるんだっていうのは、データにしてみるとすごく面白いですね。
そうですね。このグラフですね、1月から12月までのところで見てもらえますと、赤いグラフの方が12月で上にありますでしょ?アウトパフォしてるんですね。これですね、ちょっと時系列でですね、見てみたいと思います。
こちらの方のグラフを見てください。こちらはですね、配当込み指数が遡れる2013年から見ました。これは東京証券取引所がですね、発表してくださってるものなんですが、点線の黒がですね、よくありますですね、TOPIXです。で、これに対して、赤の点線と青の点線がそれぞれバリュー株とグロース株です。
これのですね、配当込みがですね、それぞれの実線なんですけども、こうして長く見ますとですね、実線の方が全て上の方にありますでしょ?はい。これですね、配当込みになりますと、このぐらい長い期間ですと、すごくパフォーマンスがですね、累積的に上がってくるんですね。長期的にはですね、配当はですね、運用、資産運用のですね、パフォーマンスに大変大きなですね、影響を与えることが分かります。うん。
うん。あれだけ半導体が上がっていても、こうやって長い年数で見れば配当込みのバリュー株の方がアウトパフォしてるっていうのは、知らない方多いんじゃないでしょうか?私も知らなかったです。
そうですね。もしかしたら、あまり面白くない投資だと思われてる方多いと思うんですけども、パフォーマンスはですね、とてもいいんですよね。それはもう、こちらにですね、かんち様がですね。
そうですね。証明してくれてる、証明するかんちさんがいらっしゃるわけですけど、実感としてはどうですか?
そうですね、東証のやっぱりPBR改革とかが効いてて、うん。あれから一気に変わったような気がしますね。それまではグロース優位だったのが、最近はもうバリュー優位にずっと来てますね。で、高配当株って株価が上がる原理が、増配されてさらに高配当になって株価も上がるっていう好循環になってるじゃないですか。そうするとやっぱりバリューの方が今有利かなとかと思ってます。うん。
確かにそうなんですよね。これご覧いただきますと、今のですね、東証のPBR改革、2023年の3月頃からそういう話になったんですが、それまではですね、赤いグラフのバリュー株っていうのは少しこう割負けるようなこともあったんですが、その辺りからですね、グイグイっと赤いグラフがですね、こう上の方に行ってますでしょ?これね、2023年からクローズアップしたグラフがありますよ。
いきたいと思います。
東証のPBR改革後はですね、バリュー株がですね、もう明確にこれ強くなっていて、このぐらいの短期ですとね、実線の配当込み指数がそうでない点線をですね、全て凌駕するというほどですね、効果は大きくないんですが、今ご指摘あったように価格の効果がすごく強く出てるということですよね。
で、今後はですね、コーポレートガバナンス・コードの改定というものが5年に1度あるんですが、これ現金の保有にですね、説明を求められるなどですね、ますますですね、この株主還元というものがですね、強化される可能性が高いんですね。それを考えると、2023年以降起きてきた状況の変化っていうものがさらに加速すると、こういうことも期待ができますから、この過去のですね、トラックレコード、これよりもですね、今後さらにですね、バリュー株、配当株っていうのがですね、調子が良くなるかもしれないなと思いますから、私も興味津々でですね、今日は勉強したいなと思ってきました。
じゃあ、その企業が持っているその内部留保の現金を配当に回しましょうねっていう動きが、今後ますます進んでいくっていう認識でよろしいですか?
そうですね。あるいは成長のために投資をするかですね。あ、グロースするか。そう、これまでですね、日本はですね、企業が内部留保でこう溜め込んできてたんですよね。これ何十年も続いてきたんですが、これをさあ、これから使っていくぞ。こういうタイミングになってきてるということですね。
うん。溜め込んでいる企業は今もなおたくさんあるっていうことですね。うん。じゃあこの改革が一時的なものではなく、今後もますます加速していくという、ああ、この背景がよくわかりました。
そして、ここで伺いたいのが、松本さんが先ほどおっしゃっていましたiFreeETF 日本株配当ローテーション戦略435Aは、運用開始からおよそ1年が経った頃かと思います。この1年、マーケットかなり荒れたかと思いますけれども、実際の運用っていうのは狙い通りに行われたんでしょうか?
はい。まだ1年には届いていないんですが、基準価額は昨年の2025年10月3日の設定時、2000円スタートだったんですね。うん。これから、このフリップにもありますように、7月31日で分配金が3回合計で111円。払い出した後で2683.71円。残高ももう7月末段階で438億円まで成長してます。直近の2026年8月21日現在ですと、基準価額2743.73円。残高の方も実は489.25億円になっています。うーん。
これ実際7月末時点で話しますが、期間別騰落率を見てみましても、設定来での分配金再投資騰落率も40.5%、プラスですね、当然。へえ。すごい。ということで、この期間ではTOPIXの騰落率が実は31.4%プラスなので、9%くらい勝ってんですよ。
うん。で、しかもこの3回分の分配金、これが7月31日までの利回りで計算すると、4.14%くらいになってまして、これしかもまだ1回残ってんですね、1年間って観点では。これ、かなり高い利回りっていうことは言えると思います。実際これ、先ほどの木野内さんの話にもありますが、バリュー株、高配当株が含まれます。この辺のプラスっていうのも正直あったのかなという意味で、できすぎなパフォーマンスかなと思ってます。
うん。いや、今、高配当株で4.14%ってどうですか?かんちさん、結構市場の中ではいい。
高いですね。私、買う基準にしてるのが4%なんで、それ以上回ってればもう買うっていう判断してますから、4.14%でさらに1回分残ってると、5%以上になると思うんですよね。うん。そういう意味で言うと、もうすごい優秀ですね。うん。うん。
配当もしっかり出して、TOPIXを上回る結果を出しているというところですけれども、これなぜそんなに良いパフォーマンスが出たんでしょうか?
当然、その疑問っていうのは正直あると思うんですよ。はい。こちら、TOPIXと比較しても下落局面での耐性があるんですよ。うん。これ左側のグラフなんですが、当ETFの分配金再投資基準価額、TOPIXも再投資ベースなんですが、このパフォーマンス比較をすると、この期間の下落率、割とボラティリティが高かったんで、2月末から3月の後半、TOPIXの方は-11.48%くらいマイナスになってるんですよ。それに対してこのETFっていうのは、最大ドローダウンでも7.45%のマイナスで済んでんですね。うん。この期間に限らないんですが、当ETFはある程度相対的な下落耐性があるという風に認識してます。はい。
当然、これ理由は何だってことなんですが、これ大きく2つございます。今度は右側のフリップを見ていただきたいんですが、1つ目は、高配当株というのは株価が下がると配当利回りが当然上がるじゃないですか。はい。ということで、利回りが高まると買いが入りやすいんですよね。やはり皆さん、国債とか金利とか見るんで、それと比べると、すごく高くなってくると買いやすいっていうのはあります。うん。で、結果として高配当でない株と比べると、こういうような下落局面での回復性が高くなりやすいというところがございます。
で、もう1つ、これは後ほど詳しく改めて申し上げますが、この日本株配当ローテーション戦略、こちらならではの特色っていうのがあるんですね。これ先ほど木野内さんの話にも少しあったんですが、うんうんうん。3ヶ月以内に配当の権利確定日を迎える銘柄を買い付けるということで、配当を出す間近の銘柄っていうのは、当然配当を取りたくて買ってるんで売らないんですよね、購入されてる方が。うん。はい。結果的にマーケットが下がっても、配当を取る前に売却されづらいんで、そういう局面では売られづらいという特徴がございます。ああ。7月以降の横ばいのTOPIXのパフォーマンスは、先ほどの話もありましたように、東証のPBR改革など、バリュー株有利の流れにうまく乗れた部分もあるという風な認識でございます。
うーん。2つの要因での下落耐性があるということですけれども、木野内さん、実際このような傾向っていうのはあるんでしょうか?うん。
プロの中ではですね、色々なファクターというような分析をしてですね、配当ファクターが効いてるというのはもう科学的にですね、こう言われてるところなんですが、今日はですね、そういう難しい話をしても分かりにくいので、先ほどはTOPIXのバリュー株とかですね、東京証券取引所が発表してるような代表的なものでご説明しましたが、その分かりやすさで言うとですね、佐田さんがもしかしたら大好きかもしれないモメンタム株。はい。モメンタム株と全く真逆なんですね。モメンタム株っていうのは上がれば上がったほど魅力的に見えるんですけども、モメンタムですから、下がるモメンタムが出たらどんどん下がっていくように見えるんですね。
急降下で大変な思いをしました。
あ、そうなんですね。それは大変だったと思いますけれども、一方ですね、株っていうのは下がれば下がるほどバリューが増すんです。価値が増すんですね。はい。ということでですね、非常にですね、この下がった時のですね、下値の耐性、下がれば下がるほど魅力的になるってことなんです。モメンタム株は下がれば下がるほど怖くなりますね。
みんながもう捨てて、
モメンタムですから、そっちの方向ですからね。ということでですね。そういう意味ではですね、これは大変ですね、長く見れば、ボラティリティが高い相場であればあるほどですね、優位性が発揮できる、そういうですね、カテゴリーだってことですね。
うん。うん。確かに全体が下落した時に、いわゆる高配当銘柄として有名な銘柄を何か買おうと思って見ても、下がってないんですよね。だから結局買えないっていうところで。
個人的には安心感ありますよね。下落局面で。
そう、自分がもしホルダーだったら下がってないってことですもんね。
そうそうそう。そういうのは正直あるとは思います。うん。
かんちさんは長年、実際にその高配当株でポートフォリオを作ってこられたと。
そうですね。これと一緒で、はい。TOPIXほど下がらないです。やっぱり高配当と優待株中心は。うん。はい。やっぱり優待株も、欲しい人が下がれば下がるほど増えてくるし、高配当とかも利回りも上がるじゃないですか。一定の水準になったら買ってくる人って必ずいるんで、モメンタム株よりは下がらない。
うーん。じゃ、みんながSNSでおはぎゃって言ってる時に、かんちさんは高みの見物で。
そうですね。下がるは下がるんですけど、市場の本当に半分とか1/3ぐらいで、私のボラを触って、あ、じゃあもう心を誰かに通してきるってことですよね。
おはぎゃってなんですか?
おはぎゃっていうのは、すごく下落する日あるじゃないですか。アメリカがもう暴落して、今日は日本も絶対下がるみたいな時に、「おはよう」と「ギャー」っていうのをかけて、おはぎゃっていうネット用語がございます。朝起きたらもう下落してるのを見てギャーと。そうです。はい。
逆にそういう時は、お金が吸い取られないで、こっちがいいなっていう風に。おはようでにんまりされてるってことですね。そうですね。なるほどなるほど。もう仮にガクッと下がっても、買いチャンスですからね。なるほど。うん。
そして、現在の資産総額が10億円、600銘柄への投資で配当だけで年間3000万円が入ってくる状態ということなんですけれども、実際日々どんな風に過ごされているのかっていうのも教えていただけますか。
うん。日々はもう普通ですね。9時から9時半頃までやっぱり相場を見て、で、その後に前場をやめてスポーツクラブに行って、運動して筋トレしてサウナに入って帰ってくるみたいな。で、それでちょうど3時ぐらいに帰れるんですよ。はい。そのパターンで行くと。そうすると30分はまだ相場が見れるから、後場の引けも30分ぐらい見てます。
実際そのかんちさんの生活費っていうのは、配当・優待でもう賄える状態っていうことですね。
そうですね。大体、配当金を目安に最近使ってるんですけど、うん。あんまり使わないんで、お金を下ろすけど余るっていう感じですね。
余る。あ、あまり使いきれない。そうです。羨ましい。
優待も好きなんで、節約効果も効いてますから、生活コストって普通の人より低いんですよ。あ、やっぱり。
なんかお米もすごいたくさん届くみたいな。
そう。お米もたくさん来るし、あと外食もね、ほとんどただ。東京に来てもホテルも、ホテルの券で泊まれるから。ああ。そういう意味で言うと、出ていくお金も減って、生活費も低いし、配当も増えてくる。でも実際10億って、平均利回りで3000万だから3%ぐらいなんですよね。ええ。はい。あとは、配当、なんて言うかな、グロースの方の株ってほとんど配当がないですから。うん。だから、そういう意味で言うと、もう本当に高配当ETFを買った方がよっぽど利回りがいいんで。
うーん。実際、最初は資金100万円で始められて、その時に配当株だと多分そんなに配当金って入ってこなかったかなと思うんですけど、資産がいくらくらいになってから、もう配当に移そうってなったんですか?
いや、多分ね、3000万を超えてこないとね、わかんないと思いますよ。3000万を超えてくると、ちょうど4%で120万じゃないですか?うん。月10万ぐらいって、もう不労所得が入ってくるんで。そうすると、自分のね、嫁さんをパートに出してるのと同じぐらいの効果が不労所得で得られるんで、そうなるともうちょっと楽になるんです。生活が。
確かに税金の基準はそのくらいですね。そうですね。
うん。なるほど。でも確かに1銘柄買おうと思っても、結構その資金を拘束されちゃうから、銘柄を選ぶのが難しいなっていうのが、個人的に高配当株、個別株で難しいなと感じるところです。
それはそうですね。1銘柄に100万円行ったりとか、30万円で買える株って、うまく組み合わせないとちゃんとしたポートフォリオにならないんで、そこがちょっと、やっぱりめんどくさいっていうか、めんどくさいです。
うーん。個別を選抜するのはっていうところですよね。
でも、皆さんの中にも今、資産形成のゴールとしてかんちさんのような形を目指している方っていうのは多くいらっしゃると思うんですけれども、今は高配当株で配当生活を実現するための仕込み場っていう風に言えるんでしょうか?どうでしょうか?
私はですね、先ほど季節性っていうのをご覧いただきましたけれども、秋からですね、年度の後半っていうのは、過去の統計から言うと、バリュー株、配当株のですね、投資のいいタイミングだっていうことが言えます。これ1つですね。で、それとは別にですね、今ですね、デフレから脱却してきました。前回のデフレからの脱却っていうのが、1949年のドッジデフレっていうのがありましてね。で、実はこのデフレからの脱却っていうのは、まれに起きる現象なんですけども、じゃあその1949年からの後ろの何年間かですね、15年間ぐらいで何が起きたかって言うと、利回り革命と呼ばれる現象が起きたんです。
何ですかそれ?
利回り革命っていうのは、今みたいにですね、配当利回りが預貯金金利よりも高いっていう状態だったんです。当時も。はい。
で、でもこれってよく考えたらおかしくないですか?だって配当はどんどん増配していくっていうことで増えていくにもかかわらず、預金金利なんかよりも高いって、すごく美味しい状態っていう状態ですよね。ただこれはですね、デフレって言うと株価が下がってしまいますんで、そうなりますとですね、この高い配当でないと、もしかしたら損するかもしれないから見合わないよっていうことで、高い配当が要求されてる。うん。はい。
こういうことなんですが、デフレから脱却し終わってですね、10年、15年って経っていくと、結局何が起きたかと言うと、利回り革命、配当利回りと預金金利が、配当利回りの方が預金金利よりもこう逆転する、こういう状況がですね、起きたんですね。うん。
で、これがですね、デフレになりまして、1995年に逆利回り革命になって今に至ってるんですけども、今ですね、株価がですね、また下落基調に入るというんだったら、高い配当じゃないと見合わないってことだと思いますけども、もうこれインフレの時代になりましたんでね、で、名目価格の株価っていうのは上がりやすいということを考えると、私はですね、半世紀に1度ぐらいあるような、大変ですね、恵まれた時代じゃないかなと思いますね。うん。株式投資をするにはっていうことか、そう思います。
うん。確かにその配当もらえて、しかもインフレで値上がりも期待できるっていう、その両方をうまくいけば取ることができるっていうことですよね。
ただ、その高配当株の魅力ももちろん分かるんですけれども、やっぱり他に資金を回したいっていうニーズもあると思いますし、購入に踏み切れないっていう方もいらっしゃるかもしれません。理由は大きく3つあるのかなというところで、まず1つが株価の成長率が低いんじゃないかというところで、2つ目が配当をもらっても権利落ちで損するんじゃないかっていう心配。そして3つ目が管理の難しさというところですね。まず1つ目なんですけれども、高配当株って株価の成長率が低いから、結局儲からないんじゃないのという声ですね。かんちさん、実際に高配当株投資家としてどうでしたか?
そうですね。東証のPBR改革以前は、確かにグロースにかなり負けてました。うん。パフォーマンスランキングっていうところに参加してるんですけど、1位から50位まで、もうずっと僕、私、下の方でしたからね、最初のうちは。ただ東証のPBR改革がやっぱり来て、高配当とかに日が当たるようになってから、そういうパフォーマンスランキングの上の方に来てるっていう感じですね。うん。
先ほどの木野内さんのグラフを裏付けるような実体験ということですよね。
確かにその高配当株って株価が上がらないから、すごく資金が潤沢にある、例えば退職金をもらって、それを高配当株に入れるみたいなイメージがあったんですけれども、株価も上がっていくってなると、これ少額資金でも高配当株をやる意味があるなって今感じたんですけど、どうですか?
あ、そうですね。株の基本って一緒だと思うんですよ。やっぱり増収増益で、さらに増配する株を買えば、ちゃんと配当も増えるし、株価もついてくるって私は考えてます。
うん。うーん。もうまさに時代が変わったと言いますか、今の時代だと高配当株の方が、増収増益、そして増配というところで株価が上がっていくというところですよね。そうですね。
あとは、その株価が上がらないんじゃないかという懸念の裏に、やはりこの春だったりの半導体の上昇っていうのがあったかなと思います。先ほどもお話ありましたけれども、モメンタム銘柄の上昇率を見ていると、なんかそこに入らなくちゃみたいな焦りもあるのかなと思うんですけれども、木野内さんに伺いたいのが、そのモメンタム銘柄、グロース銘柄と比較した時の高配当株のメリット、そしてデメリットもあれば、ちょっと教えていただきたいなと思うんです。
メリットはですね、さっきのお話にあったように、下がった時にですね、あまり下がらないっていうことなんですが、で、トータルで言えばパフォーマンスが上がるんですけれども、上がる時にもあんまり上がらないんです。うん。これがですね、デメリットじゃ私はないと思うんですけども、もしかしたらデメリットかもしれないです。つまりですね、あまり面白くないかもわからないです。
えっとですね、株式投資と資産運用っていうのを少し分けて考えますとね。はい。資産運用として、貯金の代わりに少しずつこうどんどん入れていこうっていうのが資産運用だと仮にします。それには大変適してるんですね。で、一方ですね、短期的にですね、買ってですね、それで、どうだろうかな。先ほどあったおはぎゃですか。おはようギャーとか、おはようニコニコとか、にんまりとかですね。そういうことにはですね、バリュー株っていうのは実はそんなに適してないんですね。ああ。だから、そういう意味ではですね、短期でですね、投資を楽しもうっていう投資に対してはですね、向いてないかもわからないですが、僕はこれはコアの資産を振り向けるべき、ですね、投資対象だと思いますね。
うん。うん。まさにそのコアの部分でしっかり堅実な投資をして、サテライトの部分でデイトレとかを楽しむみたいなことをやりたいなって思ってるんですけど。その通りだと思います。そのコアの部分で高配当っていう、その議論もあるのかなって思うんですけど、そこについてはどうですか?
これは個人的な見解も多少入ってしまうんですが、長期投資っていうのは、インデックスっていうのは基本的に向いてると言われてますし、正直なところ、インデックス投資を喋ってるインフルエンサーの方ももう大量にいますんで、ここは釈迦に説法かなっていうんで、あえて細かいことは申し上げません。ただ、株って、インデックス、特にアメリカのインデックスって、なんだかんだ言って上位に来るのってグロース株なんですよ。うん。で、それに対して、特に日本の高配当株というのはかなり違う動きをするんで、今むしろインデックスとかを持ってる方が別途高配当株を持つというのは、非常に有効な戦略だと個人的には考えてます。
コアの部分でインデックスと高配当の両方を持ち合わせた方が、違う値動きをするからより安心っていうことですか?
そうです。まさに分散投資の本質というのは、違う値動きをするものを組み合わせると、結果的にリスクは下がってリターンの方は安定しますよねっていうのが本質なんで、そういう意味では、両方持つというのはむしろ値動きが違うから、私はリスクリターンって観点ではプラスになるかなと思います。
なるほど。実際、高配当ローテーションとMSCI ACWIとかS&P500、これ両方保有すると、シャープレシオはシミュレーションベースではかなり改善されます。
へえ。今実際S&P500を積み立てていて、それで将来安心かと思ってましたけど、確かにアメリカ株が暴落してしまったタイミングで自分が老後を迎えたらどうしたらいいのかなっていう心配があったので、違う値動きのものを組み合わせるっていう意味でも日本の高配当株っていうのは。
うん。組み合わせるのは非常に有効な戦略だと思います。うん。あとは、先ほどかんちさんもおっしゃってましたけど、実際配当が安定して入ってくるんで、無理に売ってお金を作る必要がないっていう利点もあるかもしれないです。
うん。あ、なるほど。どんどん、また入ってきたもので再投資できるっていうことですね。
はい。必要だったらそのままお金を使えばいいと。うん。うん。それは長期的な資産運用戦略としては非常に有効性がある考え方だという認識はございます。
2つ目が、配当がもらえる権利が確定した翌日、株価がその分下がると言われていますよね。もらった分だけ下がるんだったら意味がないんじゃないのかなっていう権利落ちの問題なんですけれども。木野内さん、こちらは対策できるものなんでしょうか?
えっとですね、最近はですね、配当落ちっていうのがあまり強く発生しないようになったんです。どうです?理論的には配当分だけ値段下がるっていう風に言いますけど、そんなこともなくなってきましたよね。
そうですね。ここ3、4年はね、最大に落ちるのが3月だと思うんですよ。銘柄が多いんで。で、3月の権利落ちしてても私のポートフォリオ、毎日出るじゃないですか。それほとんど変わんないんで。それは3月ばかり持ってるわけじゃなくて、4月、5月、6月、7月、8月とか他の銘柄持ってて、その銘柄があって、3月目は下がってるんだけど吸収されてんの。うん。ああ、あんまり権利落ちって感じなくなりましたね。
実はそれですね、メカニズムがあるんです。日本銀行がですね、インデックスETFってのを大量に購入してですね、マーケットには株価指数に連動するETF、あとですね、年金なんかもですね、TOPIXに連動したりとかしてるんですけども、配当落ち日、例えば9月の末に配当落ちますと、このインデックス運用してる人たちはですね、現金を企業に6月のままで預けた形になっちゃうじゃないですか。そうするとその分がですね、インデックスに連動しなくなっちゃうんですね。
うん。で、これ、インデックスに連動することが目的で運用を任されてるわけですので、配当落ち分ですね、先物を買い立てるっていうことをやるんです。ですので、配当落ち日にですね、実はその配当の再投資っていうのはもう事前に出ちゃうんですね。で、さっきご紹介した、7月の上旬になりますと、ETFの分配金落ちがありますって。
あ、はい。ありました。ありましたでしょ?あのタイミングに実は落ち分がずれてるんです。あ、そういうメカニズム。
そういうメカニズムなんですね。ということでですね、これは3月決算のところがすごく影響を強く受けるんですけども、このようにですね、配当落ちのところで値段が配当分落ちてしまうっていう度合がですね、期間が分散されてるんですね。こういう風にですね、マーケットが変わってきてると。ですので、ちょっとこの辺はですね、松本さんにですね、よく詳しくお聞きしたいんですが、ローテーションしていくと、もしかしたらですね、配当がETFの分配金落ちとしてなるところを、うまく回避できてるんじゃないかなと思いますね。
うん。まさにおっしゃる通りで、実際私、長年パッシブの運用に携わってきた人間なんですが、確実に放置しますと比率下がるので、キャッシュがないから先物で買うっていうのはもうむしろパッシブ運用の常識に近くなってて。
これが味噌なんですね。うん。そういうことですね。だから、従来のような配当の翌日はすごく下がるんじゃないかみたいなイメージを持っているのはちょっと古いっていうことになるんですね。
うん。結果としてはあまりないので。うん。実際ほとんどのインデックスファンドで、ETFと違ってファンドである場合って、分配金を出すファンドって意外と少ないんですよ。うん。うん。うん。これずっとした方が効果的だってこともあって、そういう理由もあって、無理に配当のために売る必要がないファンドも多いので、なおさらそういう状況になってきたのかなっていう、結果論としてはそういう認識がございます。
うん。うん。今回こちらのETFの企画にあたって、こちらの問題はどんな風に考えられたんですか?
結果として、権利落ちは発生するのは事実なんですが、中長期的なパフォーマンスへの影響は極力少なくする。うん。そういううまい取引を探し出したいということですね。
あ、それがローテーションっていうことだったんですね。
あ、そうなんです。そうなんです。配当ローテーション戦略というのは、日本企業の配当のタイミングの違い、半期ごとの配当金額の違いに注目して開発したんですね。はい。分かりやすく言いますと、3月決算のものもあれば2月決算のものもある、12月決算とか、いろんな決算タイミングの株式が実はあるんですね。
それで日本企業のそういう違いに注目して、開発時に条件を色々変えて、タイミングとかも含めてシミュレーションしたっていうのは事実です。その結果見つけたのが、基本的には配当の権利確定日の3ヶ月内の銘柄に投資すると、この条件がベストだなっていう風な結果になりました。また各銘柄へ、TOPIXなんかは時価総額なんですが、それと違って等金額投資の方がむしろいいよねっていうことも分かりました。
うん。で、この今出てるフリップの方が、開発時に配当の権利確定日が3ヶ月以内の銘柄でローテーションしていったシミュレーションですね。はい。パフォーマンス、配当利回り、こういう形でTOPIXと比べて相当高い配当利回りの推移が取れるっていうことが、シミュレーションで有効だっていうことがこのグラフからも見れたっていうのが、実際商品化しようっていう風な結論になった部分でございます。
はい。7%なんですね。直近上がったんでね。相当高いですね。そうですよ。割と安定してこの高い数字が取れるっていうのが、我々も正直多少びっくりしたっていう。うん。びっくりですね。
確かに自分で配当利回り7%超えの銘柄を見つけようと思っても、難しいというか、できない気がしますけど、ないですよね。
ないです。あんまり高いともう配当力がそれ以上なかったりとかするんで、それじゃ外すと。大体4%から5%ぐらいの銘柄が1番最適で、5%超えてくると無理に出してるとこもたくさんあるから。うんうん。かなり気をつけて買わないと、むしろ減配になっちゃう可能性もあるってことです。
そこを見つけるのが難しいなっていうのが確かにあったので。あ、これをローテーションすることで、この実質的な利回りを確保できたっていうのは実は大きな話なんですよね。
結果的に、通常高配当株を持ち切りにすると、特に多いのは3月決算なんですが、3月と中間の9月、この年2回しか受け取れないんですが、結果として、ローテーションすることによって年に4回以上配当を受け取れる感じになるんですね。結果として、ETFとしては相対的には高めの分配金を出すことが期待はされますね。
うん。うん。ああ、そういうことですね。確かに年4回配当受け取ろうと思ったら、結構自分の中で調整してポートフォリオ組まないといけなくなっちゃいますもんね。
個人的にね、これやろうとするとすごい難しいです。やっぱり3月とか9月に偏ってるんで銘柄って。そうですよね。そうすると6月の配当のものを、3月の配当のやつ全部売って替えるかって言うとそうでもない。うん。権利月で言うと2月とかはもう小売が多いんで、2月と3月に集中してるんですよ。これをうまくやるっていうのは無理ですね。
やっぱりもうプロの方に任せるということですよね。そうなんですよね。
高配当株投資には4つのポイントがあると言われています。1つ目が銘柄選び、2つ目入れ替え判断、3つ目減配の確認、そして4つ目がポートフォリオの継続管理です。人気がなくて高配当になっているのか、優良企業だから高配当なのかっていうその違いが正直すごく判断が難しいので、なかなか高配当株投資に踏み切れないなというところが正直あります。600銘柄を持つかんちさんは、どんな風に管理されていらっしゃいますか?
私はもうスクリーニングかけて、売上・利益が右肩上がりだったらもうオッケーっていうやり方です。ああ、そうすると過去10年表示されるんで、11年目に急に悪くなることってそんなにないんですよ。中にはありますけど。うん。で、さらにやってることは、四季報で今期と来期の業績載ってるじゃないですか。で、過去の10期とその新しい2期を組み合わせて、それが右肩上がりになってたらもう持ってるって感じです。
うーん。今のかんちさんの手法はどうですか?
いや、実際ですね、弊社の運用部分でもそういう似たような視点のアプローチっていうのは運用上やってるんですよ。いや、だから逆に私もちょっとびっくりしました。
ああ、そうなんですね。さすが長年のご経験というところで、逆にかんちさんはその高配当株投資で失敗してしまったこととかって。
いや、ありますよ。ありますか?やっぱり経験がない時は、配当利回りしか目がいかないじゃないですか。はい。そうするとシクリカルの銘柄って結構ブレが多くて、証券会社なんか5%出たのに0になるとかってあるんですよ。なるほど。で、それを過去には買っちゃってて、はい。もう大変な目に遭ったこと何回かあります。
いや、そうですか。そうですよね。だからこそ、スクリーニングで高配当のものを買えばいいっていうわけじゃないのが高配当株投資の難しさだなって思うんですけれども。はい。先ほども少しこういった話が出ましたけれども、このiFreeETF 日本株配当ローテーション戦略では、この辺りはどんな風に考えてらっしゃるんでしょうか?
配当ローテーションの銘柄選定は3つのステップで行ってます。まずTOPIXの中から大型株100銘柄、中型株400銘柄の合計500社を選定します。で、その中から次回予想配当利回り、これでランキングしまして、大型株からは上位の10社、中型株からは上位の40社、合計で50社に絞り込みます。で、大型株部分と中型株部分、この配分の比率は7対3、大型株に7割投資するという形でやってまして、その配分比率に応じた範囲内では均等の投資を行います。
結果として大型株は10銘柄で70%になるので、1銘柄あたり7%、中型株は40銘柄なんで30%になるので、1銘柄あたりは0.75%ということで、高配当の大型株中心に組んでいく形になります。この辺は実は、流動性も考慮してるから大型株をやっぱり高めにせざるを得ないっていうのは事実としてございます。
で、この配当ローテーション戦略では、この銘柄の選定とか投資比率の調整を毎月行ってるんですね。うん。で、こちらが、過去にルール通りにリバランスした場合に組み入れられる企業の権利確定月で、横軸の方が毎月のリバランスの月です。
こう見ていただくと分かりますが、表の棒が組み入れられる銘柄数になるので、毎月銘柄の見直しを行ってるんですが、結果としてこういう風に、結構そのタイミングで入れ替えがあるっていうのがよく分かりやすいと思います。うん。うん。で、メインはやはり3・6・9・12月が多くなるのですが、その他の決算の企業もランキングに準じて組み入れを行ってるので、アクティブ運用ではあるんですけど、複雑な仕組みを結果としてルール化することで、毎月最適な見直しができているっていうことですね。
これが、番組冒頭の季節需給が大事っていう木野内さんの話とかなり繋がってきたなというところで。
うん。マーケット全体の季節性はですね、3月決算企業で大体決まってるんですが、さっきご覧いただいた季節性が実は銘柄によって少しずつずれてるわけなんですね。そのずれてるいいところだけを取っていこうとするっていう手法なんだろうと思いますね。
はい。うん。さあ、かんちさんは実際にこういった戦略をお聞きになってどう思われましたでしょうか?ちなみにこのETFがNISA対象というところで、その辺りも含めて是非見解をお聞かせいただきたいです。
そう、リバランスって、個人がNISAでやると、銘柄を売ると外れちゃうんですよ。個人のNISAで買うと。だけど、ETFで買うと、勝手にETFの中で入れ替えるやつはNISAでできるんで。うん。うん。そういう面ではものすごく有利だと思いますね。
うん。今のNISAの制度上、おっしゃる通り、売ると枠が使われて、結局翌年まで買い直しが効かなくなるんですね。はい。それに対してETFの場合は、ETF内で売買するものは影響しないので、ETFを持ち続けていただける限りは、どんなに我々が売買でローテーションしようが、NISAは税金かからないって仕組みは続くので。うん。はい。そういうところでは有利な点が税制上はあるということでございます。
うん。実際にもらえる配当金も非課税で受け取れるっていう。そうですね。NISA枠内で買っていただいてるものについては、おっしゃる通り非課税枠の範囲内になります。
分かりやすく言えば、先ほどまさにNISA枠の範囲内なら配当非課税っていう利点もあるんで、その枠内の範囲内ではこういうようなファンドを買うと。で、その枠外のところはもう積極的に自分で色々試してみると。そういう風な運用手法っていうのも考えられると思います。
うん。うん。なんかすごくNISAの上手な活用法だなっていう風に伺っていて感じました。さあ、今日は高配当株をテーマにお話を伺ってきました。改めて高配当株ってどんな風に活用すればいいんでしょうか?かんちさん、いかがでしょうか?
高配当株はやっぱり持ってて配当が入ってくるっていうのが安心感になって。うん。やっぱり年金だけでは生活できないじゃないですか。はい。どうしてもその年金を補完する資金っていうことで高配当株はいいと思うんですよね。うん。ただ、自分で選ぶっていうのはやっぱり技量が関係してくるんで、そういうのがない人はこういうETFもいいと思いますけどね。うん。
うん。うん。自分で選べるようになるにはどのぐらいの経験が必要ですか?
そうですね。だいぶかかりますね。失敗してやっぱり10年ぐらいダメな期間ってあるんで。あ、それを乗り越えて、やっぱり、あ、こうやったらダメだとか。今やってるのは、セクターがいいところをスクリーニングかけて買うっていうような感じですね。
じゃあ10年経験を積むつもりがなければ、こういうようなファンドもいいっていうことかもしれないですね。そう、そうですね。
いや、確かにその時間を使わずに資産運用できるというところで、1度高配当株ってなんだっていうのを知るためにもすごくいいですよね、きっと。そうですね。
うん。年金の補足とか、そういう年金の準備の観点で高配当株を保有するっていうお話があったと思うんですよ。これ、当然おっしゃる通り、今後老後っていうのを考える上で。ただ、実はあるファイナンシャルプランナーの方がおっしゃってたんですけど、今インフレになってきましたと。で、こういう時に給与水準が追いつかない若い方々、実は年金と別に教育費とか、はい。これって実は定期的な支出じゃないですか?うん。塾とかも。はい。で、こういうキャッシュアウトで投資ができなくなって、せっかくNISAした枠を売ってお金を作るっていうことを考えると、投資をしながらある程度キャッシュフローももらえる高配当株っていうのは、別の意味で検討する必要あるんじゃないかと。
確かに。で、実はですね、このETFを上場日の値段で1000万買ったら、分配金をすでに54万受け取れてるんですよ。これ税込みなんで、NISAじゃなかったら税金かかるんですけど、54万すでに3回の、はい。分配で取れてますと。しかも1年っていう意味ではあと1回残ってますということで、やはり1000万で54万分配金取れれば、月にすると4万5000くらいかな。うん。そう考えるとかなりの、大きいですね。キャッシュフローになると思うんです。
キャピタルゲイン狙いだけのS&Pだけの投資をしていると、取り崩すのってすごく難しいなって思うので、配当金として受け取れると、それは使おうっていう形で、本当家庭によって変えられるっていうのもいいなと思いました。さあ、木野内さんいかがでしょうか?
えっと、私はですね、普段はここの動画ではハイテクがどうだとか、AIがどうだとかですね、株式運用の方が大好きなんですよ。なんですけども、それはそれですね。それは株式投資っていうことです。今回の話は資産運用ですね。そういう意味ではですね、とても有望な投資対象が配当株なんだなっていうことがすごくよくわかりましたね。
うん。ありがとうございます。本当にこういう土台を固めてこそ、モメンタムという山に登れるというか。そうですね。大事ですよね。本当に。佐田さんはいきなり山に行ってますけどね。そうなんですね。大事な。それは若さゆえにできることですよ。
それこそ、今若い方で高配当株って自分には無縁だなって思っている人も、時間を味方につけることができるという意味で、一刻でも早く始めたら将来楽になれるなっていうのをすごく感じましたね。さあ、ということで、松本さんからはETFの開発運用を通じて得られた知見もたっぷりお話しいただきました。ポイントを最後におさらいしておきたいので、是非お願いできますでしょうか?
はい。iFreeETF 日本株配当ローテーション戦略のポイントは3つでございます。ポイント1、高頻度に銘柄を入れ替えて積極的に配当収益を獲得しに行きます。で、2つ目、次回予想配当利回りを利用してポートフォリオを構築するという点ですね。で、3つ目は、配当落ちによるパフォーマンスの影響を抑制する工夫をしております。まとめますと、ルール運用で積極的に配当を獲得して、結果的に高いインカム収益を目指しているETFということが言えます。
さあ、こちらのETF、どういった個人投資家の方に向いていると思われますか?木野内さん。
このETFは全てのですね、投資家に向いてると思いますよ。中でもですね、アクティブシニアって言ったらいいんでしょうかね。ちょうどね、私ぐらいの世代にはですね、いいんじゃないかなと思います。私よく同級生からですね、私こういう仕事してるので、退職金もらったんだけどもどうしようかとか、あるいはですね、iDeCoや自社株投資会のお金っていつ現金化したらいいのかっていう質問を受けるんですね。
これですね、買う時はですね、時間分散なんですけども、売る時も実はですね、一発の一時的なタイミングを取るとですね、それはそれでリスクなんですよ。はい。これからですね、まだ世の中がインフレになるとか、あるいは円安で円の価値がですね、失われてしまうんだったら株式持ってた方がいいじゃないかとか、色々なですね、成長をしてしまうっていうことも、現金化することに対してはこれリスクなんですよね。そういうですね、アクティブシニアにとってはですね、最大ドローダウンが小さいとかですね、あるいはですね、分配金も潤沢だとかですね。
大変ですね、いいですね、性質をですね、持ってるんだなという風に思います。そういう意味ではですね、同級生に今度聞かれたらですね、これも推薦できるかもしれないですね、候補だなと思いますので、もっともっと研究したいなと思います。うん。全ての投資家におすすめだけど、特にぴったりというね、世代と属性ですよね。ありがとうございます。
さあ、かんちさんはご自身で600銘柄管理されてるわけですけれども、改めて今日こちらのETF、どうですか?
少しずつ成長投資枠で、本当に自分でも買いたいぐらいです。
おお。私もお話を伺って、高配当株投資に感じていたその難しさだったりデメリットっていうのがすごく解消されてるなっていう風に感じたので。銘柄選定だったり、ある程度資金がないと買えないっていうことだったりとか、管理の大変さっていうのがすごく解消できるETFだなと思ったので、こちらもちょっとNISAの成長枠でというところで、一緒にちょっと。
はい。特に仕事してる方には、余分な手間をこちらが引き受けるってことで。はい。ちょっと安定した投資もしていきたいなと思いました。ありがとうございます。
ということで、本日ご紹介したiFreeETF 日本株配当ローテーション戦略について詳しく知りたい方は、概要欄またはコメントのURLをご確認ください。ということで、本日は貴重なお話、本当にありがとうございました。ありがとうございました。
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