製造業のM&Aで何が起きているのか セイワホールディングス野見山社長が語る仲介の仕組みと「資金抜き取り」の手口
ものづくり太郎チャンネル後継者不足を理由に、製造業でも会社の売却や買収が増えている。ものづくり太郎チャンネルは、M&Aを毎月のように手がけるセイワホールディングスの野見山勇大社長と対談した。テーマは、売り手と買い手がそれぞれ騙されないためにM&Aの「作法」をどう理解すればよいかである。野見山社長は、仲介業界が玉石混交になっていると指摘する。そのうえで、初めてのM&Aでは大手を選ぶ方が安全だと述べ、売り手のオーナーが資金を抜き取られる悪質な事例についても具体的に説明した。
20社を買収したセイワホールディングス
セイワホールディングスは名古屋で上場した企業で、野見山社長によればグロース市場では約2年ぶりの上場だった。事業の柱は中小企業のM&Aで、これまでに約20社をグループに迎えている。ものづくり太郎は、買収後の利益が平均で倍になっていると紹介し、書店に並ぶM&A本の著者より実績がある本物だと持ち上げた。
ものづくり太郎自身も会社のオーナーであり、M&A仲介会社から「御社に興味を持っている企業がいます」という連絡がひっきりなしに来るという。ただし相手の企業名を尋ねても具体的な答えは返ってこない。こうした業界には失敗例も多いはずだという問題意識から、今回の対談を企画したと説明している。
3000社を超える仲介会社と報酬の仕組み
野見山社長によると、日本では案件の大半を仲介会社が扱っており、M&Aを専業とする登録会社は3000社を超えたとされる。以前は存在しなかった業態に多くの人が参入したため、質にばらつきが出ている。
仲介会社は、売り手と買い手をマッチングし、成約すれば双方から手数料を受け取る。案件の掘り起こしには、後継者不足に悩む会社への電話、ダイレクトメッセージ、セミナーへの招待、ウェブ広告などを使う。問い合わせがあれば面談し、M&Aを進めることになれば、手元の買い手候補リストと照らし合わせて一社ずつ提案していく。ものづくり太郎はこれを「ドブ板営業」と表現した。
会計士や金融機関のネットワークも強い案件ルートだという。会計士は顧問先の決算を見ているため、売却を考えそうな会社が分かる。月10万円程度の顧問料を得ていても、顧問先がなくなれば収入を失う。一方で紹介した案件が成約し、手数料が2000万円だった場合、紹介者には20〜30%、つまり400万〜600万円が入ると野見山社長は説明した。
日本の仲介会社は最低報酬を2000万円前後に設定していることが多く、売り手と買い手の双方から受け取れば合計4000万円規模になる。報酬の目安は株価の5%程度で、株価5億円なら2500万円、10億円なら5000万円になる。規模が10億円、20億円と大きくなるにつれて料率は4%、3%と下がる「レーマン方式」がとられる。野見山社長は、仲介会社が5億円程度を基準に置き、その5%や4%にあたる額を最低報酬にしたのではないかと推測している。
企業価値はどう決まるか
企業価値の算定方法は複数あるが、主なものは2つだと野見山社長は言う。1つ目は純資産をもとにする方法で、土地・建物や有価証券を時価で洗い替えて評価する。2つ目は利益をもとにする方法で、M&Aでは利益の3〜7倍程度の価格がつくことが多いという。利益が1億円なら3億〜7億円となり、5億円程度がついてもおかしくない。売上10億円規模の製造業なら5億円程度の評価になる可能性もあると話した。
ものづくり太郎は、自分がM&Aを検討した時の経験を語った。工場を見に行くと、多くが赤字で1億円ほどの借金を抱えているのに、企業価値は4000万円だと言われた。なぜそこまで強気なのかという問いに、野見山社長はいくつかの理由を挙げた。売り手は受け取った代金から仲介手数料を払う必要がある。また、退職金をもらえない代わりに1000万〜2000万円は手元に残したいと考える。そのため、会計上は1円の価値しかない会社でも、4000万〜5000万円を希望するケースは多いかもしれないという。
セイワが買う会社、買う理由
セイワホールディングスが買収する会社は、営業利益がきちんと出ている会社が多い。ただし赤字企業を買うこともある。昨年は2700万円の赤字を出していた会社を譲り受け、今年も1件あった。
判断の根拠は、黒字化できる見込みがあるかどうかだ。現場で工程の流れや人の生産性を見て、改善の余地を探る。グループには似た業種の会社が多いため、材料費率や外注比率を比べ、どこを内製に取り込めるか、どこを下げられるかを検討する。そのうえで財務モデルを組み、見込みを判断する。野見山社長は、他社は手を出したがらないが自社のプラットフォームなら伸ばせる、自分たちにしかできないM&Aをしたいと語った。それが日本のためになると考えているからだという。
仲介会社の選び方と売却の流れ
仲介会社の選び方について、野見山社長は、若く経験の浅い担当者が増えているため基本的には大手を選ぶ方が安全だと答えた。ただし大手でも担当者によって力量の差は大きい。M&Aには金融知識、法律知識、業界知識が欠かせない。製造業を理解していなければ、そもそも進めるべき案件かどうかも判断できない。契約関係も複雑で、多くの案件を経験していなければ適切な助言は難しいという。
売り手側の流れはこうだ。まず仲介会社と仲介契約を結ぶ。マッチングが進むと、関心を持つ3〜5社の買い手と面談する。気に入った相手からは「3億円」「4億円」といった提案書が出る。たとえば5社と面談して2社が4億円と3億円を提示した場合、どちらを選ぶかは売り手が決める。
高い方が選ばれるとは限らない。1円でも高く売りたいオーナーなら4億円を選ぶ。しかし日本では会社を家族のように大事にするオーナーが多く、会社がより発展しそうな3億円の相手を選ぶこともよくあるという。従業員は買収後も同じ職場で働き続けるため、オーナーが彼らのことを考えるケースも多いと野見山社長は述べた。
新興の仲介会社については、初めてのM&Aではあまり選ばない方がよいという考えだ。担当者の良し悪しを見極められるうちはよいが、そうでなければ質を担保できない。大手には教育カリキュラムやチェックリストが整っている会社が多いからだ。ただし、新興を選ぶのがダメだとまでは言わないと付け加えた。
安く買うための交渉と「アーンアウト」
買い手が安く買うにはどうすればよいかという質問に、野見山社長は、オーナーが求めるものは価格だけではないと答えた。健康上の理由などで3カ月後には退きたい人もいれば、人材を派遣してほしい人もいる。相手の優先順位に合わせて何を提供できるかによって、価格差があっても納得してもらえる可能性がある。たとえば従業員の給与を10%上げると約束すれば、その費用負担は将来にわたって続く。単に安く買ったのではなく、互いに納得できる取引になるという。
価格の折り合いがつかない場合の手法として、アーンアウトも紹介された。買い手が10億円と見て、売り手が27億円だと主張するのはよくある話で、情報の非対称性は双方にある。そこでいったん10億円で買い、3年後に売り手の言っていた業績が達成されたら残りの17億円を支払う、という契約を結ぶことができる。
こうした手法をすべて理解していなければならないため、仲介の仕事は難しい。それでも稼げる業界であるため参入者が多く、優秀な人も残念な人もいる。報酬体系も成約へのインセンティブが強く、たとえば基本給400万円に1件成約ごとに1000万円といった形になる。ものづくり太郎は、落としどころを何通り提示できるかが仲介者の腕だとまとめ、野見山社長も同意した。
経営者保証とその外し方
M&Aの失敗がニュースになる理由について、野見山社長はまず売り手の情報不足を挙げた。ほとんどの売り手にとってM&Aは初めてで、実績のある担当者を信じるしかない。その担当者が適切に動けば問題は起きないが、そうでないことが少なくない。
問題になりやすい論点の一つが経営者保証だ。会社の信用が十分でない段階で銀行から借りると、社長個人が保証人になることが多い。話は少し脱線するが、野見山社長によると、現在は国のガイドラインで経営者保証を外す方向が確定している。経営者のリスクが大きすぎると事業が成長しない、という考え方によるものだ。数年間しっかり黒字で、借入金を10年程度で返済できる水準なら、ガイドラインに沿って保証なしを求められるという。付き合いのある銀行が1行だけだと難しいかもしれない。しかし、たとえば3000万円の借入について他の金融機関に借り換えを相談し、「個人保証は入れたくない」と前提を示して交渉すれば、外しやすくなると説明した。
M&Aでは経営権が移るため、売り手の保証を買い手に付け替えるか外すかを必ず取り決める。この条項は必須だという。オーナー社長の側にも、保証から逃れたいから売りたいという動機がある。
資金を抜いて姿を消す手口
悪質な買い手は、この経営者保証を外すと約束する。そのうえで買収後、グループ方針として「資金に余裕を持っておいた方が安心だから、あと4000万円借りよう」と子会社に指示する。借入金1億円、現金3000万円の会社なら、現金は7000万円に増える。次に「とりあえず6500万円を送金してくれ、困ったら返す」と親会社に資金を移させる。
野見山社長によると、大手でも子会社に現金を残さない運用は実際にある。持ち逃げを防ぐというガバナンス上の理由もあり、表向きは筋が通って見える。ただし、追加で借りる必要はそもそもない。最初は給料日に300万円を貸してくれと頼めば戻してくれる。しかし半年後に賞与資金として500万円を求めると、今は持ち合わせがないから立て替えておいてくれと言われ、8月にまとめて返すと先延ばしにされる。最終的には姿を消してしまう。
最も有名な例として野見山社長が挙げたのが、ルシアンホールディングスだ。同社は37社を買収し、同じ手口で資金だけを抜いて逃げたという。製造業でも起きたのかというものづくり太郎の問いに、野見山社長は「微妙なんですけど」と前置きしたうえで、ダイヤモンド・オンラインの記事で製造業の事例が報じられていると紹介した。ものづくり太郎は、製造業は大手との取引で秘密保持契約や反社会的勢力の排除条項が必ず入るほどガバナンスの厳しい世界なのに、それでも見抜けなかったことに驚いていた。
37社も買収していれば、仲介会社は同じ買い手と何度も関わっていたはずだ。記事でも、仲介業者は分かっていて紹介したのではないかという疑いが取り上げられている。一方で仲介会社は契約上、成約後のことは当事者間の問題で関知しないという立場をとる。この点も大きな問題になった。現在、大手の仲介会社はこの論点を必ず確認項目に入れているという。事件が起きれば社会的責任を問われ、上場企業として株価が暴落するからだ。野見山社長は、分からないときは大手がよいという理由の一つにこの点を挙げた。
なぜ売り手は騙されるのか
売り手が騙される理由について、野見山社長はまず、耳当たりのよい言葉をかけられることを挙げた。M&Aの経験が何十件もあり、この会社は素晴らしいから一緒に目指そう、と言われるのだという。被害は、株価がとても低く評価されている会社で起きている。借金7000万円に対して現金3000万円しかない赤字の会社は、1円で株式を100%売却するような状況になる。再生の見込みもなく赤字を垂れ流しているなら、1円で引き受けてくれる相手が現れれば頼みたくなる。そこで現金3000万円を抜かれ、あるいは2000万円を借り増しさせられて5000万円を抜かれる。しかも経営者保証はそのまま残る。
こうした事態が起きた背景として、野見山社長は、仲介会社が買い手をしっかり審査する慣行がこれまであまりなかったと指摘した。買ってくれればよいという発想だったのだ。上場企業であれば財務は開示されていて、どれだけ資金があり潰れそうかどうかも分かる。しかし非上場の買い手は調べる余地が乏しい。帝国データバンクや東京商工リサーチで与信調査をする会社もあるが、ほとんどは実施していないと野見山社長は見る。ものづくり太郎は、帝国データバンクの情報もヒアリングに基づくため誤っていることがあると付け加えた。
状況は変わりつつある。大手の仲介会社では、買い手の決算書を必ず確認するといった手順が組まれるようになった。セイワホールディングスが新たな会社を検討する際にも、過去の案件で個人保証がどう扱われたかを確認される流れになっているという。それでも野見山社長は、詐欺師はいなくならないと話す。売り手のオーナーが不幸になり、従業員は働く場所を失う。ある動画では、買収された介護施設が3カ月後に閉鎖された事例が紹介されていた。近くに通える施設がほかになく、その料金なら払えるという利用者にとって、居場所が丸ごと失われる。資金を抜かれた会社には再建の余地がなく、破産するしかないと二人は述べた。
野見山社長の付き合い方と今後の見通し
野見山社長自身は、大手の仲介会社、法人や金融関係のルート、最近できた新しい仲介会社とも取引している。毎月のように買収を進めながら、自ら現場を見て財務も確認しているという。
今後について野見山社長は、事業承継ができずに売却される会社は増えるだろうと予想する。だからこそ信頼できる相手に相談できるかが大事だという。仲介会社はあくまで成約して報酬を得る仕事であり、職業倫理をいくら掲げても不適切な人が紛れ込むことは避けられない。信用がますます重要になる仕事だというのが野見山社長の見方だ。ものづくり太郎が「大手が勝つ」と言うと、野見山社長は同意しつつも補足した。大手から独立した人たちが5〜10人程度で運営する、中堅の優れたプロフェッショナルチームも意外と生き残るだろうという。
セイワホールディングスのグループには、めっき、表面処理、溶接の会社があり、祖業は高速道路の看板の溶接だった。最近は高速道路に設置する安全ポールのメーカーもグループに加わったとリリースしている。野見山社長は、ものづくりで光るものを持ちながら事業承継に悩む会社があれば積極的に検討すると話し、相談を受け付けると述べた。
業界団体という提案
終盤、ものづくり太郎は、製造業のM&Aを多く手がける企業による中立な業界団体を作ってはどうかと提案した。仲介会社の業界団体はすでにある。野見山社長は、上場企業としての立場からも、業界のガバナンスを整備し働きかける団体を作ってもよいかもしれないと応じた。ただし具体的な計画は示されなかった。対談は、不幸な事例を一つでも減らすよう働きかけていく必要があるという認識と、製造業のM&Aは今後増えるので十分に気をつけてほしいという呼びかけで締めくくられた。
どうもこんにちは。ものづくり太郎チャンネルのものづくり太郎です。本日は製造業でも今活発化してるM&Aの極意と闇ということで、なかなか製造業も後継がいらっしゃらなくてですね、困ってて、どうしようかなとか、そういった話がいっぱいあると思うんですけども、M&Aを毎月のようにされてる方とですね、対談をしてまいりまして、まさに当事者が語る失敗しないM&A戦略ということで、情報商材にしてビジネスにできるぐらいのスペシャル内容になっておりまして、本当に面白い。実際このM&Aって闇もかかったりするわけですよ。どこに落とし穴があるんだみたいなところもですね、深掘りしておりますと。
こんな回にスポンサードいただいてるのがですね、メタリックスさんということで、7月3日から阪神メタリックスからメタリックスに社名変更してる。メタリックスは商社、加工など3つのビジネスのモデルを持った特鋼専門商社です。JIS Q 9100認証取得しておりAMS規格とかASTM規格とかですね、海外規格材の調達を得意としてると。さらにですね、最近ネジ、ボルト、インサートなどのファスナー部品にも力を入れておりまして、メタリックスは海外メーカーとの直接取引を行ってますから、例えばロールスロイスとかエアバスなどの多様なOEM認証に対応したファスナー部品をジャストインタイムでお届けすることができると。しかも社内には、僕も行ったことあるんですけども、英語ペラペラのTOEIC990点の人も在籍しておりますので、迅速に見積もり回答できちゃいます。
ということで是非メタリックスまでお願いします。それでは失敗しないM&Aらっしゃい。どうもこんにちは。ものづくり太郎チャンネルのものづくり太郎とものづくり太郎の次郎です。違う。セイワホールディング。セイワホールディングスの野見山です。よろしくお願いします。お願いします。
第2回目。前回サムネイルいっぱい変えたんですけど伸びず申し訳ないと。世の中よくわかりました。言い方良くないんだけど、日本支えてるような中小企業なんですが、中小企業のことはあまり皆さん興味がないです。うん。ですね。だって数字に現れてんの、事実としてですよ。中小企業の一応僕もオーナーですから、私も中小企業運営してる立場なんですけども、一般の意識高い系というか、そういう方々は大きい話が多分好きですね。だってインサイドトヨタどうだったとか、見ました?
うん。まだ見てない。見てない。あれは別の動画でまとめようと思ってるんですけどめちゃくちゃ面白くて。本当ですか?また楽しみに見ます。
セイワホールディングスは皆さん前回伸びなかったからあんま知らないと思うんですけど、名古屋で久々に上場した企業。そうですね。グロースだと2年ぶりぐらい。何をやってるかって言うと、中小企業をM&Aをして、今何社ぐらいされてんです?20社ね。20社ですよ。で、売上が平均で倍になってます。利益が倍?利益ですよ。書店に行くとM&A本が並んでるじゃないですか。あれパチモンです。本物。本物がいます。
だって19社買収されてきて利益倍増してますから。日本政府より、所得倍増とか言ってますけど、信頼できるっていうことで、今回は中小企業に切り込むというよりはM&Aのお作法を学んでいきたいと。僕も社長ですから、どこで俺の携帯調べたんだってぐらいめっちゃ連絡来るんです。キャピタルとか、売りませんか買いませんかっていう。なんて連絡来るかっていうと、御社に興味を持たれてる企業がいますと。どこですかっていうと具体はないんですけど、っていう話で来るので。M&Aの中でも失敗してる例もめちゃくちゃあると思うんですよ。ここを深掘っていきたいという、本来でこういうの絶対出ないですから世の中に。っていうのをやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。お願いします。
で、まずどうやったらその企業に騙されない?そうですね。自分自身が中小企業の社長さんとして売る場合も嫌だし、買う場合も嫌だし。はい。で、売る場合はできるなら高く売りたいじゃない。そうですね。で、できるなら買い手側は安く買いたいじゃないですか。うん。それってどうやって値段決まってくのとか、M&Aってどういう風な作法があるかっていうことをお聞きしたいんですけど、まずどういったM&Aの仲介業者があったりとか、バトンズとか色々プラットフォームがあるじゃないですか。どうやって選べばいいですか?
はい。まず日本はほとんど仲介会社さんが案件の全部やって、いわゆるM&A仲介って言われる会社がすごい数がありますと。だからそれだけいろんな人がガッて集まって玉石混交になってて、3000社超えてるって言われてるんで。M&Aを専属でやってる企業が3000社超えてるんですか?そう。専業っていうの、登録されてる会社ですね。っていうのは3000社も超えてきてるというところで、元々なかったですから、日本に。そういった。
確かに彼らってどうやって儲けてるんですか?仲介っていうのは売り手会社と買い手会社がいると、そこのマッチングをしてM&Aが成立したら両方から手数料もらうっていう形ですね。なるほど。ただマッチングってそんなマッチングするかわかんないじゃないですか。わかんないですね。どうやって見極めるんですか?
基本的には日本は後継者不足の問題が多いですよね。そういう会社さんに営業をかけると。電話をしたりとか、ダイレクトメッセージを送ったりとか、セミナーにご招待したりとか、ウェブ広告したりとか。そっからお話聞きたいなっていうことで問い合わせをして、ここで面談をして、じゃあM&A進めてみましょうっていうことがスタートですよね。
なるほど。進めてみましょうの次はどうなるんですか?そうするとM&A仲介の会社の買い手リストの候補がありますよね。こういう企業買いたいんだよ、問い合わせをしてる企業がいる。はい。そうです。もしくは買いませんかっていう営業をしていく。この情報とここの会社の情報をマッチングさせて、1つずつ提案をしていくっていうそんな流れですね。
なるほど。じゃ、結構泥臭いというかドブ板的な営業をめちゃくちゃされてるみたいな。そう。そうですね。仲介会社によって色々色が分かれてますけれども、会計士ネットワーク非常に強い。あと金融機関のネットワークですね。そこにネットワークがある。そう。だからそこの人たちから紹介をいただくって形ですよね。銀行とか会計士。
会計士からそんな、だって会計士って会社の決算とか見てるから分かってるじゃないですか。せこくないですか?そう。会計士さんも月々例えば10万円ぐらいの顧問契約でお金をもらってるだけですよね。でもこの顧問先がなくなっちゃったらお金取れるわけですし、仮に紹介して2000万もらいましたと、手数料がですね。そうすると20%とか30%とか入ってるはずなんですよ。会計士さんに。2000万だとしたら400万とか600万。一気に。一気に。現生が。現生が入ってくる。すごいんですよ。
大体最低報酬って日本って2000万ぐらいに定められてることが多いんですね。つまり最低報酬でそれぐらい紹介したら入ってくる。じゃあ1億だったらって思うと2、3000万入ってくる。彼らとしては新たなビジネスになりますので紹介したいですよね。
この2000万の最低保証っていうのは仲介したら買い手と売り手から2000万ずつもらうってことですか?じゃあ4000万ぐらいってことですか?そう。だから給料が高いんですよね。しっかりとお金をもらえると。なるほど。2000万保証ってどうして2000万保証ですか?
基本的には株価の5%を対価とするみたいなのが1個イメージあるんですよ。例えば株価が5億の会社だったら5%で2500万だし、10億だったら5000万みたいな感じになってると。10億とか20億とか上がっていくと4%とか3%とか、いわゆるレーマン式って言うんですけど下がってきますが、基本はこうですと。多分彼らの中で1個決めたんでしょうね。5億ぐらいを基準にしようと。5億の5%だと2500万とか、4%で2000万とか、そのぐらいが仲介会社の最低報酬としてきてる人が多いですね。
企業の株価ってどうやって決まってくんですか?いろんな方法があるんですが、主に多いのは2つかなと思ってます。1つ目が純資産法と言われるもの。会社の実際の純資産をベースに価値評価をしていく。この方法が1つです。資産って色々あるじゃないですか。建物もあるし、土地もあるし、キャッシュフローもあるし、どういう風にそれを決めてく。主な資産は例えば土地とか建物が多いわけですか?それは、ま、時価に洗い替えるとか、有価証券を洗い替えるみたいな形にして、じゃ、この会社の資産ってこういう形だよねっていうのが1つ多いですよね。
じゃあ5億ぐらいの価値の企業っていうのは製造業で言うと売上どのくらい?うん。でも10億くらいあると5億ぐらいになるんですよ。可能性はあると思いますね。やば。10億の企業なんて愛知県ですからめちゃくちゃあると思いますよ。今も経営者の方よだれダラダラかもしんない。
あとは売上もそうですし利益が出てるか。大体平均で言うとおそらくなんですが、いわゆる利益の3から7倍ぐらいがM&Aの中で多いと思うんですよ。なるほど。ということは利益1億出てたら5億ぐらいかな。ま、3から7億なんで5億ぐらいついてもおかしくないと。
僕も実際M&Aしようとした時期があるんですよ。その企業に行って工場見て、この企業の価値このくらいですみたいに言われるんですけど、かなりの企業が赤字じゃないですか?多くの製造業。借金も1億ぐらいあるわけですよ。でも企業価値が4000万とか言われるわけです。そんな価値ないわけじゃないですか?僕から見たら。なんでそんなに強気なんですか?
うん。それは多分仲介手数料があるんでしょうね。だから4000万オーナーさんがもらったとしても、そっから仲介会社にお金を払わないといけないとか、いろんな問題がある。もしくは退職金もらえないなら1000万、2000万欲しいとか、それぐらいの感じだと思いますよ。なるほどね。実際1円の価値しかないと会計上は見なされるような会社でも、最低4000万とか5000万とかっていうのは割と多い希望額かもしれないです。
なるほど。じゃあセイワさんが買いたいって思う企業ってどういう企業なんですか?はい。我々は営業利益が1から3億ぐらい出てるところが多い。じゃ、結構利益出てるところを買いに行くんですね。そうですね。じゃあ売りたい人たちもある程度利益出してないと買ってもらえないってことですか?
基本的にはそうですが、去年も実は1件赤字の会社を譲り受けしてまして、マイナス2700万円の赤字が出てる会社はしましたし、今年も1件。それは黒字転換できるっていう見込みがあるからです。おっしゃる通りですね。どうやって見極めるんですか?
太郎さんも現場とか見られたら思うと思うんですけど、現場の流れとか人の生産性を見て改善できるかとか、我々は似たような業種をグループにお招きすること多いので、材料比率、外注比率とかを見て、ここは取り込める、ここは下げれるっていう風に見れば多分いけるなっていうのを、いわゆる財務モデルっていうものを組むと。なるほど。というノウハウがあるわけですね。
はい。僕は本当は自分たちしかできないM&Aをしたいんですね。他の会社はやりたくないけど、うちのプラットフォームだったらちゃんと伸ばせる。それが日本のためになると思ってたので、できればそういったことしたいですね。素晴らしい。
プラットフォームがあるじゃないですか。銀行があったりとか。その目利きってどうやってやればいいんですか?売る時ですよね、多分。売る時もそうだし買う時もそう。やっぱり玉石混交してるんですよね。今M&A会社バーって出てきて、若くて経験がない人が増えてるので、基本的には大手を選ぶ方が安全だと思います。ただ大手の中でも担当者によってレベル差がすごく高い。
レベル差どうやって出てくるんですか?例えばM&Aで言えば金融知識、法律的な知識、あとその業界ですよね。例えば製造業の知識もっとありますけれども、理解してないとマッチングとか、進めた方がいいか進めない方がいいってわからないじゃないですか。なるほど。M&Aのプロセスって結構複雑で、契約関係もありますし、税務とかも色々見てないと、なかなか適切なアドバイスできないと。
手順ってどういう風に進めていけばいいんですか?売り手サイドだったら、まずは会社売りますっていうことを、仲介契約と言いますけども、仲介会社さんと契約します。で、マッチングされると大体3社か5社ぐらい興味がある会社さんと売り手の人が会う。買い手の人たちと会うっていうことですね。はい。その中で、この方がいいなと思った場合に、こちらの会社さんからオファーが出ると。いわゆる提案書ですよね。じゃあ私は3億ですとか、私は4億ですみたいな。例えば5人面談して2社興味があって、4億と3億でどっちがいいみたいな感じになる時に売り手さんが選ぶ。
なるほど。売り手側って4億の方が絶対いいじゃないですか。でも3億の場合もあるわけじゃないですか。ありますね。どういった場合に買収金額が低い方に依頼をするんですか?まずオーナー社長によって考えが結構変わります。例えば1円でも高く売りたいってことを優先にしていれば4億選ぶし、でも日本だと自分たちの会社がすごい大事、家族的に見ているから、会社がより発展するってことで、条件は低いけど3億ってことは結構ありますね。
いきなり買収されるわけじゃないですか。でも従業員はそこで働いてるからジョブチェンジ基本しないじゃないですか。彼らのことも考えたりするんですか?考えてる場合多いと思いますね。なるほどね。うん。
じゃあ大手を選ぶってなると新興企業は選ばない方がいい。はい。1回目はあんまり選ばない方がいいかなと、えっと、基本的には思ってます。なぜならば分からないんですよね。担保ができないというか。慣れてきて、その担当者が本当にいいかが分かる場合はいいですけれども、ま、大手さんの方が教育カリキュラムだったりとかチェックリストとかっていうのは積極的に取れるっていう会社も多いので、ま、1件目はその方が、ま、いいかなとは思いますね。ダメとは言わないですけどね。はい。
なるほど。じゃあどうやったら安く買えるんです。先ほど言ったようにオーナー社長が求めてるものって色々ですよね。例えば自分自身が早くやめたい、3ヶ月後にやめたい人も。なるほど。3ヶ月後すか。例えばですよ。わかんないですよ。本当に寿命がとかっていうこともあるわけですよね。とか、従業員を派遣してほしいとか、優先順位があるはずなんですね。オーナーさんの優先順位は価格だけで決まらないので、何を提供できるかによって、価格差が開いていてもいいと思わせれるかどうかってのが、買うっていう意味で言うと安く買える可能性はありますよね。
向こうが早く売りたいなら価格交渉できますし。そうです。そうです。セイワさんみたいな実績があれば、売上も伸ばしてくれるし利益を伸ばしてくれるから、ちょっと安く買ってもらっても従業員幸せだからいいよねみたいな。はい。そうです。例えば従業員の給料10%上げますっていう約束もする。
すれば、それは安く買ったというより、結局相手側としてもそこの費用負担は将来に渡るわけですから、お互いの中で納得感ができるでしょうし。もしくは株価が折り合わない場合、例えば太郎さんの会社を僕は10億ですと思って、太郎さん、会社おい27億だぞと。これある話ですよね。野見山は分かってないけど、うちの大切なものよと。これはずっと情報の非対称性が双方にあるですよね。
時に、じゃあ分かりました、太郎さん一旦10億でお願いしますと。3年後太郎さんが言われていた計画が達成できたら残りの17億お支払いしますみたいなこと契約できる。はい。いわゆるアーンアウト条項って言うんですけれども、そういったいわゆるインセンティブ設計ってのをできます。いろんなやり方があるんです。そう。だから仲介会社さんってそれ全部理解しないといけないわけですよね。確かに。難しいですよ。難しいすね。
そうだけど、稼げるって言っていろんな人が入ってきちゃって、色々独立しちゃうわけですよね。そうすると、すっごいいい人もいるし、すっごい残念な人もいるというところですよね。彼らもマージン抜きたいし、自分のノルマもあるじゃないですか。営業マンだから。そう。インセンティブ設計がちょっと高いんですよね。例えば400万円ベースサラリーとして、1件やったらいきなり1000万とか。そうですね、っていう風にどんどんなってくわけですから、決めなきゃいけないっていうインセンティブは高いですよね、どうしても。
なので契約も、例えば今おっしゃられたように将来バックしますっていう方法とか、経営陣の意見を聞いて落としどころですよね。それを何個提示できるかが腕っていう。そうですね。すげえわかった。
次の質問なんですけど、ニュースでも失敗してるとか、こんなはずじゃなかったのにとかって結構あるじゃないですか。あります。なんでそういう状況に陥るんですか?売り手さんが情報が少ないんですよね。M&A初めてなので。太郎さん、M&Aすること想像してほしいんですけど、何にもわかんなくないですか?確かに仲介業者に丸投げしちゃう気がします。
仲介業者さんってそれなりに優秀な方も多いし、大丈夫です、いい会社ですよ、太郎さんって提案しても信じるしかないんですよね。わかんないことも多いし、幅広いんで、この人は20件やってますというなるとこの人はある程度信じるということになりますが、この人が適切にやってくれれば起こらないかもしんないけど、そうじゃないことが結構あるから問題になってるってことですよね。
どういうM&Aの内容が問題になるんですか?例えばよくあるのが経営者保証と言われるもの。もしかしたらご存知かもしんないですけど、例えば僕は1億円借りました。でも会社の信用がないので野見山個人としても個人保証に入りますよっていうのがありますよね。銀行からお金を貸していただく時に。そう、貸していただく時に。個人保証になりますもんね。そうですね。はい。特に会社の財務がまだまだこれからの会社さんとか、創業間もない会社さんとかってのはそうなること多いですよね。
ちょっと話脱線しますけども、個人保証を外せる場合ってあるんですか?あります。今ガイドラインとして外すっていう方向になってるんですよ。そうなんですか。はい。だから金融機関に適切にコミュニケーションを取って、なんで外せないのか、どうしたら外せるのかっていうのはお話ができるようになってます。それって何で外す方向性なんですか?結局経営者のリスクが大きすぎるっていうことで事業が成長しないだろうっていうことで、個人保証っていうの外していこうっていう流れになってて、もうガイドラインも国も確定していて。
保証をどういう風に担保するんですか?その会社の資産、土地とか事業を評価する形ですよね。だから会社の事業がしっかり収益が出ている場合、例えば数年間しっかりと黒字だよとか、借入も10年ぐらいで返済相当ぐらいであれば、さすがにガイドラインに乗っかって経営者保証なしにしてほしいですっていうのは言えると。なるほど。
特に例えば1行さんだけのお付き合いだとなかなか難しいかもしれないんですけども、3000万お借り入れがあって、他の金融機関さんと交渉する時に、このリファイナンス、借り換えをお願いしたいです。ただうちは個人保証を入れたくないんですっていうことを前提にして進めていくと通りやすいですよね。なるほど。それ前提に他行の口座開くから協力してくれっていう。はい。そうです。そうです。そうです。もしくはこの会社さんに外してくれないかを聞いて、外してくれなさそうだったら分かりましたっていうことで交渉していくっていう流れでもいいんですけどね。勉強になる。
話脱線しちゃったんですけど、今の話ってM&Aの時に売り手が個人で個人保証としてお金を借りてる場合があるってことです。そうです。売り手が借りていて、相手がこの会社を、経営権を譲り受けると。そうなったら100%この人の責任ですよね。経営権が変わりますから。なので経営者保証をこの人につけるか外せるか、どっちかをやってくださいって、これは絶対必須で入ってんですよ。M&Aの中でもそういう決まり事っていうか暗黙の了解がある。もう考えるべき条項として入ってるし、オーナー社長さんとしてもそれが嫌だから売りたいんですよね。なるほどね。個人保証を外して自分の借金をなくせるからM&Aするってこと。
そうそうです。この悪質な場合は何かって言うと、外すよっていう話をしてるわけですね。なんだけど、例えば譲り受けたこの会社さんで新たに借り入れもすることができるわけじゃないですか?今の資金状態だと、もう少し潤沢に資金を持っといた方が安心だから、あと4000万借りましょうと。それはM&A会社とか仲介業者とか買い手がそういう提案をしてくる。基本的には買った後に買い手が提案をしてくると。もうちょっと借りてくださいってことです。でもオーナーになってるわけじゃないです。M&Aした後だから。そう。はい。だから基本的には指示みたいなもんですよね。もうちょっと借りと。M&A先の社長にもうちょっとお風呂を熱くしてくださいっていう。そうです。グループ方針ですと。
で、その後どうなんですか?そうすると例えばですけれども、1億借金があって3000万現金があったと。それが4000万増えたら7000万現金が増えと。これを抜かれる。要するにものづくり太郎カンパニーが野見山ホールディングスを買収して、野見山ホールディングスがキャッシュ3000万あったけども、4000万さらに借り入れして7000万になりましたと。で、その7000万からものづくり太郎カンパニーが抜くってことです。そうです。とりあえず6500万一旦送金しといてくれ。送金しといてくれ。うん。困ったら返すから。預かっとかないと。
これは大手さんとかも実はあって、子会社にお金を残さないんですよ。そうなんです。それはやっぱり怖いですよね。逆に持ち逃げされたりとか。だからガバナンス上しょうがないっちゃしょうがないですよ。だから筋は通って、一応。そうだけど、それ借り入れる必要ないよねって話ですからね、追加の。だけどうちのキャッシュポジションはここですって言って、僕は6500万を太郎さんに送金すると。で、給料の時とか300万貸してって言ったら、じゃ貸してあげるね。300万返ってくると。
で、半年後ぐらいに500万貸してくれたら、今持ち合わせないわ、ちょっと立て替えといてくんないとか。6500万僕が抜いたのに。じゃあボーナスになりまして、従業員にお金払わないといけないです。ボーナス資金として500万返してよっていう風に言われた時に、もう今キャッシュないですっていう風に言われちゃうってこと。そうそう。8立になったらすごい大きなまとまったお金が入るから、それじゃもう6500万返すからさ、とりあえず立て替えといてくんないっていう。
結局それってどうなる?トンズラします。最後。マジですか?それが1番有名なのがルシアンホールディングスっていう会社が37社のM&Aをしたんですけども、全部同じようにして資金だけを抜いてトンズラすると。37社やったってことですか?そう、そう、そう、そう。それを全部同じことをしてるわけですよ。全部抜いてトンズラをするというのが起こってしまったこと。
製造業でもあるんですか?微妙なんですけど。ありましたになってますね。ダイヤモンドオンラインでなってるわ。日本各地で進む会社乗っ取り・操業停止、M&A錬金術の全貌と黒幕仲介業者の出現。ということは製造業でもあったってことですよね。
製造業って僕の見立てだとめちゃめちゃガバナンス効いてるじゃないですか。だから僕も生きてるの奇跡で、こういうYouTuberで。いやいや。大手と取引めちゃくちゃありますけど、必ずNDA結んだりとか、暴力団関係者じゃないことって絶対含まれてるじゃないですか。超厳しい世界だけども、そういうことが起こってるってことですよね。うん。そうですね。だからやっぱ見抜けないということ。
しかも37社やってるってことは仲介業者もいるじゃないですか。これはそういう風に出てます、記事の中で。仲介業者も分かってて紹介したんじゃないのか。マージンがもらえるから。そうです。そうです。だから本当にグルだろっていう話になってるんですけど、そこももちろん彼らなんて法律ガチガチですから、あなたたちとあなたたちが勝手に決めたもので、その後のことは知りないですよっていう。これも結構大きな問題になったんすね。
それってまず注意しないといけないのは、M&A仲介業者に対してマークする必要あります。はい。そうですね。基本的には全てを普通は入ってるんですよ。さっきも言ったんですけど、大手であれば絶対そこは論点として入ってます。なんで入ってるかって言うと、これ入れなかった場合、事件起きちゃってるじゃないですか。仲介会社の社会的な責任も問われてるわけです。なのになんで入れてないのかと言うと、やっぱり大手の上場企業で株価暴落するんで。確かに。なので入れないといけない構造になる。なんでできれば分かんない時は大手がいいよっていうの、そういったところもあるんですよね。はい。いや勉強になるわ。うん。
彼らはなんで騙されたんだ。やっぱりいいこと言われるんですよね。例えば何十社もM&A経験があって、この会社素晴らしいし一緒になって目指そうって言われて。これなんで起きたかって言うと、株価がすごく低く抑えられている会社で起きてるんですね。はい。ええ。ね、売値が2000万とか3000万ぐらいで、株の売買としては安いですもんね。
そう。はい。なんでそうなるかというと、さっきと一緒で、1円で100%株式を売却しましたと。借金が7000万あって現金が3000万しかない赤字だったと。そうそう。この会社って再生の見込みあるっけって話になっちゃうじゃないですか。そうですね。マイナス4000万なのにさらにずっと垂れ流すと。だからこれを1円でやってくれるって人が来たら、それはもうお願いしたいですよね。
でもそこでこの3000万だけ抜かれるとか、もうちょっと借り増やされて2000万上積みされて5000万だけ抜かれて、経営者保証もそのままという感じになっちゃうので。どうしても仲介会社さんのアドバイスとして買い手を見るっていうのがあんまり過去なかったですよ。そうなんですか。買ってくれたらいいわけですから。確かに後継ぎがない人とか借金しちゃってる人って、これで楽になれるわっていう餌しか見えないと思う。細かく見なかったんですよ。
で、やっぱり買い手も、例えば我々だったら上場してるから財務って全部出てるじゃないですか?いくらお金持ってて、この会社っていつ潰れそうかどうかって全部分かります?すごいですよ。セイワホールディングス上場した後見ましたもん、僕。Yahoo!ファイナンスで。めっちゃ利益出てんなと思って。
いやいや。でも非上場だとなかなかそれを調べる余地もないですよね。例えば帝国データバンク出してる会社もあるし、TSR出してる会社もあるから、そこで与信調査する会社もありますけど、ほとんどの場合はしないと思うんすよ。そう。しかも帝国データバンクの情報でさえ間違ってる場合になってる。多分結局あれってヒアリングでしかないから、実際の紙を見てないですよね。
はい。そうです。今はだんだん変わってきまして、例えば買い手の決算書を必ず確認することとかっていうのは、大手の中でオペレーション組まれてんですよ。なるほど。我々が次何か会社を検討させていただく時に、前回の個人保証がどうだったかっていうのをちゃんと確認されるフローになったんですよ。そうするとそれを確認していくから、同じようなこと起きない対策ですよね。っていうのをやってると。ということはガバナンスが大分効いてるわけですね。
だいぶ改善してると思いますね。それでも詐欺師はいるし、事務みたいなやつもいるんですよ。なくならないですよ。で、売り手のオーナーさんが不幸になる、働いた人の働き場がなくなるっていうことになっちゃうんですよね。本当にたまらないですよ。
動画も世の中に出てるの見ましたけど、介護施設があって3ヶ月後ここ閉じましたと。いやって思いますよ。ご老人どうなんだろうね。いや、そうですよ。だって近くにしかないじゃないですか。お金みんなあるわけじゃなくて、もうそこだったら払えるとかですね。憩いの場だったものが全部失われる。社員の働く場も失われる。なぜなら全部お金抜かれてるから、もう再建できないですよ。利益出てない。破産するしかない。無理無理。そういうことはあってはいけないですよね。
ちなみに野見山さんはいろんな仲介業者ある中でどういうところとお付き合いしてる?え、我々は大手のところもお付き合いしてます。ま、はも法物してますし、金融関係もしてますし、あとはいわゆる最近できたようなM&Aの仲介会社さんっていうのもしっかりとお付き合いさせていただいてます。毎月のように買収じゃないですか。すごいですね。自ら現場見て、ご自身で財務を見て、すごいっすわ。
はい。だから本当はM&Aで騙されることが多いはずなんすよ。本当ですよね。だからそれを逆手に取った極悪スキームですね。そう、そう、そう。これ製造業気をつけないといけないです。今後やっぱり事業継承できないってことで売却されてくじゃないですか。
え、増えるでしょうね。やっぱり安心できる人にしっかりと相談できるかっていうのは大事ですよね。だって仲介会社はあくまでも成立させてお金をもらう職業ですから。いくら職業倫理がどうのとかこうのとかってあっても、その中にどうしても紛れちゃいますよ。そうですよね、本当に。そう。本当に信用が重要な仕事になったなっていう感じですね。そうですね。だから大手がやっぱ勝ちますね。
M&A、また本当に少人数でやっている会社さん、そういう大手さんとかから出たとか。大手は大手でいいけど、ま、大手は大手でできないところもある。中堅とか、いわゆる少人数のプロフェッショナルのチーム、5人とか10人で素晴らしいことをやってる会社ももちろんあるんですのでね、そういったところは意外と残ってくかなと思いますけどね。ありがとうございます。はい。
せっかく有料級の話をいただいたんで、何かPR。はい。いや、でもPRは今回ないですけれども、こういったことを聞きたいとか、不安があるとかっていうのは、色々僕も勉強させてほしいし。特に製造業ですよね。キラリと光るものはあるんだけど事業継承に悩んでるとか、むしろ買ってくれないかとか、逆にそういった中小企業を経営したいみたいなね、人は駆け込み寺に。
はい。うちが本当にその会社さんを譲り受けできるかっての分からないんですけども、ものづくりであれば数をやってますから。メッキやってます。溶接やって、元々高速道路の看板の溶接屋さんです。あとやっぱニッチなメーカー系。表面処理とか。表面処理だけじゃなくて、例えば直近で言うとリリース出してますが、高速道路につける安全ポールみたいなもののメーカー、そういうものもやらしてもらってるので、ニッチで何か光るものがあれば、会社さんっていうのは積極的に検討してます。ジョブシプ持ってますもんね。はい。
ということで今回はM&Aの闇。闇ですね、本当に。闇って言ったらあれだけどさ。こうならないように業界としてさらに働きかけをしながら、こういう不幸な事件を1個でも減らさないといけないし。業界団体を作った方がいいかもしれない。はい。そうですね。今仲介はあるんですよ。製造業のM&Aをいっぱいしてる企業の中立な業界団体を作っちゃうといいと。あ、そうですね。これだけしてて上場もしてるんで、野見山さんの使命だと思いますね。そうそう。野見山さんはいいことがあると思いますよね。
うん。ホールディングスとしても業界のガバナンスを効かすとか、それを整備するとか、そういう働きかけをするような団体を作ってもいいかもしれないです。うん。ということで今回は製造業のM&Aですね。おそらく今後増えてくだろうというところで。そうですね。本当気をつけて欲しいですね。だから悩んだら全然うちでもご相談乗れますし。元に戻らない。M&Aは。そう。
ということで今日はM&A回でございました。このようにものづくり太郎チャンネルでは製造業のあらゆることをやっております。セミコンダクター、FA、IoT、機械、自動車、インサイドトヨタもやりたいと思ってるので、製造業に関係がある方は是非チャンネル登録いただいて応援をいただきたいと思います。本日特に経営陣が見られてると思いますけども、野見山さんありがとうございました、参考になりましたと言った方は、いいね押していただければ幸いでございます。嬉しいです。ということで今日もありがとうございました。じゃあね、バイバイ。
皆様お疲れ様でございました。2026年残り少しでございますが、ちょっと案件動画やりすぎてPR動画はけておりますので、PR動画募集させていただきたいと思います。皆さんですね、ホームページからも結構です。Xはなかなか連絡がつかないからダメです。メール直接ご連絡いただいても結構です。この動画見ましたといった方はですね、なんと15%オフさせていただきます。出血大サービスでございます。
皆様、弊社のチャンネルですね、こうなっております。性別男性が95%、女性はほぼ0です。5%です。非常に男臭いです。さらに年齢層は45歳から55歳。ちょっと加齢臭がするあたり、いや違います。決裁権者の男性が素晴らしく見てるチャンネルということご理解いただきたいと思います。
皆様、展示会いつものように出してるんじゃありませんか?もう古いです。展示会なんとなく出してるけど名刺500枚集まりました。それどうなるんですか?マーケティングしてるんですか?してませんね。空中戦で電話かけてますか?してませんね。そこから実際の引き合いになりますか?なりません。ほとんどなりません。なのに場所代だけで数百万。上物は数百万。さらに人20人いるとすれば、1人当たり1日チャージ5万円でございますから、1人当たり3日いると15万円、プラスですね、交通費宿泊費合わせて20万円です。それが20人もいたら、それだけで400万円でございます。
弊社のPR動画約400万円ぐらいになっておりますが、3日間とは違います。継続的にPRが可能でございます。こちらプランでございまして、プレゼン形式は300万から500万円でございます。もちろんスーパーはもうちょっと高いんですけども、解説動画だと250から400万円ですね。ショート動画もこのような格安プランで承っております。
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展示会に出すのであれば、ものづくり太郎チャンネルに出す。いいじゃないですか。失敗するか失敗しないか、皆様の熱量にかかっております。ということで是非よろしくお願いします。お待ちしてます。お願いします。案件ちょうだい。ちょうだい。
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