流通革命から知能革命へ:川邊健太郎と安野貴博が語るAI時代の「大願」と「実験グセ」
PIVOT 公式チャンネル前LINEヤフー会長で、退任後に「AIソロプレナー」として起業した川邊健太郎氏と、AIエンジニアで「チームみらい」の参議院議員でもある安野貴博氏の対談の後編である。MCは「The HEADLINE」編集長の石田健氏が務めた。前編ではインターネット30年の歴史を振り返った。後編では、AI時代にどう生き、どう事業を起こすかが主題になる。川邊氏の立場ははっきりしている。インターネットは結局「流通革命」にすぎなかったが、AIは知能を持つため、あらゆる領域に影響する。その時代に問われるのは技術との付き合い方ではなく、「自分が何をしたいか」だという。
ヤフーはなぜECに燃えきれなかったのか
石田氏はまず、前編で扱いきれなかった通販や広告の話から入った。ヤフーは近年、ZOZOの買収などでEC強化を進めていた印象がある。マスのビジネスとして、合従連衡で通販を戦わなければならないという感覚があったのか、と尋ねた。
川邊氏は「退任したから言えますけど」と前置きし、あれは孫正義氏がやりたかったという色合いが強いと答えた。ヤフーはどこまで行ってもメディアの会社だった。C2Cの領域には思い入れを持って取り組む人たちがいたが、Eコマースで燃える人たちがいたかというと「正直微妙」だったという。一方の孫氏は、ECが一番大きい市場なのだからそこをやらなければ話にならない、という考えだった。社内には、あらゆるものを合わせてでも楽天やAmazonを抜くべきだという雰囲気が当時あり、それは今も続いているだろうと川邊氏は話す。
川邊氏はメディアとECの性格の違いを強調した。メディアは「インターネットっぽい」ビジネスである。スタンフォードの学生や、渋谷をうろうろしていた当時の自分たち、中川綾太郎氏のような若者でも始められる。これに対して物を売るには仕入れのリスクを取らなければならず、物流という難しいものも絡む。「むちゃくちゃ大人のビジネス」であり、「子供」だったヤフーが本当にそこで燃えられたかは微妙だったという。
「Amazonなかりせば」今のEコマースはなかった
川邊氏の見立てでは、Eコマースという世界が成立したのは、実行力が世界的に見ても尋常ではない例外的な組織としてAmazonが生まれたからだ。「Amazonなかりせば、今のEコマースの世界はなかった」という。長く赤字だった物売りの事業を、Amazonとそれを支えた投資家、つまり資本市場がやり切った。その後AWSのような別の事業が出てきて高収益企業になった。
インターネット30年で最大の激変はSNSだったが、一番「エモい」のはEコマースだと川邊氏は言う。朝に頼んだものが夕方に届く。石田氏がエモいと思ったことはないと返すと、川邊氏は「当たり前すぎるからでしょ」と応じ、インターネットの黎明期から見てきた人間には信じがたいことだと語った。楽天についても、ポイントを絡めた楽天経済圏を作ったことは素晴らしいと評価した。ただ、仕入れて物流を作って売るという王道のビジネスをあれほどしつこく続けたAmazonとは違うという。川邊氏にとってAmazonは精神的には先輩のような存在で、かなわないと思っていた。それなのに孫氏からは「Amazonを超えるんだ」と言われ続けた。そういう環境にいたと、半ば笑いながら振り返った。
ハイパースケーラーの時代と「不確実性の低下」
石田氏は次に、現在のAIをめぐる二極化を取り上げた。一方には巨額の資本を投じるハイパースケーラーがあり、もう一方にはAIソロプレナーが生まれている。インターネットはかつて物づくりやサービスづくりの場だったが、いまは資本主義の場になりつつあるのではないか、という問いだ。
川邊氏の答えは「不確実性が減った」だった。1995年と2025〜26年の雰囲気はよく似ているが、不確実性の度合いは大きく違う。95年のインターネットは、どうなるのか、大きくなるのか、どう使えばいいのか、誰にも分からなかった。ムーアの法則くらいしか手がかりがなかった。今はGPUをこれだけ用意し、これだけのデータと電力を使えば推論能力がこう上がる、ということがある程度計算で見える。だから投資すればいいという判断になる。もともとネット産業は金のかからないものだったが、Amazonによって資本市場とネット産業が近づいた。そこに不確実性のより低いAIが現れたので、その複合体が一斉に向かっている、というのが川邊氏の見方である。
安野氏はこれに一部同意しつつ、区別を加えた。投資してどれくらいの性能が出るかまでは不確実性はそれなりに低い。しかし、それが社会をどう変えるかの不確実性は非常に大きい。応用範囲が広すぎて、社会のどこがどう変わるのかまったく分からない、という。
1995年の起業家と2026年の起業家
安野氏は、95年の起業家と2026年の起業家は何が違うのかを川邊氏に尋ねた。川邊氏は「何もかも違う」と言う。本人の力量も、支えるプラットフォームの充実度も含めて、ビジネススキルの面では少年野球とメジャーリーガーくらいの差があるという。
安野氏は自分の感覚を付け加えた。2010年代には「こういうサービスを作りたい」「世界を変えたい」という人がいた。2020年代の今は、東大生の人気就職先の一つのように、キャリアの選択肢としてスタートアップが位置づけられている。ムードがだいぶ違うという。石田氏は、自分は面白くないと思っているが、世の中的には悪くないのかもしれないと話した。海のものとも山のものともつかないものが勝つ面白さが当時はあったが、不確実性が下がって予測可能性が高まり、つまらなくなったとも感じているという。
川邊氏は、ハイパースケーラーやプラットフォーマーの戦いについては確かにつまらなく、勝敗はほぼ決まるだろうと認めた。ただ、出来上がったAIを使って何をするかは、あらゆる分野でアイデアが出てくるので「全然楽しい」という。東大生よりはるかに頭のいいAIがこれから出てくる。そうなれば、東大生ほどの知力がない人でも、願望や欲さえあればAIで実現できるようになる。川邊氏の著書の副題にある「いかがわしい者たち」の活躍の場は、むしろ広がるという見立てだ。
石田氏は、アクセンチュアのようなコンサルティング会社が大企業にAIを導入するビジネスで大勢が決まるのでは、と考える人もいるだろうと指摘した。これに対して川邊氏は、前提がビジネスに寄りすぎていると答えた。応用範囲はビジネスの外にも広く、最終的には科学革命に至ると考えている。科学者にも新しいフロンティアが開けるし、幸せに生きること、冒険することなど、やりたいことがある人には使い方次第で大きな可能性が開ける、という。
数学者の危機感は「お前の話じゃない」
石田氏は、AIが数学の未解決問題を解き、知のフロンティアで人間は何をすればいいのかというアイデンティティ・クライシスに陥っている人もいると投げかけた。川邊氏の返答は「なった気になってんじゃねえよ」だった。
数学の未解決問題が解かれて嫌になる人は、数学界の中でも5人ほどしかいないはずだと川邊氏は言う。フィールズ賞受賞者の半分ほどが今のAIはまずいという趣旨のものを先週出したという話題にも触れた。そのうえで、それは何人の話なのかと問い返した。大多数の人にとっては、TechCrunchを読んで「このサービスがあるから」とやる気をなくすのと同じ構図だという。フィールズ賞受賞者がやる気をなくしているのを見て自分もやる気をなくすのは、「お前は違うぞ」という話だ。虚無感に襲われる必要はない。自分の尺度の中で、できなかったことができるようになることに素直にワクワクしたほうが人生は楽しい、というのが川邊氏の考えである。
日本の挑戦者と、IT史上4回目の大変化
日本はデジタル敗戦国と言われ、起業家も少ないとされてきた。ワクワク感を持って挑戦する人が増えれば社会は良くなるのか、という問いに、川邊氏は「全然ありますよ」と答えた。ただし日本は気質としてチャレンジする人がそれほど増えない国だとも見ている。95年に比べれば挑戦しやすくなり、挑戦者も増えたが、それが社会のメジャーかといえばまったくそうではない、という評価だ。
安野氏は、95年と2026年ではどちらが機会が多いのかと尋ねた。川邊氏は、ネットサービスなど市場ごとに見れば、時間が経った分混み合っているのは当然だと答えた。しかし根本にあって一番怖いのは技術革新だという。コンピューターが出て、それを共有するWebが出て、共有の頻度を大きく上げるスマートフォンが出た。ITの世界で3回ほどしかなかった大変化の4回目がAIだと川邊氏は位置づける。これまでの3つは知能を持っていなかったが、AIは知能のようなものを持つ。これは相当な技術革新だという。混み合った市場もどうせ全部壊される。分野がたくさんできていた分、それぞれに「AI×何々」をやれば出し抜けると思える人と思えない人とで、盛り上がり方が変わるだろうと話した。
インターネットは「流通革命」にすぎなかった
石田氏は、SNSや検索もかつては金にならないと言われていたと振り返った。今はビジネスと捉えられていない何かが大きな市場を作るかもしれないのか、と問うた。川邊氏は、市場になる可能性もあるし、市場性はなくても時間の使い方として人を幸せにするものが出てくる可能性もあると答えた。
ここで川邊氏は、インターネットは「所詮、流通革命だっただけ」と語った。情報の非対称性を解消するという流通革命であり、Amazonという特殊な人たちがいたために物の流通にも飛び火した。それでも結局はそこだけだった。AIは知能を持ち、影響範囲がはるかに大きいので、あらゆるものに影響が出る。ビジネスだけという尺度で捉えるのではなく、まったく違うものが出てきたと捉えるべきだという。
具体例を求められた川邊氏は、資産運用を挙げた。AIによって資産運用がかなり楽に、継続的にできるようになるのではないかという。親から受け継ぐにせよアルバイトで貯めるにせよ、最初の種銭さえあれば、ある程度安定した収入を前提に好きなことができる。その好きなこともAIでレバレッジをかけて取り組める。そうして以前よりいろいろなことがやりやすくなる、という見通しである。
なぜ「ソロ」プレナーなのか
1人でできることが大きく増えたことと、ソロプレナーという選択は関係しているのか。石田氏の問いに、川邊氏は「やめたから言いますけど」と前置きして率直に答えた。ネットサービスを作るのが大好きだったが、自分にはプログラミングのスキルがない。だからエンジニアを巻き込んでワイワイやるのが好きだった。ところがネット産業が世界中で大きくなりすぎた。エンジニアは希少資源になり、収入は上がり、扱いも難しくなって、仕事がしづらくなったという。
そこにバイブコーディングが現れた。これまで4〜5人でやっていたことが1人でできる。「腹落ち感がない」と言われて動いてもらえない、といったことも起きない。これはいい、と思ったことが、ソロプレナーになった直接のきっかけであり動機だったと川邊氏は語った。
300年変わらない政治システムと、「ミッシングピース」としてのAI
話題は、経済合理性の外でAIが大きく変えうる分野としての政治に移った。安野氏は、政治のシステムは300年ほど前からまったく変わっていないと考えている。投票で代表者を選び、代表者同士が議論して結論を出す。情報の流れ方は、インターネットやスマートフォン、SNS、動画メディアがある今なら全然違うやり方ができるはずだ。それでも2020年代まで世界中を見ても目立った成功例はない。安野氏は、ミッシングピースは知能、つまりAIだったのではないかと話す。だからこそ、チームみらいのような政党は今だからこそできる実験を重ね、成功事例を作れるのではないか。これが安野氏の仮説である。
石田氏は、デジタル政治というとWeb2.0的な「スマホでボタンを押してオンライン投票する」イメージにとどまる人が多いと指摘し、知能を持つAIを前提にすると違う形になるのではと尋ねた。安野氏は、自分の考えを言葉にできている人はあまり多くないと話す。AIが深掘りして聞いてくれれば、より深いところまで意見を言えるようになる。今起きていることを正しく理解するのも難しいが、たとえば「消費税を下げるとこういうことが起きる」といったことが分かりやすくなるだけでもかなり変わりうるという。人が意見を言うのを助ける使い方もあれば、本人が言わなくても困っている状況をAIが見つける使い方もありうる、と説明した。
エージェント同士がやりとりして政策的な意思決定をしてくれる世界になるのか、という問いには、それも一つのシナリオとしてありうると答えた。自分とアラインしたAIエージェントが代理人として動いてくれる世界観は、買い物なども含めて、政治に限らずさまざまなところで始まってもおかしくないという。
川邊氏が政治に近づき、離れた理由
一方の川邊氏は、政治とは「一旦距離を置こうかな」と話した。政治に近づいた理由は2つあったという。1つは防御的な理由で、ヤフーとLINEの合併で会社が大きくなり、インシデントや規制などのリスクが増えた。それを話し合いで未然に解決することが、社長・会長として必要だった。もう1つはライドシェアを実現するためだった。ライドシェアは中途半端な状態ではあるが一区切りがついた。柄にもなくああいうことをやってみたが、自分が拠って立つところはやはり技術だと思った。ちょうどそのタイミングでAIが出てきたので、こちらをグローバルな視野でやるべきだと考えたという。
そのうえで川邊氏は、政治とAIについて、行政と立法を分けて考えるべきだと述べた。行政は作業であり、価値観が入り込む余地がなく、人手不足でもあるので、「一も二もなく」AI化を進めるべきだという。立法には人の価値観や個人の意思が関わるので、導入には安野氏らも苦労するだろうと見る。それでも、60年ほどの中長期のスパンで見れば、立法もオートモードに近づいていくのではないかと川邊氏は予想する。バイブコーディングをしていると、途中から「もう全部オートで」と任せたくなる。それと同じだという。全データを見て最大多数の最大幸福を考えられる超知能がある一方で、ほとんどの人は理解の浅いまま「AかBか」の投票を迫られても大変だ。消費税について詳しく知り、こうすべきだと考えている人は少ない。代表制もそうした事情から出てきたのだろうと川邊氏は言う。何十年かけてオートモード的な設定に移っていくという大局観を示しつつ、そこは「安野さん頑張って」と笑った。
GPT-6で「何でもできる」時代に残るもの
ほとんどがオートモードで済むなら、人間はぼんやりご飯を食べるくらいしかやることがないのではないか。石田氏のこの問いに、川邊氏は収録の少し前に出たGPT-6を使い倒した感想を語った。コンピューターとネットワーク上でできることは何でもできてしまう。これまでは「これができる」「これはできない」と比べていたが、その意味がまったくなくなったという。何でもできるとなると、もはやAIがどうこうは関係なく、「自分が何をしたいのか」に回帰する。やりたいことがある人はAIで大きなレバレッジがかかり、AIとの関係が重要になる。やりたいことがない人には関係がない。そういう状況にいよいよなってきた、と川邊氏は見る。欲や大願があることが非常に重要になるという。
では川邊氏自身は何をやりたいのか。答えは「今探している最中」だった。日本が好きなので、キャンピングカーで全国を旅していろいろなものを見ている。やり方として決めているのは、「AIから遠いところ」をやることだ。フロンティアAIがコンピューターとネットワーク上のことをほぼすべて担い、ユーザーインターフェースもそこに集約されていく。だからSaaSが終わると言われるような状況になった。プロとしてそれは分かっているので、AIから遠い何かを探しているという。方向性としては、自然が好きなことと、相変わらずメディアが好きなことを挙げた。好きなものを自分のやりたいようにやる、と語り、「ためにならない話をしている」と笑った。
石田氏も、ご飯を食べて雑談して旅に出るくらいしかやることがないという感覚があると明かした。政治は珍しく残っている分野だと感じるが、ネガティブな意味ではなく人間のアイデンティティが問われている、と話した。川邊氏は「仕事を奪われる」とは考えないほうがいいと言う。仕事が楽になるのであって、仕事だけが人生ではない。仕事以外のことができるチャンスはこれから大きく増えていく。川邊氏はXのプロフィールに「金持ちよりも時間持ちを目指します」と固定表示している。作業的なことはAIに任せて豊かな時間を作り、やりたいことをやる。能力やリソースの制約でこれまでできなかったことが、AIの発達で安価にできるようになる、という考えだ。
模倣の時代の終わりと、「その日暮らし」の実践
石田氏は、ピーター・ティールの『ゼロ・トゥ・ワン』が「模倣するな」という教えから始まっていることに触れた。日本のインターネットは一時期アメリカのものを模倣して作ってきたし、そうでなくても「あいつらがやっているから、もっと早く、もっと安く作ろう」という発想で動いてきた。その模倣というルールが変わり、人類は初めて「あなた自身の欲望は何か」を問われているのではないか。若者がいきなりそれを問われても困るだろう、というのが石田氏の問題提起だった。
川邊氏も「絶対ある」と同意した。そうした訓練をしていないので、いきなり大志を抱いてAIで何かをするのは無理だ。だから、今日できる小さなことを実現するのを繰り返すところから始めればいいという。AIを使ってやれば、AIの使い方も分かる。川邊氏自身、退任してからは「その日暮らし」だと話す。予定も入っておらず、朝起きてやりたいと思ったことをバイブコーディングで試してみる。話を聞いてみたい人にメッセンジャーで連絡し、電話してみる。そういう難易度の低いことを繰り返し、だんだんやることを大きくしていけばいい。身の丈に合った形で、現実的に進めればいいという。
石田氏は、受験、大学、いい会社という社会全体のルールで動いてきた人には難しいのではと重ねた。安野氏は、川邊氏が今やっていることは10年後に皆が直面する状況かもしれないと話した。働かなければならないという制約は多くの人にまだあるが、川邊氏は自由に開かれた状態で、自分は何をやりたいのかを模索している。それ自体がフロンティアにいるということだ、という。川邊氏は、今の自分の状況は95年の自分とよく似ていると応じた。何もなかった学生時代もフロンティアに立っていた。当時はTechCrunchのようなものもなく、アメリカにこういうSNSがあるから作ろう、という発想でもなかった。こういうものを使って何かやりたいという志があっただけだという。今は皆がSNSを通じて「耳年増」になりすぎ、リア充的な情報を浴びて焦っている、と川邊氏は指摘した。脅迫観念からではなく、あるがままに好きなことをやっても実現できる技術が出てきたのだから、思う存分やればいいという。
ソロでやるか、チームでやるか
石田氏は、誰かと一緒にやりたいという気持ちもあるはずで、ずっとソロなのか、チームになる可能性はあるのかと尋ねた。川邊氏は、気の合う人には話を聞いてもらえばいいという感覚だと答えた。例として挙げたのが、10年ほど一緒に会社をやり、PayPayを立ち上げた気の合う相手だ。今その人とまたPayPayのようなものを立ち上げるかというと、自分でAIと立ち上げられるなら自分でやり、その相手からは「絶対失敗するよ」と言われて盛り上がる。そういう関係でいいという。家族とは事業を起こさないが、家族には話を聞いてもらいたい。それと同じで、気の合う人や好きな人とは話し、仕事はAIとやればいい。この感覚がわずか3〜4か月で急激に強まったという。
チームプレイの会社だったヤフーからの温度差を石田氏が指摘すると、川邊氏は、そのチームプレイ自体が「AIっぽかった」と答えた。各人が機能に特化して動いていたので、それを担うものが出てくれば、本当に会いたかった社員、また一緒に働きたい社員はどれくらいいたのだろうと考える、と川邊氏は話した。10年後に答え合わせをしたいとし、寂しくなって友達と起業し直しているかもしれない、と笑った。
最後のメッセージ:「大願」と「実験グセ」
最後に2人はAI時代を生きるビジネスパーソンへのメッセージをフリップで示した。川邊氏は「大願」と書いた。意思さえあれば、つまりWhatさえあれば、Howは全部AIがやってくれる技術が出てきた。小さな願いはあっという間に実現されてしまうので、人生も人類も「課題不足」に陥るだろうと川邊氏は見る。そのとき、AIもたじろぐような大願を持つことが楽しく過ごすことにつながる、という。
石田氏は、学校は大願の見つけ方を教えてくれないし、1〜2年目のビジネスパーソンがいきなり「PayPayを作る」という志を持つのは難しいのでは、と問うた。川邊氏は、忍者がだんだん高く跳ぶ練習をするのと同じだと答えた。小さな願いをAIで実現し、できたら次はもう少し大きく、と繰り返すしかない。いきなり大谷翔平のホームラン数を超えようと考えられる人はおらず、誰もが今日の素振りから始める。そこは変わらないという。ただ、AIのおかげで一つ一つの挑戦がそのまま実現につながるので、イメージを大きくしていくための繰り返しがあるだけで、「練習」という概念はあまりなくなる、とも述べた。
安野氏のフリップは「実験グセをつける」だった。川邊氏の話を受け、自分ができる簡単なアクションからどんどんやっていくことが大事だと話した。行動してみないと分からないことはたくさんある。人に電話して話を聞く、ある人にメッセージを送ってみるといった簡単なことでも、実験と捉えてとにかく行動を取りまくることが大切だという。
川邊氏は、欲を持つことと実験を繰り返すことは、どちらもまったく難しくないと締めくくった。それでもやらないのであれば、「為さねば成らぬ」の言葉のとおり、あとは本人の意思の問題になる、というのが川邊氏の結論だった。
インターネットって、やっぱ所詮その流通革命だっただけなんですよね。
Amazonなかりせば、なかったですよね、今のEコマースの世界。
AIを使って大きく変えられそうなものの1つに、多分政治は出てくると思うんですけど。政治のシステム自体って、もう300年くらい前から全く変わってないと思ってるんですよね。
ミッシングは知能だったんじゃないかと思ってて、AIだったんじゃないかと思ってて。自分とアラインしたAIエージェントみたいなものがあって、それが自分の代理人としていろいろ動いてくれるよっていう世界観は、政治に限らずいろんなところで始まってもおかしくないだろうなと思って。
収録時点で先週ぐらいにGPT-6が出て、いじり倒して、皆さんもそうでしょうけど、いじり倒してるんですけど、何でもできちゃいますよね。何でもできちゃうってなると、もはやそのAIがどうこうっていうのは関係なくなって。
さあ、前半ではインターネット30年の歴史を振り返ってきましたが、後編、AI時代の戦略というところで、まさにこれから今始まっているAIの戦略、AI時代どうやって生きていくか、どうやってビジネスをやっていくかというところと。それからちょっと前半で拾いきれなかった、この本で言うと通販とか広告の話がありますが、やっぱりインターネットビジネスがどんどんマスになっていくのの、ある種象徴でもあり。
特にYahoo!なんかはここ近年は爆速って言って、ZOZOさんだったりとか、いわゆる通販だったり、物を買うっていうところをより強化していたイメージもあるんですが。やっぱりその辺りは、いよいよマスのビジネスとして、通販を合従連衡して戦っていかなくちゃいけない、そういう感覚もあったんですか?
退任したから言えますけど、孫さんがそれをやりたかったっていう側面が強いですよね。別に合併してまで。ヤフーってやっぱどこまで行ってもメディアの会社だったんで、メディアで本気でやる人たちは、コマースでそこまで本気でやる人たちっていうのは。ヤフオクはいましたよ。それはC2Cっていう別のこの熱さの中で、そういう思いでやる人たちだったけど、Eコマースで燃える人たちがいたのかっていうと、正直微妙でしたよね。
孫さんはやっぱり、何て言うんでしょう、やっぱ一番でかいから、市場が。Eコマースが広告なんかよりも。だからやっぱそこやんなきゃ男じゃねえだろみたいな、そういうのがある中で、そういうのも全部合併してでも楽天を抜くべきだとか、Amazonを抜くべきだみたいなのがあったっちゅうことですよね。
うーんっていう雰囲気、社内に当時ありました?
ずっとあるでしょうね。
これは何て言うんでしょう、やっぱ理解しといてもらいたいのは、メディアっていうサービスはインターネットっぽいし、そこが全ての多分起点だし。スタンフォード大学の学生のあんちゃんとか、渋谷とかでうろうろしてたあんちゃんである我々とか、中川綾太郎とか、そういうのがやれちゃうビジネスなんですよ。だからすごいインターネットっぽいんですよ。
やっぱ物を売るって、仕入れるっていうリスクを取らなきゃいけないし、物流っていう、とにかく難しいものが絡んでくるし、むちゃくちゃ大人のビジネスなんですよね。そこが全然違って、子供なヤフーが本当にそこをやれたかとか、燃えたかっていうと微妙だったし。
やっぱりAmazonっていう、世界的に見ても実行力が尋常でない例外的な組織が生まれたがために、Eコマースっていうのが出現したって感じですよね。Amazonなかりせば、ちょっとやっぱりなかったですよね、今のEコマースの世界って。
Amazonと、それを支えた投資家たち、資本市場っていう。だって多分ついこないだまで本当ずっとだったと思うんですよね、物売りだけ見れば。AWSとかそういう違うものが出てきたから、すごい利益のある会社になりましたけど。やり切ったっていうのは、本当にそのインターネット産業30年の中でも、一番激変はSNSだったと思いますけど、一番エモいのはやっぱEコマースでしょうね。
一番エモいのはEコマース。なるほど。
これやっぱりやったらすごいでしょ。だって皆さんそうでしょ。今日の朝ぐらい何か頼むと、もう夕方届いてるわけだから。こんなことありますかっていう。
その感覚はちょっとなかったですよね。一番エモい。当たり前すぎてエモいと思ったことなかった。なるほど。
当たり前すぎてでしょ。
当たり前かもしれない。
いや、あれできないよ、本当に。初め、インターネットが出てきたところから見てる人たちとしては。
確かに冷静に考えてみると、すごいことですね。
そう。それぐらいやっぱAmazonの圧倒感があるわけですよ。楽天は楽天で素晴らしいと思いますよ。だけど、それもちょっと違うんですよ。違うんですよね。ポイントも絡めたああいう楽天経済圏を作ったっていうのは、本当に素晴らしいと思うけど、やっぱりその仕入れて物流も作って売るっていう。
もうインターネットの、いかがわしい我々では絶対にやらないような、その王道のビジネスをあれだけしつこくやり続けたっていうのが、本当にすごくて。精神的には不戦敗なわけですよ。もうかなわないみたいに思ったのに、孫さんとかがAmazonを超えるんだみたいなのをずっと言ってくるっていう、こういう環境にいた我々っていうのが、さっきの「うーん、ああ」とかいう返事につながっているっていう。
何とも言えない表情。
これでもちょっと今の話を聞くと、なお後編でお聞きしたいのが、というよりハイパースケーラーたちの位置にもある気がしていて。
そうだね。
一方でAIソロプレナーが生まれていて、この二極化というか、インターネットが昔は物作りだったり、サービス作りの人の場所だったのが、今すごく資本主義の場所にもなりつつあると思っていて、どう見られています?
不確実性が減ったっていうことでしょうね。だからやっぱりAIとインターネットのこの雰囲気って、今すごく当時の95年と、この2025年とか6年、すごく似てると思いますけど、やっぱ不確実性はかなり差があって。95年時点のインターネットって、本当にどうなるか全く分かんなかったし、大きくなるとも思ってなかったし、どう使ったらいいかもよく分かってなかったですよね。どう発展するかもよく分かんなかった。ムーアの法則ぐらいあったけど、よく分かってなかったと。
今は、こういうGPUを用意して、これぐらいのデータでこれぐらい電力をかければ、こういうふうに推論力が上がっていくみたいなのが、ある程度計算で見えるようになってきちゃってるから、じゃあもうそれはそれ分の投資すればいいのねっていうことで。もともと、まさにさっき話を伺ってて、なるほどなと思ったんですけど、やっぱAmazonによって資本市場とネット産業、ネット産業って金かかんないものでしたから、そんなに。それが近づいていったと思うんですよね。
それで、またそれの不確実性がより低いものがAIっていうので出現したんで、そこにその複合体が、うわあってみんな行ってる感じでしょうね、きっとね。キーワードはやっぱ不確実性が低いっていうことなんでしょうね。
どう見られてます? まさにAIの当事者でもあり、ただ一方、国策にもつながってるという意味では、両面見られてると思いますが。
そうですね。投資してこれくらいの性能が出るっていうところまでは、不確実性がそれなりに低いと思いつつ、それがどういうふうに社会を変えるかの不確実性はめちゃめちゃでかいなと思って。応用範囲が広すぎて、社会のどこがどう変わるのか全く分からんみたいなところはあるなと思ってますが。
そういう意味で、ぜひお聞きしてみたいなと思ってたのは、若干その資本市場とくっついてきている、ちょっとこれAIから外れるかもしれないですけど、今の起業家、2026年の起業家と95年の起業家たちを比べてみて、どう違うんですか?
いや、もう何もかも違う。草野球とメジャーリーガーぐらいの、多分違いがあるでしょうね。ビジネスのスキルみたいなことにおいては。その人たちの力、その人たちを支えるいろんな各種のプラットフォームの充実の違いも含めて、本当に少年野球とメジャーリーガーぐらいの違いがあるでしょう。
私の感覚で言うと、2010年代と20年代で比較した時に、結構やっぱり10年代は、こういうサービスを作りたいとか、こういうふうに世界を変えたいという人がいたなと思っていて。20年代の今って、割とこれも言ってしまえば、例えば東大のちょっと人気就職先というか、キャリアの1つとしてのスタートアップっていう感じになってきていて。結構ムードが違うなっていうのを思ったりもするんですよね。
ちなみに、いしけんさんどうですか、そこら辺は。それを今、安野さんは、その空気、面白くないんじゃないかとまで言いたかったわけですよ。
どうなんだろうな。いや、僕は面白くないと思ってますけど。でも世の中的には悪くないかもしれないなと。
でも僕も同じ感覚があって、そこの海のものとも山のものとも分からないものが勝つことの面白さも当時あったと思うんですけど、不確実性が下がったことで、なんかちょっと予見性が高まってつまんないなっていうのは思います。
それはハイパースケーラー、プラットフォーマーの戦いにおいては、もうつまんないなって感じですね。大体もう勝敗決まっちゃうんだろうなと。ただやっぱさっき安野さんが言ったとおり、応用範囲の広さにおいて、じゃあその出来上がったAIを使って何するのっていうのは、ありとあらゆる分野でいろんなアイデアがここから出てくるから、全然楽しいと思うし。
何せ、その東大生たちよりもはるかに頭のいいAIがこれから出てきちゃうわけだから、別に自分は東大生ほどの知力がない人たちでも、何かの願望とか欲さえあれば、AIを使って実現できるようになるわけだから。ますますそういういかがわしい人たちの活躍の場が広がるんじゃないかなと。
それはそうですね。
そこ、もしかするとピンと来てない人と、そうだよなって思ってる人がちょっと分かれそうな気もしていて。もうちょっと言うと、いやいや、でもどうせ例えばAI導入のコンサル、アクセンチュアさんのようなところが大企業とやって、「じゃあAIを御社に導入して」っていう、このビジネスで大勢を占めちゃうんじゃないのっていうふうに思ってる人もいると思うんです。フロンティアが広がってるっていうことですか?
そうですね。今、前提としてビジネスって話になっちゃってますけども、応用範囲はビジネス以外にも幅広くあるわけで。だから結局、科学革命とかに至るなって思ってるわけですよ。別に科学者の人にもまた新たなるフロンティアが広がるし、ビジネスは当然。何か幸せに生きるとか、冒険をして何か発見とか、いろんなやりたいことがある人に全部、AIはその人の使い方によっては、すごい可能性を広げることになりますよね。
個人的にはそういう意味で言うとすごくワクワクしているんですけど、ただ例えば数学の未解決問題をAIが解いちゃって、いや、人間はじゃあ知のフロンティアで何をすればいいんだって、ちょっとアイデンティティクライシスになってる人もいると思うんですけど、そういう人にはどういう言葉を投げかけますか?
なった気になってんじゃねえよって感じです。だって数学の未解決問題が解けて嫌になる人って、それ数学界の中でも5人とかしかいないはずですよね。
結構あれですよ。フィールズ賞の半分くらいが、今のAIはまずいっていう書を先週くらいに出して。
でもそれって何人よっていう話じゃん、その人たちって。大多数の人たちは、別にそんなので。要するにTechCrunch読んで、このサービスやってると一緒の話ですよ。数学者が、フィールズ賞を取った人たちがやる気なくなってるぞ、みたいなのを見て、俺もやる気なくなる。
お前は違う。
そうそう、お前は違うぞっていう。そこでそんな虚無に襲われる必要は全くなくて、自分の身の丈の中で、今までできなかったけどできることが増えるっていうのに、素直にワクワクした方が結局人生楽しいと思いますよっていう。
その辺りのワクワク感。この本の中でも、例えば起業の話なんかとちょっとなってくると思いますけど、日本がちょっとデジタル敗戦国だよねというふうに言われていた時期も長い。起業家も少ない、日本からなぜAmazonが、その問いがあまり無意味なんだという話はちょっと一旦置いておいたとして。やっぱそうやってワクワク感を持ってチャレンジしてみようっていうのがちょっと少ない。もっと増えたらもうちょっと社会が良くなるんじゃないかっていう感覚はありますか?
全然ありますよね。もちろん、全然ありますよ。
それは95年から見て増えていますか? まだちょっと時間がたった割には足りないなっていう感覚ですか、そういうプレイヤーは。
そういう意味で言うと、日本の気質自体がやっぱりそういうので、チャレンジする人がそんなに増えない国だなっていう感覚はありますよね。それだって95年に比べればかなりやりやすくなったし、増えたと思いますけど、じゃあそれが社会のメジャーかっていうと、全然そんなことはない社会ですよね、日本はね。
ちょっと違う聞き方をすると、95年時点って振り返ってみると、あのサービスもなかったし、このサービスもなかったし、めちゃめちゃ当時は機会だらけだったと、チャンスだらけだったなっていうふうに振り返ると思うじゃないですか。95年と2026年って、機会の数というかチャンスの数で言うと、どっちが多いんだろうって、個人的にはちょっと気になるところもあって。どう思います?
例えばネットのサービスとか、市場ごとで見た時には、混み合ってるっていうのは、それは時がたってるわけだから当然ですよね。だけど結局、一番根本であり、一番怖いのは技術であり技術革新ですから。
今、多分、コンピューターが出ました。それを共有するためのWebみたいな技術が出ました。その共有の頻度がむっちゃ上がるスマートフォンが出ましたっていう、ITの世界において3回ぐらいしかなかった大変化の次の4回目。その4回目は、それまでと違うのは、別に知能を持ってたわけじゃないから、それぞれはね。コンピューター自体は知能のちょっとアドホックみたいなもんでしたけど、知能みたいなものを持ってるっていうのは、相当なイノベーション、技術革新なわけですよね。
どうせその混み合ってる市場とかも全部ぶっ壊されるんだから、いっぱい、いろんな分野ができてた分、それのAI何々っていうのをやれば全部出し抜けるなって思う力を持つ人と持たない人で、やっぱりその盛り上がりとかは変わるんじゃないですかっていう感じはしますよね。
これ、さっきのビジネスに絞ってるんじゃないみたいな話とすごく似てると思うんですけど、SNS、検索が出てきた時、いや、こんな金になんないよと言われていたもので。これはさっきの、歴史は繰り返さないが韻を踏む的な話で、これもしかすると、今ビジネスと捉えられていない何か、まだ見ぬ何かが、金にならなそうだけれども、すごく大きいマーケットを作るかもしれないということになるんですかね。
マーケットを作る可能性もあるし、時間消費という観点で、別にマーケット性はないかもしれないけど、その時間を使ったり、幸せにする度合いが高いものが何か出てきたりとか。いろんなことが起きるんじゃないですか。
だからやっぱ、インターネットもそういう側面はあったけど、インターネットってやっぱ所詮、流通革命だっただけなんですよね。情報の非対称性を解消するっていう流通革命で。Amazonっていうちょっと特殊な人たちがいたから、それが物の流通にも飛び火して、物の流通も変わっちゃいました、結果、みたいな。でも所詮そこだけだったわけですよ。
でもAIの場合は知能を持つし、知能の影響範囲が高いレベルで大きいので、全部に対してやっぱり影響が出てくるものですから。だからそれは、もう全然ビジネスだけとかいう、そういう尺度じゃ、全然違うものが出てきたっていう。そう捉えた方が絶対いいですよね。
なるほど。これ、なかなかこの場で例えばっていうのを聞くのは難しいところもあると思うんですけど、今お金になるものと思われてない、あるいは別に今後もお金にならなかったとしても、AIによってこういう景色は明確に変わるだろうなとか、こういうものは存在しなくなる、あるいは出てくるだろうなみたいなのって、何かあったりします?
でもやっぱり資産運用とかは、かなり楽にちゃんとずっとやっていけるようになるんじゃないですか。だからそれ前提で、まず最初の種銭を親からもらうのか、頑張ってバイトして持つのか、何か分かんないですけど、最初の種銭さえ持てば、ある程度安定的に収入が入ってきて、それ前提で自分の好きなことをやれる。その好きなこともまたAIによってレバレッジがかかってやれるみたいな感じで、結構だから前よりいろんなことがやりやすくなるんじゃないですかね。
やりやすくなるっていう意味で言うと、今ソロプレナーっていうことをやってるじゃないですか。1人で起業するっていう意味で。1人でできることがめっちゃ増えたなという感覚はあるんですけど、ソロプレナーを選ぶと、起業する時に、そこら辺関係してるんですか?
これもやめたからありのままに言いますけど、やっぱりネットのサービスを作るのが大好きでしたと。みんなでワイワイ、自分はプログラミングのスキルがないんで、エンジニアを巻き込んでワイワイやるのが好きだったんだけど、思ったよりネット産業が世界中で大きくなりすぎちゃった結果、エンジニアが希少財になりすぎて、エンジニアの収入は上がるわ、エンジニアの扱いが難しくなるわ。やっぱ仕事がしづらくなりましたよね、完全に。
やめるといろいろと言ってくれる。
完全にやりづらくなりましたよね。だから実現したいと思うサービスが、なかなかやっぱエンジニアとチームを作ってやっていくのって、すごいどんどん大変になっていってるなっていう中に、バイブコーディングが現れて。何これ、今まで4、5人でやってたものが1人でできちゃうんじゃんと。腹落ち感がないとか言われてやってくれないみたいなことが起きないんじゃん、みたいな。
これやってって言っても、話が。
そうそう。これはいいわみたいに思ったのが、そのソロプレナーになる、本当の直接的なきっかけで、動機ですよね。だからそれをどう捉えるかは、お任せしますけれども。
でもそうなってくると、まさにさっきのお金にならない、あるいはみんながビジネスの経済上の合理性でやらないけれども、何かAIを使って大きく変えられそうなものの1つに、多分政治は出てくると思うんですけど、その辺りの感覚はどうですか? 結構持ってますか?
私はもう完全にそうだと思っていて。政治のシステム自体って、もう300年くらい前から全く変わってないと思ってるんですよね。投票という仕組みを使って代表者を選んで、代表者同士が議論して結果を出します。だけど、この情報の流れ方自体は、今のインターネットもスマートフォンもSNSも動画メディアも、今だったら全然違うやり方ができるんじゃないかと思っていて。ただ、2020年代まで、あんまり世界中を見てもそんな激しい成功例ってないなと思ってると。
やっぱミッシングは知能だったんじゃないかと思っていて、AIだったんじゃないかと思っていて。だからこそ、我々のチームみらいみたいな政党は、今だからできる実験みたいなものをたくさんしていって、その成功事例みたいなものを作れるんじゃないかなっていう仮説は、私は思ってます。
その時のAIと政治像、あるいはデジタルを使った政治像っていうのが、例えばWeb 2.0的な感覚で言うと、みんながスマホでボタンをポチポチ押してオンラインで投票しますみたいな、そこにとどまっちゃう人も多いと思うんですけど。今のAIが知能を持ってるみたいな話を前提にすると、投票するみたいな感じとか、1つプロダクトを作る、アクセス、ボタンを押しますみたいなのと違うような形にもなってきそうな気もするんですけど、その辺りどうですかね。
そうですね。意外と私の考えで言うと、どのように自分の意見を伝えるかっていう時に、やっぱ自分が考えてることを言葉にできてる人って、あんまり多くはないと思うんですよね。なんだけど、例えばAIが深く聞いてくれたりすると、より深いところまで自分の意見を言えるようになるであるとか。
あとは、今起きてることを正しく理解するということもかなり難しくって。ただそういったところで、今例えば消費税を下げるとこういうことが起きるよとか、そういうことがより分かりやすくなるだけで、結構変わりうると思っているので。なので、人がいろんなことを言うところの手助けになるようなAIの使い方もあると思うし、何なら言わなくてもこういう状況があるってことを見つけてくれるっていうような、そういった使い方はあるなと思ってますね。
それはあれになるんですかね。エージェント同士がごにょごにょやって、自分にとって政治的な意思決定、政策的な決定っていうのをやってくれるみたいな世界になっていくんですかね。
そうですね。それは1つのシナリオとして僕はあるなと思っていて。これ、別に政治だけじゃなくて買い物とかもそうなるかもしれませんけど、自分の意思を、かなり自分とアラインしたAIエージェントみたいなものがあって、それが自分の代理人としていろいろ動いてくれるよっていう世界観は、結構政治に限らずいろんなところで始まってもおかしくないだろうなと思っております。
そういうような話も、AIソロプレナーで何かやっていくみたいなことと、近いような考え方になっていってますかね。
ちょっと政治は一旦距離を置こうかなと思ってるんで。特には、ですけど。
じゃあ、政治に近づいたのはどういうあれだったんですか?
2つあって、1個はディフェンシブに、LINEヤフー、ヤフー社とLINE社が合併したことによってすごい大きくなっちゃったし、いろんなインシデントだとか規制だとか、いろんなリスクがあるんで、それを未然に話し合いによって解決するっていうことをやる必要が、社長とか会長としてあったっていうことが1つですよね。
もう1つは、ライドシェアをやるためですよ。やるために近づいてたっていうのがあって。いろいろあって、役目としてはもう終わったし、ある程度あのぐらいの中途半端な状態になっているんで。柄にもなくああいうことをやってみたけど、やっぱり自分がよって立つところは技術なんだなって思って。そのタイミングでAIが出てきたから、これはやっぱりこっちを、もう別にグローバルに考えてやるべきだろうって思ってるのが今っていうことですよね。
政治とAIについて思うところは、やっぱり行政と立法を、まず1回分けて考えるべきだと思っていて。行政はもうめちゃくちゃAI化できますよね。だって作業なわけですから、これはもう一も二もなくやるべきですよね。そこに価値観も何もないわけですから、別にどんどんやるべきだと。人手不足になっていってるわけだし。
立法のところは、やっぱり人の価値観とか個人の意思とか、そういうものは出てくるから、結構その導入に、安野さんとかも苦労するんだろうなと思ってますけど。私の中長期での、60年ぐらいのスパンで見た時には、バイブコーディングしてると分かりますけど、オートモードにどんどん任せたくなるわけですよね。ここまで、オッケー、じゃあここから先はもう全部オート、オート、みたいに。なっていくんじゃないかなと思いますけどね、そういう立法系も。
だってそれは、全てのデータを全数で見て、大体この辺が最大多数の最大幸福なんじゃないですかって考えられちゃう超知能みたいなものと、1人1人が理解の浅い中で、AかBか投票してくれとか言われても、もう大変みたいな人たちがほとんどなわけじゃないですか。政治がすごい好きで、すごい消費税のこととか分かってて、こっちにすべきだとか思ってる人たちは少ないわけですよ。
それはそうです。
だから代議制っていうのもそうやって出てきたわけでね、おそらく。相当程度、オートモードで設定するようなものに、何十年かけてなっていくんじゃないかなと、そういう大局観を持ってますけど。それはちょっと僕はもう、安野さん頑張って、みたいな。
そうやってオートモードになっていく世界、人間が残り、ソロプレナーとしてとか事業を起こす、事業っていうのは別にビジネスだけじゃなくて何か事を起こす上で、何が大事になってくるんですかね。ほとんどのものがオートモードでできていったら、もう本当にぼーっとしてご飯食べるぐらいしか仕事がない。
だから本当に、この収録時点で先々週ぐらいにGPT-6が出て、いじり倒して、皆さんもそうでしょうけど、いじり倒してるんですけど、何でもできちゃいますよね。コンピューター上で、コンピューターとそのネットワーク上でできることは。あれぐらい何でもできると、それまではこういうことができましたとか、こういうことはできませんとかやってたじゃないですか。アラみたいなもの、あれの意味が全くない。何でもできちゃう。
だから何でもできちゃうってなると、もはやAIがどうこうっていうのは関係なくなって、やっぱ自分が何したいんだに回帰しますよね。やりたいことがある人は、AIによってすごいレバレッジがかかって、AIとの関係性ってすごい重要になるし、やりたいことがない人は別に関係がないっていうふうに、いよいよなってきてるなっていう。やりたいことがあるとか、欲があるとか、大願、本願があるとか、そういうことがすごい重要。
これ、ここで言える範囲でいいんですけど、川邊さん、そういう意味で言うと、これやりたいなっていうのは何になるんですか?
それは今探してる最中ですよね。日本中、全国旅して、日本が好きだっていうのはすごくあるんで、キャンピングカーで旅していろんなものを見て。やりたいというか、やり方として決めてるのは、やっぱAIから遠いところをやろうと思ってますよね。
逆に。
そう、逆に。もちろん。それはもう、いわゆる今フロンティアAIって呼ばれてるようなAIが、まさにコンピューターとネットワーク上でできることはほぼ全部やっちゃうから、ユーザーインターフェースとして、やっぱりそこでやろうってみんななってきますから。だからそれでSaaS is deadみたいになってたわけじゃないですか。
だからそこはもうそうなるのは、さすがにプロなんで分かってますんで、やっぱAIから遠い何かを探しているっていう感じですよね、今ね。それはまだまだ見つかってないっていう。
方向性とかは見え始めてきたんですか?
自然とかが好きなのと、メディアがやっぱり好きですよね、相変わらずね。だから好きなものを、自分のやりたいようにやるっていう。本当にためにならない話を今してるなって思う。
いや、でも多くの人が悩んでる。僕は本当に、ご飯を食べて人と雑談をして、旅に出るぐらいしかやることがないなっていう感覚がすごくある。政治は珍しく残ってる分野な感覚があるんですけど、さっきの、そんなにネガティブな意味じゃなく、人間のアイデンティティが問われてるなとはすごく思いますよね。
やっぱ仕事を奪われるとか、本当思わない方がいいですよね。仕事が楽になって、別に仕事だけが人生じゃないわけですから。仕事以外のいろんなことができるチャンスが、すごいここから増えていくんだろうなと。
だから僕は、今のXの自分のトップに固定で出してるのは、金持ちよりも時間持ちを目指しますっていう。なるべく作業っぽいものはAIに任せて、自分の豊かな時間を作って、それでやりたいことをやるっていう。やりたいことをやるっていうのが、今まではできなかったわけですよ。能力の問題とか、いろいろなリソースの問題で。こういうAIがここまで発達していくと、かなり安価にいろんなことができるようになっていきましょう。
最近でも日本でずっとピーター・ティールの話がされて、アメリカの統治機構がどうなるんだみたいな話で、また再注目を集めてますけど。そもそも我々、『ゼロ・トゥ・ワン』で知った時は模倣するなという教えから始まってて。ただやっぱり日本のインターネットは一時期、アメリカのものを模倣して作ったりとか、あるいはそうじゃなかったとしても、あいつらがああいうことをやってるから俺らはもっと早く作ろうとか、安い金額で作ろうとかっていうところの、模倣するっていうルールもそもそもちょっと変わってきちゃってるじゃないですか。ビジネスにおいての重要なピースであった。
その後、人類は初めて模倣ではなく、あなた自身の欲望は何ですかとか、あなたがやりたいことは何ですかって問われてるタイミングな気がして。急に若者がそれを言われたら、そう言われてもっていう部分は結構あると思うんですよ。
絶対ある。絶対あるでしょ。
そういう人たちに、今、先輩として何を伝えてあげますか?
まさにそういうやりたいこととか欲がないと、結構じゃあ何したらいいんだろうみたいになっていく社会になっていきますよね。いきなり大願を持ってAIを使って何かやるっていうのは、そういう訓練をしてないから無理ですよね。だからやっぱり、今日できるちっちゃなことを実現するっていうのを繰り返すところから。しかもAIを使ってやれば、AIの使い方が分かるから。
でも本当に、やめてからその日暮らしなんですよ。
その日暮らし。
そう。朝起きて、こうやりたいなって思ったことを、AIを使ってやって。
予定が入ってないってことですね。
予定も入ってないし、本当にやりたいことをバイブコーディングでやってみて、ああか、みたいに思ったり。話を聞いてみたい人にメッセンジャーで連絡してみて、電話で話してみたりとか。難易度が低いことをやってるんですよ。その日暮らしですから。何せ、その日思ったことをやってるだけですから。だからそれの繰り返しで、だんだんやることを大きくしていくとかを、かなり現実的に身の丈に合った感じで繰り返していけばいいんじゃないですか。
でもこれ、おそらく多くの人って、受験をしましょうとか、大学に行きましょう、いい会社に入りましょうというルールで社会全体が動いてきたから、急にその日暮らしで、自分の心の赴くままにって言われても、ちょっと難しそうな気もしていて。やっぱそこが、ちょっと未来の鍵にもなりそうです。
まさに川邊さんがやられてることって、もしかしたら10年後、みんなが直面している状況な可能性があると思っていて。言うても、働かないといけないっていう制約条件がかなりありますけど、川邊さんはそれもある意味かなりフリーに、いろんな可能性が開かれてる状態で、自分はじゃあ何をやりたいんだっけっていうところを今模索してるわけじゃないですか。それ自体がすごくフロンティアにおられるなという感じは、すごいありますよね。
そうだけど、それはすごい捉え方だから。95年の自分の状況と今の自分の状況って、すごい似てると思ってる。
面白い。
だから別に何もなかった学生の時も、すごくフロンティアに立ってたし。別に日本にいる限り、飢えるとかいうこともないから。
そうですね。
だから一緒なんですよね。
なるほど。確かに当時、それこそTechCrunchもなかったわけで、ギリあったのかな、アメリカでっていうぐらいで。そうすると、じゃあアメリカでこういうSNSがあるから俺らも作ってみようとかいうことでもないですもんね。
とかいうことではないですよね。こういうのを使って何かやりたいって思う志があっただけですよね。全然難しい話はないと思うんですよね。
だからやっぱり、さっきのTechCrunchの話じゃないですけど、ちょっと耳年増にみんななりすぎてるんじゃないですか。SNSとかで耳年増になりすぎてたり、リア充みたいな、焦らされるいろんな情報を浴びて焦っちゃったりとか。もっと楽しく過ごしてみて、自分が本当にやりたいことは何だろうとか、好きなことは何だろうとかを。しかもそれも、そういう強迫観念で考えるんじゃなくて、あるがままに別にやっていって。あるがままにやっていってもやれる技術が出てきてるんだから、思うさまやったらいいじゃん、みたいな。
やっぱソロっていうところがすごい面白いなと思ってて、何かやる時に、こいつと一緒に何かやりたいみたいな時ってある人もいると思うんですよ。いつまでソロなのか、ずっとソロなのか、それとも今後そういうふうにチームになる可能性はあるのかとかって、どうなんですか?
気が合う人とかっているじゃないですか。今、安野さんの言ったことって僕もすごい思うんですけど、やってみると、そういう気が合う人には別に話を聞いてもらったらいいやって感じですよね。やってることの話を聞いてもらって、面白いねとか面白くないねとか。
例えば小澤とかって、すごい気が合って、一緒に会社で10年やって、PayPayを立ち上げたりとか、いろいろなことをしましたけど。じゃあ今、小澤とまたPayPayを立ち上げるかっていうと、別に自分で立ち上げられちゃうんだったら、AIと立ち上げて。「PayPayっていうのを立ち上げてさ」って、小澤が「絶対失敗するよ」とか、ギャーとか言って、別に会話だけ。家族ってそんな感じじゃないですか。別に家族と事業を起こさないじゃないですか。
でも家族には話を聞いてもらいたいみたいな感じじゃないですか。事業を起こしてる人もいますけどね。かなり特殊。気が合う人とか、好きな人とか、話したい人はいっぱいいるけど、たかが仕事は別にAIとやっときゃいいじゃん。そんな感覚にやっぱ急激になってきてますよね、このわずか3、4か月で。
わずか3、4か月で。だってもうYahoo!なんか大きな組織なんで、すごいチームプレーの会社じゃないですか。そこから温度差がすごいなっていう。
そのチームプレーが、だからAIっぽかったですからね。そもそも社内でも。
AIっぽい。
機能にみんな特化してやってたわけで。それを担うのが出てきちゃった時に、じゃあ本当に会いたかった社員とか、話したい社員ってどれぐらいいたんだろうとか。
答え合わせしたいですね、10年後ね。もうめっちゃ寂しくなって、めちゃめちゃ友達と起業し直してました、みたいになってるのがね。
確かに。さあ、ここまでいろんなお話を伺ってきましたけれども、やっぱり今までの話を踏まえると、本当にAI時代、過去の歴史を踏まえつつも、全く人類は新しい挑戦、あるいは新しい体験をしてるんだなとも思うんですよね。今、AI時代を生きるビジネスパーソンたちが、何を考えてどういうふうに行動したらいいのか、まだ見えてないよっていう人もたくさんいると思うので、何か参考になるようなメッセージをいただければ嬉しいです。
では、お2人、フリップをオープンしてください。お願いします。じゃあまず川邊さんから。
大願ですね。
大願。
やっぱり意思さえあれば、だからWhyとかWhatさえあれば、Howはもう全部やってくれちゃう技術が出てきてるわけですから。やっぱいかにやりたいことを持つかで。小さな願いだと、もうあっという間にやっちゃうんで。
いや、そうなんですよね。そう。
だからやっぱり、課題不足に陥ると思うんですよ。人生も人類も。その時にもうAIがビビるような、やっぱりその大願を持つってことが、楽しく過ごせることなんじゃないですかね。
なるほど。
若手の方が、例えば学校で大願を見つける方法とか教えてくれないじゃないですか。どうしたらでかい目線で考えられるか。つまり、いきなり1年目、2年目のビジネスパーソンが「よし、PayPay作るんだ」っていう志の高さって、多分作れないと思うんです。もちろんね、近いような感じで、大願ってどうやったら持てるようになるんですかね。
でもこれはさっきの話の繰り返しですけど、忍者がだんだん高く飛ぶ練習と一緒で、ちっちゃな力を持ってAI使って実現する。「あ、できたね。じゃあ次、もうちょっと大きく、もうちょっと大きく」って。それをやっぱり繰り返すしかないですよね。
なるほど。
そんな、いきなり大谷よりもホームランの数を超えるって考えられたり、目指せる人いなくて、今日の素振りから始めるわけですよね、みんな。だから、そこはあんまり別に変わんないんじゃないですかね。
なるほど。そうやって多分だんだん想像力がついてきて、こうやりてえっていうことのイメージもどんどんでかくなる。
そう。でもイメージを持つための繰り返しなだけで、練習っていう概念が、だからあんまりなくなりますよね。
なるほど。
さあ、ちょっとその話とも関係しそうですけど、安野さんお願いします。
はい。実験癖をつける。
そう、それで。
まさに川邊さんがおっしゃってたところで、本当そうだなと思ったのが、自分ができる簡単なアクションからどんどんやっていくっていうことで。やっぱりアクションしてみないとわかんないことって多々あるなと思ってですね。なので、日頃からこういう実験をしてみよう。
こういう今までやったことない、簡単なことだったとしても、人に電話して話聞いてみようとか、この人にこういうメッセージを送ってみようとかでもいいんですけど。そういう実験と捉えて、いろんなアクションをとにかく取りまくるっていうのが結構大事なのかなっていうのを、今日の川邊さんの話からも思いました。
でも全く難しくない2つですよ。
そうですね。
欲を持とうっていうのと、実験を繰り返そうって。だからこれをやらないのは、やっぱり「なせぬは人のなんとやら」みたいなことで、意思の問題になっちゃいますよね、あとは。
やっぱりそういうところを、改めて人間に何ができるのかというところを考えていきたいんですけれども。その際もですね、ぜひインターネット30年を皆さん振り返っていただきつつ、ちょっとまだここの本にも出てきてない話をたくさん聞きたかったんですけれども。まずは皆さんこちらを読んでいただいて。
まずはここから。
『7つの激変』、「7激」って最近呼ばれ始めてます。
なるほど。
をえてにたりいていただければなと思っております。今日お2人、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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