令和ロマン・髙比良くるまと石川俊介が語る、漫才の衣装と「邪魔にならない服」の考え方
石川俊介の〇〇〇ファッションデザイナーの石川俊介のYouTubeチャンネルが登録者10万人に達し、初めてのゲストとして、M-1グランプリで史上初の2連覇を果たした令和ロマンの髙比良くるまが出演した。冒頭、くるまはサングラス姿で「お笑いデザイナーの髙比良です」と名乗り、石川の普段の登場の仕方をまねて場を和ませる。
この回の話題は三つある。くるまが石川のチャンネルに惹かれた理由、くるまが漫才の衣装をどう考えてきたか、そして二人が最近買ったものの見せ合いである。くるまの服への関わり方は、おしゃれが好きだったことから始まったものではない。服が「ノイズにならない」ようにしたいという消極的な動機から出発している。この点を軸に話が進んでいく。
出演までの経緯:正月特番のホワイトボードとおにぎり屋
初ゲストがくるまになったきっかけは、今年の初めにスタッフのエディさんから送られてきたXの画像だった。令和ロマンの正月特番で、メンバーがホワイトボードにお気に入りのものを書き出す場面があり、そこに「石川俊介」の名前があったという。ただ、石川俊介という名前の人物は複数いる。X上で最も知られているのは聖飢魔IIのベーシストで、ほかに元プロ野球選手やアニメ関係の監督にも同じ名前の人がいる。石川側は、自分のことなのかどうか分からなかった。
番組を見ても、その部分は放送されていなかった。石川たちは番組スタッフまでたどって調べ、最終の編集段階までは残っていたが、最後の最後でカットされたことを突き止めたという。くるまは、自分に連絡を取ろうとしてくれた話だと思って聞いていたら、なぜカットされたのかを掘っていた話だったのかと驚いた。カットされた理由については、YouTubeチャンネルを勧める企画で紹介したものの、ほかの出演者にファッションの話があまり伝わらず、自分のプレゼンが至らなかったと説明している。何を話したかは覚えていないという。
実際に二人をつないだのは、くるまが以前一緒に仕事をしたおにぎり屋だった。このおにぎり屋はエディさんの隣人だった。くるまは、東京にはおしゃれな人やテレビディレクターがたくさんいるのに、よりによっておにぎり屋から連絡が来たことを面白がった。新作のおにぎりの案内かと思ったら石川の話だった、とも語っている。石川側は、Instagramでメッセージを送っても返事をもらえないかもしれないと考え、誰か共通の知り合いがいないかを探したのだという。くるまは、仕事関係の連絡に気づけないことが多く、後でさかのぼったら無視していたと気づくこともあると明かしている。
くるまが石川のチャンネルにはまった理由
くるまが石川のチャンネルを見始めたのは、およそ1年前だという。きっかけはおそらく洗濯の動画だった。くるまは今年32歳で、最近になって少しずつ服に興味を持ち、いろいろ買うようになった。服のケア方法をネットで調べても分かりやすい説明が見つからず、家電系のサイトよりアパレルの人が話す情報のほうが信用できる気がした、と素人としての感覚を語っている。
見てみると、情報は分かりやすく編集もきれいなのに、サングラスのおじさんが当然のように洗剤の説明を長々としている。短い動画やショート動画が主流の今、洗剤の説明だけで長尺の動画が何本もあることに「なんだこの人は」と思ったという。天の声のように聞こえるエディさんもかなり自我を出して喋っている。テレビ的に整った編集と、石川本人のスタンスとの「いい意味でのアンマッチ」が、動画として面白かったとくるまは分析した。
さらにくるまは、石川の喋り方の変化も細かく観察していた。初期の動画では、きちんと始めなければという使命感から、カンペを見ていないふりをしてゆらゆら揺れながら話していた。しかし台本を見ているのはばれていた。最近はそれを諦めて堂々と見るようになり、アドリブでもよく喋るようになった、という指摘である。くるまはこれを、自分のような視聴者を引きつける要素だと評した。
石川には、YouTubeのコメント欄で芸人の永野に似ていると書かれていた経緯がある。くるまは永野と番組「ひっかかりニーチェ」で共演しているため、ショートボブのおじさんが自分の中で「面白い人」の典型として結びついているのかもしれない、と冗談を言った。石川とエディさんも、くるまが出演する「ひっかかりニーチェ」をよく見ていると話している。
くるまは実際に石川のブランドの服も買っていた。この夏いちばん着た服かもしれないという。番組や自分たちのYouTubeでも着ており、エディさんはすぐに石川の服だと気づいたそうだ。くるまはセットアップをおとなしく着るのが好きだと話している。
芸人の服の派閥と、どこにも属さないくるまの好み
くるまが石川の動画をありがたいと感じた理由は、ファッションの用語や分類、素材の違いを教えてもらえることにあった。くるまの同世代では古着が流行っている。芸人の世界ではアメカジが圧倒的に強く、服の話といえば、どのジーンズ、どのブーツ、革ジャンやMA-1といった話題になるという。そのほかにスニーカー派、ストリート派がいる。芸人は出張が多いためジャージが好まれ、アディダスのトラックパンツに大きめのスニーカーという格好が「10人中9人」だった時期もあったそうだ。
くるま自身はどの派閥にも入らない。少しモード寄りで、テック系のものが好きなため、話の合う相手がいなかった。上の世代の芸人はラグジュアリー寄りに行くことが多い。そのため、石川の服や話から知らなかった知識を得られるのが嬉しく、知的好奇心をくすぐられるという。
石川はこれを聞いて、YouTubeを始めた動機と重なると応じた。かつては雑誌やセレクトショップが、服の背景にある物語や素材の話、つまり服の文脈を伝えていた。しかし今は情報源がほぼInstagramになり、そうした話が伝わりにくくなった。それを伝えたいという思いがチャンネルを始めた大きな理由だと石川は語る。くるまは、自分はまんまとその狙いにはまっていると笑った。
M-1の衣装は「情報の消費」を凝縮していた:石川の評価
石川は、くるまにはおしゃれなイメージがあり、とくにM-1の衣装が印象に残っていると話した。ステージに立つ自分を悪役に見立てたり、そこに別の文脈をつなげたりしながら、衣装に落とし込んでいたという見立てである。石川はファッションをある意味で文化であり、情報の消費でもあると考えている。くるまの格好にはその要素が凝縮されているように見えた、と述べた。
石川によれば、お笑いの中にこうした形でファッションを取り入れた例はあまりない。スタイリストに「あなたはスーツ」「あなたはアメカジ」と割り当てられることはあっても、自己プロデュースでここまでやる人は少なかったのではないか、という。好きなブランドやハイブランドを着ている芸人はいる。しかし、ハイブランドをネタとして取り入れることや、相方の松井さんに茶色いスーツを着せることは、それとは違う種類の取り組みだと石川は評価した。くるまは「初めて受ける評価だ」と喜んだ。
「変じゃない格好」から始まった服との付き合い
石川の評価に対し、くるまは自分の出発点を説明した。くるまは、おしゃれが好きだったというより、むしろ苦手だったからこそ服が気になったのだという。中高は男子校で、大学に入ってからも恐る恐るネットで服を買うような学生だった。最初に服を買い始めたころは、悪目立ちしたくない、大学生として安っぽすぎていじられたくない、この素材ならこの場に馴染む、という見方で服を選んでいた。
くるまは、この消極的な考え方が漫才では意外と大事だと話す。変わった衣装を着るのは応用編である。その前提として、変ではない格好をすることが必要になる。たとえば高校生がしわしわのシャツを着てネタをすると、観客はそちらが気になって話が入ってこない。だから、最低限ノイズにならない程度には服を整える。それがくるまの服に対する基本的な見方だった。
具体例として挙げたのが相方の衣装である。相方は服にまったく興味がなく、大学の入学式で買ったようなグレーのスーツを、ケアもせずにくしゅっとしたまま着ていた。くるまはせっかく面白いのにもったいないと感じた。そこで、茶色や青でしっかりして見え、少し雑に扱ってもしわが目立ちにくい生地のスーツを買うよう勧めた。くるまの説明では、そのスーツを着たからウケたわけではない。スーツが邪魔をしなくなったから減点されなくなった、という捉え方である。
「俯瞰」ではなく「複眼」:映画を撮る視点について
この話を聞いた石川は、だからくるまは映画を撮れるのだと感じたと述べた。くるまは映画監督としても活動し、海外の映画祭で賞を受けている。石川は映画を総合芸術だと考えており、視野が狭いと撮れないものだと見ている。くるまは全体を俯瞰して見ているのではないか、と石川は言った。
くるまはこれを少し訂正した。自分はミーハーで、上から見る余裕はない。自分も中に入って遊びたくなってしまうので、中に入ってから周りを見回している。主観が多く、虫のような「複眼」でたくさん見ているだけだ、という説明だった。石川はそれを、性格的に主人公気質で、常に参加者でいたいタイプだと受け取った。スポーツも観戦より自分でプレイしたいのではないかと聞くと、くるまはそうかもしれないと認めた。
今の好み:テック系とナチュラル素材のミックス
現在の服の好みを聞かれたくるまは、少し前までモード寄りだったと答えた。30歳を過ぎて、ようやくナチュラルな雰囲気や天然素材にも興味が出てきたという。以前は、つるつるした素材やシャカシャカした素材が大好きだった。アクロニウムをよく着ていて、「ゴアテックス」や「パーテックス」のように名前に「テックス」がついていると嬉しくなるほどだったそうだ。今は、ナチュラルな要素に、もともと好きだったテック系やギア的なものを組み合わせたいと考えている。くるまは機能的なものが好きで、機能的でありたいという気持ちもあるという。自分の自意識を表現するにはそのバランスが合う、と話した。
石川は天然素材の良さを伝えようと、自身のブランドcash&barbaの既に完売した製品を見せた。13.5マイクロンという、ベビーカシミヤと同等の細さのウールを使ったもので、いわゆる「スーパー200」にあたる。くるまは動画で覚えた単語だと反応し、触って「めっちゃ気持ちいい」と言った。石川は天然素材の話なら永遠に語れると応じている。
古着を着ない理由:「自分からスタートを切りたい」
くるまは、自分にはどれも自分だと感じられるような感覚があり、それを表現しやすい服を選ぼうとしている、と話した。一方で、古着はまだ苦手だという。他人のストーリーが乗った服よりも、自分からスタートを切りたいからだ。立派なストーリーとしてお下がりをもらったなら別だが、それ以外は新品を買いたい気持ちが強い、と説明した。
石川はこれを「根っからの主人公」と表現した。くるまはそれを自我が強いという意味に受け取って笑った。石川は、自分も年を重ねてもプレイヤーでいたいと思い続けているので、その感覚は分かると応じた。
くるまは、石川のように自分の服を自分で作ることに強く憧れていると語った。好きな生地をわざわざ地球の裏側まで探しに行き、無印良品のケースに詰めて海外に持っていく。そうして自分で服を作れたらどれだけ幸せだろう、と言う。くるまはキャリア的に同じだけの時間は割けないとしつつ、人生で一度くらいはやってみたいと話した。
バングラデシュで見た、服の産業のエネルギー
くるまは最近海外によく行くようになり、バングラデシュでのエピソードを紹介した。テック系素材の工場、具体的にはザ・ノース・フェイスの工場を見に行こうと考えたのだという。くるまの話によれば、バングラデシュには中国などから縫製業が移ってきて、この5年ほどで賃金が一気に上がった。しかしインフラなどが追いついておらず、人々は現金を持ち、バイクに冷蔵庫を担いで運んでいた。くるまはこの状況をバブルのようだと表現した。
くるまはこの光景を見て「服のエネルギーってやっぱすっげえな」と感じたという。石川も、国の発展はまず縫製産業から始まると応じた。ただ、工場の取材は予定が合わず、放送でも使われていないという。くるまはいつか見に行きたいと話している。
買ったもの見せ合い①:カルティエのタンク ディヴァンとロレックスのエクスプローラーII
後半は、二人が最近買ったものを見せ合う企画になった。くるまが最初に出したのはカルティエのタンク ディヴァンである。たまたまネットで見つけたと言いながら、実は石川の時計の動画を見て買ったと白状した。新品ではあまり売っておらず、先ほど中古は買わないと言ったばかりなのに、かっこよすぎて中古で買ったという。石川は、カルティエは普通に着けると上品すぎたり寂しく見えたりすることがあるが、このモデルはファッションとして成立すると評価した。石川自身も小さいサイズの自動巻きを持っており、二人は互いの時計を着け比べた。くるまは別のサイズも欲しくなったと話していた。
石川が出したのはロレックスのエクスプローラーIIだった。24時間針がついたGMT機能を持ち、日本と海外の二つの時刻を表示できる。以前の動画で「買い忘れた」と話していたものを買ったのだという。石川は、両手に時計を着けた人物の写真をイメージとして見せた。左手に革ベルトの時計、右手にステンレスの時計という組み合わせで、それを自分でもやりたいと考えている。エディさんは二人の買い物ぶりに驚いていた。くるまは、石川のYouTubeに出るからこそ買わなければと思ったと話している。
買ったもの見せ合い②:「石川セット」のバッグと「00」になったバッグ
くるまの2つ目もバッグで、これも石川のチャンネルで紹介されていたものだった。以前の動画で見て欲しいと思ったものの、値段が高いので迷っていた。再び紹介されたのを見て「分かったよ」と買ったという。マグネットの留め具やファスナーを閉じても使える構造など、機能性と作りのきれいさを近くで見て、こういう職人がいるのかと感じたそうだ。iPadなど自分の持ち物がぴったり入り、一生使おうと思っているという。くるまはこれを、時計と合わせて「石川セット」と呼んだ。
石川が出したのは、アメリカのブランドのバッグだった。字幕では「アレックス」と聞こえる。このブランドではバッグに3文字のステンシルを入れられる。石川は「〇〇〇」と入れるつもりで「O」を指定したが、思ったより縦長に仕上がり、「00」のように見えるバッグになってしまった。スタジオは微妙な空気になり、くるまは「恥ずかしがるなら攻めないでください」と突っ込んだ。それでもバッグ自体は使いやすい。サイズ感がよく、畳んで収納でき、手持ちでも肩掛けでも使え、硬さもちょうどいいと石川は説明した。くるまは、微妙な空気になったのは石川のせいでバッグのせいではないと念を押した。
買ったもの見せ合い③:度なしのリムレス眼鏡と、その由来
くるまの3つ目は、今年いちばんはまっているリムレスの眼鏡である。昨年スコットランドを訪れた際、エディンバラの店舗で買ったという。ブランドは字幕では「キュービッツ」と聞こえるが、ロンドンにも店舗がある英国のアイウェアブランド、キュービッツ(Cubitts)とみられる。くるまの説明では、自社工場で製造から一貫して手がけているためコストが抑えられており、価格は4〜5万円ほどで10万円には届かなかった。レンズの色や濃さを何パーセント入れるかといった細かいカスタマイズもできる。ヨーロッパの店はサポートが日本よりラフなことが多いが、この店は付きっきりで対応してくれたそうだ。薄いリムレスに合わせた専用の薄いケースや、小さなクリーナーとクロスも付いてくる。日本では一度だけポップアップがあったといい、くるまは日本でも販売してほしいと話した。
石川が、眼鏡はすべて伊達なのかと尋ねたことで、話は眼鏡の由来に移った。くるまは家では度入りの眼鏡を使い、外では度なしの眼鏡をかけている。外で十分使った度なしの眼鏡を、後で度入りに変えることもあるという。
眼鏡をかけ始めたのはキャラクターづくりのためだった。くるまによれば、自分の顔は目も鼻も極端に大きくも小さくもなく、特徴的なパーツがない。周りの芸人には特殊な顔の人が多いため、個性がないと考えて眼鏡をかけ始め、最初は度入りの眼鏡を使っていた。
度なしに変えたのはM-1の予選中だった。3回戦が終わって準々決勝まで1か月ほど空いたとき、ネタは十分に作り終えていたが、何かできることはないかとそわそわしたという。石川も、展示会の前は同じように「まだ足りない、まだ何かできる」と落ち着かなくなると共感した。くるまは、漫才は二人でやるだけなので、服のように並べて変えられるものが少ないと話す。そこで、度の強い眼鏡のレンズを度なしに替えた。度が強いレンズは目を小さく見せるので、度なしにすれば目が大きく見える。「3回戦より覇気がある」「目が開いている」と思われたかった、とくるまは振り返った。その時間でもっと面白いことを考えろという話だと自分で突っ込みつつ、考え尽くした後の悪あがきだったと語っている。それ以来、度なしの眼鏡をいろいろかけるようになり、今は舞台用というより気分で選んでいるという。石川は、買い物対決よりもこういう話を聞きたいと笑った。
買ったもの見せ合い④:ラルフローレンのダブルブレザーと、漫才師のブレザー
石川の3つ目は、ラルフローレンのダブルのブレザーである。長くラルフローレンを買っていなかったが、今の気分に合うと感じたという。ブルゾン感覚でカジュアルに着たいと考えており、Tシャツに合わせてポケットに物を詰め込んだり、上からニットを巻いたりするクラシックな着方が、そろそろ面白いと見ている。自分のブランドでも作りたいと考えていて、ボタンのバランスなどが難しいため、研究用も兼ねて買ったそうだ。
くるまはブレザーを漫才の衣装の歴史と結びつけて話した。くるまの見立てでは、スーツという定番から少し崩そうとした時期がおそらくあり、漫才ブームのころの師匠たちがジーンズやシングルのブレザーを取り入れ始めた。その例としてザ・ぼんちを挙げ、今もかっこよく、あれほどピアスを開けているおじいちゃんはいないと語った。
くるまも6年ほど前、それに憧れてJ.PRESSのブレザーを衣装にしていた時期がある。しかし当時はまだ20代半ばで、着られている印象になってしまった。ボタンを金から銀に替えたり、ジーンズやA.P.C.のものと合わせたりと抵抗したが、何をしても幼く見えたという。石川は、くるまの本にある「早く年齢を重ねたい」という話につながると指摘した。くるまは芸としてもそう見られたい気持ちがあり、そこから衣装がまた変わっていったと振り返っている。
くるまはさらに、ブレザーを私服で着ているマセキ芸能社の先輩漫才コンビを紹介した。30代半ばから40歳近い二人で、若手芸人界のファッションリーダーだという。芸人の間でバブアーを流行らせたのもこの二人で、くるまも真似して服を買ったことがある。くるまは石川に、いつか会ってほしいと話した。
締めくくり:任せるのが苦手だから漫才をやってきた
最後に石川が何か持ってきたものはないかと促すと、くるまは考えた末にたどり着いた話として語り始めた。お笑いにも総合芸術的な要素はあるが、自分は人に任せるのが苦手なので、少人数で自分が責任を取れる範囲である漫才ばかりやってきた、という内容である。収録はこの話の途中で前編の区切りとなる。
石川が「総合芸術」と評した映画制作の視点を、くるま自身は任せることが苦手な性分の側から語り直そうとしていた。ただ、この話がどこに着地するのかは前編の範囲では示されていない。
お笑いデザイナーの髙比良くるまです。10万人達成いたしました。ということで、このサングラスのおじさん誰なんだ? 当然のように見て。
僕もおしゃべりしないといけない? 今日。おしゃべりでしょ、いつも。おにぎり屋さんから俺、繋がったんですよ。どんな手を使ってるんだよ。YouTubeのコメントに芸人さんの謎の、見てる。確かに髪型だけね。確かに服のエネルギーってやっぱすっげえなと思って。ステージに立つ時の衣装の考え方の中で。
皆さんこんにちは。ファッションデザイナーの石川俊介です。
石川さん、なんかいつもと違いますね。違いますよ。今日は何すか? 無事に我々、皆さんのおかげで10万人の登録者さん達成いたしましたということで。
なんと今回は初めてのゲスト、それも超スペシャルなゲストの方にお越しいただいております。ということで本日のゲスト、もう1回紹介させていただいていいですか? もちろんいいですよ。M-1、2タイムズチャンピオン、令和ロマンの髙比良くるまさんです。皆さんお迎えください。どうもありがとうございます。
ありがとうございます。お願いします。どうぞ。ありがとうございます。真っ黒さん2人で。お願いします。真っ黒さん2人で。お笑いデザイナーの髙比良です。素晴らしい。嬉しいです。嬉しいですし、もう1回、もう外します。始まったら外そう。
では、ご存知の方も多いと思われますが、まずはくるまさんの簡単なプロフィールの紹介から。お笑いコンビ令和ロマンのメンバーで、慶應義塾大学のお笑いサークルで相方、松井さんと出会いコンビを結成。漫才の頂点を決めるM-1グランプリで2023年と、史上初の2年連続チャンピオンに輝いておられます。その他、数々の大会でも優勝実績があり、2024年にはフォーブスジャパンが選出する世界を変える30歳未満にも選出されています。
小声でフォローしてくれて。使うのか、この音声を。どっちなんですか? 後で文字で入れるのか。でもね、皆さんもご存知ということで。全然かぶってないと思います、石川さんの視聴者、多分。いやいや、大丈夫です。とりあえず映画監督とかっていうと、それ言ってください。すみません。
現在は映画監督としても海外の映画祭で賞を受賞するなど、多岐にわたって活動されています。公式プロフィールの特技がおしゃべりということで、今日はお2人のおしゃべりを見たいなと思ってます。ありがとうございます。おしゃべりしないといけない? おしゃべりでしょ。
いやいや、おしゃべり、ごめんなさい。ただね、おしゃべりのプロじゃないですか? 僕らプロの方と話したことないから。自分のフィールドの中で好き勝手喋ってるだけじゃないですか。それと、いろんな場に行ってちゃんとおしゃべりで結果出してくる方とは全然違うんで。今日はその辺のテクニック盗ませてもらおうかなと思ってるんです。そういう、やりづらいな。わかんないですけど。喋りづらい。
ちなみに石川さんって、元々くるまさんのことご存知でしょ? もちろん、もちろん。本当ですか? もちろんです。きっかけは、僕、YouTubeのコメントとかに芸人さんの永野に似てるみたいな、永野さんみたいなのが出てるみたいな話があったんですよ。確かに。髪型だけ、確かに。
それがあったんで永野さん見てたのと、あとはエディさんってお笑い大好きなんですよ。令和ロマンさんの話を聞いてて、2回目チャンピオン取られたぐらいか。初めて知って、なんて面白いんだと思って。それで見ていただいて。そう、そっから見るようになってっていう感じだった。
だって石川さんもね、僕もそうですけど、『ひっかかりニーチェ』見てめちゃくちゃ笑ってますから。めちゃくちゃ笑ってる。ありがとうございます。他のお笑い系のYouTube、申し訳ないです、そんな見ないんですけど。そうなんすね。『ひっかかりニーチェ』めっちゃ見てます。めっちゃ出てほしいっす、石川さん。いや、勘弁してください。絶対出てもらおう。地獄みたいな、勘弁して。なんか全部違う気がして。お笑いタレントの方出て、ボロクソにされてるじゃないですか。ボロクソっていうか、そういうエンタメなんで。そうですか。エンタメじゃないですか。石川さんのことをボコボコにしないですから。
今回くるまさんを初ゲストにお呼びした理由が、我々ありますもんね。そうなんですよ。今年の初めにエディさんからXの画像が送られてきたんですよ。いろんな方の名前が書いてあって、下の方に石川俊介って書いてあったんですよ。
ただ石川俊介って世の中に何人かいるんですよ。そうなんですか。まず1番有名なのが、聖飢魔IIのベーシストの石川。X上だとほぼ石川俊介っていうとあの方なんですよ。そうなんですね。あと元阪神の野球選手とか、アニメ系の監督の方でも石川俊介さんっていらっしゃる。なんで誰かわかんない、それじゃ。
オンエアまで見ましたもんね。そう、オンエア見てみてね。カットされてる。そうなんですよね、そこだけね。『令和ロマンの娯楽がたり』っていう正月の特番で、そのホワイトボードにお互いのものを書いてて、そこに石川俊介さんとお名前があって。それ気になってオンエア見るけど、話されてないわけですよね。全くもうわかんないじゃないですか。徹底的にそっから調べに入って。調べに入ったんですよね。
調べに入ったんですか? 調べに入った。というと、どういったような? もう細い糸をたどって番組スタッフまでたどって。そうなんすか。そしたら最後の手前ぐらいのとこまでは、最終のオフラインまで入った。で、最後の最後にカットされたんです。
その、どうやってカットされたかの方を掘ってたんですね。てっきり俺にコンタクト取ろうと思って、いろんなことしてくれたって今話をしてたと思ったんですけど、もうそっちに変わってたんだ。その頃にはもう、なぜだっていうテレビ屋さんに対する。うちなのかどうなのかまだわかんないのに、なんでカットしたんだ。すごいっすね。今びっくりした。そっちにたどり着いたんですね。それはいいんすよ、なんでカットされたか。それは事情なんですよ、番組の。
僕のプレゼンがちょっと至らなかったんですけど。そうか、どんなプレゼンしてたのかも聞きたいです。そう、聞きたいなと。なんでそんなこと説明……至らなかったから覚えてないですよ。覚えてない。至らない程度なんだ。何言ったかも覚えてない。至らないぐらいだから。
YouTubeチャンネルをおすすめするって企画でね、それでちょっと見てるっていうのを言っただけなんですけど。その場で意外に他のメンバーにあんまりファッションのこととかが伝わらなかったのもちょっとあったかもしんないですけど。でもその通り、僕は見てまして。ありがとうございます。全部とか昔からとかじゃないですけど、本当1年ぐらい前、ちょうどから、なんとなく見させていただいてまして。そっから一方的にずっと見てたんですけど。
ある日、1回一緒にお仕事をしたおにぎり屋さんから連絡来まして。石川さんのYouTubeのスタッフさんの友達なんですけど、おにぎり屋さんから俺、繋がったんですよ。そんな手を使ってるんだ。おにぎり屋さん、エディさんのお隣さんなんです。そうなんですよね。
もうちょいなんかないすか? こんなに東京のおしゃれな人間いて、テレビディレクターとか僕に一通り繋がってますよ、一通り。そうですよ。あんまりSNSでチェックしてないんで、確かにDMとか厳しいのかもしんないですけど、もうちょっとなんかないか。まさか俺、おにぎり屋さんから新作のおにぎりの案内かなと。新しい具が入ってますとかかと思ったら、まさかの石川さんのって言われて。じゃあ是非って、今させていただきました。素晴らしい。ありがとうございます。
ありがとうございます。本当に。僕、インスタでメッセージしようかなと思ったんですけど、絶対返事もらえないだろうなと思って。誰か繋がってないかなと思ったら、エディさんの横のおにぎり屋さん、繋がってたんですよ。すごいです、本当に。
昔話みたいな話。ありがたいです。こっち、なかなかちょっと仕事柄、気づけなかったりするんで。いろんな、直接会った時に言われて、えっって言ってめっちゃ遡ったら無視してました。確かに。キリなくて、だからごめんなさいって言ってるんですけど。よかった。でもたまたま見てもらえてよかったです、おにぎり。
そう、おにぎりさんとはその……いや、おにぎりの話いいの? もういいの、そこの話いいんですか? 何味をイメージしたか? どこまで行こうとしてる? 上にいくらも乗ってるの選べる。どこまで? 世界でパフォーマンスしてるおにぎりさん。世界でも、海外でも。
じゃあ石川さん、まずは我々の疑いが1個晴れましたね。よかった。それはそうです、もちろん。でももうちょっと熱く語ってくれてるのかと思ったら、さらっとお話ししたぐらいで終わってるっていうのが。そこはいいんじゃない? 語ったっちゃ語ったんですよね、自分の中で。このまま喋ってもいいんですか? じゃあ、そんなんで見た。いいです、いいです。
1年前ね、何の動画がきっかけかっていうのをめっちゃ明確に覚えてないんですけど、多分洗濯の動画なんすよね。絶対そうすよね。洗濯よく出てくるって言われた、僕。人の動画で、こないだ霊能者のとこに出てきたっていう。
いや、霊能者が気になっちゃって、出てくるの動詞の方があんま入ってこないです。主語がなんかでかすぎて。今、霊能者ずっと変っすよ。石川さん、20分ぐらい話しかけてきたと思ったら、片道これぐらい前まで来て、後半帰ってく。なんかこのまま返事しようと思ったら、まあまあそんなことないです、ごめんなさい。自分でフォローして、自分の基地に帰ってく。
普段1人でずっと語らないといけないんだ、僕。わかった。これもおもろいんですけど、ほんとキャッチボールがもうできなくなった。エディさんとかが多分悪い。もう悪いとか、それが悪い。寝てるんですもん。寝てる。こっち一緒に喋っとんのに。いや、悪化していくんすよ、こうやって喋らせる。加速だけさせてるから、同じ量喋ってないから。最初の球だけ。こんな感じなんすね。
おもろ。でもテーマが洗濯っていうところから僕入ったんですけど、僕今年32で、洋服、ちょっとずつ最近興味持ち始めて。いろいろ買ったら、確かにケアとかの方法ってネットで調べるけど、あんまりわかりやすいやり方とか書いてなくて。もちろん家電系のサイトとかもあるけど、アパレルの人が言ってる方が信用あるじゃんみたいな、素人心あるじゃないですか。
見てる時に、石川さん本当に初見、急に見た時に意味わかんなくて。ルックがまず、情報はすごくわかりやすくて編集も綺麗なんですけど、このサングラスのおじさん誰なんだ? 当然のように。なんか長え動画が。あの手の動画って短いんですよ。なんならショートで、みたいな時代じゃないですか、今。そっか。長めに洗剤の説明してる動画が、1本じゃねえぞみたいな。
おい、なんだこの人。で、天の声みたいなとこにエディとか言ってて、まあまあ喋ってる。ゼロでもないね、結構自我出して喋ってて。どうやらこの石川さんっていう方は、デザイナーさんなんだみたいな、調べたらわかるけど。なんだろう、この何十年もやってますみたいな、テレビっぽいじゃないですか、編集とか。スタンスとかの、いい意味のアンマッチな感じが俺は動画として面白いなと思っちゃって。そっからいろいろ見るようになったんすよ、まずは。
マジですか? はい。そこが、めっちゃおしゃべり、おしゃべりなのはすごい。だから僕みたいな視聴者引きつけてます、やっぱ。本当ですか? このおしゃべりな感じと、もう見れば見るほどハマってくんですよ。序盤の方の、とりあえず動画はきちっと始めなきゃいけないという使命感から、バレバレで。
カンペをまるで見ていないかのように、ゆらゆらしながら。『今年のやり方』『見終える頃にはあなたもすっかりシャツマスター』。絶対見てるのに、見てない、見てねえみたいな。ナチュラル戦法取ってくる時間とか。だんだん最近は諦めてきて、結構思いっきり見てるタイプ、出てきてる。めっちゃバレてるじゃないですか。そっから喋ったらアドリブすげえ喋るし、みたいな。
そっから普通に服も買わせていただきまして。嬉しい。今日も着ていただいて、めちゃめちゃ嬉しいですよ。そう、この夏1番着た服かもしれないです。番組、『ひっかかりニーチェ』って番組とか、自分たちのYouTubeとか。『助手席』でもね。ありがとうございます。そう、『助手席』も最初エディさん気づいた。これ石川さんのとこの服じゃないですか。絶対そうだって。いやいや、石川さんにもって言いました。最初です。
セットアップ好きなんで、正しく着るのが好きなんですけど、それで見てっていう。もう絶対僕、ショートボブのおっさんっていうのが完全に頭の中でおもろいって繋がるように、シナプス強化されて。これ永野さんのことビジュアルで好きになってるな。もうあれが面白い人の典型になってんのかなと。そんなことない。ボブですか? ボブも囲ってないんすよ、全然。そっか。
でも確かにおじさんが好きっていうのもあるかもしれない。おっさんが好きで、それにショートボブだったらもう好物なのかなと思って。もうそれでロンじゃないです。ロンじゃないです。ボブでリーチでもないです。言っただけじゃないですか。なんで今言ってみたん? 言ってみたんですか? 何ともかかってない。ロンって言うからさ。
でも本当に見てくださってるって、本当嬉しい。本当嬉しい。そこまでちゃんと分析していただいてっていう。嬉しいっすね、恥ずかしいけどね。超恥ずかしい。
本当に僕、いいなっていうか、見てくうちにありがたいなと思ったのは、ファッションの知識とか細かい用語とか分類とか、そういうの教えていただけるじゃないですか。やっぱどっかで知りたかったんだ、俺、みたいな。用語辞典みたいな感じ。そうそう。ああいうのとか、素材の違いとか。
ちょうど僕の中で、古着って結構同世代とかめっちゃ流行ってて。でも芸人さんの世界ってやっぱアメカジが圧倒的に強いんですよ。浜田さんからずっと多分発生されて、めちゃくちゃいらっしゃる、アメカジの人。古着好き芸人さん多いですもんね、今。そうなんです。だから服の話するって言ったら大体みんなアメカジ系の話なんですよ。そっか。どのジーパンだ、ブーツ、革ジャンとかMA-1とかの話をする。
スニーカー、スニーカー行ってね、そっからね。そう。それかスニーカー派の人は、また別なんですよ。ストリート派の人もいるんですよ。芸人さん出張多いから、基本ジャージ好きで、もうみんなニードルズのトラックパンツ。10人中9人みたいな時期あって。みんなそれで、ごっついスニーカーみたいな。っていう派閥なんですよ。
僕どっちかって言うとどっちでもない。ちょいモードとか、ちょっとテックっぽいのが好きで、どこも話があんま合ったことがなかった。そこ芸人さんあんまいないですね。あんまいなくて。そういうラインの人が全年代的にも、ちょっと上の人ってもうちょっとラグジュアリーな感じですけど、あるじゃないですか。そっちに行っちゃったりとかね。
だったんで、知らない知識みたいなのを、石川さんが作ってるお洋服もそうだし、お話とかも、そういうことなんだみたいな。知識くすぐられるし、情報が、はいはいはい、みたいなのが。それめちゃくちゃ嬉しいです。聞いてて嬉しいっていう。でもこの層、結構隠れていると思います。隠れてないです、10万人も登録されてますけど。そっか。じゃあもっともっと喋ってください。喋ってます。
なるほど。あれでホワイトボードのここだけじゃなくて、もっとね。収録の場とかで伝わらないのわかります。やっぱああいう時、永野さんとかもお洋服そんなめっちゃ好きなわけじゃない。カルチャーは好きだけどね。洋服じゃないですね。そっちじゃない。他の芸人さんとかもあんまりそういう感じじゃなかったんで。結構推したんですけど、なんか刺さらなかったです。本当の目が本当かどうかわかんない。
でもそれすごい嬉しくて。僕らの時代って、雑誌とかセレクトショップがその機能を果たしてくれてたんですけど、今ほぼほぼインスタになったじゃないですか。そしたら裏側にあるストーリーだったりとか素材の話とか、そういうことがなかなか伝わらない時代になっちゃったんで。それもあるからYouTube始めたっていうのも大きいんで。
だからもっと素材のこと知ってほしいとか、昔セレクトショップとか雑誌が教えてくれた洋服の文脈みたいなものがやっぱあるんで。そこをちゃんと伝えていきたいっていう思いもあったんで、それめちゃめちゃ嬉しいんです。もうまんまとですね。まんまと。それは俺は嬉しい。まんまとやってますね。
くるまさんがお洋服好きなイメージ、僕はすごくあるんですけど、それの最たる例があるじゃないですか、石川さん。M-1。そうそう、ローラ。やっぱすごいなと思って。ステージに立つ時の衣装の考え方の中で、自分を悪役にした。そうですね、やってたんで、そういうノリを。
それと他に、そこにサーヤさんでしょ、文脈繋げたりしながら衣装に落ちていくとか。完全に、いわゆるファッションもある意味文化と言いますか、情報の消費な部分がすごいあるんで、それがすごい凝縮されてる感じがした、あそこの格好の中には。すごいなと思って見てたんですよ。初めて受ける評価ですわ。
本当にあの姿見たら、見ちゃう。見ちゃうっていうか、僕ら引きつけられちゃう。嬉しい。僕の認識がそこからだったっていうのがあるんですけど、いわゆるお笑いの中にああいう形でファッション取り入れたっていうのは、他なかなかないんじゃないかなと思って。確かに。
そうなんですよ。もうちょっと違う形での入り口だったり、スタイリストさんにあてがわれて、あなたはスーツ着てください、あなたは例えばアメカジ着てくださいみたいな感じの、差異を見せたりとかあったと思うんですけど。自己プロデュースであそこまでやってらっしゃる方、なかなかいなかったんじゃないかなと思って、それまで。確かに、衣装結構こだわってる方ではありましたね、僕は。そうですよね。
お笑いにファッションをちゃんと取り入れたっていう瞬間としては、すごいエポックメイキング。単純に好きだからこのブランド着てますだったりとか、ハイブランド着てますはあると思うんですけど。そうじゃないところで、ちゃんとハイブランドを、ネタとしてのハイブランドの取り入れ方だったりとか、相方の松井さんに茶色いスーツを着させるとか、最高じゃないですか。そうですね、ありがとうございます。1番似合いますよね。裏側の話とか好きってお話されてた。文脈なんだ。ありがたいな。すごいなと思ってたんですよ。
僕、おしゃれが好きっていうよりかは、多分苦手だったからこそなんですけど。中高と男子校だった時代が、入ってからもう、服ネットで買ってたような人間だから、逆に言うと気になっちゃうんですよね。その、ノイズになりたくないみたいな感覚があって。
自分の生活でも今は好きな服を着るっていうのをやってるんですけど、最初自分で服買い始めた時って、悪目立ちしたくないなみたいなことなんですよ。大学生として安っぽすぎると、それをいじられたくないなとか。こういう素材でこれだったらその場に馴染むんだな、みたいな角度で見てたんですよ。
これってお笑いっていうか、漫才においてだと意外と大事で。ファッション的には消極的な感じに聞こえるかもしれないですけど、とりあえず変じゃない格好をするってことが結構大事というか。いろんなネタとかやるんで、変な衣装もそれぞれみんな着ますよね。漫才師さんってスーツとかあるんですけど、それはそれで応用編としてあって。
そもそも例えばネタやるのに何もわかんない、まだ高校生とかの子だと、Tシャツにシャツで着る系の、ちょっとしわしわとかだと、もうそれだけでそっちが気になって話入ってこないってあるじゃないですか。確かに。だから最低限、邪魔にならない程度のことにはしようっていう見方をしてて、服に対してそもそも。
相方は服に全然興味がなくて。大学の入学式とかの時用に買ったグレーのスーツを、もう全然ケアとかなく、しわっと着てたんですよ。NSCの時とか。これだとせっかく面白いのにもったいないなと思って。色も茶色と青でしっかりして見えるし、ちょっと雑に扱ってもしわ目立ちづらいようなやつで置いといて、これ買ったらいいんじゃないですかって言ってやったら。別にこれがいいから受けてるっていうよりかは、これが邪魔になってないから減点がされてないみたいな。すごい。感じで、多分変な角度からファッションに入ったというか。
今、だから映画撮れるんすね。本当ですか? っていう気がしました、今。映画ってやっぱ総合芸術じゃないですか。なんで、視野狭いとやっぱ撮れないものだと思うんで。芸人さんの方でも映画撮られる方もいらっしゃいますけど、その視野の広さみたいなところがめちゃめちゃ重要かなっていう気がした中で、全体めちゃめちゃ俯瞰して見られてますもんね。
ミーハーなんですよね。個は見てないというか、この個を見てるっていうよりは、この中で個を見てるっていう。確かにそれはあるかもしれない。単純に俯瞰して見てるだけじゃないですもん。めっちゃ主観が多くて、複眼っていうか、中に入って虫みたいな目でいっぱい見てるだけ。なるほど。
あれは確かに上から見てるんじゃなくてね。上からは見れないんですよ。その余裕はなくて、自分も入っちゃうんで、遊びたくなっちゃうから、入っちゃってからみんなを見てるみたいな。でもそこはやっぱり性格的に主人公な部分ありますよね。その中に絶対参加者としている。確かに。スポーツとかも別に観戦じゃなくてプレイしたいだったりとか。そうですね、あるかもしれない。
うちらファッションチャンネルじゃないですか。そこにくるまさんがファッションの話をしてるっていうのが、すごい新鮮だなと思ったんで。嬉しい。よりファッションの話は1回してみたいなと。ありがとうございます。思ってるんですけど、くるまさんはそもそもどういう服好きなんだろうって。
僕ですか。今の気分っていうか、ちょっと前まで結構モードっぽい感じで着て。そうですよね。30とかになって、ちょっと大人なっていうか、ナチュラルっぽい感じもやっとこさ興味を持ち出したというか。こういう素材、着てなかったんですよ。もっとガシッとした、つるつるとかシャカシャカとかすっごい好きだったんですよ。
だからめっちゃアクロニウムとか着てましたし、ゴアテックスって語尾にテックスってついて、嬉しい。パーテックスとか、テックスついたらもう最高っていう感じだったんですけど。憧れのテックスだったんで。それが今はちょっとナチュラルっぽい感じもあるけど、元々好きだったテックっぽいものとか持ちつつ、ギアっぽいものをつけつつっていうのが。ミックスしてね。
ミックスして、自分の中で。でも機能的でもありたいっていう気持ちがあるんです。好きだし、マインドとしても機能的なものを持っていたいっていう気持ちが。わかる。この自分の自意識を表現するのは、そのバランスかなっていう感じですね。なるほどね。じゃあそこの融合というか、ミックススタイルに今落ち着いて。そう、目指したいなって感じですね。
天然素材もいいっすよ。これサテンやけど。やばいでしょ、これ。柔らか。これ今度のやつですか? これはこないだ発売したやつで、もうこれ売っちゃったよね。売り終わったやつだよね。すげえ。次またこの原料。これ、ベビーカシミヤと同じウールの細さで、13.5マイクロンっていうやつです。
出た、出た。見てます、見てますよ。その言葉。いわゆるスーパー200って言われる。出た、スーパー。覚えた単語。これどれぐらい織れるかという。1本の糸がね。そう、それでサテンを作ったものなんです。これやばいでしょ。すげえ、これすげえ。めっちゃ気持ちいい。天然素材もいいんで、是非またその辺も1回。勉強させてください。今勉強。その辺だって永遠に語れるんで、是非。そうなんですね。
でも周りの方々は先ほどおっしゃってましたけど、アメカジの方が多いと。そうですね。そんな中、くるまさんは自分を追求してらっしゃるって感じが今の話からも。別に好きなんですけど、服体験できてみて。でも自分の哲学とかに合うのは、多分そういうものだなみたいな。
よく番組とか見て、自認が本当、1人称を東京にしようかと思ってる時。これこそが東京。東京だ、みたいな。どうだっていうか、全部の気持ちになっちゃうし、どれも自分だから、ギャップと、全部表みたいな感じ。そうですね。それを思うと、そういう風な服を着てったら自分を表現しやすいのかなと思いつつ、やってはいて。
まだ古着とか苦手なんですよ、逆に。人のストーリーより、どっちかっていうと自分からスタート切りたいっていうのはちょっとあって。せっかくなら立派なストーリーとしてありがとうございますって、もらった後に、じゃあその新品買わせてくださいみたいな気持ちが結構あるんですよね。
やっぱもう本当に根っからの主人公なんですね、そこはね。本当にこれ主人公。なんかその、お手製のMBTIみたいな。ごめんなさい。根っからの主人公。自覚、自覚性のなんか……自覚。なんだと思う、自我が強いなと思いました。いやいや。でもそれはすごく、ある意味わかる部分もあるので、自分がプレイヤーでずっといたいみたいな、この年になってもまだ思い続けてる感じある。
見てて、だから1番憧れますもん。だから同じぐらい、自作とか絶対できないし、キャリア的に無理なんですけど。本当に石川さんみたいに、ご自身でもう自分で作ってらっしゃるのは、本当に自分が好きな生地とかをわざわざ探しに行って。地球の裏まで行って、パッキングして。無印のケース二重にしてちっちゃくして。もう売ってないやつとか言って、シュプリームと、モコモコの、モコモコの、これつけて海外行って。
ほんで自分で作れたらどんだけ幸せだろうと思いますよ、そりゃ。いいなみたいな。俺もいつか1回ぐらい人生でやってみたいなって思います。でもそれぐらい憧れます。だからそんぐらい好きなんですよ、多分、自分で始めるの。
最近だから海外もよく行かれるようになってるとかって、きっかけは拝見しましたけれども。石川さんもご覧になったんですか? 見ました、見ました。もちろん。前回見ましたよ、置いてかれたやつ。
テックスの本場、バングラデシュのノースの工場に行こうと思ったんですよ。バングラデシュはそういうのが、繊維系が全部移って、爆上がりしたんすよ。みんなのGDPっていうか、中国とかから全部バングラデシュに来たから、うわってなって。みんな一気に賃金上がったけど、いろんなものが追いついてなくて、みんなキャッシュで持ってて。
本当、オールエイジの世界で、バイクで肩で担いで冷蔵庫とか持って帰ってたんですよ。もうバブルで、うわってなってるんですよ、今この5年で。買え買え買え、みたいな。そっか。それも服のエネルギーってやっぱすっげえなと思って。そうですよね、まず最初服ですもんね。洋服産業から入っていくから。やっぱそうなんだ。そう、繊維産業。
でもそこがちょっと取材とかが結局予定が合わなくて、多分放送使われてないんですけど。そういう旅で僕はバングラデシュ行ったら、こんなんあるんだって、街の人に聞いたら、ノースフェイスだって言うから。行きたかったんですけどね。でもじゃあ今度いつか見に行きたいなと思って。確かに。俺の憧れのテックス工場、工場行きてえと思って。
せっかくうちのチャンネルにゲストをお呼びしたんで、ちょっと企画っぽいことやってみたいなと。最近お2人が買ったものを見せ合いましょうよ。いいじゃないですか。やりましょう。これは勝負。勝負じゃないか。なんで勝負、勝てるわけない。いや、そんなことない。
お楽しみ中のところ失礼します。ここでちょっと宣伝があります。cash & barba、SOMO Babyシリーズ。内モンゴル産の赤ちゃんヤギから取った毛を、80番の細い糸に梳毛紡績しました。その糸を使ってハンドフレームで編み上げた特別なニットです。極薄ニットなのにふわふわ柔らかい不思議な感覚、是非お試しください。
形は2タイプ、クルーネックとクルーカーディガン。黒とチャコールグレーの2色。昨年は石川スペシャルとして限定発売したニット、すぐ売り切れてしまいました。今年は10月9日金曜日21時からcash & barbaオンラインサイトにて発売開始いたします。是非お買い求めください。
まずはくるまさんからいきましょうかね、最近買ったもの。最近買ったものは本当、たまたま見つけたんですけど、たまたま知ったもので。これ時計なんですけど、カルティエ、タンク ディヴァンっていう。最高。たまたま。マジすか? 最高。たまたまネットで見て。マジですか? 動画で見て。こういう感じで見られたわ。あららら、そうだった。一緒。
そう、一緒。これいい時計ですね。大人サイズ、子供サイズみたいな感じです。マジか、すげえ。これは石川さんの動画を見て買いました。言った。いいでしょ、これ。めっちゃいいです。めっちゃいいっすよね、めちゃめちゃしゃれてますよね。いわゆるカルティエって普通の時計しちゃうと、ちょっと上品すぎたりとか、寂しかったりみたいな感じあるんですけど、これファッションで成立するじゃないですか。これすごいっすわ。
そっちもいいっすね、そのちっちゃいの。何が違うんすか? サイズが違う。これ自動巻き? 自動巻きです。いい、自動巻き。このサイズ自動巻きないんですよ。そうなんですね。そう、本当だからそっちも欲しい。こういう感じです。見えてます。こういう感じです。もらっていいですか? こういう感じですよ。いい。
ごめんなさい、ちょっとそれはめさせてもらっていいですか? 気になっちゃって。これよかったら、こっちのサイズも試してみてください。やっぱでかいのもいいな。これも可愛いな。欲しくなってきた、ちょっと。いいですね。買うな、確かに。いいですね。いいです、そっちいい。これも可愛いっすね。
あんまでも新品で売ってないじゃないですか。売ってないじゃないですか。だから散々さっきあんま中古では買わないって言ってたんですけど、さすがにかっこよすぎて買っちゃって、俺。それぐらい、あの時計の動画見てて、これじゃんと思って。マジっすか。絶対これ買おうと思って。なかなかかましてくれましたね、最初ね。
ちょっとかましていいですか? 僕も。いいです、かまして。いいですか? はい、やっちゃいましょう。時計で来られるんだったら、こっちに。嘘だ、そっちにあったなんて。うわ、何すかこれ。
これはロレックスのエクスプローラーIIですね。何かって言うと、GMTっていう24時間針がついてるんです。2つの時間表せるんで、どっかとか行かれた時に日本の時間と海外の時間で設定しとけますよっていうものなんですね。動画で見ました。言ってた、言ってた。そう。その時買い忘れたって言ってたやつを買っといたやつ。なるほど、買い忘れてたやつ。そうそう。
一応これ、ちょっとイメージがあって、今僕の中でこの2つしてるイメージがある。ちょっとくるまさんだけにお見せしていいですか? 皆さんにイメージを見せてくれますか? これ。かっこいい。やばくないです、これ。かっこいい。ジェームズ・ディーンが両手に時計はめてるの。それのイメージなんすね。
そう。左手に革の時計。これパテックかなんかかもしれないですけど、革にシルバーの時計して、こっちステンの時計じゃないですか。かっこいい。これかっこいいじゃん。写真自体めっちゃかっこいいじゃないですか。写真自体もすごい。視聴者いるんすよ。ごめん、今ちょっと見てもらいました。
すごいっすね、2人とも。何? いや、買い物っぷりがすごい。それはもう石川さんのYouTube出るって言うから、特に買わなきゃと思って。素晴らしい。でもめちゃくちゃ似合う。本当に毎日つけてます、今これ。めっちゃ似合ってます。嬉しいわ。じゃあお互い1個目紹介しちゃってるところで、2つ目いきましょう。
ちょっと順番、わかんないんですけど、これもまたネットで見つけた。こちらのカバンをしてきました、こちら。そうすか。たまたまうちも紹介してたんです。違います。それかもしれないです。ちょうどもう買わなきゃと思って。でもずっと確かに、トート欲しいなとなんとなく思ってて。
結構前の動画で、男子のカバンがないですよねの時におっしゃってたんですよ。そん時に迷ったけど、ちょっと結構いい値段するしどうしようかなぐらい思ってたんですよ。また紹介してたじゃないですか。2回目、トート編の方でね。それ言われて、もうわかったよ、買うよと思って来ました。スモールイント。かっこいいな。でもこれいいでしょ、このカバン。これめっちゃいいです。めちゃくちゃいいっすね。
もちろん、もういいブランドですから、見た目とかも素晴らしいですけど、機能的すぎて、ちゃんと。本当にね。しかも散々言ってる、このここ、マグネットになる感じも。ファスナー閉じてもそこ使えるとか。もう閉じるし。これめっちゃ作り綺麗でしょ、やっぱりこの辺。もう言われて見ました、ちゃんと近くで。そうなんだと思って、こういう職人がいるんだとか。
今日は入れてないですけど、iPadとか、自分の持ってる荷物がもうマジでドンピシャで入るし。これ本当にマジで一生使おうと思って。素晴らしい。もうこれが僕の石川セット。みんなも買おう、男子。男子。このセットいいっすよ。うちの商品じゃないけど。素晴らしい。これはもう素晴らしい。
僕もちょっとじゃあバッグいかせてもらいましょう。ちょうど対応してるものがあるのすごい。バッグいきましょう。何ですか? これね、ちょっと皆さん、まるまるまるって入れてみたんですけど、あれ、あれ、あれ、OOOになっちゃったっていうバッグですね。そう、思ったよりOが縦で。まるまるまる。ごめんなさいね、あんまり皆さん反応しづらいかもしれない。
これどういうこと? 実際に入れた? そう。アレックスっていうアメリカのブランドのバッグなんですけど、それに3文字入れるんですよ、こういうステンシルを。O、O、Oって入れてもらったんですけど、入れてもらって上がってきたらOOOになっちゃった。なるほどね、ちょっと思ったより縦長だった。思ったより縦長だったっていうバッグで、皆さん微妙な空気に今なってますけれども。
壮大に無視されます。結構な人数、壮大にポカンとされてます、今。すごい熱くなってますもん。気温上がったかなって。恥ずかしがるなら攻めないでください。ごめんなさい、ごめんなさい。でもバッグ自体はめちゃめちゃ使いやすい。これもいいですよ。いいっすね。
これいい。本当サイズ感もいいし、ここ畳んで入れられたりとか。どっちでも、手持ちもいけるし、肩掛けもいけるしみたいな感じでいけるバッグで、便利なんですよ。硬さもちょうどいいし。ただ微妙な空気にさせるバッグっていうこと? いや、違いますよ。石川さんのせいです。バッグのせいでは1ミリもございません。全く関係ないです。全く関係なかった。
じゃあ行ってみましょうよ。どっちにしようかな。でも本当にどっち……できれば全部見せてもらって。全部見て。本当に動画の最初からつけたかったんですけど、僕が今1番ハマって、今年ぐらいハマってるメガネで、リムレスのこのやつってこういう感じなんです。最近のくるまさんだ。つけてます。この感じです。
最近つけてるきっかけは、最初去年スコットランド行かせてもらった時に、エディンバラにも店舗があって、そこで買って。
すっごいいいんですよ。おしゃれなのもそうなんですけど、自社工場で全部、製造から……やってて、コスト結構抑えられてて。
値段はそんなじゃないですか? そんなしないんですよ。多分、しなかったんですよ。2桁万とか全然いってなくて、5万、4万ぐらいで。ちゃんとすっごいカスタマイズできるんです。レンズとか、色とかも細かく、何色何パー入れますとか。
ヨーロッパの店舗とか、しょうがないんですけど、日本よりは結構ラフなサポートだったりすること多いじゃないですか。すごい付きっきりで、「これ何パー、これぐらい入れますか」とか。送ってくれるし。あ、送ってくれるんですね。
メガネケースも付いてくるんですけど、メガネごとにいろんなケース。これかっこよくない? そのケースかっこいいね。かっこいい。この薄いリムレスのパッケージに収まるように、ちょうど薄いケースなんですよ、これ。確かにかっこいい。これかっこよくないですか? 僕のメガネ絶対入らないもん。
入んないじゃないですか。汎用性はないんですけど、毎回付いてくるんですけど、これと必ずそのちっちゃいメガネクリーナーと、今日持ってくるの忘れたんですけど、クロスも付いてくるんです。この薄いのがカバンにもめっちゃ入るし、かわいいなと思って、すごい使ってます。いいの見つけましたね。
これ皆さん、本当、行ったらおすすめ。……もあるし、ロンドンにもあるし、日本も1回だけポップアップやってて。ぜひもう来てほしい、日本でも販売してほしいと思うんですけど、次ロンドン行った時は必ず。これ、キュービッツおすすめでございます。はい。ありがとうございます。
ちなみにメガネは全部伊達ですか? 度入れたメガネ作ってないんですか? はい、伊達ですね。度入ったやつは家で本当使って。そっか、そっか。コンタクト外した時に使うぐらいで。そうですね。
こういうふうに度なしで入れてたものを結構表で使ってて、結構もう十分使ったなと思ったやつを、度入りに変更したりします。なるほど。その後ね。ある程度外で使うの飽きたみたいなやつを家で。あと色入れたりとか、入れたりには使ってますね。
じゃあ、あくまでそれはキャラクター設定だったりとかっていう意味なんですか? でもない? でも元々はそうでしたね。元々は裸でやってたんですけど、漫才とかする上で、一応コミカルな。別にメガネかけてないと、素だとあんまり極端に目が大きくも小さくもなく、鼻が大きくも小さくもなく、あんまりパーツにこれっていったものがなくて。
周り、芸人さんってすごいやっぱ特殊な顔してる人がいっぱいいる。確かに、確かに。いろんな人いるんで、自分が個性ねえなみたいな考えがあって、あれこれしようと思って、まずメガネかけてて。度入りのメガネかけてたんですけど。
M-1って大会出て、途中でもうネタは十分作ったんだけど、次、3回戦の次、準々決勝と思った時に、1か月ぐらい間が空くんですよ。1回戦、2回戦、3回戦、次、準決勝。1か月、そんぐらいちょっと間が空いてる時に、なんかできることないかってそわそわするじゃないですか。
多分、物事作り終わった後って、服は……。僕らも展示会、展示会でめっちゃそわそわする。まだやりたい、まだなんかできると。そうだ。そう、作ったものにまだ足さないとって出てきます、時間あると。
まさにそれで、僕の場合は漫才とかなんで、結局2人でやってるだけだし、服とかも全部並べて、もう変えようがないじゃないですか。そこがすごいリスペクトあるんですけど、漫才だと本人があとなんかできねえかなと思った時に、その時……のメガネかけて、ずっと付けてたんですけど。
それのガチレンズを外して度なしにして、目がちょっと大きくなるじゃないですか。結構度が強いメガネかけてたんで、それちょっと大きくして、「こいつ3回戦の時より覇気がある」って思われよう。すごい。「なんか目が開いてる」って思われろみたいな。もう悪あがきですよ。もうその時間でもっと面白いこと考えろよって話なんですけど、もう思い尽くした後に、必死に「これでちょっと目大きくなったと思われろ」と思って、外したのが始まりで。
そっから度なしのメガネをいろいろかけるようになって、今は舞台ってよりも、本当、気分で買わせてもらってるんですけど、度なしのメガネをこうやってかけてますね。なるほど。素晴らしい。ありがとうございます。面白いな。買い物対決よりそっちの話聞きたいです。対決ではないです。対決じゃない。誰も出てくれなくなりますよ、そんな言い方すると。
石川さん、3つ目。3つ目、一応洋服あったんで、金つながりでいこうかなと思いまして。そのつながりで今思いついたわけですけど、次またこの辺の洋服作りたいなと思って買った。見るために買ったんですけど、これラルフローレン。ラルフローレン、長く買ってなかったんですけど、めちゃめちゃ気分だなと思って、ダブルのブレザー買ったんですよ。かっこよくない? かっこいいですね、これ。
これをブルゾン感覚というか、めちゃめちゃカジュアルに着たいなと思って。だから下、チノパン履いて、Tシャツとかぐらいで。ブレザーで、ポケットとか思いっきり物詰め込んだりして着るのにかわいいなと思って買ったものですね。はい、かわいい。ちょっと上からニット巻いたりとかっていう感じの、クラシックな感じもそろそろ面白いなと思って。
自分のブランドでも作りたいなと思ってて、結構こういうのってボタンのバランスどうするとか難しいんですよ。はい、はい。その参考用に買っとこうかなと。自分でもガンガンブルゾン感覚で着ようかなと思って買ったものですね。うわ、かっこいい。いいですよね。いいな。いいですね。
でもブレザーって、いわゆる漫才の世界とかだと、ちょっと逆に着づらかったりとかじゃないですか。オーセンティックになりすぎ。ダブルだったら大丈夫なのかな。
でも多分、シングルのブレザーみたいなのは流行ってた時期があるんですよ。もちろんスーツっていう定番の時期から、カチッとしたものからちょっと崩そうっていう時期が多分あって。多分漫才ブームとかの頃、そういうこと、ジーンズを履きだしたり、ブレザー、シングルでっていう、今の師匠方が多分やり始めたんですよね。
ザ・ぼんちさんとかね。そうですね。やっぱおしゃれですもんね。かっこいいですからね。かっこいい。いまだにやっぱ。そうか。あんなにピアス開いてるおじいちゃんいないですから。マジ? そんな開いてるんだ。いない。ゴリゴリですよ、やっぱ。そうなんですね。
やっぱかっこいいのもありますし、僕もそれで憧れて、J.PRESSのブレザーとか衣装で着てた時あったんですけど、もう6年ぐらい前に。でもまだ26とかぐらいだったんで、着られてましたね。めっちゃちょっとプレッピーすぎるかも。ボタン金から銀に変えたりとか、いろいろ抵抗してみたんですよ。下、ジーパンでいこうかなとか、ちょっとRPAとかのやつにして、……いこうかなと思ったんですけど。
自分の中で、やれどやれどかわいくなっちゃって、なんか……感がすごい。それこそ本の中で書かれてた、年齢早く重ねたいみたいな話。そうです。芸人としても見られたいっていうのがあって、そっからまたいろいろ変わって。買ってた時期ありましたわ。なるほど、そうですか。
でも今、ダブルいいですね。ダブルいい。ダブルのブレザー、これ欲しくなっちゃうな。やっぱ買ったもの見せ合うっていいですね。人が買ったもの欲しくなっちゃう。分かる、でもその気持ち。
そうなんですよね。ブレザーとか着てる先輩の、ぜひいつかお会いしてほしいな、金属バットさんっていう、浅井企画さんの事務所の漫才師さん……。若手芸人界の本当、ファッションリーダー。いくつぐらい? 兄貴2人、30中盤、もう40近いですかね。すっげえおしゃれなんですよ。その方がブレザー私服で着てたりして、それ真似して買ったりとかして。こんなの着てそうだなと思って、思い出しました、先輩のこと。なるほどね。
いいなと思って、金属バットさんと一緒のライブの時に持ってって、「おっ」って言われたい。なるほど。ある、後輩たちは。なるほどね。もうみんな真似して、バブアーとか流行らせたのも2人ですから、芸人界には。なるほど。みんなあれ着てたし、みたいな。
そういう人がいらっしゃるんですね。いるんですよ。定期的に、ぜひいつかお会い……。1回やってみたい。1回ゲスト来ていただきたいですね。めっちゃ詳しい。くるまさんも来てください。そう、僕紹介しますからね。素敵。素晴らしい。ありがとうございます。
でも石川さん、ちょっと勝ったみたいな顔してたらダメですよ。なんか持ってきてもらった。
なんかあるかなと思って、1周たどり着いたのが、っていうのが、お笑いも総合芸術的な要素あるんですけど、任せるのがやっぱ苦手で、少なくとも責任取れる範囲で漫才ばっかやった。
うわあ、そっか。ビンビン……とか、あれを作って笑うって。おお、そういうことか。そういう。
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