インデ・ナヴァレッテのデイタイムからデートナイトまでのルーティン、そして名前にまつわる物語

翻訳元 English

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概要

今回のVogue『ビューティー・シークレット』では、『オブセッション』に出演するインデ・ナヴァレッテが、スキンケアからデートナイト向けの完成ルックまで、ルーティンを一通り披露する。その合間には、メイク用品がほとんどない家で育ったこと、家族のニックネームが芸名になった経緯、血まみれのホラー映画の撮影で直面した現実的な苦労、そして『オブセッション』の結末についての本人の解釈も語られる。全編を通してナヴァレッテの美容観は一貫している。自分の顔に合うものを知ること、そしてときには間抜けに見えることを恐れないことだ。

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スキンケア:クレンジングオイル、グレージングミルク、そしてパリで買った日焼け止め

手を消毒したあと、ナヴァレッテはまずクレンジングオイルを使う。先に水をつけずに塗るのがポイントだ。理由は技術的なものではなく直感的なもので、顔にはもともと油分があるのだから、それを落とすにはオイルがいちばんだと思えるのだという。「よくわからないけど、科学的に理にかなってる気がするの」

次に保湿としてローズのグレージングミルクを使う。メイクとなじみがよく、肌にツヤが出るのが選んだ理由だ。ナヴァレッテはこのアイテムについて「ヘイリー」に感謝を伝える。各レイヤーが乾くのを待ってから次を重ね、最近のパリ旅行で買った日焼け止めを塗る。日焼け止めの処方はアメリカと他国とで異なるため、海外でこれを手に入れたのだと説明する。

パリを訪れたのはディオールのショーのためだった(「具体的に言うと、クリスチャンのほう」)。ヨーロッパは初めてで、バーレスクショーのクレイジー・ホースがおすすめだという。一度行ったことで「すごくヨーロッパな一年」になりそうだと感じており、また訪れるつもりだ。それまでの旅行先はメキシコとタイで、これを話すと驚かれるという。祖母がタイに住んでおり、ナヴァレッテは視聴者にタイ語で挨拶する。

メイク用品の少ない家

日焼け止めがなじむのを待つ間、ナヴァレッテはアイパッチを貼りながら家族の話をする。母親はヘアスタイリストで、オーストラリア側の祖母は「すごくホメオパシー志向」だったため、家はティーツリーオイルの香りがしていた。メイク用品はあまりなかった。あったとしても母親のアーバンディケイで、これが「とにかく落ちなかった」。そのせいで、幼いナヴァレッテはこっそり借りたことを隠すのに苦労した。アーバンディケイは落ちないからだ。

ナヴァレッテは、パッチの貼り方が間違っているかもしれないと認める。もしそうなら、まず「黙ってて」、それから正しいやり方を教えてほしいと視聴者に言う。そして笑いながら、自分がいつも「7000万時間遅刻する」理由がこの動画でよくわかるはずだと付け加える。

インナービューティー:ターメリックと鉄分

パッチを貼っている間に、ナヴァレッテはターメリックショットを飲み、ターメリックは何にでもシミをつけると言う。続いてフランスで買った鉄分サプリを飲み、その理由を説明する。鉄分が少なく、気を失うほどだったのだという。これは冗談ではないと強調する。ナヴァレッテにとって、内面の美しさは外見の美しさと同じくらい大切だ。医療を受けるのは簡単ではないと認めつつも、可能な人はビタミン値を検査してほしいと呼びかける。特に「鉄分を多く失う」女性には。

ルーティンが大切な理由も語る。仕事が忙しく移動の多い時期に、身支度をすることが心を落ち着かせる時間になった。自分だけのための時間になったのだという。

コンシーラーと複雑なアンダートーンのマッチング

メイクはコンシーラーから始める。テーブルに置かれたブランドのもの、あるいはイヴ・サンローランのイルミネーティング系アイテムだ。ナヴァレッテのアンダートーンはイエローでもあり、レッドでもあるため、ぴったり合わせるのは難しい。それを問題ではなく、試行錯誤を楽しむものとして捉えている。

ダニエルからインデへ

コンシーラーを塗りながら、ナヴァレッテは名前の由来を語る。幼い頃「自分でやる、ママ、自分でやる」と繰り返していたため、母親に「インディペンデント(自立した子)」と呼ばれ、それが「インディ」になった。家では両親ときょうだいがそのニックネームを使っていたが、それ以外の場所ではダニエルだった。6年生のとき、「脳の一部が完全に発達した」とナヴァレッテは言う。どこでもインディと呼ばれていいのだと気づき、学校の書類の希望する呼び名欄にそう書いた。

SAG(映画俳優組合)に加入して名前を登録する際には、その名前を公に使ってもいいか母親に許可を求めた。ナヴァレッテはそれを「美しいこと」と表現する。ずっと自分はインデだと感じていて、今はそれを公にできるのだ。家では今もダニエルで、その区別が気に入っている。怒られるときは「ダニエル・ファビオラ」で、「今でもお皿洗いをしなきゃいけない子ども」のままだという。

演技を始めたきっかけと初期の出演作

ナヴァレッテは、子どもの頃に自分が嘘をつくのが上手だと気づいて俳優になりたくなったと冗談を言い、それから「実は完全に冗談ってわけでもない」と認める。本当のきっかけはYMCAのプログラムだった。兄は宇宙飛行士コースに、ナヴァレッテは演技コースに通った。あるシーンには姉が登場した。姉がいなかったため、テレビで見たきょうだいのシーンを参考にしたところ、楽しかった。ナヴァレッテは、演技への愛はその感情を感じる体験と、生涯にわたる映画好きから来ていると語る。

初期のキャリアを順に挙げていく。最初の正式な役は、本人の記憶ではSnapchatのシリーズ『Denton's Death Date』で、髪に青いメッシュを入れ(セレーナ・ゴメスへのオマージュ)、初めて本格的に撮影現場を経験した。次はシエナ・ミラーとディエゴ・ルナが出演するサンダンス映画で、出演シーンは1つだけだったが「絶対にやり切らなきゃ」と感じた。続いて『13の理由』。ナヴァレッテは「口にするとすごいことだよね」と言う。現場で安心させてくれたのはアリーシャ・ボーとディラン・ミネットだったという。その後に出演した『スーパーマン&ロイス』は、とても楽しかったそうだ。

日差しが当たる場所にチーク

チークは色を混ぜて使う。コツは手の甲で色を混ぜ、顔の横にかざしてみること。そうすれば先に肌にのせなくても色を判断できる。ナヴァレッテがいちばん自信を持てるのはビーチ帰りで、自然に日差しが当たる場所に色づいているときなので、チークもそこに入れる。別の日には、「すごくエヴァネッセンスな気分」のときに「真っ白で、ゴス寄り」に見せたいこともある。今日のルックは日焼けしたような雰囲気だ。

『オブセッション』の撮影:特大コンタクトと血まみれの日々

ナヴァレッテはホラー映画の身体的な側面について語る。コンタクトレンズは「25セント硬貨くらいの大きさ」で、無理やり入れた方法を実演する。まつげを引き上げて目を開き、レンズを押し込むのだ。これは間違ったやり方なので真似しないでほしいという。あるときはレンズをうっかりアルコールに落としてしまい、使えなくなった。予備がなかったため、演じるキャラクターが別のキャラクターの胸をさすりながら「全部あなたのせい」と繰り返すシーンでは、ナヴァレッテは目を閉じている。

血はあらゆる場所についた。足の指の間、自宅のタイル、車の中、枕まで。ナヴァレッテにとって、一日の終わりに血を洗い流すことは精神的に助けになった。すべてが物理的に流れ落ちていくのを見ることで役を置いていくことができ、ぼんやりした気分で眠りについたという。

これから:スタジオ映画、インディーズの自由、そして「カメレオン化」

ナヴァレッテは「一生ホラーをやってもいい」と言いつつ、新たなチャンスが増えた今、さまざまなことに挑戦したいと語る。大規模でワクワクするスタジオ作品もその一つだ。同時に、『オブセッション』が与えてくれたもの、つまりインディペンデント映画の独創性と自由も大好きで、しばらくはそこに身を置くつもりだという。

役のために外見を変えることにも挑戦したい。髪を切ったり染めたりして見た目を変えることだ。ナヴァレッテはこれを「カメレオン化(chameleonizing)」と呼び、Urban Dictionaryに追加してほしいと提案する。

リアーナの教え:自分の顔に似合うものを知る

美容面で影響を受けたものとして、ナヴァレッテはゼンデイヤの『オデュッセイア』のルックを挙げ、目頭を強調するアイメイクを復活させようと提案する。昔から超自然的なルックが好きだが、それはリアーナのようなやり方でのことだ。インパクトがありながら美しく、本人にとって自然なもの。Vogueのこのシリーズの動画で「自分の顔に似合うものを知ること」というアドバイスを聞いたことを思い出し、それを言ったのがリアーナだったと気づく。自分の顔に合うことをしてきた人たちを手本にしたことが助けになったと、ナヴァレッテは語る。

アイライナー、そして『オブセッション』の結末

アイライナーはぼかすのが好みで、実際に目をこすることもよくある。それを引きながら、ナヴァレッテは映画の結末の話に移る。観客が何が起きたのかを推測するのを見るのを楽しんできたという。カリーが、次回作には少女が3件の殺人で起訴されたというニュースを流すテレビが登場すると語ったことに触れ、ナヴァレッテはこれをちょっとしたネタバレだと言う。ナヴァレッテ自身の解釈は、キャラクターは罪を逃れたというもので、主な理由はそう考えたいからだ。また、カリーが結末を解釈の余地がある形で残したことが大好きだとも語る。

ナヴァレッテは身支度中、たいてい2つのものを流している。1つはテレビでトルコや韓国のドラマ。もう1つは音楽で、たいていはリアーナだ。3つ目を挙げかけて言い直す。最近は昔の音楽ではなく、今のバンド、特にガールズバンドをもっと聴くようにしているという。

眉、ブロンザー、そして「少なめ」がうまくいくと学んだこと

メイクアップアーティストから教わった眉のコツは、スクリューブラシで眉を上向きにとかし、その後アイテムを重ねてさらに持ち上げること。ブロンザーは高校時代から使っているもので、もう廃盤になっているのではないかと思っている。自分の本当の肌色のように感じられる唯一のもので、ほかのものはオレンジっぽくなりすぎるのだという。

18歳から21歳頃まで、ナヴァレッテはさまざまな色のアイライナーを試していた。また、ティア(おばたち)のルックも真似した。ブラウンのライナー、柔らかなミルキーカラーのインナーライン、そして良いリップグロスだ。濃いメイクはどうもしっくりこず、それで外出するのが怖かったとも認める。フルメイクをして友達と出かけても、結局全部落としてしまったという。ナヴァレッテはこうした試みを失敗とは捉えていない。その考えでは、「ときどき間抜けに見えないなら、挑戦してないってこと」なのだ。

3つのアイテムで作るリップ

リップは3つのアイテムを混ぜる。まずディオールを少しオーバーラインにのせて、ぼかす。ブラシがなければ、アイテムの角を使っても同じようにうまくいくという。次にMACで上唇と口角を濃くする。ナヴァレッテがブラウン系を好むのは、自分がつけると赤やピンクに見えるからで、それが不思議だという。最後にとても淡い色を重ねると、赤みがすぐに抑えられ、素の唇が透けて見えるようになる。

ペンシルを削りながら、ナヴァレッテは子どもの頃のお気に入りの思い出を語る。母親がメイク用品を削るのを眺めることで、それが「すごくかっこよく」見えたという。

仕上げ:パウダー、ヘア、そして秘密の香水

透明感を出すブライトニングパウダーでデイルックが完成する。ヘアについては、移動が多いのでドライシャンプーが欠かせない。ブラッシングすると自然な油分が毛先まで行き渡るので、そのあと髪にツヤが出るのだとナヴァレッテは付け加える。続いてデオドラント(「脇はタダでは見せないよ」)。香水は明かさない。リアーナだって何をつけているか教えないのだから、というのがその理由だ。

デートナイトのルック

ディナー用に着替えたあと、ナヴァレッテは花のアクセサリーを加え、これを「『プロセスを信じろ』の極み」と呼ぶ。この装いでウェスト・ハリウッドを歩くとしたらどんな曲が流れるかと聞かれ、Apple Cainの「Dustbowl」を挙げる。最後のコツは、露出している肌、特にデコルテにローションを塗ること。そうすると日差しを受けて「ツヤツヤに輝いて」見える。そしてナヴァレッテはディナーへと出かけていく。