「お金で時間を買う」の正体は、不快な時間を快適な時間に置き換えること

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概要

富裕層はお金を払って時間を節約している、とよく言われる。勝間和代はこの話を、周囲の富裕層を見てきた経験からあまり信用していないという。お金を使う人がしているのは時間を買うことではなく、時間の「スワップ」だというのが勝間の立場である。

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時間は減っておらず、質が変わっている

勝間によれば、富裕層に限らずお金を使う人がしているのは、不快な時間を快適な時間に変えることだ。

典型例として勝間が挙げるのが飛行機である。海外へ行くとき、12時間ほどエコノミークラスの狭い座席に詰め込まれていれば不快だ。ビジネスクラスやファーストクラスに乗れば料金は2倍、3倍になるが、横になって寝られるので同じ12時間が快適になる。移動時間そのものは短くならない。お金で買っているのは時間の快適さだ、と勝間は説明する。

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お金を使わずに時間を快適にする工夫

勝間は今50代で、70代や80代になって旅行するころにはエコノミークラスはさすがにつらくなり、ビジネスクラスに乗らざるを得なくなるだろうと考えている。それまではエコノミークラスで頑張るつもりだという。

その頑張り方は、我慢ではなく、エコノミーの時間を快適に変える方法をいろいろ考えることだ。ノイズキャンセリングのヘッドホンはもちろん使い、コンテンツをあらかじめダウンロードしておき、便利なグッズを買い、足や首をどうすれば脱力できるかも工夫しているという。

勝間の考えでは、お金で時間を買わない場合でも、いまいちな時間を良い時間に変えられればそれでよい。普段の生活で不快な時間をできるだけ減らし、快適な時間に切り替えること。それが「時間を買う」ことの正体だと勝間は述べる。

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高級ホテルよりコンテナホテルを選ぶ理由

この考え方は、ホテルの選び方にも表れている。勝間は高級ホテルがあまり好きではないという。チェックインが面倒だからだ。

一方、勝間がよく泊まるコンテナホテル「ザ・ヤード」は、QRコードを見せるだけでチェックインが済む。いちいち書類に書き込む必要もなく、車を部屋の横につければそのまま入れる。どれほど高級なホテルでも、細かく長い接客の時間や、ロビーから客室までの遠い道のりが勝間には嫌な時間だという。だからコンテナホテルに泊まり、不快な時間をやめて快適な時間を買っている。勝間にとっては、値段の高いサービスが必ずしも快適な時間につながるわけではない。

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何にお金を使うべきかの基準として

勝間は、「時間をお金で買う」を「自分にとって不快な時間をなくし、快適な時間に変えること」と捉え直すよう勧める。そう考えると、自分は何にお金を使い、何にお金を使ってはいけないかのイメージが湧くはずだという。

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撮影部屋の変更について

最後に勝間は近況として、撮影場所を変えたことに触れた。孫が生まれ、これまで撮影に使っていた2階の部屋が孫の部屋になった。そこで和室を一度フローリングに整備し、パソコンやキーボードなどを置いて自分の遊び部屋にした。今後はこの部屋でYouTubeを撮っていくつもりだと話している。