クレアチン、AIドクター、睡眠トラッカー:Don't Die ポッドキャスト第1回より
Bryan Johnson翻訳元 English
Don't Die ポッドキャストの第1回は、肩の力を抜いた週1回の座談会形式だ。ブライアン・ジョンソンに加え、Don't Dieの共同創業者ケイト・トロと、主治医のマイク・マリン医師が参加している。ジョンソンによれば、トロとは1日におよそ150回、マリンとは1日に5〜6回やり取りしており、番組の目的は自身のプロトコルを磨き上げていく継続的な取り組みを共有することだという。話題は4つ。内側から見た救急医療の実態と、患者が(ChatGPTも活用しながら)自分の権利を主張する方法、クレアチンの筋肉への効果に疑問を投げかける新たな研究、自分を計測し始めることで身体感覚がどう育つか、そしてアンドレイ・カルパシーによる睡眠トラッカーの個人的な比較だ。
救急外来から「未来志向」の医療へ
エピソードは観葉植物をめぐる雑談から始まる。トロの背景に茂る葉は、実はフェイクのツタだった。マリンは、植物がしおれるまで水をやらないため、家の観葉植物の世話は自分より妻のほうが上手だと白状する。トロは、それこそ救急医の性分だと冗談を飛ばす。植物をトリアージして、死が差し迫ったときにしか対応しないというわけだ。
この冗談から、より真剣な比較へと話が移る。ジョンソンがマリンに、救急部門での1日と自分のプロトコルに取り組む1日を比べるとどうかと尋ねると、マリンは両者は「これ以上ないほど違う」と答える。救急医療を彼は「一日中、壁に頭を打ちつけているようなもの」と表現する。彼の説明では、患者は健康を重んじない文化に起因する問題を抱えてやって来て、病気が進行しきった段階で「治してくれ」と訴える。対照的に、今の仕事は悲惨な傾向を覆そうとするのではなく、20年先を見据えてその人の健康を最適化することだ。救急外来は「自分にはきつかった」と彼は語る。
ジョンソンは、救急外来に来るもののうちどれくらいが予防できたはずかと尋ねる。マリンは最初「少なくとも90%以上」と答え、その後、救急医療に限れば約80%だと修正する。交通事故、虫垂炎、胆嚢の問題、感染症といった急性のイベントは予防が難しい。しかし彼の見立てでは、医療全体を通じて最大の問題は慢性疾患であり、その多くは予防可能だという。
救急医療におけるルーティンと判断
ジョンソンは数年前、5ガロン(約19リットル)のガラス製ウォータージャグを持っていたときにそれが砕け、両手を負傷した経験を振り返る。ガラスで両手が裂け、左手人差し指の腱が切断された。看護師によれば、こうしたけがは1日に1件ほどあり、たいていはスクーター事故によるものだという。その看護師は、前日にスクーター事故で顔にひどいけがを負った17歳の少女の話もしていた。ジョンソンは今や、スクーターに乗る人全員にやめろと言いたい気分だという。救急外来にいる間、彼は自分のけがに対する標準的な処置を調べ、それが19ほどのステップからなる手順として示されているのを見つけた。そこで彼はマリンに、救急の仕事のうちどれくらいがルーティンに沿っていて、どれくらいが医師自身の判断なのかと尋ねた。
マリンは、医療の多くはルーティンであり、確立された診療基準があると言う。「アート」があるのは診断の部分だ。彼は治療経路をあらかじめ決められたディズニーのアトラクションにたとえる。医師の仕事は患者を正しい座席に座らせることだ。ジョンソンのような手の裂傷は簡単で、目をつぶっていても説明できるとマリンは言う。難しいのは、頭痛、腹痛、脱力感やめまいといった漠然とした訴えで、これらは何千もの異なる病態から生じうる。
アメリカとニュージーランド
トロは、アメリカの救急外来はまるで戦場のようで、死にかけているように見える人が診てもらえずにいると感じると言う。ただし、その印象が正しいかどうかはわからないし、自分がより優れていると考えるオーストラリアの制度のもとで暮らしていたのは10年前のことだと付け加える。マリンは、病院によって程度の差はあれ、アメリカの救急外来は混沌としていると同意する。彼はオーストラリアで働いたことはないが、ニュージーランドの救急部門で働いた経験がある。彼が見た最大の違いは、患者数に対する医師と看護師の比率だった。アメリカの通常のシフトでは医師が約30人の患者を診ることもあるのに対し、ニュージーランドではおそらく10人ほどで、同じ時間でおよそ3倍の業務量になる。アメリカでは「火を消しているというより、燃え広がる速度を抑えようとしているだけ」だと彼は言う。重度の外傷や心停止のような重篤な症例には全力で対応する。慢性疾患の患者は、死に瀕していないことを確認したうえで、かかりつけ医のもとへ帰される。
「症状はLLMに放り込め」
トロの母親が最近、目の不調で救急外来を受診した。トロはマリンに、独自の手順を持つシステムの中で、人はどうやって自分の権利を主張すべきかと尋ねる。マリンは、救急医の友人たちに「殺される」と前置きしたうえで答える。彼のアドバイスは、自分の症状を大規模言語モデルに入力し、何が行われるべきかを尋ね、それが確実に行われるようにすることだ。医師は症状をGoogle検索する患者を嫌うことが多いと彼は認める。しかし、システムが壊れているからこそ、こうした能動的な自己主張が重要だと彼は論じる。スタッフは手一杯で、おそらく燃え尽きている。だから受け身の患者は、医師や看護師にとって最も楽な経路に乗せられてしまう。
トロは、これをGoogle検索とは区別する。人間には破局的な方向へ考える認知バイアスがあり、がんのようなまれな結果に固執してしまうので、Google検索に対する偏見はある程度もっともだと彼女は考えている。彼女の経験では、ChatGPTはより妥当で、バランスの取れた答えを返してくれる。おそらくこれ、まれなケースではこれ、という具合だ。マリンは注意点を付け加える。出力の質は入力の質に左右される。自分はどんな質問をすべきか、どんな陽性所見や陰性所見を含めるべきかを知っているが、医学知識のない人が同じくらい良い答えを得られるかはわからない。ChatGPTは標準化された試験で医師を上回る成績を上げているので、「標準的な」状況ではうまく機能するはずだが、「人生が標準的であることはめったにない」と彼は指摘する。
トロは実際に何をしたかを説明する。母親と電話をつないだまま、ChatGPTに自分を患者として扱い、問診を行うよう指示した。ChatGPTは症状について質問し、彼女はおそらく100ほどの質問を母親との間で行き来させた。するとChatGPTは検査と次のステップを提案した。母親は救急外来で眼科医の診察を受けられなかったため、検眼医のもとで検査を受けた。トロによれば、ChatGPTは問題を目の炎症と角膜の傷だと、ほぼ正しく特定していた。母親は現在、トロの認識ではステロイドの点眼薬を使っている。
クレアチン研究
「今週のトピック」は、UNSWによる最近の研究だ。トロがその内容を要約する。標準的な用量であるクレアチン1日5グラムを摂取しても、摂取せずにトレーニングした場合と比べて筋肉の増加は多くならなかった。12週間で、両グループとも同じ量、約2kgの除脂肪筋肉量が増えた。クレアチン群で初期に見られた体重増加は、筋肉ではなく水分の貯留によるものである可能性が高い。ジョンソンは、クレアチンを使うのはジム通いの人だけではないと指摘する。彼はクレアチンを最もよく摂取されているサプリメントの一つ、もしかすると最も一般的なものだと言い、筋肉だけでなく認知面の効果を目的にも使われていると述べる。この研究が測定したのは筋肉だけだった。
マリンは研究デザインを興味深いと感じている。クレアチンを始める古典的な方法は、1日約20グラムを5〜7日間摂取して筋肉を飽和させるローディング期間を設けることだ。クレアチンは体内の水分量を増やすので、その期間中は除脂肪量の測定値が上がる。研究者たちはこれを考慮に入れるため、0日目と7日目に除脂肪体重を測定し、これを「ウォッシュイン」期間と呼んだ。そのうえで初めて12週間の比較を開始し、両グループは同じトレーニングプランに従った。マリンの解釈では、過去の研究で筋肉の増加が見られたのは、この水分の影響を切り分けていなかったからかもしれない。
彼はいくつかの注意点を挙げる。第一に、ウォッシュイン期間が短すぎると彼は考えている。この研究のようにローディング期間なしで1日5グラムを摂取する場合、筋肉が飽和するまでには7日ではなく3〜4週間かかる。第二に、クレアチンが筋肉量を増やすというエビデンスは「実のところ、もともとそれほど強くなかった」と彼は言う。過去の研究でも示されたのはわずかな変化にすぎなかったからだ。彼の見方では、クレアチンについてより強いエビデンスがあるのは、認知機能、骨、筋肉に関わる長寿、代謝の健康、そしてスピードやパワーといったパフォーマンス指標だ。こうしたパフォーマンスへの効果は、主にすでに十分に鍛えられたアスリートに現れるもので、この研究の参加者のようなトレーニング未経験者ではない。したがってマリンによれば、この研究が示しているのは、トレーニング未経験者が妥当な12週間のプログラムに取り組んだ場合、クレアチンの有無で筋肉量に有意な差は出ないということだ。認知、回復、パワーや筋力の出力については何も語っていない。さらに彼は、12週間は短く、鍛えられたアスリートをより長期間追跡すれば差が出るかもしれないと付け加える。
トロは、「科学には明るくない側」の人間として、毎週のように新しい研究が従来のコンセンサスを覆しているように感じられ、それが一般の人を身動きできなくさせかねないと言う。マリンの勧めは、何も変えないことだ。彼によれば、クレアチンはほぼどのサプリメントよりも多くのデータに裏付けられている。データは圧倒的に肯定的で、効果が見られなかった研究はいくつかあるものの、害を示した研究は一つもない。彼は、この研究が注目を集めたのは、否定的な結果のほうを面白がり、定説が覆されたという見出しを好む文化のせいだとしている。エピソードの後半では、この研究の参加者が約60人と「ものすごく少ない」うえ、何十年にもわたる研究と比べられていること、そして新しい知見は新しいというだけで優れていると思われがちであることも指摘している。
クレアチンはどれくらい摂るべきか
ジョンソンは、BlueprintのLongevity Mixには1日2.5グラムが含まれているが、特に高強度のレジスタンストレーニング中には、はるかに多く摂る人も多いと指摘する。彼は、用量をどう選び、効いているかどうかをどう測ればよいのかと尋ねる。マリンは、効果を測るのは難しいと言う。一般的な健康目的であれば、体重に応じて1日あたり体重1kgにつき約0.1gを目安にするという。体重70kgの人ならおよそ7グラムになる。一律に5グラムでは正確でない、と彼は説明する。体の小さい人(女性であることが多い)はもっと少なくてよいかもしれないし、除脂肪量の多い人はもっと必要かもしれないからだ。
食事も関係する。マリンの見積もりでは、おおむね健康的な標準的アメリカ人の食事からはすでに1日1〜2グラムが摂れているので、そうした人は追加で約2.5グラムあれば十分かもしれない。ビーガンや赤身肉をあまり食べない人は摂取量が少なく、少なくともパフォーマンスのためには筋肉の飽和が目標なので、おそらくサプリメントの用量を多めにする必要がある。一つの数字を挙げるなら、平均的な体格で普通の食事をしている人には1日5グラムで十分だと彼は言う。飽和は3〜4週間かけて自然に起こるので、ローディング期間は必要ない。
認知目的の場合は用量が異なる。マリンによれば、脳外傷、睡眠不足、あるいは軽度認知障害や初期の認知症など、代謝需要が高い状況でクレアチンが認知パフォーマンスを改善するというデータはそれなりにある。そうした研究では1日約10〜20グラムが使われていた。彼は、1日最大30グラムを最長5年間摂取しても重大な悪影響はなかったという研究を挙げる。彼の知る限り、余分なクレアチンは単に排出される。
トロはBlueprintに参加したとき5グラムから始めた。現在はLongevity Mixの2.5グラムに半スクープを追加して5グラムにしている。体重約57kgの彼女は、マリンの計算式に照らしてこれがちょうどよいと結論づける。血液検査を用量の目安にできるかと問われると、マリンはあまり役に立たないと答える。腎機能のマーカーであるクレアチニンはサプリメントの摂取によっておそらく上昇し、偽って高値に見えるが、水分状態や腎機能が交絡因子になりうるので、それで用量を判断することはないという。ジョンソンが、この研究を受けてマリン自身のプロトコルはどう変わるのかと尋ねると、彼は「まったく何も」と答える。
ジョンソンは、体重77kgで現在は5グラムを摂っていると言う。そのうち2.5グラムはLongevity Mixからで、10グラムも試している。飛行機に乗るためにたいてい午前3時ごろに起きなければならず、移動日は睡眠が短くなるので、そうした日には認知的にすっきりした感覚が得られるか確かめるために約20グラムを試している。これまでに試したのは2回だけで、まだ違いは感じていない。
トロは、健康版の「渡航情報」のようなものを提案する。ある研究が話題になったとき、中心となる情報源がそれが何を意味するのか、たとえば新しいクレアチン研究を受けて行動を変えるべきではないということと、その理由を説明するというものだ。ジョンソンも同意する。彼が懸念しているのは、こうした見出しが人々の健康意識の片隅に「たしか筋肉にはあまり効かなかったはず」といった略語のような形で沈殿し、やがて定説として固まってしまうことだ。
身体への気づきと、その奇妙な副作用
ジョンソンは、プロトコルを数年続けた結果、自分は身体の状態に非常に敏感になったと言う。自分の心拍数をいつでもかなり正確に推測できるし、受けている数多くの治療を通じて、身体の色、張り、機能を点検することを学んだという。彼はこれを、頭痛がしてもただ押し切っていた、かつての無自覚な自分と対比する。彼の説明によれば、計測と自分の感覚を組み合わせることで細かな直感が育ち、事実上、自分自身がセンサーになるのだという。
マリンはマイナス面を挙げる。彼と妻は最近、ショーに向かう途中でラスベガスのカジノを通り抜け、酒を飲み、タバコを吸い、ピザやコーンドッグを食べている人たちが、どうしてみんなちゃんと立っていられるのかと不思議に思った。自分が同じことをしたら「文字どおり床に倒れている」と彼は言う。いったん健康になると、自分に気を緩めることが許されなくなる。それなのにあの人たちは、目立った腰痛もなく元気にやっているように見える。違う選択をするつもりはないが、この立場は「独特」だと彼は言う。会話の中での答えは、身体は驚くほど適応力が高く、大きな問題を長いあいだ先送りにしたあとで一気に崩れることがある、というものだった。
これは、ジョンソンの脳計測企業Kernelで行われた酩酊に関する研究を思い起こさせる。ジョンソンの説明によれば、参加者はしらふの状態と、低・中・高のレベルの酩酊状態でテストを受けた。低・中レベルでは、人は酔っていないかのように振る舞い、テストにも合格できたが、脳スキャンには脳が補っている機能低下が現れていた。高レベルでは補償が破綻し、行動とスキャンの両方に機能低下が現れた。ジョンソンは2つの教訓を引き出す。認知機能の低下は症状が現れるずっと前から始まっており、だからこそ早期発見が可能だということ。そして脳計測は、自己認識では見落とすものを明らかにできるということだ。マリンはこのたとえを、人は「自覚している以上に酔っている」とまとめ、カジノの客たちも自分で感じている以上に危険に近づいているのかもしれないと言う。
続いてジョンソンは、カリフォルニア州ベニスにある有名なヘルシーレストランで最近開いた、約25人のチームディナーについて語る。部屋のあちこちのテーブルに料理が運ばれてくるのを眺めながら、食べ物や毒素について、そして食べ物がレストランのシステムの中をどう流れていくかについて学んできたことを思うと、「気が気でなかった」という。チームのメンバーは「普通の社会へようこそ」と彼をからかった。自分たちが築いたシステムがその常識からあまりにかけ離れているので、まるで過去にタイムスリップして21世紀初頭の映画を見ているようだったと彼は言う。
プロトコルが効いているとわかるのはいつか
トロは、ジョンソンのプロトコルが本当に効いているかどうかがわかるまでにどれくらいかかるのかと尋ね、老化は70歳前後で崖のように訪れるのかもしれないと示唆する。マリンは、崖の位置は遺伝や生活習慣によって人それぞれだと言う。現時点で最善の方法は、ジョンソンの生物学的年齢と老化速度を追跡することだ。マリンによれば、彼らはジョンソンの老化速度を0.5未満にまで遅らせており、彼はそれを「かなり驚異的」だと言う。しかし本当に「死なない」ためには、このプロセスをさらに遅らせ続けなければならないと彼は言う。いずれかの時点で崖に行き当たるのを避けるには、まだやるべきことがある。
カルパシーの睡眠トラッカー実験
トロは、アンドレイ・カルパシーの投稿を取り上げる。彼は2か月間のn-of-1実験で、Oura、Whoop、Eight Sleep、Appleの4つの睡眠トラッカーを比較した。彼はOuraとWhoopを最上位と評価した。トロが最も興味を引かれたのは彼の結論で、彼女はそれを読み上げる。カルパシーは、ブライアンは基本的に正しく、自分の睡眠スコアは仕事の質と強く相関していると「絶対の確信をもって」言えると書いた。スコアが低いと、主体性も、勇気も、創造性も欠ける。スコアが高いと、14時間働いても時間が過ぎたことにほとんど気づかない。さらに彼は、その効果は一晩の睡眠ではなく、ここ数日の睡眠の蓄積によるものだと付け加えた。一晩眠れなかっただけならたいてい問題ないが、それが数日続くとまずい。トロは、これは自分の経験とも一致すると言う。日常的に睡眠の質が悪い人は、良い睡眠が続くとどんな感じなのかがわからないのだ。
マリンはこの投稿を、計測することの意義を示す証拠として位置づける。客観的なデータは主観的なシグナルを解釈する助けになり、その2つを組み合わせることで、健康について良い判断を下すための知識が築かれる。トロがいつもしているアドバイスは、何の介入もしなくてもまず計測を始め、自分の感覚とデータが示すものとの関係を築き、そのうえで初めて何かを変え始める、というものだ。彼女は、ジョンソンはカルパシーに対して、自分の8か月間の睡眠スコアを超えてみろと挑戦すべきだと冗談を言う。
ジョンソンはカルパシーを、OpenAIの創設メンバーであり、テスラの自動運転プログラムの元AIディレクターだと紹介し、「現代で最も傑出した知性の一人」と呼ぶ。彼はこの投稿を、Braintree Venmoを売却した後の自身の考えと結びつける。彼は、人類は新たな種へと進化しつつある重大な局面にあり、最も重要なのは、その局面を明確に捉えて賢明に行動できるよう、私たち自身の知性を高めることだと結論づけた。それがKernelの動機だった。脳を計測し、目に見えないものを明らかにし、それをAIと組み合わせて、他の方法では不可能な速さで知性を高めるというものだ。ここでいう知性とは、IQだけでなく、感情面の成長、盲点の修正、そして狭く部族的な世界観を避けることも含む。ジョンソンの見方では、カルパシーはAIを通じて知性の未来を築くと同時に、この睡眠実験を通じて自分自身の知性も築いている。「超知能の設計者」が、睡眠とセルフケアを通じて自分の知性に投資することを支持してくれたことは、彼にとって望みうる最高の結果であり、ジャンクフードや飲酒をやめ、夜更かしをやめ、睡眠を優先し、運動し、自分を計測するよう人々に毎日呼びかけてきた努力が報われたように感じられたという。彼は、カルパシーの温かい言葉に深く感謝していると述べる。
フォーマットについての未解決の問い
ホストたちは、このフォーマットがうまくいっているかどうか確信が持てないまま番組を締めくくり、何を変えるべきかコメントしてほしいとリスナーに呼びかける。ジョンソンは、ほかにも6〜7個のトピックを用意していたが取り上げられなかったと言い、その中には現在市販されている胚選別技術も含まれていた。マリンは、ポッドキャストの良し悪しは楽しかったかどうかで測ると言い、その基準で言えば今回は良い回だったと語る。
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