共同口座、1,000ドルの送金、そして2つのお金の文化:ラミット・セティがアレクシスとエドウェンスをコーチング

翻訳元 English

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概要

アレクシス(29歳)とエドウェンス(30歳)は結婚して2年になり、生後10か月の息子がいる。エドウェンスがドミニカ共和国から移住してきたのは、収録の2年足らず前のことだ。アレクシスは応募書類に、パーソナルファイナンスは彼にとって「まったく初めてのもの」で、家計を切り盛りしながら彼に教えているように感じていること、そして「文化の違いのせいで、まるで2つの違う言語を話しているみたい」だと書いていた。さらにこう付け加えている。「彼はいまだに独身男性のように振る舞っていて、それが本当に嫌なんです」

31分で読めます

2人をラミット・セティのもとへ向かわせたきっかけは、共同の銀行口座を開くかどうかをめぐる喧嘩だった。セッションを通じてセティは、口座の問題は症状にすぎないと主張する。彼の見立てでは、本当の問題は、一方のパートナーがすべてを管理し、もう一方は共有のお金を自立の喪失と捉え、どちらも自分に必要なものをはっきり口にしていない結婚生活にある。セッションの途中、彼はセッションを打ち切ることも考えた。

出発点の数字

対話に入る前に、セティは2人の「コンシャス・スペンディング・プラン(CSP)」を確認した。

| 項目 | 金額 | |---|---| | 資産 | 約12,000ドル(車) | | 投資 | 約44,000ドル | | 貯蓄 | 5,500ドル | | 負債 | 約26,000ドル(大半はジープ) | | 純資産 | 約35,400ドル |

支出の内訳は次のとおりだった。

  • 固定費: 71%。セティは望ましい水準より高いと述べた。
  • 投資: 6%。
  • 貯蓄: 12%。
  • 罪悪感のない支出: 11%。

彼は5,500ドルの貯蓄を「かなり少ない、特に赤ちゃんがいるのに」と評した。

共同口座をめぐる喧嘩

アレクシスによると、応募フォームのタブを2週間ほど開いたままにしていたという。送信を決意させたのは、共同口座をめぐるまた別の口論だった。彼女は結婚前からこの話を持ち出していた。夫婦ならお金を共有できるくらい互いを信頼すべきであり、家族を育てるには一緒にその費用を負担することが欠かせない、というのが彼女の考えだ。エドウェンスは一貫して反対してきた。

セティは2人に、直近の口論を再現するよう求めた。

  • アレクシス:「共同の銀行口座を持たないなら、結婚していたくない」
  • エドウェンス:「請求書が支払われているなら」、口座が別々でも問題ないはずだ。
  • アレクシス: それぞれ自分の口座を持ち続けたうえで、共同口座も持てばいい。
  • エドウェンス: それぞれが個人の貯蓄を持ち、それに加えて将来のための共有の貯蓄を持てばいいのでは。「これまでずっとそうしてきた」

2人の現在の仕組みは単純だ。給料はそれぞれ別の口座に振り込まれる。エドウェンスは毎月、Cash Appで一律1,000ドルをアレクシスに送り、彼女が請求書の支払いと貯蓄を担う。アレクシスによれば、問題は1,000ドルでは足りないことがあり、それに対する彼の反応が要するに「なんとかやりくりしろ」だという点だ。

エドウェンスは自分の立場を、職歴を通じて説明した。アメリカでの最初の仕事はターゲットだった。彼は自分の貢献が彼女より少ないと感じ、稼ぎの約半分を渡していた。それでも足りなかったが、彼女はそのことを持ち出さなかった。ところが、彼が給料のいい仕事に就くと、彼女は突然共同口座を提案した。彼はそれを疑いの表れだと受け取った。彼が変わってしまう、お金を無駄遣いする、あるいは全部を故郷に送ってしまう、と彼女が思っているのだと。彼女自身、まさにそうしたことが不安だと彼に言ったという。彼の答えは、稼ぎが少なかったときも自分は変わらなかったし、稼ぎが増えた今こそ「自分がどういう人間かを見せる」チャンスだ、というものだった。

アレクシスは、こうした口論の最中には気持ちが離れてしまうと話した。彼は、自分の稼ぎが少なかった頃に彼女が多くを求めなかったという考えにとらわれている、と彼女は考えている。彼女からすれば、今求めているのは、彼が実際に貢献できるようになったからだ。エドウェンスは、そんなに共同口座が欲しいなら、1,000ドルの一部を貯蓄に回せばいいと提案した。

セティはこの対立を次のように読み解いた。アレクシスは2人を1つの単位にしたいと考え、エドウェンスは自分自身を失いたくないと考えている。彼はどちらの言い分も理解できると述べた。しかし、一方が決まった額を送り、もう一方が残りをどうにかするという取り決めについては、「計画ではない」「協力ではない」と断じ、長期的な恨みの源になると指摘した。

文化、離婚の脅し、そして古いストーリー抜きで聞くこと

セティは、文化の違いについて話し合ったことがあるかと尋ねた。2人は子育て、お金、家族の価値観を挙げた。彼は、食べ物や自由時間の過ごし方など、ほかにも数え切れないほどあるはずだと反論し、夫婦が文化の違いについて話し合うかどうかということ自体が、文化的なものなのかもしれないと示唆した。

お金についての見方が違ったままだとどうなるかと問われると、アレクシスは「恨み、もしかしたら別居」、あるいは「並行して営まれる別々の人生」と答えた。エドウェンスが最も傷ついたのは、彼女が口座の問題を結婚を続けたいかどうかに結びつけたことだという。彼としては、「予算をもっとちゃんと立てよう、貯蓄をもっとちゃんとしよう、それから共同口座に取り組もう」というような言い方をしてほしかった。

アレクシスは、お金の話を持ち出すたびに彼が心を閉ざすと返した。彼女は、毎週金曜日の給料とその配分を記録していたノートのことを彼に思い出させ、同じことをしてほしいと頼んでいたと話した。彼は一度もやらなかった。「あなたの給料がどこに行っているのか、まったくわからない」と彼女は言った。エドウェンスが、あまり稼いでいなかったし職場で食べ物にたくさん使っていたと説明し始めると、セティはそれを遮った。「エドウェンス、それは言い訳です」。彼は、2人とも自分についてのストーリーを繰り返しているだけだと言い、それを続けたいのか、それとも一緒に何かを築きたいのかと尋ねた。2人とも、何かを築きたいと答えた。

セティはそれから、相手が実際に言ったことに対してそれぞれ応答するよう促した。

  • アレクシスは、主張を通そうとして「行き過ぎてしまう」ことがあると認め、お金の口論で離婚を持ち出したことを謝り、もう二度としないと言った。
  • エドウェンスは最初、彼女の要求を、彼のお金の使い方を知りたがっているのだと受け取った。セティは、それは誰かに監視されているというエドウェンス自身のストーリーだと言い、それが「顔にはっきり書いてある」と指摘した。アレクシスが実際に言っていたのは情報が欲しいということだ、とエドウェンスは結論づけた。それを提供できるよう努力できると彼は言った。

セティはこれを「結婚の基本」と呼んだ。2人の家計は何も変わっていないが、頭の中で作り上げた相手像と言い争うのをやめたのだ。

「つまり、ずっと彼女が正しかったってことですか?」

セティは、エドウェンスがお金を一緒にするような状況はあるかと尋ねた。エドウェンスは、家族のためなら、あるいは事業を始めるといった将来の目標のためなら一緒にすると答えた。セティは、2人はすでに赤ちゃんのいる家族だと指摘した。エドウェンスは、自分はもう一緒にしているつもりだったと言った。そして、実際にはどうやるのかと尋ねた。

セティは典型的なやり方を説明した。

  • 夫婦は、両者の給料の全額または大部分を1つの共同当座預金口座に入れる。多くの場合、それと並行して共同の貯蓄口座も持つ。
  • 家賃や住宅ローン、食料品、保育料、外食は共同口座から支払う。
  • 「私の本を読んだ」夫婦は、個人口座も持ち、毎月そこに少なめの額を入れて、趣味やセルフケアに「何も聞かずに」使えるようにしている。

エドウェンスは「つまり、ずっと彼女が正しかったってことですか?」と応じ、そうできると同意した。セティは、これを見ている女性全員があなたを「殺したく」なるだろうと言った。また、「別の男」が言わなければならなかったことにも困惑していた。エドウェンスが共有の貯蓄と共同口座の違いは何かと尋ねると、セティは、アレクシスがすでにその答えを出していたと指摘した。貯蓄は貯めるためのもの、共同口座は支出と請求書の支払いのためのものだ。エドウェンスは、彼女の説明に一度も応えたことがなかったと認めた。

クレジットカードをめぐる言い争い

アレクシスのお金の扱いを信頼しているかと問われると、エドウェンスは、信頼している、彼女は得意だ、でも100%ではないと答えた。彼女は物を買うのが好きで、特に旅行先ではクレジットカードを使うという。彼のルールは、お金がないならカードに手を出すべきではなく、カードは大きな買い物のためのもので、靴やドレスのためではない、というものだ。

アレクシスによると、残高は現在約1,000ドルで、約1,500ドルを超えたことは一度もない。彼女は支払い、使い、また支払う。通常は1か月以内だ。彼女はこれを、クレジットの捉え方における2人の文化的な違いの典型例だと考えている。彼女にとっては、お金があるなら、カードで買ってキャッシュバックを得て、返済すればコストはゼロだ。エドウェンスは彼女のカードの家族会員で、残高を見ては「取り乱す」。彼女がすでにそれを払うお金を持っていることを知らないのだ。エドウェンスは、アメリカではカードで信用履歴が築けることは理解していると言った。何が問題なのかと追及されると、「その話はしたくない」と答えた。

セティは自分の習慣を説明した。彼はガム1つから国際線の航空券まで、あらゆるものをクレジットカードで払い、借金を持ち越すことは一度もない。理由は3つだという。

  1. 利便性。
  2. 保護: 何か問題があれば、電話して返金を受けられる。
  3. 記録: すべての支出が1か所にまとまる。

エドウェンスは、セティの本でそれを読んだが「ピンとこなかった」と言った。セティ本人が繰り返すのを聞いて、取り組んでみるかもしれないと言った。セティは、同じ本を読み、同じことを何度も彼に伝えてきたアレクシスにとって、それがどれほどもどかしいことかを指摘した。

エドウェンスはそれから根っこにあるものを説明した。故郷でクレジットカードの借金にひどく苦しみ、それがずっと心に残っているのだという。セティは理解できると言いつつ、「若い頃にこういうことがあったから、その話はしたくない」は、結婚して子どもがいる人間には通用しないと述べた。ナレーションでセティは、エドウェンスのやり方がいかに一方的に感じられるかにもどかしさを覚えたと語った。同時に、文化の間を行き来するのは大変なことなので、エドウェンスには寛容でありたいとも述べ、自分はその文化の専門家ではないため、その振る舞いのどこまでがドミニカの文化によるもので、どこまでがエドウェンス自身によるものかはわからないと語った。

「あなたは私が聞きたいことを言っているだけだ」

セティはそれから、エドウェンスのあっさりとした同意を信じていないと言った。何年も抵抗してきたのに、セティのたった2文で考えが変わったというのか。エドウェンスは、貯蓄と共同口座の違いがわかっていなかっただけで、自分にとってはそれほど重要に思えなかったのだと言った。セティは「でも、彼女にとっては重要だった」と返した。

セティはニューヨークで独身だった頃の話をした。友人たちが真剣な交際を始めると、もう何でも好きなようにはできないという感覚について話していたという。エドウェンスは「閉じ込められた」「許可を求める」という言葉を補った。セティはその言葉づかいに注目し、エドウェンスもそう感じていたのかと尋ねた。エドウェンスは、感じていたが、今は違うと答えた。セティの立場は、結婚したパートナー同士でもある程度の自立や趣味は持てるが、「結婚が最優先」であり、「自分にとっては大したことではなかった」というのは独身男性の捉え方だ、というものだった。完全に考え方を調整し直さなければならない、「さもなければ、この対話は終わりにするしかない」と彼は言った。

エドウェンスはアレクシスに、これまで彼女の話を聞かなかったこと、そして「わざわざここまで来て別の人の話を聞く」ことになったことを謝った。

家の目標、そして1人で作ったCSP

アレクシスの応募書類では、2〜3年以内に家を買うための手助けを求めていた。同じ方向を向けなければ、「一生賃貸で終わるかもしれない」と感じると彼女は書いていた。賃貸にもメリットがあることはわかっていると彼女は言う。しかし新米の母親として、裏庭や白い柵、そしてもしかしたら生まれる2人目の子どものためのスペースが欲しく、広さと賃貸を結びつけて想像することができない。エドウェンスも物件情報を眺めていると言った。

CSPを一緒に記入してみてどうだったかと問われると、アレクシスは一緒にはやっていないと答えた。彼が答えてくれなかったので、彼女が1人で記入し、彼の欄は推測で埋めた。請求書を払っているので数字はすでにわかっていたのだという。最初は、自分は「仕切りたがり」だから気にしていないと言った。しかし問い詰められると、もどかしかったと認めた。

セティは、なぜそのもどかしさを認めようとしないのかと尋ねた。彼女は、エドウェンスに罪悪感を持たせたくなかったと答えた。稼ぎ手であることが彼にとって大事だと彼女は考えていて、たとえ実際に作業をしているのが陰で自分であっても、それを後押ししたいのだという。エドウェンスは、2人の収入は今ではおよそ45対55だと言った。そして、セティが異例なほど正直だと評した言葉を口にした。「彼女がやってきたことに、自分はそれほど価値を置いていないんです」。彼女がやめたら自分がやらなければならなくなるし、単に彼女がやるほうが楽なのだと彼は言った。

これを聞いて、アレクシスは目に見えて苛立った。以前、請求書の支払いをやめたことがあるが、彼は引き受けなかった。支払いは遅れ、結局彼女が払うことになった。「あなたは気にしていないように感じる」

セティ、セッションを打ち切りかける

セティは2人の関係性を親と子のようだと表現した。アレクシスは問題を解決し、アメリカのお金の仕組みを説明する。エドウェンスは抵抗する。その一因は文化であり、セティはそれを尊重すると述べたが、「聞こうとしない姿勢」もある。そしてアレクシスは、稼ぎ手としての彼の役割を守るために自分の負担を小さく見せ、彼をなだめる。セティは、この仕組みは2人にとって「機能している」と言った。請求書は支払われ、彼は罪悪感を覚えず、故郷に送金もできる。「機能しなくなるまでは機能する」。その問題に向き合う代わりに、2人は家を買うことに決めたのだと彼は言った。うまくいっていない夫婦が子どもを作ることに決めるのと同じように。アレクシスはその指摘に「ぞっとする」と言った。

セティは、2人とも物分かりが良すぎることを懸念していると述べた。人は何にでも同意するとき、特に深く根づいた信念について同意するとき、その場を離れた途端に元に戻りがちだ。彼は2人に、まだ話し合うべき数字があり、それは2人とも居心地が悪くなるものだと伝えた。そして、続けるかどうかを決めるために、5分間外を歩いてくるよう2人を送り出した。

ナレーションでセティは、質問するたびに新たな層が現れるので、本気でこの回を打ち切ることを考えていたと語った。2人を外に送り出したことを、2人が自分に渡した「手綱を返す」ことだと表現した。「私は誰かを救うためにここにいるわけではない」。彼は、エドウェンスのパターンを、居心地の悪さを消すためにすぐに同意することだと名指しした。アレクシスのパターンは、自分に必要なものを一度もはっきり言わないまま、彼を説得しようとメッセージを和らげることだと名指しした。

2人は戻ってきて、「腹をくくった」と言った。アレクシスは、昔の口論を掘り返すのがこれほど大変だとは思っていなかったと言った。エドウェンスは、家族のために状況を良くしようとここに来たのだと言った。

本当の収入

セティはエドウェンスに、CSPに記載された月々の世帯合計の額面収入を読み上げるよう求めた。10,251ドルだ。エドウェンスは、世帯収入は年に約80,000ドルだと思っていたと言った。セティは「50%」とつぶやき、パートナーの一方が世帯収入を知らないケースがどれほど多いかという自分の統計を裏付けてくれたことに礼を言った。

その後、10,251ドルはアレクシスの額面収入だけだということが判明した。エドウェンスが来る前に給与明細を確認していなかったため、彼の収入はシートに載っていなかったのだ。セティは、エドウェンスがこの程度の突っ込みで済んでいるのは「運がいい」と言い、給与明細を出すことは今日いちばん簡単なことのはずだと言った。

手取り額(アレクシスが月約6,000ドル、エドウェンスが月約4,000ドル)から計算して、セティは2人の世帯の額面収入を年に約150,000〜160,000ドルと見積もった。エドウェンスが想定していた額のおそらく倍だ。エドウェンスの反応は「お金はどこに行ったんだ?」だった。自分は怒るだろう、彼女にではなく、自分自身に、と彼は言った。セティの説明は、それぞれのパートナーが自分の口座しか見ておらず、全体を見渡せる視点がないから、というものだった。

セティは、アレクシスがCSPの余白に書いたメモも読み上げた。その1つには、エドウェンスは「エゴのために」家計を一緒にすることを拒んでいて、「ドミニカの基準では大金を稼いでいるから、すっかりのんびりしている」と書かれていた。イエスかノーかで答えるよう迫られると、エドウェンスは確かに「すっかりのんびりしている」と認めた。

CSPは2人について何を物語っているかと問われると、アレクシスは「バランス」と答えた。エドウェンスは、食べ物、服、靴への自分の支出について話した。セティは、この部屋には2人のエドウェンスがいる、「独身の男と既婚の男」だと言い、既婚のほうとだけ話したいと言った。

1項目ずつ見直す

セティは2人の固定費を順に見ていった。

  • 家賃:1,875ドル。 額面収入の約12%で、セティは「素晴らしい」と評した。引っ越さないようにと言った。エドウェンスは裕福だとは感じないと言った。セティは、感覚は数字とかけ離れていることが多いと返し、ぎりぎりの生活だと言い張る億万長者たちを例に挙げた。
  • 光熱費と保険: 光熱費175ドル、健康保険1,043ドル。
  • 車のローン: ジープは金利約7%の7年ローンで、月約477ドル。セティは「ぼったくられた」と言ったが、仕方がないとした。
  • 赤ちゃん: おむつ、服、保育料を含めて月約1,600〜1,700ドル。
  • 食料品: 400ドルから600ドルに修正。固定費は71%から74%に上昇。
  • 服: 上方修正され、最初は500ドル、最終的に400ドルに落ち着いた。固定費はさらに上昇。
  • 携帯電話: アレクシスはVisibleの5年間のキャンペーンで月15ドルを払っている。
  • サブスクリプション: 40ドルのまま。
  • 雑費: 標準の15%のバッファで、月約960〜1,000ドル。

修正後、固定費は約77%となり、罪悪感のない支出に回せるのは月わずか438ドルになった。2人が明らかにこれを超えて使っていることは明白だった。アレクシスは、時々貯蓄を取り崩していると認めた。

セティは、家賃が非常に安いと通常は固定費全体も低くなるが、ここでは他の支出、特に避けられない保育料がそれを吸収してしまっていると指摘した。貯蓄については、12%は良いが、2人の収入なら15%でもいいと述べた。投資については、6%は低い。アレクシスはかつて、2人は100万ドル近くを持って引退できると試算していたが、2人ともそれでは足りないという点で一致した。彼女によれば、2人は老後について一度も話したことがなく、エドウェンスに401(k)を開設させるだけでもかなりの説明が必要だったという。

その他の項目:

  • 投資: アレクシスのRoth IRAと住宅資金を賄う課税口座に月400ドル、さらに長期の緊急資金に600ドル。
  • 仕送り: エドウェンスは2週間ごとにドミニカ共和国へ200ドルを送っている。現地にいるもう1人の息子が何かを必要とするときは260ドルになることもある。アレクシスは、これは最初から譲れないことであり、請求書と同じように扱っていると言った。

エドウェンスは、お金を一緒にすると彼女が自分の個人的な貯蓄や仕送りを細かく調べるようになるのではないかと心配していたことを認めた。その不安は、彼の収入が上がり、彼女の反応が彼の変化を疑っているように感じられたときに表面化したものだった。彼は収入の増加を試練と捉えていた。ここで自分を証明するのだと。セティは、もし自分のパートナーがずっと多く稼ぐようになったら、自分は喜び、それからその一部を家族に回すことについて話し合うだろうと言った。「自分が悪い人間じゃないことを証明してみせる」という捉え方は、「高収入の家族にはそぐわない」と彼は言った。

親の喧嘩を繰り返す

エドウェンスによると、画家の父と、髪の編み込みの仕事をしていた母は、お金のことで絶えず喧嘩していた。父はお金が足りないとこぼしていた。2人は約38〜40年経った今も一緒にいて、今も喧嘩している。最近、確定申告の時期に、エドウェンスは両親の家の請求書を払うためにアレクシスから1,000ドルを借りた。電話で両親がそのことで泣くのを聞かずに済むようにするためだった。アレクシスとはいつからお金のことで喧嘩しているのかと問われると、付き合い始めた頃からだと答えた。

セティは、2人が40年間お金のことで喧嘩し続ける姿が容易に想像できると言った(「ちょっと、縁起でもないこと言わないで」と一方が返した)。それを防ぐための変化を2人は何もしていないと彼は言った。それどころか、エドウェンスの収入が上がるにつれて2人の家計はさらに離れていっており、それは「時間とともに複利的に膨らむ」。

エドウェンスは、自分が見てきた故郷の規範を説明した。男性が主に稼ぎ、妻が働くことを許さない男性も多い。自分は、彼女のもとにお金を持って帰るようなことをしようとしてきたのだと彼は言った。アレクシスは、この取り決めは意図的に形作られる機会が一度もなかったと言った。最初の2年間は遠距離で、彼女がドミニカ共和国まで飛んでいた。彼が婚約者としてビザでアメリカに来たときは、法的に働けなかったため、彼女がすべてを管理した。結婚後も、2人はそれまでのやり方をただ続けただけだった。セティは、これはよくあることで、夫婦はどの習慣を取り入れるかを選ぶことができると言った。

ナレーションでセティは、2人の高い収入と低い住居費には希望を感じると語った。彼が懸念しているのは2人の話し方だ。2人はいまだに自分たちを個人として見ていて、「突っつき合う」。2つの文化の橋渡しには時間とたくさんの対話が必要だと彼は述べた。

基準、結果、そしてアレクシスの駆け引き

基準を設けたことはあるかと問われ、アレクシスは一度セラピーを強く求めたことがあると答えた。それは2〜3か月続いて途切れた。彼女は、自分は一貫性がなく、自分が守れない基準を彼に求めるのは偽善的に感じると言った。

セティは、2人のCSPは赤ちゃんのいる夫婦としては実際のところ見事なもので、2人は一緒に「オールを漕ぎ始める」ところまで来ているのに、何度も脱線していると言った。エドウェンスは、セティは自分たちにできると思うかと尋ねた。セティはできると答えた。アレクシスは「前にもこういうことがあった」と言った。ファイナンシャルアドバイザー、従業員支援プログラムのセッション、コーチング、本、数字の試算。どれも長続きする習慣にはならなかった。彼女は、状況が変わるとは思えないと認めた。

セティは2人のそれぞれの役割を名指しした。

  • エドウェンスは、自分が何を変える必要があるのかを問う代わりに、別の男性からのお墨付きを求めた。
  • アレクシスは、変化が可能だと信じておらず、セティは彼女を説得するのは自分の仕事ではないと言った。

アレクシスがクレジットカードの使用を控えると申し出ると、セティは異議を唱えた。エドウェンスのクレジットカードに対する見方が間違っているとわかっているのに、なぜ譲歩するのか。すると彼女は自分の戦略を説明した。自分にとって金銭的に筋が通らないことでも彼をなだめておけば、後で請求書の支払いや何かの決定のためにお金が必要なときに、彼の同意を得られるのではないかと期待しているのだという。彼女はそれを「操作的」だと言った。セティは、最悪なのはそれがうまくいってすらいないことだと言った。

彼は、なぜ配偶者が相手にお金を求めなければならないのかと疑問を呈した。アレクシスは、結婚すればそうしなくて済むと思っていたと言った。セティの代案は、懇願するのではなく期待を明確にすることだった。彼は自分の妻にどう向き合ったかを説明した。計画の95%は変えてもかまわないが、毎月の貯蓄、投資、各パートナーが自分の口座を持つことなど、譲れない点がある、と。アレクシスはその口調を「率直……融通の余地がない。お願いしているんじゃない」と表現した。

電気代の話が再び持ち上がった。アレクシスが旅行中、エドウェンスに支払いを頼んだ。彼は払わず、支払いは遅れ、彼女が戻ってから払った。セティは、エドウェンスは面倒な作業を免れたのだから、それはまったく結果になっていないと言った。アレクシスは、結果を設定するのは「すごく母親っぽく感じる」と言った。セティは、給料日から給料日までの綱渡りの生活をしていること、お金の喧嘩が2人の親密さを壊していることについて書かれた彼女の応募書類の一節を読み上げ、親のような存在であることほど親密さを壊すものがあるだろうかと問いかけた。

エドウェンスは、怒りともどかしさを感じているが、そのおかげで変わりたいと思えると言った。別の男性の話を聞くことで家庭でより良い人間になれるなら、それを後押しとして受け止めると言った。

セティの率直なフィードバック

2人の許可を得て、セティは歯に衣着せずに語った。彼はエドウェンスが経験してきたことに敬意を示した。移住、遠距離恋愛、働けなかった時期、ターゲット、そしてずっと条件のいい仕事。アレクシスが支えるためにしてきたことにも敬意を示した。しかし、生後10か月の子どもがいる今、「そろそろしっかり固めるべき時だ」。彼は、アレクシスは「思春期の息子」の母親役を演じていると言った。エドウェンスには変わる理由がない。請求書が未払いになれば、彼女が対処するからだ。セティは、10年後も2人は同じ場所にいて、エドウェンスの両親と同じサイクルにいるだろうと予測した。

彼の処方箋は次のとおりだ。

  1. アレクシスは修復するのをやめ、期待を明確にし始める。 両者の収入が入る共同口座を作り、「『Money for Couples』に書いてあるとおりに」請求書と貯蓄はそこから払い、各自の個人口座にいくらかのお金を入れ、貯蓄率を決める。彼女は話し合いには開かれた姿勢を保つ。
  2. エドウェンスが実行しなかった場合の結果をアレクシスが決める。 たとえば、請求書の支払期限を過ぎさせることに彼女は同意した。セティは、最終的には電気が止められることもありうると付け加えた。
  3. すぐにお金を一緒にし、タスクの担当を分ける。 セティは、彼女がすべてを背負い込むことは、実際にはエドウェンスの力を奪っていると言った。

アレクシスは、いちばん難しいのは「彼を彼自身から救うことはできない」と受け入れることだと言った。エドウェンスは、50対50になりたい、請求書の払い方を学びたいと言った。アレクシスは、それこそ自分が望んでいたすべてだ、負担の半分を担うパートナーが欲しかったのだと言った。

アレクシスの過去と、自分に寛容になること

アレクシスは、最近になってようやくお金にまつわるトラウマだと気づいたものについて語った。

  • もともとは父が稼ぎ手で、母は家にいた。父は友人や家族にお金を渡し、旅行の費用を出していた。
  • その後、母は父がある団体を通じてお金を流していたことを知った。訴訟になり、信頼は壊れた。
  • 母が稼ぎ手になり、父に向かって「あなたは男じゃない」と繰り返し言った。アレクシスの高校時代に父が職を失ったとき、そして後に開心術を受けて働くのをやめたとき、母は恨みを抱きながらすべてを引き受けた。
  • 両親は現在、不貞も絡んだ「本当にひどい」離婚の最中で、お金の問題が「いつも水面下でくすぶっている」。
  • 母が彼女に与える助言は、男のせいで信用情報を傷つけてはいけない、彼が払わないなら自分が出ていけ、というものだ。

彼女のカップルセッションは自分の個人セラピストとのもので、主に子育てに焦点を当てていた。アレクシス自身もセラピストで、自分は偽善者のように感じると言った。セティは、自分も偽善的だったことがあると言った。『Money for Couples』を執筆している間、妻とのお金のミーティングが滞ったのだ。仕事ならそんなふうに手を抜くことは絶対にないはずだと妻に指摘され、彼は1週間以内にそれを立て直した。違いは、自分はそうした主導権を取らないことだ、とアレクシスは言った。

セティが、最初のステップは自分に寛容になることかもしれないと提案すると、彼女はその言葉はセラピーでいつも聞いていると言った。そして涙ぐんだ。母親や家族から寛容に扱われることはなく、自分では守れない期待を抱え、「世代の呪いを断ち切る」と何度も決意しては呪われていると感じてしまう、それを息子には味わわせたくない、と彼女は語った。

セティは、彼女はすでにいくつものステップを踏んでいると指摘した。飛行機に乗り、難しい対話に最後まで向き合い、休憩後に戻ってきた。彼は、彼女を引き戻す家族との接触を制限し、そうした面ではエドウェンスに支えを求めることを提案した。そうした親族の話が出たとき、エドウェンスは大げさに耳をふさいでみせたばかりで、セティはそれを良い本能だと受け止めた。その代わり、エドウェンスはお金のことで彼女を頼る。セティはまた、喧嘩が起きる前から定期的にセラピーを受けること、定例のお金のミーティングを持つこと、そして2人とも何十年も喧嘩する親を見て育ったことから、健全な関係のモデルを探すことを勧めた。

計画を立て直す

セティの最初の提案は、家の購入を保留にすることだった。同等の家なら少なくとも家賃の2倍か3倍はかかるし、「家賃でお金を無駄にしているわけではない」。2人の5,000ドルの貯蓄は、約7,000ドルの固定費の1か月分すら賄えない。

彼が提案したマイルストーンは次のとおりだ。

  • 『Money for Couples』を一緒に読む。
  • 6か月分の緊急資金を作る。
  • 毎月クレジットカードを全額返済する世帯になる。
  • より積極的に投資する。

それらを達成して初めて、家の購入を再検討する。

エドウェンスは、2人が2,500〜3,000ドルのもっと広いアパートを探していたことを明かした。2,500ドルだと固定費は84%に跳ね上がった。セティは、契約する前に払えないとわかったことを喜ぶべきだと言い、今のアパートを月1,000ドル以上の価値がある贈り物だと考えるべきだと言った。アレクシスはそれを「受け入れがたい現実」と呼んだ。

画面上で2人が行った変更:

  • 個人的な支出: 400ドルから100ドルに削減し、固定費は74%に。
  • 健康保険: アレクシスがもっと安い保険を探す。セティは月100ドル節約できれば意味があると言ったが、数字は変えなかった。
  • 雑費: 960ドルから200ドルに削減し、固定費は66%に。使わなかった分は、タイヤのパンクのような緊急時のための貯蓄に回す。
  • 服: 「ラミット・セティは時に厳しいから」という理由で各自50ドルに削減し、その後、固定費からはゼロにして罪悪感のない支出に移した。
  • 赤ちゃん: そのまま。
  • 529プラン: 月200ドルをゼロに削減。セティは、赤ちゃんにはまだ時間があり、2人は老後資金が足りていないと言った。
  • 旅行: 赤ちゃんを家族に会わせるために来年予定している旅行は残した。
  • 仕送り: ドミニカ共和国への400ドルを固定費に分類し直し、固定費は69%に。

これで月約2,000ドル、つまり19%が罪悪感のない支出として残った。セティは通常20〜35%を推奨しているが、2人の貯蓄と老後資金の不足を考えると、ここではもっと低くすべきだと言った。2人はそれから、

  • 貯蓄を満額の月1,000ドルに引き上げ、
  • 投資に月500ドルを追加し(これで投資は9%に)、
  • さらに貯蓄と投資にそれぞれ100ドルずつ追加して、罪悪感のない支出を約800ドルまで下げた。

セティは、3か月後には貯蓄が約4,000ドル近く、投資が約3,000ドル増えると試算した。ここまで積極的にする必要はないとも言った。続けられないとわかったら、あきらめるのではなく、緩めることについて話し合うのが正しい対応だ、と。

アレクシスは、全国各地に訪ねたい友人がいると言った。セティは、一生世捨て人のように暮らす必要はないと言った。彼は、家を買うという2人が掲げた目標は「5秒で」実現不可能だとわかったと指摘し、成功できる現実的な計画を立てることこそが、2人が育つ中で受け取ってきたメッセージを変える方法だと論じた。

2人が得たもの、そしてその後

エドウェンスがいちばん驚いたのは、3か月後の試算だったという。アレクシスは、赤ちゃんのために追いつかなければという「不安のループ」の中を走り続けていたが、自分には一生の時間があるのだと気づいたと言った。エドウェンスは、背中から岩が下りたような気分だと言った。アレクシスは、彼がやり残したことをいつも自分が引き継ぐことで、どれほど彼の習慣を強化してきたかが今はわかる、自分も変わらなければならないと言った。エドウェンスは、口座を一緒にすると確約した。

収録直後のフォローアップ動画で:

  • エドウェンスは、いちばん驚いたのは妻が感情をあらわにするのを見たことだと語った。今ではクレジットカードの正しい使い方がわかったと言い、2人はこれから共同口座を開き、カップルセラピーを始めるところだと話した。
  • アレクシスは、セティのおかげで自分がどれほど「ママ役を演じて」いたかに気づかされたと語った。自分の譲れないことをはっきり伝えるつもりで、旅行を控えることについては、彼女の言葉で言えば「心の中で泣いている」という。

約1か月半後、2人は次のように報告した。

  • 浮き沈みはあったが、それぞれのお金にまつわる過去や、お金に関してどのように子育てしたいかについて話し合った。
  • 今では毎週火曜日にお金のミーティングを開き、セラピーにも通っている。
  • 共同の当座預金口座と貯蓄口座を開設し、一部の領域で家計を一緒にしたが、それぞれいくらかの自立は保ちたいと考えている。
  • 貯蓄は約5,000ドルになったと報告した。アレクシスは、お金を一緒にしたことで目標に早く近づけるようになったと言い、「ずっとそう言ってきたのに」と付け加えた。
  • 緊急資金を優先するため、大きな旅行は見送っている。

セティの締めくくりの感想は、2人とも親が喧嘩するのを見て育ち、それ以外の結婚のあり方を一度も見たことがなかったのかもしれない、というものだった。彼の考えでは、2人に今必要なのは、そうしたパターンを捨て去ることだけでなく、生後10か月の子どもがいるのに家計が別々なのは普通ではないこと、そしてパートナーに不安や過ちを打ち明けることこそが普通なのだと示してくれる人たちの中に身を置くことだ。