寝返りの多さは寝姿勢から。睡眠改善の専門家が語る寝具選び、カップルの寝室、眠りに入る習慣
新R25チャンネル睡眠改善を専門とする小林麻利子氏が、スタジオのベッドに横になった聞き手の渡辺氏を前に、寝姿勢と寝具の選び方、カップルが同じベッドで寝ることの問題、寝つくための習慣を実演しながら説明した。渡辺氏は寝相が悪く、寝つきにも悩んでいる。小林氏の立場は一貫しており、深く眠るには体が安定する姿勢を寝具で作り、寝る瞬間は「寝よう」と考えずに体を緩める行動をとるべきだというものだ。
手のひらの向きと、合っていない寝具が生む「く」の字
実演は手の置き方から始まった。小林氏によると、リラックスするには手の甲ではなく手のひらを上に向けるのがよい。手のひらを下にした置き方も「それでもいい」が、力が入りやすくなるという。
続いて小林氏は、スタジオの寝具が渡辺氏に合っていないと指摘した。枕はもともと首の隙間を埋めるための道具だが、この場合は枕以前にマットレスが問題だという。お尻が深く沈み込んで体が「く」の字になり、頭が上がった状態になっている。小林氏はこの姿勢を、寝苦しく、おそらくいびきもかくだろう状況だと見立てた。
仰向けか横向きかより、寝始めの姿勢が安定しているか
渡辺氏は、朝起きると頭が寝たときと反対側にあることが多く、仰向けでは眠れず、いつも横向きで寝ていると打ち明けた。仰向けと横向きのどちらがよいのかという質問に、小林氏は、人は一晩に23回ほど寝返りを打つのでどちらの姿勢も実際にとっていると答えた。そのうえで重要なのは寝始めの姿勢であり、寝姿勢が安定していることだと分かっているという。
横向きが好きならそれで構わない、と小林氏は言う。寝る姿勢は幼少期からの癖であることが多く、仰向けの人に横向きにしようと言っても変えられるものではないため、変える必要はないという考えだ。
抱き枕で接地面を増やす
横向きで寝るなら抱き枕を使うべきだと小林氏は勧める。膝の間に挟んで両膝をそろえ、さらに腕の側にももう一つ抱えるものがあるとよい。実際に渡辺氏がクッションを挟むと、何も入れないときより「圧倒的に」安定すると本人も感じた。挟まない状態では体がぐらぐらし、すぐに前へ倒れてしまう。
小林氏の説明では、横向きはベッドに接している面積が仰向けより小さい。抱き枕やクッションを挟めば接地面が増え、姿勢が安定する。深い眠りに入るには、まずこの体勢を整えなければならないという。
枕なしの横向きが寝相の悪さにつながる
横から見ると、渡辺氏の頭とベッドの間には隙間があった。小林氏はこれを首がとても辛い状況だと指摘する。渡辺氏は自宅では枕を使っていないと明かした。小林氏は、肩幅がしっかりしているぶん隙間が大きく、肩や頭に圧がかかって負担になっていると説明した。
小林氏は、寝返りが多いのはこのためだと考える。圧がかかって姿勢が不安定なため、体が動き続け、朝には頭が反対側に行っているのだろうと推測した。渡辺氏の「寝相が悪い」という自己評価は、原因まで含めてその通りだという見立てである。
枕は中身を調整できるものを、家のマットレスで確認する
枕はオーダーメイドが一番よいが、そうでなければ中身を出し入れできるものを選ぶよう小林氏は勧める。中身が全体に流れて動くタイプではなく、6ブロックほどのポケットに分かれたものがよいという。横向きで寝る人なら、両サイドが厚く、首元の湾曲に合わせて盛り上がり、中央が沈み込む形に自分で調整する。
オーダーメイドでも油断はできない。店頭のマットレスと自宅のマットレスは違うため、家で実際に寝て中身を調整し、写真を撮って首の状態を確かめたほうがよいという。目安として、仰向けで天井を見上げたとき、真上を向くのではなく、顎が5度ほど傾いた状態が体への負担が最も少ないと分かっている、と小林氏は述べた。ただし渡辺氏については、枕の前にマットレスを替えたほうがいいとも付け加えている。
体重で変わるマットレスの硬さ
マットレスの硬さについて小林氏は、体格で選び方が変わると説明する。体がしっかりしたスポーツマンのような人は体重があるため、硬めのマットレスでも体が沈み込み、体圧を分散してくれる。一方、体の軽い女性が同じ硬めのマットレスを使うと沈み込まず、お尻に圧がかかって腰が浮いてしまう。
「体圧分散性に優れている」とうたう製品でも、身長180cm・体重70kgの男性と160cm・50kgの女性では状況がまったく違う、と小林氏は言う。女性には柔らかめのほうが体圧分散性で優れるだろうというのが小林氏の見方だ。お尻は最も重い部位なので、その重さを支えて沈み込ませすぎないことが基本になる。腰が反ると負担がかかるため、腰の部分を柔らかくするなど、位置ごとに柔らかさや詰め物の量を調整した「ゾーニング」のあるマットレスがよいという。スタジオのマットレスは腰が落ちて「く」の字になっており、小林氏は「全く合ってない」と評した。
300万円のマットレスに一度寝てみる
小林氏は、300万円ほどのマットレスに一度寝てみることを勧めた。背中の感覚で「こんな世界もあるんだ」と分かるという。最終的に買うのは安いものやネット購入でも構わないが、一度は多くのマットレスがある店に足を運び、背中で感じることがとても大事だという。よい姿勢を保てるマットレスの感覚をつかんでおくためである。小林氏は、カップルのデートコースや、同棲を始めるときに二人で寝比べて選ぶのもよいと話した。
カップルは別々のベッドで
ここで小林氏は、カップルが同じベッドで寝るのは「絶対」ダメだと述べた。もっとも、睡眠の質より愛の力のほうが強いなら一緒にどうぞ、と笑いを交えて付け加えている。
小林氏の論理はこうだ。愛の力は数年と言われることが多い。それを考えると、互いの眠りの質を高めるほうが、相手の嫌なところが見えにくくなる。深く眠っていれば前日に言われた嫌なことを翌日には忘れているし、相手のよいところも見やすくなる。これには睡眠中の脳機能の修復が関係するという。だからマットレスは別々にし、それぞれの眠りを深くするのが望ましく、理想はツインベッドだと小林氏は言う。
旅行でも同じだという。小林氏自身、以前は仲のよいカップルなら同じベッドだと思っていたが、今は違うと考えている。眠りが十分に得られていれば、旅行という出来事自体をポジティブに捉えやすくなることも分かっているといい、いい思い出にしたいなら互いの眠りの質を高めることが大事だと述べた。渡辺氏も、体格も適した寝姿勢も違うのだから、一緒に寝れば質が下がるのは当然だと納得した様子だった。
別のベッドで寝ていると仲が悪いと思われるかもしれない、という渡辺氏の懸念に対し、小林氏は、むしろ仲良くいるため、長続きするために必要なことだと答えた。シングルベッドで窮屈に寝るのは、ラブラブな期間はよくても、いつまで続くかという問題になる。一方が仰向けで大きく寝て、もう一方が横向きで小さく寝ている、ということもある。それが原因で別れるまではいかなくても、課題を感じている人は多いという。渡辺氏は、同棲ではそれが毎日蓄積すると応じた。
こうしたことは学校でも親からも教わらず、テレビではカップルが同じベッドで寝る場面が当然のように描かれる。小林氏はそれを、作り手が知らないからだと述べた。そのうえで、睡眠の基礎さえ知っていれば、自分で考えて行動できるようになると話した。
習慣①:全身を一気に脱力させる
後半は、寝る前のルーティンを実際に行った。小林氏によれば、横になった状態で力を緩めようと思っても、なかなか緩まない。そこで想像を使う。目を閉じ、自分は4歳でスーパーにいる。欲しいおもちゃやチョコレートがあるのに、母親が買ってくれない。泣きわめくその気持ちを体で表現し、腕と脚を思い切りベッドに投げ出す。
脚は両膝を曲げて足裏をベッドにつけ、かかとをスライドさせて一気に伸ばす。小林氏はこれを「全身的弛緩法」と呼び、一度関節を曲げてから一気に脱力する方法だと説明した。
それでも力が入っていると感じたら、手足を握りしめ、顔もぎゅっと力を入れ、肩もすくめて1から9まで数え、一気に緩める。このとき渡辺氏から「ああ」と声が漏れた。小林氏は、声を出すのはよいことだという。「吐いてください」と言われてもうまく吐けないことが多いが、「だー」と声を出したり、小さく「リラックス」と言いながら息を吐いたりするとよい。渡辺氏は、確かに眠くなってきたと話した。
習慣②:吐くことから始める呼吸
次は呼吸だ。基本は口から吐いて鼻から吸う。吐くのが先なのは、吐かなければ次の空気を吸えず、吸おう吸おうとすると苦しくなるからだと小林氏は説明する。最初から「6秒かけて吐こう」などと考えず、まず一度「はあ」と吐く。そのあと鼻から4秒ほど、難しければ3秒で吸い、口からゆっくり吐く。吸うときにはお腹が膨らみ、脱力しながら吐くとお腹が沈んでいく。
習慣③:体の感覚を「受容」する
最後が「受容」である。呼吸しながら体の感覚に注意を向ける。吸うときには冷たい空気が鼻から入り、吐くときには温かい空気が抜けていく。次に、吸ったときにお腹が膨らみ、吐いたときに沈んでいく様子をイメージする。ベッドの下まで沈み込みそうだと感じてもよい。渡辺氏は、これでかなりリラックスしたと話した。
さらに、大きく吸って吐くタイミングで、両手が下に沈みながらじんわり温かくなるのをイメージする。渡辺氏は体がとても重くなったと言い、「もうほぼ寝てます」「これは寝れるわ」と口にした。
小林氏はここで、今は何も考えていないはずだと指摘した。考えようとも、考えないようにしようともしていない。それがよい状態だという。体がどうなっているかを受け止め続けると、勝手に眠るようになる。途中で明日のことや「眠れなかったらどうしよう」が頭に浮かんでも、「別にどうでもいい」くらいに思い、気持ちいいから呼吸しよう、でよいという。渡辺氏は取材をどう進めるかを完全に忘れてしまったと笑い、前頭葉の動きが止まったような感覚だと表現した。
それでも眠れなければ、手が温かくなる感覚を2分ほど味わい、また呼吸でお腹が膨らむ感覚に戻る。これを繰り返せば、気づいたら寝ている。小林氏は、「寝よう」という思考を先行させるのではなく、体を眠りやすい状態にするための行動、つまり呼吸や受容を起こしているのだと整理した。
このルーティンは横向きでもそのまま行える。仰向けで行ってから、寝るときに横向きになるのでも問題ないという。
繰り返せば「条件づけ」になる
小林氏は心理学の考え方として、「これをしてこれをしたら眠れる」という行動の流れが自分の中にできると、それが眠りのサインになると説明した。自身の例では、仰向けで呼吸法を行って横向きになり、耳が枕に触れた瞬間に必ずあくびが出て、3秒ほどで眠るという。これは意識してやっているのではなく、習慣として繰り返すことで自然にそうなったものだという。
渡辺氏は、自分は横向きで枕もなく、きつい体勢で「寝なきゃ」と考えるという、眠れない条件を繰り返していたのかもしれないと振り返った。小林氏はそれに同意したうえで、心理学ではこれを「学習」と呼ぶと続けた。勉強の学習ではなく、一度身につけたものが自分にとってよいものになると後戻りしにくくなる、という意味だ。最初の一歩は踏み出す必要があるが、毎日忙しくても寝る前だけ同じことをしていれば、すとんと眠って朝すっきり起きられるようになるはずだと小林氏は述べた。
「寝る瞬間は寝ようと思わなくていい」
実演を終えた渡辺氏は、眠れないことが心の重りになっていたように感じていたが、それから解き放たれた感覚があると話した。そして、睡眠を大事にする意識は必要だが、寝るその瞬間には寝ようと思わなくていい、とまとめ、小林氏もそれにうなずいた。取材はベッドに横になったまま「おやすみなさい」で終わった。
上向き寝と横向きはどっちがいいとかあるんですか? 別にどっちもやってるんですよ。だけど、その寝始めの姿勢っていうのが大事であるってことが分かってます。
ちなみに僕、家では枕なしです。ダメ。300万ぐらいのマットレス、1回寝てみてください。300万? あ、こんな世界もあるんだみたいな。
カップルで同じベッドじゃダメですよ、絶対。睡眠の質よりも愛の力の方が強いんだったら一緒にどうぞ。
これでかかとだけスライドさせて、ドーン。せーの、ドン。そう。8、9、10。じんわりと温かくなることをイメージしていきます。
寝てます、今。もうほぼ寝てます、今。でもこれは寝れるわ。
なるほど。睡眠の重要性が改めてよく分かったんで、ちょっと実践してもいいですか? せっかくベッドがあるんで。
さて、寝ていただきましたけれども。すいません、ちょっと寝てる状態から失礼します。寝る前のいろいろな対策をお伝えしようかなと思ったんですけど、まず、この手のひらの位置。リラックスするには手の甲が上じゃなくて、手のひらが上。
これとかダメなんですか? それでもいいと思いますけど、力はちょっと入りやすいかなとは思うんですよ。これで楽だったらいいんですけど。
スタジオの枕なので合ってないです。そもそも首の隙間を埋めるためのものが枕なんですけど、これ枕云々じゃなくて、マットレスがダメなんで。
これ言い出したらキリがないんで、この回だけでお話ができませんけど、お尻もぐっと沈み込んでる、くの字型になっていて。そうすると、くの字なので頭が上になってるので、寝苦しいし、多分いびきをかくだろうなっていう状況ですね。
これですね。さっき寝つけないって話もあったんですけど、寝相が悪いんです、僕。朝起きたらあっちに頭があることがすごい多いです。本当? あと、上向いて寝れないです。大体横向いて、こうですね。ちなみに上向き寝と横向き寝はどっちがいいとかあるんですか?
人って20、30回ぐらい寝返りを打つので、別にどっちもやってるんですよ。だけど、その寝始めの姿勢っていうのが大事であるってことが分かってます。寝姿勢がちゃんと安定するってことが大事なので、横向き寝の方がお好きっていうことであれば、全然それでいいんですよ。これ、幼少時代からの癖。
それが割と大事なので、仰向けの方が横向けにしましょうってできないと思うんです。それをやる必要はないです。だから横向きにちゃんとなっていただく。その時に抱き枕とか使いますか? 使わないです。これは抱き枕があった方がいいです。抱き枕があった方がいい。
ちょっと膝の間に挟む。これですか? そう。膝と膝を両方とも揃えちゃって。そうです。姿勢をきれいにする。ここにやっぱり本当はもう1個あった方がいいんですよね。枕があれば一番いいんですけど。こうやって。これでもいいし。
そうすると、さっき何も入れていなかった場合と、今入れてる場合だと、どっちが寝姿勢が安定するか。もう圧倒的にこっちが安定しますよね。体がちゃんと安定して、深い眠りに入る体勢をちゃんと整えないといけないので。これがない状態だったら、もうグラングランするんですね。
そうですね。グラングラン。すぐこっちに行けちゃう。そう。これで挟んじゃう。パタン。そうすると割と安定しますね。
やっぱりベッドに接地してる面積っていうのが仰向きよりもちっちゃくなっちゃうので、ちゃんとこういう抱き枕だったりとかクッションを挟んでいただくと、接地面が大きくなるので姿勢が安定します。なるほど。
この時に横から見た時に隙間があるんですよ。これは首がめちゃくちゃつらい状況。これ、つらいです、結構。今もつらいでしょ? お家での枕も隙間空いてます?
ちなみに僕、家では枕なしです。ダメ。ダメなんですね。でも肩幅が割としっかりとしていらっしゃるから。普段これですね。大事です。隙間がすごいか。
そう。隙間がすごいってことは、割とここに圧がかかってるんですよ。肩とか頭にかかってるから、痛い、つらくなる。負担がかかっちゃうんですね。だから寝返りをすごくたくさん打つと思います。もうひっくり返りますもん、僕は。
だから寝相が悪いっていうのはやっぱりその通りで、ここに圧がかかって不安定だから、いろいろふにゃふにゃ動きながら頭が向こうになるっていうことが想像できます。
なので、まずは枕を。本当はできたらオーダー枕とかが一番ベストですけど、中を抜き差しできるようなものとかを買っておいて。かつ、ザラザラって全部動かすものじゃなくて、6ブロックぐらいポケットになってて、分かれてるようなものを使っていただいた方がいいですね。そっか、枕選びな。
横向けがお好きだったら、これが枕とするならば、両サイドがちゃんと分厚くなってる。首元の湾曲に合わせてもっこりしていて、ここがちゃんと沈み込んでいるっていう、こういう状態をご自身で作っていただくってことが大事です。
だから、オーダーで作ったとしても、お家のマットレスと店頭のマットレスが全然合わないので、ちゃんと自分で開けて中を抜き差しして、写真を撮って姿勢がどうかとか、そこは確認した方がいいです。
ざっくり天井を見上げた時に、まっすぐ真上ではなくて若干下ぐらい。大体、顎のこの角度が5度ぐらい傾いてる状態っていうのが望ましいってことが分かる。真上ですか、今? ちょっと傾いてるくらいですか?
だから真上よりも若干少し傾いてる状態が、体に一番負担がないということが分かってるので、その状態ってことを覚えていただいて、枕をご購入された後に抜き差し。ただ、これはもうマットレスを変えた方がいい。
マットレスはどういうのがいいんです? 硬いマットレスとかあるじゃないですか。どういうのがいいんですか?
割と体がしっかりとされてるスポーツマンの方だったりとか、体格がいい方っていうのは体の重さがあるので、割と硬めでもぐっと下に沈み込みやすくなるんですね。だから割と硬めのマットレスとかで、体をちゃんと分散してくれるようなマットレスでいいと思います。
ただ、女性は体が軽いので、同じように硬めのマットレスを使っちゃうと沈み込んでいかないんですよ。そうするとお尻にぐっとかかっちゃって、腰が浮いちゃうっていう状態になるので、たとえこのマットレスが体圧分散性に優れてますって言われたとしても、例えば180センチ、70キロの男性だと体圧分散性に優れたとしても、160センチ、50キロの女性が同じような状況になるかって全く違うんですね。
だから女性はやっぱり柔らかめの方が体圧分散性は優れるかなとは思います。基本的には沈み込まない方がいい? お尻が一番重いんですよ。重いけれども、そこの重さをちゃんと上にぐっと。
そうです。腰のところは反ってしまうとやっぱり腰に負担がかかったりするので、ここは柔らかめになってたりとか。ゾーニングって言って、いろいろマットレスの位置によって柔らかさだったりとか、詰め物の量だったりとか、調整ができているマットレスっていうのはいいですね。
じゃあこれは今、結構腰が落ちてる感じがして。ここはしんどいですよね。あんまり沈んでない。合ってない。全く合ってないです。じゃあ、くの字になっちゃってるとまずいんですね。まずいですね。もうこれは品です。これは悪なんだ。
一旦300万ぐらいのマットレス、1回寝てみてください。300万? もう背中で変わる。人生が開花するっていうか、こんな世界もあるんだみたいな。マジですか? そんなするんですか、マットレスって。
いいものはね。だからマットレスって、最終的に落ち着く金額が安くて、ネットで購入っていうふうになってもいいけど、一旦足を運んで、いろいろなマットレスがあるところに行って、背中で感じるってことはすごく大事です。
なるほど。これはいい姿勢が保てるぞっていうマットレスの感覚をつかんでおくっていうのは大事なんですね。めちゃくちゃ大事です。ぜひカップルのデートコースに寝具店。確かにそうですね。めちゃくちゃいいと思います。
そっか、同棲とかするタイミングとかで、2人で寝てみて選んでみるとか。そう。でも、もうカップルで同じベッドじゃダメですよ、絶対。
それ確かに結構若手ビジネスパーソン、気になると思うんですけど。同棲するとかね、ってなったらダブルベッドで一緒に寝るとかありますけど、別々で寝た方がいい?
睡眠の質よりも愛の力の方が強いんだったら、一緒にどうぞ寝てください。なるほど。だけど愛の力って割とやっぱり数年って言われたりしますよね。そういうことを考えると、やっぱりお互い眠りの質を高くする方が、相手の嫌なところとか見えづらくなります。
だから深くお互い眠っていると、昨日言われた嫌なこととかを翌日は忘れてるわけでしょ。あとはいろいろその人のいいところとかを見やすくなるっていうのも、やっぱり睡眠中の脳機能の向上っていうか、機能修復とかそういったところも関係するので、できたらマットレスは別。それぞれ眠りの質を高くするために、ぜひ引っ越し。
いつかね。ツインベッドがいいってことですよね。本当はね、ツインベッド。だからホテルとか泊まりに行くとか旅行とか行った時には、ラブラブカップルとかだったら同じベッドでって言ってね、昔私も感じてましたけど、違うんですよ。ちゃんと眠りの質を高くするんだったら、もうツインベッドの方が。マジか。
その旅行自体が楽しいっていうふうにお互い感じると思うし、本当にそれも分かってるんですよ。ちゃんと眠りが得られていれば、その旅行自体、その出来事自体がポジティブに捉えられやすくなる。そっか、いい思い出になる。そうなんですよ。いい思い出にしたいんだったら、ちゃんと眠りの質をお互い高くするってことが大事ですね。
一緒に寝ると下がる。そりゃそうですよね。体格も違うし、いい眠りの体勢も違うし。そりゃそうか。そうなんです。これは結構新常識かもしれないですね。
本当に。だって違うベッドに寝てたら、仲悪いのかなみたいな、思われちゃうかもしれないですけど、そんなことはないんだと。そうなんですよ。むしろ仲良くいるために違うベッドで寝るんだと。
それが大事です。カップルが長続きするために必要なことですね。シングルベッドとかでギーギーになりながら、ラブラブな期間はいいけど、いつまで続くかですよね。やっぱりどっちかが仰向けでドーンと寝ていても、もう片方は横向き寝でちっちゃく寝ていらっしゃるかもしれないし。それが原因で別れることはなくても、課題を感じていらっしゃる方は多い。
そうですよね。特に同棲とかになってくると、そういうのが毎日蓄積されてきますもんね。本当に同棲になったら、一旦ちょっとうちの講座を受けてもらって、どうやってお互い眠りの質を高くするかって、絶対知っておいた方がいい。こんなこと学校でも教えてもらえないし、親にも教えてもらえないですよね。テレビとかだとなかなか言わないですね。そうですよね。
なんならテレビとかでも、カップルのシーンとかになったら2人で同じベッドに寝てますもんね。やっぱりそれがいいとされてる。だから何も考えてないと思いますよ、テレビ作る人。だからそれは知らないからなんですよ。そうですね。
だけど睡眠の基礎さえ知っていれば、自分で考えて行動できるようにもなるので。ぜひ今日これ、お話させていただいたので、活用いただきたいですね。
そうですね。ちょっと寝ながらですけど、すごく刺さりました。よかったです。これで寝る前に呼吸をする。そうですね。寝る前の一通りのルーティンをちょっとやってみましょう。
まずこの状態で力を緩めたいと思っても、なかなか緩まらないと思うんですよ。だから想像してください。目を閉じてください。渡辺さんは今スーパーです。スーパー。年齢は4歳。買ってほしいおもちゃがあった。買ってほしいチョコレートがあった。でもママは買ってくれないんですよ。どうしますか? 泣きわめきますよね。じゃあ体で表現してください。
こういう感じです。ちょっと、先生が出た。先生がたんです。それを思いっきりバーンとする感じ。足を。ちょっと失礼します。バーン。え、ちょっと。手もドーン。バーンと。1回いきますよ。ドーン。
足も膝をちょっと曲げて、両方とも膝を曲げてください。足の裏はつけておいてください。これでかかとだけスライドして、ドーン。せーの、ドンと。そう、いいですね。もう1回いきましょう。膝と膝。そう、曲げて。買ってよ。これ何?
筋弛緩法。全身的筋弛緩法って言って、一気に脱力する方法をお伝えしました。1回、関節を曲げて、ダンと。そう。それでまずは1ついいと思います。
へえ。それでもちょっと力が入ってるかなって思ったら、足、手をぐっと握りしめていただいて。ぎゅー。顔もぎゅー。1、2、3、4。肩も。5、6、7、8、9、10。せーの、ダン。ああ、なるほど。
いいですね。「ああ」って声が出ましたよね。その時に「だー」、吸って「だー」。声を出すって割とよくて、「吐いてください、吐いてください」って言っても、なかなか吐けないんですよね。もう「だー」とか「リラックス」。
いいですね。ちっちゃく「リラックス」って言って、すーっと吐いてみてください。リラックス。リラックス。そう、いいですね。確かに眠くなってきました。
この辺の状態で呼吸、まずいっていきましょう。本当に口から吐いて鼻から吸うっていうことですけど。吐くのが先なんですか? そうなんですよ。呼吸って吐かないと次の空気って吸っていけないので、吸おう、吸おうと思うとやっぱりしんどくなっちゃうんですね。
だから一旦、6秒かけて吐こうとか思わずに、1回はーってしてから、鼻から吸って口からゆっくりとはーっと吐いていく。可能だったら4秒ぐらい、難しかったら3秒で吸っていただいて、ゆっくりとはーっと吐いていく。
この時に、吸った時にお腹がぷくっと膨らんでいく。空気いっぱい入ってきました。そして脱力しながら。映ってると思いますけど、吸った時にお腹が膨らんで、吐くとふっと沈んできます。今からじゃあ、受容していきたいと思います。
受容です。吸った時に冷たい空気が鼻から入ってきます。吐く時には温かい空気が、どっちでもいいですが、抜けていく。これは温冷でした。
次はお腹が膨らんでるかなとか、イメージしていきましょう。吸った時、膨らんでるかな。吐いた時に沈んでいくな。なんかベッドの下にも沈み込みそうだみたいな。
これ、めっちゃリラックスしました。いいですね。これも受容です。なるほど。もう1個、受容。大きく吸って、吐くタイミングで右手と左手がドーンと下に沈みながら、温かくなることをイメージしていきます。両手がどんどんじんわりと温かくなることをイメージしていきます。どうでしょう? イメージできますか?
めっちゃ重い。重くなっていく、体が。寝てます、今。もうほぼ寝てます、今。でもこれは寝れるわ。
だからそれは受容なんですね。今この段階で妄想してます? 何も考えてない。でしょ? でも考えようとしてないですよね。考えないようにしようとも思ってないと思うんですよ。そう、それがいいんですよ。
受容、すごく大事。だから体が今どうなっているのか、何でも、温冷でもいいし、沈み込んでいくとか、温かさ、手が温かくなるなとかでもいいし。それをやっていくと勝手に眠るようになるから。ここで「明日どうしよう」とか「眠れなかったらどうしよう」とか思ったら、「別にどうでもいいわ」ぐらい思って、「気持ちいいし呼吸しよう」でオッケー。
確かに、もう今どう取材を進めるかを完全に忘れちゃいました。でも確かに何も考えなくなりますね。本当に多分、前頭葉の動きが止まったんだなって感じがしました。そう、素晴らしい。なるほどね。
これで多少ちょっと眠れなくても、手が温かくなっていくなとかを2分くらい感じて、それでも寝れなかったらお腹が膨らむとかっていうのをまた繰り返しやっていけば、気づいたら寝てる。そうです。
寝よう、寝ようっていうふうに思考が先行しちゃうのではなくて、体をリラックスして眠りやすい体勢にするために行動を起こしてるんですよね。行動が今、呼吸だったりとか、受容だったりとか、そういったことですよね。なるほど。それで寝れるってことですよね。そうです。きっと今日は。
でも今のをやるんだったら仰向けの方がいいですよね。横だとあんまりやれるイメージがないんですけど。全然、横向きになって、横向きでもできます。同じように、例えばしていただく。横で。別に同じことすればいい。そう、同じことをしていただく。吸って吐いてっていうのを繰り返しやっていけばいいと。
そうです。これを例えばさっき仰向け寝でやってから、「さあ寝ようかな」って言って横向け寝になるっていうのでも全く問題ないし。そういうことか。どっちでもいいです。
行動心理学の話なんですけど、これをやって、これをやったら眠れるっていうふうな行動を自分の中で作っていけば。条件みたいな。そうなんですよ。それがサインになるんですね。
例えば私の話で言うと、仰向けで呼吸法をやって、横向け寝になったら必ずあくびが出るんです。そういうふうに勝手に横向け寝になって、耳が枕に触れたその瞬間にあくびが出て、3秒ぐらいで寝るんですね。
それは私の例ではあるんですけど、これをやって、これをやって、これをやったら勝手に眠りに入る。これ、別に意識しなくて、勝手にそういうふうに、条件づけっていうのは習慣でやっていくとそうなっていくものなので、意識しなくていいです。今やっていただいた呼吸法だったりとかを毎日やっていると、自然に気持ちよく眠れるようになっていきます。
なるほど。そういうパターンが自分の中でできていくってことですね。確かに今の自分は横向きになって、枕ないし、体勢がきつい状態で、寝なきゃ寝なきゃで、寝れない条件を繰り返してるかもしれないですね、そういう意味で。そうでしょうね。どうやったら寝れるかっていう条件がある程度できれば、すぐ寝れるかもしれないですね。
そう。それができるようになってきたら、これ心理学で言うと学習って言うんですよ。勉強の学習じゃなくて、1回それで習得したものが自分にとっていいものになっていくと、後戻りしづらくなるんですね。だから初めはちょっと第一歩、まず踏み出していただく必要があるんですけど。なるほど。
毎日忙しくされててもいいけれども、寝る前だけ同じようにしていれば、もうスコンと眠って、朝うわって起きられるようになるはずです。これ、ちょっとやってみます。ありがとうございます。ありがとうございます。
なんて言うんですかね。心にあったというんですかね。寝れないということがやっぱり重りとしてあったような気がしたんですけど、解き放たれたような感覚があります、すごく。すいません、床にずっと座らせちゃってるんですけど。いい。なるほど。よかったです。ありがとうございます。ありがとうございます。
全体的に皆さん、睡眠を大事にする、意識するってことは大事だけど、でも寝る時、その瞬間は寝ようと思わなくていいっていう。そう。なるほど。よく分かりました。ありがとうございます。ありがとうございます。
ちょっとすいません、こんな体勢なんですけど、今日の取材は以上にさせていただきます。ありがとうございました。ありがとうございました。おやすみなさい。おやすみなさい。ありがとうございました。お疲れ様です。
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