キャベツと豚だけで作る「千切りキャベツ鍋」:リュウジ氏が手切り・豚肉を後入れ・締めのマロニーにこだわる理由

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概要

料理研究家のリュウジ氏が、ミツカンの「かおりの蔵 丸搾りゆず」を使った鍋を紹介する企業案件(PR)動画である。具材はキャベツと豚肉の2種類だけ。そのうえで千切りの仕方、豚肉を入れるタイミング、つけだれの一手間、締めの選び方に細かくこだわっている。合間には、鍋を煮ている間に作れる長芋の漬物も紹介される。

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かおりの蔵の「面倒を見る」という案件

冒頭でリュウジ氏は、かおりの蔵のパッケージが変わり、以前より商品名が分かりやすくなったと紹介する。最近よく売れているそうで、本人は笑いながら、自分が揚げなすで使ったからだと話す。揚げたナスをかおりの蔵に漬けるレシピが好評で、売上が上がったらしいという。「買っていただいたからには面倒を見る」として、今回もお気に入りのかおりの蔵を使う。案件で使った商品は、案件以外の動画でも使うことがあるとも付け加えている。

季節的に鍋を食べたい人が多いだろうという理由で、今回は千切りキャベツ鍋を作る。リュウジ氏の説明では、とても簡単で、締めまで楽しめる鍋だという。

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材料はキャベツと豚肉の2つだけ

キャベツは半玉ほど使う。詰まったキャベツなら600〜700g程度になり、たっぷり使ったほうがおいしいという。豚肉は食べられるだけ用意すればよく、今回は300〜400gほど。使うのはロースの切り落としで、家の目の前のスーパーでジャンボパックがとても安く売られているそうだ。もも肉のしゃぶしゃぶ用や、「薄切り」と書かれた詰め合わせパックでも構わない。リュウジ氏は「一番お安いお肉」を使うよう勧めている。

リュウジ氏がこの鍋の長所として挙げるのは、豚バラでなくてもおいしく作れる点だ。バラ肉を使わずにおいしい鍋は貴重だという。鍋つゆのパッケージには5種類くらいの具材を入れるよう書いてあることが多いが、この鍋は2種類で済む。ここを今回の鍋のいいところとしている。

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キャベツは手で千切りにする

最初に芯を取る。芯は少し硬く、においもあるため、今回は使わないことにする。半分に切ったあと、断面の幅が長くなって切りづらくなったら、向きを変えて斜めから切る。端のほうが切りづらくなったら、倒してから切るとよい。太さはとんかつに添えるほど細くしなくてよく、多少太くても煮れば柔らかくなるという。

市販の千切りキャベツを使ってもよいが、リュウジ氏は手切りを勧める。理由として、千切りキャベツは水にさらしてあるので栄養が出てしまっていること、丸ごと買って切るほうが経済的なことを挙げている。

スタッフから「ざく切りではだめなのか」と聞かれると、リュウジ氏は千切りのほうがいいと答える。煮たときに肉と一緒に食べやすく、大きく切ったキャベツでは肉と釣り合わないという。ピーラーについては、最後まで削りきれず結局包丁を出すことになるので使わなくていいと話す。ピーラーでは薄くなりすぎるので、少し食感が残るほうがいいという。ほかの具材については、豆腐、千切りのニンジン、水菜などを入れてもよいとしつつ、キャベツがおいしいので不要だろうという立場である。

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煮汁は水・酒・いりこだし

鍋に水500ccと酒120ccを入れる。酒を入れるのは、旨味を足すことと、キャベツ臭さを少し抑えることが目的だ。ここにリュウジ氏がいま気に入っている「いりこだし」を小さじ2と1/3、スティック1本分加える。

かおりの蔵の旨味が強いので、豚肉とキャベツと酒だけでもおいしく作れる。それでも隠し味として魚介系のだしを入れると、キャベツ自体がとてもおいしくなるという。いりこだしがなければ、ほんだしや昆布だしでも問題ないとしている。

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豚肉はまだ入れない

この段階では豚肉を入れない。リュウジ氏によると、ももや肩ロースのような部位は煮すぎると硬くなる。だから多くの人はバラ肉を使うのだという。最後に入れてさっと火を通せば、どんな豚肉でも柔らかく食べられる。しゃぶしゃぶと同じ考え方で、今回の鍋は千切りキャベツのしゃぶしゃぶに近いものになる。

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煮ている間に作る長芋のゆず漬け

キャベツを煮ている間に、おつまみをもう一品作る。いろいろな料理に使えることを案件動画の中で見せたほうがいい、というのがリュウジ氏の考えだ。

長芋はひげ根が気になることがある。そこで長芋を刺して火であぶり、ひげ根を焼く。こうすれば皮をむかなくてよい。スタッフにどうすればいいか聞かれると、リュウジ氏は皮をむけばいいと答えつつ、バーナーやカセットコンロは災害時にも使えるので持っておいたほうがいいと勧める。焼いたあとに軽くこすれば、ひげ根は取れる。

切り方は太めの短冊切りにする。千切りでもよいが手間がかかるので、太めのほうが楽だという。長芋は醤油に漬けることが多いが、かおりの蔵に漬けるととてもおいしいとリュウジ氏は話す。丸ごと漬けるより早く味が入る浅漬けになる。

かおりの蔵の特徴として、リュウジ氏は柚子の香りを挙げ、高知県産柚子100%と塩という原材料を紹介する。ボトルから4〜5回ほど注いで漬ける。柚子が入っているので、ほかの香りを足さなくてもおいしいという。途中で裏返すとよく、味を変えたければ七味を振って少し辛めにしたり、こしょうを少し入れたりしてもよい。柚子との相乗効果で辛みと香りがよくなるが、かおりの蔵だけで十分だとも言う。漬けた長芋は冷蔵庫で冷やしておく。

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キャベツは火を通してたくさん食べる

煮立ってきたら、上のほうのキャベツにはまだ火が通っていないので混ぜる。量が多く見えても、煮ればたくさん食べられるという。リュウジ氏は、生のキャベツを大量に食べるのは胃が疲れて大変なので、この時期のキャベツは火を通してたくさん食べようと「提唱」している。理由として、キャベツは野菜の中でもトップクラスに栄養が高く、価格も比較的安定していることを挙げる。

煮る時間は10分ほどで一度混ぜ、蓋をしてさらに5分ほど。合計10〜15分でキャベツがしんなりする。コンビニなどで売っている細い千切りキャベツならここまで煮込まなくていいが、手切りの場合は少し時間をかけてくたっとさせるのがいいという。

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つけだれは「かおりの蔵+潰したいりごま」

煮ている間につけだれを作る。かおりの蔵を適量入れ、いりごまを指で潰しながら加える。潰すと香りが立ち、ごまの香りと柚子の香りがよく合う。量は2つまみほどだが、3つまみ入れても構わない。表面がごまで覆われるくらいたっぷり入れるのがよいという。

スタッフは「これでひと手間なのか」と笑うが、リュウジ氏は、かおりの蔵がおいしいので何もしなくていいものの、これをやると特別感が出ると話す。寄せ鍋など、ポン酢で食べる鍋ならすべてこのたれで食べられるという。

さらに3分ほど煮ると、キャベツが半透明になる。味見をすると、わずかにシャキッとした食感を残しながらしっとりして食べやすい。リュウジ氏は自身の「虚無レシピ」に引っかけて、工程はほとんど虚無だが、手切りが入るので虚無にはならなかったと笑う。

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豚肉を入れたら「キャベツに埋める」

ここで初めて豚肉を400gほど入れる。入れた直後はまだ火が通っていないので、肉をキャベツの下に沈めて埋める。こうするとキャベツで肉が蒸し焼きのようになるという。リュウジ氏はこれを「埋めしゃぶ」と呼ぶ。肉はまとめて入れたが、できれば箸で1枚ずつほぐすとよい。赤いところがなくなるまで火を通せば食べられる。

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試食:油を使わず、肉も柔らかい

先に長芋を食べる。太めに切ったので味が入るか心配したが、よく染みていた。ひげ根も焼いてあるので気にならない。

鍋は、キャベツをこんもり取ってたれにつける。スタッフは、ごまの香ばしさと柚子がよく合い、旨味もしっかりあると評価し、キャベツだけでもおいしいと話す。ざく切りではだめだという点にも納得した様子で、リュウジ氏は、ざく切りだと味が変わってしまうので千切りにして、かおりの蔵をまとわせるのがいいと説明する。

リュウジ氏は、たれなどに油を使っていないので比較的ヘルシーだとも話す。スタッフはもっとパサパサになると思っていたが、肉は柔らかかった。リュウジ氏によると、煮すぎるとパサつくので、最後に入れて火が通った段階で食べるのがよい。リュウジ氏はこの時点で火を止めている。

スタッフは、いりこだしにしたのが良かったかもしれないと話す。リュウジ氏は、プロモーション動画ではあるがと断りつつ、キャベツに豚肉を乗せて塩を少しかける食べ方も紹介する。かおりの蔵のたれの酸味と、塩のシャープな味を交互に食べるのがおすすめだという。後半でたれが薄まっても柚子の香りが残る点について、スタッフは香りが抜けないのがすごいと評している。

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締めは雑炊ではなくマロニー

スタッフが「締めは雑炊か」と聞くと、リュウジ氏は、あまりやったことのない自分の好きな締めがあると答える。食べ終わるころにはスープが少しだけ残る。ここに入れるのがマロニーで、いろいろ試した結果マロニーに落ち着いたという。

マロニーはでんぷんが原料なので、最近グルテンを控えているスタッフも食べられると話す。量は1袋100gのうち好きなだけで、今回は3分の2ほど使った。残ったスープだけでは量が足りないので、鍋に直接入れずに別の湯で下ゆでする。表示のゆで時間は8分だが、7分ほどで上げる。使ったのは普通より太い鍋用のマロニーで、普通のマロニーでも構わないが太麺がおいしいという。

ゆでたマロニーを鍋に移し、2〜3分煮て味を含ませる。たれは薄まっているので、かおりの蔵とごまを足す。そのまま塩で食べてもおいしいが、リュウジ氏が一番だとするのは、かおりの蔵のたれにつけて「つけ麺」のように食べる方法である。お腹がいっぱいでも、ポン酢の爽やかさでするっと食べられるという。

雑炊にすると卵などが必要になるが、マロニーは別ゆでして入れるだけなので、いくらでも足せる点も利点として挙げられた。試食中にマロニーもかおりの蔵もなくなり、みんなで食べると1本使い切ってしまうという話になる。リュウジ氏とスタッフは、締めまでやってほしい、締めは必須だと話して動画を終えている。