「世界標準の英語はたどたどしい英語だ」:入山章栄さんが語るAI時代に英語を話す意味
新R25チャンネル新R25の渡辺りん太郎さんは、今年の初めに英語学習の習慣化を目標に掲げたが、最近はまったく続けられなくなったという。続かない原因は「なぜ英語を学ぶのか」「どこを目指せばいいのか」に自分で納得できていないことだと考えている。この2つの問いを、早稲田大学ビジネススクール教授で経営学者の入山章栄さんに尋ねたのが今回のインタビューである。入山さんの答えははっきりしている。AIで翻訳が進むほど、人と直接話すための英語の価値は上がる。そして目指すべき英語はネイティブのように流暢な英語ではなく、非ネイティブが話すたどたどしい英語だという。
なお本動画は、スピーキング特化型の英語学習アプリ「スピフル」を提供する株式会社プログリットの提供で制作されており、後半では入山さんが実際にアプリを試している。
経歴:アメリカで10年、マニラとの二拠点生活
入山さんは三菱総合研究所を29歳で退社し、ピッツバーグ大学経営大学院で博士号(PhD)を取得した。その後は米国のビジネススクールで助教授を務め、実際に教壇に立っていた。帰国後も、妻が仕事でフィリピンに赴任していた時期があり、子どもも妻についていったため、入山さんは月の半分ほどをマニラで過ごす生活を2〜3年続けた。1年半ほど前に家族が帰国し、現在は家族4人で日本を拠点にしている。代表的な著書に『世界標準の経営理論』がある。
AIで誰でも取れる情報には価値がない
渡辺さんはまず、翻訳アプリやAIが発達するなかで、英語をどう学べばいいのかを尋ねた。入山さんは、翻訳機能の向上そのものは「めちゃくちゃいいこと」だと評価する。ポケトークのような端末があり、ZoomやGoogle Meetにも翻訳機能が入っていくはずなので、翻訳を介せば世界中の人とある程度コミュニケーションが取れるようになる、という見立てである。
ただし入山さんが強調するのはその先だ。AIがあれば、モンゴル語でもドイツ語でもロシア語でもフランス語でも、あらゆる言語の情報が日本語で手に入る。しかし誰でもアクセスできる情報は、誰でも取れるという理由で価値がなくなる。本当に価値がある情報は、現場に行き、狭いインナーコミュニティに入り、一緒にご飯を食べ、場合によっては酒を飲んで、ようやく出てくる話だという。入山さんは例として「実はあの会社を買収したいと思っている」といった類の話を挙げ、そうした情報はAIにもネットにも絶対に出てこないと述べる。渡辺さんも「一番貴重な情報はAIに食わせない」と応じた。
入山さんは、これからのAI・デジタル時代にビジネスの勝負を分けるのは、人と人が対面で「ここだけの話」をするインフォーマルコミュニケーションだと考えている。これは日本国内でも同じで、経営者や起業家と付き合うなかで、そうしたコミュニティがたくさんあるのを見てきたという。入山さん自身も学者ながらいくつかに入れてもらっており、そこではご飯を食べながら「この会社を買っちゃおうぜ」といった、外には絶対に出てこない話がされている。
国内市場が縮小する日本は世界を見ざるをえない。その際、ネット上の情報をAIで集めて知ったような顔で解説しても、誰でもアクセスできる以上は価値がない、と入山さんは言う。問題は、現地に行くか、海外から来た人と日本で仲良くなってから交わす話のほうであり、その場面ではZoomもポケトークも使えない。だからこそ下手な英語でもいいので信頼関係を作って話すことが重要で、この傾向は今後さらに極端になっていくと入山さんは見ている。インナーサークルに飛び込んで溶け込めば、たどたどしい英語でも向こうの人たちは受け入れてくれるという。
入山さん自身も「壁の花」だった
とはいえ、ネイティブ同士の輪に入っていくのは怖い。留学経験が2回ある渡辺さんもそう感じてきたと話し、その怖さをどう取り払えばいいかを尋ねた。
入山さんの答えは、自分も似たタイプだというものだった。渡辺さんは入山さんを、どんどん飛び込んでいく「陽キャ」だと思っていたそうだが、本人は「めちゃめちゃ苦手」だと否定する。20数年前にアメリカの博士課程に入ったとき、最初に入学パーティーがあった。世界中から来た頭の良さそうな学生たちが流暢に話すなか、入山さんは強い苦手意識から話せず、壁際で一人ワインを飲み、2時間のパーティーのうち1時間でいたたまれなくなって会場を出たという。
話せるようになったきっかけ:少人数ゼミと80回のリハーサル
では、どこで話せるようになったのか。入山さんは2つの環境を挙げる。1つ目は博士課程の授業である。修士課程と違い、博士課程は学生が4人ほどで、そこに教授が加わる。発言は必ず求められ、話せなければ無能だと思われて退学になる。そのため必死で話すしかなかった。
2つ目は授業を教える経験だ。ピッツバーグ大学の博士プログラムは5〜6年の課程で、2年目に厳しい試験を通過すると、3年目からは学部生に授業を教えなければならない。アメリカに来て大して話せないうちに、アメリカ人の学生を相手に教えることになる。入山さんはこれが非常にきつかったと振り返るが、そのぶん必死になった。1時間半ほどの授業のために、80回ほどリハーサルをしたという。その後の3年間も、授業前は毎回ひたすら練習した。
入山さんは、これは英語に限らず基本は練習だと強調し、自身のゼミ生にもよく話しているスティーブ・ジョブズの例を挙げた。Appleの新製品発表会でのジョブズのプレゼンは格好よかったが、ジョブズは何十回もリハーサルをしていた。だから本番であれだけ格好よく見える。ジョブズですらそうしているのに、一般人の自分たちがやらなくてどうするのか、という話である。
一番のポイントは「ビビらない」
話したいことがあるのに言葉が出てこない。この感覚がコミュニケーションを怖くさせるのではないかという渡辺さんの問いに対し、入山さんは、ボキャブラリーを増やす日々のトレーニングはもちろん大事だとしたうえで、一番のポイントは極めてシンプルで「ビビらない」ことだと答えた。
その根拠が、今回のテーマである「世界標準の英語」である。アメリカに10年いて国際学会にも出席し、現在も留学生と一緒に授業をしている入山さんは、世界で一番普及している英語は、ネイティブが映画で話すような流暢な英語ではないと断言する。世界で最も普及しているのは、英語が母語ではない、英語が下手な人がたどたどしく話す英語だというのである。アメリカ人は80億人のうち3億人ほどで、イギリスを加えても英語ネイティブは世界の一部にすぎず、ほとんどの人はネイティブではない。
入山さんの見方では、日本人は真面目なので、流暢でなければ話してはいけないという強迫観念がある。これは完璧主義から来るもので、根本的に間違っているという。そして、国際的な分野で活躍しているトップ人材は英語が下手だと述べる。
例に挙がったのが、ノーベル賞を受賞しカリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授を務める中村修二さんだ。入山さんがどこかで見た動画では、英語は「むちゃくちゃとは言わないけど、これでも通じちゃうんだ」というものだったという。また、経営学の世界トップクラスの学会に行くと、共通言語は英語だが、トップの研究者がスペイン出身だったりする。スペイン語なまりが強く、何を言っているのかと思うこともあるが、意味はなんとなく取れる。「そんなもん」だと入山さんは言う。
日本人英語の発音が下手だと指摘する風潮について、入山さんは、英語コンプレックスのある人がマウントを取りたくて言っているだけなので放っておけばいいと切り捨てる。日本で活躍するパックンやデーブ・スペクターも日本語は非常にうまいが、日本人と同じように話せているわけではない。そう考えれば、日本人がネイティブ並みを目指すのも無理がある。世界標準の英語はみんな下手で、中学・高校レベルの文法で十分であり、単語をつなぎ合わせて必死に意思疎通を図っていればそれでいい。問題は、日本人が「できるようになってから行こう」と考えて飛び込まないことで、そのままでは寿命が来てしまう、と入山さんは冗談交じりに語った。
日本の英語学習の問題は「話す量」が少ないこと
勉強しているのに話せない人が多い理由について、入山さんは「言うまでもない」としたうえで、話すことをやっていないからだと答える。読む・書く・聞く・話すの4技能のうち、日本の英語教育では話す機会だけが圧倒的に少ない。入山さんは「発話量が全て」だと言う。
さらに入山さんは、話すと聞く力も上がると説明する。少しずつでも話して言葉を自分のものにすると、「こういうときはこう言うのか」というボキャブラリーが増える。自分の発音はたどたどしくても、その表現が聞こえてきたときに意味がわかるようになる。英語で聞けるコンテンツはいくらでもあるが、量をいくら聞いても話せるようにならないのは、話していないからだという。
英検やTOEICのスコアについても、入山さんは悪いとは言わないとしつつ、自身の経験を語った。留学時に受けたTOEFLは、自慢ではないがほぼ満点だった。そうでなければアメリカの博士課程には入れなかったからだ。しかし、まったく話せなかった。その結果が先のパーティーでの経験である。試験は受験と同じで、必死に対策すれば点は取れるが、話す能力とは別物だと入山さんは言う。
授業を始めた当初も「ボロクソ」だったという。学生の評価は、内容は面白く頑張っているが、何を言っているのかわからない、というものだった。一人の時間の練習法を聞かれると、当時は何もなかったので、とにかく一人で話していたと答えた。キャンパスを散歩しながら、架空の相手に「ジェニファー、どう思う?」などと英語で話しかける。渡辺さんが「イマジナリーフレンド」と表現すると、入山さんはそれを認めた。必死だったので成長の実感はなかったが、続けるうちに一応通じるようになっていったという。今では帰国後も、英語で識者と対談してほしいという依頼が来るようになった。入山さんは、場数を踏むことに尽きるとまとめた。
スピフルの実演①:口頭英作文
ここからはプログリットの佐川さんが加わり、スピフルを紹介した。佐川さんはスピフルを「英語を話せるようになるための筋トレ」と表現する。AI英会話ではなくあくまでトレーニングであり、ビビらずに自信を持って英語を発話できるようにすることが目的だという。機能は「口頭英作文」と「独り言英会話」の2つで、英語の瞬発力と表現の幅を鍛える。
口頭英作文は、画面に出た日本語を瞬間的に英訳して発話するトレーニングで、日本語を英語にする過程で考える時間を極限まで減らし、自動化することを狙っている。「CEOが予算を承認しました」という問題に、入山さんは冠詞を落として「CEO approve budget」と答えたが、正解と判定された。入山さんは、細かい点を無視してくれるのがいいと評価し、「通じりゃいい」「細かい単語どうでもいい」と述べた。日本人には関係代名詞や過去完了といった「文法ドグマ」があるが、そこにとらわれる必要はないというのが入山さんの考えである。
続いて空港の入国手続きの場面では、「休暇で来ました」に対して入山さんは「I come for vacation」と答えた。解説ボタンを押すと、回答例の「I am here on vacation」との違いとして、入山さんの表現は今後の予定を暗に示すニュアンスがあり、回答例は今の状態を伝えている、という説明が表示された。入山さんは「20年ぐらい英語を使ってもこんなもん」と笑い、渡辺さんもこの違いは知らず勉強になったと話した。佐川さんによると、間違えた箇所だけを3〜5分の隙間時間で繰り返す復習機能もある。
入山さんはシーン別の練習を特に評価した。入国のように英語が苦手だと緊張する場面でも、出国直前に10分練習するだけで全然違うという。ここで入山さんは友人の話を持ち出した。新婚旅行で部屋にトラブルがあり、新妻の前で格好をつけてフロントに文句を言いたかったが話せず、ルームサービスを頼んだらカップラーメンが来た、というものである。
スピフルの実演②:1分間の独り言英会話
独り言英会話は、約1分間、スマートフォンに向かってテーマに沿って英語で話すトレーニングで、口頭英作文より実践的なものだと佐川さんは説明する。話す前には、日本語の箇条書きや英単語を並べて考えを整理するための「構成メモ」も使える。
入山さんはビジネスのテーマで、これからの人間のビジネスパーソンにとって最も重要なスキルは不確実性のなかで意思決定することであり、答えのあることはAIが答えられるので、人間がすべきは答えのないところで決断することだ、という趣旨の内容を英語で話した。
添削は数分で返ってくる。観点は、文法の修正、より相手に届きやすい表現の提案、そして全体の構成の3つである。構成については、日本語の語順で話して冗長になっている場合に、結論を先に述べて理由を展開したほうが伝わりやすい、といった指摘が入るという。
結果として、入山さんの発話速度は1分間に107語で、CEFRのB1レベル相当と表示された。入山さんは自分の発話の書き起こしを見て、文法は間違っているのにそこはOKにしてくれていると指摘した。改善箇所は3つで、それも文法というより、こう言ったほうが意味が通じやすいという実践的な指摘だったと評価した。
テーマは500以上あり、都会と田舎のどちらに住みたいかといったスモールトーク向けのものも含まれる。入山さんは、人間はその場その場で意外と同じことを話すことが多いので、話のオプションを「武器」としていくつか持っておけば、引き出しとして使えると話した。続ければ数十個は簡単に作れるという。
なぜ2つの機能に絞ったのか、どう続けるか
佐川さんによれば、プログリットはもともと英語コーチング事業から始まった会社で、累計2万5000人以上にコーチングを提供してきた。そのなかでスピーキングの伸びに最も寄与したのがこの2つのトレーニングだったため、切り出してアプリにしたという。理想の学習時間は1日30分で、口頭英作文20分、独り言英会話10分の割合が目安とされる。30分のなかでは、広く浅く触れるよりも3〜4レッスンを決めて繰り返したほうが定着しやすいという。入山さんも、上達の基本は反復練習であり、スポーツでも何でも同じだと応じた。
30分続けるのは大変だという渡辺さんに対し、入山さんはまずモチベーションが大事だとし、なぜ英語を学ぶのかについて必死になれる理由があることが一番だと述べた。そのうえで実践的には習慣化であり、習慣は既存の習慣に重ねるのが一番いいという。たとえば犬の散歩は毎日30分ほど必要だが、放っておくと不毛な時間になる。交通事故などに気をつけながら安全な場所でスピフルをやる。ウォーキングマシンの上でYouTubeを見る代わりに練習する。渡辺さんは、渋谷の職場へ向かう際に一駅手前の表参道で降りて歩いているので、その時間が使えるかもしれないと話した。
アプリ相手の練習について、入山さんは恥ずかしさがないことに加え、人間の講師は当たり外れが大きいという点を挙げた。基本的に褒めてくれて、改善点も「改善しましょう」という形で示されるので怖くない。それが自分の性格に合っており、自分はおそらく平均的なタイプだと思う、と述べた。良かった点としては、反応の速さ、回答と指摘の正確さとわかりやすさ、見やすいインターフェース、そして「英語は伝わればいい」という前提で作られていることを挙げた。佐川さんも、間違えるのが怖くて英語学習のハードルが上がりがちななかで、「これでもいい」と示すことは継続の面でも大事だと考えていると話した。
入山さんは、国際的な舞台で本格的に戦う場合はもう一段多くの練習が必要だとしつつ、シチュエーション別の練習を改めて評価した。場面を絞れば話す言葉の選択肢はそれほど多くなく、事前にわかっていれば練習できる。それを場面ごとに重ねていくと血肉になり、やがて突然の場面にも対応できるようになるという。
結び:AIがあるからこそ、雑談できる英語を
最後に、英語で世界に挑戦するのをためらっている若者へのメッセージを求められた入山さんは、AI翻訳があるから英語を話せなくてもいいという考えに対し、自分は逆だと思うと述べた。これからは日常的な会話をする能力、いわゆるソフトスキルが非常に重要になり、下手でもいいから他愛もない話ができる英語力が重要だという。
世界の人口が100億人に向かうなかで、日本は1億人の市場であり、世界の99%の人は海外にいる。海外に出ていく必要もあるし、海外から日本に来る人も大量に増えているので、コミュニケーションの場面は必ず出てくる、と入山さんは言う。世界標準の英語は非ネイティブの下手な英語で、相手もたいてい下手なのだから、恐れずに話せばいい。そのためには、シチュエーションごとに自分の引き出しを持っておくと楽になる。ハードルを低くして毎日少しずつ練習し、場面ごとの話すオプションを増やしていけばいいのではないか。入山さんはそう語って、インタビューを締めくくった。
AIがあればあるほど世界中のいろんな情報取れちゃうじゃないですか。ありとあらゆる言葉が日本語訳になって我々情報取れるんだけど、そういう情報ってね、価値がなくなるんですよ。これからのAIデジタル時代こそ一番ビジネスで勝負を分けるのは。
断言しますけど、世界で一番普及してる英語というのは、英語が下手くそな人がたどたどしく喋る英語が世界標準なんです。世界の国際的な分野で活躍してるトップ人材は英語が下手です。僕もたどたどしい英語ですけど、どこで喋るようになったかって言うと。
皆さんこんにちは。新R25の渡辺りん太郎です。今回のテーマは、日本のビジネスパーソンの僕含め多くの方が悩んでいる英語学習になります。
皆さん英語学習できていますでしょうか? 僕は今年の初めに、実は英語学習を習慣化するっていうことを宣言させていただいて、目標にしたんですが、最近ちょっと全く続けられなくなってしまいまして。というのも、やっぱり自分の中でなんで英語を学ぶ必要があるのかだったりとか、どこを目指せばいいのかっていうことが自分の中であんまり腑に落ちていなくて、それがちょっと続かない理由なのかなというふうに思っております。
ということで今回は、このなぜ学ぶのか、そしてどこを目指すのかっていうこの二つを、株式会社プログリットのスピーキング特化型英語学習アプリ、スピフルの提供で、AI時代に英語を学ぶ意味と、世界に通用する英語の身につけ方、この二つのテーマを中心にお話を聞いていきます。
ゲストをご紹介させていただきます。早稲田大学ビジネス教授の入山さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
入山さんのご経歴を紹介させていただくんですが、三菱総合研究所を29歳で退社して、ピッツバーグ大学経営大学院でPhDを取得され、その後米国のビジネススクールで助教授を務め、実際に教鞭も取られてた。
そうですね。
帰国後も東南アジアとの二拠点生活を送る。
そうですね。去年の、1年半ぐらい前までは妻がフィリピンに赴任してたんですよ、仕事で。子供も当然、子供はパパよりママがいいですからついていっちゃったんで、僕が東京で逆単身赴任をしてて、月のうちの半分ぐらいを僕が向こうに行って、マニラに住んで、また僕だけ日本に戻ってくるっていう生活を、2年ぐらいですかね、2、3年してまして。1年半前に家族が帰ってきたんで、今は家族4人で基本日本で、僕も妻もたまに出張で海外に行くってことはあるんですけど、そういう感じになってます。
そういう感じなんですね。そして代表的な著書として、今回もちょっと持ってこさせていただいたの、これ僕の私物なんですけど、『世界標準の経営理論』という本がありまして。文字通り世界標準を知る経営学者である入山さんに、今日は世界標準の英語とは何かということをお伺いできればと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで今回英語なんですが、そもそも論として、翻訳アプリとかAI、だいぶ今発達してきていると思うんですが、どんなふうに今後英語を学んでいけばいいっていうふうに思われていますか?
結構重要なポイントで、これからAIでもっともっと翻訳機能、当然上がっていくじゃないですか。僕はこれはめちゃくちゃいいことだと思ってて。例えばポケトークみたいなのもあるし、いわゆるZoomとかGoogle Meetみたいなのにもっと翻訳機能入っていくと思うんですよね。なので多分世界中の人と、そういう翻訳機能を介すればある程度コミュニケーションを取ることができると。
ただこれからの時代、これ僕よく言ってるんですけど、AIがあればあるほど世界中の情報取れちゃうじゃないですか。これ別に英語じゃなくても、なんでもモンゴル語でもドイツ語でもロシア語でもフランス語でも、ありとあらゆる言葉が日本語訳になって我々情報取れるんだけど、逆に言うとそういう情報ってね、価値がなくなるんですよ。なぜかと言うと誰でも取れるから。誰でも取れる情報って価値ないでしょ。世界中に普及しちゃってるからこそ、普及してる情報は誰でもアクセスできるから価値がないんです。
そうすると本当に価値がある情報ってどこかって言うと、どっか現場まで行って、いわゆるインナーコミュニティみたいなすごい狭い世界に入って、そこで仲良くなってご飯食べて、場合によっては酒飲んで、そこからようやく出てくる話あるじゃないですか。
例えば僕と渡辺さんが会って、「いや、渡辺さん、ちょっと世間には俺全然言えてないんだけど、実はさ、あの会社俺買収したいと思ってんだよね」とか。そういう情報って絶対AIにもネットにも出てこないんですよ。
確かにそうですね。
一番貴重な情報はAIに食わせないんで。だから実はこれからのAIデジタル時代こそ、一番ビジネスで勝負を分けるのは、人と人が対面で「ここだけなんだけど」っていう話でコミュニケーションする、インフォーマルコミュニケーションなんですよ。実際日本でも僕、経営者とか起業家と付き合いがあるんで、やっぱりめちゃくちゃあるんですよ、インフォーマルコミュニケーションのコミュニティが。
僕いくつか入ってて、僕は学者なんだけど入れてもらえるようになってて、やっぱりそこでみんなご飯食べながら、本当にここだけの話みたいなのをしてるんですよ。この会社買っちゃおうぜみたいな話とかをしてるわけですよ。それ絶対外出てこないんですよ。
これから世界、日本は特に国内マーケットがシュリンクしてるんで、どうしてもやっぱり世界を見なきゃいけない時に、もちろん世界中の情報が、ネット上のものはAIで取れるんだけど。それを知ったか顔で解説してる人とかいるんですけど、価値ないんですよ。誰だって知ってアクセスできるんだから。
そっか。
問題は現地行って、あるいは海外から日本に来てもらって、そこで仲良くなってから喋る話で。それは悪いけどZoomとか使えないし、ポケトークで話してる場合じゃないわけですよ。
そうですね。
それよりは本当に下手な英語でもいいから、信頼関係を作って喋るのが重要で。だから極端になっていくと思いますね。
なるほど。世の中にある情報をわーっと集められる能力みたいなのも、それはそれで大事。
それよりもっと、そこでしかできない会話みたいなので引き出す力みたいなのが重要になってくる。
めちゃくちゃ重要です。インナーサークルに入るぐらいの、そのために飛び込んで溶け込んで、たどたどしい英語でもいいから、向こうの人たち受け入れてくれるんだよ、たどたどしくても。そこで仲良くなっていくっていうことの方がよっぽど大事ですね。
ただやっぱり日本人の方って、英語話すの苦手なんだよねとか、飛び込んでいくみたいなところに抵抗を感じる方も多いのかなと思ってまして。僕自身も2回留学経験があるんですけど、ただやっぱりおっしゃったインナーの、内輪のネイティブ同士のコミュニケーションみたいなところに入っていくの怖いなというふうに思ってしまうんですけど。そういう勇気が出ないみたいなのを取っ払うために、どういうことをしたらいいかっていうふうに思いますか?
僕も実は似たタイプなんですよ。
そうなんですね。なんとなくどんどんそういうとこ飛び込んでいって、わかんないですけど、コミュニケーション取れる陽キャみたいな、そんな印象でした。
全然違ってて。めちゃめちゃ苦手です。僕も20何年前ですけど、アメリカに行って向こうの大学の博士課程に入ったんですよ。最初パーティーがあって、入学パーティーみたいな。
あるあるですよね。
世界中から来て、みんなペラペラ喋るじゃないですか。しかも博士課程入ってくるやつなんで頭良さそうなんですよ。
そうですよね。
こっちは必死になってやってきた日本人で、全然僕もすごい苦手意識あって喋れなくて。正直いわゆる、よく壁の花って言いますけど、壁側に行ってちんまり1人でワイン飲んで、2時間のパーティーだけど、もう1時間でいられなくなって出るみたいな。マジで僕もそんな感じだったんですよ。
じゃあ僕もたどたどしい英語ですけど、どこで喋るようになったかって言うと、一個は僕の場合も大学院で授業受けるじゃないですか、博士の。修士課程って結構まだ学生の数、何十人とかいるんだけど、博士課程って学生4人とかなんですよね。
そうか、そうなんですね。
4人プラス教授みたいな。
しんどいですね。
でももう絶対発言求められるわけです。喋れないと、こいつは無能だと思われてクビになるんで。だからまずそこで必死でキーキーキーキー喋ると。それで僕はピッツバーグ大学という大学で博士取ったんですけど、あそこは5年、5、6年いるプログラムなんですが、2年経って厳しい試験を乗り越えると、3年生からは学部生に授業教えないといけないんです。
なるほど。
それしびれますよね。
それしびれますね。
まだアメリカ行って大して喋れないのに、2年経ったらバキバキのアメリカ人に授業で教えるんですよ。それはね、やっぱきつくて。ただそうすると、やっぱ必死になるんですよね。だって授業教えなきゃいけないから。僕は実は当時は授業の前に、1時間半ぐらいの授業じゃないですか、80回ぐらいリハーサルやりました。
マジっすか?
マジで。とにかく授業の練習をひたすらして。それから3年間ずっとピッツバーグ大で授業してたんですけど、その間もずっと授業前はひたすら練習。でもこれめちゃくちゃ重要で、これ別に英語に限らないけど、やっぱ基本練習なんですよ。
これ僕の早稲田のゼミにも言うんですけど、スティーブ・ジョブズって、Appleの、生前プレゼンやるじゃないですか。新作発表会のたびにめっちゃかっこいいじゃないですか。
かっこよかったです。
こんな感じで喋るじゃないですか。あの人ね、何十回もリハーサルしてるんですよ。
彼でもそんなしてたんですね。
そう。だからジョブズですらむちゃくちゃリハーサルしてるんですよ。だから本番であれだけかっこよく見える。それをね、ジョブズですらやってるのに、我々一般人がやらなくてどうするんだって話なわけですよ。
練習なんですね。
はい。
ただやっぱりそういう環境にも入っていくのが怖いっていう人はいるのかなと思ってまして。というのも、話したいことがあるのに出てこないみたいなところが、コミュニケーション怖くなってしまう理由かなというふうに思ってまして。話したいのに出てこないみたいな感覚を乗り越えるためにはどうしたらいいと思いますか?
一個は当然ながら、ボキャブラリーを増やすっていうトレーニングが日々大事だと思うんですよね。ただ僕から見ると一番のポイントは、もうすっごいシンプルで、ビビらない。
ビビらない、そこです。
なんでかって言うと、今日まさに世界標準の英語っていう話じゃないですか。僕、アメリカに10年いて、世界中の国際学会とかも出て、今もインターナショナルな学生と一緒に授業やってるんで、日々英語を喋ってる人間ではあるんですけど。僕から見ると断言しますけど、世界で一番普及してる英語というのは、ネイティブの人がペラペラ喋る映画に出てくる英語じゃないんですよ。
これが一番重要です。世界で一番普及してる言葉は、ノンネイティブの、英語が母国語じゃない、英語が下手くそな人がたどたどしく喋る英語が世界標準なんですよ。
冷静に考えればそうですよね。
そうですよ。だってアメリカ人なんて80億人の3億しかいないんだから。イギリス人なんて4、5000万ぐらい、5、6000万じゃないですか。だからほとんどの人は英語ネイティブじゃないんですよ。
確かにそれは目から鱗かもしれないですね。
これね、日本人が真面目なんで、多くの人が勘違いしてて、なんか「ハイ」みたいな感じでやたらペラペラでないといけないみたいな強迫観念があって、そうでないと喋ってはいけないっていうのが日本人の完璧主義な通念であるんですけど、あれが根本的に間違ってる。
世界の国際的な分野で活躍してるトップ人材は英語が下手です。僕はトップ人材じゃないけど僕も下手です。例えば僕がよく申し上げるのが中村修二先生。前にノーベル賞取った、すごい有名な青色発光ダイオードでね。今カリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授ですよ。スーパー教授なんですけど、どっかで動画見ましたけど、ちょっと本当失礼ですけど、ご本人は英語むちゃくちゃですよ。
そうなんですね。
むちゃくちゃとは言わないけど、これでも通じちゃうんだみたいな。例えば僕も世界ナンバーワンの学会とか行くじゃないですか。そこはもちろん共通言語は英語なんだけど、トップはスペインとかだったりするわけ。もうね、超スペイン訛りで、何言ってるのこいつみたいな。グラングランしてくるんですけど、でも意味はなんとなく取れるかなみたいな。そんなもんなんですよ。
だからよく日本人はジャパニーズイングリッシュだとか言って、発音が下手だとかなんちゃらかんちゃら、あんなのね、英語コンプレックスのやつらが俺たちイケてるってマウント取りたいから言ってるだけで。あいつらほっときゃいいんですよ。
日本だって、ほら、パックンとかデーブ・スペクターとかすごいけど、でも完璧じゃないですよ、日本語としては。そこまで喋れたらスーパーすごいねってなってるけど、日本人と同じ感じで喋れるかって、喋れてないでしょ。
そうです、確かに。
だからそう考えると我々だって無理なんですよ。
必要以上に日本人が「喋れる」っていうふうに置いてる理想の状態が上がりすぎちゃってるってありますよね。
上がりすぎて。でも世界標準の英語はみんな下手くそです。中学とか高校レベルの文法で十分。それを単語をつなぎ合わせてコミュニケーションを必死になってお互い図ってるんですよ。それでいいんですよ。ただ問題は、だから日本人はそれでいいはずなんだけど、そこに飛び込まないので。できるようになってから行こうってなってると、そのまま死んじゃうんで。寿命来ますから。そうじゃなくて、やっぱりそこで人と交流するにはたどたどしい英語でいいから、まずは。
でもそれでいいってことですよね。なるほど。とはいえ、やっぱりベースのところが上がってきてないみたいなところもあると思うので、勉強してるのに喋れないっていう人が多い中で、一番の英語学習法の問題点はどこにあると思いますか?
もうこれ言うまでもないですけど、喋るってことをやらないことじゃないですかね。
やっぱそこですか。
もう喋りに尽きますよ。喋る場数ですよ。
発話量が少ない。
発話量が全てです。日本の英語教育の最大の課題は、僕から見ると四つの読む、書く、聞く、喋るのうちで、喋る機会だけ圧倒的に少ないんですよ。これよく言う話ですけど、喋ってると聞く能力も上がるんですよね。喋って少しずつでもいいから言葉をものにすると、そのボキャブラリーが増えるんで、こういう時こういうふうに言うんだっていうのが入ると、それ自分はたどたどしい発音でもいいけど、それが今度聞こえてきた時に、こういう意味かとわかるんで。今英語で聞くコンテンツいくらでもあるじゃないですか。音楽とかガンガン聞けるじゃないですか。でも洋楽聞いても理解できないでしょ。喋ってないからです。
確かにそうか。日本だと結構、英検だったりとかTOEICみたいなスコアみたいなところに気を向けてる人が多いと思うんですけど、それもあんまり喋るっていうところにはフォーカスされてないから、使えるようにならないってことですか。
そうですね。もちろん別に英検とかTOEICが悪いとは絶対言わないし。僕はちなみに留学する時TOEFLだったんですよね。本当自慢じゃないですけど、TOEFLの英語はほぼ満点だったんですよ、留学する時。
本当ですか?
ほぼ満点。向こうの博士課程入れないので。ほぼ満点だったんですけど、ただ全く喋れなかった。
そうなんですね。
だから留学したらさっきの話で、パーティーになっても会場の隅でちんまり飲んで泣きながら帰るみたいな。TOEFL満点で。それですから。それはだから受験と一緒なんですよ。必死になって対策すれば、そこは取れるんですよ。でもそれとやっぱり喋る能力はちょっと違う。
そっか。場数が全然違うってことですね。ちなみに入山さん、実際TOEFL満点で行かれて。
満点近くですね。
そのくらいのスコアで行かれて、でも喋れなかったところから、ビジネススクールで実際に教鞭を取られるっていうところまで上げていったっていうのがあると思うんですけど、とにかく発話の場所を増やし続けるっていうことをやられたっていう感じですか。
一番そうですね。でもとにかくまず練習。そのまま授業があったんで、授業やると喋り続けますから。そこで、でも最初ボロクソですよ、学生からの評価。僕の場合、中身は面白いって。中身すっごい頑張るから。ただ何言ってるかわからん。散々言われましたね。
1人の時間ではどういう練習されたんですか?
僕の場合は当時は、特にピッツバーグ大ってところに1人暮らしだったり、結婚して妻もいた時もあるけど、別に妻に話しかけるわけにもいかないんで、基本はもう1人で喋る。当時何もないですから。
壁に向かって喋るみたいな。
そうだった。歩きながら、散歩しながら、キャンパスとか歩きながら「ハイ」とか言って、1人で「ジェニファー、どう思う?」とか英語でやってました。
イマジナリーフレンドに。
イマジナリーフレンド。イマジナリーフレンドに。
そうなんですね。
やってた、やってた。
じゃあそういうプレゼンの練習をするだったりとか、1人で会話の練習をするみたいなことで、結構ぐっと伸びていったっていう実感があったって感じですね。
ありましたね。ありました。当時必死ですからね。必死の時って別に成長実感ないんだけど。
そうか、そうか。
必死でやってたら、一応通じるなみたいになっていった感じですかね。だけど今ありがたいことに、最近は日本に帰ってきてからも英語で識者と対談してくれみたいなのが結構来るんですよね。だから大事なのはやっぱりそういう場数を踏んで、話す場数を踏んでいくっていうことに尽きるんじゃないですかね。
やっぱりとにかく喋る機会を増やすっていうことに尽きる。
そう。喋る機会を増やす。それからナチュラルな完璧な英語を喋ろうとはゆめゆめ思わない。世界で一番の英語はノンネイティブの下手くそな英語。これが世界標準なんで、まずはこれを喋れるようになる。そのためにはやっぱり喋る機会が喋る能力に一番影響するんで、その場数が一番大事だってことですよ。
そうですね。世界に通用する英語っていうのの身につけ方がわかってきたかなと思って、とにかく喋ることを増やすしかないということで。ここからはビジネスパーソンが世界標準の英語を磨くために使える、効果的にスピーキングの場面を増やせて、それを練習できるスピフルというアプリ、そちらをご紹介させていただきます。実際入山さんにもちょっとそのアプリを使っていただければと思っておりますので、そちらもお願いします。
ということで、ここからはプログリットの佐川さんにもお越しいただいて、スピフルについてご紹介いただければというふうに思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ということで、先ほどまでずっとスピーキングの重要性っていうところをお話しいただきましたが、スピフルはスピーキングを重点的にトレーニングできるアプリということで、ちょっと詳しく伺ってもいいでしょうか?
スピフルは一言で言うと、英語を話せるようになるための筋トレです。少しでもビビらずに、英語を自信を持って話せる、発話できるようになる。ここを鍛えるためのアプリになっています。私たちは二つのトレーニングをスピフルで持っていまして、AI英会話などではなく、あくまでもトレーニングです。まず一つ目が口頭英作文、二つ目が独り言英会話。この二つのトレーニングで英語の瞬発力、それから表現の幅のような部分ですかね。その二つを鍛えていくトレーニングになります。
ではまず一つ目の口頭英作文というアプリから、ぜひご体験いただきたいなと思います。簡単に口頭英作文がどういうトレーニングかってご説明だけさせていただくと、画面に出てきた日本語を瞬間的に英作文して発していただくというトレーニングです。どうやって日本語を英語にすればいいんだっていう考える時間を極限まで減らして、自動化してパッと英語が出てくる状態というのを作るトレーニングになります。
僕やるんです?
はい、やっていただきます。答えていただきたいと思います。
CEOが予算を承認しました。
CEO approved budget.
おお、素晴らしい。
なるほど。一応正解でした。ただ、aがね、本当の正解はaがついてるけど、その辺の細かいところは別に無視してくれるわけですね。それどうせ意味通じるからいいよっていう。
そうです。
これいいじゃないですか。
本当ですか?
これ自信つきますね。通じりゃいいんですよ。細かい単語どうでもいいんで、文法とかね。我々文法ドグマがあるじゃないですか。
本当にそうなんですよね。あります。
関係代名詞とか、過去完了形とか、日本語じゃん、関係代名詞っていう。
そうなんですよ。
あれに囚われるけど、あれ関係ないんで。
ぜひよかったら、違うシーンのものというのも収録をしていて、ビジネスだけではなくて、例えば海外旅行に行かれた時、空港での入国手続きの会話とかもあるので、ぜひ見ていただければと思います。
多分そう、入国とか緊張するもんね。慣れてないとね。
ですよね。じゃあ今度、入国手続きをやってみます。
お願いします。
休暇で来ました。
I come for vacation. 意味は通ってる。
そうですね。これで「詳しく質問」という右下のボタンを押していただくと、ご自身がなんで間違ってしまったのかだとか、どうニュアンスが違ったのかっていうところを解説してくれるようになっていますので。
あなたの発した英文「I come for vacation」と回答例「I am here on vacation」の意味とニュアンス。「I come for vacation」は今後の予定を暗に示すニュアンス。確かにそうですね。一方「I am here on vacation」は今の状態を伝えていますと。おっしゃる通りです。20年ぐらい英語使っててもこんなもん。
こうしっかり間違えられるんですけど、とはいえ間違った英語のまま覚えないようにしっかりと添削は入るっていうところで、自分で繰り返し繰り返し練習していくっていうことができるようになっています。
そうなんですよね。さっきの今の解説とかも僕普通に知らなくて、勉強になっちゃうんです。インプットのトレーニングとして勉強になるんで、実際に発話の練習をしながら英語の知識を学んでいけるっていうのもありそうですね。例えば1回間違えて勉強になったなっていうのを、もう1回繰り返しそこだけ練習することができるんですか?
できます。復習機能がしっかり入っているので、全て回す必要はなく、自分が間違えてしまったポイントだけを効率的に、例えば隙間時間の3分、5分などで繰り返し回していただくっていうのできます。
なるほど。でもこのシーン別いいっすね。シーン別だと、例えば本当に入国する時とか緊張するじゃないですか、英語できないと。その時に出国直前のところでひたすら10分練習するだけで全然違いますよね。これめちゃくちゃいいっすね。入国手続き、空港交通、チェックイン、ホテルサービス。
そうね。僕の友達もよく新婚旅行で、部屋にトラブルがあって、フロントに文句言いたいんだけど苦手じゃないですか。だけど男性の場合ですけど、奥さんと結婚したばっかりだからかっこつけたくて。だけど喋れなくて、地獄で。ルームサービス頼んだらカップラーメンが来たやつ。
ひどいな。あるじゃないですか。
すごい残念だ。
あります、あります。
そういう前に練習してね。レストランとかね。
そうですね。こう横断しかったね。できるとかっこいいですよね。
確かに。どうですか、実際やられてみていかがでした?
すごい良かったです。本当に繰り返しですけど、文法のガチガチのやつじゃなくて、こんなんでいいんだよっていうところがめちゃくちゃいい。
確かにそうですね。実践的。というのが口頭英作文でした。続いて独り言英会話の方も行ってみましょうか。
まず独り言英会話は、約1分間スマートフォンに向かって、あるテーマに沿ってもごもごと英語を話していただくというトレーニングです。なので先ほどの口頭英作文よりはもう少し実践的なトレーニングになります。
なるほど。
これも様々なテーマに沿ってお話しいただくと。
逆に自分で話を創作する必要があるわけですね。
はい。今「構成メモ」というところが出ているんですが、これはもしお話しする前に自分の思考をちょっとまとめて、例えば日本語で箇条書きにしたりとか、キーとなる単語を英単語で羅列していただいたりとかっていうのを事前にしていただくためのメモになります。もしご不要であれば、そのままボタンを押していただいて、お話はスタートします。
じゃあ行きますね。
I personally think the most important skill for human business people now on is to make decision and uncertainty, because in uncertain world, all things which have the answer, the AI can answer for things. So what human beings should do is to make a decision where we don't...
こんな感じ。
ありがとうございます。今お話しいただいたものがここに文字起こしをされていまして、提出していきます。これ数分で、今入山さんに送っていただいたスピーチに対しての添削が返ってきます。
ちょっと添削を待っている間に、どういった観点で添削がなされるのかっていうところを簡単にお伝えできればと思うんですけれども。一つ目がまずは文法の修正です。単純にちょっと文法が間違ってしまっているところを修正してくれるということ。
二つ目が表現の幅です。よりこの言い方をした方が、その場面では相手により届きやすいっていうところを伝えてくれます。ご自身でやっぱり同じ表現ばっかり使ってしまっていたりというところもあると思うので、そこのちゃんと指摘が入るというところ。
それから三つ目が全体の構成です。これは主にやはりビジネスの場で多いことかなと思うんですが、同じことを言っても、日本語の語順で話しちゃっていて冗長になってる場合、もっと結論が先に来て、そこから理由を展開した方が相手に伝わりやすいですよとか、そういった全体の構成面。この三つのポイントから添削が返ってくるというところです。
ということを話してる間に添削返ってくるんですかね。
はい、というところで添削が返ってきています。今お話しいただいたところですね。タップしていただきます。お願いします。まず今回のWPMというところで、入山さんがどれぐらいの速度でお話しされていたかというところが可視化されています。1分間に107単語お話をされていたというところで、世界基準のCEFRでいくとB1レベル相当というところで、しっかりとまずご自身のレベル感というところを可視化しています。
なるほど。いいよ、オッケー。
そして、今これが具体的に返ってきたものでして、赤く表示されているところが添削が返ってきたポイントになります。
例えば今ここ、僕今自分が喋った文章をそのまま見てるんですけど、やっぱ文法間違ってるんですよ。文法っていうか「human、human」とかこう入れてるし。だけどそういうのはオッケーにしてくれてるんですよ、これ。マジで。これやっぱ素晴らしいですよね。細かいことはどうでもいいので、意味が通じれば良くて。僕の場合三つ改善箇所だったんだけど、この三つも文法云々ってよりも、この方がもっと意味が通じやすいですよっていう、多分やつなので、すごい実践的。繰り返しですけど良かった。いわゆる中学の時に習った悪夢はやってこないよ。実践的な、文法に縛られない。
そうですね。これも500以上テーマが入っているので。また今ちょっとビジネスのものでやっていきましたが、例えば都会と田舎どちらに住みたいかの話とか、ちょっとスモールトークで出てきた時に。
でもこれいいんじゃないですかね。
会話のネタとして持っておくと。
あと結構、自分の武器としてオプションいっぱい持っておくと。結構人間ってその場その場で意外と同じこと喋ることって多いんですよ。だから実はこういうオプションっていくつか持ってると、それを引き出しで使えばいいだけだから、特に最初の頃ってそうじゃないですか。だからいいですよね、そういう武器をちゃんと。だってこれずっとやってれば数十個とか簡単に作れるんで。
というのがこの独り言英会話でした。この二つの機能がスピフルにはあるということなんですけど、逆に言うとこの二つしかないっていうところが特徴かなというふうに思ってまして、この二つに絞られてる理由っていうのはどこにあるんですか?
私たちプログリットが元々英語コーチング事業を祖業として始めた会社でして、その中で累計今2万5000名以上のお客様に英語コーチングを行っています。その中で圧倒的にスピーキングの伸びに寄与したトレーニングがこの二つだったんですね。皆様にも、多くの方に使っていただけるように、その部分を切り取ってアプリにしたという背景があります。
ちなみにこれ、アプリ全体で毎日30分ぐらいやるといいっていうふうに伺ったんですけど、やっぱそのくらいやった方がいいって感じなんですね。
そうですね。理想は30分で、20分口頭英作文、10分独り言英会話ぐらいの割合が理想ではあるかなと思います。
結構大変なんですよ、30分やるの。
結構ありますからね、30分。
結構ありますよね。続けるコツみたいなのってあったりしますか?
でもやっぱモチベーションなんですよ。一番いいのは、なぜ英語を自分が学びたいのかっていうところで必死になるようなモチベーションがあればいい。加えて言うと実践的には習慣化じゃないですか。習慣ってね、習慣に重ねるのが一番いいんです。
なるほど。
例えばこれをやる時はスピフルもやるんだっていう。例えば家に犬飼ってる方がいたら、犬の散歩って30分とか毎日必要じゃないですか。だけどあれってほっとくと不毛な時間なんですよ。だけどあそこで30分、もちろん交通とか気をつけながらですけど、事故がない安全な場所ではスピフルを使って。めちゃくちゃ大事です。ウォーキングマシン使う時は、そこでYouTuberのあれ見ないでスピフル30分やるとか。習慣はね、習慣に重ねるのが一番いいんです。
そうか。僕も渋谷が職場なんですけど、表参道駅で降りるんですよ、いつも。一個前で降りるんですけど、歩いてるんですけど。
なるほど、いいですね。
そこかもしれないですね。それが習慣になってるんで。
表参道で英語喋ったらかっこいいっすよ。
確かにそうかもしれないですね。
青学の前とかで。青学女子に素敵って思われたいけど。
ちょっと大学生に、こう話してるよ俺みたいな。よこしま過ぎる。
いいかもしれないね。
確かに。
男性の場合ぶっちゃけ、なんか知らないけど英語話せるとモテそうじゃないですか。
そうですね。
こっそりスピフルで練習して、女子がいる合コンにたまたま海外の人とかがちょろっといて、軽く会話できるみたいな。
確かにそれが一番かもしれないですね。入山さん、スピフル使ってみて、いいなっていうポイントがあったらぜひお聞きしたいんですけど。
いいなっていうポイントは、まずびっくりするぐらい早い。反応ね。で、正確。回答と指摘ポイントが、わかりやすい。とにかく英語は伝わればいいんですよっていう前提でやってくれてるっていうところがめちゃくちゃ良くて。だけど裏に出てくる回答はすっげえ早くて的確。あとインターフェースがいいからめちゃくちゃ見やすい。
伝わるっていうことを最重要視してるみたいなのは、スピフルの思想としてあるんですか?
そうですね、あります。やはりオンライン英会話とかもあると思うんですけど、間違えるのが怖いとか、どうしても英語学習のハードルが上がってしまいがちな中で、これでもいいんだよ、合ってるよっていうところってかなり大事だと思っているので、継続という意味でもそこは大事だと思っているので。
実際スピフル使っていったら、ビジネスで、国際舞台じゃないですけど、戦えるような英語力がつくと思いますか?
僕これがすごいいいと思うのは、もちろんすっげえ国際舞台でガンガンやる時はもう一段いっぱい練習した方がいいと思うけど、これのいいのは、僕はシチュエーション別、本当にいいなと思って。繰り返しですけど、そんなに喋る言葉って、シチュエーションに絞られるとそんなに多くないんですよ、選択肢って。それを事前にわかってたら、それを練習すればいいわけだから、このシチュエーションは僕は本当にいいと思いますね。それでこのシチュエーションでっていうのをやってて、また別のシチュエーションでってやってると、それが血肉になって、やがていろんな突然来た場面でも対応できるようになるんで。
相当例文数があるじゃないですか、口頭英作文とかって。ああいうのって、血肉になるっていう観点では同じものを集中的にやるのがいいのか、それともまんべんなくやるのか、どっちがいいんですか?
1日あたりどれぐらい時間取っていけるかっていうところにもよるんですが、例えば仮に30分だとすると、3、4レッスンぐらいを30分の間で回すという方がおすすめです。結構ざーっと広く浅く触っていくというよりは、いくつ、何レッスンやるかっていうところを決めて回していった方が、定着度としては高くなりやすいです。
そうか。やっぱり繰り返しやるっていうことで、ある程度定着するっていう感じで大事なんですね。
大事。成長、上達の基本は反復練習なんで、なんでもそうじゃないですか、スポーツだって。
そうですね。入山さんも80回練習されたって言ってました。
やってた、やってました。
そっか、そこなんですね。ちなみにアプリ相手っていうところになると思うんですけど、結構それが恥ずかしさみたいなものも克服されるかなというふうに思うんですけど、その点もどうですか?
あります。恥ずかしさと、あと結構人間相手だと人によって当たり外れがすごいあるんですよ。やっぱり褒めてくれたり、嫌なこと言わないとか、そういうのが一番僕の性格には合ってるし、多分僕が平均だと思うんで。そう考えるとさっきのやつも基本褒めてくれる。改善点はあるけど、あくまで改善しましょうみたいな感じだから、怖くないですよね、やってて。もちろん恥ずかしくない。
そういうのはやっぱいいってことですよね。まず最初試して。最後、入山さんから、世界へ挑戦することを躊躇しているというか、英語を話すのはちょっとまだ怖いよっていうふうに思ってる若者、我々の視聴者にもたくさんいるかと思うんですけど、そんな方に今日の話も、メッセージをいただければと思います。
そうですね。AIがあるから翻訳機能が増えたんで、我々英語を喋れなくていいんじゃないかっていう考えがあるんですけど、僕は逆だと思ってて。これからは日常の情報を会話する能力がめちゃくちゃ重要なんですよ。よくソフトスキル、これもスキルですから、そう考えるとますます僕は下手くそでもいいから、他愛もない話をできる英語能力は重要だと思ってます。
特に日本は、これから世界がもっと100億人に増えていく中で1億人しかいないマーケットで、世界中の99%は海外にいるわけで。でも逆に言うとそこに行く必要もあるし、そういう方々が今大量に日本に来てくれるようになってるので、やっぱり絶対コミュニケーションの場面は出てくるんですよね。なので世界で標準の英語という
のはノンネイティブの下手くそな英語なので、相手も大体下手ですから。はい。はい。なので、そこで恐れずに気軽に話すためには、その場その場でやっぱりシチュエーションごとに自分の引き出しがあると楽なんで。だからそういう意味では、スピフルのサービスはすごくいいと思いますし、それでハードル低く気軽に毎日少しずつ練習して、そのシチュエーションごとの喋るオプションを増やしていただけるといいんじゃないかなと思います。
是非皆さん使っていただければというふうに思います。スピフルの詳細は、この動画の概要欄に貼ってありますので、是非そちらもチェックしてください。そして、スピフル、なんと7日間無料で体験できるということですので、是非概要欄からそちらもご覧ください。キャンペーンの詳細も概要欄に記載してございます。
はい。ということで今回、入山さんの英語についてお話しさせていただきました。お三方ありがとうございました。ありがとうございました。
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